JP7510626B2 - 特定商品の購入代金にポイントが付与されるポイントバックオプションの情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

特定商品の購入代金にポイントが付与されるポイントバックオプションの情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、特定のメーカーやブランド等の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する、情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法に関するものである。
小売業者やサービス事業者が顧客を囲い込む手段として、商品の購入時やサービスの利用時における代金の支払いに対して、将来の商品やサービスの代金支払いに充当することができるポイントを付与する、ポイントサービスが広く採用されている。ポイントサービスは小売業者やサービス事業者毎に提供される他、複数の事業者によって横断的に提供されるサービスも普及しているが、いずれも顧客との直接の接点を有する事業者によって提供されることが一般的である。
一方、顧客との直接の接点を有しない、例えば小売業者が販売する商品を提供しているメーカーも、自社の商品、あるいは自社の特定のブランドの商品を継続的に購入してくれる、自社商品や自社ブランドのファンとなる顧客を囲い込みたいと考えている。ところが、小売業者のように顧客との直接の接点を持ちにくい立場にあるため、ポイントサービスのような形で顧客を囲い込むことが難しい。
こうした課題に対して、例えば、特定の商品の販売を促進する観点から、ポイント付与の対象となる特定の商品をデータベースに記憶させておき、商品の購入時にこのデータベースを参照して、特定の商品の購入に対してポイントを付与するポイント管理システムに関する発明が開示されている(特許文献1参照)。
特開2017-097776号公報
特許文献1記載の発明によると、例えば、メーカーが自社商品、あるいは自社の特定ブランドの商品のみを対象にボーナスポイント等を付与することによって、自社商品等の販売を促進することが可能になると考えられる。しかしながら、ポイントはあくまで商品の購入時に付与されるものであり、ボーナスポイントの付与等を知った顧客の購入意欲を喚起することができるものの、その顧客に継続的な自社商品等の購入を確約してもらえるものではない。購入時に自社商品等が選択されやすくなるというだけでなく、顧客に自社商品等の特定の商品の購入を確約してもらえる仕組みが求められるところである。
また、こうしたポイントは、商品を購入した顧客に特別な負担をかけることなく、速やかに提供されることが求められるが、特許文献1記載の発明では、顧客が購入後にレシート画像を送信するか、POS端末からネットワーク経由でデータベースに問い合わせることとされている。前者はリアルタイム性に欠ける上に顧客に操作負担がかかるし、後者は対象商品を照会するためのPOS端末等のレジ端末の改修が必要になるが、こうした問題も回避できるものであることが好ましい。
本発明は、このような課題に対応するためになされたものであり、特定のメーカーやブランド等の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションの提供を可能にする、ポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係る課題を解決する情報処理サーバに関する第1の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバであって、利用者を識別する利用者識別情報、前記利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた利用者識別情報から特定される利用者の保有する、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力手段を備えていて、前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とする情報処理サーバである。
また、本発明に係る情報処理サーバに関する第1の発明において、前記残高照会受付手段は、前記商品を販売する事業者又は店舗を識別する販売者識別情報を含む残高照会を受け付け、前記対象判断手段は、前記残高照会受付手段が受け付けた販売者識別情報から識別される事業者又は店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗の販売者識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記事業者又は店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とすることもできる。
本発明に係る課題を解決する情報処理サーバに関する第2の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバであって、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力手段を備えていて、前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とする情報処理サーバである。
また、本発明に係る情報処理サーバに関する第2の発明において、前記残高照会受付手段は、前記商品を販売する事業者又は店舗を識別する販売者識別情報を含む残高照会を受け付け、前記対象判断手段は、前記残高照会受付手段が受け付けた販売者識別情報から識別される事業者又は店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗の販売者識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記事業者又は店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とすることもできる。
本発明では、所定の対象商品を購入すると、その購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションを発行してその残高を管理し、利用者が商品を購入する際には対象商品に該当するかを判断して、対象商品に該当すればその購入代金に対して所定のポイントを付与することが可能と判断するよう構成することによって、購入時のポイントバックをインセンティブとして、メーカー等が利用者である顧客に自社商品や自社の特定ブランドの商品等の実質的な予約購入を促すことが可能になる。
また、ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けて商品を購入する際に、商品を販売する事業者又は店舗が、ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けることができる対象事業者又は対象店舗かを判断する構成とすれば、ポイントバックオプションが商品を限定して用いられるだけでなく、商品を販売する事業者や店舗を限定して用いることも可能になるので、メーカー等が特定の小売業者と提携して、本発明を顧客開拓の促進や顧客の囲い込みに活用することが可能になる。
本発明におけるポイントとは、一般に小売・サービス事業者等が顧客へのサービスとして提供し、商品の購入等に対して特典として付与される商品の購入代金等に充当できる金銭的価値を有する決済手段(一定のポイント数をもって特定の商品と交換できるものや、2ポイント=1円のように通貨単位と等価とはならないものも含む。)のことであって、「ポイント」の名称で提供されることが一般的であるが、その名称や単位の称呼は特に限定されるものではない。特定のメーカーやブランド等の商品を購入すると、その購入代金に対して、こうしたポイントの付与を受けることができる権利が、本発明におけるポイントバックオプションである。
本発明において、ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる商品は、有形の商品に限定されるものではなく、所定の対価を支払って取引対象となるものであればよい。すなわち、有形の商品の購入代金のみでなく、無形のサービスの利用代金も、本発明における商品の購入代金に含むことができる。商品の購入代金に対するポイントバックオプションによるポイントの還元率も特に限定されるものではなく、購入代金全額に相当するポイントの付与を受けられるものであってもよいし、購入代金の50%相当等の一定の還元率が設定されるものであってもよい。
本発明に係る課題を解決する情報処理システムに関する第1の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバと、前記情報処理サーバにネットワークを介して接続された端末装置からなる情報処理システムであって、前記情報処理サーバは、前記端末装置から、利用者を識別する利用者識別情報、前記利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた利用者識別情報から特定される利用者の保有する前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力して、前記端末装置に送信する回答送信手段を備え、前記回答送信手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信して、前記端末装置は、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力するクーポン出力手段を備えることを特徴とする情報処理システムである。
また、本発明に係る情報処理システムに関する第1の発明では、前記情報処理サーバにおいて、前記残高照会受付手段は、前記商品を販売する事業者又は店舗を識別する販売者識別情報を含む残高照会を受け付け、前記対象判断手段は、前記残高照会受付手段が受け付けた販売者識別情報から識別される事業者又は店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗の販売者識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、前記回答送信手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記事業者又は店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信し、前記端末装置において、前記クーポン出力手段は、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記事業者又は店舗で利用可能な前記クーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力することを特徴とすることもできる。
本発明に係る課題を解決する情報処理システムに関する第2の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバと、前記情報処理サーバにネットワークを介して接続された端末装置からなる情報処理システムであって、前記情報処理サーバは、前記端末装置から、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力して、前記端末装置に送信する回答送信手段を備え、前記回答送信手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信して、前記端末装置は、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力するクーポン出力手段を備えることを特徴とする情報処理システムである。
