JP7477551B2 - グロメット及びワイヤーハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、グロメット及びワイヤーハーネスに関する。
従来、板材に予め形成されている貫通孔に電線を貫通させるに際して、貫通孔の周縁部から電線を保護するために貫通孔の周縁部に取り付けられるグロメット(grommet)がある。特許文献1は、被取付部材としての車体パネルにある貫通孔に電線を貫通させるに際して、電線を保持するグロメット本体を備えるグロメットに関する技術を開示している。グロメット本体には、筒状のワイヤーハーネス支持部の外周部から、車体パネルへの取付部であるパネル取付部に向けて延出する傘状部(傘状の遮音部)が設けられている。この傘状部の具備により、グロメットが車体パネルの貫通孔との取付部分周りでの音漏れを抑制することができるよう構成されている。
特開2012-239321号公報
特許文献1に開示されているグロメットでは、音漏れを抑制する傘状部の外径が、電線を貫通させる貫通孔の内径よりも大きく、貫通孔の周縁部に取り付けられる際の作業時に傘状部が被取付部材と干渉し、貫通孔の周縁部に取り付けられる際の作業性が悪かった。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、貫通孔の周縁部に取り付けられる際の作業時に被取付部材と干渉することを抑制でき、貫通孔の周縁部に取り付けられる際の作業性を向上させるのに有利なグロメット及び当該グロメットを用いたワイヤーハーネスを提供することにある。
本発明の態様に係るグロメットは、被取付部材にある貫通孔を貫通する電線を内周側で保持するグロメット本体を備え、グロメット本体は、貫通孔の周縁部に係止される大径筒部と、貫通孔の開口部分の一方側に配置される第1小径筒部と、貫通孔の開口部分の他方側に配置される第2小径筒部と、グロメット本体の内周側から外周側へと延在し、貫通孔の開口部分を他方側から覆う傘状の遮音部と、を有し、遮音部は、折返部分を基点として遮音部の内側面がグロメット本体の径方向外側を向くように折り返すことができるよう構成され、遮音部の内側面がグロメット本体の径方向外側を向くように折り返された状態の遮音部は、周方向にヒダが複数設けられたヒダ形状を呈し、その状態における遮音部の外径が貫通孔の内径よりも小さい。
本発明の態様に係るワイヤーハーネスは、上述のグロメットを備える。
本発明によれば、貫通孔の周縁部に取り付けられる際の作業時に被取付部材と干渉することを抑制でき、貫通孔の周縁部に取り付けられる際の作業性を向上させるのに有利なグロメット及び当該グロメットを用いたワイヤーハーネスを提供することができる。
第1の実施形態に係るグロメットの一例を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るグロメットの断面図である。 第1の実施形態に係るグロメットの分解図である。 第1の実施形態における傘状の遮音部を折り返した状態を示す斜視図である。 第1の実施形態における傘状の遮音部を折り返した状態を示す断面図である。 第2の実施形態に係るグロメットの一例を示す斜視図である。 第2の実施形態に係るグロメットの断面図である。 第2の実施形態に係るグロメットの分解図である。 第2の実施形態における傘状の遮音部を折り返した状態を示す斜視図である。 第2の実施形態における傘状の遮音部を折り返した状態を示す断面図である。 第3の実施形態に係るグロメットの一例を示す斜視図である。 第3の実施形態に係るグロメットの断面図である。 第3の実施形態における傘状の遮音部を折り返した状態を示す斜視図である。 第3の実施形態における傘状の遮音部を折り返した状態を示す断面図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係るグロメットについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るグロメット10の斜視図であり、図2は、第1の実施形態に係るグロメット10の断面図である。グロメット10は、一例として、被取付部材としての車体パネル1に予め形成されている貫通孔2の周縁部に取り付けられ、貫通孔2を貫通させた電線Wを貫通孔2の周縁部から保護するものとする。貫通孔2の開口形状は、本実施形態では、円形である。電線Wは、電線集合体としてのワイヤーハーネスであってもよい。なお、以下の説明では、上方とは、グロメット10が貫通孔2の周縁部に取り付けられるときに貫通孔2に向かう方向の側をいい、下方とは、その反対側をいう。
