JP7480425B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、排気マフラーが、内部を排気が通るマフラー本体と、マフラー本体に対し上方に延出するステー部とを備え、ステー部が車体に固定される鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-254750号公報
ところで、上記従来のような排気マフラーでは、排気の熱によってステー部が熱くなることがある。このため、ステー部の熱から乗員を保護することが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、排気マフラーを備える鞍乗り型車両において、ステー部の熱から乗員を保護できるようにすることを目的とする。
この明細書には、2021年3月30日に出願された日本国特許出願・特願2021-058048の全ての内容が含まれる。
鞍乗り型車両は、車体と、排気マフラーとを備え、前記排気マフラーが、内部を排気が通るマフラー本体と、前記マフラー本体に対し上方に延出するステー部とを備え、前記ステー部が前記車体に固定される鞍乗り型車両において、前記ステー部を覆うカバーが設けられ、前記カバーを構成する素材の伝熱性は、前記排気マフラーを構成する素材の伝熱性よりも低いことを特徴とする。
また、上述の構成において、前記ステー部は、前記ステー部に対し車幅方向に挿通される固定具によって前記車体に締結され、前記カバーは、前記固定具を周囲から覆う囲み部を備え、前記囲み部における車幅方向の外端は、前記固定具における車幅方向の外端よりも車幅方向外側に位置しても良い。
また、上述の構成において、前記囲み部は、前記固定具を周囲から囲む筒状部であり、前記囲み部の前記外端は、前記筒状部の外端であり、前記筒状部の前記外端には、前記固定具を車幅方向外側に露出させる開口が設けられても良い。
さらに、上述の構成において、乗員が把持可能なグラブレールが設けられ、前記グラブレールは、前記車体に固定されるグラブレール側固定部を備え、前記グラブレール側固定部は、前記固定具によって前記車体に固定されても良い。
また、上述の構成において、前記固定具は、前記グラブレール側固定部を前記車体に締結するナット部材を備え、前記ナット部材は、前記車体のねじ部に螺合するナット部と、前記ナット部から車幅方向外側に延出する軸部とを備え、前記ステー部は、前記軸部に取り付けられ、前記カバーは、前記軸部を上方から覆っても良い。
また、上述の構成において、前記カバーは、筒状の前記マフラー本体の上面を上方から覆うマフラーカバー部を備え、前記マフラーカバー部は、前記マフラー本体の軸方向に延びても良い。
また、上述の構成において、前記マフラーカバー部は、前記マフラーカバー部を上下に貫通する開口部を備えても良い。
さらに、上述の構成において、前記カバーは、車両側面視で、同乗者が着座するパッセンジャーシートの真下に設けられ、前記ステー部を上方及び車幅方向外側から覆っても良い。
鞍乗り型車両は、車体と、排気マフラーとを備え、排気マフラーが、内部を排気が通るマフラー本体と、マフラー本体に対し上方に延出するステー部とを備え、ステー部が車体に固定され、ステー部を覆うカバーが設けられ、カバーを構成する素材の伝熱性は、排気マフラーを構成する素材の伝熱性よりも低い。
この構成によれば、マフラー本体に対し上方に延出するステー部がカバーで覆われるため、乗員がステー部に触れることを防止でき、ステー部の熱から乗員を保護できる。カバーを構成する素材の低い伝熱性により、カバーが熱くなることを抑制でき、ステー部の熱から乗員を保護できる。
また、上述の構成において、ステー部は、ステー部に対し車幅方向に挿通される固定具によって車体に締結され、カバーは、固定具を周囲から覆う囲み部を備え、囲み部における車幅方向の外端は、固定具における車幅方向の外端よりも車幅方向外側に位置しても良い。
この構成によれば、ステー部を固定する固定具がカバーの囲み部によって囲まれるため、熱くなった固定具に乗員が触れることが抑制される。また、囲み部の外端が固定具の外端よりも車幅方向外側に位置するため、乗員が固定具に触れることを効果的に抑制できる。
また、上述の構成において、囲み部は、固定具を周囲から囲む筒状部であり、囲み部の外端は、筒状部の外端であり、筒状部の外端には、固定具を車幅方向外側に露出させる開口が設けられても良い。
この構成によれば、囲み部が筒状部であるため、固定具を広範囲に亘って覆うことができ、保護効果が高い。また、筒状部の開口から固定具に容易にアクセスできるため、メンテナンス性が良い。さらに、開口を通る気流によって固定具を冷却できる。