また、本発明に係る情報処理システムに関する第2の発明では、前記情報処理サーバにおいて、前記残高照会受付手段は、前記商品を販売する事業者又は店舗を識別する販売者識別情報を含む残高照会を受け付け、前記対象判断手段は、前記残高照会受付手段が受け付けた販売者識別情報から識別される事業者又は店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗の販売者識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、前記回答送信手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記事業者又は店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信し、前記端末装置において、前記クーポン出力手段は、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記事業者又は店舗で利用可能な前記クーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力することを特徴とすることもできる。
本発明に係る情報処理システムでは、先に説明した本発明に係る情報処理サーバで商品の購入代金にポイントバックオプションによる所定のポイントの付与が可能と判断されると、店舗に設置される専用端末や、利用者が所持するスマートフォン等の端末装置に、商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポンが出力されるため、これを店舗での支払い時に提示することとすれば、レジ端末の改修を伴うことなく本発明を実施しやすい構成となる。
本発明に係る課題を解決する情報処理装置に関する第1の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理装置であって、利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力手段を備えていて、前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とする情報処理装置である。
また、本発明に係る情報処理装置に関する第1の発明において、前記対象判断手段は、前記情報処理装置が設置されている店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象店舗かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象店舗を識別する情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とすることもできる。
本発明に係る課題を解決する情報処理装置に関する第2の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理装置であって、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、前記残高照会受付手段が受け付けた利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力手段を備えていて、前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とする情報処理装置である。
また、本発明に係る情報処理装置に関する第2の発明において、前記対象判断手段は、前記情報処理装置が設置されている店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象店舗かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象店舗を識別する情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とすることもできる。
本発明に係る情報処理装置では、利用者が所持するスマートフォンやICカード等に利用者が保有するポイントバックオプションの種別とその残高等を記憶させ、それらの情報を用いてポイントバックオプションによる商品の購入代金への所定のポイントの付与の可否を判断する構成とすることによって、本発明に係る情報処理装置側に利用者毎のポイントバックオプション残高の管理を要することなく、オフラインでも実施しやすい構成となる。
本発明は、本発明に係る情報処理サーバによって実行される、情報処理方法に関する発明として特定することもできる
本発明に係る情報処理サーバによって実行される情報処理方法に関する第1の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバによって実行される情報処理方法であって、前記情報処理サーバが、利用者を識別する利用者識別情報、前記利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた利用者識別情報から特定される利用者の保有する前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、前記情報処理サーバが、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力ステップを有していて、前記回答出力ステップにおいて、前記情報処理サーバは、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とする情報処理方法である。
本発明に係る情報処理サーバによって実行される情報処理方法に関する第2の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバによって実行される情報処理方法であって、前記情報処理サーバが、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、前記情報処理サーバが、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力ステップを有していて、前記回答出力ステップにおいて、前記情報処理サーバは、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とする情報処理方法である。
また、本発明に係る情報処理サーバによって実行される情報処理方法は、先に説明した本発明に係る情報処理サーバの各々の構成によって実行される、情報処理方法に関する発明として特定することもできる。
本発明は、本発明に係る情報処理システムによって実行される、情報処理方法に関する発明として特定することもできる。
本発明に係る情報処理システムによって実行される情報処理方法に関する第1の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバと、前記情報処理サーバにネットワークを介して接続された端末装置によって実行される情報処理方法であって、前記情報処理サーバが、前記端末装置から、利用者を識別する利用者識別情報、前記利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた利用者識別情報から特定される利用者の保有する、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、前記情報処理サーバが、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力して、前記端末装置に送信する回答送信ステップを有し、前記回答送信ステップにおいて、前記情報処理サーバは、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信して、前記端末装置が、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力するクーポン出力ステップを有することを特徴とする情報処理方法である。
本発明に係る情報処理システムによって実行される情報処理方法に関する第2の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバと、前記情報処理サーバにネットワークを介して接続された端末装置によって実行される情報処理方法であって、前記情報処理サーバが、前記端末装置から、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、前記情報処理サーバが、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力して、前記端末装置に送信する回答送信ステップを有し、前記回答送信ステップにおいて、前記情報処理サーバは、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信して、前記端末装置が、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力するクーポン出力ステップを有することを特徴とする情報処理方法である。
また、本発明に係る情報処理システムによって実行される情報処理方法は、先に説明した本発明に係る情報処理システムの各々の構成によって実行される、情報処理方法に関する発明として特定することもできる。
本発明は、本発明に係る情報処理装置によって実行される、情報処理方法に関する発明として特定することもできる。
本発明に係る情報処理装置によって実行される情報処理方法に関する第1の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、前記情報処理装置が、利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、前記情報処理装置が、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、前記情報処理装置が、前記残高照会受付ステップで受け付けた利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、前記情報処理装置が、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力ステップを有していて、前記回答出力ステップにおいて、前記情報処理装置は、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とする情報処理方法である。
本発明に係る情報処理装置によって実行される情報処理方法に関する第2の発明は、一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、前記情報処理装置が、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、前記情報処理装置が、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、前記情報処理装置が、前記残高照会受付ステップで受け付けた利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、前記情報処理装置が、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力ステップを有していて、前記回答出力ステップにおいて、前記情報処理装置は、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力することを特徴とする情報処理方法である。
