JP2008107437A - ケーブルコネクタ牽引用キャップ装置およびこれを使用した光ケーブル通線方法 - Google Patents

ケーブルコネクタ牽引用キャップ装置およびこれを使用した光ケーブル通線方法 Download PDF

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Abstract

【課題】小型のコネクタ部品の先端に、キャップ装置のコネクタ装着部を嵌着して使用するに際し、フェルールを傷付けることなく使用できるようにする。
【解決手段】ストップリング12にスプリングを介してフェルール14を装着し、該フェルール14先端側にプラグフレーム17を装着し、光ケーブルKのケブラSをカシメリング15を用いて前記ストップリング12に固定して成るコネクタ部品11を牽引するケーブルコネクタ牽引用のキャップ装置1を形成する。このキャップ装置1は、フェルール14を挿入した状態で当該プラグフレーム17に対し内側から固定手段5を介して着脱可能に嵌着固定させるコネクタ装着部2と、配線用管路内に通線した牽引用工具を引っ掛けるための引っ掛け部分3とを、可撓性を有するアーム部4を介して連結して成る。
【選択図】図3

Description

本発明は、ビル内または家庭内において高度情報通信に利用される光ファイバケーブルを光分岐端から配線用管路内に通線して光ファイバ配線を行なうために使用されるケーブルコネクタ牽引用キャップ装置およびこれを使用した光ケーブル通線方法に関する。
従来、光ファイバケーブルを光分岐端から配線用管路内に通線して光ファイバ配線を行なうための技術としては、例えば特許文献1に開示されているように、コネクタのロック部分に着脱可能なスリーブホルダを備えた牽引端を使用する技術がある。
すなわち、スリーブホルダと撚り戻しを紐で結び付け、撚り戻しには牽引用の紐を結び付け、このスリーブホルダをフェルールが挿通するようにコネクタのロック部に装着し、さらにスリーブホルダにコネクタ保護用のスリーブを嵌着してから当該スリーブに保護キャップを装着することでコネクタに牽引端が取り付けられるものとし、この牽引端を管路内に事前に通線した工具の先端に結び付けてこれを引き込むことによってコネクタ付き光ケーブルを管路内に通線し、光ファイバ配線を行なうものとするのである。
しかしながら、従来においては、コネクタに対して配管内径が充分な大きさに設計されていないのが現状である。例えば、コネクタの外径は、約7.5×9mm、長さは約26mm程度であるのに対して配管内径は約15〜30mmであり、特に家庭用では15〜22mm程度である。したがって、配線管路が例えば直角等に屈曲している場合は、この中にコネクタを通すことにはかなりの無理がある。すなわち、配管内壁とコネクタとが衝突する度合いが多くあり、互いに傷付け易いものとならざるを得ない。
また、特許文献1に開示されている技術によるものでは、牽引端はスリーブホルダ、スリーブ、保護キャップ、紐、撚り戻しの5点から構成されているため、部材が多すぎて組み付けおよび取り外し作業が非常に面倒なものとなり、しかも管路内への通線時には、撚り戻しによって引き込み方向に対して垂直な捩り回転方向だけの自由度しかないため、引き込み方向に沿って曲りくねった非常に狭い管路内を通線する場合においては、光ケーブル自体に曲げ剛性が付与されていたとしても、牽引端のスリーブ、保護キャップ、紐、撚り戻しの各構成部位、特にコネクタに形成したロック部とスリーブホルダとの装着部分に無理な屈曲によって負荷や摩擦が掛かり過ぎてしまう虞れがある。
そこで、本発明者自身により先に出願された特許文献2に示すように、キャップ装置自体を簡単な単一部材によって構成することにより、コネクタに対する組み付けおよび取り外し作業が容易に行なえるものとすると共に、キャップ装置自体に可撓性を付与することにより、非常に狭い配線管路内でケーブルを通線する場合に、屈曲部のある配線管路の配管内壁とコネクタとが衝突してもスムーズに通過させることができ、しかも配管内壁との衝突によってコネクタに対する無理な負荷や摩擦等を吸収し緩和できるようにしたケーブルコネクタ牽引用キャップ装置およびこれを使用した光ケーブル通線方法を提供するに至った。
