JP7520747B2 - インバータ制御装置およびインバータ制御装置の製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態のインバータ制御装置を含む駆動システムの一構成例を概略的に示す図である。
図1に示す駆動システムは、同期機Mと、インバータ主回路INVと、インバータ制御装置100と、を備えている。
ここでは、同期機Mの一例としてSynRMの構成を示している。
同期機Mは回転子20と固定子10とを備え、各励磁相に流れる三相交流電流によって磁界が発生し、回転子との磁気的相互作用によりトルクを発生する。なお、ここでは、同期機Mの一部のみを示しており、同期機Mの固定子10および回転子20は、例えば図2に示す構成を複数組み合わせたものとなる。
d軸は、αβ固定座標系のα軸(U相)から回転位相角θだけ回転したベクトル軸であり、q軸は、電気角でd軸と直交するベクトル軸である。これに対し、dcqc推定回転座標系は回転子20の推定位置におけるd軸とq軸とに対応する。すなわち、dc軸は、α軸から回転位相角推定値θestだけ回転したベクトル軸であり、qc軸は、電気角でdc軸と直交するベクトル軸である。換言すると、d軸から推定誤差Δθだけ回転したベクトル軸がdc軸であり、q軸から推定誤差Δθだけ回転したベクトル軸がqc軸である。
しかしながら、同期機Mが磁気飽和すると、前述の高調波に対するインダクタンスのdq軸間の相互干渉によりインダクタンス楕円が傾き、回転子の真のd軸がインダクタンス最小の軸とならない。
図5は、同期機の負荷状態でdc軸に高周波電圧を重畳した際に、真のdq軸に発生する高周波電流のイメージである。
例えばdc軸に高周波電圧を重畳する低速センサレス制御時に、回転角度推定値に軸間干渉による誤差が生じると、実際のトルクがトルク指令値と異なる値となる。図6に示す例では、低速センサレス制御時に実際のトルクが指令値よりも大きくなっており、この状態で、dc軸に高周波電圧を重畳しない高速センサレス制御に制御方法を切り替えると、軸間干渉による推定値の誤差分だけトルクが小さくなり、トルクショックを発生している。トルクショックは、騒音や機器故障の原因となるため改善することが望ましい。そこで、本実施形態では、軸間干渉による誤差を補償して同期機Mの回転角度の推定値を演算するインバータ制御装置およびその製造方法を提案する。
電流指令生成部101は、トルク/電流換算部11と、電流リミット部12と、電流位相指令生成部13と、dq軸電流指令生成部14と、を備えている。
Idq<リミット値のとき、Idq *=Idq
Idq≧リミット値のとき、Idq *=リミット値
dq軸電流指令生成部14は、電流振幅指令Idq *と電流位相指令β*とを用いて、下記(2)式のように、d軸電流指令Idrefおよびq軸電流指令Iqrefを演算して出力する。
Ld: 基本波電流に対するd軸インダクタンス
Lq: 基本波電流に対するq軸インダクタンス
β*: 電流位相指令
第1フラグ生成部108は、モード指令の値と、回転角度推定値ωestと、トルク電流値Iqrefとに基づいて、第1フラグflg1と第2フラグflg2との値を生成する。第1フラグ生成部108は、回転角度推定値ωestに基づいて、同期機Mの高速センサレス制御中であるか、低速センサレス制御中であるかを判断する。
第1フラグ生成部108は、モード指令の値がテーブル作成モードの値であり、かつ、同期機Mの高速センサレス制御中であるとき、トルク電流値Iqrefが所定値となったタイミングで第2フラグflg2=1とし、一定期間後に第2フラグflg2=0とする。
例えば、モード指令がテーブル作成モードの値である期間であって、電動機Mの高速センサレス制御中(第1フラグflg1=0)であるとき、トルク電流値Iqrefが段階的に大きくなるように、インバータ制御装置100にトルク指令T*が入力される。このとき、第1フラグ生成部108は、トルク電流値Iqrefの値が所定値になったとき(若しくは所定値以上増加したとき)に、第2フラグflg2=1とし、一定期間後に第2フラグflg2=0とする動作を繰り返す。なお、トルク電流値Iqrefが所定値だけ増加する間隔(期間)は、第2フラグflg2が1となってから0に戻るまでの期間よりも十分長くなるように設定されている。