さらに、上述の構成において、乗員が把持可能なグラブレールが設けられ、グラブレールは、車体に固定されるグラブレール側固定部を備え、グラブレール側固定部は、固定具によって車体に固定されても良い。
この構成によれば、排気マフラーのステー部を固定する固定具を利用してグラブレールを車体に固定でき、部品点数を削減できる。この構造では、グラブレールとステー部とが近くなり、グラブレールを把持する乗員とステー部とが近くなるが、カバーによって、ステー部の熱から乗員を保護できる。
また、上述の構成において、固定具は、グラブレール側固定部を車体に締結するナット部材を備え、ナット部材は、車体のねじ部に螺合するナット部と、ナット部から車幅方向外側に延出する軸部とを備え、ステー部は、軸部に取り付けられ、カバーは、軸部を上方から覆っても良い。
この構成によれば、ナット部から車幅方向外側に延出する軸部を利用して、簡単な構造でステー部を支持できる。固定具は、ナット部及び軸部を備えて車幅方向に長くなるが、軸部がカバーによって上方から覆われるため、固定具の熱から乗員を保護できる。
また、上述の構成において、カバーは、筒状のマフラー本体の上面を上方から覆うマフラーカバー部を備え、マフラーカバー部は、マフラー本体の軸方向に延びても良い。
この構成によれば、乗員が触れ易いマフラー本体の上面側をカバーのマフラーカバー部が覆うため、マフラー本体の熱から乗員を効果的に保護できる。また、マフラーカバー部がマフラー本体の軸方向に延びるため、小型のマフラーカバー部であっても効率良く乗員を熱から保護できる。
また、上述の構成において、マフラーカバー部は、マフラーカバー部を上下に貫通する開口部を備えても良い。
この構成によれば、開口部を通る気流によって排気マフラーを冷却できる。
さらに、上述の構成において、カバーは、車両側面視で、同乗者が着座するパッセンジャーシートの真下に設けられ、ステー部を上方及び車幅方向外側から覆っても良い。
この構成によれば、パッセンジャーシートに着座する同乗者を、カバーによってステー部の熱から効果的に保護できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図2は、車体フレームの左側面図である。 図3は、車体フレームを上方から見た平面図である。 図4は、自動二輪車の後部の右側面図である。 図5は、排気マフラーの周辺部を上方から見た平面図である。 図6は、排気マフラーの周辺部を車幅方向外側から見た斜視図である。 図7は、シート及びカバーを取り外した状態で、自動二輪車の後部を上方から見た平面図である。 図8は、カバーを上方から見た平面図である。 図9は、図4のIX-IX断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10と、車体フレーム10に支持されるエンジン11と、前輪2を操舵自在に支持するフロントフォーク12と、後輪3を支持するスイングアーム13と、乗員用のシート14とを備える車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両である。シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
図2は、車体フレーム10の左側面図である。図3は、車体フレーム10を上方から見た平面図である。
図1~図3を参照し、車体フレーム10は、車体フレーム10の前端に設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から自動二輪車1の後部まで後方に延出するメインフレーム16と、メインフレーム16の後部から下方に延出するピボットフレーム17とを備える。
メインフレーム16は、ヘッドパイプ15から後方に延出する中空のメインチューブ18と、メインチューブ18の後端から後方に延びるシートフレーム部19とを備える。
シートフレーム部19は、メインチューブ18よりも上下の長さが大きく、メインチューブ18に対し下方に膨出する。
ピボットフレーム17は、シートフレーム部19の下端から下方に延出する。シート14は、シートフレーム部19に支持される。シート14は、シートフレーム部19の上面を上方から覆う。
フロントフォーク12は、ヘッドパイプ15に挿通されるステアリングシャフト(不図示)を介し、左右に操舵自在に支持される。前輪2は、フロントフォーク12の下端部に設けられる車軸2aに支持される。
フロントフォーク12の上端部には、操舵用のハンドル21が取り付けられる。
