JP2005186998A - シート状物の結束方法および結束用具 - Google Patents

シート状物の結束方法および結束用具 Download PDF

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Abstract

【課題】
プラスチック気泡シートのようなシート状物を、タグピンを使用して結束する方法であって、タグピンを1カ所通すだけで、気泡シートをほぼ固定的に結束することができるような結束方法を提供する。
【解決手段】
ストリング状のピン本体(11)の一方の端にリング(12)を備え、他方の端にリング径より長いT字型の係止片(14)を備えた結束用ピン(1A)を使用し、シート状物の積層体(9)の一方の面(91)に結束用ピンのリングを位置させるとともに、ピン本体を積層体の外側を回してその他方の面(92)に至らせ、結束用ピン(1A)の係止片をピン本体に沿わせた形で係止片とそれに続くピン本体の一部を積層体の表面から裏面に刺し通し、係止片がリングを通過したところでT字型の形状を回復させて抜けなくすることにより、積層体を貫くループを形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シート状物、とくにプラスチック気泡シートやプラスチック発泡シートのカット製品のようなものを、複数枚積層して結束する方法に関し、その方法の実施に使用する結束用具にも関する。
プラスチック気泡シート(以下「気泡シート」と略称する)、すなわち、ポリエチレンのようなプラスチック材料のフィルムを真空成形して多数の突起を有するキャップフィルムを得、そのキャップの底面に平坦なプラスチックのバックフィルムを貼り合わせ、多数の密閉された空気室を形成してなる成形品が、緩衝包装をはじめとするさまざまな分野で使用されている。同種の材料として緩衝機能は気泡シートほど高くないが、簡易に製造できるものとして、プラスチック発泡シートがある。以下の記述においては、これらを気泡シートで代表させる。
気泡シートは、連続的に製造されるので、素材としては長尺製品を巻き取った形態のものとして提供される。若干の用途に関しては、巻き取りを繰り出して適宜の寸法・形状に裁断した、「カット品」と呼ばれる製品または半製品が用意され、多くの場合、自動包装機などで使用される。従ってカット品は、複数枚を積層して、結束した形で輸送・保管・使用されるのが通常である。同様な取り扱いは、気泡シートで中〜小型の袋を形成した場合にも行なわれる。気泡シート製の袋は、そのまま使用されるほか、紙の封筒にこれを内張りした緩衝封筒の製造にも使用される。以下の記述においては、袋もカット品の語で代表させる。
気泡シートのカット品の結束は、これまで、適宜の枚数を積層したものを、紐で結ぶことによって行われていた。結び方は、製品の形状・寸法に応じて、十文字結び、二の字結びなど、さまざまである。紐で結ぶ作業自体は、自動結束機によれば能率よく実施できるものの、紐の当たった部分がくびれたりしてカット品に曲がり癖がつきやすい、という問題がある。これがひどくなると、カット品の緩衝性能が低下したり、美観が損なわれたりするから、そうしたことのない結束方法が求められていた。
一方、主として繊維製品に、商標を付したり取扱業者を表示したり、また素材やサイズなどを表示するための、そうした情報を記載した、「タグ」と呼ばれる小さい紙片やプラスチックシートが使用され、このタグを能率よく取り付ける手段として、「タグピン」と通称される(「タグアタッチャー」というのが正式の名称のようであるが、以下の記述においては通称に従っておく)、プラスチックのピンが好んで使用されている。
タグピンは、ナイロンやポリエチレンのような、強固であるが柔軟なプラスチックの射出成形品であって、ほそいフィラメント状のピン本体の先端にT字状の横棒があり、後端にはほぼ長方形の「フラッグ」とよばれる部分がある。タグピンで対象物にタグを取り付けるには、「ピストル」と通称している専用の取り付け装置を用い、中空のガイド針の中にタグピンを装入し、先端の横棒をフィラメントに沿わせ、「寝かせた」状態で対象物に刺し通し、ガイド針を抜き去ってタグピンを置いてくる、という操作を行なう。ガイド針から出たタグピンの先端はT字形状を回復し、刺し通したものから抜けなくなる。
発明者は、このタグピンが、そのフィラメント状の部分の長さに応じて、複数枚のタオルなどをひとまとめにする機能を有することに着目し、気泡シートの結束にこれを利用することを試み、成功した。すなわち、気泡シートにガイド針を刺し通した程度の孔が開いていても支障のない場合は、タグピンを通すことにより、気泡シートのカット品を複数枚、結束することができた。タグピンが1カ所では、その部分を中心に気泡シートが回転してしまうことが多いから、そうした不具合を防ぐためには、少なくとも2カ所通す必要がある。しかし、これにより、紐で結ぶ場合にくらべてより簡単に結束できる上、紐による気泡シートの変形などの問題を回避することができるようになった。
