JP7477342B2 - サーバシステムおよび動画コンテンツ提供サーバシステム - Google Patents

サーバシステムおよび動画コンテンツ提供サーバシステム Download PDF

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Description

本発明は、サーバシステム等に関する。
従来から、端末装置への動画配信にあたり、ユーザ情報に基づいて配信可能な動画のサムネイルを決定する技術が開示されている(特許文献1を参照)。特許文献1の技術によれば、例えば、そのユーザの関心のあるものが映った当該動画内のシーンを、そのサムネイルとすることができる。
一方で、インターネットを利用して取引を行う電子商取引(eコマース)のサービスが知られている。ユーザは、EC(Electric Commerce)サイトにアクセスすることで、商品やサービスのオンラインショッピングを楽しむことができる。
特開2017-46064号公報
しかし、特許文献1の技術は、閲覧可能な動画のサムネイルをいかにユーザに注目させるかを目的としたものであって、閲覧可能な動画自体をユーザによって変更するものではない。
一方で、ユーザがECサイトにおいてどの商品を購入したのかといったサービス享受情報に応じてユーザ毎に閲覧可能な動画コンテンツを決定するようにすれば、動画コンテンツの提供が商品購入等のインセンティブとなり得る。
本発明が解決しようとする課題は、ECサイトでの商品やサービスの購入といったeコマースサービスの享受に関する価値を向上させるために動画コンテンツを提供し、当該サービス享受の動機付けを図ることができる技術を提供すること、である。
上記課題を解決するための第1の発明は、eコマースサービスを提供するEC(Electric Commerce)サイトのサーバシステム(例えば、図1のサーバシステム1000)であって、ユーザ毎に、ログインアカウント情報と、前記eコマースサービスを享受するために使用する当該ユーザの内部処理用ユーザIDとを紐付けて記憶するユーザ識別情報記憶手段(例えば、図3の内部処理用IDテーブル560)と、ユーザ端末(例えば、図1のユーザ端末1500)から前記ログインアカウント情報を受信した場合に、当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDを当該ユーザ端末に送信して記憶させるログイン処理手段(例えば、図10のログイン処理部231)と、ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに基づいて前記eコマースサービスを提供するサービス提供処理手段(例えば、図10のサービス提供処理部233)と、前記eコマースサービスに係るサービス享受情報を当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶するサービス享受情報記憶手段(例えば、図5のサービス享受情報520)と、前記サービス享受情報に基づく閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを複数記憶する動画コンテンツ記憶手段(例えば、図12の動画データベース580)と、ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを当該ユーザ端末に閲覧可能に提供する動画提供処理手段(例えば、図12の動画提供処理部250)と、を備えたサーバシステムである。
また、他の発明として、eコマースサービスを提供するEC(Electric Commerce)サイトのeコマースサーバシステム(例えば、図1のeコマースサーバシステム1100a)と通信接続された動画コンテンツ提供サーバシステム(例えば、図1の動画コンテンツ提供サーバシステム1100b)であって、前記eコマースサーバシステムは、ユーザ毎に、ログインアカウント情報と、前記eコマースサービスを享受するために使用する当該ユーザの内部処理用ユーザIDとを紐付けて記憶するユーザ識別情報記憶手段と、ユーザ端末から前記ログインアカウント情報を受信した場合に、当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDを当該ユーザ端末に送信して記憶させるログイン処理手段と、ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに基づいて前記eコマースサービスを提供するサービス提供処理手段と、前記eコマースサービスに係るサービス享受情報を当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶するサービス享受情報記憶手段と、ユーザ端末を前記動画コンテンツ提供サーバシステムに接続する動画サービス接続制御手段(例えば、図10の動画サービス接続制御部235)と、を備え、前記サービス享受情報に基づく閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを複数記憶する動画コンテンツ記憶手段と、ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報を前記eコマースサーバシステムから取得し、当該取得したサービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを当該ユーザ端末に閲覧可能に提供する動画提供処理手段と、を備えた動画コンテンツ提供サーバシステムを構成してもよい。