すなわち、図11に示すように、キャップ装置1は、フェルール14を挿入した状態でストップリング12に対し固定手段を介して着脱可能に嵌着固定させるコネクタ装着部2と、配線用管路内に通線した牽引用工具を引っ掛けるための引っ掛け部分3とを、可撓性を有するアーム部4を介して一体に連結して成るものとした。
一方、小型のコネクタ部品11は、完成品のコネクタからプラグフレーム17(図12に示す)とツマミ(不図示)とを外した構造、すなわち、光分岐端から引き込まれた光ケーブルの剥離先端部に挿入されたストップリング12と、該ストップリング12にスプリング13を介して装着されたフェルール14と、ケブラSをストップリング12外周側に固定させるよう当該ストップリング12に嵌着されるカシメリング15と、カシメリング15の外側を被覆するブーツ16とから概ね構成され、ストップリング12先端側はキャップ装置1のコネクタ装着部2が嵌着できるようにしてある。
また、従来では、図12に示すように、光コネクタの偏心調整および方向決めのために形成された角形状のツマミのキーに対応して、プラグフレーム17にはキー溝が形成されている。そして、プラグフレーム17は、ツマミの形状に合わせて角形となって形成され、前記キーによって必ず1方向挿入できない構造となっている。
特開2003−322727号公報 特願2006−123511
ただ、従来においては、完成品のコネクタからツマミとプラグフレームを除いた小型のコネクタ部品の先端に、キャップ装置のコネクタ装着部を嵌着して使用するものとなっているため、フェルールが完全に外部に露出した状態となり、当該フェルールを傷付ける虞れがある。しかも、このコネクタ装着部は小型のコネクタ部品に外側から嵌着されるものとなっているため、完成品のコネクタとするには、プラグフレームの装着とツマミの装着との2工程が必要となり、組立操作が煩雑となり、作業時間も長く掛かってしまう。したがって、組立精度が1部品組立の場合と比較して低いものとなる。また、従来のプラグフレームは角形構造であるため、配線用管路を牽引移動するとき、滑り抵抗が大きくなり、これによってプラグフレーム自体が損傷を受けてしまう虞れもある。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、小型のコネクタ部品の先端に、キャップ装置のコネクタ装着部を嵌着して使用するに際し、フェルールを傷付けることなく使用することができ、また完成品のコネクタとするに際し、プラグフレームの装着とツマミの装着との2工程による組立操作を、ツマミの装着のみによる1工程に減らすことで組立操作を容易にし、且つ作業時間も短縮できるようにし、ひいては組立精度を向上することができ、さらにキャップ装置を使用してコネクタ部品を配線用管路内で牽引移動させるに際し、当該コネクタ部品の滑り抵抗を小さくでき、これによってプラグフレーム自体が損傷を受けてしまうのを未然に防止できるようにしたケーブルコネクタ牽引用キャップ装置およびこれを使用した光ケーブル通線方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るケーブルコネクタ牽引用キャップ装置にあっては、ストップリングにスプリングを介してフェルールを装着し、該フェルール先端側にプラグフレームを装着し、光ケーブルのケブラをカシメリングを用いて前記ストップリングに固定して成るコネクタ部品を牽引するケーブルコネクタ牽引用のキャップ装置であって、該キャップ装置は、前記フェルールおよびプラグフレームを挿入した状態で当該プラグフレームに対し内側から固定手段を介して着脱可能に嵌着固定させるコネクタ装着部と、配線用管路内に通線した牽引用工具を引っ掛けるための引っ掛け部分とを、可撓性を有するアーム部を介して連結して成ることを特徴とする。
前記固定手段は、プラグフレームに穿設された係止孔と、該係止孔に対し内側から弾発的に係合されるようコネクタ装着部に形成された撓曲可能な係止爪とから成る。
前記係止爪は、プラグフレームに装着されたツマミのスライド押圧により係止孔への係合を解除可能となっている。
