JP7489632B2 - 穀類加工物、穀類加工物の製造方法、炊飯米様食品の製造方法及び炊飯米様食品 - Google Patents
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Description
以下のa)~e)の特徴を有し、水を加えて加熱調理することにより炊飯米様食品を作製するためのものである。
a)脱皮及び搗精された穀類を蒸煮、圧偏及び裁断したものであること
b)0.4~1.2mmの厚さを有すること
c)20%以下の水分値を有すること
d)前記炊飯米様食品は、前記穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まないこと
e)前記炊飯米様食品は、炊飯米と同程度の外観、食感及び粘り気を有すること
脱皮及び搗精された穀類を蒸煮する蒸煮工程と、
前記蒸煮工程において蒸煮された穀類を0.4~1.2mmの厚さに圧偏する圧偏工程と、
前記圧偏工程において圧偏された穀類を乾燥させることで20%以下の水分値を有する穀類加工物を得る工程と、
を含み、
乾燥された穀類を裁断する、又は
前記蒸煮工程において、脱皮及び搗精された穀類を裁断した後、該穀類を蒸煮する。
本発明の第1の観点に係る穀類加工物に、水を加えて加熱調理する工程を含み、
前記炊飯米様食品は、前記穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まず、炊飯米と同程度の外観、食感及び粘り気を有する。
本発明の第1の観点に係る穀類加工物を含み、
前記穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まず、炊飯米と同程度の外観、食感及び粘り気を有する。
本発明の穀類加工物の製造方法は、
脱皮及び搗精された穀類を蒸煮する蒸煮工程と、
蒸煮工程において蒸煮された穀類を圧偏する圧偏工程と、
圧偏工程において圧偏された穀類を乾燥することで穀類加工物を得る工程と、
を含み、
乾燥された穀類を裁断する、又は蒸煮工程において、脱皮及び搗精された穀類を裁断した後、該穀類を蒸煮する。
脱皮→搗精→蒸煮→圧偏→乾燥→裁断
脱皮→搗精→裁断→蒸煮→圧偏→乾燥
・本発明の穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まないこと(後述)
・炊飯米と同程度の外観、食感及び粘り気を有すること(後述)
「炊飯米様食品」は、具体的には、炊飯米のように喫食するもの(いわゆる“ごはん”(パックごはんも含む))、おにぎり、チャーハン、リゾット、ドリア等であり、冷蔵品又は冷凍品も含まれる。
本発明の穀類加工物は、水を加えて加熱調理することで炊飯米様食品を作製するためのものであり、以下の特徴を有する。
・脱皮及び搗精された穀類を蒸煮、圧偏及び裁断したものであること
・0.4~1.2mmの厚さを有すること
・20%以下の水分値を有すること
なお、穀類、炊飯米様食品、蒸煮、圧偏及び裁断等の詳細については、前述同様である。
本発明の炊飯米様食品は、本発明の穀類加工物に水を加えて加熱調理(後述)したものであって、以下の特徴を有する。
・本発明の穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まないこと
・炊飯米と同程度の外観、食感及び粘り気を有すること
なお、本発明の炊飯米様食品は、具体的には、炊飯米のように喫食するもの(いわゆる“ごはん”(パックごはんも含む))、おにぎり、チャーハン、リゾット、ドリア等であり、冷蔵品又は冷凍品も含まれる。
本発明の炊飯米様食品の製造方法は、本発明の穀類加工物に水を加えて加熱調理する工程を含む。
本発明の穀類加工物30g及び水70mLを深めの容器に入れ、水分を浸透させるために軽く撹拌する。ラップをかけずに電子レンジ(500~600W)で2分30秒加熱する。加熱後、軽く撹拌し、そのまま「ごはん」として喫食する。この場合、炊飯米の外観、食感、粘り気を模擬させるために、例えば、穀類の圧偏の厚さを所望程度とし、適度な粘り気を出すために裁断数を増やしたり、裁断の幅を狭くしてもよい。
本発明の穀類加工物30g及び水70mLを深めの容器に入れ、水分を浸透させるために軽く撹拌する。ラップをかけずに電子レンジ(500~600W)で2分30秒加熱する。加熱後、適量の塩又はアミノ酸調味料と数滴のごま油を加え、軽く撹拌した後、おにぎりの形に成型する(中心部におにぎりの具材を入れてもよい)。この場合、調理後、冷めてからも、食感を維持させ、適度な粘り気を出すために、前述の“炊飯米のように喫食する場合”よりも、穀類の圧偏の厚さを薄く設定し、裁断数を増やしたり、裁断の幅をさらに狭くしてもよい。
