JP7490322B2 - 電線加工装置及び電線加工方法 - Google Patents

電線加工装置及び電線加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7490322B2
JP7490322B2 JP2021212941A JP2021212941A JP7490322B2 JP 7490322 B2 JP7490322 B2 JP 7490322B2 JP 2021212941 A JP2021212941 A JP 2021212941A JP 2021212941 A JP2021212941 A JP 2021212941A JP 7490322 B2 JP7490322 B2 JP 7490322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
electric wire
supply unit
wire
crimping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021212941A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023096899A (ja
Inventor
拓也 中田
祐太 菅沼
晶博 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2021212941A priority Critical patent/JP7490322B2/ja
Priority to PCT/JP2022/045285 priority patent/WO2023127448A1/en
Priority to DE112022006257.6T priority patent/DE112022006257T5/de
Priority to CN202280079904.0A priority patent/CN118339726A/zh
Publication of JP2023096899A publication Critical patent/JP2023096899A/ja
Priority to US18/670,984 priority patent/US20240313492A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP7490322B2 publication Critical patent/JP7490322B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/052Crimping apparatus or processes with wire-feeding mechanism
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/05Crimping apparatus or processes with wire-insulation stripping
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/055Crimping apparatus or processes with contact member feeding mechanism

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

本発明は、線分電線の切断や端子付き電線の製造を行うための電線加工装置及び電線加工方法に関するものである。
従来、線分電線の切断や端子付き電線の製造を行うための電線加工装置の一例として、品番等の製造情報に基づいて選定された電線の切断や、同様に旋転された端子の圧着を行う電線加工装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の電線加工装置では、端子圧着の前工程において電線の切出し等が行われ、端子圧着を行う箇所に切り出された線分電線がセットされる。
特許6195468号公報
ここで、上述の電線加工装置では、端子圧着と前工程の電線の切出し等が個別に行われており、作業全体の効率の点で改善の余地が見られる。
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、端子付き電線の製造について作業全体を効率良く行うことができる電線加工装置及び電線加工方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、電線加工装置は、線分電線の切断、又は、当該線分電線の少なくとも一端に端子が圧着された端子付き電線の製造のために、前記線分電線の電線種類及び前記端子の端子種類を含む製造情報を取得する情報取得部と、電線保管棚に保管される複数の電線リールから引き出された複数種類の電線を、各電線の引出し端部を所定の端部配列方向に配列した状態で保持するとともに、当該複数種類の電線の中から使用電線を指定され、当該使用電線の前記引出し端部を前記複数種類の電線における端部配列から外して電線供給先へと直に供給する電線供給部と、端子が複数連なった帯状の端子連鎖体が各々巻き取られた、端子種類が互いに異なる複数種類の端子リールを、前記複数種類の電線の引出し方向に沿い、且つ前記端部配列方向と交差する端子リール配列方向に配列した状態で保持するとともに、当該複数種類の端子リールの中から使用端子リールを指定され、当該使用端子リールを前記複数種類の端子リールの配列から外して端子供給先へと直に供給する端子供給部と、前記電線供給先として前記電線供給部から前記使用電線の前記引出し端部を直に受け取るとともに前記端子供給先として前記端子供給部から前記使用端子リールを直に受け取る機構であって、前記使用電線からの前記線分電線の切断、又は、当該線分電線の少なくとも一端に対する前記使用端子リールの端子の圧着による前記端子付き電線の製造を行う本体機構と、前記情報取得部で取得された前記製造情報に基づき、前記電線供給部及び前記端子供給部に対する前記使用電線及び前記使用端子リールの指定を行うとともに、前記情報取得部、前記電線供給部、前記端子供給部、及び前記本体機構、それぞれの動作制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする。
上記の電線加工装置及び電線加工方法によれば、端子付き電線の製造について作業全体を効率良く行うことができる。
電線加工装置の一実施形態を示す外観図である。 図1に示されている電線加工装置において線分電線の切断や端子圧着を行う要部を示す模式図である。 図1及び図2に示されている電線加工装置において製造される端子付き電線の一例を示す模式図である。 図1及び図2に示されている電線供給部を示す外観斜視図である。 図1及び図2に示されている電線加工装置におけるB側端子供給部の周辺を拡大して示す外観斜視図である。 図5に示されている端子リールユニットを、端子リールを保持した状態で示す外観斜視図である。 図1~図6に示されている電線加工装置において実行される電線加工方法のうち、品番データの取得と、この品番データに伴う各種指定、及び、指定を受けた各部動作の流れについて示すフローチャートである。 図7のフローチャートのステップS103及びステップS104において電線供給部によって使用電線が供給される様子を示す図である。 図7のフローチャートのステップS105~ステップS108においてA側端子供給部及びB側端子供給部によって使用端子リールが供給される様子を、B側に関するステップS107及びステップS108の処理を代表例に挙げて示す図である。 図1~図6に示されている電線加工装置において実行される電線加工方法のうち、図7のフローチャートの処理に続いて実行される、両端圧着タイプの端子付き電線の製造工程について示すフローチャートである。 図2に示されている本体機構において電線初期送り及び電線先端トリミングが実行される様子を示す模式図である。 図10のフローチャートにおけるステップS114以降の処理内容を示す模式図である。 図10のフローチャートにおけるステップS115以降の処理内容を示す模式図である。 図10のフローチャートにおいてステップS120以降の処理とステップS125以降の処理とが並行して実行される様子を示す模式図である。 図10のフローチャートにおいて最後の圧着時にステップS125~ステップS128の処理のみが実行される様子を示す模式図である。
