JP7495032B2 - 包装用容器、包装用容器の使用方法、及び包装体の製造方法 - Google Patents

包装用容器、包装用容器の使用方法、及び包装体の製造方法 Download PDF

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本発明は、2種類の包装の仕方を適宜選択できる食品の包装用容器包装用容器の使用方法、及び包装体の製造方法に関する。
従来から、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売される生鮮品等の食品を包装する場合、賞味期限の延長を鑑みて、例えば容器内の空気を除去して窒素や二酸化炭素等又はこれらの混合気を充填してトップシール等の蓋材で食品を密封するガス置換包装(MAP:Modified Atmosphere Packaging、以下「MAP包装」ともいう。)や、加熱したスキンパックフィルムを食品ごと容器内側の表面に真空状態で貼り付けて上記食品を密封するスキンパック包装が採用されてきた。
スキンパック包装の一例として、特許文献1には、底面部と傾斜側壁部とフランジ部とを備えたトレイに食品等を収容し、上記食品以外の底面部、傾斜側壁部、及びフランジ部にスキンフィルムを被覆する技術が開示されている。トレイは、平面視略長方形状で、傾斜側壁部の四つの角部分の各々は、底面部側の幅が狭くフランジ部側の幅が広い扇形状である(図1参照)。
特開2013-189243号公報
しかしながら、特許文献1では、スキンパックフィルムが上記角部分で綺麗に貼り付かない恐れがある。具体的には、上記角部分のうち幅が狭い底面部側では、スキンパックフィルムが行き届かなかったり、行き届いても上記底面部側周辺の形状に追従できなかったりすることから、スキンパックフィルムとトレイとの間に気泡が残ったり、スキンパックフィルムが皺になったりすると、商品の見栄えと共に品質が低下してしまう。
一般的に、スキンパック包装はスキンパックフィルムのみで食品を包装してもよいが、食品の型崩れ等の予防・店頭での陳列のしやすさ・商品の見栄えの向上等に鑑みると、少なくとも板状の土台に載置した食品を上記土台ごとスキンパックフィルムで包装するのがよく、包装する食品の種類に鑑みると、より好ましくは特許文献1のように所定の深さの容器に載置した食品を上記容器ごとスキンパックフィルムで包装するのがよい。
しかしながら、スキンパック包装に適さない柔らかい食品の場合、MAP包装用の容器を準備したり、上記食品を別の場所で包装したりすると、作業者の工数が増加したり、作業場所の確保が手間だったりする。この点に鑑みると、スキンパック包装もMAP包装も兼用の容器であれば、食品に応じて包装の仕方を変えるだけでよいため、作業の効率化や作業場所の省スペース化も期待できる。
そこで、本発明の目的は、スキンパック包装時に皺や斑がない状態でスキンパックフィルムが容器内面の全域に貼り付きやすい包装用容器、及び上記包装用容器を用いた包装体の製造方法を提供することにある。本発明の別の目的は、食品に応じてスキンパック包装又はMAP包装を選択できる包装用容器及び包装用容器の使用方法を提供することにある。
すなわち、本発明における包装用容器は、平面視矩形状の底部と、上記底部の外端縁より上方向に設けられた側壁部と、上記側壁部の上端縁より外方向に設けられたフランジ部と、を備え、上記側壁部は、周方向に隣り合う第1側壁部及び第2側壁部と、上記底部と上記第1側壁部と上記第2側壁部とがなす隅角に相当する部分を隅切って形成された隅切り部とを有し、水平面に対する上記隅切り部の傾斜角は、上記第1側壁部及び上記第2側壁部の傾斜角より緩やかで、かつ25°~45°であることを特徴とする。
上記側壁部は、上記底部の外端縁から連続して形成された湾曲状の側壁下角部をさらに有し、上記側壁下角部の曲率半径は、10~30mmであることが望ましい。
また、上記隅切り部の上端部は、上記第1側壁部及び上記第2側壁部の上端縁より低く位置することが望ましい。
本発明における包装用容器の包装方法は、包装用容器内の食品を、スキンパック包装又はMAP包装することを特徴とする。
本発明における包装体の製造方法は、平面視矩形状の底部と、上記底部の外端縁より上方向に設けられた側壁部と、を備え、上記側壁部は、周方向に隣り合う第1側壁部及び第2側壁部と、上記底部と上記第1側壁部と上記第2側壁部とがなす隅角に相当する部分を隅切って形成された隅切り部とを有し、水平面に対する上記隅切り部の傾斜角は、上記第1側壁部及び上記第2側壁部の傾斜角より緩やかで、かつ25°~45°である包装用容器を用いて、スキンパックフィルムが、上記底部に載置された内容物を、上記底部から上記隅切り部を介して上記側壁部に渡って上記包装用容器の内側表面に貼り付いて密封することを含む。
