JP7517726B2 - 結束具 - Google Patents
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Description
シート状物品を束ねる結束具であって、
先端側に形成された穿孔部によって前記シート状物品を突き通す棒状部材と、
前記棒状部材の基端側に設けられる把持部と、
前記棒状部材を保護するキャップと、
を備え、
前記穿孔部に前記キャップを装着したときに形成される係合構造を有することにある。
前記係合構造は、前記棒状部材に形成される凹部と、前記キャップの内側に形成される弾性曲げ可能な凸部とを備え、
前記穿孔部に前記キャップを装着すると、前記凹部に前記凸部が弾性的に嵌合して仮止め状態となることが好ましい。
前記キャップは、外側を移動可能なスライダをさらに備え、
前記係合構造は、前記仮止め状態において、前記スライダを前記凸部の上に移動させることにより、前記凸部と前記凹部との嵌合状態が維持されて固定状態となり、
前記スライダの操作で前記仮止め状態と前記固定状態とを切り替え可能に構成されていることが好ましい。
前記把持部と前記キャップとを繋ぐ連結部をさらに備え、
前記連結部は、前記棒状部材が前記シート状物品を突き通し、前記穿孔部に前記キャップを装着している状態において、持ち手となるようにアーチ状に構成されていることが好ましい。
前記棒状部材は、前記穿孔部において、長手方向に対して垂直な貫通穴と、前記貫通穴の周囲の一部を切り欠いてなる切れ目とを備え、
前記切れ目は、前記把持部を握った姿勢において、上側に開放するように構成されていることが好ましい。
図1は、本発明の一実施形態に係る結束具の全体斜視図であり、(a)は上方から見た全体斜視図、(b)は下方から見た全体斜視図である。結束具1は、シート状物品Sを束ねるために使用されるものである。シート状物品Sとしては、例えば、ダンボール、厚紙、樹脂シート、木板、布帛等が挙げられる。本発明の結束具1は、特に、ダンボールを束ねる用途において好適に利用することができる。結束具1は、図1(a)及び(b)に示すように、棒状部材2と、把持部3と、キャップ4とを備えている。さらに、結束具1は、任意の構成として、連結部5を備えている。以下、結束具1が備える各構成について、詳しく説明する。
棒状部材2は、図1(a)及び(b)に示すように、先端側(先端部)2aと、本体2cと、基端側(基端部)2bとを有しており、先端部2aに形成された鋭利な形状の穿孔部21によってシート状物品Sを突き通すことができる。本実施形態では、穿孔部21は円錐形に形成されているが、角錐形に形成されてもよい。棒状部材2は、本体2cの断面が円形であり、細長い形状(本実施形態では、直径約5mm、全長約150mm)に形成されている。ただし、棒状部材2の形状は特に限定されず、結束するシート状物品Sの種類や枚数等に応じて適宜設定すればよい。棒状部材2は、シート状物品Sを突き通す際の抵抗に耐え得るように、ステンレス、鉄、アルミニウム合金、チタン等の金属で構成される。棒状部材2は、シート状物品Sを一枚ずつ突き通すことができるが、複数枚まとめて突き通すことも可能である。従って、棒状部材2は、複数枚のシート状物品Sを一度に保持できるように、50~300mm、好ましくは100~200mmに構成される。棒状部材2にシート状物品Sを複数枚結束する場合、シート状物品Sの厚みの合計が棒状部材2の本体2cの長さに達するまで、シート状物品Sを追加することができる。棒状部材2において、先端部2aと基端部2bとの距離を大きく設定すれば、多量のシート状物品Sを保管及び運搬することができる。
把持部3は、棒状部材2の基端部2bに設けられる。把持部3は、使用者が握ったときに手のひらに収まる大きさに形成されている。また、把持部3は、一定の握りやすさを有するように前後方向に所定の厚みを有した丸みのある形状に形成されている。把持部3の形状は、使用者が把持しやすい形状を適宜選択可能であり、表面に指の形状に沿った凹凸が設けられていてもよい。把持部3は、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂で構成される。