また、本発明に係る情報処理装置によって実行される情報処理方法は、先に説明した本発明に係る情報処理装置の各々の構成によって実行される、情報処理方法に関する発明として特定することもできる。
本発明によると、特定のメーカーやブランド等の商品を購入すると、購入代金に対して所定のポイントの付与を受けられる権利であるポイントバックオプションを用いたサービスの実施が可能になる。顧客がポイントバックオプションを購入すると、特定のメーカーやブランド等の商品に関して、ポイントバックオプションの残高相当の購入がコミットされることになるため、顧客に継続的な商品の購入を促してファン層の拡大や顧客の囲い込みに有効であるとともに、メーカー等が商品の販売見込みを立てやすくなるという効果も生じる。商品を販売する事業者や店舗を限定すれば、メーカーと小売業者のタイアップによる顧客開拓を促進することも可能になる。
本発明の第1及び第2の実施形態の概要を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるシステム構成を機能ブロックで示したブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるシステム構成を機能ブロックで示したブロック図である。 本発明の第1及び第2の実施形態におけるポイントバックオプション購入のフローを示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローを示す第1の図である。 本発明の第1の実施形態におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローを示す第2の図である。 本発明の第1の実施形態の変形例におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローを示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローを示す図である。 本発明の第2の実施形態の変形例におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローを示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローを示す図である。 本発明の第3の実施形態の変形例におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローを示す図である。 本発明の第1及び第2の実施形態でポイントバックオプション管理サーバに格納されるポイントバックオプションに関する情報の例を示す図である。 本発明の第1及び第2の実施形態におけるポイントバックオプション購入の処理フローを示すフローチャートである。 本発明の第1及び第2の実施形態におけるポイントバックオプションの残高照会の処理フローを示すフローチャートである。 本発明によって提供されるポイントバックオプションに関連する金銭、商品、ポイントバックオプションとポイントの流れの一例を示す図である。
本発明を実施するための形態について、図面を用いて詳細に説明する。尚、以下では本発明の複数の実施形態とその変形例について説明するが、これらの説明は本発明について想定される実施形態の一部の例を示したものであって、本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の第1及び第2の実施形態の概要を示している。本発明では、自社商品や自社の特定ブランドの商品等の所定の対象商品(一商品でも複数の商品でもよい)を購入する際に、購入代金に対して所定のポイントの付与(ポイントバック)を受けられる権利であるポイントバックオプションをメーカー等が発行して、ポイントバックオプション管理サーバ10でその残高を管理する。メーカー等が小売業者と提携して、特定の小売業者の店舗(複数の小売業者の店舗共通で利用できることとしてもよい)、あるいは特定の店舗のみで利用できるポイントバックオプションを発行することとしてもよい。
尚、ポイントバックオプションによって付与されるポイントとは、一般に小売・サービス事業者等が顧客へのサービスとして提供し、商品の購入等に対して特典として付与される商品の購入代金等に充当できる金銭的価値を有する決済手段のことであり、ここでは小売店舗30で現金と同様に商品の購入代金に充当することができる決済手段が該当する。
利用者である顧客は、パーソナルコンピュータやスマートフォン等の顧客端末20から、ポイントバックオプションを発行するメーカー等のメーカーサーバ40や、メーカー等と提携してポイントバックオプションのサービスを提供する小売業者の小売業者サーバ50から呼び出されたWebページ経由でポイントバックオプション管理サーバ10にアクセスして、ポイントバックオプションの購入を要求する。決済サーバ60で所定の購入代金の決済処理が行われると、ポイントバックオプション管理サーバ10にポイントバックオプションの残高が記録される。
顧客が購入したポイントバックオプションには、その種別毎に購入すると所定のポイントが付与される対象商品や対象店舗が設定され、それらの情報がポイントバックオプション管理サーバ10に格納されている。顧客が商品を購入する際には、小売店舗30に設置されたレジ端末31や店内端末32から、顧客が保有するポイントバックオプションに関する情報や購入する商品の商品コード(JANコード)、商品の購入代金(販売価格)、レジ端末31や店内端末32が設置された小売店舗の店舗コード等の情報を含むポイントバックオプションの残高照会のリクエストが、ポイントバックオプション管理サーバ10に送信される。
ポイントバックオプションの残高照会のリクエストを受け付けたポイントバックオプション管理サーバ10では、購入する商品が顧客の保有するポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品に該当するか、小売店舗30はポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者や対象店舗に該当するか、商品の購入代金に付与される所定のポイントに顧客の保有するポイントバックオプションの残高が足りるかを判断して、対象商品と対象事業者又は対象店舗に該当し、かつ付与されるポイントに対してポイントバックオプションの残高に不足がなければ、残高照会に対してポイントバックオプションの残高が所定のポイントに足りるので、商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力して、レジ端末31や店内端末32に送信する。
店内端末32でポイントバックオプションの残高照会に対する回答を受け付ける第1の実施形態では、店内端末32から回答に応じて、商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポンを出力する。顧客が商品の購入時にレジ端末31でクーポンを提示すると、レジ端末31は、商品の購入代金を決済する処理を実行して商品の販売情報を販売管理システム70に送信するするとともに、クーポンから特定される所定のポイントを付与するために必要な情報を、顧客が保有するポイントの残高を管理するポイント管理システム80に送信する。
レジ端末31でポイントバックオプションの残高照会に対する回答を受け付ける第2の実施形態では、レジ端末31は、商品の購入代金を決済する処理を実行して商品の販売情報を販売管理システム70に送信するとともに、受け付けた回答に応じて、所定のポイントを付与するために必要な情報を、顧客が保有するポイントの残高を管理するポイント管理システム80に送信する。
尚、第1及び第2の実施形態は、利用者である顧客が保有するポイントバックオプションの残高に関する情報を、ポイントバックオプション管理サーバ10で管理する構成を前提としているが、顧客が保有するポイントバックオプションの残高を、顧客が保持するスマートフォン等の顧客端末20やICカードに記憶させる構成とすることも可能であり、こうした実施形態については、後に第3の実施形態として説明する。
図2のブロック図は、本発明の第1の実施形態におけるシステム構成の一例を機能ブロックで示したものである。図2において、ポイントバックオプション管理サーバ10が本発明に係る情報処理サーバに対応する。
ポイントバックオプション管理サーバ10は、インターネット等のネットワークに接続されたサーバコンピュータで、CPU、メインメモリ、HDD等の補助記憶装置が備えられている。ポイントバックオプション管理サーバ10では、補助記憶装置に格納されたプログラムがメインメモリに読み出され、CPUで演算処理を実行することによって所定の機能が実現される。
ポイントバックオプション管理サーバ10を構成するコンピュータの物理的な構成は特に限定されるものではなく、本発明におけるポイントバックオプションの購入処理や残高照会への回答等以外の機能が、同一のコンピュータに備えられるものであってもよい。また、本発明に必要な各々の機能は、物理的に一台のコンピュータによって実現されるものであってもよいし、複数のコンピュータが連携して実現されるものであってもよい。
ポイントバックオプション管理サーバ10の購入受付部11、残高登録部13、残高照会処理部15、対象判断部16、残高判断部17、残高更新部18は、いずれも機能的に特定されるものであって、HDD等の補助記憶装置に格納された各部の機能に対応するプログラムがメインメモリに読み出され、CPUで演算処理を実行することによって、各部に対応する機能が実現される。
ポイントバックオプション管理サーバ10の対象情報格納部12、残高情報格納部14には、HDD等の補助記憶装置の所定の記憶領域が割り当てられる。これらの記憶領域は物理的に一台のコンピュータに設けられることを必須の要件とするものではなく、データベースサーバを構成するコンピュータ等の複数のコンピュータに分散して設けられるものであってもよい。
顧客端末20は、インターネット等のネットワークに接続してポイントバックオプション管理サーバ10とのデータの送受信が可能なネットワーク端末であるが、その構成は特に限定されるものではなく、スマートフォンやタブレット型コンピュータ、パーソナルコンピュータ等のネットワーク端末を用いることができる。
レジ端末31には、顧客が商品を購入する小売店舗30に設置されるPOS端末等の決済端末が該当するが、ポイントバックオプション管理サーバ10や販売管理システム70、ポイント管理システム80とのデータ通信が可能な端末であれば、その構成は特に限定されるものではない。販売管理システム70は、レジ端末31から販売された商品に関する情報等を収集して管理するコンピュータシステムであるが、本発明においてその構成は特に限定されるものではない。ポイント管理システム80は、レジ端末31から商品の販売によって付与されるポイントに関する情報等を収集して、その残高を管理するコンピュータシステムであるが、本発明においてその構成は特に限定されるものではない。