以下、電線加工装置及び電線加工方法の一実施形態について説明する。
図1は、電線加工装置の一実施形態を示す外観図であり、図2は、図1に示されている電線加工装置において線分電線の切断や端子圧着を行う要部を示す模式図である。また、図3は、図1及び図2に示されている電線加工装置において製造される端子付き電線の一例を示す模式図である。
図1及び図2に示されている電線加工装置1は、例えば図3に一例が示されている端子付き電線W11を製造するための装置である。図3には、線分電線W111の両端に端子が圧着された端子付き電線W11が例示されている。
ここで、図3に示されている端子付き電線W11を電線加工装置1で製造する際には、後述するように供給される電線W1が、図2に矢印で示されている繰出し方向D11に繰出されて線分電線W111が切り出される。この時、繰出し方向D11の前側をA側、後側をB側と呼び、線分電線W111のA側に圧着される端子をA側端子T11、B側に圧着される端子をB側端子T12と呼ぶ。
電線加工装置1で製造可能な端子付き電線は、図3の形態に限るものではなく、線分電線W111の一端のみに端子が圧着されたものも製造可能である。また、図示については割愛するが、線分電線の一端に挿入された防水用途のゴム栓の上から端子圧着が行われるゴム栓挿入タイプ及び端子圧着が直に行われるゴム栓非挿入タイプのうちの何れのタイプについても製造可能である。更に、電線加工装置1では、端子圧着は行わずに端部の皮むきを含む線分電線W111の切断のみを行うことも可能となっている。電線加工装置1でこれら複数の形態のうち何れの形態のものを製造するかは、目的とする電線加工に関する製造情報を介して指定される。
この電線加工装置1は、情報取得/制御部11、電線保管棚12、電線供給部13、B側端子供給部14、A側端子供給部15、本体機構16、A側ゴム栓供給部17a、及びB側ゴム栓供給部17b、を備えている。
情報取得/制御部11については、まず、情報取得機能について説明し、制御機能については後で説明する。情報取得機能に関し、情報取得/制御部11は、線分電線W111の切断に関しては、当該切断のみを行う旨と、線分電線W111の電線種類に対応付けられた品番データを製造情報として、作業者Yの入力操作を受けて取得する。また、端子付き電線W11の製造に関しては、線分電線W111の電線種類及び端子の端子種類を含む製造情報を取得する。具体的には、情報取得/制御部11は、作業者Yの入力操作を受け、上記の電線種類及び端子種類に対応付けられた品番データを製造情報として取得する。この品番データに、電線種類、端子種類、両端/一端の圧着タイプ、ゴム栓挿入のタイプ、及びゴム栓挿入タイプの場合のゴム栓種類、といった各種情報が対応付けられている。更に、本実施形態では、品番データに、必要とされる製造本数も対応付けられている。
電線保管棚12は、棚本体121に、互いに電線種類が異なる複数の電線リール122が収容されたものである。これら複数の電線リール122に巻き取られている電線は、何れも被覆電線で、太さや色等が異なっている。そして、複数の電線リール122の中から選択された所定数の電線リール122から引き出された電線W1が、線分電線W111の切出し候補として電線供給部13へと延ばされている。
電線供給部13は、電線保管棚12からの複数種類の電線W1の中から供給対象の使用電線が指定され、その使用電線を、端子圧着のための供給位置へと供給する装置となっている。
図4は、図1及び図2に示されている電線供給部を示す外観斜視図である。この図4には、電線供給部13が、図1における電線保管棚12の方から見た斜視図で示されている。
電線供給部13は、複数の電線保持アーム131、保持フレーム132、及び移動機構133、を備えている。
電線保持アーム131は、棒形状に形成され、その長さ方向D14に沿うように1本の電線W1を着脱可能に保持するとともに、一端側を電線突出端部131aとし、当該電線突出端部131aから電線W1の先端W1aを突出させる。電線供給部13には、複数種類の電線W1を一対一に保持する複数の電線保持アーム131が設けられている。
保持フレーム132は、電線保持アーム131の長さ方向D14と交差する幅方向D15について、複数の電線保持アーム131を横並びに配列して保持する部材である。また、この保持においては、各電線保持アーム131は、待機姿勢S11と電線供給姿勢S12との2つの姿勢の間で移動可能となるように個別に保持される。図4には、全ての保持フレーム132が待機姿勢S11となった状態の電線供給部13が示されている。待機姿勢S11は、電線突出端部131aが反対側の端部131bよりも高い起立状態で電線保持アーム131の長さ方向D14が他の電線保持アーム131の長さ方向D14と揃う姿勢である。他方、電線供給姿勢S12は、電線突出端部131aが他の電線保持アーム131の電線突出端部131aよりも低くなるように矢印D16方向に倒れた姿勢となっている。
保持フレーム132は、複数の電線保持アーム131それぞれについて、待機姿勢S11と電線供給姿勢S12との間で移動可能となるように個別に保持する。具体的には、保持フレーム132は、各電線保持アーム131を、上記の反対側の端部131bと交差する回転軸132aを中心に電線保持アーム131が待機姿勢S11と電線供給姿勢S12との間で回転可能となるように個別に保持している。
移動機構133は、供給対象の使用電線が指定されると、複数の電線保持アーム131のうち使用電線を保持する供給用アーム131-1が所定の供給位置P11に位置付けられるように保持フレーム132を移動させる。この供給位置P11は、供給用アーム131-1が電線供給姿勢S12へと移動したときに、電線突出端部131aから突出した使用電線の先端W1aが、図2に示されている後述の繰出し機構16a-1に入り込む位置である。移動機構133は、保持フレーム132を移動させて供給用アーム131-1を供給位置P11に位置付けた後、当該供給位置P11において供給用アーム131-1を電線供給姿勢S12へと移動させる。この移動機構133は、保持レール133a、スライド駆動部133b、及びアーム駆動部133c、を備えている。
保持レール133aは、供給位置P11を通るとともに保持フレーム132における電線保持アーム131の配列方向(即ち、電線保持アーム131の幅方向D15)に沿って延在するレールである。そして、保持レール133aは、待機姿勢S11で横並びに配列された複数の電線保持アーム131を保持する保持フレーム132を、スライド移動可能に保持する。
スライド駆動部133bは、横並びに配列された複数の電線保持アーム131のうちの供給用アーム131-1が供給位置P11に位置付けられるように、保持フレーム132を保持レール133a上でスライドさせる。スライド駆動部133bにおける駆動源としてはサーボモータ等が一例として挙げられる。
アーム駆動部133cは、供給位置P11に位置付けられた供給用アーム131-1を待機姿勢S11から電線供給姿勢S12へと、回転軸132aを中心に回転させて倒す。アーム駆動部133cにおける駆動源としてはシリンダの他一般的なモータ等も一例として挙げられる。
次に、図1及び図2に示されているB側端子供給部14及びA側端子供給部15は、各々、端子TR11aが帯状のキャリアTR11bを介して複数連なった端子連鎖体TR11が巻き取られた端子リールTR1を、端子種類が互いに異なる複数種類保持している。B側端子供給部14は、B側端子T12の候補としての複数種類の端子リールTR1を保持し、A側端子供給部15は、A側端子T11の候補としての複数種類の端子リールTR1を保持している。そして、B側端子供給部14及びA側端子供給部15は、B側、A側それぞれについて複数種類の端子リールTR1の中から使用端子リールを指定され、当該使用端子リールを供給する。B側端子供給部14及びA側端子供給部15は、次のような略同等な構造を有している。以下、B側端子供給部14を代表例に挙げ、端子供給部の構造について説明する。
