JP7490949B2 - 電話応対業務支援装置、電話応対業務支援方法、及び電話応対業務支援プログラム - Google Patents

電話応対業務支援装置、電話応対業務支援方法、及び電話応対業務支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、顧客からの電話での問合せに応対するコールセンターでの電話応対の業務を支援する技術に関する。
コールセンターにおける電話応対業務の案件を、人の代わりにチャットボット(Chatbot)に担当させるシステムが普及している。このようなシステムにおいて、チャットボットでの応対(自動応対)では適切な回答を顧客に提供することが難しい案件について、その担当をチャットボットからオペレータ(人)に引き継がせることが行われている。
また、電話応対業務を複数のオペレータに分散させて個々のオペレータの負荷を軽減させる技術が知られている。例えば、1つの電話応答端末に設けた複数のディスプレイの各々での処理内容を独立に制御できるようにして、オペレータの最適な人員配置を柔軟にし、業務の効率化と電話待ちの時間減少とを図るという第1の技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、顧客からの問合せに電話応対した内容から、電話応対業務の種別と応対したオペレータとを特定して、その業務種別と各オペレータの熟練度とを関連付けた管理情報の内容を更新するという第2の技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002-247210号公報 特開2017-4308号公報
前述した第2の技術では、管理情報に基づき、熟練度の高いオペレータのオペレータ電話端末に対して例えば優先的に顧客からの電話を転送するようにしている。このため、電話応対業務が熟練度の高いオペレータに集中することになり、このようなオペレータの業務負荷は、他のオペレータが余力を残していたとしても、常に高くなってしまう。
1つの側面において、本発明は、電話応対業務を適切に分散させて、コールセンター全体の負荷を軽減することを目的とする。
1つの実施形態によれば、電話応対業務支援装置は、格納部と、決定部と、割り当て部とを備える。格納部は、複数のオペレータの各々についてのコールセンターでの電話応対業務への従事を開始した日を表す情報を格納する。決定部は、電話応対業務である案件の担当を複数のオペレータの各々に順次割り当てるときの割り当ての順序を、現在の日付と当該情報とを用いて算出される、電話応対業務への従事を開始した日からの経過日数に基づいて決定する。割り当て部は、電話応対業務である案件が新たに発生する度に、発生した新たな案件の担当を、複数のオペレータの各々へ、決定された順序に従って順次割り当てる。
上記の態様によれば、電話応対業務を適切に分散させて、コールセンター全体の負荷を軽減することができる。
コールセンターシステムの構成例である。 サーバ装置の機能的構成例である。 案件マスタテーブルの例である。 オペレータテーブルの例である。 処理結果ログの例である。 回答実績テーブルの例である。 高負荷判定条件設定画面の例である。 負荷分散判断値選択画面の例である。 情報処理装置のハードウェア構成例である。 案件割り当て処理の例を示すフローチャート(その1)である。 案件割り当て処理の例を示すフローチャート(その2)である。 処理結果ログ保存処理の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
図1はコールセンターシステムの構成例である。
コールセンターシステム100は、顧客10からの電話での問合せに応対するコールセンターに設置される。顧客10が電話機11を操作してコールセンター100へコールを行うと、そのコールはPSTN(Public Switched Telephone Network、公衆交換電話網)20を介してコールセンターシステム100に届く。
コールセンターシステム100はPBX(Private Branch eXchange、構内交換機)110とチャットボットシステム120とを備えている。PBX110は、顧客10からのコールを、チャットボットシステム120が備えている電話機121へ転送する。
チャットボットシステム120は、電話機121に着信した顧客10からのコールを受け、顧客10からの問い合わせの案件への自動応対を開始する。この自動応対では、例えば、チャットボットシステム120は、顧客10への音声による質問と顧客10からの選択式の回答とを繰り返す対話方式によって案件の問い合わせ内容を把握し、内容の類似性に基づき案件を分類する。チャットボットシステム120は、その問い合わせ内容に対して適切と判断される回答を不図示の回答データベースから検索し、その検索の結果を、問合せに対する回答として顧客10へ提供する。
ここで、顧客10からの案件には、例えば、把握した問い合わせ内容に対する回答が回答データベースに登録されていない等の理由により、チャットボットシステム120での自動応対では適切な回答を提供することが難しいものがある。このような案件であるとの判定がなされると、チャットボットシステム120は、案件の担当の変更を、コールセンターシステム100が更に備えているサーバ装置150に要請する。チャットボットシステム120は制御装置122を更に備えており、この制御装置122を用いて担当変更の要請を行う。
サーバ装置150は、コールセンターシステム100内のLAN(Local Area Network)140を介して制御装置122と接続されている。サーバ装置150は、担当変更の要請に応じて、チャットボットシステム120が現在担当している案件の担当を、コールセンターで電話応対業務に現在従事している複数のオペレータ(人)のいずれかに割り当てる。この割り当ては、電話応対業務についてのコールセンター全体での現在の負荷と、各オペレータの電話応対業務に対する力量を表している指標とに基づいて行われる。割り当ての結果は制御装置122に送られる。サーバ装置150は電話応対業務支援装置の一例である。
コールセンターシステム100は、各オペレータが使用するシステムを更に備えている。図1では、各オペレータが使用するシステムとして、オペレータAのためのオペレータAシステム130AとオペレータBのためのオペレータBシステム130Bとの2つが表されているが、このシステムは複数のオペレータの各々に対して1つずつ用意される。以下の説明では、特に区別する必要が無い場合には、各オペレータが使用するシステムを、単に「オペレータシステム130」と称して説明する。オペレータシステム130は、電話機131と端末装置132とを備えている。
割り当て結果を受け取った制御装置122は、電話機121を制御してコールの転送の指示を電話機121に送信させる。電話機121は、この指示をPBX110に送る。コール転送の指示を受け取ったPBX110は、電話機121が現在受けている顧客10からのコールを、案件の担当が割り当てられたオペレータが使用している電話機131へ転送する。