スイングアーム13は、ピボットフレーム17に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向(左右方向)に水平に延びる軸である。スイングアーム13の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム13は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪3は、スイングアーム13の後端部に設けられる車軸3aに支持される。
スイングアーム13の後部とシートフレーム部19の後部との間には、左右一対のリアクション23が掛け渡される。
エンジン11は、メインフレーム16の下方において、前輪2の後方且つピボットフレーム17の前方に配置される。
エンジン11は、車幅方向に延びるクランク軸30を収納するクランクケース31と、クランクケース31の前面から前方に延出するシリンダー部32とを備える内燃機関である。
エンジン11は、シリンダー部32の軸線32aが車両側面視で略水平に車両前後方向に延びる水平エンジンである。
クランク軸30に接続されるピストン(不図示)は、軸線32aに沿ってシリンダー部32内を前後に往復運動する。
クランクケース31の後部には、クランク軸30の回転を減速して出力する変速機(不図示)が収納される。この変速機の出力軸と後輪3とは、駆動チェーン33によって接続される。
エンジン11の排気管35は、シリンダー部32の下面に設けられる排気ポートから後方に延びる。排気管35の後端には、排気マフラー36が接続される。
エンジン11に吸気を供給する吸気装置37は、エアクリーナー38と、シリンダー部32に接続されるスロットル装置39と、エアクリーナー38とスロットル装置39とを接続するコネクティングチューブ40とを備える。
燃料タンク41は、エアクリーナー38の下方に配置される。
自動二輪車1の各部に電力を供給するバッテリー42は、エアクリーナー38に支持される。
乗員が足を載せるステップ43は、ステップホルダー44を介してピボットフレーム17に支持される。
部品や物品を収納可能な収納ボックス45は、シートフレーム部19の外側面に取り付けられる。
ヘッドライト46は、ヘッドパイプ15の前方に配置される。フロントフェンダー47は、フロントフォーク12に取り付けられる。
後輪3を上方から覆うリアフェンダー48は、シートフレーム部19に取り付けられる。
メインフレーム16は、複数の板材(分割体)を溶接で接合して中空のケース状に形成されている。
詳細には、メインフレーム16は、メインフレーム16の左側の側面部を構成する左側部材51と、メインフレーム16の右側の側面部を構成する右側部材52と、メインフレーム16の下面部を構成する下側部材53と、メインフレーム16の後面部を構成する後側部材54を備える。
左側部材51及び右側部材52は、上下方向及び前後方向に延びる板材であり、全体的に見ると、板厚方向を車幅方向に指向させて配置される。左側部材51及び右側部材52は、上下方向よりも前後方向に長い板材であり、メインチューブ18及びシートフレーム部19を構成する。
左側部材51と右側部材52とは、略左右対称に設けられる。
下側部材53は、左側部材51の下縁部及び右側部材52の下縁部を車幅方向に接続する板材である。
後側部材54は、左側部材51の後端部及び右側部材52の後端部を車幅方向に接続する。
メインチューブ18の部分では、左側部材51の上端部及び右側部材52の上端部が車幅方向に互いに接続され、左側部材51及び右側部材52によってメインチューブ18の上面部が構成される。
シートフレーム部19の上面の大部分には、上方に開口するフレーム開口部57が設けられる。フレーム開口部57は、平面視では、車幅方向よりも車両前後方向に長く延びる。
シートフレーム部19の内側には、左側部材51、右側部材52、及び下側部材53によって囲まれる内部空間58が形成される。内部空間58は、フレーム開口部57から上方に露出する。フレーム開口部57は、シート14によって覆われる。
エアクリーナー38、燃料タンク41、及びバッテリー42は、内部空間58に配置される。
シートフレーム部19は、シートフレーム部19の後部から車幅方向外側に突出するサスペンション支持部59を左右一対備える。サスペンション支持部59は、左側部材51及び右側部材52にそれぞれ設けられ、左側部材51の外側面及び右側部材52の外側面から車幅方向外側に突出する。
リアクション23の上端部23aは、サスペンション支持部59に支持される。
シート14の前部は、運転者が着座する前側シート14aである。シート14の後部は同乗者が着座するパッセンジャーシート14bである。
