JP7478104B2 - ロータコア - Google Patents

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Description

本発明は、ロータコアに関する。
従来、永久磁石が挿入される積層コアを備えるロータコアが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載のロータは、ロータコアと、ロータコアにおいて二層配置構造で配置された複数の永久磁石とを含む。二層配置構造は、外周側の第1層と、内周側の第2層とにより構成されている。第1層および第2層の各々には、永久磁石が挿入される2個の磁石孔が設けられている。第2層の2つの磁石孔は、それぞれ、d軸に対して周方向一方側および周方向他方側に設けられている。また、第2層の2つの磁石孔同士の間には、ロータコアの径方向内側部分と径方向外側部分とを接続する内側ブリッジ部が設けられている。この内側ブリッジ部は、d軸上に配置されている。また、第2層では、2個の磁石孔が径方向内側に凸状(V字状)に配置されている。また、第2層の2個の磁石孔の各々の径方向外側の端部と、ロータコアの外縁部との間には、外側ブリッジ部が設けられている。すなわち、外側ブリッジ部は、d軸に対して周方向一方側および周方向他方側の各々に配置されている。積層コアのうち、外側ブリッジ部と内側ブリッジ部との間の部分は、外側ブリッジ部と内側ブリッジ部とにより支持されている。
特開2019-54659号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のロータでは、内側ブリッジ部がd軸上に配置されている。このため、d軸に対して周方向一方側および周方向他方側に設けられている外側ブリッジ部と、d軸上に配置される内側ブリッジ部との間の距離は、比較的大きくなる。したがって、外側ブリッジ部と内側ブリッジ部との間の距離が比較的大きくなることにより、ロータの回転時の遠心力に起因して外側ブリッジ部と内側ブリッジ部との間の積層コアの部分が変形しやすくなるとともに、積層コアの変形に起因して外側ブリッジ部にかかる応力が比較的大きくなる。
また、第2層の2個の磁石孔が径方向内側に凸状に配置されていることにより、第2層(内側ブリッジ)よりも径方向外側の積層コアの部分の量が比較的大きくなる。この場合、ロータの回転時の遠心力に起因して内側ブリッジ部にかかる応力が比較的大きくなる。
これらのことから、内側ブリッジ部(径方向内側のブリッジ部)および外側ブリッジ部(径方向外側のブリッジ部)にかかる応力を低減することが可能なロータコアが望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、径方向内側のブリッジ部および径方向外側のブリッジ部にかかる応力を低減することが可能なロータコアを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面におけるロータコアは、複数の電磁鋼板が積層されることにより構成される環状の積層コアと、周状に設けられる複数の磁極を構成する複数の永久磁石と、を備え、積層コアは、複数の磁極の各々において、d軸に対して周方向の一方側に設けられ、永久磁石が挿入される一方側磁石孔部と、d軸に対して周方向の他方側に設けられ、永久磁石が挿入される他方側磁石孔部と、一方側磁石孔部と他方側磁石孔部との間に設けられ、複数の永久磁石が径方向外側に凸状に配置されるように挿入される中間磁石孔部と、一方側磁石孔部の径方向外側の端部と積層コアの外縁部との間に設けられる第1外側ブリッジ部と、他方側磁石孔部の径方向外側の端部と外縁部との間に設けられる第2外側ブリッジ部と、一方側磁石孔部と中間磁石孔部との間において積層コアの径方向内側部分と積層コアの径方向外側部分とを接続する第1内側ブリッジ部と、他方側磁石孔部と中間磁石孔部との間において径方向内側部分と径方向外側部分とを接続する第2内側ブリッジ部と、を含み、一方側磁石孔部が延びる方向とd軸とのなす角度、および、他方側磁石孔部が延びる方向とd軸とのなす角度の各々は、中間磁石孔部の屈曲角度の1/2よりも小さい