電話機131を使用するオペレータは、チャットボットシステム120の電話機121から転送されてきた顧客10からのコールを受け、顧客10からの問い合わせの案件への応対を、チャットボットシステム120から引き継いで開始する。
端末装置132はLAN140を介してサーバ装置150と接続されている。端末装置132は電話機131を使用するオペレータによって操作され、オペレータにより入力された各種の情報をサーバ装置150へ送付する。端末装置132は電話機131とも接続されており、顧客10とオペレータとの間での電話機131を用いて行われる通話に関する情報を取得してサーバ装置150へ送付する。端末装置132は、更に、サーバ装置150から各種の情報を受け取ってオペレータに提示する。
次に図2について説明する。図2は図1のサーバ装置150の機能的構成例である。
サーバ装置150は、受付部201、判定部202、決定部203、割り当て部204、出力部205、表示部206、選択部207、及び格納部210を備えている。
受付部201は、チャットボットシステム120の制御装置122やオペレータシステム130の端末装置132から送られてくる各種の情報を受け付ける。
判定部202は、コールセンターシステム100が設置されているコールセンターにおける、顧客10からの問い合わせに応対する電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるか否かを判定する。
決定部203は、電話応対業務の案件の担当を、コールセンターで電話応対業務に現在従事している複数のオペレータの各々に順次割り当てるときの割り当ての順序を、電話応対業務に対する力量を表している指標と、判定部202による判定の結果とに基づいて決定する。
割り当て部204は、電話応対業務である案件が新たに発生する度に、発生した新たな案件の担当を、当該複数のオペレータの各々へ、決定部203によって決定された順序に従って順次割り当てる。
出力部205は、サーバ装置150からの各種の情報を出力して、チャットボットシステム120の制御装置122やオペレータシステム130の端末装置132へ送付する。
表示部206は、各種の情報を表示して、オペレータシステム130の管理者に情報の提供を行う。
選択部207は、様々な指標で評価される各オペレータの力量のうちから、決定部203による割り当ての順序の決定の基礎として用いられる指標を、オペレータシステム130の管理者からの選択指示に応じて選択する。
格納部210は、各種のデータを、案件マスタテーブル211、オペレータテーブル212、処理結果ログ213、及び回答実績テーブル214として格納し保存する。これらのテーブル・ログについて説明する。
図3は案件マスタテーブル211の例である。
コールセンターでは、過去に扱った電話応対業務の各案件において顧客10から受けた質問の内容を、その内容の類似性に基づき分類して幾つかのグループに集約する作業が予め行われる。案件マスタテーブル211では、得られた「質問内容」のグループ(このグループを「案件分類」とも称することとする。)の各々に、グループを識別する番号である「案件No.」が対応付けられている。案件マスタテーブル211は、サーバ装置150の出力部205から制御装置122や端末装置132に送付され、チャットポットシステム120やオペレータシステム130でも必要に応じて利用される。
なお、本実施形態では、顧客10から受けた質問の内容の分類・集約は人がルールベースにより行うものとする。なお、例えば、顧客10から受けた質問文の分類・集約を、例えば深層学習技術を活用して機械で自動的に行うようにしてもよい。
図4はオペレータテーブル212の例である。
オペレータテーブル212では、コールセンターで電話応対業務に現在従事している各オペレータについての情報が登録される。オペレータテーブル212では、各オペレータについて、「オペレータ名」と、「業務開始年月日」と、「使用電話機」と、「担当可能フラグ」とが対応づけられる。なお、「業務開始年月日」は、そのオペレータが電話応対業務への従事を開始した日を表す情報であり、「使用電話機」は、このオペレータが現在使用しているオペレータシステム130の電話機131を識別する情報である。また、「担当可能フラグ」は、そのオペレータが新たな案件を担当することが可能である状態にあるかどうかを表す情報である。「担当可能フラグ」には、オペレータが担当可能な状態であることを表している「可能」と、例えば別の案件を担当中である等の理由によりオペレータが新たな案件を担当できない状態にあることを表している「不可」とのどちらかを表す情報が登録される。
図5は処理結果ログ213の例である。
処理結果ログ213は、各オペレータが顧客10からの問い合わせの案件に応対して案件の処理を完了する度に、オペレータシステム130の端末装置132をオペレータが操作することによって案件毎に作成される、当該案件の処理の仔細を記録するものである。作成された処理結果ログ213は端末装置132によってサーバ装置150へ送付される。サーバ装置150では、端末装置132から送られてきた処理結果ログ213が受付部201により受け付けられると、その処理結果ログ213が格納部210に送付されて、格納部210で格納されて保存される。
処理結果ログ213では、各案件について、図5に示されている各項目の欄に記録される情報が対応付けられている。
「オペレータ名」は、この案件を担当したオペレータの名前の情報であり、そのオペレータを識別する情報である。
「処理日」は、この案件をオペレータが電話応対して処理を行った日付の情報である。
「通話開始時刻」は、この案件についてのオペレータと顧客10との通話が開始された時刻の情報であり、「通話終了時刻」は、この通話が終了した時刻の情報である。また、「保留時間」は、この通話の途中で、この案件への回答を得るための情報の検索や確認の実施等の理由によって、オペレータが電話機131を操作して顧客10との通話を保留状態にしていた時間の合計である。
「エスカレーション実施」は、この案件の処理においてエスカレーション(業務遂行において業務上の上位者等の有識者に指示を仰ぐこと)を実施したか否かを表す情報であり、エスカレーションを実施した場合には「実施」を表す情報が記録される。一方、エスカレーションを実施しなかった場合には、この「エスカレーション実施」の情報として、「不実施」を表す情報が記録される。
「案件No.」は、案件マスタテーブル211に登録されている「案件No.」の情報であり、この案件の質問内容を、その内容の類似性に基づいて、案件マスタテーブル211に表されているグループに分類した場合に当該案件が分類されたグループを表す。
「質問内容」は、この案件の質問内容を記述したテキストの情報である。
「回答内容」は、この案件の質問に対して顧客10に提供した回答の内容を記述したテキストの情報である。