本発明の目的は、タグピンによる気泡シートの結束方法を改良し、タグピンを少なくとも1カ所通すだけで、気泡シートをほぼ固定的に結束することができる結束方法を提供するとともに、その結束方法の実施に好適な結束用具を提供することにある。
上記の目的を達成する、タグピンを使用してシート状物を複数枚積層して結束する本発明の結束方法には、三種の態様がある。その第一は、図1または図5に示すような結束用具を使用する結束方法である。この結束用具は、柔軟なプラスチック材料で製造され、フィラメント状のピン本体(11)の一方の端にリング(12)またはフラッグ(13)を備え、他方の端にT字型の係止片(14)を備えた結束用ピン(1Aまたは1B)であり、ただし一方の端にリングを備えた場合はT字型の係止片の横棒をリング径より長いものとした結束用ピン(1A)である。
この結束用具とくに結束用ピン(1A)を使用する結束方法は、図2に示すように、シート状物の積層体(9)の一方の面(91)に結束用ピンのリングを位置させるとともに、ピン本体を積層体の外側を回してその他方の面(92)に至らせ、結束用ピン(1A)の係止片をピン本体に沿わせた形で係止片とそれに続くピン本体の一部を積層体の他方の面から一方の面に刺し通し、係止片がリングを通過したところでT字型の形状を回復させて抜けなくすることにより、積層体を貫くループを形成することからなる。
このようにして気泡シートの積層体が結束された状態は、図3に示すとおりである。上記の、係止片とそれに続くピン本体の一部を、係止片をピン本体に沿わせた形で積層体に刺し通すには、図4に示すような中空のガイド針(6)を使用する。このガイド針の中で、結束用ピン(1A)の係止片(14)は、その弾性により、図4にみるようにピン本体に沿った形、つまり寝た状態で存在し、ガイド針とともに気泡シートの積層体を他方の面から貫いて一方の面から出る。ガイド針には全長に沿ってスリットが設けてあり、係止片がリング(12)を通過してから、結束ピンの位置を保ったままガイド針を引き戻せば、係止片がガイド針の外に出て、そこで弾性によりT字形状を回復する。ガイド針は最終的に引き抜かれ、そのスリットを通って結束用ピンがガイド針と分離し、その場に置かれる。
本発明の結束方法によって気泡シートのカット品のようなシート状物の積層体を結束すれば、結束作業の能率が高く、カットまたは製袋から結束終了までに要する時間が短く、多量の積層体を結束することができ、紐で結んだときのように製品を損なう心配がないという、タグピンを使用した結束方法の利点を享受することができる上、1カ所に結束ピンを刺し通すだけでシート状物がまとまりよく結束できるという効果がある。容易に理解されるとおり、結束用ピンの積層体を貫く部分と積層体の外側を回る部分とがループを形成し、積層体の一方の端を規制しているから、単にタグピンを1カ所刺し通した場合には生じる、シート状物の回転が防げるわけである。シート状物の結束した単位は、外観から容易に識別できる。
本発明の結束方法の第一の態様には、図7に示した結束用ピン(1B)を用いた変更態様が可能である。この結束用ピン(1B)においては、上述の結束用ピン(1A)のリング(12)に代えてフラッグ(13)があり、係止片(14)は、図6に示すように、このフラッグを貫いてループを形成する。
本発明の結束方法の第二の態様においては、図7に示すような結束用具を使用する。この結束用具は、フィラメント状またはストリップ状の連結部材本体(41)の両方の端にリング(42)を備えた連結部材(4)と、フィラメント状のピン本体(21)の一方の端にリング径より長い横棒をもつT字型の係止片またはリング径より大きい幅の係止フラッグ(22)を備え、他方の端にリング径より長い横棒をもつT字型の係止片(24)を備えた結束用ピン(2)とを組み合わせて使用する。
この結束用具を使用する結束方法は、シート状物の積層体(9)の一方の面(91)および他方の面(92)に連結部材の両端のリングを位置させるとともに、係止片をピン本体に沿わせた形で結束用ピン(2)を積層体のどちらかの面から反対側の面に刺し通し、係止片が反対側の面のリングを通過したところでT字型の形状を回復させて抜けなくすることにより、積層体を貫くループを形成することからなる。これによりシート状物の積層物は、図8に示すように結束される。この結束により、1カ所の結束用ピンの挿通でシート状物がまとまりよく結束される機構は、第一の態様に関してすでに説明したところと同じである。