自動二輪車1は、荷物等を支持するリアキャリア60を、パッセンジャーシート14bの後方に備える。
リアキャリア60は、シート14の後方に位置する荷台部60aと、荷台部60aから前下方に延出する左右一対のレール部60bとを備える。
リアキャリア60は、パッセンジャーシート14bに着座する同乗者が把持可能なグラブレールとしても機能する。
図4は、自動二輪車1の後部の右側面図である。図5は、排気マフラー36の周辺部を上方から見た平面図である。図6は、排気マフラー36の周辺部を車幅方向外側から見た斜視図である。
排気マフラー36は、排気音を低減する。排気マフラー36は、排気の熱によって加熱されて高温になる。
排気マフラー36は、シート14の下方且つ後輪3の上方において、シートフレーム部19の車幅方向外側に配置される。排気マフラー36は、車両側面視では、シートフレーム部19、リアフェンダー48、及びリアクション23に車幅方向外側から重なる。
排気マフラー36は、内部を排気が通るマフラー本体61と、マフラー本体61の前端から排気の上流側に延出する接続管62と、マフラー本体61を車幅方向外側から覆うマフラーカバー63とを備える。
また、排気マフラー36は、マフラー本体61から上方に延出するステー部65と、マフラー本体61から下方に延出する第2ステー部66とを備える。
マフラー本体61は、車両前後方向に延在する筒状である。マフラー本体61は、車両側面視では、後上がりに配置される。マフラー本体61内には、隔壁で仕切られた複数の膨張室が設けられる。
接続管62の排気の上流端は、排気管35(図1)に接続される。排気マフラー36は、接続管62を車幅方向外側から覆う接続管カバー67(図6)を備える。
シリンダー部32の排気は、排気管35、接続管62、及びマフラー本体61を通り、マフラー本体61の後面の排気口61aから後方に排出される。
ステー部65は、マフラー本体61の後部の上面から上方に延出する。第2ステー部66は、マフラー本体61の前部から下方に延出する。
排気マフラー36は、ステー部65及び第2ステー部66を介し車体に支持される。
詳細には、ステー部65は、車体としての車体フレーム10に設けられたサスペンション支持部59(図2、図3)に支持される。また、第2ステー部66は、例えば、車体としてのステップホルダー44に支持される。
自動二輪車1は、ステー部65を覆うカバー70を備える。カバー70は、マフラー本体61の上方に配置され、ステー部65及びマフラー本体61を上方から覆う。
図7は、シート14及びカバー70を取り外した状態で、自動二輪車1の後部を上方から見た平面図である。
マフラーカバー63は、マフラー本体61の車幅方向の外側面に沿ってマフラー本体61の軸方向に延び、マフラー本体61の略全長に亘って、マフラー本体61を覆う。
マフラーカバー63は、マフラー本体61を車幅方向外側から覆う側面カバー部63aと、マフラー本体61を上方から覆う上面カバー部63bとを備える。
上面カバー部63bの車幅方向内側の縁部63cは、マフラー本体61の軸方向に延びる。縁部63cは、上面カバー部63bの後部では、上面カバー部63bの前部よりも車幅方向外側に位置する。縁部63cは、上面カバー部63bの後部では、マフラー本体61の軸線61bよりも車幅方向外側に位置する。
このため、マフラー本体61の上面の後部には、マフラーカバー63によって上方から覆われない上方露出部61cが形成される。
上方露出部61cには、カバー70が取り付けられるカバー固定部61dが前後に並んで複数設けられる。
ステー部65は、上方露出部61cに設けられ、上方露出部61cから上方に延出する。ステー部65は、カバー固定部61dの後方に配置される。
マフラー本体61の後部における車幅方向の内側面には、この内側面が車幅方向外側に凹む凹部68が設けられる。
リアクション23の一部は、凹部68内に配置される。このため、マフラー本体61を車幅方向内側に寄せて配置でき、マフラー本体61を車幅方向にコンパクトに配置できる。
ステー部65は、マフラー本体61の軸方向において凹部68と重複する位置、且つ凹部68の車幅方向外側の位置に設けられる。
図8は、カバー70を上方から見た平面図である。図9は、図4のIX-IX断面図である。
図4~図9を参照し、カバー70は、マフラー本体61の上面に沿ってマフラー本体61の軸方向(車両前後方向)に延びる板状のマフラーカバー部71と、マフラーカバー部71から上方に延出するステーカバー部72とを一体に備える。
マフラーカバー部71は、車両前後方向に細長い板部材である。マフラーカバー部71は、マフラー本体61の上方露出部61cに沿って設けられ、上方露出部61cを上方から覆う。マフラーカバー部71は、上方露出部61cの前端から後端までを覆う。