第1の発明等によれば、ユーザのログインアカウント情報を内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶しておき、ログインアカウント情報を用いたユーザ端末のログイン時に、対応する内部処理用ユーザIDを当該ユーザ端末に記憶させることができる。そして、ユーザ端末から受信した内部処理用ユーザIDに基づいて当該ユーザ端末にeコマースサービスを提供し、当該eコマースサービスに係るサービス享受情報を内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶しておくことができる。一方で、複数の動画コンテンツをサービス享受情報に基づく閲覧許可条件と紐付けて記憶しておくことができる。そして、ユーザ端末から受信した内部処理用ユーザIDに基づいて、対応するサービス享受情報がその閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを、当該ユーザ端末に閲覧可能に提供することができる。つまり、ユーザは、ECサイトにアクセスして享受したeコマースサービスの内容に応じた動画コンテンツを閲覧することが可能となる。これによれば、ECサイトでのeコマースサービスの享受に関する価値を向上させるために動画コンテンツをユーザ端末に閲覧可能に提供することができ、当該サービス享受の動機付けを図ることのできる技術の提供が実現できる。
また、第2の発明として、前記動画提供処理手段は、ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす動画コンテンツの閲覧開始を指示する閲覧開始リンク体を、当該ユーザ端末に選択指示可能に表示させる、第1の発明のサーバシステムを構成してもよい。
第2の発明によれば、ユーザ端末に対する動画コンテンツの提供にあたり、サービス享受情報が閲覧許可条件を満たす動画コンテンツについて、その閲覧開始を指示する閲覧開始リンク体を当該ユーザ端末に選択可能に表示することができる。
また、第3の発明として、前記動画コンテンツには、他の動画コンテンツの閲覧途中又は閲覧終了時(以下包括して「ジャンプタイミング」という)に閲覧可能となるジャンプ先動画コンテンツが含まれ、前記動画提供処理手段は、ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす前記ジャンプ先動画コンテンツがある場合に、前記ジャンプタイミングにおいて、当該ジャンプ先動画コンテンツの前記閲覧開始リンク体を当該ユーザ端末に表示させる、第2の発明のサーバシステムを構成してもよい。
第3の発明によれば、閲覧開始リンク体を、動画コンテンツの閲覧途中又は閲覧終了時のジャンプタイミングにおいてユーザ端末に表示させることができる。
また、第4の発明として、前記サービス享受情報は、前記eコマースサービスにおける購入情報を含み、前記動画コンテンツ記憶手段は、前記購入情報に基づく前記閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを記憶する、第1~第3の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
第4の発明によれば、eコマースサービスにおける購入情報に基づく閲覧許可条件を紐付けた動画コンテンツを用意しておき、ユーザのECサイトでの購入情報がその閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを、当該ユーザのユーザ端末に閲覧可能に提供することが可能となる。
また、第5の発明として、前記購入情報に基づく前記閲覧許可条件は、特定の商品、又は、特定の組み合わせの商品を購入したことである、第4の発明のサーバシステムを構成してもよい。
第5の発明によれば、特定の商品又は特定の組み合わせの商品を購入したことを閲覧許可条件として紐付けた動画コンテンツを用意しておき、当該商品又は当該組み合わせの商品を購入したユーザのユーザ端末に対し、その動画コンテンツを閲覧可能に提供することが可能となる。
また、第6の発明として、前記サービス享受情報は、前記eコマースサービスにおける当該ユーザの会員ランク情報を含み、前記動画コンテンツ記憶手段は、前記会員ランク情報に基づく前記閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを記憶する、第1~第5の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