上記側壁部は、上記底部の外端縁から連続して形成された湾曲状の側壁下角部をさらに有し、上記側壁下角部の曲率半径は、10mm~30mmであることが望ましい。
上記隅切り部の上端部は、上記第1側壁部及び上記第2側壁部の上端縁より低く位置することが望ましい。
本発明による包装用容器によれば、スキンパック包装時に皺や斑のない状態でスキンパックフィルムが容器内面の全域に貼り付きやすい。また、本発明による包装体の製造方法によれば、食品の型崩れ等の予防・店頭での陳列のしやすさ・商品の見栄えの向上が期待できる。
本発明の一実施形態における包装容器の斜視図である。 上記包装用容器の平面図である。 上記包装用容器の背面図である。 上記平面図に示すB-B部分におけるA-A部分拡大端面図である。 上記包装用容器の別の実施例における部分拡大端面図である。
以下、図1~図5を参照しつつ、本発明の一実施形態における包装用容器(以下、「本包装用容器」ともいう。)について説明する。
なお、これらの図において、複数個存在する同一の部位については、一つの部位のみに符番し、重複する部位については省略することがある。説明の便宜上、所定の部位やこの引き出し線を破線や想像線(二点鎖線)で示し、断面部分をハッチングで示した部分もある。
説明において、上方、下方、側方、垂直方向、水平方向等の方向を示す用語は、基本的に、通常使用する向きで本包装用容器を使用した状態における位置関係とする。
<本包装用容器の概要>
図1に示すとおり、本包装用容器Mは、食品を載置する平面視で長方形に近い八角形状の底部1と、底部1の外端縁全周から上方向に連続して設けられた側壁部2と、側壁部2の上端縁全周から外方向に連続して設けられたフランジ部3とを備えている。底部1及び側壁部2には、補強やデザインに関する凹凸部分(リブ)が形成されてもよいが、ないほうがスキンパックした際に皺が入りにくく、商品の見栄えと共に品質が良くなるので好ましく、底部1から側壁部2に渡って凹凸がない面一に形成されていることが好ましい。
なお、底部1は、平面視で八角形より多角形状でもよい。側壁部2の水平端面及びフランジ部3の外端縁は、平面視で底部1と同形でも異形でもよい。本包装用容器Mに収容する食品は、主に鮮肉や鮮魚等の生鮮食品で、加工品や調理品等の生鮮食品以外でもよく、限定しない。
本包装用容器Mの深さは、一般的な食品用包装用容器としては浅めで、20mm前後だと側壁部2やフランジ部3にぶつからずに食品を置きやすく、側壁部2やフランジ部3に隠れずに食品を見やすくする効果を期待できる。具体的には、本包装用容器Mの深さは、10mm~45mmであってもよく、12mm~40mmであることが好ましく、15mm~35mmであることがより好ましく、15~30mmであることがさらに好ましい。10mmより浅いと、内容物の大きさが限定されてしまうことが懸念され、45mmより深いとスキンパックした際に食品がフランジ部3に隠れて埋まってしまい見栄えが悪くなることが懸念される。
本包装用容器Mを形成する素材は、特に制限はないが、ポリスチレンの発泡体であるPSP(ポリスチレンペーパー)製であってもよく、PP(ポリプロピレン)製やPP(ポリプロピレン)と無機フィラー(タルク)との混合素材製や、PET(ポリエチレンテレフタレート)製といった非発泡体の非発泡系樹脂製でもよい。特に、PSP製の場合には、少ない樹脂量で所望の強度を得やすく、気泡を内在するため断熱効果が期待できる。
本包装用容器Mの内側の表層には、ガスバリア層を含む共押出フィルムが積層されていてもよい。こうした構成によれば、例えば、スキンパック包装後に大気中の酸素が本包装用容器Mを透過して食品に触れてしまい、食品が酸化して見栄えが悪くなってしまうことが回避される。また、ガス置換包装後においては、本包装用容器M内にて置換したガス組成が維持され賞味期限の延長に寄与することが期待される。
<側壁部の詳細>
図1に示すように、側壁部2は、周方向に隣り合う第1側壁部21及び第2側壁部22を有する。側壁部2は、第1側壁部21と第2側壁部22とが交わって形成される側壁角部2aと底部1とがなす隅角に相当する部分を隅切って形成された隅切り部23を有する。
