JP7511253B2 - 給水装置及び配管キット - Google Patents

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この発明は、給水装置及び配管キットに関するものである。
従来より、キャビネット型の給水装置がある(例えば、特許文献1)。このような給水装置は、キャビネットと、キャビネット内に収容された配管装置と、を備え、この配管装置は、吸込配管に接続される吸込口と、吐出配管に接続される吐出口と、ポンプと、を有している。
特開2018-150990号公報
上述のような従来の給水装置において、配管装置の吸込口及び吐出口は、それぞれ、ねじ、又は、締結穴を有したフランジを有し、吸込配管及び吐出配管に接続される配管と、ねじ込みにより、又は、フランジでの締結により、接続される場合がある。しかし、ねじ込みの作業においては、キャビネット内の限られたスペース内で、比較的大きな配管を回転させる必要があり、配管が他の配管やキャビネット等と干渉しやすいおそれがあった。また、フランジでの締結の作業においては、キャビネット内の限られたスペース内で、工具を様々な箇所で回す必要があり、工具を使用しづらいおそれがあった。そのため、吸込口及び吐出口と吸込配管及び吐出配管との接続作業の作業性につき、向上の余地があった。
この発明は、上述した課題を解決するためのものであり、吸込口及び吐出口と吸込配管及び吐出配管との接続作業の作業性を向上できる、給水装置及び配管キットを、提供することを目的とするものである。
本発明の給水装置は、
キャビネット型の給水装置であって、
キャビネットと、
前記キャビネット内に収容され、吸込口、吐出口、及びポンプを有する、配管装置と、
一対の配管キットと、
を備え、
各前記配管キットは、第1接続口と、第2接続口と、前記第1接続口及び前記第2接続口どうしの間に設けられたヘルール継手と、を有しており、
前記一対の配管キットのうちの一方は、前記第1接続口が前記配管装置の前記吸込口に接続されるとともに、前記第2接続口が吸込配管に接続されるように構成された、吸込側配管キットであり、
前記一対の配管キットのうちの他方は、前記第1接続口が前記配管装置の前記吐出口に接続されるとともに、前記第2接続口が吐出配管に接続されるように構成された、吐出側配管キットである。
本発明の給水装置において、
各前記配管キットは、前記ヘルール継手と前記第2接続口との間に、可撓管継手を有しており、
各前記配管キットの前記可撓管継手は、それぞれ、前記キャビネットの内部に位置していると、好適である。
本発明の給水装置において、
各前記可撓管継手は、ユニオン式の球型フレキシブル継手であると、好適である。
本発明の給水装置において、
前記配管装置の前記吸込口及び前記吐出口は、それぞれ、下側を向いており、
各前記配管キットの前記第2接続口は、それぞれ、水平方向を向いていると、好適である。
本発明の配管キットは、
上記の給水装置に用いられるように構成された、前記配管キットであって、
前記配管キットは、前記第1接続口と、前記第2接続口と、前記第1接続口及び前記第2接続口どうしの間に設けられた前記ヘルール継手と、を有している。
この発明によれば、吸込口及び吐出口と吸込配管及び吐出配管との接続作業の作業性を向上できる、給水装置及び配管キットを、提供できる。
本発明の第1実施形態に係る給水装置を示す、正面図である。 図1の給水装置を示す、斜視図である。 図1の給水装置の一部を、図1のA-A線に沿った断面により示す、A-A断面図である。 本発明の一実施形態に係る配管キットである、図1の吸込側配管キットを示す、斜視図である。 図4の吸込側配管キットを分解して示す、分解斜視図である。 図4の吸込側配管キットの一部を、図4のB-B線に沿った断面により示す、B-B断面図である。 図4の吸込側配管キットの一部を、図4のC-C線に沿った断面により示す、C-C断面図である。 本発明の他の実施形態に係る配管キットである、図1の吐出側配管キットを示す、斜視図である。 図8の吐出側配管キットを分解して示す、分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る給水装置を示す、斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る給水装置を示す、斜視図である。
本発明に係る給水装置は、例えば商業建造物や集合住宅等の需要先に給水するために、好適に利用することができる。
以下に、図面を参照しつつ、この発明に係る給水装置及び配管キットの実施形態を例示説明する。
図1~図9は、本発明の第1実施形態に係る給水装置1を説明するための図面である。図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る給水装置1の外観を示している。図3は、図1の給水装置1の一部を、図1のA-A線に沿った断面により示している。
給水装置1は、例えば商業建造物や集合住宅等の需要先に給水するために好適に利用できるものである。給水装置1は、キャビネット型の給水装置として構成されている。キャビネット型の給水装置は、コンパクト性への要求が高いものである。