回転角度/速度演算部106は、低速回転用角度誤差演算部と、高速回転用角度誤差演算部と、切替部64と、PLL演算部65と、積分部66と、を備えている。低速回転用角度誤差演算部は、振幅検出部61と、第1角度誤差演算部62とを備えている。高速回転用角度誤差演算部は、第2角度誤差演算部63を備えている。
バンドパスフィルタ611は、3Φ/dq変換部105からdc軸の応答電流値(出力電流)Idcとqc軸の応答電流値(出力電流)Iqcとを受信し、高周波電圧指令Vdhの周波数(重畳高周波電圧周波数)fhと等しい周波数の高周波電流値I´を抽出して出力する。
積分部66は、回転速度推定値ωestを積分して回転位相角推定値θestを算出して出力する。
軸間干渉補償部107は、軸間干渉演算部71と、軸間干渉演算値保存/出力部72と、を備えている。
軸間干渉演算部71は、第1フラグflg1の値と、第2フラグflg2の値とにより動作が制御される。軸間干渉演算部71は、第1フラグflg1=0かつ第2フラグflg2=1の期間にデータ(同期機の駆動状態を示す情報)を取得して演算動作を行い、その他の期間(第1フラグflg1=1かつ第2フラグflg2=0のとき、および、第1フラグflg1=0かつ第2フラグflg2=0のときを含む)にはデータの取得および演算を停止する。以下、軸間干渉演算部71の演算動作の一例について説明する。
3相/dq変換部711は、例えばU相電流iuとW相電流iwとを取得し、これらの値の3相dq変換を行い、qc軸高調波電流Iq2を演算して出力する。なお、3相/dq変換部711は角度Δθerrorを取得し、この角度Δθerrorを用いてベクトル変換を行う構成であって、先に説明した3Φ/dq変換部105において回転位相角推定値θestを用いて算出される電流検出値Iqcとqc軸高調波電流Iq2とは異なる値である。
減算器713は、ゼロから高調波電流振幅Iqhの値を減算した差(-Iqh)を出力する。
PI制御部714は、減算器713の出力値(-Iqh)を入力として、差(-Iqh)がゼロとなる値を演算して出力する。
軸間干渉インダクタンス演算部716は、は角度Δθerrorとモータパラメータとから軸間干渉インダクタンスLdqhを演算する。なお、モータパラメータは事前に設定された値であってもよく、同期機Mの駆動中に自動調整された値であってもよい。
例えば、SynRMの電圧方程式は下記(3)式で表現される。
Ld,Lq: 基本波電流に対するdq軸インダクタンス
Ldh,Lqh: 高調波電流に対するdq軸インダクタンス
p: 微分演算子(d/dt)
ωe: 電気角角速度
軸間干渉演算部71は、例えば、角度誤差Δθerrorと軸間干渉インダクタンスLdqhとを軸間干渉演算値保存/出力部72へ出力する。
図12には、高周波電圧指令値Vdchと、高調波電流振幅Iqhと、角度誤差Δθerrorの演算値と、軸間干渉インダクタンスLdqhの演算値とのシミュレーション結果の一例を示している。
軸間干渉演算値保存/出力部72から出力された軸誤差Δθerror_refは、回転角度/速度演算部106で演算された回転位相角推定値θestに加算され、補償後の回転位相角推定値θestがdq/3Φ変換部103および3Φ/dq変換部105に入力される。
図13は、第1実施形態のインバータ制御装置の製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。
第1フラグ生成部108は、例えば、トルク電流Iqrefの値が電流最大値Imax・(i/テーブル数N)となるタイミングで第2フラグflg2を0から1とする。
この例では、トルク電流Iqrefが最大電流値Imaxのときを代表値とし、軸間干渉補償部107が角度誤差Δθerrorを演算し、トルク電流Iqref又はトルクの値と関連付けて角度誤差Δθerrorの値をテーブルTBに格納する例である。
テーブル作成の条件は、予め軸間干渉補償部107に設定された値であってもよく、上位制御装置の操作によりインバータ制御装置の軸間干渉補償部107に設定される値であってもよい。