この発明の一の局面によるロータコアでは、上記のように、積層コアは、一方側磁石孔部と中間磁石孔部との間に設けられる第1内側ブリッジ部と、他方側磁石孔部と中間磁石孔部との間に設けられる第2内側ブリッジ部と、を含む。これにより、第1内側ブリッジ部がd軸に対して周方向の一方側に配置されるので、第1内側ブリッジ部がd軸上に配置されている場合に比べて、第1外側ブリッジ部と第1内側ブリッジ部との間の距離を小さくすることができる。また、第2内側ブリッジ部がd軸に対して周方向の他方側に配置されるので、第2内側ブリッジ部がd軸上に配置されている場合に比べて、第2外側ブリッジ部と第2内側ブリッジ部との間の距離を小さくすることができる。これにより、積層コアの径方向外側部分を、比較的近くに配置されるブリッジ部同士により支持することができる。その結果、ロータの回転時に発生する遠心力に起因して第1外側ブリッジ部(第2外側ブリッジ部)と第1内側ブリッジ部(第2内側ブリッジ部)との間の積層コアの径方向外側部分が変形するのを防止することができる。これにより、第1外側ブリッジ部および第2外側ブリッジ部の各々にかかる応力を低減することができる。また、上記のように、積層コアは、複数の永久磁石が径方向外側に凸状に配置されるように挿入される中間磁石孔部を含む。これにより、複数の永久磁石が径方向内側に凸状に配置されるように挿入される中間磁石孔部が設けられる場合に比べて、中間磁石孔部よりも径方向外側に設けられる積層コアの径方向外側部分の量を比較的少なくすることができる。その結果、ロータの回転時に発生する遠心力に起因して第1内側ブリッジ部および第2内側ブリッジ部にかかる応力(径方向外側への引っ張り応力)を低減することができる。これらの結果、径方向内側のブリッジ部(第1内側ブリッジ部および第2内側ブリッジ部)および径方向外側のブリッジ部(第1外側ブリッジ部および第2外側ブリッジ部)の各々にかかる応力を低減することができる。
また、積層コアの径方向外側部分が、径方向内側から第1内側ブリッジ部および第2内側ブリッジ部の2つのブリッジ部により支持される。これにより、積層コアの径方向外側部分が径方向内側から単一のブリッジ部により支持される場合に比べて、径方向外側部分をより安定的かつ強固に支持することができる。
本発明によれば、径方向内側のブリッジ部および径方向外側のブリッジ部にかかる応力を低減することができる。
一実施形態による回転電機の構成を示す平面図である。 一実施形態によるロータコアの一の磁極の部分拡大平面図である。 比較例によるロータコアの一の磁極の部分拡大平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2を参照して、本実施形態によるロータコア10について説明する。
以下の説明では、「軸方向」とは、ロータコア10(積層コア11)の回転軸線C1に沿った方向を意味し、図中のZ方向を意味する。また、「径方向」とは、ロータコア10の径方向(R1方向またはR2方向)を意味し、「周方向」は、ロータコア10の周方向(E1方向またはE2方向)を意味する。
(ロータコアの構造)
まず、図1および図2を参照して、本実施形態のロータコア10の構造について説明する。
図1に示すように、回転電機100は、ロータ1とステータ2とを備える。また、ロータ1およびステータ2は、それぞれ、円環状に形成されている。そして、ロータ1は、ステータ2の径方向内側に、ステータ2に対向して配置されている。すなわち、本実施形態では、回転電機100は、インナーロータ型の回転電機として構成されている。
また、ロータ1は、ロータコア10と、図示しないシャフトとを含む。ロータコア10には、図示しないシャフトが挿入されるシャフト挿入孔3が設けられている。上記シャフトは、ギア等の回転力伝達部材を介して、エンジンや車軸等に接続されている。たとえば、回転電機100は、モータ、ジェネレータ、または、モータ兼ジェネレータとして構成されており、車両に搭載されるように構成されている。