プラグフレームは、丸型構造に形成され、ツマミに形成された上下のキー溝(キー孔)に対し1方向で嵌挿されるよう当該プラグフレームの上下には互いに幅員の異なるガイド部を有する。
一方、本発明に係るケーブルコネクタ牽引用キャップ装置を使用した光ケーブル通線方法にあっては、ストップリングにスプリングを介してフェルールを装着し、該フェルール先端側にプラグフレームを装着し、光ケーブルのケブラをカシメリングを用いて前記ストップリングに固定して成るコネクタ部品の前記プラグフレームの内側において、キャップ装置のコネクタ装着部を当該キャップ装置の穴部にフェルールを挿入した状態で当該プラグフレームに係止固定させ、キャップ装置の引っ掛け部分に、配線用管路内に通線した牽引用工具を引っ掛けてこれを引き込むことによって光ケーブルを配線用管路内に通線した後、当該コネクタ部品のプラグフレームからキャップ装置を取り外して光ファイバ配線を行なうものとすることを特徴とする。
配線後に、コネクタ部品にツマミを組み付けることでキャップ装置をプラグフレームから取り外して完成品のコネクタとし、これをアウトレットボックスに設けられた接続アダプタに装着するものとなっている。
前記キャップ装置のプラグフレームに対する係止固定は、コネクタ装着部に形成された可撓性を有する係止爪を、プラグフレームに穿設された係止孔に対し内側から弾発的に係合させるものとし、該係止爪は、プラグフレームに装着されたツマミをスライドさせ、当該係止孔から突出した係止爪を押圧することで係止孔との係合を解除させるものとなっている。
本発明によれば、小型のコネクタ部品の先端に、キャップ装置のコネクタ装着部を嵌着して使用するに際し、フェルールを傷付けることなく使用することができ、また完成品のコネクタとするに際し、プラグフレームの装着とツマミの装着との2工程による組立操作を、ツマミの装着のみによる1工程に減らすことで組立操作を容易にし、且つ作業時間も短縮できるようにし、ひいては組立精度を向上することができ、さらに、キャップ装置を使用してコネクタ部品を配線用管路内で牽引移動させるに際し、当該コネクタ部品の滑り抵抗を小さくでき、これによってプラグフレーム自体が損傷を受けてしまうのを未然に防止することができる。
すなわち、本発明に係るキャップ装置は、フェルールおよびプラグフレームを挿入した状態で当該プラグフレームに対し内側から固定手段を介して着脱可能に嵌着固定させるコネクタ装着部と、配線用管路内に通線した牽引用工具を引っ掛けるための引っ掛け部分とを、可撓性を有するアーム部を介して連結して成るため、完成品のコネクタからツマミのみを除去し、プラグフレームを装着したままの状態でキャップ装置のコネクタ装着部を嵌着することができ、これによって、先端を除いたフェルールの大半が露出されないものとなり、したがって、フェルールを傷付けることがない。
また、小型のコネクタ部品に対する組み付けおよび取り外し作業が容易に行なえるものとなり、さらにキャップ装置自体に可撓性を付与することにより、非常に狭い配線管路内でケーブルを通線する場合に、屈曲部のある配線管路の配管内壁とコネクタとが衝突してもスムーズに通過させることができ、しかも配管内壁との衝突によるコネクタ部品に対する無理な負荷や摩擦等を吸収し緩和することができる。
特に、フェルールを穴部に挿入した状態でキャップ装置のコネクタ装着部をプラグフレーム内側に固定手段を介して嵌着可能としているため、コネクタ装着部によってフェルール全体が保護された状態となり、配線管路の内壁とコネクタが衝突してもフェルール自体を傷付くことがない。しかも曲りくねった狭い配線用管路内の通線時でのキャップ装置に対する湾曲力が可撓性を有するアーム部によって吸収緩和されるため、コネクタ部品に対する無理な負荷や摩擦等を最小限に抑えることができる。
前記固定手段は、プラグフレームに穿設された係止孔と、該係止孔に対し内側から弾発的に係合されるようコネクタ装着部に形成された撓曲可能な係止爪とから成るので、従来のコネクタ装着部の外側嵌着方式に比して、キャップ装置自体の小型化が充分に図れると同時に、当該キャップ装置のコネクタ装着部に対するアーム部の湾曲自由度を十分に確保することができる。