ここでは、モード指令がテーブル利用モードの値であるときの、軸間干渉補償部107の動作の一例について説明する。なお、テーブルTBは、電流最大値Imax、テーブル数Nを条件として作成されているものとする。
モード指令がテーブル利用モードの値であるとき、軸間干渉演算値保存/出力部72は、第1フラグflg1が1であるか判断する(ステップSC1)。
軸間干渉演算値保存/出力部72は、上記のように演算した軸誤差Δθerror_refの値出力する(ステップSC5)。
すなわち、本実施形態によれば、精度よく同期機の回転角度の推定値を演算するインバータ制御装置およびその製造方法を提供することができる。
なお、以下の説明において、上述の第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図16は、第2実施形態のインバータ制御装置を含む駆動システムの一構成例を概略的に示す図である。
第2フラグ生成部1011は、同期機Mの低速センサレス制御中に第1フラグflg1=1とし、高速センサレス制御中に第1フラグflg1=0とする。
この例では、第2フラグ生成部1011が生成する第1フラグflg1の波形が図17の例と異なっている。
この例では、第2フラグflg2の立ち上がりタイミングを可変としている点において図17の例と異なっている。すなわち、同期機Mの軸間干渉は高負荷の領域(トルクが大きい領域)で大きくなるため、第2フラグ生成部1011は、高負荷の領域においてサンプリングを細かく行うように第2フラグflg2を生成している。このように第2フラグflg2を生成することにより、同期機Mの磁気飽和の影響が大きい領域(高負荷の領域)のデータを多く含むテーブルTBを作成することができ、センサレス制御の精度を向上できる。
図20は、第2実施形態のインバータ制御装置の製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。
最初に、第2フラグ生成部1011および軸間干渉補償部107においてテーブル作成TBに用いられる条件が設定される。本実施形態では、例えば、テーブル数N、テーブルナンバーi(初期値=0)、電流最大値Imaxがテーブル作成の条件とする(ステップSD1)。
第2フラグ生成部1011は、例えば、トルク電流Iqrefの値が電流最大値Imax・(i/テーブル数N)となるタイミングで第2フラグflg2を0から1とする。
上記のように、本実施形態によれば、精度よく同期機の回転角度の推定値を演算するインバータ制御装置およびその製造方法を提供することができる。
なお、以下の説明において、上述の第1実施形態および第2実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のインバータ制御装置100は、指令生成部1012と第3フラグ生成部1013とトルク演算器1014とを備える点、および、高周波電圧重畳部109と軸間干渉補償部107との動作において上述の第1実施形態と異なっている。
本実施形態のインバータ制御装置100では、モード指令値は高周波電圧重畳部109に入力されない。高周波電圧重畳部109は、第1フラグflg1が0のときに高周波電圧指令値Vdchを出力し、第1フラグflg1が1のときには高周波電圧指令値Vdchを出力しない。
指令生成部1012は、PI制御部121と、トルク/電流換算部122と、電流リミット部123と、dq軸電流指令生成部124と、電流位相指令生成部125と、係数乗算部126と、減算器127と、減算器128と、を備えている。
PI制御部121は、角速度指令値ωrefから角速度推定値ωestを引いた差がゼロとなるようにトルク指令T*を演算する。
トルク/電流換算部122は、トルク指令T*の値を電流振幅に換算して出力する。
電流リミット部123は、トルク/電流換算部122から出力された電流振幅値が所定値を超えないように電流リミットを行い、電流振幅指令値Idq *を演算する。
減算器128は、電流振幅指令値Idq *から電流振幅の値を引いた差を演算し、演算結果を係数乗算部126へ供給する。
第3フラグ生成部1013は、第1フラグflg1、第2フラグflg2および第3フラグflg3を生成する。