図2及び図3に示すように、側壁部2は、隅切り部23の周端縁と側壁角部2aとに連続して形成された湾曲状の隅角上部24aと、隅切り部23の周端縁と第1側壁部21及び第2側壁部22とに連続して形成された湾曲状の隅角側部24bと、隅切り部23の周端縁と底部1とに連続して形成された湾曲状の隅角下部24cとを有する。換言すれば、隅角上部24a、隅角側部24b、及び隅角下部24cは、第1側壁部21、第2側壁部22、及び底部1と隅切り部23とを滑らかにつなぐ部位である。側壁部2は、底部1の外端縁から連続して形成された湾曲状の付番しない側壁下角部を有し、第1側壁部21には第1側壁下角部21a、第2側壁部22には第2側壁下角部22aが含まれる。図4に示すように、第1側壁下角部21a及び第2側壁下角部22aの曲率半径Xは、本包装用容器Mの深さに対して相対的に大き目で、8mm~50mmであってもよく、10mm~30mmであることが好ましく、12mm~25mmであることがさらに好ましい。8mm未満であると、スキンパック包装の際に底面の空気がうまく抜けずに底部に気泡が残ってしまったり、スキンパックフィルムに皺や斑が発生してしまうことが懸念され、50mmを超えると、相対的に底面が小さくなってしまい、食品を入れて陳列した際に見栄えが悪くなることが懸念される。隅角下部24cの曲率半径は、第1側壁下角部21a及び第2側壁下角部22aの曲率半径と同じでも異なっていてもよい。
<隅切り部の詳細>
図2に示すように、隅切り部23は、平坦状で、平面視山形状かつ二等辺三角形状に形成されている。換言すれば、隅切り部23の下端側の幅Yを広げることで、スキンパックフィルムが容器内側の全域に皺及び斑なく貼り付きやすくなる。ここで、隅切り部23の下端側の幅Yは、16mm~60mmであってもよく、18mm~50mmであることが好ましく、20mm~40mmであることがより好ましく、20mm~30mmであることがさらに好ましい。隅切り部23の下端側の角度D1は、50°~85°でもよく、好ましくは60°~75°、より好ましくは63°~72°であり、D1が50°より小さくても85°より大きくても、隅切り部23の下端側にスキンパックフィルムが貼り付きにくい。
なお、隅切り部23は、平面視台形状を含む矩形状でもよい。
図4に示すように、隅切り部23は、隅角上部24aとの境界に該当する隅切り上端部23aと、隅角下部24cとの境界に該当する隅切り下端部23cとを有する。水平面に対する隅切り部23の傾斜角D2は、25°~45°でもよく、好ましくは30°~40°、より好ましくは33°~37°であり、水平面に対する側壁角部2aの傾斜角を変更しない限り、D2が25°より小さいと隅切り上端部23a側にスキンパックフィルムが貼り付きにくく、45°より大きいと隅切り下端部23c側にスキンパックフィルムが貼り付きにくい。水平面に対する第1側壁部21及び第2側壁部22の傾斜角D3は、D2より小さければ特に制限はないが、40°~80°でもよく、好ましくは45°~70°、より好ましくは50°~65°である。
隅切り上端部23aは、本包装用容器Mの深さの1/2より高い位置にあれば特に制限はないが、第1側壁部21及び第2側壁部22の上端縁より低い位置にあっても良い。詳細には、容器の最下端である底部1の裏面を基準として、隅切り上端部23aの高さH1と、隅切り上端部23aから第1側壁部21及び第2側壁部22の上端縁までの高さH2との比率(H1:H2)は、6:4~9:1でもよく、好ましくは7:3~8:2であり、9:1よりH1が大きいと、側壁部2の強度及び剛性を確保しにくく、6:4よりH1が小さいと、水平面に対する側壁角部2aの傾斜角を変更しない限り、隅切り上端部23a側にスキンパックフィルムが貼り付きにくかったり、隅切り部23の面積が小さくなり過ぎてしまったりするおそれがある。
<フランジ部の詳細>
フランジ部3は、短手方向における垂直端面視で、図5(a)に示すように、本包装用容器MがPSP製の場合、側壁部2側の内端縁部31から外側の外端縁部33までの範囲内で、3mm以上の平坦部32を有し、図5(b)に示すように、本包装用容器Mが非発泡系樹脂製の場合、内端縁部31から外端縁部33までの範囲内で、上方向に緩やかに膨出している膨出部32を有していてもよい。
この構成によれば、MAP包装時のトップシールをフランジ部3に熱圧着しやすく、かつ所望の剥離強度の発現が期待できる。特に、非発泡樹脂の場合、膨出部32がトップシール機に加圧され、表面の微細な凹凸が平滑されることにより、上述の効果が得られる。
<包装用容器の使用方法>
次に、本包装用容器Mを用いて食品をスキンパック包装又はMAP包装する使用方法について説明する。
スキンパック包装の場合、食品を本包装用容器M内に収容し、加熱したスキンパックフィルムを本包装用容器Mの上方に移動した後、スキンパック包装機で容器内を真空状態にしてスキンパックフィルムを食品ごと容器内側表面に貼り付けて密封する。