「回答留保」は、この案件の質問に対する回答を留保したか否かを表す情報である。例えば、適切な回答が直ちには得られなかった等の理由で回答の提供を後日に先送りしたことで、この案件の質問に対する回答を顧客10に提供することなく通話を終了した場合には、「回答留保」の情報として、「有」を表す情報が記録される。一方、回答を留保しなかった場合には、「回答留保」の情報として、「無」を表す情報が記録される。
「処理完了時刻」は、この案件についての通話の終了後に行われる、例えば、この処理結果ログ213の各項目の情報入力等の後処理が完了し、オペレータが新たな案件を担当することが可能になった時刻を表す情報である。
本実施形態では、「オペレータ名」、「エスカレーション実施」、「案件No.」、「質問内容」、「回答内容」、及び「回答留保」の各情報については、オペレータが端末装置132を操作して入力するものとする。また、「処理日」、「通話開始時刻」、「通話終了時刻」、及び「保留時間」の各情報については、電話機131の動作状態の監視の結果に基づいて端末装置132が生成するものとする。なお、「処理完了時刻」については、上述したような各項目の入力作業を終了したオペレータが端末装置132を操作して、新たな案件を担当可能な状態になったことの意思表示をオペレータが行った時に、端末装置132が生成するものとする。なお、例えば、「質問内容」及び「回答内容」について、オペレータとの通話内容のテキスト化を、例えば音声認識技術を活用して端末装置132が行うようにしてもよい。また、例えば、「案件No.」について、「質問内容」のテキストの分類を、例えば深層学習技術を活用して端末装置132が行い、その分類の結果に基づいて、「案件No.」を案件マスタテーブル211から端末装置132が選択するようにしてもよい。
なお、格納部210で保存されている過去の処理結果ログ213を、案件マスタテーブル211を作成するために行われる、顧客10から受けた質問の内容の分類・集約のために用いてもよい。
図6は回答実績テーブル214の例である。回答実績テーブル214には、コールセンターでの電話応対業務に対する力量を表している指標が、複数のオペレータの各々について表されている。
回答実績テーブル214では、「オペレータ名」及び「案件No.」について、「エスカレーション率」と、「初回完結率」と、「平均通話時間」と、「平均処理時間」と、「平均保留時間」との各項目の値が対応付けられる。これらの各項目は、いずれも、「オペレータ名」で識別されるオペレータの、「案件No.」で識別されるグループの質問についての電話応対業務に対する力量を表している指標として用いられる。
回答実績テーブル214の各項目の値は、格納部210で保存されている過去の処理結果ログ213を集計することによって得られる。この集計では、まず、「オペレータ名」と「案件No.」とが一致する過去の処理結果ログ213の数がカウントされる。この数は、「オペレータ名」で識別されるオペレータが担当した、「案件No.」で識別されるグループの質問内容に属する案件の総件数である。
「エスカレーション率」は、「オペレータ名」及び「案件No.」が一致する過去の処理結果ログ213のうちで、「エスカレーション実施」の情報として「実施」を表す情報が記録されているものの数を、上記の総件数で除算した値の百分率が登録される。
「初回完結率」は、「オペレータ名」及び「案件No.」が一致する過去の処理結果ログ213のうちで、「回答留保」の情報として、「無」を表す情報が記録されているものの数を、上記の総件数で除算した値を百分率で表したものである。
「平均通話時間」は、「オペレータ名」及び「案件No.」が一致する過去の処理結果ログ213で表されている各案件についての通話時間の平均値である。各案件についての通話時間は、処理結果ログ213において、「通話開始時刻」として記録されている時刻から「通話終了時刻」として記録されている時刻までの経過時間を算出することによって得られる。「平均通話時間」は、各案件についての通話時間の合計を上記の総件数で除算して得られた時間を分単位で表したものである。
「平均処理時間」は、「オペレータ名」及び「案件No.」が一致する過去の処理結果ログ213で表されている各案件についての、案件の処理が完了するまでに要した時間の平均値である。各案件についての処理時間は、処理結果ログ213において、「通話開始時刻」として記録されている時刻から「処理完了時刻」として記録されている時刻までの経過時間を算出することによって得られる。「平均処理時間」は、各案件についての処理時間の合計を上記の総件数で除算して得られた時間を分単位で表したものである。
「平均保留時間」は、「オペレータ名」及び「案件No.」が一致する過去の処理結果ログ213で表されている各案件についての、顧客10との通話を保留状態にしていた時間の平均である。「平均保留時間」は、各案件についての処理結果ログ213において「保留時間」として記録されている時間の合計を上記の総件数で除算して得られた時間を分単位で表したものである。
なお、本実施形態では、格納部210で保存されている過去の処理結果ログ213を集計して回答実績テーブル214を作成する作業は、コールセンターシステム100による案件の担当の割り振りの処理を開始する前に、予め済ませておくこととする。
また、図6では明示していないが、前述した、「オペレータ名」で識別されるオペレータが担当した、「案件No.」で識別されるグループの質問内容に属する案件の総件数についても、実績テーブル214で保存しておくようにする。この総件数は、案件の処理が終了して新たに作成された処理結果ログ213の内容を回答実績テーブル214に反映させる処理において利用される。
次に、表示部206において表示される画面について、図7及び図8を参照しながら説明する。
図7は高負荷判定条件設定画面の例である。高負荷判定条件設定画面700は時間帯入力欄710及び閾値入力欄720とチェックボックス711及び721とを有している。
高負荷判定条件設定画面700は、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるか否かを判定部202が判定する際の判定基準の設定を、オペレータシステム130の管理者が行うときに表示される。
時間帯入力欄710には開始時刻と終了時刻とについての設定が入力される。チェックボックス711にチェックマークが付されているときは、現在時刻が、入力された開始時刻から終了時刻までの時間帯に含まれる場合に、判定部202は、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるとの判定を下す。
閾値入力欄720にはリアルタイム応答率の閾値についての設定が百分率の値として入力される。リアルタイム応答率とは、コールセンターで電話応対業務に現在従事しているオペレータの人数に対する、現在新たな案件を担当可能な状態にあるオペレータの人数の割合である。本実施形態では、オペレータテーブル212において、「担当可能フラグ」に「不可」が登録されているオペレータの人数を、オペレータテーブル212に登録されているオペレータの総人数で除算することでリアルタイム応答率を算出する。チェックボックス721にチェックマークが付されているときは、入力された閾値を現在のリアルタイム応答率が超えている場合に、判定部202は、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるとの判定を下す。