また、車体パネル1は、一例として、車体パネル1の一方側(エンジンルーム側)に配置されるパネル1aと、車体パネル1の他方側(車室内側)に配置されるインシュレータ(遮音材)1bとを含むものとする。
図3は、グロメット10の分解図である。グロメット10は、グロメット本体11と、インナープロテクタ30とを備える。また、グロメット本体11にはインナープロテクタ30を接続せずに、グロメット本体11が貫通孔2の周縁部に直接取り付けられていてもよい。
グロメット本体11は、内周側に電線Wを配策させて保持する筒状部材である。グロメット本体11は、ゴム材等の柔軟な材料で形成される。グロメット本体11は、大径筒部12と、第1小径筒部13と、第2小径筒部14と、遮音部15とを含む。
大径筒部12は、インナープロテクタ30が接続される。大径筒部12の外径は、貫通孔2の開口径よりも大きい。大径筒部12は、嵌合溝16と、リップ部17とを含む。
嵌合溝16は、大径筒部12の外周側に環状に形成され、インナープロテクタ30が大径筒部12に接続されるとき、インナープロテクタ30の鍔部33を嵌合させる。また、嵌合溝16の一部には、鍔部33の一部に形成されている凸部33aに係合する凹部18が設けられていてもよい。
リップ部17は、環状のシール部であり、車体パネル1に対向する外周縁面12aから車体パネル1側に突出する。リップ部17は、内周リップ部17aと、外周リップ部17bとで構成されてもよい。グロメット10が貫通孔2の周縁部に取り付けられたとき、内周リップ部17a及び外周リップ部17bは、外周縁面12aの側に倒れる方向に弾性変形し、車体パネル1の一方の表面にある、貫通孔2の周縁面に密着する。これにより、リップ部17と、リップ部17に対向する車体パネル1の表面との間を通じた、グロメット10の外部から内部への水等の浸入が抑止される。
第1小径筒部13は、大径筒部12の車体パネル1に対向する側とは反対側と第1拡径筒部19及び蛇腹筒部20を介して連続し、内周側で電線Wを保持する。この第1小径筒部13は、貫通孔2の開口部分の一方側(エンジンルーム側)に配置されており、所定の長さに亘って電線Wの外周面と接触する内面を有する。第1小径筒部13の内径は、大径筒部12の内径よりも小さく、且つ、電線Wの外径よりも若干小さいか、電線Wの外径とほぼ同一である。これにより、第1小径筒部13の内面と電線Wの外周面との間を通じた、グロメット10の外部から内部への水等の浸入が抑止される。第1小径筒部13は、柔軟な材料で形成されているので、電線Wの姿勢変化に合わせて変形する。また、第1小径筒部13の内周面には、第1小径筒部13の内周面と電線Wとの間の隙間を塞ぐ環状の第1シール部13aが設けられていてもよい。
第2小径筒部14は、大径筒部12の車体パネル1に対向する側と第2拡径筒部21を介して連続し、内周側で電線Wを保持する。この第2小径筒部14は、貫通孔2の開口部分の他方側(車室内側)に配置されており、所定の長さに亘って電線Wの外周面と接触する内面を有する。第2小径筒部14の内径は、大径筒部12の内径よりも小さく、且つ、電線Wの外径よりも若干小さいか、電線Wの外径とほぼ同一である。これにより、第2小径筒部14の内面と電線Wの外周面との間を通じた、グロメット10の外部から内部への水等の浸入が抑止される。第2小径筒部14は、柔軟な材料で形成されているので、電線Wの姿勢変化に合わせて変形する。また、第2小径筒部14の内周面には、第2小径筒部14の内周面と電線Wとの間の隙間を塞ぐ環状の第2シール部14aが設けられていてもよい。さらに、第2小径筒部14の先端には、テープ巻き用の舌片部14bが突設されていてもよい。