第6の発明によれば、eコマースサービスにおける会員ランク情報に基づく閲覧許可条件を紐付けた動画コンテンツを用意しておき、ユーザの会員ランク情報がその閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを、当該ユーザのユーザ端末に閲覧可能に提供することが可能となる。
また、第7の発明として、前記会員ランク情報は、有料会員であるか否かの情報である、第6の発明のサーバシステムを構成してもよい。
第7の発明によれば、例えば、有料会員であることを閲覧許可条件として紐付けた動画コンテンツを用意しておき、有料会員のユーザのユーザ端末に対し、その動画コンテンツを閲覧可能に提供するといったことが可能となる。
また、第8の発明として、前記会員ランク情報は、前記eコマースサービスの享受履歴に基づくランクの情報である、第6の発明のサーバシステムを構成してもよい。
第8の発明によれば、eコマースサービスの享受履歴に基づくランクを閲覧許可条件として紐付けた動画コンテンツを用意しておき、該当するランクのユーザのユーザ端末に対し、その動画コンテンツを閲覧可能に提供することが可能となる。
また、第9の発明として、前記サービス享受情報は、前記ECサイトの訪問履歴情報を含み、前記動画コンテンツ記憶手段は、前記訪問履歴情報に基づく前記閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを記憶する、第1~第8の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
第9の発明によれば、ECサイトの訪問履歴情報に基づく閲覧許可条件を紐付けた動画コンテンツを用意しておき、ユーザの訪問履歴情報がその閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを、当該ユーザのユーザ端末に閲覧可能に提供することが可能となる。
サーバシステムの全体構成例を示す図。 ECサイトのトップ画面の一例を示す図。 内部処理用IDテーブルのデータ構成例を示す図。 動画提供処理の概略手順を示すフローチャート。 サービス享受情報のデータ構成例を示す図。 購入情報のデータ構成例を示す図。 会員ランク情報のデータ構成例を示す図。 閲覧開始リンク体の表示例を示す図。 閲覧開始リンク体の他の表示例を示す図。 eコマースサーバシステムの機能構成例を示すブロック図。 ユーザ管理データのデータ構成例を示す図。 動画コンテンツ提供サーバシステムの機能構成例を示すブロック図。 動画コンテンツデータのデータ構成例を示す図。 ユーザ端末、eコマースサーバシステム、および動画コンテンツ提供システムにおけるデータの送受に着目した処理の流れを示すフローチャート。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態によって本発明が限定されるものではなく、本発明を適用可能な形態が以下の実施形態に限定されるものでもない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付す。
[全体構成]
図1は、本実施形態におけるサーバシステム1000の全体構成例を示す図である。図1に示すように、サーバシステム1000は、EC(Electric Commerce)サイトのサーバシステムであるeコマースサーバシステム1100aと、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bとを備え、ネットワーク9を介してユーザが所持するユーザ端末1500と相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
ネットワーク9は、データ通信が可能な通信路を意味する。すなわち、ネットワーク9とは、直接接続のための専用線(専用ケーブル)やイーサネット(登録商標)等によるLAN(Local Area Network)の他、電話通信網やケーブル網、インターネット等の通信網を含む意味であり、また、通信方法については有線/無線を問わない。
eコマースサーバシステム1100aは、eコマースサービスを行うウェブサイトであるECサイトを運営する事業者によって管理され、当該ECサイトで取り扱う商品の販売やサービスの提供に関する処理を行う。本実施形態では、eコマースサーバシステム1100aは、商品データベース570において販売商品を管理する。そして、ユーザ端末1500からの商品の注文を受け付けて、当該ユーザ端末1500のユーザへの購入商品の配送手配等を行う。