図1及び図2に示すように、本実施形態において、給水装置1は、キャビネット2と、配管装置3と、制御盤4と、一対の配管キット5と、配管装置用架台部材6と、を備えている。
キャビネット2は、下側が開放された直方体形状の箱型に構成されており、配管装置3等を内部に収容するように構成されている。
本実施形態において、キャビネット2は、右壁2aと、右壁2aに対向する左壁2bと、上壁2dと、前壁2f(図示せず)と、前壁2f(図示せず)に対向する後壁2eと、を有している。図1及び図2では、キャビネット2の内部を示すため、前壁を省略している。本実施形態において、キャビネット2は、下側が開放されており、すなわち、上壁2dに対向する下壁を有していないが、キャビネット2は、下側が閉鎖されていてもよく、すなわち、上壁2dに対向する下壁を有してもよい。
なお、本明細書では、図1及び図2等において矢印で示すように、鉛直方向の上及び下をそれぞれ「上」及び「下」といい、給水装置1の正面に近い方を「前」といい、給水装置1の正面から遠い方を「後」といい、図1のように給水装置1を正面から見たときの左及び右をそれぞれ「左」及び「右」という。
本実施形態において、キャビネット2は、前後方向に薄い薄型に構成されている。すなわち、キャビネット2の前後方向の寸法は、キャビネット2の左右方向の寸法や上下方向の寸法よりも小さくされている。
図1及び図2に示すように、本実施形態において、キャビネット2は、上下方向に2分割された分割型に構成されている。具体的に、キャビネット2は、キャビネット本体部2Mと、キャビネット本体部2Mの下側に配置されたキャビネット架台部2Bと、から構成されている。キャビネット本体部2Mは、キャビネット架台部2Bの上に載せられた状態で、キャビネット架台部2Bに対して締結等により固定されている。
キャビネット本体部2Mは、下側が開放された直方体形状の箱型に構成されている。キャビネット本体部2Mは、右壁2Maと、右壁2Maに対向する左壁2Mbと、上壁2d(キャビネット2の上壁2dと同じ。)と、前壁2Mf(図示せず)と、前壁2Mf(図示せず)に対向する後壁2Meと、を有している。
キャビネット架台部2Bは、上側及び下側が開放された直方体形状の箱型に構成されている。キャビネット架台部2Bは、右壁2Baと、右壁2Baに対向する左壁2Bbと、前壁2Bf(図示せず)と、前壁2Bf(図示せず)に対向する後壁2Beと、を有している。
本実施形態において、キャビネット2の右壁2aは、キャビネット本体部2Mの右壁2Maと、キャビネット架台部2Bの右壁2Baと、から構成されている。キャビネット2の左壁2bは、キャビネット本体部2Mの左壁2Mbと、キャビネット架台部2Bの左壁2Bbと、から構成されている。キャビネット2の前壁2f(図示せず)は、キャビネット本体部2Mの前壁2Mf(図示せず)と、キャビネット架台部2Bの前壁2Bf(図示せず)と、から構成されている。キャビネット2の後壁2eは、キャビネット本体部2Mの後壁2Meと、キャビネット架台部2Bの後壁2Beと、から構成されている。
本実施形態において、キャビネット架台部2Bは、下側が開放されており、すなわち、下壁を有していないが、キャビネット架台部2Bは、下側が閉鎖されていてもよく、すなわち、下壁を有してもよい。
配管装置3は、キャビネット2内に収容されている。本実施形態において、配管装置3は、キャビネット本体部2M内に収容されている。
配管装置3は、吸込口3aと、吐出口3bと、吸込口3a及び吐出口3bどうしの間に接続された1つ又は複数(本実施形態では、2つ)のポンプPと、を有している。配管装置3は、吸込口3aから吸い込んだ水を、ポンプPにより昇圧して、吐出口3bから吐き出すように構成されている。吸込口3aは、上水道配水管や高置水槽等に繋がる吸込配管raに接続されるように構成されている。吐出口3bは、例えば商業建造物や集合住宅等の需要先の配管に繋がる吐出配管rbに接続されるように構成されている。ポンプPは、縦型に構成されている。
本実施形態において、配管装置3は、さらに、逆流防止器BP、圧力タンクDPT等を有している。
配管装置3は、吸込口3aと、吐出口3bと、ポンプPと、を有する限り、その構成は、任意でよい。
本明細書において、各種の管や口等の管状部材又は部分に関し、「接続」とは、複数の管状部材又は部分どうしが直接接続される場合に限られず、複数の管状部材又は部分どうしが延長管等の他の管状部材又は部分を介して接続される場合も含む。
図1及び図3に示すように、給水装置1のコンパクト化等の観点から、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bは、それぞれ、下側を向いていると、好適である。
図1に示すように、本実施形態において、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bは、配管装置3が有する1つ又は複数のポンプPよりも左側に位置している。また、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bは、キャビネット2における左右方向の中心よりも左側に位置している。また、吐出口3bは、吸込口3aよりも右側に位置している。また、吐出口3bは、吸込口3aよりも後側に位置している。