遮音部15は、第2拡径筒部21の外周側に傘状又は鍔状に形成され、グロメット本体11の内周側から外周側へと延在している。つまり、遮音部15は、第2拡径筒部21の外面から延出する傘状又は鍔状に形成されている。グロメット10が貫通孔2の周縁部に取り付けられ、且つ、遮音部15が図1及び図2に示すように拡開されたとき、遮音部15の先端部にある外周縁部15aが、車体パネル1の他方の表面にある、貫通孔2の周縁面に密着する。つまり、遮音部15が図1及び図2に示すように拡開された状態における遮音部15の外径は貫通孔2の開口径よりも大きい。これにより、遮音部15と貫通孔2の周縁部との間に、閉じられた遮音空間を形成して、車体パネル1、遮音部15と貫通孔2の周縁部との間の空間を通じて、エンジンルームから車室内に入ってくる音の伝達(音漏れ)を抑制することができる。また、遮音部15は、第2小径筒部14の外面から延出する傘状又は鍔状に形成されていてもよい。
図4は、第1の実施形態における傘状の遮音部15を拡開した状態から収縮した状態を示す斜視図であり、図5は、第1の実施形態における傘状の遮音部15を拡開した状態から収縮した状態を示す断面図である。
傘状の遮音部15は、本実施形態では、折返部分22を基点として遮音部15の当接側面15bがグロメット本体11の径方向外側を向くように折り返すことができるよう構成されている。当接側面15bは、遮音部15の表裏面のうち、貫通孔2の周縁部に当接する内側面である。遮音部15の当接側面15bがグロメット本体11の径方向外側を向くように折り返された状態の遮音部15は、周方向にヒダ23が複数設けられたヒダ形状を呈し、その状態における遮音部15の外径D1が貫通孔2の内径D2よりも小さい(D1<D2)。遮音部15の当接側面15bを折り曲げる位置を外周縁部15aに対して高い位置にするために、折返部分22は、遮音部15の外周縁部15aよりも車体パネル1からグロメット本体11の長さ方向において離れた位置に設けられている。また、折返部分22は、遮音部15の当接側面15bに周方向に沿って形成された折返溝24を含む。つまり、遮音部15の当接側面15bには、遮音部15の当接側面15bの一部を薄肉にして貫通孔2の周縁面のある方向に折り曲げ易くするために折返溝24が設けられている。その一方、遮音部15における第2拡径筒部21との接続部である内周縁部15cは、外周縁部15aに対して低い位置に設けられている。グロメット10が貫通孔2の周縁部に取り付けられたとき、遮音部15の基端部にある内周縁部15cの一部が貫通孔2の内方に位置していてもよい。
本実施形態では、第2拡径筒部21の外面と遮音部15の非当接側面15dとの間には、グロメット本体11の周方向に沿って環状溝25が形成されている。非当接側面15dは、遮音部15の表裏面のうち、内側面(当接側面15b)とは反対側の面である外側面である。遮音部15が第2小径筒部14の外面から延出するように形成される場合、環状溝25は、第2小径筒部14の外面と遮音部15の非当接側面15dとの間に形成されてもよい。
なお、本実施形態の図示例では、図1及び図2に示すように遮音部15が拡開した状態において、遮音部15にヒダ形状が残っていないが、遮音部15が拡開した状態の形状はこれに限定されるものではなく、遮音部15にヒダ形状が若干残っていてもよい。また、図1及び図2に示すように遮音部15が拡開した状態における外周縁部15aの周長は、図4及び図5に示すように遮音部15が収縮した状態における外周縁部15aの周長とほぼ同一であるものとする。
図3に示されるインナープロテクタ30は、グロメット本体11を支持し、且つ、貫通孔2の周縁部に保持される環状部材である。インナープロテクタ30は、樹脂等、グロメット本体11よりも剛性の高い材料で形成される。また、インナープロテクタ30は、インナープロテクタ30自身の中心軸を含む仮想平面で二分割された一対の部材、すなわち、第1インナー部材31aと第2インナー部材31bとの組み合わせで構成される。
インナープロテクタ30は、全体として、複数の壁部で構成される環状の構造体である本体部32と、環状の板体である鍔部33とを有する。
本体部32は、例えば、外周壁32aと、上壁32bと、内周壁32cとを含む。外周壁32aは、グロメット10が貫通孔2の周縁部に取り付けられるときに、車体パネル1の平面方向に沿って貫通孔2の周縁部と対向する壁部である。上壁32bは、外周壁32aの上方の周端と外周端で連続し、内周側に向けて延設される壁部である。内周壁32cは、上壁32bの内周端と連続し、外周壁32aとおおよそ平行である壁部である。