ロータコア10は、環状の積層コア11を備える。積層コア11は、複数の電磁鋼板11aが軸方向(Z方向)に積層されることにより構成されている。また、ロータコア10は、複数の永久磁石12を備える。回転電機100は、埋込永久磁石型モータ(IPMモータ:Interior Permanent Magnet Motor)として構成されている。
複数の永久磁石12は、複数の磁極20を構成する。複数の磁極20の各々は、図2に示す6つの永久磁石12により構成されている。図1に示すように、ロータコア10においては、8つの磁極20が周状に並んで配置されている。磁極20の詳細な構成については、後述する。
また、ステータ2は、ステータコア2aと、ステータコア2aに配置された図示しないコイルとを含む。ステータコア2aは、たとえば、複数の電磁鋼板(珪素鋼板)が軸方向に積層されており、磁束を通過可能に構成されている。コイルは、外部の電源部に接続されており、電力(たとえば、3相交流の電力)が供給されるように構成されている。そして、コイルは、電力が供給されることにより、磁界を発生させるように構成されている。また、ロータ1および図示しないシャフトは、コイルに電力が供給されない場合でも、エンジン等の駆動または車軸の回転に伴って、ステータ2に対して回転するように構成されている。
永久磁石12は、ロータコア10の軸方向(Z方向)に直交する断面が長方形形状を有している。なお、永久磁石12は、たとえばネオジウム磁石である。
また、永久磁石12が挿入される積層コア11の後述する磁石孔部(13、14、15、16)には、図示しない熱硬化性の樹脂材が充填されている。樹脂材は、磁石孔部(13、14、15、16)に配置されている永久磁石12を固定するように設けられている。
(磁極の構成)
図2を参照して、各磁極20の構成について説明する。
図2に示すように、積層コア11は、磁石孔部13と、磁石孔部14と、磁石孔部15と、磁石孔部16と、を含む。磁石孔部13、磁石孔部14、磁石孔部15、および磁石孔部16の各々は、複数の磁極20の各々に設けられている。なお、磁石孔部13および磁石孔部14は、それぞれ、特許請求の範囲の「一方側磁石孔部」および「他方側磁石孔部」の一例である。また、磁石孔部15および磁石孔部16は、それぞれ、特許請求の範囲の「中間磁石孔部」および「外側磁石孔部」の一例である。
磁石孔部13は、d軸に対して周方向の一方側(E1側)に設けられている。また、磁石孔部14は、d軸に対して周方向の他方側(E2側)に設けられている。
また、磁石孔部15は、磁石孔部13と磁石孔部14との間に設けられている。また、磁石孔部15には、複数(本実施形態では2つ)の永久磁石12が挿入されている。
また、本実施形態では、磁石孔部15に挿入される複数の永久磁石12は、径方向外側に凸状に配置されている。言い換えると、磁石孔部15に挿入される複数の永久磁石12は、径方向外側に凸のV字状に配置されている。
これにより、複数の永久磁石12が径方向内側に凸状に配置されるように挿入される磁石孔部15が設けられる場合に比べて、磁石孔部15よりも径方向外側に設けられる積層コア11の径方向外側部分11dの量を比較的少なくすることができる。その結果、ロータ1の回転時に発生する遠心力に起因して後述するブリッジ部33および後述するブリッジ部34にかかる応力(径方向外側への引っ張り応力)を低減することができる。
また、本実施形態では、磁石孔部15は、複数の永久磁石12が挿入され、径方向外側に向かって凸状に屈曲した単一の孔部により構成されている。すなわち、磁石孔部15は、径方向外側に凸のV字形状を有している。また、磁石孔部15は、d軸に跨るように設けられている。磁石孔部15の屈曲角度θ1は、90度よりも大きい角度である。
これにより、径方向外側に向かって凸状に屈曲した単一の孔部を設けることにより、磁石孔部15に挿入される複数の永久磁石12を径方向外側に向かって凸状に容易に配置することができる。また、磁石孔部15が単一の孔部により構成されることにより、磁石孔部15が複数の孔部により構成される場合と異なり、孔部同士の間に形成される磁路が磁石孔部15に設けられない。その結果、磁石孔部15の径方向外側を流れる磁束が、積層コア11の径方向内側に流れる(漏れる)のを防止することができる。