ただし、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bは、キャビネット2内の任意の位置に位置してよい。
なお、キャビネット2が本実施形態のようにキャビネット本体部2Mとキャビネット架台部2Bとに2分割された分割型に構成されている場合、吸込口3a及び吐出口3bは、図1の例のように、キャビネット本体部2Mとキャビネット架台部2Bとの固定部(境界部。キャビネット本体部2Mとキャビネット架台部2Bとが互いに固定される部分。)よりも上側に位置すると、好適である。
また、吸込口3a及び吐出口3bの高さは、図1の例のように互いに同じでもよいし、互いに異なっていてもよい。
また、吸込口3a及び吐出口3bは、図1の例のように、配管装置用架台部材6の最下端部分(最も下側に位置する部分)よりも上側にあると好適である。
また、吸込口3a及び吐出口3bは、左右方向において互いに同じ位置に位置していてもよい。
キャビネット2は、図1~図3に示すように、排水配管用穴23を有してもよい。排水配管用穴23には、図示しない排水配管が通される。この排水配管は、逆流防止器BPの下から、排水配管用穴23を介して、キャビネット2の外部へ延在し、逆流防止器BPからの排水をキャビネット2の外部へ流すように構成される。
排水配管用穴23は、キャビネット2の下側部分に設けられると好適であり、例えば、本実施形態のように、キャビネット架台部2Bに設けられると好適である。本実施形態において、排水配管用穴23は、キャビネット架台部2Bの右壁2Baに設けられているが、排水配管用穴23は、キャビネット架台部2Bの任意の位置に設けられてよい。
制御盤4は、キャビネット2内に収容されている。本実施形態において、制御盤4は、キャビネット本体部2M内に収容されている。
制御盤4は、配管装置3におけるポンプPを制御するように構成されている。
給水装置1の設置面積のコンパクト化の観点等から、制御盤4は、キャビネット2内において、配管装置3の上側に配置されていると、好適である。ただし、制御盤4は、キャビネット2内において任意の位置に配置されてよい。
配管装置用架台部材6は、キャビネット2内に配置されており、配管装置3を下から支持するように構成されている。
本実施形態において、配管装置用架台部材6は、キャビネット本体部2M内に配置されており、キャビネット本体部2Mの左右方向の全長にわたって延在しており、キャビネット本体部2Mの右壁2Ma及び左壁2Mbに連結されている。
ただし、配管装置用架台部材6は、キャビネット2内において配管装置3を下から支持するように構成されている限り、任意の構成を有してよい。
キャビネット2の内部において、配管装置3より下側のスペース(本実施形態では、キャビネット架台部2Bの内部のスペース)は、一対の配管キット5や上記排水配管を配置するための配管スペースとなっている。コンパクト化の観点から、配管スペースは、必要最低限の大きさにされている。
一対の配管キット5は、それぞれ、本発明の別々の実施形態に係る配管キットである。一対の配管キット5のうちの一方は、吸込側配管キット5aであり、一対の配管キット5のうちのうちの他方は、吐出側配管キット5bである。図1~図3に示すように、吸込側配管キット5aは、配管装置3の吸込口3aと吸込配管raとの間に接続されるように構成されている。また、吐出側配管キット5bは、配管装置3の吐出口3bと吐出配管rbとの間に接続されるように構成されている。
吸込側配管キット5aと吐出側配管キット5bとは、基本的に同様の構成を有している。そのため、以下の説明において、単に「配管キット5」というときは、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bのそれぞれを指している。吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bは、互いに異なる構成を有していてもよいし、互いに同じ構成を有していてもよい。
図4~図5は、図1~図3に示す吸込側配管キット5aを、単独で示している。図8~図9は、図1~図3に示す吐出側配管キット5bを、単独で示している。図4~図5、図8~図9に示すように、配管キット5は、複数の管状部材どうしが接続されてなるものである。配管キット5は、第1接続口51と、第2接続口52と、を有している。第1接続口51及び第2接続口52は、それぞれ管状をなしている。第1接続口51は、配管キット5の延在方向の一方側の端部に位置し、第2接続口52は、配管キット5の延在方向の他方側の端部に位置する。
なお、配管キット5の延在方向とは、配管キット5の管軸線の延在方向を指す。
図1~図3に示すように、吸込側配管キット5aは、第1接続口51が配管装置3の吸込口3aに接続されるとともに、第2接続口52が吸込配管raに接続されるように構成されている。また、吐出側配管キット5bは、第1接続口51が配管装置3の吐出口3bに接続されるとともに、第2接続口52が吐出配管rbに接続されるように構成されている。