鍔部33は、内周壁32cの下方の周端から内側に向かって放射状に突出する。鍔部33は、前述のとおり、インナープロテクタ30がグロメット本体11に接続されるとき、嵌合溝16に嵌合される。また、鍔部33は、嵌合溝16に予め形成されている凹部18の位置に合わせて、嵌合溝16に嵌合したときに凹部18を係合させる凸部33aを有する。凸部33aと凹部18との係合により、大径筒部12の中心軸を基準としたグロメット本体11に対するインナープロテクタ30の回転が抑止される。なお、凸部33aは、第1インナー部材31aと第2インナー部材31bとの各々の鍔部33にそれぞれ形成されていてもよい。一方、グロメット本体11の嵌合溝16には、それぞれの凸部33aに対応した複数の凹部18が形成されていてもよい。
ここで、インナープロテクタ30が第1インナー部材31aと第2インナー部材31bとの一対の部材の組み合わせである場合、第1インナー部材31aと第2インナー部材31bとは、互いに同一の半環形状であってもよい。また、第1インナー部材31aと第2インナー部材31bとは、互いに組み合わされたときに、互いに周方向で突き合わされる2つの側壁32dを含む。2つの側壁32dのうち、一方の側壁32dには、爪部34が設けられ、他方の側壁32dには、溝部35が設けられている。第1インナー部材31aと第2インナー部材31bとが組み合わせられるとき、第1インナー部材31aの爪部34が第2インナー部材31bの溝部35に嵌合し、第2インナー部材31bの爪部34が第1インナー部材31aの溝部35に嵌合される。
なお、第1インナー部材31aと第2インナー部材31bとは、爪部34及び溝部35による接続機構に代えて、例えばヒンジ部を介して連結されてもよい。また、ここではインナープロテクタ30が2つのインナー部材に分割される場合を例示したが、3つ以上のインナー部材に分割されてもよい。
また、インナープロテクタ30は、本体部32の一部が貫通孔2に挿入されたときに、本体部32を貫通孔2の周縁に係止される複数のインナーロック40を有する。本実施形態では、インナーロック40は、インナープロテクタ30の全体として、周方向に等間隔で4箇所に設けられている。つまり、第1インナー部材31a及び第2インナー部材31bとしては、インナーロック40は、それぞれのインナー部材に2箇所ずつ設けられている。なお、インナーロック40の設置数は、特に限定されるものではなく、4つ以外であってもよい。
インナーロック40は、ロック爪41を含む。
ロック爪41は、本体部32の外周壁32aに沿って設けられ、外周壁32aの内側と外側とを結ぶ方向で弾性変形する。ロック爪41は、貫通孔2の周縁部と接触又は係合する突起部を有する。ここで、突起部が貫通孔2の周縁部に係合する状態とは、インナーロック40が本体部32を貫通孔2の周縁部に係止させたとき、すなわち、グロメット10が貫通孔2の周縁部に取り付けられたときの、貫通孔2に対する突起部の状態をいう。突起部は、外周壁32aの周方向に沿った稜線を頂点部として外方に突出し、常時、外周壁32aの外周よりも外側にある。つまり、ロック爪41の弾性変形は、突起部が貫通孔2の周縁部と接触していることに伴う、突起部の変位により生じる。そして、突起部が貫通孔2の周縁部に係合している状態では、突起部の下端溝に貫通孔2の周縁部が入り込むことで、本体部32は、貫通孔2の周縁部に対して一定の姿勢に維持される。
なお、インナープロテクタ30では、インナーロック40が周方向に4箇所に設けられているので、計4つのロック爪41に含まれる各々の突起部は、本体部32の中心軸を基準とした放射方向に沿って突出することになる。
次に、グロメット10の作用について説明する。
まず、グロメット10の組み立てについて、作業者は、内周側に電線Wを配策させているグロメット本体11を準備し、インナープロテクタ30をグロメット本体11の大径筒部12に装着する。ここで、インナープロテクタ30は、第1インナー部材31aと第2インナー部材31bとに予め分割されている。そのため、車体パネル1にある貫通孔2に電線Wがすでに貫通されている場合、グロメット本体11の大径筒部12を両側から挟むようにインナー部材同士を組み合わせることで、インナープロテクタ30をグロメット本体11の大径筒部12に容易に装着できる。このような作業により、電線Wにグロメット10が装着される。