また、磁石孔部15には、d軸の周方向の一方側(E1側)および他方側(E2側)の各々に、永久磁石12が挿入されている。具体的には、磁石孔部15に挿入されている2つの永久磁石12は、d軸に対して線対称に配置されている。
これにより、磁石孔部15において永久磁石12がd軸の一方側にのみ配置されている場合に比べて、ロータ1の回転バランスを向上させることが可能である。
また、本実施形態では、磁石孔部15に挿入される永久磁石12同士の間には、フラックスバリア15aが形成されている。また、磁石孔部15に挿入される永久磁石12同士の間には、積層コア11の径方向内側部分11cと積層コア11の径方向外側部分11dとを接続するブリッジ部が設けられていない。フラックスバリア15aは、d軸上に設けられている。なお、フラックスバリア15aは、特許請求の範囲の「磁気的空隙部」の一例である。
これにより、磁石孔部15の径方向外側を流れる磁束が、磁石孔部15に挿入される永久磁石12同士の間を介して積層コア11の径方向内側に流れる(漏れる)のを、フラックスバリア15aにより防止することができる。その結果、リラクタンストルクが減少するのを防止することができる。
また、磁石孔部15は、フラックスバリア15bと、フラックスバリア15cとを含む。フラックスバリア15bは、磁石孔部15に挿入される2つの永久磁石12のうちE1側に配置される永久磁石12のE1側に設けられている。また、フラックスバリア15cは、磁石孔部15に挿入される2つの永久磁石12のうちE2側に配置される永久磁石12のE2側に設けられている。
なお、磁石孔部13に挿入される永久磁石12、磁石孔部14に挿入される永久磁石12、および、磁石孔部15に挿入される2つの永久磁石12により、内側磁石層51が構成されている。
また、積層コア11は、ブリッジ部31と、ブリッジ部32と、を含む。ブリッジ部31およびブリッジ部32の各々は、複数の磁極20の各々に設けられている。ブリッジ部31は、磁石孔部13の径方向外側の端部13aと積層コア11の外縁部11bとの間に設けられている。また、ブリッジ部32は、磁石孔部14の径方向外側の端部14aと積層コア11の外縁部11bとの間に設けられている。なお、ブリッジ部31およびブリッジ部32は、それぞれ、特許請求の範囲の「第1外側ブリッジ部」および「第2外側ブリッジ部」の一例である。
ここで、本実施形態では、積層コア11は、複数の磁極20の各々において、磁石孔部13と磁石孔部15との間に設けられるブリッジ部33と、磁石孔部14と磁石孔部15との間に設けられるブリッジ部34と、を含む。具体的には、ブリッジ部33は、d軸に対して周方向の一方側(E1側)に設けられている。また、ブリッジ部34は、d軸に対して周方向の他方側(E2側)に設けられている。ブリッジ部33およびブリッジ部34の各々は、積層コア11の径方向内側部分11cと、積層コア11の径方向外側部分11dとを接続するように設けられている。なお、ブリッジ部33およびブリッジ部34は、それぞれ、特許請求の範囲の「第1内側ブリッジ部」および「第2内側ブリッジ部」の一例である。
これにより、ブリッジ部33がd軸に対して周方向の一方側に配置されるので、ブリッジ部33がd軸上に配置されている場合に比べて、ブリッジ部31とブリッジ部33との間の距離L1(図1参照)を小さくすることができる。また、ブリッジ部34がd軸に対して周方向の他方側に配置されるので、ブリッジ部34がd軸上に配置されている場合に比べて、ブリッジ部32とブリッジ部34との間の距離L2(図1参照)を小さくすることができる。これにより、積層コア11の径方向外側部分11dを、比較的近くに配置されるブリッジ部同士により支持することができる。その結果、ロータ1の回転時に発生する遠心力に起因してブリッジ部31(ブリッジ部32)とブリッジ部33(ブリッジ部34)との間の積層コア11の径方向外側部分11dが変形するのを防止することができる。これにより、ブリッジ部31およびブリッジ部32の各々にかかる応力を低減することができる。