配管キット5の第1接続口51と吸込口3a又は吐出口3bとは、任意の方法で接続されるように構成されてよい。例えば、第1接続口51と吸込口3a又は吐出口3bとは、ねじ込みによって接続されるように構成されてもよく、その場合、第1接続口51と吸込口3a又は吐出口3bとには、それぞれねじが設けられており、第1接続口51のねじ(おねじ及びめねじのうちの一方)と吸込口3a又は吐出口3bのねじ(おねじ及びめねじのうちの他方)とが螺合するように構成される。あるいは、第1接続口51と吸込口3a又は吐出口3bとは、圧入によって接続されるように構成されてもよい。あるいは、第1接続口51と吸込口3a又は吐出口3bとは、締結によって接続されるように構成されてもよく、その場合、第1接続口51と吸込口3a又は吐出口3bとには、それぞれ、複数の締結穴を有するフランジが設けられており、第1接続口51のフランジと吸込口3a又は吐出口3bのフランジとが、当該複数の締結穴を介して締結されるように構成される。
同様に、配管キット5の第2接続口52と吸込配管ra又は吐出配管rbとは、任意の方法で接続されるように構成されてよい。例えば、第2接続口52と吸込配管ra又は吐出配管rbとは、ねじ込みによって接続されるように構成されてもよく、その場合、第2接続口52と吸込配管ra又は吐出配管rbとには、それぞれねじが設けられており、第2接続口52のねじ(おねじ及びめねじのうちの一方)と吸込配管ra又は吐出配管rbのねじ(おねじ及びめねじのうちの他方)とが螺合するように構成される。あるいは、第2接続口52と吸込配管ra又は吐出配管rbとは、圧入によって接続されるように構成されてもよい。あるいは、第2接続口52と吸込配管ra又は吐出配管rbとは、締結によって接続されるように構成されてもよく、その場合、第2接続口52と吸込配管ra又は吐出配管rbとには、それぞれ、複数の締結穴を有するフランジが設けられており、第2接続口52のフランジと吸込配管ra又は吐出配管rbのフランジとが、当該複数の締結穴を介して締結されるように構成される。
配管キット5は、各図に示すように、管軸線が曲がった曲がり部55(図4及び図8)を有することにより、略L字型に構成されてもよい。
あるいは、図示は省略するが、配管キット5は、曲がり部55を有さず、直線状に延在することにより、略I字型に構成されてもよい。
キャビネット2は、図1~図3に示すように、吸込配管用穴21と、吐出配管用穴22とを、有してもよい。吸込配管用穴21には、吸込配管ra又は吸込側配管キット5aが通される。吐出配管用穴22には、吐出配管rb又は吐出側配管キット5bが通される。
本実施形態では、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bの全体がキャビネット2の内部に位置し、吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22には、それぞれ吸込配管ra及び吐出配管rbが通されている。ただし、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bは、それぞれ吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22を通って、それぞれの第2接続口52がキャビネット2の外部に位置してもよい。その場合、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bの第2接続口52は、キャビネット2の外部で、それぞれ吸込配管ra及び吐出配管rbと接続される。
吸込配管用穴21と吐出配管用穴22とは、キャビネット2の下側部分に設けられると好適であり、例えば、本実施形態のように、キャビネット架台部2Bに設けられると好適である。本実施形態において、吸込配管用穴21と吐出配管用穴22とは、キャビネット架台部2Bの左壁2Bbに設けられている。ただし、吸込配管用穴21と吐出配管用穴22とは、キャビネット架台部2Bの任意の位置に設けられてよい。キャビネット2が吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22を有する場合、各配管キット5は、略L字型に構成され、各配管キット5の第2接続口52は、水平方向を向くように指向され、水平方向に延在する吸込配管ra及び吐出配管rbと接続される。
ただし、キャビネット2は、吸込配管用穴21と吐出配管用穴22とを有していなくてもよい。その場合、吸込配管ra又は吸込側配管キット5aを、キャビネット2の開放した下面を通るように延在させ、吐出配管rb又は吐出側配管キット5bを、キャビネット2の開放した下面を通るように延在させると、よい。この場合、各配管キット5は、略I字型に構成され、各配管キット5の第2接続口52は、下側を向くように指向され、鉛直方向に延在する吸込配管ra及び吐出配管rbと接続される。
図1~図5、図8~図9に示すように、配管キット5は、第1接続口51及び第2接続口52どうしの間に設けられたヘルール継手53を有している。
図5及び図9は、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bのヘルール継手53を分解して示している。図6は、図4の吸込側配管キット5aのヘルール継手53を、図4のB-B線に沿った断面により示している。図5、図6、図9に示すように、ヘルール継手53は、第1ヘルール531と、第2ヘルール532と、ガスケット533と、クランプバンド534と、から構成される。第1ヘルール531は、ガスケット533に対して第1接続口51側に位置する。第2ヘルール532は、ガスケット533に対して第2接続口52側に位置する。第1ヘルール531及び第2ヘルール532は、それぞれ管状をなしている。本実施形態において、第1接続口51は、第1ヘルール531の一部から構成されている。ただし、第1接続口51と第1ヘルール531とは、別々の管状部材から構成されてもよい。