なお、チェックボックス711及び721の両方にチェックマークが付される場合がある。この場合には、現在時刻が上記の時間帯に含まれているとき、若しくは、入力された閾値を現在のリアルタイム応答率が超えているときに、判定部202は、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるとの判定を下す。
図8は負荷分散判断値選択画面の例である。負荷分散判断値選択画面800は高負荷時選択欄810及び低負荷時選択欄820とラジオボタン811及び821とを有している。
負荷分散判断値選択画面800は、案件の担当の割り当ての順序を決定する際の決定の基礎として決定部203により用いられる、オペレータの電話応対業務に対する力量を表している指標の選択を、オペレータシステム130の管理者が行うときに表示される。
高負荷時選択欄810は、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であると判定部202が判定した場合に用いられる指標の選択に用いられる。この選択にはラジオボタン811が使用される。また、低負荷時選択欄820は、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷ではないと判定部202が判定した場合に用いられる指標の選択に用いられる。この選択にはラジオボタン821が使用される。
なお、以下の説明では、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であると判定部202が判定した場合を、単に「高負荷時」と称することとする。これに対して、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷ではないと判定部202が判定した場合を、便宜上、「低負荷時」と称することとする。
負荷分散判断値選択画面800には、指標の選択肢として、「エスカレーション率」、「初回完結率」、「平均通話時間」、「平均処理時間」、「平均保留時間」、及び「経験年数」が、高負荷時及び低負荷時との双方について用意されている。これらの選択肢のうちの「経験年数」以外の選択肢は、回答実績テーブル214に示されている指標である。
一方、これらの選択肢のうちの「経験年数」は、オペレータがコールセンターでの電話応対業務への従事を開始した日からの経過日数を表しており、オペレータの電話応対業務に対する力量を表している指標のうちのひとつとして扱われる。この指標は、オペレータテーブル212に登録されている「業務開始年月日」で表されている日から本日までの経過日数を、例えば計算により求めることによって得られる。
本実施形態では、ラジオボタン811とラジオボタン821とにおける選択状態を表す黒丸は、連動して移動するものとする。すなわち、本実施形態では、高負荷時及び低負荷時との双方について同じ指標が選択されるものとする。なお、これらの黒丸の移動が連動しないようにして、高負荷時と低負荷時とで異なる指標を選択可能としてもよい。
また、負荷分散判断値選択画面800では、選択肢である指標の各々について、「降順」若しくは「昇順」の語が対応付けられている。例えば、「エスカレーション率」については、高負荷時においては「昇順」が対応付けられており、低負荷時においては「降順」が対応付けられている。これは、新たに発生した案件の担当についてのオペレータへの割り当て順を、高負荷時においては「エスカレーション率」の昇順とする、すなわち、「エスカレーション率」の低いオペレータから高いオペレータへと順に割り当てることを表している。また、新たに発生した案件の担当についてのオペレータへの割り当て順を、低負荷においては「エスカレーション率」の降順とする、すなわち、「エスカレーション率」の高いオペレータから低いオペレータへと順に割り当てることを表している。
本実施形態では、「エスカレーション率」、「平均通話時間」、「平均処理時間」、及び「平均保留時間」の各指標については、数値が小さいほど、そのオペレータは電話応対業務に対するより高い力量を有しており、より優秀であると評価する。また、「初回完結率」及び「経験年数」については、数値が大きいほど、そのオペレータは電話応対業務に対するより高い力量を有しており、より優秀であると評価する。つまり、本実施形態では、新たに発生した案件の担当についての割り当ての順序を、高負荷時においては優秀なオペレータを優先するようにし、低負荷時においてはその逆とする。
なお、各指標と「降順」・「昇順」との対応関係について、例えば、図8で表されている対応関係を初期設定とし、力量と各指標との関係に対する考え方の違い等の理由により、これらの対応関係を自由に設定できるようにしてもよい。
次に図9について説明する。図9は、図1のサーバ装置150として用いられる情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成例を示している。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901、メモリ902、入力装置903、出力装置904、補助記憶装置905、媒体駆動装置906、及びネットワーク接続装置907を含む。これらの構成要素はハードウェアであり、バス908により互いに接続されている。
メモリ902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリであり、処理に用いられるプログラム及びデータを記憶する。
CPU901(プロセッサ)は、例えば、メモリ902を利用してプログラムを実行することにより、図2の判定部202、決定部203、割り当て部204、及び選択部207として動作する。
入力装置903は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、コールセンターシステム100の管理者からの指示又は情報の入力に用いられる。出力装置904は、例えば、表示装置、プリンタ、スピーカ等であり、当該管理者の問い合わせ又は指示、及び処理結果の出力に用いられる。出力装置904は、図2の表示部206として用いることができる。
補助記憶装置905は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。補助記憶装置905は、ハードディスクドライブ又はフラッシュメモリであってもよい。情報処理装置900は、補助記憶装置905にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ902にロードして使用することができる。補助記憶装置905は、図2の格納部210として用いることができる。