次に、グロメット10の貫通孔2の周縁部への取り付けについて、作業者は、未だ電線Wが貫通孔2に貫通されていない場合には、グロメット本体11の第2小径筒部14側から露出している電線Wを貫通孔2に貫通させる。次に、作業者は、インナープロテクタ30の本体部32を貫通孔2に挿入させながら、グロメット10全体を貫通孔2の側に押し付ける。このとき、インナーロック40の各々のロック爪41は、突起部が貫通孔2の周縁部に接触しながら変位することで弾性変形するため、本体部32の貫通孔2への挿入が許容される。本体部32は、挿入完了位置まで挿入されると、各々のロック爪41が弾性復帰することで貫通孔2の周縁部に係止される。このようにインナープロテクタ30が係止状態にあるとき、グロメット本体11のリップ部17は、車体パネル1の表面上にある、貫通孔2の周縁面に密着する。つまり、車体パネル1は、インナープロテクタ30側の突起部とグロメット本体11側のリップ部17とによって挟持される。結果として、グロメット10は、貫通孔2を閉塞するように、貫通孔2の周縁部に取り付けられる。
更に、グロメット10の取り付けに際して、傘状の遮音部15は、折返部分22を基点として遮音部15の当接側面15bがグロメット本体11の径方向外側を向くように折り返した状態(図4及び図5参照)とされる。遮音部15の当接側面15bがグロメット本体11の径方向外側を向くように折り返された状態の遮音部15は、周方向にヒダ23が複数設けられたヒダ形状を呈し、その状態における遮音部15の外径D1が貫通孔2の内径D2よりも小さい。このため、図4及び図5に示すように遮音部15が収縮した状態でグロメット10を貫通孔2に挿入することにより、遮音部15が貫通孔2の周縁部と干渉することが抑制されるため、グロメット10を貫通孔2に容易に挿入することができる。そして、前述のようにグロメット10を貫通孔2の周縁部に取り付けた後に、遮音部15を車体パネル1の方向に折り曲げることにより拡開させ、遮音部15の外周縁部15aを車体パネル1の表面にある貫通孔2の周縁面に密着させる。
次に、グロメット10の効果について説明する。
本実施形態の第一の態様に係るグロメット10は、被取付部材(車体パネル1)にある貫通孔2を貫通する電線Wを内周側で保持するグロメット本体11を備える。グロメット本体11は、貫通孔2の周縁部に係止される大径筒部12と、貫通孔2の開口部分の一方側に配置される第1小径筒部13と、貫通孔2の開口部分の他方側に配置される第2小径筒部14と、を有する。グロメット本体11は、グロメット本体11の内周側から外周側へと延在し、貫通孔2の開口部分を他方側から覆う傘状の遮音部15を有する。遮音部15は、折返部分22を基点として遮音部15の内側面(当接側面15b)がグロメット本体11の径方向外側を向くように折り返すことができるよう構成される。遮音部15の内側面(当接側面15b)がグロメット本体11の径方向外側を向くように折り返された状態の遮音部15は、周方向にヒダ23が複数設けられたヒダ形状を呈し、その状態における遮音部15の外径D1が貫通孔2の内径D2よりも小さい。
遮音部15は、第2拡径筒部21の外面から延出する傘状又は鍔状に形成され、遮音部15が図1及び図2に示すように拡開された状態における遮音部15の外径は貫通孔2の内径D2よりも大きい。その一方、遮音部15の当接側面15bがグロメット本体11の径方向外側を向くように折り返された状態の遮音部15は、周方向にヒダ23が複数設けられたヒダ形状を呈し、その状態における遮音部15の外径D1が貫通孔2の内径D2よりも小さい。そのため、図4及び図5に示すように遮音部15が収縮した状態でグロメット10を貫通孔2に挿入することにより、遮音部15が貫通孔2の周縁部と干渉することが抑制されるため、グロメット10を貫通孔2に容易に挿入することができる。
以上のように、本実施形態によれば、貫通孔2の周縁部に取り付けられる際の作業時に車体パネル1と干渉することを抑制でき、貫通孔2の周縁部に取り付けられる際の作業性を向上させるのに有利なグロメット10を提供することができる。