本発明の結束方法の第三の態様においては、図9に示すような結束用具を使用する。この結束用具は、テープ状の連結部材本体(51)の両方の端に十分な幅の挿通部分(52)をもつ連結部材(5)と、フィラメント状のピン本体(31)の一方の端にT字型の横棒、フラッグ(32)またはリングを備え、他方の端にT字型の係止片(34)を備えた結束用ピン(3)とを組み合わせて使用する。連結部材を構成するテープの全体または挿通部分に弱粘着性の粘着材を適用しておくと、下記の作業が行ないやすい。
この結束用具を使用する結束方法は、シート状物の積層体(9)の一方の面(91)および他方の面(92)に連結部材の両端の挿通部分(52)を位置させるとともに、係止片をピン本体に沿わせた形で結束用ピン(3)を積層体のどちらかの面から反対側の面に刺し通し、係止片が裏面の挿通部分を通過したところでT字型の形状を回復させて抜けなくすることにより、シート状物の積層体を貫くループを形成することからなる。これによりシート状物の積層物は、図10に示すように結束される。1カ所の結束用ピンの挿通でシート状物がまとまりよく結束される機構は、第一の態様に関して説明したところと同じである。
本発明の第三の態様には、図11に示すような変更態様が可能である。そこでは、シート状物の積層体(9)の一方の面(91)および他方の面(92)にテープ状の連結部材の両端にある挿通部分を位置させるに当たり、挿通部分の少なくとも一方を折り返した状態として結束用ピン(3)を刺し通す。そうすると、折り返され二重に結束用ピンで貫かれた挿通部分は、シート状物の積層体を結束したとき、重なり合った部分の間が、図11に見るように若干開いたような形となる。このような結束状態にしておけば、結束をほどくときに、この部分で結束用ピンを鋏やカッターで切断すればよく、密に積層した場合でも、シート状物を傷つける心配は、あまりしなくて済む。連結部材の重なり合った部分の間に間隔をもたせるためには、連結部材を、多少の弾性をもつ材料でつくるとよい。
テープ状の連結部材を使用する態様においては、ある程度の幅をもったテープが使用されるので、その面を利用して、結束されたシート状物に関する商標や商品情報、たとえば製造者、販売者、グレード、材質、リサイクルに関する情報などを、印刷して、または印刷したシールを貼るなどして、表示することができる。同様な面の利用は、前述の第一の態様における変更態様で使用する結束用ピンの一端に設けたフラッグの面に関しても可能である。
上記した第一の態様で使用する結束用具である結束用ピン(1A,1B)は、強固であるが柔軟なプラスチック材料、代表的にはナイロンで製造するとよい。シート状物と同じ材料、たとえばポリエチレンなども、有用である。結束用ピンの製造には、タグピンの製造に利用されているような、射出成形が好適である。第二の態様で使用する結束用具のうち、結束用ピン(2)は、第一の態様の結束用ピンと同様に、強固であるが柔軟なプラスチック材料で製造することが適当であり、連結部材(4)は、柔軟なプラスチック材料または紙質材料で製造することが適当である。第三の態様で使用する結束用具のうち、結束用ピン(3)は、第一および第二の態様の結束用ピン(1A,1B)と同様に強固であるが柔軟なプラスチック材料で製造することが適当であり、連結部材(5)は、柔軟なプラスチック材料、紙質材料のほか、職布または不織布のような布質材料で製造することができる。
本発明に従う結束方法の第一の態様で使用する結束用具の平面図。 図1の結束用具を使用して、シート状物の結束を行なう方法を説明する断面図。 図2の結束方法によりシート状物を結束した状態を示す斜視図。 図2の結束方法を実施するときの、結束用具の先端の状態を示す拡大した断面図。 本発明に従う結束方法の第一の態様の変更態様で使用する、結束用具の平面図。 図5の結束用具を使用してシート状物を結束した状態を示す断面図。 本発明に従う結束方法の第二の態様で使用する結束用具の平面図。 図7の結束用具を使用してシート状物を結束した状態を示す、図3と同様な斜視図。 本発明に従う結束方法の第三の態様で使用する結束用具の平面図。 図9の結束用具を使用してシート状物を結束した状態を示す、図3および図8と同様な斜視図。 本発明に従う結束方法の第三の態様の変更態様によりシート状物を結束した状態を示す、図6と同様な断面図。
符号の説明
1A (第一の態様の)結束用ピン
11 ピン本体 12 リング 14 係止片
1B (第一の態様の変更態様の)結束用ピン
11 ピン本体 13 フラッグ 14 係止片
2 (第二の態様の)結束用ピン
21 ピン本体 22 係止フラッグ 24 係止片
3 (第三の態様の)結束用ピン