マフラーカバー部71は、上面カバー部63bの車幅方向内側の縁部63cに対し車幅方向内側に配置される本体部71aと、縁部63cに下方から重なる外縁部71bとを備える。
本体部71aは、縁部63cに沿って前後に延びる板材である。
外縁部71bは、マフラーカバー部71の車幅方向外側の外縁部である。外縁部71bは、マフラーカバー63の縁部63cとマフラー本体61の上面との間に入り込む。
外縁部71bは、本体部71aの上面に対し下方に位置するように段状に形成される。
カバー70は、マフラーカバー部71に上方から挿通される複数のカバー固定具74によって、マフラー本体61に固定される。カバー固定具74は、例えばボルトである。
マフラーカバー部71の本体部71aには、カバー固定具74が配置される座部71cが設けられる。座部71cは、本体部71aの上面に対し下方に凹む凹部である。
カバー固定具74は、座部71cに上方から挿通され、上方露出部61cのカバー固定部61dに締結される。
カバー固定具74は、前後に一対設けられる。カバー固定具74は、ステーカバー部72の前方に配置される。
マフラーカバー部71は、本体部71aを上下に貫通する開口部71dを備える。開口部71dは、前後方向に並んで複数設けられる。開口部71dは、ステーカバー部72の前方に配置される。開口部71dは、前後に並ぶ一対のカバー固定具74の間に配置される。
マフラー本体61の上面は、開口部71dから上方に露出する。
図7及び図9を参照し、リアクション23の上端部23a及びリアキャリア60は、シートフレーム部19に設けられるサスペンション支持部59に固定される。
サスペンション支持部59は、シートフレーム部19の外側面に設けられる台座部59aと、台座部59aから車幅方向外側に延出する支持軸59bとを備える。台座部59aは、支持軸59bよりも大径である。
支持軸59bの外端部は、ナット部材75が締結される雄ねじ部59c(ねじ部)である。
グラブレールとしても機能するリアキャリア60は、車体としてのサスペンション支持部59に固定されるグラブレール側固定部60cを、レール部60bの前端部に備える。
上端部23a及びグラブレール側固定部60cは、支持軸59bが挿通される孔をそれぞれ備える。
リアクション23の上端部23aは、支持軸59bに嵌合し、台座部59aに突き当てられる。
グラブレール側固定部60cは、支持軸59bに嵌合し、上端部23aに突き当てられる。
上端部23a及びグラブレール側固定部60cは、ナット部材75が支持軸59bに締結されることで、ナット部材75と台座部59aとの間に挟持される。すなわち、上端部23a及びグラブレール側固定部60cは、ナット部材75によってサスペンション支持部59に共締めされる。
台座部59aと上端部23aとの間には、ワッシャー76aが介装される。上端部23aとグラブレール側固定部60cとの間には、ワッシャー76bが介装される。グラブレール側固定部60cとナット部材75との間には、ワッシャー76cが介装される。
ナット部材75は、支持軸59bの雄ねじ部59cに螺合するナット部75aと、ナット部75aから車幅方向外側に延出する軸部75bとを備える。
軸部75bには、第2のナット77が螺合する。
ナット部材75及び第2のナット77は、ステー部65を車体に固定する固定具80を構成する。
軸部75bは、ナット部75a及び支持軸59bと同軸の位置関係で設けられるとともに、ナット部75aよりも小径である。
軸部75bにおいて、ナット部75aの軸方向の端面75cと第2のナット77との間には、カラー78と、弾性部材79とが設けられる。
カラー78は、軸部75bの外周に嵌合する筒状部78aと、筒状部78aの外端から径方向外側に突出するフランジ部78bとを備える。カラー78は、ナット部75aと端面75cとの間に挟持される。
弾性部材79は、カラー78の筒状部78aの外周に嵌合する筒状部材である。弾性部材79は、弾性部材79の外周を一周する環状の溝部79aを備える。
弾性部材79は、第2のナット77の締結力によって、フランジ部78bと端面75cとの間で圧縮される。
ステー部65は、マフラー本体61から上方に延出する板状の上方延出部65aと、上方延出部65aを車幅方向に貫通する筒状の取付筒部65bとを備える。
ステー部65は、軸部75bに設けられた弾性部材79の溝部79aに取付筒部65bが係合することで、固定具80に支持される。すなわち、ステー部65は、固定具80を介し、車体フレーム10のサスペンション支持部59に接続され、車体フレーム10によって支持される。