第1ヘルール531及び第2ヘルール532は、それぞれ、互いに対向する側の端部に、ヘルールフランジ531a、532aを有している。これらのヘルールフランジ531a、532aには、環状溝531b、532bが設けられている。
ガスケット533は、環状に構成されており、ゴム等の弾性材料から構成されている。図6に示すように、ガスケット533は、これらの環状溝531b、532bに収容された状態で、第1ヘルール531のヘルールフランジ531aと第2ヘルール532のヘルールフランジ532aとによって挟持される。
クランプバンド534は、開閉可能に構成されており、閉じた状態において環状をなすように構成されている。図6に示すように、クランプバンド534は、第1ヘルール531のヘルールフランジ531aと第2ヘルール532のヘルールフランジ532aとがガスケット533を挟持した状態において、第1ヘルール531のヘルールフランジ531aと第2ヘルール532のヘルールフランジ532aとを外周側から挟み込んで締め付けることで、第1ヘルール531と第2ヘルール532とを接続するように構成されている。クランプバンド534は、工具を用いる必要なしに、手作業で、クランプバンド534の開閉や締め付けができるように、構成されている。
配管キット5は、略L字型に構成される場合、曲がり部55を、ヘルール継手53と第2接続口52との間に有すると、好適である。
図5及び図9に示すように、配管キット5のうち、第1ヘルール531から第1接続口51までの部分(本実施形態においては、上述のように、第1接続口51は第1ヘルール531の一部から構成されているので、第1ヘルール531のみ。)は、上構造部5Uである。また、配管キット5のうち、第2ヘルール532から第2接続口52までの部分は、下構造部5Lである。上構造部5U及び下構造部5Lは、それぞれ、1つ又は複数の管状部材から構成される。
キャビネット本体部2Mと、配管装置3と、制御盤4と、配管装置用架台部材6と、一対の配管キット5のそれぞれの上構造部5Uとは、給水装置本体部1Mを構成している。
本実施形態の給水装置1は、上述のように構成されているので、例えばつぎのような方法で設置現場に設置されることができる。まず、給水装置1を設置現場に設置する前において、給水装置本体部1Mを、予め、例えば設置現場から離れた場所で、組み立てる。すなわち、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bのそれぞれの上構造部5Uを、予め、それぞれ配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bに接続する。その後、キャビネット架台部2Bを、設置現場に設置する。その後、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bのそれぞれの下構造部5Lを、キャビネット架台部2Bの内部に配置し、それぞれの第2接続口52を、それぞれ吸込配管ra及び吐出配管rbと接続する。この際、図1~図3の実施形態のように、吸込配管ra又は吸込側配管キット5aの下構造部5Lを、吸込配管用穴21に通し、吐出配管rb又は吐出側配管キット5bの下構造部5Lを、吐出配管用穴22に通してもよい。あるいは、吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22を用いずに、吸込配管ra又は吸込側配管キット5aの下構造部5Lを、キャビネット2の開放した下面を通るように延在させ、吐出配管rb又は吐出側配管キット5bの下構造部5Lを、キャビネット2の開放した下面を通るように延在させてもよい。このとき、作業者は、キャビネット架台部2Bの上に給水装置本体部1Mが無い状態でこの配管作業ができるので、配管作業がし易くなる。その後、給水装置本体部1Mをキャビネット架台部2Bの上に設置する。その後、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bのそれぞれにおいて、ガスケット533を、第1ヘルール531のヘルールフランジ531aと第2ヘルール532のヘルールフランジ532aとの間に配置する。その後、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bのそれぞれにおいて、必要に応じて第1ヘルール531及び第2ヘルール532の位置を微調整する。その後、吸込側配管キット5a及び吐出側配管キット5bのそれぞれにおいて、クランプバンド534により、第1ヘルール531のヘルールフランジ531aと第2ヘルール532のヘルールフランジ532aとを外周側から挟み込んで締め付けることで、第1ヘルール531と第2ヘルール532とを接続する。
以上により、給水装置1の設置が完了する。