前記係止爪は、プラグフレームに装着されたツマミのスライド押圧により係止孔への係合を解除可能としたので、キャップ装置のコネクタ装着部の脱着がワンタッチで容易に行なえる。すなわち、キャップ装置を抜脱するに際し、キャップ装置のコネクタ装着部が付いた状態のままツマミを所定位置までスライド装着すれば、キャップ装置の係止爪を押し下げることとなるため、そのままキャップ装置を引っ張れば容易に外すことができる。このように、従来のようにキャップ装置を外すためだけの操作が不要となり、作業性が向上するものとなる。
プラグフレームは、丸型構造に形成されているため、配線用管路を牽引移動するとき、抵抗が小さくて滑り易くなり、移動がスムーズとなると同時に、損傷も少なくすることができる。しかも、ツマミに形成された上下のキー溝(キー孔)に対し1方向で嵌挿されるよう当該プラグフレームの上下には互いに幅員の異なるガイド部を有するので、プラグフレームにツマミを挿入するに際し、当該ガイド部によって1方向のみ挿入できることとなり、したがって調心による偏心方向の確保が可能となる。
一方、本発明に係るケーブルコネクタ牽引用キャップ装置を使用した光ケーブル通線方法にあっては、ストップリングにスプリングを介してフェルールを装着し、該フェルール先端側にプラグフレームを装着し、光ケーブルのケブラをカシメリングを用いて前記ストップリングに固定して成るコネクタ部品の前記プラグフレームの内側に挿入されて、キャップ装置のコネクタ装着部を当該キャップ装置の穴部にフェルールを挿入した状態で当該プラグフレームに係止固定させ、キャップ装置の引っ掛け部分に、配線用管路内に通線した牽引用工具を引っ掛けてこれを引き込むことによって光ケーブルを配線用管路内に通線した後、当該コネクタ部品のプラグフレームからキャップ装置を取り外して光ファイバ配線を行なうものとするので、これにより、フェルールを傷付けることなくコネクタ部分に対するキャップ装置の組み付けおよび取り外し作業が容易に行なえるものとなるため、光ファイバ配線作業を安全且つ迅速に行なうことができる。
配線後に、コネクタ部品にツマミを組み付けることでキャップ装置をプラグフレームから取り外して完成品のコネクタとし、これをアウトレットボックス(JIS規格品・奥行き、約35mm)に設けられた接続アダプタに装着するものとしたので、ツマミの装着のみによる1工程により、キャップ装置をプラグフレームから取り外すと同時に、容易に且つ短時間で完成品のコネクタを組立てることができ、ひいては組立精度を向上することができる。しかも、ツマミを組み付けたコネクタをアウトレットボックス内部で接続アダプタに装着する際、当該コネクタは矩尺に形成されていてボックス内部のスペースに余裕があるため、コネクタの取付け作業を容易に行えると共に、光ケーブル接続部における曲げ度合いを極力小さくすることができる。
前記キャップ装置のプラグフレームに対する係止固定は、コネクタ装着部に形成された可撓性を有する係止爪を、プラグフレームに穿設された係止孔に対し内側から弾発的に係合させるものとし、該係止爪は、プラグフレームに装着されたツマミをスライドさせ、当該係止孔から突出した係止爪を押圧することで係止孔との係合を解除させるものとしたので、配線用管路内の通線時におけるコネクタの小型化の要望が満たされると同時に、キャップ装置でプラグフレームを牽引しても、その牽引力によってケーブルの光ファイバーとこれを中心に挿通保持させているフェルール、コイルスプリングとが互いに引っ張られるようなことがない。つまり、前記コネクタ部品はキャップ装置との牽引によって、その結合性に悪影響を受けるようなことはなく、これにより配線後においてコネクタ部品の損傷修理を必要とすることなく既存部品の組み立てが容易で、しかもワンタッチで行なえ、作業効率の向上を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。