図5は、図1及び図2に示されている電線加工装置におけるB側端子供給部の周辺を拡大して示す外観斜視図であり、図6は、図5に示されている端子リールユニットを、端子リールを保持した状態で示す外観斜視図である。
B側端子供給部14は、複数の端子リールユニット141及び供給機構142を備えている。各端子リールユニット141は、端子リールTR1を着脱可能に保持する部材となっている。また、供給機構142は、複数の端子リールユニット141が、端子種類が互いに異なる複数種類の端子リールTR1を一対一に保持した状態で着脱可能にセットされる。供給機構142には、複数の端子リールユニット141を一対一に受け入れる複数の受入れスロット142aが設けられている。
端子リールユニット141は、リール保持部141a、圧着部141b、及びユニットフレーム141c、を備えている。リール保持部141aは、端子リールTR1を着脱可能に保持する部位である。圧着部141bは、リール保持部141aに端子リールTR1が保持されたときの当該端子リールTR1からの端子連鎖体TR11の引出し方向D14について、端子リールTR1の前方側の位置に配置されて端子圧着を行う部材である。ユニットフレーム141cは、圧着部141bに対して電線W1を供給する電線加工装置1における上記の供給機構142に対して着脱可能にセットされるフレームであって、リール保持部141a及び圧着部141bが取り付けられる。上述したように、供給機構142には複数の受入れスロット142aが設けられており、ユニットフレーム141cは、この受入れスロット142aに出し入れ可能に形成されている。
本体機構16は、電線供給部13から供給された使用電線から線分電線W111を切り出すとともに、当該線分電線W111のB側、A側それぞれの端部に、供給された使用端子リールの端子を圧着して端子付き電線W11を製造する。この本体機構16は、まず、使用電線に対し、繰出し方向D11への繰出しと切断を行って線分電線W111を切り出す切出し部16aを備えている。この切出し部16aは、繰出しを行う繰出し機構16a-1と、切断を行う切断機構16a-2と、を備えている。また、切断機構16a-2は、切断された電線の端部に対する被覆の皮むきも可能な機構となっている。
また、図1及び図2に示されている本体機構16は、A側の端子圧着のための機構部分として、A側圧着機161、A側ゴム栓挿入機162、及びA側電線移動アーム163、を備えている。尚、ここにいうA側の端子圧着とは、使用電線における繰出し方向D11の前端に対する端子圧着のことである。A側圧着機161は、使用電線における繰出し方向D11の前端に、A側端子供給部15で供給される使用端子リールの端子をA側端子T11として圧着する。A側ゴム栓挿入機162は、A側ゴム栓供給部17aから後述するようにA側の使用ゴム栓が供給される場合に、A側圧着機161での端子圧着に先立ってそのA側の使用ゴム栓を、使用電線における繰出し方向D11の前端に挿入する。この場合には、A側圧着機161での端子圧着は、挿入されたゴム栓の上から行われる。A側電線移動アーム163は、切出し部16aで繰出された使用電線を把持し、その繰出し方向D11の前端を矢印D12方向に移動させて、A側圧着機161及びA側ゴム栓挿入機162に対して位置付けるA側のアーム機構である。
また、本体機構16は、B側の端子圧着のための機構部分として、B側圧着機164、B側ゴム栓挿入機165、及びB側電線移動アーム166、を備えている。尚、ここにいうB側の端子圧着とは、A側圧着機161での端子圧着を受けた後に切り出された端子付き線分電線における、繰出し方向D11の後端に対する端子圧着のことである。B側圧着機164は、端子付き線分電線における繰出し方向D11の後端に、B側端子供給部14で供給される使用端子リールの端子をB側端子T12として圧着する。B側ゴム栓挿入機165は、B側ゴム栓供給部17bから後述するようにB側の使用ゴム栓が供給される場合に、B側圧着機164での端子圧着に先立ってそのB側の使用ゴム栓を、端子付き線分電線における繰出し方向D11の後端に挿入する。この場合には、B側圧着機164での端子圧着は、挿入されたゴム栓の上から行われる。B側電線移動アーム166は、切出し部16aで切り出された端子付き線分電線を把持し、その繰出し方向D11の後端を矢印D13方向に移動させて、B側圧着機164及びB側ゴム栓挿入機165に対して位置付けるB側のアーム機構である。
本実施形態では、上記の供給機構142が一の端子リールユニットを移動させることで、その一の端子リールユニットにおける上記の圧着部141bが本体機構16に組み込まれる。そのように組み込まれた圧着部141bが、A側においてはA側圧着機161において端子圧着を担う機構部分となり、B側においてはB側圧着機164において端子圧着を担う機構部分となる。
A側ゴム栓供給部17a及びB側ゴム栓供給部17bは、複数種類のゴム栓を各々が保持するとともに、A側ゴム栓挿入機162及びB側ゴム栓挿入機165に対するゴム栓の供給を行う装置である。A側ゴム栓供給部17a及びB側ゴム栓供給部17bは、上述の品番データに基づき、目的とする端子付き電線がゴム栓挿入タイプの場合には、指定されたゴム栓種類のゴム栓をA側ゴム栓挿入機162及びB側ゴム栓挿入機165に供給する。
次に、情報取得/制御部11の制御機能について説明する。制御機能に関し、情報取得/制御部11は、取得された品番データに基づき、電線供給部13、A側端子供給部15、B側端子供給部14、A側ゴム栓供給部17a、及びB側ゴム栓供給部17bに対する各種指定を行う。電線供給部13に対しては使用電線が指定される。
A側端子供給部15及びB側端子供給部14については、品番データにて一端圧着タイプが指定された場合、A側端子供給部15又はB側端子供給部14に対してのみ使用端子リールが指定される。他方、両端圧着タイプが指定された場合、A側端子供給部15及びB側端子供給部14の両方に使用端子リールが指定される。
また、品番データにて一端圧着タイプに加えてゴム栓挿入タイプが指定された場合、A側ゴム栓供給部17a又はB側ゴム栓供給部17bに対し、A側ゴム栓挿入機162用又はB側ゴム栓挿入機165用のゴム栓種類のみが指定される。他方、両端圧着タイプとともにゴム栓挿入タイプが指定された場合には、A側ゴム栓挿入機162用のゴム栓種類及びB側ゴム栓挿入機165用のゴム栓種類の両方が指定される。また、品番データにて線分電線W111の切断のみが指定された場合、材料指定に関しては、電線供給部13に対する電線種類の指定のみが行われる。
そして、情報取得/制御部11は、電線供給部13、A側端子供給部15、B側端子供給部14、本体機構16、A側ゴム栓供給部17a、及びB側ゴム栓供給部17b、それぞれの動作制御を行う。以下、この情報取得/制御部11による動作制御の下で電線加工装置1において実行される電線加工方法について説明する。尚、以下では、両端圧着タイプで、ゴム栓についてはゴム栓非挿入タイプが指定された場合の端子付き電線W11の製造を例に挙げて説明を行う。
電線加工装置1では、まず、品番データの取得と、この品番データに伴う各種指定、及び、指定を受けた各部動作が行われる。
図7は、図1~図6に示されている電線加工装置において実行される電線加工方法のうち、品番データの取得と、この品番データに伴う各種指定、及び、指定を受けた各部動作の流れについて示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、電線加工装置1に電源が投入されるとスタートする。
処理がスタートすると、まず、情報取得/制御部11が目的とする端子付き電線の品番データを取得する情報取得工程が実行される(ステップS101)。このステップS101の処理は、作業者Yが情報取得/制御部11に品番データを入力することで行われる。尚、ここでは、この品番データにおいて、両端圧着タイプで、ゴム栓についてはゴム栓非挿入タイプが指定され、更に、複数本の製造本数が指定されるものとする。品番データの取得後は、電線加工装置1は、製造開始を支持するスタートボタンの押下を待つ待機状態となる(ステップS102)。スタートボタンの押下が無い間(ステップS102におけるNO判定)、この待機状態が続く。