店内端末32には、小売店舗30に設置され、来店した顧客が操作して情報の入出力が可能なKIOSK端末が用いられるが、インターネット等のネットワークを介しポイントバックオプション管理サーバ10とのデータ通信が可能な端末であれば、その構成は特に限定されるものではない。店内端末32の残高照会部321、クーポン出力部322は、いずれも機能的に特定されるものであって、店内端末32のHDD等の補助記憶装置に格納された各部の機能に対応するプログラムが店内端末32のメインメモリに読み出され、店内端末32のCPUで演算処理を実行することによって、各部に対応する機能が実現される構成とすればよい。
メーカーサーバ40及び小売業者サーバ50は、インターネットに接続されたHTTPサーバで、顧客端末20からのリクエストに応じて、メーカーや小売業者のWebページを送信する機能を備えている。決済サーバ60もインターネットに接続されたHTTPサーバであるが、クレジットカードや電子マネー等の決済手段を提供する決済業者によって運用され、ポイントバックオプション管理サーバ10で管理されるポイントバックオプションの購入代金を決済する機能を有している
尚、図2において、ポイントバックオプション管理サーバ10と店内端末32が本発明に係る情報処理システムに対応し(後に図6で説明するように、ポイントバックオプション管理サーバ10と顧客端末20で本発明に係る情報処理システムを構成することも可能である)、顧客が商品を購入する小売店舗30に店内端末32が設置され、店内端末32からポイントバックオプション管理サーバ10に残高照会を行い、残高照会の結果に応じてクーポンを出力する構成となる点が、図3に示す第2の実施形態と相違している。
図3のブロック図は、本発明の第2の実施形態におけるシステム構成の一例を機能ブロックで示したものである。図3においても、ポイントバックオプション管理サーバ10が本発明に係る情報処理サーバに対応するが、第2の実施形態では小売店舗30に店内端末32が設置されず(あるいは設置されたとしても本発明の実施には用いられず)、レジ端末31からポイントバックオプション管理サーバ10に残高照会を行い、そのままレジ端末31でポイントの付与に必要な処理を実行する構成となる点が、図2に示した第1の実施形態と相違している。
以上の構成を前提にして、本発明の第1及び第2の実施形態におけるポイントバックオプションの購入と、ポイントバックオプションの残高照会から商品購入時のポイント付与までの処理フローについて説明するが、まず、第1及び第2の実施形態に共通するポイントバックオプションの購入フローについて、図4、図12、図13、図15を用いて説明する。
本発明では、メーカー等の商品の供給者が、自社の商品、あるいは自社の特定ブランドの商品の販売を促進するために、それらの商品の購入代金に対して所定のポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションを発行して、利用者である顧客に販売する。ポイントバックオプションの発行主体には、主として商品を製造するメーカーが想定されるが、特定のメーカーの商品を販売する販売代理店や、自社でセレクトした商品を販売するセレクトショップ等の卸小売業者がポイントバックオプションの発行主体となってもよい。また、メーカーが特定の小売業者(複数の小売業者であってもよい)と提携して、特定のメーカーの商品等を特定の小売業者の店舗で利用できるポイントバックオプションを発行することとしてもよい。
ポイントバックオプションを購入したい顧客は、顧客端末20のWebブラウザを起動して、メーカーサーバ40や小売業者サーバ50からポイントバックオプションを発行しているメーカーや小売業者の所定のWebページを呼び出す。これらのWebページには顧客が購入可能なポイントバックオプションに関する情報が掲載されていて、ポイントバックオプション購入用のWebページを選択すると、図4に示したようにポイントバックオプション管理サーバ10に接続される。
ポイントバックオプション購入用のWebページにアクセスした顧客が、ポイントバックオプションを購入する際のポイントバックオプション管理サーバ10の処理フローを示したのが、図13のフローチャートである。
ポイントバックオプション購入用のWebページにアクセスすると、顧客を識別する顧客IDとパスワード等の入力が要求され、顧客端末20からこれらの情報がポイントバックオプション管理サーバ10に送信されると、顧客の認証処理が行われる(S01)。顧客本人であることが認証されると(S02がYes)、顧客端末20には購入可能なポイントバックオプションが掲載されたオプションメニューが表示される(S03)。
尚、ここで顧客の識別に用いられる顧客IDは、メーカー等のポイントバックオプションの発行者が割り当てたポイントバックオプションに関するサービス利用者を識別するIDとなるが、提携する小売業者が主体となって顧客に対して購入代金等に応じてポイントを付与するポイントサービスを提供し、各々の顧客にIDを割り当てている場合、当該小売業者の店舗のみで利用できるポイントバックオプションを発行するのであれば、小売業者が顧客に割り当てたポイントカードの会員番号等を共通のIDとして用いることとしてもよい。
ここでオプションメニューに表示されるポイントバックオプションは、ポイントバックオプションの種別毎にポイントバックオプションを識別するオプションIDが採番され、各々のポイントバックオプションによって、購入するとポイントの付与を受けられる対象商品や、ポイントの付与を受けられる対象小売事業者、購入代金に対するポイントの還元率等に関する情報が、ポイントバックオプション管理サーバ10の対象情報格納部12に格納されており、それらの情報が読み出されてオプションメニューに表示される。
図12は、対象情報格納部12に格納される各々のポイントバックオプションに関する対象商品等に関する情報を例示したものである。対象商品に関しては、購入するとポイントバックオプションによって購入代金にポイントが付与される商品を識別する商品コード(JANコード)が、対象小売事業者に関しては、ポイントバックオプションによる購入代金に応じたポイントの付与を受けられる小売事業者の店舗を識別する店舗コード(店舗を限定しない場合は小売業者を識別する事業者コードとしてもよい)が、それぞれ記憶されている他、購入代金に対して何パーセント分のポイントバックを受けられるかを示す還元率も、オプションID毎に設定されている(購入代金全額をポイントバックするなど還元率を固定して運用するケースでは、必ずしもここに還元率を設定することは必要とはならない)。
ここで顧客に販売するポイントバックオプションは、還元率を100%とすれば、対象商品の購入時に購入代金相当のポイントバックを受けられることになるが、ポイントバック分に相当する金額より安価にオプションの購入額を設定することによって、顧客がポイントバックオプションを購入するインセンティブにすることができる。図12の例(1ポイント=1円で、ポイントの単位は通貨単位と等価であることを前提とする。)では、「A001」のポイントバックオプションを1単位2,000円で購入すると、対象商品3,000円分の購入に対して還元率100%で3,000円分のポイントバックを受けることができるので、顧客には1,000円分のメリットが生じることになる。「A002」のポイントバックオプションを1単位1,000円で購入すると、対象商品3,000円分の購入に対して還元率50%で1,500円分のポイントバックを受けることができるので、顧客には500円分のメリットが生じることになる。
図15は、本発明によって提供されるポイントバックオプションに関連する、関係者間での金銭、商品、ポイントバックオプションとポイントの流れの一例(1ポイント=1円で、ポイントの単位は通貨単位と等価であることを前提とする。)を示している。顧客Cが、対象商品3,000円分の購入に対して還元率100%で3,000ポイントの付与を受けられるポイントバックオプション(残高の単位は、opt=オプションポイントとしている)を、2,000円で購入したとする。ポイントバックオプションの購入代金2,000円は、ポイントバックオプションの管理者Mを経由して、ポイントバックオプションの実質的な発行者である対象商品を製造しているメーカーAに支払われる(ここではポイントバックオプションの管理者Mに支払われる手数料は考慮しないものとする)。
顧客Cが小売業者Xの店舗で3,000円分の対象商品を購入すると、顧客Cには小売業者Xの店舗で3,000円分の商品(ポイントバックオプションの対象商品には限定されない)の購入代金に充当できるポイントが、3,000ポイント付与される。顧客Cはポイントバックオプションを2,000円で購入して、3,000円分の商品を購入できるポイントを獲得できるので、1,000円分の利益が発生することになる。
小売業者XとメーカーAとの間では、小売業者Xが顧客Cに3,000円で販売した商品の仕入代金2,000円をメーカーAに支払っているが(ここでは卸売業者の存在は考慮しないものとする)、ポイントバックオプションによって顧客Cに3,000ポイントが付与された後には、顧客Cに付与したポイントの負担を分担するために、メーカーAから小売業者Xに対して、例えば2,500円の支払いが行われる。メーカーAはポイントバックオプションの販売代金2,000円を受け取っているので、メーカーAと小売業者Xの実質的な負担額はいずれも500円となり、顧客Cが得られた1,000円分の利益を、両者が1:1の按分で負担していることになる。
仮にメーカーAでの製造原価を1,000円とすれば、メーカーAが通常得られる利益の1,000円(=2,000円-1,000円)は500円(=4,000円-3,500円)に減じられることにはなるが、ポイントバックオプションの販売時点で対象商品3,000円分の売上げを確保できるとともに、顧客Cの囲い込みにも有効である。小売業者Xも、通常得られる利益の1,000円(3,000円-2,000円)に対して、メーカーAと按分する500円を余分に負担することになるが、対象商品3,000円分の売上の確保と、顧客Cに付与した3,000ポイントに相当する将来の売上を見込めるとともに、少なくとも2度以上の顧客Cの来店機会(ポイントバックオプションの対象商品の購入時と付与されたポイントの利用時)を確保することによって、顧客Cの囲い込みに対する効果を期待することもできる。
図13のフローチャートに戻ると、顧客端末20にオプションメニューを表示させたポイントバックオプション管理サーバ10は、いずれかのポイントバックオプションの種別の選択を待機した状態となり(S04)、顧客端末20で終了操作が行われるまではオプションメニューが表示された状態が継続するが(S05がNo、S03)、いずれかのポイントバックオプションの種別が選択されると(S04がYes)、購入受付部11が起動されて、顧客端末20に購入代金(図12の例では販売額)の決済を要求する(S06)。尚、図13では、S01-S02で顧客の本人認証を先行させることとしているが、オプションメニューからいずれかのポイントバックオプションの種別が選択された後に、顧客の本人認証を実行することとしてもよい。
ポイントバックオプションは複数単位をまとめて購入できることとしてもよく、顧客が顧客端末20でいずれかのポイントバックオプションの種別と購入単位を選択すると、選択されたポイントバックオプションを識別するオプションIDと購入単位を含む情報が、ポイントバックオプション管理サーバ10に送信される。さらに、顧客端末20は決済サーバ60に接続され、決済サーバ60でクレジットカードや電子マネー等によりポイントバックオプションの購入代金の決済処理が行われて、決済が完了した情報がポイントバックオプション管理サーバ10の購入受付部11に通知される。