本発明の穀類加工物30g及び水50~60mLを深めの容器に入れ、水分を浸透させるために軽く撹拌する。ラップをかけずに電子レンジ(500~600W)で2分加熱する。加熱後、粗熱をとり、フライパンなどで、チャーハンの具材や調味料を加えて調理する。この場合、チャーハン特有のパラパラ感を出すために、前述の“炊飯米のように喫食する場合”よりも、穀類の圧偏の厚さをさらに厚めに設定し、裁断数を減らしたり、裁断の幅をさらに広くしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、炊飯米の外観、食感及び粘り気を模擬することに特化した、炊飯米様食品を作製するための穀類加工物及びその製造方法、並びに炊飯米と同程度の外観、食感及び粘り気を有し、前記穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まない炊飯米様食品及びその製造方法を提供することができる。
オーツ麦を、脱皮機に投入して外皮を取り除き(脱皮)、その後、搗精機により搗精した。搗精したオーツ麦を蒸気(100℃)にて数十分煮沸(蒸煮)した後、加熱された圧偏ローラーで厚さ0.9mmに圧偏した。その後、熱風乾燥により水分値14%以下まで乾燥させ、裁断機を用いて4片に裁断することで、オーツ麦加工物(穀類加工物)を得た。
穀類加工物30g及び水70mLを深めの容器に入れ、水分を浸透させるために軽く撹拌した。ラップをかけずに電子レンジ(500~600W)で2分30秒加熱した。加熱後、軽く撹拌し、ごはんの炊飯米様食品を得た。
穀類加工物30g及び水70mLを深めの容器に入れ、水分を浸透させるために軽く撹拌した。ラップをかけずに電子レンジ(500~600W)で2分30秒加熱した。加熱後、適量の塩又はアミノ酸調味料と数滴のごま油を加え、軽く撹拌した後、おにぎりの形に成型し、おにぎりの炊飯米様食品を得た。
穀類加工物30g及び水50~60mLを深めの容器に入れ、水分を浸透させるために軽く撹拌した。ラップをかけずに電子レンジ(500~600W)で2分加熱した。加熱後、粗熱をとり、フライパンなどで、チャーハンの具材や調味料を加えて調理して、チャーハンの炊飯米様食品を得た。
(ごはんの官能試験)
オーツ麦を、脱皮機に投入して外皮を取り除き(脱皮)、その後搗精機により搗精した。搗精したオーツ麦を蒸気(100℃)にて数十分煮沸(蒸煮)した後、加熱された圧偏ローラーで厚さ0.9mmに圧偏した。その後、熱風乾燥により水分値14%以下まで乾燥させ、裁断機を用いて2~3片に裁断することで、オーツ麦加工物(穀類加工物)を得た。
5点:対照品と同等である。
4点:対照品との差がわずかにある。
3点:対照品との差が少しある。
2点:対照品との差がある。
1点:対照品と著しく異なる。
(おにぎりの官能試験)
オーツ麦を、脱皮機に投入して外皮を取り除き(脱皮)、その後搗精機により搗精した。搗精したオーツ麦を蒸気(100℃)にて数十分煮沸(蒸煮)した後、加熱された圧偏ローラーで厚さ0.9mmに圧偏した。その後、熱風乾燥により水分値14%以下まで乾燥させ、裁断機を用いて2~3片に裁断することで、オーツ麦加工物(穀類加工物)を得た。
(チャーハンの官能試験)
オーツ麦を、脱皮機に投入して外皮を取り除き(脱皮)、その後搗精機により搗精した。搗精したオーツ麦を蒸気(100℃)にて数十分煮沸(蒸煮)した後、加熱された圧偏ローラーで厚さ0.9mmに圧偏した。その後、熱風乾燥により水分値14%以下まで乾燥させ、裁断機を用いて2~3片に裁断することで、オーツ麦加工物(穀類加工物)を得た
5点:対照品と同等である。
4点:対照品との差がわずかにある。
3点:対照品との差が少しある。
2点:対照品との差がある。
1点:対照品と著しく異なる。
Claims (17)
- 脱皮及び搗精された穀類を蒸煮する工程(A)と、
前記工程(A)において蒸煮された穀類を0.4~1.2mmの厚さに圧偏する工程(B)と、
前記工程(B)において圧偏された穀類を、20%以下の水分値にまで乾燥させる工程(C)と、
前記工程(C)において乾燥された穀類を2~15片に裁断することで、穀類加工物を得る工程(D)と、
前記工程(D)において得られた前記穀類加工物を加熱調理することによって、前記穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まず、炊飯米のように喫食するごはんである炊飯米様食品を得る工程(E)と、
を含む、炊飯米と同程度の外観、食感及び粘り気を有する、炊飯米のように喫食するごはんである炊飯米様食品の製造方法。 - 前記工程(A)~(E)のみをこの順で含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。 - 脱皮及び搗精された穀類を2~15片に裁断した後、蒸煮する工程(A’)と、
前記工程(A’)において蒸煮された穀類を0.4~1.2mmの厚さに圧偏する工程(B’)と、
前記工程(B’)において圧偏された穀類を、20%以下の水分値にまで乾燥させることで、穀類加工物を得る工程(C’)と、
前記工程(C’)において得られた前記穀類加工物を加熱調理することによって、前記穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まず、炊飯米のように喫食するごはんである炊飯米様食品を得る工程(D’)と、
を含む、炊飯米と同程度の外観、食感及び粘り気を有する、炊飯米のように喫食するごはんである炊飯米様食品の製造方法。 - 前記工程(A’)~(D’)のみをこの順で含む