本実施形態の第二の態様に係るグロメット10において、折返部分22は、遮音部15の外周縁部15aよりも被取付部材(車体パネル1)からグロメット本体11の長さ方向において離れた位置に設けられる。
遮音部15の当接側面15bを折り曲げる位置を外周縁部15aに対して高い位置にすることにより、遮音部15が図1及び図2に示すように拡開した状態から、遮音部15が図4及び図5に示すように収縮した状態に戻り難くすることができる。また、遮音部15が拡開した状態において、遮音部15の外周縁部15aが車体パネル1を押える力を発生させることができ、遮音部15の外周縁部15aを貫通孔2の周縁面に密着させることができる。
本実施形態の第三の態様に係るグロメット10において、第2小径筒部14と大径筒部12との間には拡径筒部(第2拡径筒部21)が設けられ、遮音部15は、第2小径筒部14又は拡径筒部(第2拡径筒部21)の外面から延出するように形成される。第2小径筒部14又は拡径筒部(第2拡径筒部21)の外面と遮音部15の外周面(非当接側面15d)との間には、グロメット本体11の周方向に沿って延びる環状溝25が形成される。
第2小径筒部14又は第2拡径筒部21の外面と遮音部15の非当接側面15dとの間に環状溝25を設ける。これにより、遮音部15を収縮した状態から拡開した状態へと裏返しにする際に遮音部15の基端部の楕円形状に変化しようとする部分を環状溝25で逃がすことができ、遮音部15を裏返しにする際の力を低減することができる。また、電線Wにグロメット10が装着された状態で内方の電線Wを捌いても、電線Wの動きが遮音部15の全体に伝わり難く、遮音部15が拡開した状態から収縮した状態に戻り難くすることができる。
本実施形態に係るワイヤーハーネスは、上述の第一から第三の態様のいずれかの態様のグロメット10を備える。
本実施形態によれば、貫通孔2の周縁部に取り付けられる際の作業時に車体パネル1と干渉することを抑制でき、貫通孔2の周縁部に取り付けられる際の作業性を向上させるのに有利なワイヤーハーネスを提供することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係るグロメット10Aについて説明する。なお、上述のグロメット10と実質的に同一の構成部分は同一符号を付して、その説明を省略する。
図6は、第2の実施形態に係るグロメット10Aの斜視図であり、図7は、第2の実施形態に係るグロメット10Aの断面図である。また、図8は、グロメット10Aの分解図である。さらに、図9は、第2の実施形態における傘状の遮音部15を拡開した状態から収縮した状態を示す斜視図であり、図10は、第2の実施形態における傘状の遮音部15を拡開した状態から収縮した状態を示す断面図である。
この実施形態に係るグロメット10Aでは、遮音部15の外周縁部15aには、遮音部15が図6及び図7に示すように拡開されたときに車体パネル1と遮音部15の外周縁部15aとの間の隙間を塞ぐための閉塞部26が設けられている。この実施形態では、遮音部15にヒダ形状が若干残っており、閉塞部26は、車体パネル1と遮音部15の外周縁部15aとの間に生じ得る隙間を塞ぐために、遮音部15の外周縁部15aに対してグロメット本体11Aの周方向に複数設けられている。また、閉塞部26は、遮音部15におけるヒダ23の山部に設けられていてもよい。この実施形態に係るグロメット10Aによれば、傘状の遮音部15が拡開されたときに、閉塞部26が車体パネル1と遮音部15の外周縁部15aとの間の隙間を塞ぐことにより、遮音部15の遮音性を向上させることができる。
また、この実施形態に係るグロメット10Aでは、遮音部15における外周縁部15a近傍の非当接側面15dには、グロメット本体11Aの径方向に沿って延びる溝部27が設けられている。この実施形態では、溝部27は、閉塞部26が設けられた遮音部15の外周縁部15aに対してグロメット本体11Aの周方向に間隔をおいて複数設けられている。また、溝部27は、遮音部15におけるヒダ23の山部に設けられていてもよい。この実施形態に係るグロメット10Aによれば、溝部27が遮音部15の非当接側面15dに設けられていることにより、傘状の遮音部15の柔軟性を高めることができ、車体パネル1とグロメット10Aとの間に生じ得る隙間を最小限にすることが可能になる。