購入受付部11でポイントバックオプションの購入代金の決済処理が行われたことを確認すると(S07がYes)、残高登録部13が起動されて、残高情報格納部14にポイントバックオプションの残高が新たに登録される(S08)。図4にもその一例を示しているが、ポイントバックオプションを購入した顧客を識別する顧客ID(X12345)と、購入したポイントバックオプションの種別を識別するオプションID(A001)、購入したポイントバックオプションの残高(3,000opt=オプションポイント)が(ポイントバックオプションに利用期限を設定する場合は利用期限に関する情報も合わせて)、残高情報格納部14に関連づけて格納される。尚、購入したポイントバックオプションの残高については、ポイント付与の対象となる対象商品の購入金額(この例では3,000円)を残高として記録することとしてもよい。
各々のオプションIDには、対象情報格納部12にポイントバックオプションを充当できる商品を識別する商品コードであるJANコード(対象JANコード)と、ポイントバックオプションを利用できる店舗を識別する店舗コード(対象店舗コード)に加えて、対象商品の購入代金(販売価格)に対するポイントの還元率が関連づけて記憶されるので(全てのポイントバックオプションの種別について、還元率が購入代金全額=還元率100%のように固定されている場合は、必ずしも還元率を記憶させる必要はない)、これらの情報を用いて、顧客が保有するポイントバックオプションの残高をどの商品にどの店舗で利用できるかを判断するとともに、顧客が購入する商品の購入代金(販売価格)に対して付与するポイントの数量(ポイント数)を算出することができる。
また、残高が登録されたポイントバックオプションの種別を識別するオプションIDは、顧客端末20にも顧客IDと関連づけて記憶されて、これらの情報がポイントバックオプションを利用して対象商品を購入する際に用いられることになる。ここではスマートフォン等の顧客端末20を用いる例について説明したが、ポイントバックオプションの購入方法はこの例に限定されるものではなく、例えば、小売店舗30の店内端末32のように、ポイントバックオプションを扱っている小売店舗にネットワークを介してポイントバックオプション管理サーバ10と接続された専用端末を設置し、当該専用端末に顧客が所持するポイントカード等のICカードを読み込ませ、そこから顧客IDを読み取ってポイントバックオプション管理サーバ10に送信するとともに、残高が登録されたポイントバックオプションの種別を識別するオプションIDを、顧客IDと関連づけてICカードに記憶させることとしてもよい。
尚、ここまでの例は、ポイントバックオプションを購入した顧客の顧客IDと、購入したポイントバックオプションのオプションIDから、顧客が保有するポイントバックオプションを特定してその残高を管理する構成を前提に説明したが、購入した顧客を特定することなく、ネット上で使えるプリペイドカードのような形式で、ポイントバックオプションの購入単位毎にポイントバックオプションを識別するユニークなIDを割り当てて(顧客はネット上で使えるプリペイドカードのように1枚毎に異なるIDが割り当てられたカードを購入することで、ポイントバックオプションを購入することとすればよい)、その残高を管理する構成としてもよい。
続いて、図5-図7と、図14のフローチャートを用いて、本発明の第1の実施形態におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローについて説明する。第1の実施形態では、ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる小売店舗30に設置された店内端末32、又は顧客が所持するスマートフォン等の顧客端末20から、ポイントバックオプションの残高照会を行う。
先に図4等を用いて説明した方法でポイントバックオプションを購入した顧客は、ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる小売店舗30に来店して、図5に示したように、小売店舗30内に設置され、ネットワークを介してポイントバックオプション管理サーバ10と接続された専用端末である店内端末32を以下の手順で操作して、商品の購入時にレジ端末31で提示するクーポンを出力する。
顧客は店内端末32を操作して、顧客が所持するスマートフォン等の顧客端末20やポイントカード(ポイントサービス用の会員カード)等のICカードから、顧客を識別する顧客IDと、顧客が保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプションIDを読み取らせる。また、店内端末32には顧客へのレコメンド商品や、セール商品等の商品情報が提示され、その中から顧客が購入したい商品及び数量を選択すると、クーポンの出力対象となる商品を識別する当該商品のJANコードと、その購入代金(販売価格)が決定される。そして、読み取られた顧客IDとオプションID、決定されたJANコードと購入代金、店内端末32に設定されている店内端末32が設置されている小売店舗30を識別する店舗コードを含むポイントバックオプションの残高照会のリクエストを、店内端末32の残高照会部321から、ポイントバックオプション管理サーバ10に送信する。
これらの情報を受信したポイントバックオプション管理サーバ10では、図14のフローチャートに示した処理が実行される。
店内端末32から送信された顧客ID、オプションID、JANコード、購入代金、店舗コードを含む、購入代金に付与されるポイントに対するポイントバックオプションの残高照会のリクエストを受け付けたポイントバックオプション管理サーバ10では、残高照会処理部15が起動されて、受け付けた残高照会から顧客ID、オプションID、JANコード、購入代金、店舗コードを特定する(S11)。
続いて対象判断部16が起動されて、S11で特定したオプションID(図5の例では「A001」)と対象情報格納部12に関連づけて格納されている、当該オプションIDによってその種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品を識別するJANコード(対象JANコード)を参照して、S11で特定したJANコードが対象商品に含まれているかを確認する(S12)。対象商品に含まれていない場合は(S13がNo)、ポイント付与を不可とする照会結果を残高照会への回答として出力する(S19)。
対象商品に含まれている場合は(S13がYes)、S11で特定したオプションID(図5の例では「A001」)と対象情報格納部12に関連づけて格納されている、当該オプションIDによってその種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象店舗を識別する店舗コード(対象店舗コード)を参照して、S11で特定した店舗コードが対象店舗に含まれているかを確認する(S14)。対象店舗に含まれていない場合は(S15がNo)、ポイント付与を不可とする照会結果を残高照会への回答として出力する(S19)。
対象店舗に含まれている場合は(S15がYes)、残高判断部17が起動されて、残高情報格納部14に格納されている、S11で特定した顧客ID(図5の例では「X12345」)により識別される顧客が保有する、S11で特定したオプションID(図5の例では「A001」)の残高(図5の例では3,000opt)を確認する(S16)。ポイントバックオプションの残高に利用期限が設定されている場合は、利用期限内の残高のみが対象になる。購入代金に付与されるポイントの数量(ポイント数)を、S11で特定した購入代金に当該オプションIDによって特定されるポイントの還元率を乗じて算出して、算出されたポイント数にポイントバックオプションの残高が満たない場合は(S17がNo)、ポイント付与を不可とする照会結果を残高照会への回答として出力する(S19)。あるいは、算出されたポイント数にポイントバックオプションの残高が満たない場合でも、例えば、満額でなくても残高分のポイントバックを受けるかの確認操作を行わせた上で、そのポイント数を購入代金に対して付与可能なポイント数とする回答を出力することとしてもよい。
尚、先にも説明したように、上記のような付与されるポイント数に対応するオプションポイント(opt)を単位とする残高に代えて、ポイント付与の対象となる対象商品の購入代金(この例では3,000円)をポイントバックオプションの残高として記録することとしてもよく、その場合は、S11で特定した購入代金と、金額を単位として記憶されているポイントバックオプションの残高を対比することによって、ポイント付与の可否が判断されることになる。購入代金に対して付与されるポイント数は、購入代金にオプションIDにより特定されるポイントの還元率を乗じることによって算出することができる。
ポイントバックオプションの残高が購入代金に対して付与されるポイント数に足りる場合は(S17がYes)、購入代金へのポイントの付与を可能とする照会結果が残高照会への回答として出力され(S18)、購入代金へのポイント付与が可能、又はポイント付与は不可(あるいは一部付与可能)とする残高照会への回答が、残高照会処理部15から店内端末32に送信される(S20)。
ポイントバックオプション管理サーバ10では、さらに残高更新部18が起動されて、残高情報格納部14に格納されている顧客のポイントバックオプションの残高を、ポイント付与の対象となったポイント数を減じて更新する処理が実行されるが、こうした残高の更新処理を実行するタイミングは特に限定されるものではなく、残高照会への回答の送信と並行して実行することとしてもよいし、決済処理後にレジ端末31から決済情報を受信して、受信後に決済情報に基づいて残高を更新することとしてもよい。
店内端末32では残高照会部321で残高照会への回答を受け付けて、回答が購入代金へのポイント付与が可能というものである場合は、クーポン出力部322を起動して、顧客が選択した商品の購入時に、購入代金に還元率を乗じたポイントを付与するためのクーポンを出力する。クーポンは店内端末32から紙媒体で出力されるものであってもよいし、店内端末32からスマートフォン等の顧客端末20に所定の情報を送信して、顧客端末20の画面に電子的に表示されるものであってもよい。
出力されるクーポンには、少なくとも値引き対象となる商品のJANコードと、付与されるポイントの数量(ポイント数)を特定するための情報が埋め込まれており、顧客は当該商品を購入する際に、購入する商品、ポイントを付与される顧客を識別する会員IDを読み取れるポイントカード等とあわせて、クーポンをレジ端末31で提示する。レジ端末30では、商品に貼付されたラベル等に表示されているJANコードと、ポイントカードに記録されている会員ID、クーポンに埋め込まれた情報を読み込み、通常の販売時と同様に購入代金の決済処理を行って、販売情報を販売管理システム70に送信するとともに、商品から読み込んだJANコードとクーポンから特定されるJANコードの一致を確認した上で、クーポンから読み込まれた情報から特定される当該商品の購入に対して付与されるポイントの数量(ポイント数)と、ポイントカードから読み込んだ会員IDをポイント管理システム80に送信する。ポイント管理システム80では、受信した会員IDが保有するポイントの残高に、当該商品の購入に対して付与されるポイントのポイント数を加算する。
残高照会の回答が購入代金へのポイントの一部付与可能とするものである場合も同様に、商品の購入代金の決済処理を実行して販売情報を販売管理システム70に送信するが、ポイント管理システム80には一部付与されるポイント数と会員IDを送信して、ポイント管理システム80では、受信した会員IDが保有するポイントの残高に、一部付与されるポイント数が加算される。