また、積層コア11(永久磁石12)が、径方向内側からブリッジ部33およびブリッジ部34の2つのブリッジ部により支持されることによって、径方向内側から単一のブリッジ部により支持される場合に比べて、積層コア11(永久磁石12)をより安定的かつ強固に支持することができる。
また、ブリッジ部33およびブリッジ部34は、d軸に対して線対称に配置されている。これにより、ブリッジ部33およびブリッジ部34がd軸に対して非線対称に配置される場合に比べて、ロータ1の回転バランスをより向上させることが可能である。
また、複数の磁極20の各々において、磁石孔部15がd軸に対して線対称になるように構成されているとともに、磁石孔部13と磁石孔部14とがd軸に対して互いに線対称に設けられている。すなわち、磁極20全体が、d軸に対して線対称になるように構成されている。
また、本実施形態では、積層コア11の軸方向(Z1方向)から見て、ブリッジ部33およびブリッジ部34の各々は、径方向外側に向かってd軸に近づく向きに傾斜して設けられている。すなわち、ブリッジ部33およびブリッジ部34の各々は、ブリッジ部33およびブリッジ部34の各々の延長線が、磁石孔部15よりも径方向外側においてd軸と交差するように設けられている。
ここで、ロータコア10の回転時において、積層コア11の各部位には、d軸側で、かつ、径方向外側に向かう方向に遠心力がかかる。したがって、軸方向から見てブリッジ部33(ブリッジ部34)が径方向外側に向かってd軸に近づく向きに傾斜していることによって、ロータ1の回転時に生じる遠心力に起因する応力(引っ張り応力)が、ブリッジ部33(ブリッジ部34)が延びる方向に沿ってブリッジ部33(ブリッジ部34)にかかる。その結果、ブリッジ部33およびブリッジ部34の各々に対して、曲げ方向(または、ねじり方向)に応力が加わるのを極力防止することができる。
また、磁石孔部13および磁石孔部14の各々は、径方向に沿って延びるように設けられている。すなわち、磁石孔部13および磁石孔部14の各々に挿入される永久磁石12は、径方向に沿って延びるように設けられている。
ここで、本実施形態では、積層コア11は、磁石孔部13に挿入される永久磁石12と、磁石孔部14に挿入される永久磁石12と、磁石孔部15に挿入される複数の永久磁石12とがW字状に配置されるように構成されている。
これにより、磁石孔部13の径方向外側の端部13aおよび磁石孔部14の径方向外側の端部14aを積層コア11の外縁部11bに容易に近づけることができるので、ブリッジ部31およびブリッジ部32の径方向における幅を容易に小さくすることができる。その結果、磁石孔部13(磁石孔部14)に沿って流れる磁束が、ブリッジ部31およびブリッジ部32を介して周方向に流れる(隣接する磁極20側に漏れる)ことに起因して、リラクタンストルクが減少するのを防止することができる。これにより、リラクタンストルクが減少するのを防止しながら、複数の永久磁石12をW字状に配置する(磁石孔部15の永久磁石12を径方向外側に凸状に配置する)ことにより、径方向内側のブリッジ部(ブリッジ部33およびブリッジ部34)および径方向外側のブリッジ部(ブリッジ部31およびブリッジ部32)の各々にかかる応力を低減することができる。
なお、磁石孔部13が延びる方向とd軸とのなす角度θ2、および、磁石孔部14が延びる方向とd軸とのなす角度θ3の各々は、磁石孔部15の屈曲角度θ1の1/2よりも小さい。なお、角度θ2と角度θ3とは略等しい。
また、磁石孔部13は、磁石孔部13に挿入される永久磁石12よりも径方向外側に設けられるフラックスバリア13bを含む。また、磁石孔部13は、磁石孔部13に挿入される永久磁石12よりも径方向内側に設けられるフラックスバリア13cを含む。
また、磁石孔部14は、磁石孔部14に挿入される永久磁石12よりも径方向外側に設けられるフラックスバリア14bを含む。また、磁石孔部14は、磁石孔部14に挿入される永久磁石12よりも径方向内側に設けられるフラックスバリア14cを含む。