ことを特徴とする請求項3に記載の製造方法。 - 請求項1乃至4のいずれか1項で製造された、炊飯米のように喫食するごはんである炊飯米様食品を用いることを特徴とするおにぎりの製造方法。
- 請求項1乃至4のいずれか1項で製造された、炊飯米のように喫食するごはんである炊飯米様食品を用いることを特徴とするチャーハンの製造方法。
- 脱皮及び搗精された穀類を蒸煮する工程(A)と、
前記工程(A)において蒸煮された穀類を0.4~1.2mmの厚さに圧偏する工程(B)と、
前記工程(B)において圧偏された穀類を、20%以下の水分値にまで乾燥させる工程(C)と、
前記工程(C)において乾燥された穀類を2~15片に裁断することで、穀類加工物を得る工程(D)と、
を含む、所望の程度の外観、食感及び粘り気を有する炊飯米様食品を製造するための穀類加工物の製造方法。 - 前記工程(A)~(D)のみをこの順で含む
ことを特徴とする請求項7に記載の製造方法。 - 脱皮及び搗精された穀類を2~15片に裁断した後、蒸煮する工程(A’)と、
前記工程(A’)において蒸煮された穀類を0.4~1.2mmの厚さに圧偏する工程(B’)と、
前記工程(B’)において圧偏された穀類を、20%以下の水分値にまで乾燥させることで、穀類加工物を得る工程(C’)と、
を含む、所望の程度の外観、食感及び粘り気を有する炊飯米様食品を製造するための穀類加工物の製造方法。 - 前記工程(A’)~(C’)のみをこの順で含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の製造方法。 - 0.4~1.2mmの圧偏厚さを有し、穀類を2~15片に裁断した裁断サイズを有し、20%以下の水分値を有する穀類加工物であって、
所望の程度の外観、食感及び粘り気を有する炊飯米様食品を製造するための穀類加工物であり、
脱皮及び搗精された穀類を蒸煮する工程(A)と、
前記工程(A)において蒸煮された穀類を0.4~1.2mmの厚さに圧偏する工程(B)と、
前記工程(B)において圧偏された穀類を、20%以下の水分値にまで乾燥させる工程(C)と、
前記工程(C)において乾燥された穀類を2~15片に裁断することで、穀類加工物を得る工程(D)と、
を経て製造される、又は
脱皮及び搗精された穀類を2~15片に裁断した後、蒸煮する工程(A’)と、
前記工程(A’)において蒸煮された穀類を0.4~1.2mmの厚さに圧偏する工程(B’)と、
前記工程(B’)において圧偏された穀類を、20%以下の水分値にまで乾燥させることで、穀類加工物を得る工程(C’)と、
を経て製造される、
ことを特徴とする、所望の程度の外観、食感及び粘り気を有する炊飯米様食品作製用穀類加工物。 - 請求項11に記載の穀類加工物を含む、
ことを特徴とする、前記穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まず、所望の程度の外観、食感及び粘り気を有する炊飯米様食品。 - 請求項12に記載の所望の程度の外観、食感及び粘り気を有する炊飯米様食品を使用してなる、
ことを特徴とするおにぎり又はチャーハン。 - 脱皮及び搗精された穀類を蒸煮する工程(A)と、
前記工程(A)において蒸煮された穀類を0.4~1.2mmの厚さに圧偏する工程(B)と、
前記工程(B)において圧偏された穀類を、20%以下の水分値にまで乾燥させる工程(C)と、
前記工程(C)において乾燥された穀類を2~15片に裁断することで、穀類加工物を得る工程(D)と、
前記工程(D)において得られた前記穀類加工物を加熱調理することによって、前記穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まない炊飯米様食品を得る工程(E)と、
を含む、炊飯米様食品の外観、食感及び粘り気を調節する方法。 - 前記工程(A)~(E)のみをこの順で含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 脱皮及び搗精された穀類を2~15片に裁断した後、蒸煮する工程(A’)と、
前記工程(A’)において蒸煮された穀類を0.4~1.2mmの厚さに圧偏する工程(B’)と、
前記工程(B’)において圧偏された穀類を、20%以下の水分値にまで乾燥させることで、穀類加工物を得る工程(C’)と、
前記工程(C’)において得られた前記穀類加工物を加熱調理することによって、前記穀類加工物以外の穀物源を実質的に含まない炊飯米様食品を得る工程(D’)と、
を含む、炊飯米様食品の外観、食感及び粘り気を調節する方法。 - 前記工程(A’)~(D’)のみをこの順で含む
ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
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簡単調理でウマイ!オートミールが美容と健康とキャンプに最高なワケ,MOTO CAMPERS[online],2018年12月22日,[検索日:2023.03.22],インターネット<https://motocampers.net/oatmeal/> |
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