以上のように、本実施形態では、配管キット5がヘルール継手53を有しており、言い換えれば、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bと吸込配管ra及び吐出配管rbとが、それぞれ、ヘルール継手53を介して接続されている。ヘルール継手53による接続作業は、キャビネット2内で配管を回転させる必要がなく、また、工具が不要であり、クランプバンド534を挟み込むだけで済むので、キャビネット2内の限られた配管スペース内でも簡単に行うことができる。よって、吸込口3a及び吐出口3bと吸込配管ra及び吐出配管rbとの接続作業の作業性を向上できる。また、ヘルール継手53は、第1ヘルール531のヘルールフランジ531aと第2ヘルール532のヘルールフランジ532aとをクランプバンド534によりしっかりと固定する構成のため、配管の信頼性が高い。
なお、上述した実施形態では、キャビネット2が2分割された分割型に構成されており、それにより、給水装置1の設置作業において、キャビネット架台部2Bと給水装置本体部1Mとを別々に現場に運ぶことができる。
ただし、キャビネット2は、2分割されていない、一体型に構成されてもよい。その場合も、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bと吸込配管ra及び吐出配管rbとを、それぞれ、ヘルール継手53を介して接続するので、吸込口3a及び吐出口3bと吸込配管ra及び吐出配管rbとの接続作業の作業性を向上できる。
上述のように、キャビネット2が吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22を有する場合、吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22は、それぞれ、キャビネット2の任意の位置に設けられてよく、例えば、キャビネット架台部2Bの任意の位置に設けられてよい。
例えば、図1~図3の実施形態のように、吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22は、それぞれ、キャビネット2の左壁2b、例えば、キャビネット架台部2Bの左壁2Bbに、設けられてもよい。なお、図1~図3の実施形態において、吐出配管用穴22は、吸込配管用穴21よりも後側に位置している。また、上述のように、配管装置3の吐出口3bは、配管装置3の吸込口3aよりも後側に位置している。これに伴い、吐出側配管キット5bは、吸込側配管キット5aよりも後側に位置している。
あるいは、図10に示す他の実施形態のように、吸込配管用穴21が、キャビネット2の左壁2b、例えば、キャビネット架台部2Bの左壁2Mbに、設けられ、吐出配管用穴22が、キャビネット2の右壁2a、例えば、キャビネット架台部2Bの右壁2Baに、設けられてもよい。
あるいは、図11に示すさらに他の実施形態のように、吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22は、それぞれ、キャビネット2の後壁2e、例えば、キャビネット架台部2Bの後壁2Beに、設けられてもよい。
あるいは、図示は省略するが、吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22は、それぞれ、キャビネット2の右壁2a、例えば、キャビネット架台部2Bの右壁2Baに、設けられてもよい。
なお、図10及び図11の各実施形態において、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bの位置は、図1~図3の実施形態と同じである。
なお、従来では、キャビネット内部における配管装置の吸込口及び吐出口と吸込配管及び吐出配管との間の配管は、給水装置のユーザー(顧客)が、事前に計画及び準備するのが一般的である。
一方、配管キット5は、給水装置1の製造メーカーが準備してユーザー(顧客)に提供すると、好適である。これにより、給水装置1のユーザー(顧客)が、吸込口3a及び吐出口3bと吸込配管ra及び吐出配管rbとの間の配管を、事前に計画及び準備する必要がなくなり、接続作業が簡単になるので、当該作業に掛かる作業時間を短縮することが可能になる。
配管キット5は、各図に示すように、ヘルール継手53と第2接続口52との間に、可撓管継手54を有してもよい。
図4及び図8に示すように、可撓管継手54は、ゴム等の可撓性のある材料から構成された可撓部541と、可撓部541の延在方向の両側に設けられた一対の接続部542と、を有している。各接続部542は、それぞれ、他の管状部材と、ねじ込み等により接続されるように構成されている。可撓部541と、各接続部542とは、それぞれ、管状をなしている。
可撓管継手54により、吸込口3a及び吐出口3bと吸込配管ra及び吐出配管rbとの接続作業において、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bから吸込配管ra及び吐出配管rbまでにわたる配管の各方向(管軸線方向、管軸線を中心とする周方向、管軸線に垂直な方向等)の施工誤差を吸収することができるので、上下左右前後の位置調整がし易く、当該作業の作業性を向上できる。また、可撓管継手54により、使用中等において配管装置3や配管キット5に掛かる振動を吸収することができる。