また、第3フラグ生成部1013は、例えばモード指令がテーブル作成モードの値であるときに、第2フラグflg2を0とし、モード指令がテーブル利用モードの値であるときに、第2フラグflg2を1とする。
なお、トルク電流Iqrefや電流振幅などの値は、制御方法が切り替わる前後で一定であることが望ましい。本実施形態のインバータ制御装置100では、制御方法が切り替わる前後で、電流振幅がリミットされて一定であるものとしている。
トルク演算器1014は、角速度推定値ωestとモータパラメータ(Pp:モータ極対数、J:イナーシャ、D:摩擦係数)とを用いて、例えば下記式(11)によりトルクTrq_calcを演算する。本実施形態では、トルク演算器1014におけるトルクの計算方法として、機械系パラメータからトルクを計算するトルクオブザーバ方法を採用している。
乗算器141は、角速度推定値ωestに、モータ極対数Ppの逆数を乗じた積(機械角角速度ωm)を演算して、演算結果を微分器142と乗算器144とに供給する。
乗算器143は、微分器142の出力値dωm/dtにイナーシャJを乗じた積(J(dωm/dt))を演算して、演算結果を加算器145へ供給する。
乗算器144は、機械角角速度ωmと摩擦係数Dとを乗じた積(Dωm)を演算して、加算器145へ供給する。
なお、トルク演算器1014は、下記の有効電力の演算式を利用してトルクTrq_calcを計算してもよい。
有効電力P=(Vd*Id+Vq*Iq-損失)/機械角角速度ωm
=ωm×Trq
軸間干渉補償部107は、軸間干渉演算部73と、軸間干渉演算値保存/出力部72と、を備えている。
軸間干渉演算部73は、低速時データ取得部731と、高速時データ取得部732と、誤差演算部733と、を備えている。軸間干渉演算部73の各構成は、第2フラグflg2が0の時(テーブル作成モード時)にデータの取得と演算とを行う。
高速時データ取得部732は、第1フラグflg1が0であり、第3フラグflg3が1であるときに、トルクTrq_calcの値をサンプリングして出力する。
誤差演算部733は、低速時データ取得部731でサンプリングされたトルクTrq_calcの値と、高速時データ取得部732でサンプリングされたトルクTrq_calcの値とを用いて、角度誤差Δθerrorと軸間干渉インダクタンスLdqhとを演算して、軸間干渉演算値保存/出力部72へ出力する。
cos2Δθ=1, sin2Δθ=2Δθ (14)
このことから、軸間干渉によって発生する誤差トルクTerrorは、下記式(15)となる。
Terror=T* HF-T* FF (16)
ここで、T* HF : 低速センサレス駆動時トルク
T* FF : 高速センサレス駆動時のトルク
本実施形態のインバータ制御装置100は、上記の構成以外は上述の第1実施形態のインバータ制御装置100と同様である。
上記のように、本実施形態によれば、精度よく同期機の回転角度の推定値を演算するインバータ制御装置およびその製造方法を提供することができる。
本実施形態では、インバータ制御装置100において、軸間干渉補償部107の軸間干渉演算値保存/出力部72が取得したデータの利用方法について説明する。
上述の第2実施形態ではデータのサンプリング間隔を可変にしてテーブルTBを作成する方法の一例について説明した。本実施形態では、ユーザが操作パネル等を操作することにより、サンプリング間のデータD2をテーブルTBに追加可能としている。ユーザはサンプリング間にデータD2を追加することにより、駆動システムの応答を希望する特性に合わせて設定することができる。
例えば図28や後述する図29に示すように、サンプリングされたデータD1と追加したデータD2とを用いて線形近似など一次式による近似や二次式による近似を行う場合、ユーザは追加するデータにより近似式の切片や傾きが希望する値となるように調整できる。このことにより、駆動システムの動作をユーザの望むように調整可能となる。
また、上述の第1乃至第3実施形態のインバータ制御装置100では、複数点でデータのサンプリングを行って角度誤差Δθerrorを演算する例について説明したが、実用上の最大電流点でデータD1を取得し、データD1とユーザが追加したデータD2とを用いて数式近似する方法を用いても構わない。