尚、前述のとおり、ポイントを付与される顧客を識別する会員IDについては、メーカー等と提携する小売業者が主体となり、顧客に対して購入代金等に応じてポイントを付与するポイントサービスを提供し、ポイントサービスを利用する顧客を識別する会員ID等を割り当てていて、ポイントバックオプションが当該小売業者の店舗のみで利用できるものである場合は、ポイントバックオプションの残高管理に用いられる顧客IDにもポイントサービスの会員IDを用いて、両者を共通化して運用することができる。
小売業者が提供するポイントサービスについては、小売業者自身が提供する当該小売業者の店舗のみで利用することができるポイントサービスに限定されるものではなく、商品を購入した顧客にポイントを付与することが可能なものであれば、他の小売業者や通信業者等が提供している、いわゆる共通ポイントを対象にするものであってもよい。
ここで用いられる、紙媒体や顧客端末20に出力されるクーポンに、例えば、規格化されているバーコードやQRコード(登録商標)を採用すれば、小売店舗で一般に用いられているレジ端末には、これらのコードを読み取って特定の商品の購入代金にボーナスポイント等を付与するための処理(コードから読み取られたポイント数を付与する処理や、通常付与されるポイント数にコードから読み取られた所定の倍率を乗じたポイント数を付与する処理)を実行する機能が備えられているので、レジ端末31に特段の改修を加えることなく、本発明を実施することが可能になる。
尚、同一の商品を複数購入する場合、購入代金の合計額を対象に残高照会を実施して、複数の同一商品をまとめたクーポンを出力することも可能であるが、レジ端末のクーポンを読み込んでボーナスポイント等を計算して付与する機能は、商品一点ずつを対象に処理することが一般的なので、クーポンは商品一点単位で発券することとして、顧客が複数をまとめて購入したい場合は、複数枚のクーポンを発券する運用とすることが好ましい。
店内端末32の残高照会部321で受け付けた残高照会への回答が、購入代金へのポイントの一部付与可能とするものである場合も同様に、顧客が選択した商品の購入時に付与可能と判断されたポイントバックオプションの残高相当のポイントを付与するためのクーポンを、クーポン出力部322から出力することとすれば、同様の手順によってポイントを付与することが可能になる。
図5では、店内端末32を用いて残高照会を行ってクーポンを出力する例について説明したが、第1の実施形態は、図6に示したように、スマートフォン等の顧客端末20を用いて残高照会を行ってクーポンを出力する構成とすることもできる。この場合、購入代金(販売価格)が指定された購入する商品や、商品を購入する店舗を、ポイントバックオプション管理サーバ10から送信されるWebページ上で選択することとすれば、図5に関する説明と同様の流れで、顧客端末20に電子的なクーポンを出力することができるので、顧客は商品を購入する店舗に来店する前に、クーポンを取得することが可能になる。
以上が第1の実施形態の標準的な例における処理フローであるが、図7は第1の実施形態の変形例を示している。この例では、ポイントバックオプション管理サーバ10に対するポイントバックオプションの残高照会とそれに対する回答の受け付けは、図6と同様にスマートフォン等の顧客端末20で行う一方で、紙媒体等のクーポンを店内端末32から出力する構成となる。すなわち、顧客端末20で購入代金へのポイント付与を可能とする残高照会への回答を受け付けると、顧客端末20から店内端末32にクーポンを出力させるためのクーポン出力信号を送信し、これを受信した店内端末32から紙媒体等のクーポンを出力する。このように構成すると、店内端末32がオフラインであっても、店内端末32から紙媒体等のクーポンを出力する実施形態が可能になる。顧客端末20からの残高照会は、顧客が小売店舗30への来店前に行ってもよいし、来店後に店内端末32でセール商品等を確認しながら行うこととしてもよい。
尚、先に説明したように、ポイントバックオプションを購入した顧客の顧客IDと、購入したポイントバックオプションのオプションIDから、顧客が保有するポイントバックオプションを特定してその残高を管理する構成に代えて、購入した顧客を特定することなく、ネット上で使えるプリペイドカードのような形式でポイントバックオプションの購入単位毎にポイントバックオプションを識別するユニークなIDを割り当てて、その残高を管理する構成としてもよい。その場合、ポイントバックオプション管理サーバ10に残高照会をリクエストする際には、顧客IDとポイントバックオプションの種別を識別するオプションIDに代えて、ポイントバックオプションの購入単位毎に割り当てられたポイントバックオプションを識別するユニークなIDが、残高照会に含まれることになる。
続いて、図8、図9を用いて、本発明の第2の実施形態におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローについて説明する。第2の実施形態では、ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる小売店舗30に設置されたレジ端末31から、ポイントバックオプションの残高照会を行う。
第2の実施形態では、図8に示したように、ポイントバックオプションを利用できる小売店舗30に来店した顧客は、ポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる商品を購入する。顧客は小売店舗30のレジ端末31を操作するレジ担当に、購入する商品と、自らを識別する顧客ID及び自らが保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプションIDを読み取らせることが可能なスマートフォン等の顧客端末20、又はポイントカード等のICカードを提示する。
レジ端末31では、顧客が保有するポイントバックオプションの残高を照会するために、商品に貼付されたラベル等にバーコードの形式で表示されている商品を識別するJANコードと、顧客端末20やICカードに記憶又は表示された顧客ID及びオプションIDを読み取って、ポイントバックオプション管理サーバ10に送信する。また、レジ端末31には商品の購入点数も入力されて商品の購入代金(販売価格)が計算され、レジ端末31が設置された小売店舗30を識別する店舗コードと合わせて、レジ端末31からポイントバックオプション管理サーバ10に送信される。尚、レジ端末31がセルフレジである場合も、レジ端末31の操作者が顧客になるだけで、同様の情報を送信することができる。
尚、第2の実施形態でも第1の実施形態と同様に、ポイントバックオプションの残高管理に用いられる顧客IDと、ポイントサービスにおけるポイントの残高管理に用いられる会員ID等が、異なるIDとして管理される場合と、ポイントの残高管理に用いられる会員ID等を共通のIDとして用いる場合があるが、前者の場合、ここで合わせて後者の会員IDを、顧客IDとオプションIDを読み取ったICカードとは異なるポイントカード等から読み取ることになる。
顧客ID、オプションID、JANコード、購入代金、店舗コードを含むポイントバックオプションの残高照会のリクエストは、ポイントバックオプション管理サーバ10の残高照会処理部15で受け付けられて、その後のポイントバックオプション管理サーバ10における残高照会のための処理は、第1の実施形態と同様である。残高照会への回答は、残高照会処理部15からレジ端末31に送信される。
レジ端末31では、購入代金へのポイント付与が可能とする残高照会の回答を受け付けると、通常の販売時と同様に購入代金の決済処理を行って、販売情報を販売管理システム70に送信する。また、残高照会の回答に含まれる、購入代金とオプションIDから決定された当該商品の購入に対して付与されるポイントの数量(ポイント数)と、ポイントカードから読み込んだ会員IDを、ポイント管理システム80に送信する。ポイント管理システム80では、受信した会員IDにより識別される顧客が保有するポイントの残高に、当該商品の購入に対して付与されるポイントのポイント数を加算する。
残高照会の回答が購入代金へのポイントの一部付与可能とするものである場合は、購入代金の決済処理を行って販売情報を販売管理システム70に送信するとともに、一部付与されるポイント数等の情報をポイント管理システム80に送信する。残高照会の回答が購入代金へのポイント付与を不可とするものである場合は、購入代金の決済処理を行って販売情報を販売管理システム70に送信する処理のみが行われる。
以上が第2の実施形態の標準的な例における処理フローであるが、図9は第2の実施形態の変形例を示している。この例では、ポイントバックオプション管理サーバ10に対するポイントバックオプションの残高照会のリクエストを、レジ端末31ではなくスマートフォン等の顧客端末20から送信し、残高照会への回答も、レジ端末31ではなくスマートフォン等の顧客端末20で受信する。
スマートフォン等の顧客端末20には、顧客IDと顧客が購入したポイントバックオプションのオプションIDが記憶されており、さらに購入する商品のJANコード、当該商品の購入代金、レジ端末31が設置されている店舗の店舗コードをレジ端末31から受信して(これらの情報は顧客が顧客端末20に直接入力したり、商品に貼付されたバーコード等を顧客端末20で読み取ったりしてもよい)、これらの情報を含む残高照会のリクエストを、顧客端末20からポイントバックオプション管理サーバ10に送信することとすればよい。
ポイントバックオプション管理サーバ10における残高照会のフローは、第1の実施形態及び図8のケースと同様であるが、残高照会への回答は、レジ端末31ではなくスマートフォン等の顧客端末20に送信される。その回答に応じた信号を顧客端末20からレジ端末31に送信する、あるいはポイント付与が可能(一部付与が可能を含む)とする回答を顧客端末20の画面に表示し、レジ端末31を操作するレジ担当に提示することによって、レジ端末31での商品の購入代金の決済処理時に、購入代金の全部又は一部に相当するポイントの付与を受けるための処理を実行することとすればよい。
尚、第1の実施形態でも説明したように、ポイントバックオプションを購入した顧客の顧客IDと、購入したポイントバックオプションのオプションIDから、顧客が保有するポイントバックオプションを特定してその残高を管理する構成に代えて、購入した顧客を特定することなく、ネット上で使えるプリペイドカードのような形式でポイントバックオプションの購入単位毎にポイントバックオプションを識別するユニークなIDを割り当てて、その残高を管理する構成としてもよいことは、第2の実施形態についても同様である。
続いて、図10を用いて、本発明の第3の実施形態におけるポイントバックオプションの残高照会と商品購入時のポイント付与のフローについて説明する。第3の実施形態では、顧客が保有するポイントバックオプションの種別と残高を、ポイントバックオプション管理サーバ10ではなく、スマートフォン等の顧客端末20やポイントカード等のICカードで管理する。
図4等を用いて説明した第1及び第2の実施形態におけるポイントバックオプション購入のフローでは、購入したポイントバックオプションの種別(オプションID)と残高(オプション残高)がポイントバックオプション管理サーバ10に格納されて管理されるが、これらの情報を顧客端末20やICカードに記憶させて管理する。これらの情報を顧客端末20に記憶させるには、図4等を用いて説明した第1及び第2の実施形態におけるポイントバックオプション購入のフローによってポイントバックオプション管理サーバ10に登録されるポイントバックオプションの種別や残高に関する情報を、顧客端末20に記憶させることとすればよく、ポイントカード等のICカードに記憶させるには、先にも説明したように、店内端末32等のポイントバックオプション管理サーバ10とネットワークを介して接続された専用端末にポイントカード等のICカードを読み込ませ、購入代金の決済が終了したポイントバックオプションの種別(オプションID)と残高(オプション残高)に関する情報をICカードに記憶させることとすればよい。