図2は、本発明の一実施形態に係る結束具の正面図であり、(a)はキャップ装着前の状態、(b)は仮止め状態、(c)は固定状態をそれぞれ示す。キャップ4は、図2(a)に示すように、略円筒形状を有しており、一端側が後述する連結部5に接合されている。キャップ4は、棒状部材2を保護するものであり、棒状部材2の穿孔部21に装着される。キャップ4は、図2(b)及び(c)に示すように、外側を移動可能なスライダ6をさらに備える。スライダ6の操作で、図2(b)に示す仮止め状態と、図2(c)に示す固定状態とを切り替え可能に構成されている。スライダ6は、図2(c)に示すように、キャップ4に備えられるストッパ41によってそれ以上の移動が止められ、固定状態が維持される。
連結部5は、把持部3とキャップ4とを繋いで持ち手となる部材である。連結部5は、図1(a)に示すように、棒状部材2がシート状物品Sを突き通し、穿孔部21にキャップ4を装着している状態において、持ち手となるようにアーチ状に構成されている。このような形状のため、本発明の結束具1は、シート状物品Sを容易に持ち運ぶことができる。連結部5は、ある程度の柔軟性を有するように、ゴム、ウレタン樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂等の可撓性のある素材で構成されることが好ましい。連結部5の長手方向の両端部は、図1及び図2に示すように、把持部3の上部及びキャップ4の一端側に接合されている。連結部5は、図1(b)に示すように、所定の厚みを有し中央の幅が広い帯状に形成され、使用者の手指の腹側が入り込む複数の谷部51と、隣り合う指との間に入り込む山部52とが形成されている。さらに、連結部5には、長手方向と短手方向とに格子状に組まれた多数の仕切り部53によって滑り止め構造が形成されている。これにより、使用者が連結部5を持ち、シート状物品Sを持ち運ぶ際、手指の形に合わせて連結部5の滑り止め構造の形状が追従するため、手指に作用する荷重が分散されるとともに手指が滑り難くなって持ち運びが容易になり、使用者の負担を減らすことができる。
結束具1は、穿孔部21にキャップ4を装着したときに形成される係合構造を有する。係合構造について、以下、具体的に説明する。
以上に述べたように構成される結束具1の使用方法等について説明する。まず、シート状物品Sを片方の手で持ち、もう片方の手で結束具1の把持部3を握る。次いで、シート状物品Sに対し、棒状部材2が直角をなすように、シート状物品Sの任意の場所を穿孔部21で突き刺す。これにより、シート状物品Sに棒状部材2が突き通される。次に、棒状部材2の穿孔部21にキャップ4を装着すると、シート状物品Sを容易に結束することができる。また、図2(c)に示すように、スライダ6をキャップ4のストッパ41まで移動させて固定状態とすると、凸部42と凹部22とによる嵌合状態が維持され、キャップ4が容易に外れないため、図1(a)に示すように、連結部5を持って、結束されたシート状物品Sを容易に持ち運ぶことができる。
2 棒状部材
2a 先端側(先端部)
2b 基端側(基端部)
3 把持部
4 キャップ
5 連結部
6 スライダ
21 穿孔部
22 凹部
23 貫通穴
24 切れ目
42 凸部
S シート状物品
Claims (3)
- シート状物品を束ねる結束具であって、
先端側に形成された穿孔部によって前記シート状物品を突き通す棒状部材と、
前記棒状部材の基端側に設けられる把持部と、
前記棒状部材を保護するキャップと、
を備え、
前記穿孔部に前記キャップを装着したときに形成される係合構造を有し、
前記係合構造は、前記棒状部材に形成される凹部と、前記キャップの内側に形成される弾性曲げ可能な凸部とを備え、
前記穿孔部に前記キャップを装着すると、前記凹部に前記凸部が弾性的に嵌合して仮止め状態となり、
前記キャップは、外側を移動可能なスライダをさらに備え、
前記係合構造は、前記仮止め状態において、前記スライダを前記凸部の上に移動させることにより、前記凸部と前記凹部との嵌合状態が維持されて固定状態となり、
前記スライダの操作で前記仮止め状態と前記固定状態とを切り替え可能に構成されている結束具。 - 前記把持部と前記キャップとを繋ぐ連結部をさらに備え、
前記連結部は、前記棒状部材が前記シート状物品を突き通し、前記穿孔部に前記キャップを装着している状態において、持ち手となるようにアーチ状に構成されている請求項1に記載の結束具。 - 前記棒状部材は、前記穿孔部において、長手方向に対して垂直な貫通穴と、前記貫通穴の周囲の一部を切り欠いてなる切れ目とを備え、
前記切れ目は、前記把持部を握った姿勢において、上側に開放するように構成されている請求項1又は2に記載の結束具。
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