この場合、例えばユーザがデータD1よりも重負荷の領域にデータD2を追加すると、同期機Mに対して重負荷を与えずにトルクが大きくなる領域における値を近似式により得ることができ、軸間干渉の影響が大きくなる重負荷に対する補正が可能となる。また、実際のデータ取得点数が少なくなることから、テーブル作成の手順を簡素化できる。
インバータ制御装置100は、例えば、インバータ操作盤を備えていても良い。インバータ操作盤は、ユーザに駆動システムの種々の情報を提示するとともに、ユーザが情報を入力可能なディスプレイを備えている。インバータ制御装置100は、インバータ操作盤のディスプレイにテーブルTBに格納された値を表示し、ユーザによりデータの調整や加工が可能となるように構成されてもよい。
インバータ制御装置100は、通信可能に接続されたパーソナルコンピュータのディスプレイに駆動システムの種々の情報を提示してもよい。ユーザがパーソナルコンピュータを操作することにより、テーブルTB、データの調整や加工をした場合には、インバータ制御装置100は調整および加工後のテーブルTBを保存する。
すなわち、本実施形態によれば、精度よく同期機の回転角度の推定値を演算するインバータ制御装置およびその製造方法を提供することができる。
Claims (11)
- 同期機の回転速度に応じて電圧指令値に高周波電圧指令値を重畳する制御を行うインバータ制御装置であって、
前記同期機へ出力する電流値の電流指令値を生成する指令生成部と、
前記同期機へ流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部で検出した電流検出値をベクトル変換する第1変換部と、
前記電流指令値と前記電流検出値とが一致するように電圧指令値を演算する電流制御部と、
前記同期機の回転角度に相当する値に少なくとも基づいて第1フラグを生成し、前記電流指令値に少なくとも基づく第2フラグを生成するフラグ生成部と、
前記第1フラグが所定値のときに前記電圧指令値に前記高周波電圧指令値を重畳する高周波電圧重畳部と、
前記同期機の駆動状態を示す情報と、前記同期機の駆動状態のd軸とq軸との軸間干渉による誤差情報とが関連付けられて格納されたテーブルを備える軸間干渉補償部と、を備え、
前記同期機の駆動状態を示す情報は、前記第1フラグが前記所定値であるときに、前記第2フラグの値が変化するタイミングに同期して取得され、前記誤差情報は、前記同期機の駆動状態を示す情報に基づいて演算された値であることを特徴とするインバータ制御装置。 - 同期機の回転速度に応じて電圧指令値に高周波電圧指令値を重畳する制御を行うインバータ制御装置であって、
前記同期機へ出力する電流値の電流指令値を生成する指令生成部と、
前記同期機へ流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部で検出した電流検出値をベクトル変換する第1変換部と、
前記電流指令値と前記電流検出値とが一致するように電圧指令値を演算する電流制御部と、
前記同期機の回転角度に相当する値に少なくとも基づいて第1フラグを生成するとともに、前記第1フラグが変化する前後のタイミングにおいて所定期間立ち上がる第3フラグを生成するフラグ生成部と、
前記第1フラグが所定値のときに前記電圧指令値に前記高周波電圧指令値を重畳する高周波電圧重畳部と、
前記同期機の駆動状態を示す情報と、前記同期機の駆動状態のd軸とq軸との軸間干渉による誤差情報とが関連付けられて格納されたテーブルを備える軸間干渉補償部と、を備え、
前記同期機の駆動状態を示す情報は、前記第3フラグの値が変化するタイミングに同期して取得され、前記誤差情報は、前記同期機の駆動状態を示す情報に基づいて演算された値であることを特徴とするインバータ制御装置。 - 前記同期機の駆動状態を示す情報は、前記高周波電圧指令値をd軸の前記電圧指令値もしくはq軸の前記電圧指令値に重畳し、前記高周波電圧指令値が重畳された座標軸から90度位相差を有する座標軸の前記電流指令値を含むことを特徴とする、請求項1記載のインバータ制御装置。
- 前記フラグ生成部は、前記第1フラグが前記所定値である期間において、前記電流指令値が前記同期機の最大電流値をテーブル作成数で割った値だけ増加したときに立ち上がり、所定期間後に立ち下がるように前記第2フラグを生成することを特徴とする、請求項1記載のインバータ制御装置。