動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、動画コンテンツを管理する動画データベース580を備え、ユーザ端末1500に対して動画コンテンツを閲覧可能に提供する。本実施形態では、ユーザ端末1500からの閲覧要求をECサイト経由で受け付けて、指定された動画コンテンツを当該ユーザ端末1500に配信する制御を行う。なお、ユーザ端末1500からの閲覧要求を動画コンテンツ提供サーバシステム1100bが直接受け付けて、指定された動画コンテンツを当該ユーザ端末1500に配信する制御を行うこととしてもよい。
ユーザ端末1500は、ユーザが使用するコンピュータシステムであり、専用又は汎用のブラウザプログラムを実行することによって、eコマースサーバシステム1100aが公開するECサイトにアクセスすることができる。また、本実施形態では、ECサイトを介して動画コンテンツ提供サーバシステム1100bにアクセスすることができ、ECサイトでの商品購入や、動画コンテンツの閲覧が行える。このユーザ端末1500の形態は特に限定されるものではなく、図1に示したパソコン1500-1やスマートフォン1500-2の他、携帯電話機、携帯型ゲーム装置、据置型家庭用ゲーム装置、据置型家庭用ゲーム装置のコントローラ、業務用ゲーム装置、タブレット型コンピュータ、ウェアラブルコンピュータ等の形態を取り得る。
[詳細]
図2は、ECサイトのトップ画面例を示す図である。図2に示すように、トップ画面は、買うメニューM11と、観るメニューM13とを備える。
1.サービス提供処理
先ず、トップ画面の買うメニューM11は、ECサイトで買い物をしたいときに選択するメニューである。ユーザは、この買うメニューM11から欲しい商品を指定して購入操作を行うことで、当該商品を購入することができる。
そのために、eコマースサーバシステム1100aは、ECサイトにアクセスしたユーザ端末1500において買うメニューM11が選択された場合に、サービス提供処理を行ってeコマースサービスを提供する。具体的には先ず、ECサイトで取り扱う商品の一覧画面(商品一覧画面)を表示する制御を行う。ユーザは、この商品一覧画面において購入する商品を選び、購入操作を行う。
ここで、本実施形態では、ECサイトでの商品の購入にあり、ユーザのログイン手続きを要求する。そのため、購入操作の時点で未ログインの場合は、eコマースサーバシステム1100aは、当該購入操作がなされたユーザ端末1500に対してログイン画面を表示する制御を行う。また、アカウントが未登録のユーザである場合には、ログイン手続きに先立ってアカウントの登録手続きを要求する。その場合は、eコマースサーバシステム1100aは、当該ユーザ端末1500に対し、アカウント登録画面を表示制御する。
そして、アカウント登録画面にてユーザが氏名や配送先の住所、電話番号、決済情報等の個人情報を入力すると、eコマースサーバシステム1100aは、アカウント登録に関する処理を行う。すなわち、ログインアカウント情報として当該ユーザに固有のユーザIDを発給し、入力された個人情報やパスワードを含むユーザに関する情報をユーザIDと紐付けて登録する。また、ユーザIDと1対1で対応する内部処理用ユーザIDを併せて発給し、両者を対応付けて内部処理用IDテーブルに登録する。図3は、内部処理用IDテーブル560のデータ構成例を示す図である。図3に示すように、内部処理用IDテーブル560は、アカウントを済ませた各ユーザのユーザIDと対応付けて、その内部処理用ユーザIDを設定したデータテーブルである。内部処理用ユーザIDは、システムの内部処理に用いられるためのユーザIDであり、原則、非公開であるため、非公開ユーザIDということもできる。ただし、非公開の意味は、ユーザとして操作上必要とならないために一般に利用可能に提供するIDではない、という意味であり、常に非公開でなければならないことはなく、特定のコマンドを入力することで表示可能としてもよい他、画面中に特定しづらい形で表示したり、特定の文字列の中に表示するなどして外部から確認できるようにしてもよい。
一方、ログイン画面にてユーザがユーザIDやパスワード等の入力を行うと、eコマースサーバシステム1100aは、その認証等のログイン処理を行う。本実施形態のログイン処理では、入力されたユーザIDを認証すると、内部処理用IDテーブル560から対応する内部処理用ユーザIDを読み出し、クッキー(Cookie)等を利用してユーザ端末1500に記憶させる。その後は、ユーザ端末1500のログイン状態が維持される。本実施形態では、ログイン状態の場合に、購入操作後の購入手続きや、後述する閲覧操作後の動画コンテンツの閲覧が可能となる。
図2の買うメニューM11での購入操作に戻り、ユーザ端末1500での購入操作を検出して適宜アカウント登録処理やログイン処理を行ったならば、eコマースサーバシステム1100aは、電子決済業者等が運営する外部の電子決済サーバと連携し、指定された商品の購入手続きを行う。購入手続きに際し、電子決済サーバは、eコマースサーバシステム1100aからの問合せに応答して商品の購入額をユーザのクレジットカードやプリペイドカード等で清算する処理を行う。そして、eコマースサーバシステム1100aは、電子決済サーバによる清算を終えた商品について、その配送手配等の処理を行う。