ポイントバックオプションを保有する顧客が、顧客端末20やICカードを所持して保有するポイントバックオプションを利用できる小売店舗30に来店すると、小売店舗30内に設置された店内端末32と交信して、第1の実施形態と同様のクーポンを店内端末32に出力させる。この実施形態では、第1の実施形態と同様に顧客が店内端末32を操作して、JANコードによって識別される購入したい商品を選択するとともに(選択した商品によって購入代金も特定される)、顧客が保有するポイントバックオプションのオプションIDとその残高に関する情報を、顧客端末20やICカードから店内端末32で受け付ける。
この実施形態では、店内端末32に図2、図3の対象情報格納部12に格納される情報と同様のポイントバックオプションの種別毎の対象商品と対象店舗に関する情報が格納されていて、店内端末32で選択された商品が、顧客が保有するポイントバックオプションのオプションIDの対象商品に含まれるかをJANコードから判断するとともに、店内端末32が設置されている小売店舗30が、顧客が保有するポイントバックオプションのオプションIDの対象店舗に含まれるかを店内端末32に設定されている店舗コードから判断する。対象商品及び対象小店舗に含まれていれば、顧客が保有するポイントバックオプションの残高が商品の購入代金に付与されるポイントに足りるかを判断して(一部付与が可能なケースも第1及び第2の実施形態と同様である)、クーポンの出力の可否を決定する。出力されたクーポンは、第1の実施形態と同様に、レジ端末31で商品の購入時におけるポイントの付与に用いられる。
図11は、第3の実施形態の変形例を示したものである。図10では店内端末32で実行される対象商品と対象店舗を判断してポイントバックオプションの残高を照会する処理を、ここでは顧客端末20やICカードに格納された所定のプログラムによって実行する。店内端末32からは、残高照会に必要な、購入する商品のJANコード、当該商品の購入代金(販売価格)、店内端末32が設置されている小売店舗30の店舗コードに関する情報が顧客端末20やICカードに引き渡されて、残高照会の結果が店内端末32に返信され、ポイント付与が可能(一部付与が可能なケースも含む)な場合は、店内端末32からクーポンが出力される。
以上に説明した第1-第3の実施形態では、いずれもポイントバックオプションを利用できる対象商品及び対象店舗が限定されることを前提としているが、対象店舗を限定せず、対象商品のみが限定されたポイントバックオプションを発行することも可能である。その場合、店舗コードの送受信や対象店舗に該当するかを判断する工程は発生しない構成となり、ポイントバックオプションを利用できる小売業者や小売店舗は制限されなくなる。
また、第1-第3の実施形態では、ポイントバックオプションによって購入代金にポイントを付与される商品には、小売店舗に陳列される有形の商品を想定しているが、対象となる商品は有形の商品に限定されるものではなく、所定の対価を支払って取引対象となるものであれば、例えば、マッサージのチェーン店がマッサージの施術料金にポイントが付与されるポイントバックオプションを発行するといったケースのように、無形のサービスの利用代金も本発明の対象にすることができる。
10 ポイントバックオプション管理サーバ
11 購入受付部
12 対象情報格納部
13 残高登録部
14 残高情報格納部
15 残高照会処理部
16 対象判断部
17 残高判断部
18 残高更新部
20 顧客端末
30 小売店舗
31 レジ端末
32 店舗端末
321 残高照会部
322 クーポン出力部
40 メーカーサーバ
50 小売業者サーバ
60 決済サーバ
70 販売管理システム
80 ポイント管理システム

Claims (18)

  1. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバであって、
    利用者を識別する利用者識別情報、前記利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた利用者識別情報から特定される利用者の保有する、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、
    前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力手段を備えていて、
    前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする情報処理サーバ。
  2. 前記残高照会受付手段は、前記商品を販売する事業者又は店舗を識別する販売者識別情報を含む残高照会を受け付け、
    前記対象判断手段は、前記残高照会受付手段が受け付けた販売者識別情報から識別される事業者又は店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗の販売者識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、
    前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記事業者又は店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理サーバ。
  3. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバであって、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、
    前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力手段を備えていて、
    前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする情報処理サーバ。
  4. 前記残高照会受付手段は、前記商品を販売する事業者又は店舗を識別する販売者識別情報を含む残高照会を受け付け、
    前記対象判断手段は、前記残高照会受付手段が受け付けた販売者識別情報から識別される事業者又は店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗の販売者識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、
    前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記事業者又は店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする請求項3記載の情報処理サーバ。
  5. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバと、前記情報処理サーバにネットワークを介して接続された端末装置からなる情報処理システムであって、
    前記情報処理サーバは、
    前記端末装置から、利用者を識別する利用者識別情報、前記利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた利用者識別情報から特定される利用者の保有する前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、
    前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力して、前記端末装置に送信する回答送信手段を備え、
    前記回答送信手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信して、
    前記端末装置は、
    前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力するクーポン出力手段を備えること
    を特徴とする情報処理システム。
  6. 前記情報処理サーバにおいて、
    前記残高照会受付手段は、前記商品を販売する事業者又は店舗を識別する販売者識別情報を含む残高照会を受け付け、
    前記対象判断手段は、前記残高照会受付手段が受け付けた販売者識別情報から識別される事業者又は店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗の販売者識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、
    前記回答送信手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記事業者又は店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信し、
    前記端末装置において、
    前記クーポン出力手段は、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記事業者又は店舗で利用可能な前記クーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力すること
    を特徴とする請求項5記載の情報処理システム。
  7. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバと、前記情報処理サーバにネットワークを介して接続された端末装置からなる情報処理システムであって、
    前記情報処理サーバは、
    前記端末装置から、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、
    前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力して、前記端末装置に送信する回答送信手段を備え、
    前記回答送信手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信して、
    前記端末装置は、
    前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力するクーポン出力手段を備えること
    を特徴とする情報処理システム。
  8. 前記情報処理サーバにおいて、
    前記残高照会受付手段は、前記商品を販売する事業者又は店舗を識別する販売者識別情報を含む残高照会を受け付け、
    前記対象判断手段は、前記残高照会受付手段が受け付けた販売者識別情報から識別される事業者又は店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗の販売者識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、
    前記回答送信手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記事業者又は店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象事業者又は対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信し、