図4~図9を参照し、カバー70のステーカバー部72は、マフラーカバー部71から上方に延びてステー部65を車幅方向外側から覆う側壁部81と、ステー部65を上方から覆う上壁部82とを備える。
ステーカバー部72は、ステー部65を覆うが、ステー部65に接触しないように、ステーカバー部72とステー部65との間には隙間が設けられる。
側壁部81は、車両側面視で、側壁部81の外形がステー部65の外形に沿った形状となるように形成されており、側壁部81の外形は、上方に向かうに従って先細る略三角形である。
上壁部82は、車両側面視における側壁部81の周縁から車幅方向内側に延出する板状部である。上壁部82は、ナット部75aに上方から重なる位置まで車幅方向内側に延びる。
詳細には、上壁部82は、側壁部81の前縁、側壁部81の上縁、及び側壁部81の後縁から車幅方向内側に延出し、ステー部65を、前方、上方、及び後方から覆う。
上壁部82は、車両側面視では、ステー部65の外形に沿う逆V字状である。
上壁部82の前側の下端及び上壁部82の後側の下端は、マフラーカバー部71の上面に接続される。
上壁部82は、ステー部65の他に、ナット部材75、カラー78、弾性部材79も周囲から覆う。
また、ステーカバー部72は、側壁部81から車幅方向外側に延出する囲み部83を備える。
囲み部83は、側壁部81から車幅方向外側に延出する円筒状の筒状部であり、固定具80と略同軸の位置関係で配置される。
囲み部83の内周部83aにより区画される孔は、側壁部81を車幅方向に貫通し、ステーカバー部72の内側の空間を、ステーカバー部72の外側の空間に連通させる。
固定具80は、囲み部83内に挿通されており、囲み部83によって周囲から覆われる。囲み部83は、固定具80の径方向の外側に離間しており、固定具80に接触していない。
詳細には、固定具80は、軸部75bの外端部及び第2のナット77が、囲み部83によって覆われる。
囲み部83おける車幅方向の外端83bには、囲み部83の筒内を車幅方向外側に連通させる開口83cが設けられる。
囲み部83の外端83bは、第2のナット77における車幅方向の外端77aよりも車幅方向外側に位置する。すなわち、第2のナット77は、囲み部83内に納まっており、外端83bに対し車幅方向の外側に突出しない。ここで、第2のナット77の外端77aは、固定具80の車幅方向の外端である。
マフラーカバー部71は、ステーカバー部72に対し前方側に延びる部分と、ステーカバー部72に対し後方側に延びる部分とを備える。
カバー70は、ステーカバー部72の後面部とマフラーカバー部71の後部の上面とを接続するリブ84を備える。
カバー70は、車両側面視で、パッセンジャーシート14bの真下に設けられ、このカバー70のステーカバー部72は、ステー部65を上方及び外側方から覆う。これにより、パッセンジャーシート14bに着座する同乗者や、自動二輪車1を押し歩きする運転者等が、ステー部65に直接触れることが防止される。このため、ステー部65の熱から乗員を保護できる。
マフラー本体61、マフラーカバー63、及びステー部65は、排気マフラー36を構成する部材である。マフラー本体61、マフラーカバー63、及びステー部65を構成する素材の伝熱性は、カバー70を構成する素材の伝熱性よりも低い。このため、カバー70が熱くなることを抑制でき、ステー部65の熱から乗員を保護できる。
ここで、マフラー本体61、マフラーカバー63、及びステー部65を構成する素材は、例えば金属である。この金属としては、例えば、鉄系材料、及び、軽金属の合金等である。
カバー70を構成する素材は、例えば合成樹脂である。
カバー70は、ステーカバー部72及び囲み部83によって、ステー部65を車体に固定する固定具80を覆う。このため、乗員が固定具80に触れることが抑制され、乗員を固定具80の熱から保護できる。
カバー70は、マフラーカバー部71によってマフラー本体61の上面を覆う。このため、伝熱性が低いカバー70によってマフラー本体61を上方から覆うことができ、乗員をマフラー本体61の熱から保護できる。
固定具80の第2のナット77は、囲み部83の開口83cから車幅方向外側に露出する。このため、作業者等は、開口83cから第2のナット77にアクセスできる。このため、メンテナンス性が良い。
また、囲み部83は、ステーカバー部72の内側の空間を車幅方向外側に連通させる。このため、囲み部83内及びステーカバー部72の内側の空間を流れる気流によって、ステー部65及び固定具80を冷却できる。