2.動画提供処理
次に、トップ画面の観るメニューM13は、動画データベース580に登録されている動画コンテンツを閲覧したいときに選択するメニューである。ユーザは、この観るメニューM13から閲覧したい動画コンテンツを指定して閲覧操作を行うことで、当該動画コンテンツを閲覧することができる。
そのために、eコマースサーバシステム1100aは、ECサイトにアクセスしたユーザ端末1500において観るメニューM13が選択された場合に、当該ユーザ端末1500を当該動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに接続する。一方、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは動画提供処理を行い、eコマースサーバシステム1100aによって接続されたユーザ端末1500に対し、動画コンテンツを閲覧可能に提供する。図4は、本実施形態における動画提供処理の概略手順を説明するためのフローチャートである。なお、図4では、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに接続された1つのユーザ端末(以下「注目ユーザ端末」ともいう)1500に着目した動画提供処理の流れを示しており、複数のユーザ端末1500が接続されている場合には、それらユーザ端末1500毎に本処理を行う。
図4に示すように、動画提供処理では、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、eコマースサーバシステム1100aによってユーザ端末1500が接続された場合に(ステップS1:YES)、当該ユーザ端末(注目ユーザ端末)1500に対し、そのユーザが閲覧可能な動画コンテンツの一覧画面(コンテンツ一覧画面)を表示する制御を行う(ステップS3)。
ここで、動画データベース580に登録されている動画コンテンツは、全てのユーザが無条件で閲覧可能な動画コンテンツ(以下「条件無し動画コンテンツ」という)と、閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツ(以下「条件付き動画コンテンツ」という)とを含む。閲覧許可条件は、eコマースサーバシステム1100aが提供するeコマースサービスに係るサービス享受情報に基づく条件として、条件付き動画コンテンツ毎に予め設定される。
図5は、サービス享受情報520のデータ構成例を示す図である。また、図6は、購入情報530のデータ構成例を示す図であり、図7は、会員ランク情報540のデータ構成例を示す図である。サービス享受情報520は、当該eコマースサービスにおけるユーザの購入情報530と、当該eコマースサービスにおける当該ユーザの会員ランク情報540と、当該ユーザのECサイトの訪問履歴情報550とを含み、eコマースサーバシステム1100aにおいて、アカウント登録済みのユーザ毎に管理されている。より詳細には、図11を参照して後述するように、サービス享受情報520は、ユーザID511と対応付けられてユーザ管理データ510に設定され、内部処理用IDテーブル560の設定によって該当するユーザの内部処理用ユーザIDと紐付けられる。
購入情報530は、当該ユーザがECサイトで購入した商品の種類や個数、購入額等を含む。本実施形態では、購入情報530は、図6に示すように、当該ユーザの注文履歴として、注文毎に蓄積・記憶される。具体的には、購入情報530は、注文ID531と、注文日時532と、発送日や到着日、配送業者等の配送情報533と、支払方法534と、購入商品情報535とを含む。そして、購入商品情報535は、該当する注文で購入された商品の商品名と、購入数と、当該商品当たりの支払額と、支払総額とが設定される。
会員ランク情報540は、図7に示すように、会員種別541と、会員ランク543とを含む。本実施形態では、アカウント登録を行えば無料会員になれるが、所定額の会費を支払うことで無料会員よりも有利な特典が得られる有料会員になれる。そして、会員種別541は、当該ユーザがこの有料会員なのか無料会員なのかの識別情報を記憶する。また、有料会員の場合、eコマースサービスの享受履歴に基づくランクが設定される。本実施形態では、注文毎の支払総額の累計額(累計支払総額)に応じて「ノーマル」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4段階のランクが設定されるものとする。ランクは、そのユーザの累計支払総額に応じて上がっていく。もちろん、ランクの段階数は2段階や3段階でもよいし、5段階以上であってもよい。そして、会員ランク543は、対応する会員種別541が有料会員の場合に設定され、当該ユーザが属するランクの識別情報を記憶する。