また、磁石孔部16は、磁石孔部15の径方向外側に設けられている。また、磁石孔部16には、複数の(本実施形態では2つ)永久磁石12が挿入されている。
ここで、磁石孔部16は、磁石孔部16に挿入される複数の永久磁石12が、径方向外側に凸状に配置されるように設けられている。言い換えると、磁石孔部16に挿入される複数の永久磁石12は、径方向外側に凸のV字状に配置されている。
これにより、磁石孔部16が、磁石孔部15と同様に、挿入される複数の永久磁石12が径方向外側に凸状に配置されるように設けられる。その結果、磁石孔部16に挿入される複数の永久磁石12が径方向内側に凸状に配置される場合に比べて、磁石孔部16と磁石孔部15との間の磁路が狭くなるのを防止することができる。
また、磁石孔部16は、d軸に対して周方向一方側(E1側)に設けられる磁石孔16aと、d軸に対して周方向他方側(E2側)に設けられる磁石孔16bとを含む。磁石孔16aおよび磁石孔16bの各々には、永久磁石12が1つずつ挿入されている。
また、磁石孔16aと磁石孔16bとの間には、d軸上に配置されるブリッジ部35が設けられている。ブリッジ部35は、d軸に沿って延びるように設けられている。
また、磁石孔16aは、磁石孔16aに挿入される永久磁石12の周方向一方側(E1側)に設けられるフラックスバリア部16cを含む。また、磁石孔16bは、磁石孔16bに挿入される永久磁石12の周方向他方側(E2側)に設けられるフラックスバリア部16dを含む。
また、磁石孔16aおよび磁石孔16bの各々に挿入される永久磁石12により、外側磁石層52が構成される。すなわち、複数の磁極20の各々は、内側磁石層51および外側磁石層52による2層磁石構造になっている。この構造により、磁束が内側磁石層51と外側磁石層52との間を流れるので、リラクタンストルクを有効に活用することが可能である。その結果、トルク向上を図りつつ磁石量を低減することが可能である。
なお、磁石孔16aおよび磁石孔16bの各々に挿入される永久磁石12は、径方向外側の磁極がN極で、径方向内側の磁極がS極である。また、磁石孔部13および磁石孔部14の各々に挿入される永久磁石12は、d軸側の磁極がN極で、q軸側の磁極がS極である。また、磁石孔部15に挿入される永久磁石12は、径方向外側の磁極がN極で、径方向内側の磁極がS極である。なお、周方向に隣り合う磁極20同士では、上記のN極およびS極の配置関係が互いに反転している。
また、ブリッジ部31とブリッジ部33との間の距離L1(図1参照)、および、ブリッジ部32とブリッジ部34との間の距離L2(図1参照)の各々は、ブリッジ部33とブリッジ部34との間の距離L3(図1参照)よりも小さい。なお、距離L1と距離L2とは、略等しい。
これにより、ブリッジ部31とブリッジ部33との間の距離L1、および、ブリッジ部32とブリッジ部34との間の距離L2の各々が、ブリッジ部33とブリッジ部34との間の距離L3よりも大きい場合に比べて、ブリッジ部31およびブリッジ部32の各々にかかる応力をより低減することが可能である。
(比較例との応力の比較)
次に、図1~図3を参照して、本実施形態のロータコア10(積層コア11)における応力と、比較例(図3参照)のロータコア(積層コア111)における応力とを比較する。
ここで、比較例の積層コア111の構成を説明する。図3に示すように、積層コア111には、d軸に対して周方向一方側(E1側)に磁石孔部113が設けられるとともに、d軸に対して周方向他方側(E2側)に磁石孔部114が設けられている。磁石孔部113と磁石孔部114とにより、径方向内側に凸のU字形状が形成されている。磁石孔部113と積層コア111の外縁部111bとの間には、ブリッジ部131が設けられている。また、磁石孔部114と積層コア111の外縁部111bとの間には、ブリッジ部132が設けられている。
また、磁石孔部113と磁石孔部114との間には、d軸上に配置されるセンターブリッジ130が設けられている。センターブリッジ130の径方向外側には、磁石孔116aおよび磁石孔116bが設けられている。磁石孔116aおよび磁石孔116bに挿入される永久磁石12は、V字状に配置されている。