スタートボタンが押下されると(ステップS102におけるYES判定)、電線加工装置1では、情報取得/制御部11の制御を受けて、ステップS103~ステップS110のうちステップS103~ステップS108の処理が並行して実行される。
まず、ステップS103及びステップS104では、情報取得/制御部11から供給対象の使用電線が指定され、この指定に基づいて電線供給部13による使用電線の供給が行われる。つまり、ステップS103及びステップS104の処理が、情報取得/制御部11が品番データに基づいて電線供給部13に対する使用電線の指定を行う指定工程と、電線供給部13が使用電線を供給する供給工程と、を合わせた処理となっている。
図8は、図7のフローチャートのステップS103及びステップS104において電線供給部によって使用電線が供給される様子を示す図である。
この図8には、横並びに配列された複数の電線保持アーム131のうち、図1における電線保管棚12の方から見て左端の供給用アーム131-1が電線供給姿勢S12に移行して、保持している電線W1が使用電線として供給される様子が示されている。電線供給姿勢S12は、電線突出端部131aが他の電線保持アーム131の電線突出端部131aよりも低くなるように矢印D16方向に倒れた姿勢となっている。この電線供給姿勢S12において、使用電線の先端W1aが、図2に示されている繰出し機構16a-1に入り込んで繰出し可能となる。この供給用アーム131-1の電線供給姿勢S12への移行に至るまで、次のような動作が行われる。
まず、情報取得/制御部11から供給対象の使用電線が指定されると、移動機構133において次の動作が実行される。即ち、スライド駆動部133bが、横並びに配列された複数の電線保持アーム131のうちの供給用アーム131-1が供給位置P11に位置付けられるように、保持フレーム132を保持レール133a上でスライドさせる(ステップS103)。次に、アーム駆動部133cが、供給位置P11に位置付けられた供給用アーム131-1を待機姿勢S11から電線供給姿勢S12へと、回転軸132aを中心に回転させて倒す(ステップS104)。
次に、図7のフローチャートのステップS105及びステップS106では、情報取得/制御部11から両端圧着タイプとA側の使用端子リールが指定される。そして、この指定に基づいてA側端子供給部15による使用端子リールの供給と圧着部のセットが行われる。同様に、フローチャートのステップS107及びステップS108では、情報取得/制御部11から両端圧着タイプとB側の使用端子リールが指定される。そして、この指定に基づいてB側端子供給部14による使用端子リールの供給と圧着部のセットが行われる。ステップS105及びステップS106の処理が、A側の使用端子リールについての指定工程と供給工程を合わせた処理であり、ステップS107及びステップS108の処理が、B側の使用端子リールについての指定工程と供給工程を合わせた処理となっている。本実施形態では、このA側及びB側での処理は略同等なものとなるので、以下では、B側に関するステップS107及びステップS108の処理を代表例に挙げて説明する。
図9は、図7のフローチャートのステップS105~ステップS108においてA側端子供給部及びB側端子供給部によって使用端子リールが供給される様子を、B側に関するステップS107及びステップS108の処理を代表例に挙げて示す図である。
使用端子リールが指定されると、供給機構142が、複数の端子リールユニット141のうち使用端子リールを保持する一の端子リールユニット141-1を移動させる。図9の例では、図中の奥行方向について最も奥側が移動対象の一の端子リールユニット141-1となっている。品番データに基づいて一の端子リールユニット141-1が決まると、供給機構142は、次のような2段階の移動動作を行う。
まず、供給機構142は一の端子リールユニット141-1における圧着部141bが引出し方向D14について圧着機セット位置P12と一列に並ぶまで、複数の端子リールユニット141を配列方向D17にスライド移動させる(ステップS107)。圧着機セット位置P12は、本体機構16において、圧着部141bがB側圧着機164に組み込まれて端子圧着が行われる位置である。また、圧着部141bがこの圧着機セット位置P12にセットされることで、圧着部141bが各種駆動源に接続され、図2に示されているB側圧着機164(A側圧着機161も同様)が構築される。尚、本実施形態では、端子リールユニットの圧着部の一例として、B側圧着機164の一部を構成する圧着部141bが例示されている。しかしながら、端子リールユニットの圧着部は、これに限るものではない。この圧着部は、本体機構において端子圧着を行う圧着機の少なくとも一部を構成するものであれば、各種駆動源を含む圧着機の全構成を有するものであってもよい。A側についても同様である。ステップS107のスライド移動は、複数の端子リールユニット141を受け入れた複数の受入れスロット142aを配列方向D17にスライド移動させることで行われる。
このステップS107の処理に続き、供給機構142は、圧着部141bが圧着機セット位置P12に達するまで一の端子リールユニット141-1を引出し方向D14に押し込む。この押込みによって圧着部141bが圧着機セット位置P12にセットされてB側圧着機164が構築される(ステップS108)。
上述したように、ステップS105及びステップS106では、同様の処理が行われ、使用端子リールの供給と圧着部のセットが行われる。
図7のフローチャートのステップS109及びステップS110は、何れもゴム栓挿入タイプが指定された場合の処理で、ここでの例では実行されない。ステップS109の処理は、A側ゴム栓供給部17aが、複数種類のゴム栓の中からA側の使用ゴム栓を指定され、当該使用ゴム栓をA側ゴム栓挿入機162へと供給する処理である。同様に、ステップS110の処理は、B側ゴム栓供給部17bが、複数種類のゴム栓の中からB側の使用ゴム栓を指定され、当該使用ゴム栓をB側ゴム栓挿入機165へと供給する処理である。
以上、図7~図9を参照した処理により、本体機構16において両端圧着タイプの端子付き電線W11が製造される製造工程の前準備が整ったこととなる。
図10は、図1~図6に示されている電線加工装置において実行される電線加工方法のうち、図7のフローチャートの処理に続いて実行される、両端圧着タイプの端子付き電線の製造工程について示すフローチャートである。
この図10のフローチャートの処理では、まず、図2に示されている本体機構16において、繰出し機構16a-1による電線初期送り(ステップS111)と、これに続く電線先端トリミング(ステップS112)が実行される。
図11は、図2に示されている本体機構において電線初期送り及び電線先端トリミングが実行される様子を示す模式図である。
まず、電線初期送り(ステップS111)は、電線供給部13から供給された使用電線W1-1を、切断機構16a-2での切断が可能な長さまで繰出し機構16a-1で繰出す処理である。
電線先端トリミング(ステップS112)では、切断処理(S112a)及び廃棄処理(S112b)が行われる。切断処理(S112a)は、使用電線W1-1における切断機構16a-2を超えて繰り出された先端部分をB側電線移動アーム166で掴むとともに切断機構16a-2で切断する処理である。また、廃棄処理(S112b)は、切断された先端部分をB側電線移動アーム166が廃棄場所まで運び、ここで開放して廃棄する処理である。
図10のフローチャートの処理では、次に、今回が電線先端トリミングの後に最初に行われる初回の圧着であるか否かが判定される(ステップS113)。初回の場合(ステップS113でのYES判定)、ステップS114以降の処理に進み、初回ではない場合(ステップS113でのNO判定)、ステップS115以降の処理に進む。まず、初回の場合について説明する。