また、この実施形態に係るグロメット10Aでは、遮音部15の非当接側面15dには、グロメット本体11Aの径方向に沿って延びるリブ28が設けられている。この実施形態では、リブ28は、遮音部15の非当接側面15dにグロメット本体11Aの周方向に間隔をおいて複数設けられている。また、リブ28は、遮音部15におけるヒダ23の山部に設けられていてもよい。この実施形態に係るグロメット10Aによれば、リブ28が遮音部15の非当接側面15dに設けられていることにより、傘状の遮音部15の剛性を高めて、遮音部15を拡開させる作業の際に遮音部15が貫通孔2側に凹むのを抑制することが可能になる。
また、この実施形態に係るグロメット10Aでは、折返部分22が、遮音部15の当接側面15bに周方向に沿って形成された第1の折返溝24と、遮音部15の非当接側面15dに周方向に沿って形成された第2の折返溝29とを含む。つまり、遮音部15の当接側面15bには、遮音部15の当接側面15bの一部を薄肉にして貫通孔2の周縁面のある方向に折り曲げ易くするために第1の折返溝24が設けられている。その一方、遮音部15の非当接側面15dには、遮音部15の非当接側面15dの一部を薄肉にして貫通孔2の周縁面のある方向に折り曲げ易くするために第2の折返溝29が設けられている。この実施形態に係るグロメット10Aによれば、折返部分22が、遮音部15の当接側面15b側の第1の折返溝24と、遮音部15の非当接側面15d側の第2の折返溝29とを含むことにより、遮音部15を折り返す際の基点を一定にすることが可能になる。
また、図8に示すように、インナープロテクタ30Aの本体部32Aにおける外周壁32aには、インナープロテクタ30Aがグロメット本体11Aに対して傾いた状態で取り付けられることを抑制するためにリブ36が設けられている。この実施形態に係るグロメット10Aでは、インナープロテクタ30Aの本体部32Aにおける外周壁32aには、ロック爪41を挟んで設けられる一対のリブ36,36と、周方向に隣り合うロック爪41間の中間位置に設けられるリブ36とが形成されている。この実施形態に係るグロメット10Aによれば、インナープロテクタ30Aが傾き抑制用のリブ36を有することにより、貫通孔2の内周面とリブ36とが当接してロック爪41へ掛かる負荷を低減することが可能になる。
さらに、グロメット本体11Aの大径筒部12及びインナープロテクタ30Aの本体部32Aにはそれぞれ、インナープロテクタ30Aがグロメット本体11Aに誤った向きで取り付けられることを抑制するために位置合わせ突起18a,37が設けられている。この実施形態に係るグロメット10Aでは、インナープロテクタ30A側の位置合わせ突起37は、半円形状に形成されて、凸部33aの先端上面に設けられている。その一方、グロメット本体11A側の位置合わせ突起18aは、半円形状に形成されて、グロメット本体11Aの大径筒部12において凹部18近傍に設けられている。この実施形態に係るグロメット10Aでは、グロメット本体11A及びインナープロテクタ30Aがそれぞれ誤組み付け抑制のための位置合わせ突起18a,37を有する。このようにすることにより、インナープロテクタ30Aがグロメット本体11Aの長さ方向(上下方向)に対する向きを誤った状態でグロメット本体11Aに取り付けられることを抑制することが可能になる。また、目視等によりインナープロテクタ30A側の位置合わせ突起37がグロメット本体11A側の位置合わせ突起18aに突き当てられたことを確認することにより、インナープロテクタ30Aの誤組み付けを抑制することができる。
図6~図10に示すグロメット10Aによれば、上述のグロメット10と同様に、貫通孔2の周縁部に取り付けられる際の作業時に車体パネル1と干渉することを抑制でき、貫通孔2の周縁部に取り付けられる際の作業性を向上させることが可能である。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態に係るグロメット10Bについて説明する。なお、上述のグロメット10,10Aと実質的に同一の構成部分は同一符号を付して、その説明を省略する。