媒体駆動装置906は、可搬型記録媒体909を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬型記録媒体909は、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。可搬型記録媒体909は、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等であってもよい。オペレータ又はユーザは、この可搬型記録媒体909にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ902にロードして使用することができる。
このように、処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、メモリ902、補助記憶装置905、又は可搬型記録媒体909のような、物理的な(非一時的な)記録媒体である。
ネットワーク接続装置907は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェース回路である。情報処理装置900は、プログラム及びデータを外部の装置からネットワーク接続装置907を介して受信し、それらをメモリ902にロードして使用することもできる。ネットワーク接続装置907は、図2の受付部201及び出力部205として用いることができる。
なお、情報処理装置900が図9の構成要素の全てを含む必要はなく、用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略することも可能である。例えば、可搬型記録媒体909を使用しない場合は、媒体駆動装置906を省略してもよい。
次に、情報処理装置900のCPU901によって実行されるプログラムがCPU901に行わせる処理について、図10A及び図10Bと図11とを参照しながら説明する。
図10A及び図10Bは、案件割り当て処理の例を示すフローチャートである。この処理は、顧客10からの問い合わせの案件を応対しているチャットボットシステム120の制御装置122からの案件担当の変更要請を、受付部201としてのネットワーク接続装置907が受け取ったことがCPU901によって検知されると開始される。
なお、制御装置122による変更要請の送付までに行われた応対により、担当変更の対象である案件が含まれる質問内容のグループがチャットボットシステム120によって特定されているものとする。また、案件マスタテーブル211で表されている「案件No.」のうちの、特定された質問内容のグループを表しているものが、変更要請には含まれているものとする。
案件割り当て処理が開始されると、まず、図10AのS1001において、CPU901は、高負荷判定条件設定画面700に対する現在の設定状況を取得する処理を行う。
次に、S1002において、CPU901は、高負荷判定条件設定画面700における時間帯入力欄710のチェックボックス711にチェックマークが付されているか否かを判定する処理を行う。この判定処理において、CPU901は、チェックボックス711にチェックマークが付されていると判定したとき(判定結果がYESのとき)にはS1003に処理を進め、付されていないと判定したとき(判定結果がNOのとき)にはS1006に処理を進める。
次に、S1003において、CPU901は、情報処理装置900が有している不図示の時計を参照して、現在の時刻を取得する処理を行う。
次に、S1004において、CPU901は、高負荷判定条件設定画面700における時間帯入力欄710で設定されている開始時刻と終了時刻とで表されている時間帯に、現在の時刻が含まれるか否かを判定する処理を行う。この判定処理は、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるか否かを判定する処理である。この判定処理において、CPU901は、この時間帯に現在の時刻が含まれると判定したとき(判定結果がYESのとき)にはS1008に処理を進め、高負荷時である場合の処理を行う。一方、この判定処理において、CPU901は、この時間帯に現在の時刻が含まれないと判定したとき(判定結果がNOのとき)にはS1005に処理を進める。
次に、S1005において、CPU901は、高負荷判定条件設定画面700における閾値入力欄720のチェックボックス721にチェックマークが付されているか否かを判定する処理を行う。この判定処理において、CPU901は、チェックボックス721にチェックマークが付されていると判定したとき(判定結果がYESのとき)にはS1006に処理を進め、付されていないと判定したとき(判定結果がNOのとき)にはS1009に処理を進める。
次に、S1006において、CPU901は、リアルタイム応答率を取得する処理を行う。より具体的には、CPU901は、オペレータテーブル212を参照し、「担当可能フラグ」に「不可」が登録されているオペレータの人数を、オペレータテーブル212に登録されているオペレータの総人数で除算してリアルタイム応答率を算出する処理を行う。なお、案件マスタテーブル211、オペレータテーブル212、処理結果ログ213、及び回答実績テーブル214は、いずれも、格納部210として用いられている補助記憶装置905に格納されている。
次に、S1007において、CPU901は、高負荷判定条件設定画面700における閾値入力欄720で設定されている閾値を、取得したリアルタイム応答率が超えているか否かを判定する処理を行う。この判定処理も、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるか否かを判定する処理である。この判定処理において、CPU901は、リアルタイム応答率が閾値を超えていると判定したとき(判定結果がYESのとき)にはS1008に処理を進め、高負荷時である場合の処理を行う。一方、この判定処理において、CPU901は、リアルタイム応答率が閾値を超えてはいないと判定したとき(判定結果がNOのとき)には、S1008の処理をスキップしてS1009に処理を進め、高負荷時ではない場合(低負荷時である場合)の処理を行う。
CPU901は、以上のS1001からS1007にかけての処理を実行することによって、判定部202としての機能を提供する。
S1008において、CPU901は、高負荷時である場合の処理として、負荷分散判断値選択画面800における高負荷時選択欄810に対する現在の設定状況を取得する処理を行い、その後は、S1009の処理をスキップしてS1010に処理を進める。
一方、S1009において、CPU901は、低負荷時である場合の処理として、負荷分散判断値選択画面800における低負荷時選択欄820に対する現在の設定状況を取得する処理を行い、その後はS1010に処理を進める。