図12は、図10のフローチャートにおけるステップS114以降の処理内容を示す模式図である。以下、ステップS114以降の処理について、図10のフローチャートとともにこの図12も参照しながら説明する。
まず、ステップS114の処理では、上述の電線先端トリミング(ステップS112)で先端部分が切断された使用電線W1-1が、A側電線移動アーム163によって掴まれる。この後、処理はステップS120及びステップS121へと進む。ステップS120はA側ゴム栓挿入機162によるA側のゴム栓挿入処理であり、ステップS121は切断機構16a-2によるA側の皮むき処理である。ここでの例では、ゴム栓に関しては品番データでゴム栓非挿入タイプが指定されているので、ステップS120のA側のゴム栓挿入処理は行われず、ステップS121の皮むき処理のみが行われる。
次に、A側圧着機161によるA側圧着処理が行われる(ステップS122)。A側圧着機161は上述のステップS106における圧着部のセットによって構築された機構であり、圧着されるA側端子T11はこの圧着部と一緒にステップS106でセットされる使用端子リールの端子TR11aである。A側圧着処理は、A側電線移動アーム163が使用電線W1-1のA側端部をA側圧着機161まで運ぶことで行われる。
ステップS122のA側圧着処理の後、もう一度、今回の圧着が初回の圧着であるか否かが判定される(ステップS123)。初回の場合(ステップS123でのYES判定)、ステップS115以降の処理に進み、初回ではない場合(ステップS123でのNO判定)、ステップS124以降の処理に進む。ここでも初回の場合について説明する。
図13は、図10のフローチャートにおけるステップS115以降の処理内容を示す模式図である。以下、ステップS115以降の処理について、図10のフローチャートとともにこの図13も参照しながら説明する。
ステップS115の処理では、次のような電線検尺処理が行われる。まず、A側端子T11が圧着された使用電線W1-1が、A側電線移動アーム163によってA側圧着機161から繰出し機構16a-1による繰出し方向の軸線上へと戻される。その後、A側電線移動アーム163による把持が解除され、使用電線W1-1が、繰出し機構16a-1によって予め定められた電線長だけが繰出される。尚、ここで繰出し機構16a-1が繰出す電線長も、ステップS101で取得される品番データに対応付けられている。
このステップS115の電線検尺処理に続くステップS116及びステップS117の処理は並行して実行される。ステップS116の処理では、上記のように繰出された使用電線W1-1の中途部分がA側電線移動アーム163によって再び掴まれる。また、ステップS117の処理では、使用電線W1-1において、切断機構16a-2を間に挟んでA側電線移動アーム163によるA側の把持位置から離れた中途部分がB側電線移動アーム166によって掴まれる。そして、これらの2箇所での電線把持に続くステップS118の処理において、切断機構16a-2による使用電線W1-1の切断が行われる。これにより、線分電線W111のA側端子T11が圧着された端子付き線分電線が切り出されることになる。
図10のフローチャートでは、次に、今回が最後の圧着であるか否かが判定される(ステップS119)。最後の場合(ステップS119でのYES判定)、ステップS125以降の処理のみが実行される。他方、最後ではない場合(ステップS119でのNO判定)、ステップS120以降の処理とステップS125以降の処理とが並行して実行される。ここでは、最後ではない場合について説明する。
図14は、図10のフローチャートにおいてステップS120以降の処理とステップS125以降の処理とが並行して実行される様子を示す模式図である。以下、ステップS120以降の処理及びステップS125以降の処理について、図10のフローチャートとともにこの図14も参照しながら説明する。
まず、図10フローチャートでは、ステップS120によるA側のゴム栓挿入処理及びステップS121によるA側の皮むき処理と、ステップS125によるB側のゴム栓挿入処理及びステップS126によるB側の皮むき処理が並行して実行される。ただし、繰り返しになるが、ここでの例では、品番データによるゴム栓非挿入タイプの指定により、ステップS120及びステップS125のゴム栓挿入処理は実行されない。ここでは、ステップS121及びステップS126の皮むき処理のみが切断機構16a-2によって実行される。
次に、ステップS122によるA側圧着処理及びステップS127によるB側圧着処理が並行して実行される。ステップS122のA側圧着処理は、A側電線移動アーム163が使用電線W-1のA側の端部をA側圧着機161まで運んで行われる。ステップS127のB側圧着処理は、B側電線移動アーム166が線分電線W111におけるB側の端部をB側圧着機164まで運んで行われる。このB側圧着機164は上述のステップS107における圧着部のセットによって構築された機構であり、圧着されるB側端子T12はこの圧着部と一緒にステップS107でセットされる使用端子リールの端子TR11aである。そして、ステップS127のB側圧着処理によって、両端に端子が圧着された端子付き電線W11が1本完成することとなる。
ステップS127に続くステップS128では、完成した端子付き電線W11をB側電線移動アーム166が払い出し場所まで運び、ここで開放して端子付き電線W11を払い出す。尚、本実施形態では、この払い出し場所と、ステップS112bの廃棄処理での廃棄場所とは装置上の同じ部位における互いに異なる位置となっている。
そして、ステップS120~ステップS122の処理とステップS125~ステップS128の処理が並行して行われる場合、これらの処理に続くステップS123での初回判定の結果は必ずNO判定となる。この場合、次に実行されるステップS124では、ステップS128で払い出された端子付き電線W11の数が、品番データで指定された製造本数に達したか否かが判定される。達していた場合(ステップS124でのYES判定)、処理を終了する。
他方、製造本数に達していない場合(ステップS124でのNO判定)には、ステップS115まで処理が戻って、以降の処理が繰り返される。この繰り返しにおいて、製造本数の最後の1本についてB側の圧着が行われるときのその圧着は、この繰り返し作業における最後の圧着となる。このときは、ステップS119での判定結果がYES判定となる。この場合には、ステップS125~ステップS128の処理のみが実行される。
図15は、図10のフローチャートにおいて最後の圧着時にステップS125~ステップS128の処理のみが実行される様子を示す模式図である。以下、最後の圧着時におけるステップS125~ステップS128の処理について、図10のフローチャートとともにこの図15も参照しながら説明する。
まず、ステップS125によるB側のゴム栓挿入処理の順番となるが、ここでの例では、このステップS125のゴム栓挿入処理は実行されず、ステップS126による線分電線W111の皮むき処理が実行される。他方、使用電線W1-1に対するA側の皮むき処理は実行されないので、その端部は被覆付きのまま残される。そして、ステップS127による線分電線W111へのB側圧着処理が実行され、製造本数における最後の1本の端子付き電線W11が完成する。ステップS127に続くステップS128で完成した端子付き電線W11が払い出される。この最後の払い出しが終了した後の本体機構16の状態は、上述のステップS112の電線先端トリミングが終了したときと同じ状態になる。
このようにして最後の圧着が終了し、品番データで指定された製造本数に達すると、ステップS124での判定結果がYES判定となって処理が終了することとなる。
以上に説明した実施形態の電線加工装置1及び電線加工方法によれば、情報取得/制御部11で製造情報として品番データが取得されると、後は、この品番データに基づく各種指定から端子圧着に至る一連の製造作業が一括制御の下で行われる。つまり、本実施形態の電線加工装置1及び電線加工方法によれば、端子付き電線W11の製造について作業全体を効率良く行うことができる。