訪問履歴情報550は、当該ユーザのECサイトのアクセス回数やアクセス頻度、アクセス日時等を随時更新して記憶する。商品の購入回数や購入頻度、動画コンテンツの閲覧回数や閲覧頻度、閲覧した動画コンテンツの動画コンテンツID591(図13を参照)等を含めて更新・記憶しておく構成としてもよい。
そして、条件付き動画コンテンツは、例えば、特定の商品又は商品の特定の組み合わせといった購入情報に基づく条件が閲覧許可条件として設定されたものを含む。これにより、条件付き動画コンテンツは、例えば、ECサイトで特定の商品を購入したユーザのみが観ることのできる動画コンテンツ等として、動画データベース580に登録しておくことができる。
その他にも、例えば、ECサイトでの販売商品に購入ポイントを紐付けておき、ユーザが商品を購入するとその購入ポイントを付与するようにして、ユーザ毎に獲得した購入ポイント数を管理しておく。そして、例えば、「獲得購入ポイント数が所定数を超えたこと」を閲覧許可条件とした条件付き動画コンテンツを含めてもよい。また、「予め定められる“当たり”の商品を購入していること」をサブ条件(他の条件とのAND条件或いはOR条件)として閲覧許可条件に含めてもよい。例えば、特定の商品を“当たり”として設定しておくのでもよいし、“当たり”の商品をランダムに選んで設定する構成でもよい。“当たり”の商品は、日毎や月毎等、所定の期間毎に変更してもよい。また、“当たり”の商品が何であるかを公開することとしてもよいし、非公開としてもよい。当該サブ条件をOR条件とし、“当たり”の商品を非公開とする場合には、購入ポイント数が少ないユーザであっても、たまたま購入した商品が“当たり”の商品であった場合には閲覧許可条件を満たすこととなる。当該サブ条件をAND条件とする場合には、例えば、購入ポイント数が所定数を超えたとしても、“当たり”の商品を購入していなければ閲覧許可条件を満たさないこととなる。
また、条件付き動画コンテンツは、例えば、会員種別や会員ランクを規定した会員ランク情報に基づく条件が閲覧許可条件として設定されたものを含む。具体的には、有料会員であるか否かが閲覧許可条件として設定されたものや、特定の会員ランクが閲覧許可条件として設定されたもの等が挙げられる。これにより、条件付き動画コンテンツは、例えば、有料会員のユーザのみが観ることのできる動画コンテンツや、特定のランクに所属しており累計支払総額が所定額を超えるユーザのみが観ることのできる動画コンテンツ等として、動画データベース580に登録しておくことができる。
また、条件付き動画コンテンツは、例えば、ECサイトのアクセス回数やアクセス頻度を規定したECサイトの訪問履歴情報に基づく条件が閲覧許可条件として設定されたものを含む。他にも、例えば、「ECサイトに毎日連続してアクセスした回数である連続訪問日数が所定日数を超えていること」や「特定の動画コンテンツ(条件無し動画コンテンツでも条件付き動画コンテンツでもよい)を既に閲覧していること」等を閲覧許可条件としたものを含めてもよい。これにより、条件付き動画コンテンツは、例えば、ECサイトに所定回数以上アクセスしたり高頻度でアクセスすると観ることのできる動画コンテンツや、毎日必ずECサイトにアクセスしていると観ることのできる動画コンテンツ、ある動画コンテンツを閲覧済みの場合に観ることのできる動画コンテンツ等として、動画データベース580に登録しておくことができる。その他、商品の購入回数や購入頻度、動画コンテンツの閲覧回数や閲覧頻度等を閲覧許可条件とした動画コンテンツを含めてもよい。
図4のステップS3に戻る。本実施形態では、コンテンツ一覧画面において、動画データベース580に登録されている条件無し動画コンテンツを一覧表示する。そして、ユーザは、このコンテンツ一覧画面にて観たい条件無し動画コンテンツを1つ選び、閲覧操作を行う。そして、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、注目ユーザ端末1500での閲覧操作を検出すると(ステップS5:YES)、当該閲覧操作で選択された条件無し動画コンテンツの配信制御を開始し、当該動画コンテンツを注目ユーザ端末1500に閲覧可能に提供する(ステップS7)。
また、本実施形態では、ユーザ端末1500は、閲覧操作時において自端末に内部処理用ユーザIDが記憶されている場合には、その内部処理用ユーザIDを動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに自動的に送信する。そのため、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、注目ユーザ端末1500からの内部処理用ユーザIDを受信すると(ステップS9:YES)、eコマースサーバシステム1100aから注目ユーザ端末1500のユーザのサービス享受情報を取得する制御を行う(ステップS11)。具体的には先ず、eコマースサーバシステム1100aに対し、ステップS9で受信した内部処理用ユーザIDとともにサービス享受情報の取得要求を通知する。これに応答し、eコマースサーバシステム1100aは、その内部処理用ユーザIDに対応するユーザIDを内部処理用IDテーブル560から読み出す。そして、当該ユーザIDに従って該当するユーザのユーザ管理データ510(図11を参照)からサービス享受情報520を読み出し、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに送信する。