この場合、本実施形態のロータ1の回転時においてブリッジ部31およびブリッジ部32にかかる応力は、比較例におけるロータ(積層コア111)の回転時においてブリッジ部131およびブリッジ部132にかかる応力よりも小さいというシミュレーション結果が得られた。これは、ブリッジ部31とブリッジ部33との間の距離L1(図1参照)、および、ブリッジ部32とブリッジ部34との間の距離L2(図1参照)が、ブリッジ部131とセンターブリッジ130との間の距離L11(図3参照)、および、ブリッジ部132とセンターブリッジ130との間の距離L12(図3参照)よりも小さいことに起因する。
また、積層コア11の内径部11e(図1参照)とブリッジ部33との間の距離L4(図1参照)、および、内径部11e(図1参照)とブリッジ部34との間の距離L5(図1参照)は、積層コア111の内径部111e(図3参照)とセンターブリッジ130との間の距離L13(図3参照)よりも大きい。
これにより、シャフト挿入孔3にシャフト(図示せず)を締結する際にブリッジ部33およびブリッジ部34にかかる応力を、積層コア111のシャフト挿入孔23(図3参照)にシャフトを締結する際にセンターブリッジ130にかかる応力よりも小さくすることが可能である。また、シャフトを締結する際にブリッジ部33およびブリッジ部34にかかる応力を比較的小さくすることができるので、ロータコア10を小型化することにより、上記の距離L4および距離L5が小さくされても、ブリッジ部33およびブリッジ部34にかかる応力を許容範囲内に容易に収めることができる。なお、シャフトの締結は、焼き嵌めやナットを用いた締結等を含む。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、磁石孔部13(一方側磁石孔部)および磁石孔部14(他方側磁石孔部)の各々が径方向に沿って延びることにより、複数の永久磁石12がW字状に配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、磁石孔部13および磁石孔部14の各々が径方向に対して所定の角度(たとえば45度)で傾斜し、複数の永久磁石12がW字状に配置されていなくてもよい。
また、上記実施形態では、磁石孔部15(中間磁石孔部)が単一の孔部により構成される例を示したが、本発明はこれに限られない。磁石孔部15が、複数の孔部により構成されてもよい。この場合、孔部同士の間には、ブリッジ部が設けられる。
また、上記実施形態では、内側磁石層51に4つの永久磁石12が配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。内側磁石層51にたとえば8つの永久磁石12が配置されてもよい。この場合、たとえば、磁石孔部13、磁石孔部15、および磁石孔部14に、それぞれ、2個、4個、および2個の永久磁石12が配置される。
また、上記実施形態では、ブリッジ部33およびブリッジ部34の各々が径方向外側に向かってd軸に近づく向きに傾斜している例を示したが、本発明はこれに限られない。ブリッジ部33およびブリッジ部34の各々が径方向外側に向かってd軸に近づく向き以外の向き(たとえばd軸に沿った向き)に延びるように設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、積層コア11に磁石孔部16(外側磁石孔部)(外側磁石層52)が設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。積層コア11に磁石孔部16(外側磁石層52)が設けられていなくてもよい。