また、本実施形態では、情報取得/制御部11は、電線供給部13による使用電線W1-1の供給、A側端子供給部15及びB側端子供給部14による使用端子リールの供給、が並行して実行されるように各供給部の動作制御を行う。この構成によれば、使用電線W1-1の供給及び使用端子リールの供給が並行して実行されるので、端子付き電線W11の製造について作業全体を一層効率良く行うことができる。
また、本実施形態では、製造情報としての品番データには、端子圧着を行わずに線分電線W111の切断のみを行うか、又は、端子付き電線として、一端圧着タイプ及び両端圧着タイプのうちの何れのタイプのものを製造するかを指定する情報も含まれている。そして、情報取得/制御部11は、両端圧着タイプが指定されている場合、A側圧着機161及びB側圧着機164を動作させて線分電線W111の両端に端子を圧着させる。この構成によれば、電線種類や端子種類に加えて線分電線W111の切断のみや圧着タイプといった加工タイプについても指定可能であることから、電線加工について自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、複数本の製造本数が指定されている場合、情報取得/制御部11は、初回の圧着時と最後の圧着時とを除き、A側圧着機161による圧着及びB側圧着機164による圧着が並行して実行されるように動作制御を行う。初回の圧着時とは、初回の切出し前のA側圧着機161における圧着時のことであり、最後の圧着時とは、最後の切出し後のB側圧着機164における圧着時のことである。この構成によれば、A側圧着機161による圧着及びB側圧着機164による圧着が適宜に並行して実行されることから、端子付き電線W11の製造について作業全体を一層効率良く行うことができる。
また、本実施形態では、端子供給部が、A側端子供給部15とB側端子供給部14とを備えて構成されている。情報取得/制御部11は、両端圧着タイプが指定されている場合、A側、B側の双方での使用端子リールの供給が並行して実行されるように動作制御を行う。この構成によれば、使用端子リールの供給がA側とB側で並行して実行されることから、端子付き電線W11の製造について作業全体を一層効率良く行うことができる。
また、本実施形態では、製造情報としての品番データには、端子付き電線として、ゴム栓挿入タイプ及びゴム栓非挿入タイプのうちの何れのタイプのものを製造するかを指定する情報、及びゴム栓のゴム栓種類も含まれている。また、複数種類のゴム栓の中から使用ゴム栓を指定され、当該使用ゴム栓を供給するA側ゴム栓供給部17a及びB側ゴム栓供給部17bも設けられている。この構成によれば、電線種類や端子種類に加えてゴム栓の有無についても品番データにて指定可能であることから、端子付き電線W11の製造について自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、情報取得/制御部11は、品番データにおいてゴム栓挿入タイプが指定されている場合、使用電線の供給、使用端子リールの供給、及び使用ゴム栓の供給、が並行して実行されるように各種供給部の動作制御を行う。この構成によれば、使用電線の供給及び使用端子リールの供給に加え、ゴム栓挿入タイプが指定されている場合の使用ゴム栓の供給も並行して実行されるので、端子付き電線W11の製造について作業全体を一層効率良く行うことができる。
尚、以上に説明した実施形態は電線加工装置及び電線加工方法の代表的な形態を示したに過ぎず、電線加工装置及び電線加工方法は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、電線加工装置及び電線加工方法は、その骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態では、電線加工装置及び電線加工方法の一例として、各種指定を行うための製造情報として品番データが取得される電線加工装置1及び電線加工方法が例示されている。しかしながら、電線加工装置及び電線加工方法は、これに限るものではない。例えば電線種類や端子種類等の指定情報が直接的に列挙された製造情報を取得することとしてもよく、製造情報の具体的な情報態様を問うものではない。
また、上述の実施形態では、電線加工装置及び電線加工方法の一例として、製造情報の取得と各種動作制御とが情報取得/制御部11という一の装置部位で実行される電線加工装置1及び電線加工方法が例示されている。しかしながら、電線加工装置及び電線加工方法は、これに限るものではなく、製造情報の取得と各種動作制御とを個別の装置部位で実行することとしてもよい。
また、上述の実施形態では、制御部の一例として、使用電線W1-1の供給及び使用端子リールの供給が並行して実行されるように各供給部の動作制御を行う情報取得/制御部11が例示されている。しかしながら、制御部は、これに限るものではなく、使用電線の供給及び使用端子リールの供給が順次に行われるように動作制御することとしてもよい。ただし、使用電線W1-1の供給及び使用端子リールの供給が並行して実行されることで、端子付き電線W11の製造について作業全体を一層効率良く行うことができる点は上述した通りである。
また、上述の実施形態では、電線加工装置及び電線加工方法の一例として、線分電線の切断のみ、又は、一端圧着タイプ及び両端圧着タイプのうちの何れかを指定可能な電線加工装置1及び電線加工方法が例示されている。しかしながら、電線加工装置及び電線加工方法は、これに限るものではなく、端子付き電線の製造に関しては一の圧着タイプが固定的に採用されていることとしてもよい。ただし、圧着タイプを指定可能とすることで、電線加工について自由度を向上させることができる点は上述した通りである。
また、上述の実施形態では、制御部の一例として、A側圧着機161による圧着及びB側圧着機164による圧着を適宜に並行して実行させる情報取得/制御部11が例示されている。しかしながら、制御部は、これに限るものではなく、A側、B側の圧着が順次に行われるように制御することとしてもよい。ただし、A側、B側の圧着を適宜に並行して実行させることで、端子付き電線W11の製造について作業全体を一層効率良く行うことができる点は上述した通りである。
また、上述の実施形態では、制御部の一例として、A側、B側の双方での使用端子リールの供給が並行して実行されるように動作制御を行う情報取得/制御部11が例示されている。しかしながら、制御部は、これに限るものではなく、A側、B側の端子供給が順次に行われるように制御することとしてもよい。ただし、A側、B側の端子供給を並行して実行させることで、端子付き電線W11の製造について作業全体を一層効率良く行うことができる点は上述した通りである。
また、上述の実施形態では、電線加工装置及び電線加工方法の一例として、ゴム栓の有無についても指定可能な電線加工装置1及び電線加工方法が例示されている。しかしながら、電線加工装置及び電線加工方法は、これに限るものではく、ゴム栓については扱わずに端子圧着のみを行うこととしてもよい。ただし、ゴム栓の有無についても指定可能とすることで、端子付き電線W11の製造について自由度を向上させることができる点は上述した通りである。
また、上述の実施形態では、制御部の一例として、使用電線の供給、使用端子リールの供給、及び使用ゴム栓の供給、を並行して実行させる情報取得/制御部11が例示されている。しかしながら、制御部は、これに限るものではなく、使用ゴム栓の供給を含む各種供給を順次に実行させるものであってもよい。ただし、上記の各種供給を並行して実行させることで、端子付き電線W11の製造について作業全体を一層効率良く行うことができる点は上述した通りである。
1 電線加工装置
11 情報取得/制御部
12 電線保管棚
13 電線供給部
14 B側端子供給部
15 A側端子供給部
16 本体機構
16a 切出し部
16a-1 繰出し機構
16a-2 切断機構
17a A側ゴム栓供給部
17b B側ゴム栓供給部
121 棚本体
122 電線リール
131 電線保持アーム
131-1 供給用アーム
131a 電線突出端部
131b 反対側の端部
132 保持フレーム
132a 回転軸
133 移動機構