次に、S1010において、CPU901は、S1008とS1009とのどちらかの処理によって取得された、負荷分散判断値選択画面800のラジオボタン811若しくは821の選択状況が、「経験年数」を選択しているか否かを判定する処理を行う。この判定処理において、CPU901は、ラジオボタン811若しくは821の選択状況が「経験年数」を選択していると判定したとき(判定結果がYESのとき)にはS1011に処理を進める。一方、この判定処理において、CPU901は、この選択状況が「経験年数」を選択してはいないと判定したとき(判定結果がNOのとき)には、S1011からS1013にかけての処理をスキップして、S1014に処理を進める。
S1011において、CPU901は、「経験年数」が選択されている場合の処理として、オペレータテーブル212を参照し、各オペレータの業務開始年月日を取得する処理を行う。
次に、S1012において、CPU901は、情報処理装置900が有している不図示の時計を参照して本日の日付を取得し、各オペレータについての業務開始年月日から本日までの経過日数を算出する処理を行う。
次に、S1013において、CPU901は、算出された経過日数に基づき、S1008とS1009とのどちらかの処理によって取得された「経験年数」についての設定(「昇順」若しくは「降順」)に従った順序で、各オペレータを配列する処理を行う。その後、CPU901は、S1014及びS1015の処理をスキップしてS1016(図10B)へ処理を進める。
S1014において、CPU901は、回答実績テーブル214を参照して、S1008とS1009とのどちらかの処理によって取得されたラジオボタン811若しくは821が選択している指標の値を、オペレータ名と対応付けて取得する処理を行う。但し、この処理では、CPU901は、ラジオボタン811若しくは821が選択している指標のうちの、変更要請に含まれていたものと一致する「案件No.」に対応付けられている指標についての値を、オペレータ名と対応付けて取得する。
次に、S1015において、CPU901は、取得した指標の値に基づき、ラジオボタン811若しくは821が選択している指標についてなされている順序の設定(「昇順」若しくは「降順」)に従った順序で、各オペレータを配列する処理を行う。
次に、図10BのS1016において、CPU901は、S1013とS1015とのどちらかの処理によって得られた各オペレータの配列における先頭のオペレータを、担当候補に設定する処理を行う。
次に、S1017において、CPU901は、オペレータテーブル212を参照し、担当候補に設定されたオペレータについての担当可能フラグが「可能」を表しているか否かを判定する処理を行う。この判定処理において、CPU901は、担当候補の担当可能フラグが「可能」を表していると判定したとき(判定結果がYES)のときには、S1018の処理をスキップしてS1019へ処理を進める。一方、この判定処理において、CPU901は、担当候補の担当可能フラグが「可能」を表していない(「不可」を表している)と判定したとき(判定結果がNO)のときにはS1018へ処理を進める。
S1018において、CPU901は、S1013とS1015とのどちらかの処理によって得られた各オペレータの配列において、現在の担当候補であるオペレータの次の順番のオペレータを、改めて担当候補に設定する処理を行う。その後、CPU901は、S1017に処理を戻して、改めて設定された担当候補のオペレータについて、S1017の判定処理を行う。
S1019において、CPU901は、現在の担当候補を、チャットボットシステム120が現在応対している案件を引き継ぐ新たな担当として決定する処理を行う。
CPU901は、以上のS1008からS1019にかけての処理を実行することによって、決定部203としての機能を提供する。また、CPU901は、このうちのS1010及びS1014の処理を実行することによって、選択部207としての機能を提供する。
次に、S1020において、CPU901は、オペレータテーブル212を参照し、案件の担当として決定したオペレータについての担当可能フラグの情報を、「可能」から「不可」へと変更する処理を行う。
次に、S1021において、CPU901は、オペレータテーブル212を更に参照して、案件の担当として決定したオペレータが使用している電話機131を特定する処理を行う。
次に、S1022において、CPU901は、出力部205としてのネットワーク接続装置907を制御して、特定された電話機131に接続されているオペレータシステム130の端末装置132へ、担当決定の通知を送付させる処理を行う。端末装置132では、この通知を受け取ると所定の出力(例えば表示)が行われて、チャットボットシステム120が現在応対している案件を引き継ぐ新たな担当として割り当てられたことがオペレータに通知される。
次に、S1023において、CPU901は、出力部205としてのネットワーク接続装置907を制御して、特定された電話機131を識別する情報を含む割り当ての結果を、チャットボットシステム120の制御装置122へ送付させる処理を行う。割り当て結果を受け取った制御装置122では、前述したように、電話機121を制御してコール転送の指示を電話機121に送信させる制御が行われる。この指示が電話機121からPBX110へ送られると、電話機121が現在受けている顧客10からのコールが、PBX110によって、案件の担当が割り当てられたオペレータが使用している電話機131へ転送される。
CPU901は、以上のS1020からS1023にかけての処理を実行することによって、割り当て部204としての機能を提供する。
その後、S1023の処理を終えたCPU901は案件割り当て処理を終了する。
次に図11について説明する。図11は、処理結果ログ保存処理の例を示すフローチャートである。この処理は、オペレータシステム130の端末装置132から送付された処理結果ログ213を、受付部201としてのネットワーク接続装置907が受け取ったことがCPU901によって検知されると開始される。
処理結果ログ保存処理が開始されると、まず、S1101において、CPU901は、端末装置132から送られてきた処理結果ログ213を、格納部210としての補助記憶装置905に保存する処理を行う。
次に、S1102において、CPU901は、オペレータテーブル212を参照し、送られてきた処理結果ログ213に示されている、案件を担当していたオペレータについての担当可能フラグの情報を、「不可」から「可能」へと変更する処理を行う。
次に、S1103において、CPU901は、送られてきた処理結果ログ213の内容を、回答実績テーブル214に反映させる処理を行う。この処理では、送られてきた処理結果ログ213における「オペレータ名」と「案件No.」とが一致する各指標の値を更新する処理が行われる。なお、前述したように、回答実績テーブル214では、「オペレータ名」で識別されるオペレータが担当した、「案件No.」で識別されるグループの質問内容に属する案件の総件数が保存されている。従って、この総件数と各指標の値との乗算値に、送られてきた処理結果ログ213での各指標の値をそれぞれ加算した値を、当該総件数+1の値で除算することで、各指標の値の更新値が得られる。
その後、S1103の処理を終えたCPU901は処理結果ログ保存処理を終了する。