配管キット5が曲がり部55を有する場合、可撓管継手54は、図4に示す吸込側配管キット5aの可撓管継手54のように、ヘルール継手53と曲がり部55との間に位置していてもよい。あるいは、可撓管継手54は、図8に示す吐出側配管キット5bの可撓管継手54のように、曲がり部55と第2接続口52との間に位置していてもよい。
図1~図3、図10~図11の各実施形態のように、各配管キット5の可撓管継手54は、それぞれ、キャビネット2の内部に位置していると、好適である。仮に可撓管継手54がキャビネット2の外部に位置する場合、可撓管継手54の可撓部541は、紫外線からの保護のために、保護剤(ラギング)で覆われる必要があり、その分、作業量やコストが増大し、また、給水装置1の外観も低下し得る。各配管キット5の可撓管継手54がキャビネット2の内部に位置している場合は、保護剤(ラギング)が不要であるため、作業量やコストを低減でき、また、給水装置1の外観を向上できる。
配管キット5の可撓管継手54は、球型フレキシブル継手であると、好適である。球型フレキシブル継手は、一般的に、「玉フレキ」とも呼ばれる。この場合、可撓部541は、一対の接続部542どうしの間において、略球状をなしている。
球型フレキシブル継手としては、一般的に、ユニオン式の球型フレキシブル継手と、フランジ式の球型フレキシブル継手と、がある。
配管キット5の可撓管継手54は、ユニオン式の球型フレキシブル継手であると、より好適である。ユニオン式の球型フレキシブル継手は、例えば、フランジ式の球型フレキシブル継手に比べて、各接続部542の径が小さい。そのため、各配管キット5の可撓管継手54がユニオン式の球型フレキシブル継手である場合、吸込口3a及び吐出口3bと吸込配管ra及び吐出配管rbとの接続作業において、キャビネット2内の限られた配管スペース内において、一対の配管キット5どうしの干渉や、配管キット5とキャビネット2との干渉等を抑制でき、無理なく、各配管キット5の可撓管継手54を、キャビネット2の内部に配置することが可能になる。なお、フランジ式の球型フレキシブル継手は、各接続部542が、複数の締結穴を有するフランジを有しており、このフランジの締結により他の管状部材と接続されるように構成されるため、各接続部542の径が大きい。
ただし、配管キット5の可撓管継手54は、フランジ式の球型フレキシブル継手であってもよい。この場合でも、前述したように、配管キット5がヘルール継手53を有しており、可撓管継手54を含む配管キット5の下構造部5Lは、キャビネット2の外部で組み立てることができるようにされているので、キャビネット2内で可撓管継手54を他の管状部材とフランジの締結をするためのスペースを確保する必要はないため、各配管キット5の可撓管継手54を、キャビネット2の内部に配置することは可能であり得る。
図4及び図8の各例において、配管キット5の可撓管継手54は、ユニオン式の球型フレキシブル継手である。図7は、図4の吸込側配管キット5aにおける、ユニオン式の球型フレキシブル継手からなる可撓管継手54を、図4のC-C線に沿った断面により示している。図7に示すように、可撓管継手54は、ユニオン式の球型フレキシブル継手である場合、各接続部542が、それぞれ、ユニオンネジ542aと、ユニオンツバ542bと、ユニオンナット542cと、を有する。可撓部541の延在方向両側の端部は、それぞれ、外周側へ突出した膨出部541aを有している。ここで、可撓部541の延在方向とは、可撓部541の管軸線の延在方向を指す。各膨出部541aは、それぞれ、対応する接続部542のユニオンネジ542a及びユニオンツバ542bによって挟持されている。ユニオンネジ542aは、膨出部541aよりも、可撓部541の延在方向の中心側において、可撓部541の外周側に位置する。ユニオンツバ542bは、膨出部541aに対して、ユニオンネジ542aとは反対側に位置する。ユニオンツバ542bは、他の管状部材と、ねじ込み等により接続されるように構成されている。ユニオンナット542cは、ユニオンネジ542a及びユニオンツバ542bを、外周側から締め付けている。
図4及び図8の各例において、配管キット5の第2接続口52は、可撓管継手54の一対の接続部542のうちの第2接続口52側の接続部542のユニオンツバ542bの一部によって構成されている。ただし、第2接続口52と当該ユニオンツバ542bとは、別々の部材から構成されてもよい。
なお、図1~図3、図10~図11の各実施形態では、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bは、それぞれ、下側を向いており、それに伴い、各配管キット5の第1接続口51は、それぞれ、上側を向いており、また、各配管キット5の第2接続口52は、それぞれ、水平方向を向いており、吸込配管用穴21及び吐出配管用穴22を介して、水平方向に延在する吸込配管ra及び吐出配管rbと接続されるようにされている。そして、各配管キット5は、曲がり部55を有し、略L字型に構成されている。このような場合において、仮に、各配管キット5が、ヘルール継手53を有さず、ねじ込み又はフランジでの締結によって、配管装置3の吸込口3a及び吐出口3bと接続されるようされている場合、吸込口3a及び吐出口3bと吸込配管ra及び吐出配管rbとの接続作業において、各配管キット5の可撓管継手54をキャビネット2の内部に位置させつつ、限られた配管スペース内で吸込口3a及び吐出口3bと吸込配管ra及び吐出配管rbとを配管キット5を介して接続するのが、難しくなる。これは、各配管キット5の可撓管継手54がフランジ式の球型フレキシブル継手からなる場合、なおさらである。