133a 保持レール
133b スライド駆動部
133c アーム駆動部
141 端子リールユニット
141-1 一の端子リールユニット
141a リール保持部
141b 圧着部
141c ユニットフレーム
142 供給機構
142a 受入れスロット
161 A側圧着機
162 A側ゴム栓挿入機
163 A側電線移動アーム
164 B側圧着機
165 B側ゴム栓挿入機
166 B側電線移動アーム
D11 繰出し方向
D12,D13,D16 矢印
D14 長さ方向
D15 幅方向
D17 配列方向
P11 供給位置
P12 圧着機セット位置
S11 待機姿勢
S12 電線供給姿勢
T11 A側端子
T12 B側端子
TR1 端子リール
TR11 端子連鎖体
TR11a 端子
TR11b キャリア
W1 電線
W1a 先端
W1-1 使用電線
W11 端子付き電線
W111 線分電線
Y 作業者

Claims (8)

  1. 線分電線の切断、又は、当該線分電線の少なくとも一端に端子が圧着された端子付き電線の製造のために、前記線分電線の電線種類及び前記端子の端子種類を含む製造情報を取得する情報取得部と、
    電線保管棚に保管される複数の電線リールから引き出された複数種類の電線を、各電線の引出し端部を所定の端部配列方向に配列した状態で保持するとともに、当該複数種類の電線の中から使用電線を指定され、当該使用電線の前記引出し端部を前記複数種類の電線における端部配列から外して電線供給先へと直に供給する電線供給部と、
    端子が複数連なった帯状の端子連鎖体が各々巻き取られた、端子種類が互いに異なる複数種類の端子リールを、前記複数種類の電線の引出し方向に沿い、且つ前記端部配列方向と交差する端子リール配列方向に配列した状態で保持するとともに、当該複数種類の端子リールの中から使用端子リールを指定され、当該使用端子リールを前記複数種類の端子リールの配列から外して端子供給先へと直に供給する端子供給部と、
    前記電線供給先として前記電線供給部から前記使用電線の前記引出し端部を直に受け取るとともに前記端子供給先として前記端子供給部から前記使用端子リールを直に受け取る機構であって、前記使用電線からの前記線分電線の切断、又は、当該線分電線の少なくとも一端に対する前記使用端子リールの端子の圧着による前記端子付き電線の製造を行う本体機構と、
    前記情報取得部で取得された前記製造情報に基づき、前記電線供給部及び前記端子供給部に対する前記使用電線及び前記使用端子リールの指定を行うとともに、前記情報取得部、前記電線供給部、前記端子供給部、及び前記本体機構、それぞれの動作制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする電線加工装置。
  2. 前記制御部は、前記電線供給部による前記使用電線の供給、及び前記端子供給部による前記使用端子リールの供給、が並行して実行されるように前記電線供給部及び前記端子供給部の動作制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電線加工装置。
  3. 前記製造情報には、端子圧着を行わずに前記線分電線の切断のみを行うか、又は、前記端子付き電線として、前記線分電線の一端に端子が圧着される一端圧着タイプ、及び前記線分電線の両端に端子が圧着される両端圧着タイプ、のうちの何れのタイプのものを製造するかを指定する情報も含まれており、
    前記本体機構が、
    前記使用電線に対し、所定の繰出し方向への繰出しと切断を行って前記線分電線を切り出す切出し部と、
    前記使用電線における前記繰出し方向の前端に、前記使用端子リールの端子を圧着するA側圧着機と、
    前記A側圧着機での端子圧着を受けた後に切り出された端子付き線分電線における、前記繰出し方向の後端に、前記使用端子リールの端子を圧着するB側圧着機と、
    を備え、
    前記制御部は、前記製造情報において前記両端圧着タイプが指定されている場合、前記A側圧着機及び前記B側圧着機を動作させて前記線分電線の両端に端子を圧着させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電線加工装置。
  4. 前記製造情報には、前記線分電線又は前記端子付き電線の製造本数を指定する情報も含まれており、
    前記制御部は、前記製造情報において、前記両端圧着タイプが指定され、且つ複数本の製造本数が指定されている場合、初回の切出し前の前記A側圧着機における圧着時と、最後の切出し後の前記B側圧着機における圧着時と、を除き、前記A側圧着機による圧着及び前記B側圧着機による圧着が並行して実行されるように前記A側圧着機及び前記B側圧着機を動作させることを特徴とする請求項3に記載の電線加工装置。
  5. 前記端子供給部が、
    前記A側圧着機のための複数種類の端子リールを保持し、前記A側圧着機のための使用端子リールを指定され、当該使用端子リールを供給するA側端子供給部と、
    前記B側圧着機のための複数種類の端子リールを保持し、前記B側圧着機のための使用端子リールを指定され、当該使用端子リールを供給するB側端子供給部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記製造情報において前記両端圧着タイプが指定されている場合、前記A側端子供給部による前記使用端子リールの供給、及び前記B側端子供給部による前記使用端子リールの供給、が並行して実行されるように前記端子供給部の動作制御を行うことを特徴とする請求項3又は4に記載の電線加工装置。
  6. 前記製造情報には、前記端子付き電線として、前記線分電線の少なくとも一端に挿入されたゴム栓の上から端子圧着が行われるゴム栓挿入タイプ、及び前記線分電線の少なくとも一端に端子圧着が直に行われるゴム栓非挿入タイプ、のうちの何れのタイプのものを製造するかを指定する情報、及び前記ゴム栓のゴム栓種類も含まれており、
    複数種類のゴム栓を保持するとともに、当該複数種類のゴム栓の中から使用ゴム栓を指定され、当該使用ゴム栓を供給するゴム栓供給部、を更に備え、
    前記本体機構は、端子圧着に先立つ前記使用ゴム栓の挿入が可能であり、
    前記制御部は、前記製造情報において前記ゴム栓挿入タイプが指定されている場合、前記ゴム栓供給部に対する前記使用ゴム栓の指定を行うとともに、端子圧着に先立って前記使用ゴム栓の挿入が行われるように前記本体機構の動作制御を行うことを特徴とする請求項1~5のうち何れか一項に記載の電線加工装置。
  7. 前記制御部は、前記製造情報において前記ゴム栓挿入タイプが指定されている場合、前記電線供給部による前記使用電線の供給、前記端子供給部による前記使用端子リールの供給、及び前記ゴム栓供給部による前記使用ゴム栓の供給、が並行して実行されるように前記電線供給部、前記端子供給部、及びゴム栓供給部の動作制御を行うことを特徴とする請求項6に記載の電線加工装置。
  8. 請求項1~7に記載の電線加工装置における前記情報取得部において前記製造情報を取得する情報取得工程と、
    前記制御部が、前記情報取得部で取得された前記製造情報に基づき、前記電線供給部及び前記端子供給部に対する前記使用電線及び前記使用端子リールの指定を行う指定工程と、
    前記電線供給部が前記使用電線を供給するとともに前記端子供給部が前記使用端子リールを供給する供給工程と、
    前記本体機構において前記線分電線の切断又は前記端子付き電線の製造が行われる製造工程と、
    を備えたことを特徴とする電線加工方法。
JP2021212941A 2021-12-27 2021-12-27 電線加工装置及び電線加工方法 Active JP7490322B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021212941A JP7490322B2 (ja) 2021-12-27 2021-12-27 電線加工装置及び電線加工方法