サービス享受情報を取得したならば、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、動画データベース580に登録されている条件付き動画コンテンツの中から、当該サービス享受情報がその閲覧許可条件を満たす条件付き動画コンテンツを抽出する(ステップS13)。上記したように、本実施形態では、動画データベース580には、購入情報に基づく条件や会員ランク情報に基づく条件、訪問履歴情報に基づく条件が閲覧許可条件として設定された条件付き動画コンテンツが登録されている。よって、ここでの処理により、注目ユーザ端末1500のユーザがECサイトで購入した商品や当該購入商品の組み合わせがその閲覧許可条件として設定された条件付き動画コンテンツが抽出される。また、当該ユーザの会員種別や会員ランクがその閲覧許可条件を満たす条件付き動画コンテンツが抽出される。或いは、当該ユーザによるECサイトのアクセス回数やアクセス頻度等がその閲覧許可条件を満たす条件付き動画コンテンツが抽出される。
続いて、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、ステップS13において抽出された条件付き動画コンテンツがあるときは、当該動画コンテンツをジャンプ先動画コンテンツとする(ステップS15)。複数の条件付き動画コンテンツが抽出された場合は、その全部をジャンプ先動画コンテンツとするのでもよいし、その中から選出した所定数個をジャンプ先動画コンテンツとするのでもよい。またその際に、注目ユーザ端末1500のユーザが未閲覧の条件付き動画コンテンツを優先的に選出するようにしてもよい。本実施形態では、ジャンプ先動画コンテンツを最大4つとして、抽出された条件付き動画コンテンツからジャンプ先動画コンテンツをランダムに選出することとする。
ジャンプ先動画コンテンツを選出したならば、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、ジャンプタイミングとなるまで待機する。そして、ジャンプタイミングが到来したならば(ステップS17:YES)、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、ジャンプ先動画コンテンツの閲覧開始を指示する閲覧開始リンク体の表示を制御する(ステップS19)。
図8は、閲覧開始リンク体Iの表示例を示す図である。本実施形態では、図4のステップS7で配信制御を開始した動画コンテンツの閲覧終了時(つまり、コンテンツ一覧画面から選択した条件無し動画コンテンツの閲覧終了時)をジャンプタイミングとする。したがって、図8に示すように、動画コンテンツの閲覧を終了すると、その再生画面W2において、ジャンプ先動画コンテンツの閲覧開始リンク体Iが表示される。図8では、4つの閲覧開始リンク体Iが並べて表示されている。ユーザは、観たいジャンプ先動画コンテンツがあれば、その閲覧開始リンク体Iをタッチ操作することで閲覧できる。
具体的には、各閲覧開始リンク体Iには、その条件付き動画コンテンツにジャンプして当該動画コンテンツを閲覧するためのリンク先がそれぞれ埋め込まれており、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、当該条件付き動画コンテンツのサムネイル画像として閲覧開始リンク体Iを表示させる。そして、図4に示すように、注目ユーザ端末1500において何れかの閲覧開始リンク体Iがタッチ操作されたときには(ステップS21:YES)、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、当該閲覧開始リンク体Iのリンク先に従って該当する動画コンテンツを配信する制御を開始し、当該動画コンテンツを注目ユーザ端末1500に閲覧可能に提供する(ステップS23)。
その後は、本処理の終了判定がされなければ(ステップS25:NO)、ステップS3に戻って上記した処理を繰り返す。
なお、ジャンプタイミングは、条件無し動画コンテンツの閲覧終了時に限らず、その閲覧途中のタイミングとする構成でもよい。例えば、再生開始からの時間によって予めジャンプタイミングとする閲覧途中のタイミングを設定しておく構成でもよいし、条件無し動画コンテンツ毎にその途中の所定のタイミングをジャンプタイミングとして設定しておく構成でもよい。その場合は、当該ジャンプタイミングの設定に従い、条件無し動画コンテンツの閲覧途中において、例えば動画コンテンツの再生画面上にジャンプ先動画コンテンツの閲覧開始リンク体Iを表示する制御を行う。このときに表示する閲覧開始リンク体Iは小さいサイズのサムネイルであってもよいし、所定形状のマーカ等の表示体であってもよい。