しかし、上述した各実施形態の構成によれば、各配管キット5が、ヘルール継手53を有するので、配管キット5が略L字型をなす場合であっても、各配管キット5の可撓管継手54をキャビネット2の内部に位置させることが可能になる。
本発明に係る給水装置は、例えば商業建造物や集合住宅等の需要先に給水するために、好適に利用することができる。
1 給水装置
1M 給水装置本体部
2 キャビネット
2a 右壁
2b 左壁
2d 上壁
2e 後壁
2M キャビネット本体部
2Ma 右壁
2Mb 左壁
2Me 後壁
2B キャビネット架台部
2Ba 右壁
2Bb 左壁
2Be 後壁
21 吸込配管用穴
22 吐出配管用穴
23 排水配管用穴
3 配管装置
3a 吸込口
3b 吐出口
BP 逆流防止器
DPT 圧力タンク
P ポンプ
4 制御盤
5 配管キット
5a 吸込側配管キット
5b 吐出側配管キット
5U 上構造部
5L 下構造部
51 第1接続口
52 第2接続口
53 ヘルール継手
531 第1ヘルール
531a ヘルールフランジ
531b 環状溝
532 第2ヘルール
532a ヘルールフランジ
532b 環状溝
533 ガスケット
534 クランプバンド
54 可撓管継手
541 可撓部
541a 膨出部
542 接続部
542a ユニオンネジ
542b ユニオンツバ
542c ユニオンナット
55 曲がり部
6 配管装置用架台部材
ra 吸込配管
rb 吐出配管

Claims (5)

  1. キャビネット型の給水装置であって、
    キャビネットと、
    前記キャビネット内に収容され、吸込口、吐出口、及びポンプを有する、配管装置と、
    一対の配管キットと、
    を備え、
    各前記配管キットは、第1接続口と、第2接続口と、前記第1接続口及び前記第2接続口どうしの間に設けられたヘルール継手と、を有しており、
    前記一対の配管キットのうちの一方は、前記第1接続口が前記配管装置の前記吸込口に接続されるとともに、前記第2接続口が吸込配管に接続されるように構成された、吸込側配管キットであり、
    前記一対の配管キットのうちの他方は、前記第1接続口が前記配管装置の前記吐出口に接続されるとともに、前記第2接続口が吐出配管に接続されるように構成された、吐出側配管キットであり、
    前記キャビネットは、キャビネット本体部と、前記キャビネット本体部とは別体に構成されるとともに前記キャビネット本体部の下側に配置されたキャビネット架台部と、から構成されており、
    前記配管装置の前記吸込口及び前記吐出口は、それぞれ、下側を向いているとともに、前記キャビネット本体部の下端部よりも上側に位置しており、
    各前記ヘルール継手は、
    ガスケットと、
    前記ガスケットに対して前記第1接続口側に位置する第1ヘルールと、
    前記ガスケットに対して前記第2接続口側に位置する第2ヘルールと、
    クランプバンドと、
    から構成されており、
    前記クランプバンドは、前記キャビネット本体部の前記下端部よりも上側に位置しており、
    前記キャビネット本体部は、前記キャビネット本体部の内部に、前記配管装置を下から支持するように構成された配管装置用架台部材を有しており、
    前記配管装置用架台部材は、前記キャビネット本体部の左右方向の全長にわたって延在しており、前記キャビネット本体部の右壁及び左壁に連結されており、
    前記配管装置用架台部材のうち、前記吸込口及び前記吐出口よりも前側に位置するとともに前記吸込口及び前記吐出口に対応する左右方向位置に位置する部分は、前記給水装置を前側から見たときの平面視において、前記吸込口及び前記吐出口よりも上側のみに位置している、給水装置。
  2. 各前記配管キットは、前記ヘルール継手と前記第2接続口との間に、可撓管継手を有しており、
    各前記配管キットの前記可撓管継手は、それぞれ、前記キャビネットの内部に位置しており、
    前記キャビネット架台部は、前記キャビネット架台部における上部の前面に、前記キャビネット架台部の右壁及び左壁どうしの間に延在する部材を有していない、請求項1に記載の給水装置。
  3. 各前記可撓管継手は、ユニオン式の球型フレキシブル継手である、請求項2に記載の給水装置。
  4. 各前記配管キットの前記第2接続口は、それぞれ、水平方向を向いている、請求項1~3のいずれか一項に記載の給水装置。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の給水装置に用いられるように構成された、前記配管キットであって、
    前記配管キットは、前記第1接続口と、前記第2接続口と、前記第1接続口及び前記第2接続口どうしの間に設けられた前記ヘルール継手と、を有している、配管キット。
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