PCT/JP2022/045285 WO2023127448A1 (en) 2021-12-27 2022-12-08 Electric wire processing apparatus and electric wire processing method
DE112022006257.6T DE112022006257T5 (de) 2021-12-27 2022-12-08 Vorrichtung und Verfahren zur Verarbeitung von Elektroleitern
CN202280079904.0A CN118339726A (zh) 2021-12-27 2022-12-08 电线加工装置和电线加工方法
US18/670,984 US20240313492A1 (en) 2021-12-27 2024-05-22 Electric wire processing apparatus and electric wire processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021212941A JP7490322B2 (ja) 2021-12-27 2021-12-27 電線加工装置及び電線加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023096899A JP2023096899A (ja) 2023-07-07
JP7490322B2 true JP7490322B2 (ja) 2024-05-27

Family

ID=84602050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021212941A Active JP7490322B2 (ja) 2021-12-27 2021-12-27 電線加工装置及び電線加工方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20240313492A1 (ja)
JP (1) JP7490322B2 (ja)
CN (1) CN118339726A (ja)
DE (1) DE112022006257T5 (ja)
WO (1) WO2023127448A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005166399A (ja) 2003-12-02 2005-06-23 Kodera Electronics Co Ltd 端子圧着装置
JP2008027790A (ja) 2006-07-24 2008-02-07 Kodera Electronics Co Ltd 電線供給装置
JP2008204778A (ja) 2007-02-20 2008-09-04 Kodera Electronics Co Ltd 電線処理システム
JP2014063609A (ja) 2012-09-20 2014-04-10 Shin Meiwa Ind Co Ltd 電線加工方法及び電線加工装置
JP2016219364A (ja) 2015-05-26 2016-12-22 住友電装株式会社 端子付電線製造システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025898Y2 (ja) 1984-11-29 1990-02-13
DE102012008566A1 (de) * 2012-04-26 2013-10-31 Elektrobau Heinz Meissner Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Versehen von Leitungen oder Kabeln mit Crimpkontakten
JP6195468B2 (ja) 2013-05-10 2017-09-13 矢崎総業株式会社 端子圧着電線製造装置及び端子圧着電線の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005166399A (ja) 2003-12-02 2005-06-23 Kodera Electronics Co Ltd 端子圧着装置
JP2008027790A (ja) 2006-07-24 2008-02-07 Kodera Electronics Co Ltd 電線供給装置
JP2008204778A (ja) 2007-02-20 2008-09-04 Kodera Electronics Co Ltd 電線処理システム
JP2014063609A (ja) 2012-09-20 2014-04-10 Shin Meiwa Ind Co Ltd 電線加工方法及び電線加工装置
JP2016219364A (ja) 2015-05-26 2016-12-22 住友電装株式会社 端子付電線製造システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023096899A (ja) 2023-07-07
CN118339726A (zh) 2024-07-12
WO2023127448A1 (en) 2023-07-06
US20240313492A1 (en) 2024-09-19
DE112022006257T5 (de) 2024-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11953876B2 (en) Modular wire processing center
JP4933682B1 (ja) ワイヤーハーネスの製造装置及び製造方法
JP2014007043A (ja) 電線皮むき方法及び装置、並びに端子電線圧着方法及び装置
JP6845379B2 (ja) ワイヤ準備デバイス
CN111834862B (zh) 拉线构件以及线材裁剥装置
US8915551B2 (en) Apparatus and method for producing round brushes
JP7490322B2 (ja) 電線加工装置及び電線加工方法
EP1452474B1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur maschinellen Herstellung von spulenlosen Kabelwickeln
JP2002542575A (ja) ケーブル加工装置の制御方法、ケーブル加工装置及びケーブル加工装置を備えたシステム
CN210817841U (zh) 一种双头沾锡机
JP7493897B2 (ja) 電線供給装置及び電線加工装置
JP2760190B2 (ja) 巻線機
WO2023127447A1 (en) Terminal reel unit and electric wire processing apparatus
CN210489305U (zh) 一种线束自动点缠设备及绞线机
JP4467245B2 (ja) 電線受け渡し装置
JP2002033235A (ja) 巻線装置
JP2914976B2 (ja) 巻線機におけるワイヤの切断方法
CN216785298U (zh) 线束卷绕装置和线束处理系统
JP2022167491A (ja) 電線加工装置
JP5795968B2 (ja) 電線払い出し装置及びそれを備えた電線製造装置
JP2001128419A (ja) 電機子の製造装置及び製造方法
JP4619057B2 (ja) 電機子用巻線装置
JPH0249692Y2 (ja)
JP2001143549A (ja) 圧接コネクタ付ツイスト線の製造方法
JPH0715199A (ja) 自動配線方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240411

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20240418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7490322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150