また、走行風は、ステーカバー部72の前方に設けられた開口部71dからカバー70の内側に入り、ステーカバー部72に流入する。このため、開口部71dから流入する走行風によって、マフラー本体61、ステー部65、及び固定具80を冷却できる。開口部71dが設けられるマフラーカバー部71は、車両側面視で後上がりに傾斜している。このため、正面視で、開口部71dの面積が上下に大きくなり、走行風をステーカバー部72に効率良く流すことができる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1は、車体としての車体フレーム10と、排気マフラー36とを備え、排気マフラー36が、内部を排気が通るマフラー本体61と、マフラー本体61に対し上方に延出するステー部65とを備え、ステー部65が車体フレーム10に固定され、ステー部65を覆うカバー70が設けられ、カバー70を構成する素材の伝熱性は、排気マフラー36を構成する素材の伝熱性よりも低い。
この構成によれば、マフラー本体61に対し上方に延出するステー部65がカバー70で覆われるため、乗員がステー部65に触れることを防止でき、ステー部65の熱から乗員を保護できる。カバー70を構成する素材の低い伝熱性により、カバー70が熱くなることを抑制でき、ステー部65の熱から乗員を保護できる。
また、ステー部65は、ステー部65に対し車幅方向に挿通される固定具80によって車体フレーム10に締結され、カバー70は、固定具80を周囲から覆う囲み部83を備え、囲み部83における車幅方向の外端83bは、固定具80における車幅方向の外端77aよりも車幅方向外側に位置する。
この構成によれば、ステー部65を固定する固定具80がカバー70の囲み部83によって囲まれるため、熱くなった固定具80に乗員が触れることが抑制される。また、囲み部83の外端83bが固定具80の外端77aよりも車幅方向外側に位置するため、乗員が固定具80に触れることを効果的に抑制できる。
また、囲み部83は、固定具80を周囲から囲む筒状部であり、囲み部83の外端83dは、筒状部の外端であり、筒状部の外端には、固定具80を車幅方向外側に露出させる開口83cが設けられる。
この構成によれば、囲み部83が筒状部であるため、固定具80を広範囲に亘って覆うことができ、保護効果が高い。また、筒状部の開口83cから固定具80に容易にアクセスできるため、メンテナンス性が良い。さらに、開口83cを通る気流によって固定具80を冷却できる。
さらに、乗員が把持可能なグラブレールとしてリアキャリア60が設けられ、リアキャリア60は、車体フレーム10に固定されるグラブレール側固定部60cを備え、グラブレール側固定部60cは、固定具80によって車体フレーム10に固定される。
この構成によれば、排気マフラー36のステー部65を固定する固定具80を利用してリアキャリア60を車体フレーム10に固定でき、部品点数を削減できる。この構造では、リアキャリア60とステー部65とが近くなり、リアキャリア60を把持する乗員とステー部65とが近くなるが、カバー70によって、ステー部65の熱から乗員を保護できる。
また、固定具80は、グラブレール側固定部60cを車体フレーム10に締結するナット部材75を備え、ナット部材75は、車体フレーム10の雄ねじ部59cに螺合するナット部75aと、ナット部75aから車幅方向外側に延出する軸部75bとを備え、ステー部65は、軸部75bに取り付けられ、カバー70は、軸部75bを上方から覆う。
この構成によれば、ナット部75aから車幅方向外側に延出する軸部75bを利用して、簡単な構造でステー部65を支持できる。固定具80は、ナット部75a及び軸部75bを備えて車幅方向に長くなるが、軸部75bがカバー70によって上方から覆われるため、固定具80の熱から乗員を保護できる。
また、カバー70は、筒状のマフラー本体61の上面を上方から覆うマフラーカバー部71を備え、マフラーカバー部71は、マフラー本体61の軸方向に延びる。
この構成によれば、乗員が触れ易いマフラー本体61の上面側を、伝熱性が低いカバー70のマフラーカバー部71が覆うため、マフラー本体61の熱から乗員を効果的に保護できる。また、マフラーカバー部71がマフラー本体61の軸方向に延びるため、小型のマフラーカバー部71であっても効率良く乗員を熱から保護できる。
また、マフラーカバー部71は、マフラーカバー部71を上下に貫通する開口部71dを備える。
この構成によれば、開口部71dを通る走行風等の気流によって排気マフラー36を冷却できる。
さらに、カバー70は、車両側面視で、同乗者が着座するパッセンジャーシート14bの真下に設けられ、ステー部65を上方及び車幅方向外側から覆う。