図10において示される符号1は、高度情報通信に利用される光ケーブルKを光分岐端Pから配線用管路Q内に通線するために使用されるケーブルコネクタ牽引用のキャップ装置であり、該キャップ装置1は、図1乃至図3に示すように、小型のコネクタ部品11にプラグフレーム17を装着したままの状態で、フェルール14を覆うようにして当該コネクタ部品11に装着されるものとした有底筒状のコネクタ装着部2と、配線用管路Q内に事前に通線した牽引用工具を引っ掛けるための引っ掛け部分3とが、可撓性を有する略帯板状のアーム部4を介して連結されている。
これらコネクタ装着部2、引っ掛け部分3、アーム部4それぞれは、キャップ装置1の形成に際し、例えば金型による弾性部材の射出成形等によって共に一体となって同時形成されるものとしてある。
図1に示すように、キャップ装置1のコネクタ装着部2には、光ケーブルKに取り付けられたコネクタ部品11のフェルール14を挿入するための狭幅の穴部2aが設けられ、該穴部2aの後方側は広幅な筒状となることで当該コネクタ部品11のプラグフレーム17が固定手段5を介して着脱可能となるように嵌着固定されるための開口端部2bが形成されている。
この開口端部2bに対するプラグフレーム17の固定手段5としては、図1乃至図3に示すように、開口端部2bの外周の上下対称位置に突設され、中間にある左右一対の切欠部7を介して互いに閉塞乃至拡開方向に撓曲可能として成る三角突起状の係止爪8aが、プラグフレーム17に穿設された上下の係止孔8bに対し内側から弾発的に係合されるようにしてある。
尚、この固定手段5としては、開口端部2bの外周に螺設したネジ部を、プラグフレーム17内周に形成したネジ孔に螺着させるものとしたり、さらには任意回転位置で係止可能となる所謂バヨネット構造としたり、その他種々の係止方式を採用することができる。
また、図1に示すように、コネクタ装着部2から延びたアーム部4の先端には、配線用管路Q内に事前に通線した牽引用工具である例えばロープL(図10(a)に示す)を引っ掛けるためのリング状の引っ掛け部分3が形成してある。このアーム部4の長さは、コネクタ装着部2の長さと略同じかもしくは若干長くしてあることで、キャップ装置1の小型化が図れると同時に、アーム部4の腰の強さを保持しながらも、コネクタ装着部2に対するアーム部4自体の湾曲自由度を十分に確保できるように設定してある。尚、牽引用工具としてはロープL以外でも良く、例えば金属線等を採用することも可能である。
一方、小型のコネクタ部品11の具体的な構成の一例としては、図2および図3に示すように、完成品のコネクタ10からツマミ18を外した構造、すなわち、光分岐端Pから引き込まれた光ケーブルKの剥離先端部に挿入されたストップリング12と、該ストップリング12にスプリング13を介して装着されたフェルール14と、ケブラSをストップリング12外周側に固定させるよう当該ストップリング12に嵌着されるカシメリング15と、カシメリング15の外側を被覆するブーツ16と、フェルール14を覆うようにストップリング12外周に装着されるプラグフレーム17とから概ね構成され、前記したようにプラグフレーム17先端側は、キャップ装置1のコネクタ装着部2が当該プラグフレーム17の内側から嵌着できるようにしてある。
また、プラグフレーム17は、図9に示すように、丸型構造に形成されると共に、当該プラグフレーム17の上下対称位置には、ツマミ18に形成された上下対称位置のキー溝(キー孔)に対応して一対のガイド部9a、9bを形成してある。このガイド部9a、9bは、プラグフレーム17にツマミ18を装着する際に、当該ツマミ18に形成された上下対称位置のキー溝(キー孔)に対し1方向で嵌挿されるよう当該ガイド部9a、9bは互いに異なった幅員となるように形成されている。
次に、以上のように構成された最良の形態における光ケーブル通線方法の一例について説明する。
先ず、ツマミ18を具備していない小型のコネクタ部品11を設ける。つまり、光分岐端Pからの光ケーブルの剥離先端部に挿入される前記コネクタ部品11中のストップリング12に、スプリング13を介してフェルール14を装着することで当該フェルール14に光ケーブルのケブラSが剥き出し状態となった光ファイバが挿入固定される。