また、上記実施形態では、外側磁石層52および内側磁石層51による2層磁石構造の例を示したが、本発明はこれに限られない。磁石層が3層以上設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、磁石孔部16(外側磁石孔部)に挿入される複数の永久磁石12が径方向外側に凸状に配置されるように、磁石孔部16が設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、磁石孔部16に挿入される複数の永久磁石12が、径方向内側に凸状に配置されるか、または、径方向に直交するように、磁石孔部16が設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、ブリッジ部31(第1外側ブリッジ部)とブリッジ部33(第1内側ブリッジ部)との間の距離L1、および、ブリッジ部32(第2外側ブリッジ部)とブリッジ部34(第2内側ブリッジ部)との間の距離L2の各々が、ブリッジ部33とブリッジ部34との間の距離L3よりも小さい例を示したが、本発明はこれに限られない。距離L1および距離L2の各々が、距離L3以上であってもよい。
10…ロータコア、11…積層コア、11a…電磁鋼板、11b…外縁部、11c…径方向内側部分、11d…径方向外側部分、12…永久磁石、13…磁石孔部(一方側磁石孔部)、13a…端部(一方側磁石孔部の端部)、14…磁石孔部(他方側磁石孔部)、14a…端部(他方側磁石孔部の端部)、15…磁石孔部(中間磁石孔部)、15a…フラックスバリア(磁気的空隙部)、16…磁石孔部(外側磁石孔部)、20…磁極、31…ブリッジ部(第1外側ブリッジ部)、32…ブリッジ部(第2外側ブリッジ部)、33…ブリッジ部(第1内側ブリッジ部)、34…ブリッジ部(第2内側ブリッジ部)

Claims (5)

  1. 複数の電磁鋼板が積層されることにより構成される環状の積層コアと、
    周状に設けられる複数の磁極を構成する複数の永久磁石と、を備え、
    前記積層コアは、前記複数の磁極の各々において、d軸に対して周方向の一方側に設けられ、前記永久磁石が挿入される一方側磁石孔部と、前記d軸に対して周方向の他方側に設けられ、前記永久磁石が挿入される他方側磁石孔部と、前記一方側磁石孔部と前記他方側磁石孔部との間に設けられ、複数の前記永久磁石が径方向外側に凸状に配置されるように挿入される中間磁石孔部と、前記一方側磁石孔部の径方向外側の端部と前記積層コアの外縁部との間に設けられる第1外側ブリッジ部と、前記他方側磁石孔部の径方向外側の端部と前記外縁部との間に設けられる第2外側ブリッジ部と、前記一方側磁石孔部と前記中間磁石孔部との間において前記積層コアの径方向内側部分と前記積層コアの径方向外側部分とを接続する第1内側ブリッジ部と、前記他方側磁石孔部と前記中間磁石孔部との間において前記径方向内側部分と前記径方向外側部分とを接続する第2内側ブリッジ部と、を含み、
    前記一方側磁石孔部が延びる方向とd軸とのなす角度、および、前記他方側磁石孔部が延びる方向とd軸とのなす角度の各々は、前記中間磁石孔部の屈曲角度の1/2よりも小さい、ロータコア。
  2. 前記一方側磁石孔部および前記他方側磁石孔部の各々は、径方向に沿って延びるように設けられており、
    前記積層コアは、前記一方側磁石孔部に挿入される前記永久磁石と、前記他方側磁石孔部に挿入される前記永久磁石と、前記中間磁石孔部に挿入される前記複数の永久磁石とがW字状に配置されるように構成されている、請求項1に記載のロータコア。
  3. 前記中間磁石孔部は、前記複数の永久磁石が挿入され、径方向外側に向かって凸状に屈曲した単一の孔部により構成されており、
    前記中間磁石孔部に挿入される前記永久磁石同士の間には、磁気的空隙部が形成されている、請求項2に記載のロータコア。
  4. 前記積層コアの軸方向から見て、前記第1内側ブリッジ部および前記第2内側ブリッジ部の各々は、径方向外側に向かって前記d軸に近づく向きに傾斜して設けられている、請求項1~3のいずれか1項に記載のロータコア。
  5. 前記積層コアは、前記中間磁石孔部の径方向外側に設けられ、複数の前記永久磁石が径方向外側に凸状に配置されるように挿入される外側磁石孔部を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載のロータコア。
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