- 前記フラグ生成部は、前記第1フラグが前記所定値である期間において、前記電流指令値が前記同期機の最大電流値に近い領域で前記第2フラグが多く立ち上がるように前記第2フラグを生成することを特徴とする、請求項1記載のインバータ制御装置。
- 前記フラグ生成部は、前記電流指令値が前記同期機の最大電流値と等しいときに、前記第2フラグが立ち上がり、所定期間後に立ち下がるように前記第2フラグを生成することを特徴とする、請求項1記載のインバータ制御装置。
- 前記軸間干渉補償部は、前記第1フラグが前記所定値でないときに、前記電流指令値を前記同期機の最大電流値およびテーブル数で正規化し、正規化した値に基づいて前記テーブルを参照し、対応する前記誤差情報を出力することを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のインバータ制御装置。
- 前記軸間干渉補償部は、前記正規化した値を挟む2つの値に対応するデータを用いて線形補間した値を前記誤差情報として出力することを特徴とする請求項7記載のインバータ制御装置。
- 前記軸間干渉補償部は、前記テーブルに格納された複数の値を用いて関数近似した数式を用いて補完した値を、前記誤差情報として出力することを特徴とする請求項7記載のインバータ制御装置。
- 同期機へ出力する電流値の電流指令値を生成する指令生成部と、
前記同期機へ流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部で検出した電流検出値をベクトル変換する第1変換部と、
前記電流指令値と前記電流検出値とが一致するように電圧指令値を演算する電流制御部と、
前記電流指令値および前記同期機の回転角度に相当する値に少なくとも基づいて、第1フラグおよび第2フラグを生成するフラグ生成部と、
前記第1フラグが所定値のときに前記電圧指令値に高周波電圧指令値を重畳する高周波電圧重畳部と、
前記同期機の駆動状態を示す情報と、前記同期機の駆動状態のd軸とq軸との軸間干渉による誤差情報とが関連付けられて格納されたテーブルを備える軸間干渉補償部と、を備え、
前記同期機の回転速度に応じて前記電圧指令値に前記高周波電圧指令値を重畳する制御を行うインバータ制御装置の製造方法であって、
前記軸間干渉補償部は、前記第1フラグが前記所定値であるときに、前記第2フラグの値が変化するタイミングに同期して前記同期機の駆動状態を示す情報を取得し、
前記同期機の駆動状態を示す情報に基づいて前記誤差情報を演算し、
前記同期機の駆動状態を示す情報と前記誤差情報とを関連付けて前記テーブルに格納する、ことを特徴とするインバータ制御装置の製造方法。 - 同期機へ出力する電流値の電流指令値を生成する指令生成部と、
前記同期機へ流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部で検出した電流検出値をベクトル変換する第1変換部と、
前記電流指令値と前記電流検出値とが一致するように電圧指令値を演算する電流制御部と、
前記同期機の回転角度に相当する値に少なくとも基づいて第1フラグを生成するとともに、前記第1フラグが変化する前後のタイミングにおいて所定期間立ち上がる第3フラグを生成するフラグ生成部と、
前記第1フラグが所定値のときに前記電圧指令値に高周波電圧指令値を重畳する高周波電圧重畳部と、
前記同期機の駆動状態を示す情報と、前記同期機の駆動状態のd軸とq軸との軸間干渉による誤差情報とが関連付けられて格納されたテーブルを備える軸間干渉補償部と、を備え、
前記同期機の回転速度に応じて前記電圧指令値に前記高周波電圧指令値を重畳する制御を行うインバータ制御装置の製造方法であって、
前記軸間干渉補償部は、前記第3フラグの値が変化するタイミングに同期して前記同期機の駆動状態を示す情報を取得し、
前記同期機の駆動状態を示す情報に基づいて前記誤差情報を演算し、
前記同期機の駆動状態を示す情報と前記誤差情報とを関連付けて前記テーブルに格納する、ことを特徴とするインバータ制御装置の製造方法。
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