サーバ装置150は以上のように構成されている。
次に、チャットボットシステム120が応対していた案件の担当が、図10A及び図10Bの案件割り当て処理を実行するサーバ装置150によって各オペレータに割り振られる様子を、案件の具体例を2つ提示して説明する。
なお、以下の説明では、案件マスタテーブル211、オペレータテーブル212、及び回答実績テーブル214は、それぞれ図3、図4、及び図6で表されているデータが格納されているものとする。また、高負荷判定条件設定画面700及び負荷分散判断値選択画面800を用いて行われる設定では、それぞれ図7及び図8に表されているデータが設定されているものとする。
[案件1]
・要請受付時刻:12:00
・要請受付時のリアルタイム応答率:85%
・質問内容:「受配電設備を新しく設置したいのですが?」
案件1では、チャットボットシステム120は、「案件No.」が「3」であることが表されている案件担当の変更要請をサーバ装置150に送付する。この変更要請を受け取ると、サーバ装置150は案件割り当て処理の実行を開始する。
図7の画面におけるチェックボックス711にチェックマークが付されているので、サーバ装置150は、図10AのS1002の処理に続いてS1003及びS1004の処理を実行して、「時間帯」に基づく高負荷時・低負荷時の判定を行う。現在時刻(すなわち、上記の要請受付時刻)は、図7の画面における時間帯入力欄710で設定されている時間帯から外れている(S1004の判定結果がNO)。図7の画面では、チェックボックス721にもチェックマークが付されているので、サーバ装置150は、S1005の処理に続いてS1006及びS1007の処理を実行して、リアルタイム応答率に基づく高負荷時・低負荷時の判定を行う。上記のリアルタイム応答率は、図7の画面における閾値入力欄720で設定されている閾値を超えている(S1007の判定結果がYES)。従って、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷は高負荷であるとの判定が下され、サーバ装置150は、S1008の処理を実行して、図8の画面における高負荷時選択欄810に対する設定状況を取得し、その後、処理をS1010に進める。
高負荷時選択欄810のラジオボタン811は「エスカレーション率」を選択しており、「エスカレーション率」に基づくオペレータへの割り当て順は「昇順」に設定されている。従って、サーバ装置150は、S1014から図10BのS1019の処理を実行する。この処理により、サーバ装置150は、図4のテーブルにおける担当可能フラグが「可能」であり、且つ、図6のテーブルにおいて「案件No.」が「3」であるもののうちエスカレーション率が最も低い「0%」である「オペレータA」を、新たな担当として決定する。その後、サーバ装置150は、S1020からS1023の処理を実行して、それまでチャットボットシステム120が応対していた案件の担当が、「オペレータA」に割り振られる。
この案件1のように、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるとの判定が下される場合には、サーバ装置150は、新たな案件の担当を、電話応対業務に対する力量が高いと評価されているオペレータに優先的に割り当てる。このようにすることで、新たに発生した案件が適切に各オペレータに分散され、結果として、高負荷の状態にあるコールセンター全体の負荷が軽減される。
[案件2]
・要請受付時刻:12:00
・要請受付時のリアルタイム応答率:75%
・質問内容:「受配電設備を新しく設置したいのですが?」
案件2は、要請受付時のリアルタイム応答率が案件1と異なっており、その他の状況は案件1と同様である。従って、サーバ装置150は、案件割り当て処理における図10AのS1001からS1006までの処理を、案件1の場合と同様に実行する。
案件2におけるリアルタイム応答率は、図7の画面における閾値入力欄720で設定されている閾値以下である(S1007の判定結果がNO)。従って、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷は高負荷ではない(低負荷である)との判定が下され、サーバ装置150は、S1009の処理を実行する。この処理の実行により、案件2では図8の画面における低負荷時選択欄820に対する設定状況が取得され、その後、処理はS1010に進む。
低負荷時選択欄820のラジオボタン821は「エスカレーション率」を選択しており、「エスカレーション率」に基づくオペレータへの割り当て順は「降順」に設定されている。従って、サーバ装置150は、S1014から図10BのS1019の処理を実行する。この処理により、サーバ装置150は、図4のテーブルにおける担当可能フラグが「可能」であり、且つ、図6のテーブルにおいて「案件No.」が「3」であるもののうちエスカレーション率が最も高い「30%」である「オペレータB」を、新たな担当として決定する。その後、サーバ装置150は、S1020からS1023の処理を実行して、それまでチャットボットシステム120が応対していた案件の担当が、「オペレータB」に割り振られる。
この案件2のように、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷ではない(低負荷である)との判定が下される場合には、サーバ装置150は、新たな案件の担当を、電話応対業務に対する力量が低いと評価されているオペレータに優先的に割り当てる。つまり、コールセンター全体の負荷に余裕のある場合には、このようなオペレータに電話応対業務を積極的に経験させる。このようにすることで、このようなオペレータについての電話応対業務に対する力量の向上が促進される。また、電話応対業務に対する力量の向上は電話応対業務の処理効率を向上させるので、コールセンター全体の負荷の軽減も期待できる。
以上のように、本実施形態におけるサーバ装置150は、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるか否かを判定し、電話応対業務である案件の担当を複数のオペレータの各々に順次割り当てるときの割り当ての順序を決定する。サーバ装置150は、この決定を、コールセンターでの電話応対業務に対する力量を表している指標が複数のオペレータの各々について表されている回答実績テーブル214と、前述の判定の結果とに基づいて行う。そして、サーバ装置150は、電話応対業務である案件が新たに発生する度に、発生した新たな案件の担当を、複数のオペレータの各々へ、決定された順序に従って順次割り当てる。このようすることで、電話応対業務を適切に分散させて、コールセンター全体の負荷を軽減することができる。