31 ピン本体 32 係止フラッグ 34 係止片
4 (第二の態様の)連結部材
41 連結部材本体 42 リング
5 (第三の態様の)連結部材
51 連結部材本体 52 挿通部分
6 ガイド針
9 シート状物の積層体
91 積層体の一方の面 92 積層体の他方の面

Claims (7)

  1. シート状物を複数枚積層して結束する方法であって、フィラメント状のピン本体(11)の一方の端にリング(12)またはフラッグ(13)を備え、他方の端にT字型の係止片(14)を備えた結束用ピン(1Aまたは1B)を使用し、ただし一方の端にリングを備えた場合(1A)はT字型の係止片の横棒をリング径より長いものとし、シート状物の積層体(9)の一方の面(91)に結束用ピンのリングまたはフラッグを位置させるとともに、ピン本体を積層体の外側を回してその他方の面(92)に至らせ、結束用ピン(1Aまたは1B)の係止片をピン本体に沿わせた形で係止片とそれに続くピン本体の一部を積層体の他方の面から一方の面に刺し通し、係止片がリングまたはフラッグを通過したところでT字型の形状を回復させて抜けなくすることにより、積層体を貫くループを形成することからなるシート状物の結束方法。
  2. 柔軟なプラスチック材料で製造され、フィラメント状のピン本体(11)の一方の端にリング(12)またはフラッグ(13)を備え、他方の端にT字型の係止片(14)を備えた結束用ピン(1Aまたは1B)であり、ただし一方の端にリングを備えた場合(1A)はT字型の係止片の横棒をリング径より長いものとした、請求項1のシート状物の結束方法に使用する結束用具。
  3. シート状物を複数枚積層して結束する方法であって、フィラメント状またはストリップ状の連結部材本体(41)の両方の端にリング(42)を備えた連結部材(4)と、フィラメント状のピン本体(21)の一方の端にリング径より長い横棒をもつT字型の係止片またはリング径より大きい幅の係止フラッグ(22)を備え、他方の端にリング径より長い横棒をもつT字型の係止片(24)を備えた結束用ピン(2)とを使用し、シート状物の積層体(9)の一方の面(91)および他方の面(92)に連結部材の両端のリングを位置させるとともに、係止片をピン本体に沿わせた形で結束用ピン(2)を積層体のどちらかの面から反対側の面に刺し通し、係止片が反対側の面のリングを通過したところでT字型の形状を回復させて抜けなくすることにより、積層体を貫くループを形成することからなるシート状物の結束方法。
  4. 柔軟なプラスチック材料または紙質材料で製造され、フィラメント状またはストリップ状の連結部材本体(41)の両方の端にリング(42)を備えた連結部材(4)と、柔軟なプラスチック材料で製造され、フィラメント状のピン本体(21)の一方の端にリング径より長い横棒をもつT字型の係止片を有するか、またはリング径より大きい幅の係止フラッグ(22)を備え、他方の端にリング径より長い横棒をもつT字型の係止片(24)を備えた結束用ピン(2)とを組み合わせてなる、請求項3のシート状物の結束方法に使用する結束用具。
  5. シート状物を複数枚積層して結束する方法であって、テープ状の連結部材本体(51)の両方の端に十分な幅の挿通部分(52)をもつ連結部材(5)と、フィラメント状のピン本体(31)の一方の端にT字型の横棒、フラッグ(32)またはリングを備え、他方の端にT字型の係止片(34)を備えた結束用ピン(3)とを使用し、シート状物の積層体(9)の一方の面(91)および他方の面(92)に連結部材の両端の挿通部分を位置させるとともに、係止片をピン本体に沿わせた形で結束用ピン(3)を積層体のどちらかの面から反対側の面に刺し通し、係止片が反対側の面の挿通部分を通過したところでT字型の形状を回復させて抜けなくすることにより、積層体を貫くループを形成することからなるシート状物の結束方法。
  6. シート状物の積層体(9)の一方の面(91)および他方の面(92)にテープ状の連結部材の両端にある挿通部分を位置させるに当たり、挿通部分の少なくとも一方を折り返した状態として結束用ピン(3)を刺し通して実施する請求項5のシート状物の結束方法。
  7. 柔軟なプラスチック材料、紙質材料または布質材料で製造され、テープ状の連結部材本体(51)の両方の端に十分な幅の挿通部分(52)をもつ連結部材(5)と、柔軟なプラスチック材料で製造され、フィラメント状のピン本体(31)の一方の端にT字型の横棒またはフラッグ(32)を備え、他方の端にT字型の係止片(34)を備えた結束用ピン(3)とを組み合わせてなる、請求項5または6のシート状物の結束方法に使用する結束用具。
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