    前記端末装置において、
    前記クーポン出力手段は、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記事業者又は店舗で利用可能な前記クーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力すること
    を特徴とする請求項7記載の情報処理システム。
  9. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理装置であって、
    利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、
    前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力手段を備えていて、
    前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする情報処理装置。
  10. 前記対象判断手段は、前記情報処理装置が設置されている店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象店舗かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象店舗を識別する情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、
    前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理装置であって、
    利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断手段と、
    前記残高照会受付手段が受け付けた利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高前記残高照会受付手段が受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断手段と、
    前記対象判断手段及び前記残高判断手段の判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力手段を備えていて、
    前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断手段で前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする情報処理装置。
  12. 前記対象判断手段は、前記情報処理装置が設置されている店舗が、前記残高照会受付手段が受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象店舗かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象店舗を識別する情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断して、
    前記回答出力手段は、少なくとも前記対象判断手段で前記店舗が前記ポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象店舗と判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする請求項11記載の情報処理装置。
  13. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバによって実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理サーバが、利用者を識別する利用者識別情報、前記利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた利用者識別情報から特定される利用者の保有する前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力ステップを有していて、
    前記回答出力ステップにおいて、前記情報処理サーバは、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする情報処理方法。
  14. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバによって実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理サーバが、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力ステップを有していて、
    前記回答出力ステップにおいて、前記情報処理サーバは、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする情報処理方法。
  15. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバと、前記情報処理サーバにネットワークを介して接続された端末装置によって実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理サーバが、前記端末装置から、利用者を識別する利用者識別情報、前記利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた利用者識別情報から特定される利用者の保有する、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力して、前記端末装置に送信する回答送信ステップを有し、
    前記回答送信ステップにおいて、前記情報処理サーバは、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信して、
    前記端末装置が、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力するクーポン出力ステップを有すること
    を特徴とする情報処理方法。
  16. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理サーバと、前記情報処理サーバにネットワークを介して接続された端末装置によって実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理サーバが、前記端末装置から、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、
    前記情報処理サーバが、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力して、前記端末装置に送信する回答送信ステップを有し、
    前記回答送信ステップにおいて、前記情報処理サーバは、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に対して所定のポイントの付与が可能とする回答を前記端末装置に送信して、
    前記端末装置が、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を受信すると、前記商品の購入代金に所定のポイントを付与するためのクーポン、又は前記クーポンを他の端末装置に出力させるためのクーポン出力信号を出力するクーポン出力ステップを有すること
    を特徴とする情報処理方法。
  17. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、利用者の保有するポイントバックオプションの種別を識別するオプション種別識別情報、前記利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、
    前記情報処理装置が、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション種別識別情報から特定される種別のポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション種別識別情報毎に各々のオプション種別識別情報によって種別が識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、
    前記情報処理装置が、前記残高照会受付ステップで受け付けた利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、
    前記情報処理装置が、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力ステップを有していて、
    前記回答出力ステップにおいて、前記情報処理装置は、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする情報処理方法。
  18. 一又は二以上の所定の商品の購入代金に対してポイントの付与を受ける権利であるポイントバックオプションに関する情報を処理する情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、利用者の保有するポイントバックオプションの購入単位に割り当てられたポイントバックオプションを識別するオプション識別情報、前記利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高、前記利用者が購入する商品を識別する商品識別情報、前記商品の購入代金を含む、前記商品の購入代金に付与される所定のポイントに対する前記ポイントバックオプションの残高照会を受け付ける残高照会受付ステップと、
    前記情報処理装置が、前記残高照会受付ステップで受け付けた商品識別情報から特定される商品が、前記残高照会受付ステップで受け付けたオプション識別情報から特定されるポイントバックオプションによるポイントの付与を受けられる対象商品かを、オプション識別情報毎に各々のオプション識別情報によって識別されるポイントバックオプションによってポイントの付与を受けられる対象商品の商品識別情報が関連づけて格納された対象情報格納部を参照して判断する対象判断ステップと、
    前記情報処理装置が、前記残高照会受付ステップで受け付けた利用者が保有する前記ポイントバックオプションの残高前記残高照会受付ステップで受け付けた前記商品の購入代金と所定の還元率から算出される前記商品の購入代金に対して付与されるポイントの数量と対比して、前記ポイントバックオプションの残高が前記ポイントの数量に足りるかを判断する残高判断ステップと、
    前記情報処理装置が、前記対象判断ステップ及び前記残高判断ステップの判断結果に基づいて、前記残高照会に対する回答を出力する回答出力ステップを有していて、
    前記回答出力ステップにおいて、前記情報処理装置は、少なくとも前記対象判断ステップで前記商品がポイントの付与を受けられる対象商品と判断され、かつ、前記残高判断ステップで前記ポイントバックオプションの残高が前記所定のポイントに足りると判断されることを条件に、前記商品の購入代金に所定のポイントの付与が可能とする回答を出力すること
    を特徴とする情報処理方法。
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