なお、図10A及び図10Bに例示した案件割り当て処理では、S1007において、設定された閾値よりもリアルタイム応答率が高いか否かによって、コールセンターにおける電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるか否かを判定している。この代わりに、例えば、低負荷時から高負荷時への遷移の判定に用いる第1閾値と、高負荷時から低負荷時への遷移の判定に用いる第2閾値との2つの閾値を用いて、現在の負荷が高負荷・低負荷のどちらであるかを判定するようにしてもよい。なお、この場合、第2閾値は第1閾値よりも低い応答率を設定するものとする。また、コールセンターにおける直近の負荷が低負荷である場合には第1閾値を用いて現在の負荷を判定し、直近の負荷が高負荷である場合には第2閾値を用いて現在の負荷を判定するようにする。このようにすると、リアルタイム応答率が閾値の近傍で上下することで現在の負荷の判定結果が高負荷と低負荷とで頻繁に切り替わってしまうような状況の発生が抑制される。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
例えば、図1において、チャットボットシステム120における電話機121と制御装置122とを一体の構成としてもよく、オペレータシステム130における電話機131と端末装置132とを一体の構成としてもよい。
また、例えば、図1において、顧客10からのコールについての、新たに担当するオペレータが使用している電話機131への転送の指示を、電話機121を介して行う代わりに、サーバ装置150がPBX110に直接行うようにしてもよい。
10 顧客
11、121、131 電話機
20 PSTN(公衆交換電話網)
100 コールセンターシステム
110 PBX(構内交換機)
120 チャットボットシステム
122 制御装置
130A(130) オペレータAシステム
130B(130) オペレータBシステム
132 端末装置
140 LAN
150 サーバ装置
201 受付部
202 判定部
203 決定部
204 割り当て部
205 出力部
206 表示部
207 選択部
210 格納部
211 案件マスタテーブル
212 オペレータテーブル
213 処理結果ログ
214 回答実績テーブル
700 高負荷判定条件設定画面
710 時間帯入力欄
711、721 チェックボックス
720 閾値入力欄
800 負荷分散判断値選択画面
810 高負荷時選択欄
811、821 ラジオボタン
820 低負荷時選択欄
900 情報処理装置
901 CPU
902 メモリ
903 入力装置
904 出力装置
905 補助記憶装置
906 媒体駆動装置
907 ネットワーク接続装置
908 バス
909 可搬型記録媒体

Claims (8)

  1. 複数のオペレータの各々についてのコールセンターでの電話応対業務への従事を開始した日を表す情報を格納する格納部と
    記電話応対業務である案件の担当を前記複数のオペレータの各々に順次割り当てるときの割り当ての順序を、現在の日付と前記情報とを用いて算出される、前記電話応対業務への従事を開始した日からの経過日数に基づいて決定する決定部と、
    前記電話応対業務である案件が新たに発生する度に、発生した新たな案件の担当を、前記複数のオペレータの各々へ、決定された前記順序に従って順次割り当てる割り当て部と、
    を備えることを特徴とする電話応対業務支援装置。
  2. 前記コールセンターにおける前記電話応対業務についての現在の負荷が高負荷であるか否かを判定する判定部を更に備え、
    前記決定部は、前記経過日数と前記判定の結果とに基づいて前記順序を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電話応対業務支援装置。
  3. 前記格納部は、前記電話応対業務に対する力量を表している指標が前記複数のオペレータの各々について表されているテーブルを更に格納し、
    前記電話応対業務支援装置は、前記電話応対業務への従事期間を判別対象指標として選択する選択部を更に備え、
    前記決定部は、
    前記電話応対業務への従事期間が前記判別対象指標として選択されている場合に、前記経過日数と前記判定の結果とに基づいて前記順序を決定し、
    前記電話応対業務への従事期間が前記判別対象指標として選択されていない場合には、前記力量を表している指標と前記判定の結果とに基づいて前記順序を決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電話応対業務支援装置。
  4. 前記決定部は、前記電話応対業務への従事期間が前記判別対象指標として選択されていない場合において、前記判定の結果が高負荷である場合には、前記力量が高い順を前記順序として決定し、前記判定の結果が高負荷ではない場合には、前記力量が低い順を前記順序として決定することを特徴とする請求項に記載の電話応対業務支援装置。
  5. 前記テーブルは、前記力量を表している指標として、前記電話応対業務の過去の各案件を案件の内容の類似性に基づいて分類した案件分類毎のエスカレーション率、初回完結率、平均通話時間、平均処理時間、及び平均保留時間のうちの少なくとも1つ以上を有しており、
    前記選択部は、前記電話応対業務への従事期間を選択しない場合には、前記力量を表している指標のうちの1つを前記判別対象指標として選択し、
    前記決定部は、前記力量を表している指標のうちの1つが前記判別対象指標として選択された場合には、選択された前記判別対象指標と前記判定の結果とに基づいて前記順序を決定する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の電話応対業務支援装置。
  6. 現在時刻が所定の時間帯に含まれている場合に、若しくは、前記コールセンターにおけるリアルタイム応答率が所定の応答率閾値を超えている場合に、前記判定部は、前記現在の負荷が高負荷であるとの判定を下すことを特徴とする請求項2から5のうちのいずれか一項に記載の電話応対業務支援装置。
  7. コールセンターにおける電話応対業務である案件の担当を複数のオペレータの各々に順次割り当てるときの割り当ての順序を、前記複数のオペレータの各々についての前記電話応対業務への従事を開始した日からの経過日数に基づいて決定し、
    前記電話応対業務である案件が新たに発生する度に、発生した新たな案件の担当を、前記複数のオペレータの各々へ、決定された前記順序に従って順次割り当てる、
    処理をコンピュータが行うことを特徴とする電話応対業務支援方法。
  8. コールセンターにおける電話応対業務である案件の担当を複数のオペレータの各々に順次割り当てるときの割り当ての順序を、前記複数のオペレータの各々についての前記電話応対業務への従事を開始した日からの経過日数に基づいて決定し、
    前記電話応対業務である案件が新たに発生する度に、発生した新たな案件の担当を、前記複数のオペレータの各々へ、決定された前記順序に従って順次割り当てる、
    処理をコンピュータに実行させるための電話応対業務支援プログラム。
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