ここで、スキンパックフィルムには特に制限はないが、例えば、複数の層からなる積層フィルムであってもよい。具体的には、積層フィルムの容器内側表面に貼り付く内層と、内層に積層されて収容物としての食品に接する外層とを備えていればよい。外層は、加熱されて軟化した状態で容器内側表面の形状に沿って立体的に延伸し、冷却したときにその形状を保持する形状保持性を有していてもよい。また、内層と外層との間には中間層としてのガスバリア層や補強層といった機能性を有する層が介在していてもよい。
MAP包装の場合、食品を本包装用容器M内に収容し、容器内をガス置換した後、トップシール機で上方からフランジ部3にトップシールを熱圧着して密封する。
このように、本包装用容器Mでは、食品の種類に応じてスキンパック包装かMAP包装かいずれかの使用方法を適宜選択することができる。
<包装体の製造方法>
次に、本包装用容器Mを用いて食品をスキンパック包装した包装体の製造方法について、上述した内容との相違点についてのみ説明する。
スキンパックフィルムが、本包装用容器Mの底部1に載置された食品を、底部1から隅切り部23を介して側壁部2に渡って本包装用容器Mの内側表面に貼り付いて密閉することを含む。これによれば、食品の型崩れ等の予防・店頭での陳列のしやすさ・商品の見栄えの向上が期待できる。
なお、本包装用容器Mは、例えば真空成型、熱板圧空成型、真空圧空成型、両面真空成型等のシート成型で、合成樹脂シートを熱成型することにより形成されてもよい。合成樹脂シートとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂で、単層や多層のシートを使用してもよく、有色又は無色透明でも、不透明であってもよい。樹脂としては、例えば、発泡樹脂を使用すれば、軽量かつ断熱性があり好ましい。さらに、シートの表面または裏面を合成樹脂フィルムで覆ってもよく、表面を覆った場合は印刷を施してもよい。成型後の本包装用容器の厚みは特に制限はないが、PSPなどの発泡素材製の場合、2.0mm~5.0mmであればよく、好ましくは2.5mm~4.0mm、さらに好ましくは2.7mm~3.5mmである。また、非発泡系樹脂製の場合は、0.3mm~1.2mmであればよく、好ましくは0.3mm~1.0mm、さらに好ましくは0.35mm~0.8mmである。
また、PSPなどの発泡素材製の場合、坪量(単位面積あたりの質量)は120g/m~220g/mであればよいが、重くなると樹脂量が多くなるので相対的に所望の強度が得られやすく好ましいが、その分材料コストが高くなるのでそのバランスを鑑みて選択する必要がある。特に、スキンパック包装向け包装用容器の場合には、スキンパックフィルムが本包装用容器M内側表面に貼り付いた際に、それまで伸ばされていたスキンパックフィルムに容器が引っ張られるため比較的高い強度が要求されることから、その坪量は好ましくは130g/m~220g/m、さらに好ましくは140g/m~200g/m、より好ましくは150g/m~200g/mである。
M 包装用容器、1 底部、2 側壁部、2a 側壁角部、21 第1側壁部、21a 第1側壁下角部、22 第2側壁部、22a 第2側壁下角部、23 隅切り部、23a 隅切り上端部、23c 隅切り下端部、24a 隅角上部、24b 隅角側部、24c 隅角下部、3 フランジ部

Claims (3)

  1. 平面視矩形状の底部と、
    前記底部の外端縁より上方向に設けられた側壁部と、を備え、
    前記側壁部は、周方向に隣り合う第1側壁部及び第2側壁部と、前記底部と前記第1側壁部と前記第2側壁部とがなす隅角に相当する部分を隅切って形成された隅切り部とを有し、
    水平面に対する前記隅切り部の傾斜角は、前記第1側壁部及び前記第2側壁部の傾斜角より緩やかで、かつ25°~45°である包装用容器を用いて、
    スキンパックフィルムが、前記底部に載置された内容物を、当該底部から前記隅切り部を介して前記側壁部に渡って前記包装用容器の内側表面に貼り付いて密封する
    ことを含む包装体の製造方法
  2. 前記側壁部は、前記底部の外端縁から連続して形成された湾曲状の側壁下角部をさらに有し、
    前記側壁下角部の曲率半径は、10mm~30mmである
    請求項1に記載の包装体の製造方法
  3. 前記隅切り部の上端部は、前記第1側壁部及び前記第2側壁部の上端縁より低く位置する
    請求項1又は2に記載の包装体の製造方法
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