この構成によれば、パッセンジャーシート14bに着座する同乗者を、カバー70によってステー部65の熱から効果的に保護できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 車体フレーム(車体)
14b パッセンジャーシート
36 排気マフラー
59c 雄ねじ部(ねじ部)
60 リアキャリア(グラブレール)
60c グラブレール側固定部
61 マフラー本体
65 ステー部
70 カバー
71 マフラーカバー部
71d 開口部
75 ナット部材
75a ナット部
75b 軸部
77a 外端(固定具における車幅方向の外端)
80 固定具
83 囲み部
83b 外端
83c 開口

Claims (8)

  1. 車体(10)と、排気マフラー(36)とを備え、前記排気マフラー(36)が、内部を排気が通るマフラー本体(61)と、前記マフラー本体(61)に対し上方に延出するステー部(65)とを備え、前記ステー部(65)が前記車体(10)に固定される鞍乗り型車両において、
    前記ステー部(65)を覆うカバー(70)が設けられ、
    前記カバー(70)は、前記ステー部(65)を車幅方向外側から覆う側壁部(81)と、前記側壁部(81)から車幅方向内側に延出し、前記ステー部(65)を覆う上壁部(82)とを備え、
    前記側壁部(81)の外形は、車両側面視で、前記ステー部(65)の外形に沿った形状となるように上方に向かうに従って先細る略三角形に形成され、
    前記カバー(70)を構成する素材の伝熱性は、前記排気マフラー(36)を構成する素材の伝熱性よりも低いことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記ステー部(65)は、前記ステー部(65)に対し車幅方向に挿通される固定具(80)によって前記車体(10)に締結され、
    前記カバー(70)は、前記固定具(80)を周囲から覆う囲み部(83)を備え、
    前記囲み部(83)における車幅方向の外端(83b)は、前記固定具(80)における車幅方向の外端(77a)よりも車幅方向外側に位置することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記囲み部(83)は、前記固定具(80)を周囲から囲む筒状部であり、前記囲み部(83)の前記外端(83b)は、前記筒状部の外端であり、
    前記筒状部の前記外端には、前記固定具(80)を車幅方向外側に露出させる開口(83c)が設けられることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両。
  4. 乗員が把持可能なグラブレール(60)が設けられ、前記グラブレール(60)は、前記車体(10)に固定されるグラブレール側固定部(60c)を備え、
    前記グラブレール側固定部(60c)は、前記固定具(80)によって前記車体(10)に固定されることを特徴とする請求項2または3記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記固定具(80)は、前記グラブレール側固定部(60c)を前記車体(10)に締結するナット部材(75)を備え、
    前記ナット部材(75)は、前記車体(10)のねじ部(59c)に螺合するナット部(75a)と、前記ナット部(75a)から車幅方向外側に延出する軸部(75b)とを備え、
    前記ステー部(65)は、前記軸部(75b)に取り付けられ、
    前記カバー(70)は、前記軸部(75b)を上方から覆うことを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記カバー(70)は、筒状の前記マフラー本体(61)の上面を上方から覆うマフラーカバー部(71)を備え、
    前記マフラーカバー部(71)は、前記マフラー本体(61)の軸方向に延びることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記マフラーカバー部(71)は、前記マフラーカバー部(71)を上下に貫通する開口部(71d)を備えることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記カバー(70)は、車両側面視で、同乗者が着座するパッセンジャーシート(14b)の真下に設けられ、前記ステー部(65)を上方及び車幅方向外側から覆うことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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