そして、ケブラSをストップリング12外周側に配置させ、当該ストップリング12に嵌着されるカシメリング15によってケブラSを挟み込むようにして固定した後、カシメリング15の外側をブーツ16によって被覆固定する。また、フェルール14を覆うようにストップリング12外周にはプラグフレーム17が嵌着される(図3参照)。
このようにして形成される小型のコネクタ部品11におけるプラグフレーム17に対して、キャップ装置1のコネクタ装着部2を固定手段5により嵌着固定する。このとき固定手段5は、図2に示すように、キャップ装置1の穴部2aにフェルール14が挿入される際には、開口端部2b外周の係止爪8aが中間の切欠部7を介して互いに閉塞方向に撓曲されながら挿入された後、図3に示すように、当該係止爪8aはプラグフレーム17の係止孔8bに対し内側から弾発的に係合される。
そして、図10(a)に示すように、キャップ装置1の引っ掛け部分3には、配線用管路Q内に事前に通線した牽引用工具としてのロープLを引っ掛けてから、これを引き込むことによって光ケーブルKを配線用管路Q内に通線すれば良い。
このとき、キャップ装置1でプラグフレーム17を牽引しても、その牽引力によって光ケーブルKの光ファイバとこれを中心に挿通保持させているフェルール14、コイルスプリング13とが互いに引っ張られるようなことがなく、小型コネクタ部品11と光ケーブルKとの結合力に悪影響を与えるようなことはないものである。
光ケーブルKの配線用管路Q内への通線後、コネクタ部品11のプラグフレーム17からキャップ装置1を取り外す。このとき、キャップ装置1を抜脱するに際し、図4乃至図6に示すように、キャップ装置1のコネクタ装着部2がプラグフレーム17に付いた状態のまま、フェルール14先端側にツマミ18を装着し、該ツマミ18を若干後方側の所定位置までスライドすれば、当該ツマミ18の先端内周側でキャップ装置1の係止爪8aが係止孔8b内側に押し下げられた状態となり、そのままキャップ装置1を引っ張れば容易に外すことができると同時に、完成品のコネクタ10とすることもできる。
次いで、建物内部の壁面に配設されたアウトレットボックス21からカバープレート25がいったん外された状態で、図10(b)に示すように、光分岐端Pから配線用管路Q内に通線されて壁面内に引き込まれた光ケーブルKに接続されている完成品のコネクタ10を、アウトレットボックス21に備え付けた接続アダプタ24に挿着した後、前面側からカバープレート25が被せられることによって光コンセント26が形成されるものである。
このように配線用管路Q内を通過させ、しかる後、ツマミ18のみを取り付けることで、光ファイバ配線作業を何等の損傷修理作業を要することなく迅速且つスムーズに行なうことができるのである。そして、図8および図10(c)に示すように、例えばパソコン22等からの相手側コネクタ23が光コンセント26の接続アダプタ24の相手側端子に接続される。
本発明を実施するための最良の形態におけるキャップ装置を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)中のX−X断面図、(d)は背面図である。 同じくキャップ装置をコネクタに装着する状態を示す一部切欠断面図である。 同じくキャップ装置をコネクタに装着した状態を示すもので、(a)は上半分を断面で示した側面図、(b)は(a)のY−Y断面図である。 同じくキャップ装置を付けたままの状態でコネクタにツマミを装着した状態を示す一部切欠断面図である。 同じくコネクタに対しツマミを後方へスライドさせることでキャップ装置を取り外す状態を示す一部切欠断面図である。 同じくコネクタに対しキャップ装置を取り外した状態を示す一部切欠断面図である。 完成品のコネクタ構成の一例を示し、(a)は上半分を断面で示した側面図、(b)は正面図である。 同じく完成品のコネクタを接続アダプタに装着した状態の一例を示す断面図である。 同じくプラグフレームの構成例を示すもので、(a)は上半分を断面で示した側面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。 本発明に係るキャップ装置を使用して光ケーブルを管路内に通線する光ケーブル通線方法の手順を示すもので、(a)はコネクタ部品に取り付けたキャップ装置を介して配線用管路内にて牽引する状態を示す一部切欠断面図、(b)は管路内通線後の光ファイバ配線状態を示す一部切欠断面図、(c)はパソコン等からの相手側コネクタが接続アダプタに挿入された状態の一部切欠断面図である。 従来例におけるキャップ装置をコネクタに装着した状態を示す上半分を断面で示した側面図である。 従来例におけるプラグフレームの構成を示すもので、(a)は上半分を断面で示した側面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。