図11は、第3の実施形態に係るグロメット10Bの斜視図であり、図12は、第3の実施形態に係るグロメット10Bの断面図である。また、図13は、第3の実施形態における傘状の遮音部15を拡開した状態から収縮した状態を示す斜視図であり、図14は、第3の実施形態における傘状の遮音部15を拡開した状態から収縮した状態を示す断面図である。
図11~図14に示すように、この実施形態に係るグロメット10Bは、インナープロテクタを備えておらず、グロメット本体11Bが貫通孔2の周縁部に直接取り付けられている。グロメット本体11Bの大径筒部12の外周部には、グロメット本体11の周方向に沿って環状壁部12bが形成されている。
図11~図14に示すグロメット10Bによれば、上述のグロメット10,10Aと同様に、貫通孔2の周縁部に取り付けられる際の作業時に車体パネル1と干渉することを抑制でき、貫通孔2の周縁部に取り付けられる際の作業性を向上させることが可能である。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
1 車体パネル
2 貫通孔
10,10A,10B グロメット
11,11A,11B グロメット本体
12 大径筒部
13 第1小径筒部
14 第2小径筒部
15 遮音部
15a 外周縁部
15b 当接側面
15d 非当接側面
21 第2拡径筒部
22 折返部分
23 ヒダ
25 環状溝
26 閉塞部
27 溝部
28 リブ
D1 外径
D2 内径
W 電線

Claims (7)

  1. 被取付部材にある貫通孔を貫通する電線を内周側で保持するグロメット本体を備え、
    前記グロメット本体は、
    前記貫通孔の周縁部に係止される大径筒部と、
    前記貫通孔の開口部分の一方側に配置される第1小径筒部と、
    前記貫通孔の開口部分の他方側に配置される第2小径筒部と、
    前記グロメット本体の内周側から外周側へと延在し、前記貫通孔の開口部分を前記他方側から覆う傘状の遮音部と、を有し、
    前記遮音部は、折返部分を基点として前記遮音部の内側面が前記グロメット本体の径方向外側を向くように折り返すことができるよう構成され、
    前記遮音部の内側面が前記グロメット本体の径方向外側を向くように折り返された状態の前記遮音部は、周方向にヒダが複数設けられたヒダ形状を呈し、その状態における前記遮音部の外径が前記貫通孔の内径よりも小さくなっており
    前記折返部分は、前記遮音部の内側面に周方向に沿って形成され前記遮音部の内側面の一部を薄肉にして前記遮音部を前記貫通孔の周縁面のある方向に折り曲げ易くするための折返溝を含む、
    グロメット。
  2. 前記折返部分は、前記遮音部の外周縁部よりも前記被取付部材から前記グロメット本体の長さ方向において離れた位置に設けられる、請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記第2小径筒部と前記大径筒部との間には拡径筒部が設けられ、
    前記遮音部は、前記第2小径筒部又は前記拡径筒部の外面から延出するように形成され、
    前記第2小径筒部又は前記拡径筒部の外面と前記遮音部の外側面との間には、前記グロメット本体の周方向に沿って延びる環状溝が形成される、請求項1又は2に記載のグロメット。
  4. 前記遮音部の外周縁部には、前記被取付部材と前記遮音部の外周縁部との間の隙間を塞ぐための閉塞部が設けられている、請求項1から3のいずれか一項に記載のグロメット。
  5. 前記遮音部における前記外周縁部近傍の外側面には、前記グロメット本体の径方向に沿って延びる溝部が設けられている、請求項1から4のいずれか一項に記載のグロメット。
  6. 前記遮音部の外側面には、前記グロメット本体の径方向に沿って延びるリブが設けられている、請求項1から5のいずれか一項に記載のグロメット。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のグロメットを備える、ワイヤーハーネス。
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