符号の説明
P 光分岐端
Q 配線用管路
S ケブラ
K 光ケーブル
L ロープ
o 光ファイバ
1 キャップ装置
2 コネクタ装着部
2a 穴部
2b 開口端部
3 引っ掛け部分
4 アーム部
5 固定手段
6 突起
7 切欠部
8a 係止爪
8b 係止孔
9a、9b ガイド部
10 完成品のコネクタ
11 コネクタ部品
12 ストップリング
13 スプリング
14 フェルール
15 カシメリング
16 ブーツ
17 プラグフレーム
18 ツマミ
21 アウトレットボックス
22 パソコン
23 相手側コネクタ
24 接続アダプタ
25 カバープレート
26 光コンセント

Claims (7)

  1. ストップリングにスプリングを介してフェルールを装着し、該フェルール先端側にプラグフレームを装着し、光ケーブルのケブラをカシメリングを用いて前記ストップリングに固定して成るコネクタ部品を牽引するケーブルコネクタ牽引用のキャップ装置であって、該キャップ装置は、前記フェルールおよびプラグフレームを挿入した状態で当該プラグフレームに対し内側から固定手段を介して着脱可能に嵌着固定させるコネクタ装着部と、配線用管路内に通線した牽引用工具を引っ掛けるための引っ掛け部分とを、可撓性を有するアーム部を介して連結して成ることを特徴とするケーブルコネクタ牽引用キャップ装置。
  2. 前記固定手段は、プラグフレームに穿設された係止孔と、該係止孔に対し内側から弾発的に係合されるようコネクタ装着部に形成された撓曲可能な係止爪とから成る請求項1記載のケーブルコネクタ牽引用キャップ装置。
  3. 前記係止爪は、プラグフレームに装着されたツマミのスライド押圧により係止孔への係合を解除可能とした請求項1または2記載のケーブルコネクタ牽引用キャップ装置。
  4. プラグフレームは、丸型構造に形成され、ツマミに形成された上下のキー溝(キー孔)に対し1方向で嵌挿されるよう当該プラグフレームの上下には互いに幅員の異なるガイド部を有する請求項1乃至3のいずれかに記載のケーブルコネクタ牽引用キャップ装置。
  5. ストップリングにスプリングを介してフェルールを装着し、該フェルール先端側にプラグフレームを装着し、光ケーブルのケブラをカシメリングを用いて前記ストップリングに固定して成るコネクタ部品の前記プラグフレームの内側において、キャップ装置のコネクタ装着部を当該キャップ装置の穴部にフェルールを挿入した状態で当該プラグフレームに係止固定させ、キャップ装置の引っ掛け部分に、配線用管路内に通線した牽引用工具を引っ掛けてこれを引き込むことによって光ケーブルを配線用管路内に通線した後、当該コネクタ部品のプラグフレームからキャップ装置を取り外して光ファイバ配線を行なうものとすることを特徴としたケーブルコネクタ牽引用キャップ装置を使用した光ケーブル通線方法。
  6. 配線後に、コネクタ部品にツマミを組み付けることでキャップ装置をプラグフレームから取り外して完成品のコネクタとし、これをアウトレットボックスに設けられた接続アダプタに装着するものとした請求項5記載の光ケーブル通線方法。
  7. 前記キャップ装置のプラグフレームに対する係止固定は、コネクタ装着部に形成された可撓性を有する係止爪を、プラグフレームに穿設された係止孔に対し内側から弾発的に係合させるものとし、該係止爪は、プラグフレームに装着されたツマミをスライドさせ、当該係止孔から突出した係止爪を押圧することで係止孔との係合を解除させるものとした請求項5または6記載の光ケーブル通線方法。
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