また、条件無し動画コンテンツ毎に、上記したジャンプタイミングの設定と併せてそのジャンプ先動画コンテンツである条件付き動画コンテンツの動画コンテンツID591(図13を参照)を設定しておいてもよい。そして、注目ユーザ端末1500のユーザのサービス享受情報がその閲覧許可条件を満たす場合に、そのジャンプタイミングにおいて閲覧開始リンク体Iの表示を制御することとしてもよい。
図9は、閲覧途中に閲覧開始リンク体Iを表示する場合の表示例を示す図である。図9の例では、再生画面W3上に2つの閲覧開始リンク体Iが表示されている。本例のように閲覧途中で閲覧開始リンク体Iを表示する構成の場合には、再生バーB3において、閲覧開始リンク体Iの表示タイミング(つまりジャンプタイミング)を識別表示するようにしてもよい。具体的には、図9に示すように、例えば、再生バーB3のジャンプタイミングに対応する位置P31,P33,P35の表示色を他と変更する等して、閲覧途中のジャンプタイミングを識別可能に表示する制御を行う。
また、条件無し動画コンテンツの閲覧途中や閲覧終了時だけでなく、条件付き動画コンテンツの閲覧途中や閲覧終了時、つまり、閲覧開始リンク体Iを選択したことによるジャンプ先動画コンテンツ(条件付き動画コンテンツ)の閲覧途中の所定のタイミングや閲覧終了時をジャンプタイミングとして、閲覧開始リンク体Iの表示を制御する構成としてもよい。その場合は、図4のステップS23でジャンプ先動画コンテンツの配信制御を開始した後、ステップS15に戻る。そして、前段のステップS14で抽出した条件付き動画コンテンツから再度ジャンプ先動画コンテンツを選び、ジャンプタイミングを待って閲覧開始リンク体Iの表示を制御する。
[機能構成]
1.eコマースサーバシステム
図10は、eコマースサーバシステム1100aの機能構成例を示すブロック図である。図10に示すように、本実施形態のeコマースサーバシステム1100aは、操作入力部100と、eコマースサーバ処理部200aと、画像表示部390と、通信部394と、eコマースサーバ記憶部500aとを備える。
操作入力部100は、システム管理や保守等のための各種操作を入力するためのものであり、例えばキーボードやマウス、タッチパネル等で実現できる。
eコマースサーバ処理部200aは、例えばCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等の各種マイクロプロセッサ、ICメモリ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(field-programmable gate array)、SoC(System on a Chip)等の電子部品によって実現でき、操作入力部100やeコマースサーバ記憶部500aを含む装置各部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100からの操作入力信号、ユーザ端末1500から受信したデータ等に基づいて各種の演算処理を行い、eコマースサーバシステム1100aの動作を統括制御する。
このeコマースサーバ処理部200aは、ユーザ管理部210と、サービス管理部230とを備える。
ユーザ管理部210は、アカウント登録に係る処理およびユーザID(ログインアカウント情報)に紐付けられる各ユーザのデータの管理を行う。例えば、アカウント登録を済ませたユーザへの固有のユーザIDの付与処理、ユーザID別に個人情報を登録管理する登録情報管理処理、ログインおよびログアウトの履歴等を管理する利用履歴管理処理等を実行することができる。勿論、これら以外のユーザIDに紐付けられる他のデータの管理処理も適宜含めることができる。
サービス管理部230は、ECサイトを公開して、eコマースサービスの提供に係る各種処理を行う。このサービス管理部230は、ログイン処理部231と、サービス提供処理部233と、動画サービス接続制御部235とを含む。
ログイン処理部231は、ログイン処理を行う機能部であり、ユーザがログイン画面にてユーザIDやパスワードを入力したことでそのユーザ端末1500からログイン要求を受信した場合に、当該ユーザの内部処理用ユーザIDを内部処理用IDテーブル560から読み出して送信し、当該ユーザ端末1500に記憶させる。
サービス提供処理部233は、サービス提供処理を行う機能部であり、ユーザ端末1500から受信した内部処理用ユーザIDに基づいて、eコマースサービスを提供する。本実施形態では、買うメニューM11(図2を参照)でのユーザのオンラインショッピングを実現するための各種処理を行う。また、サービス提供処理部233は、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bからのサービス享受情報の取得要求を受信した場合は、その内部処理用ユーザIDをもとに該当するユーザのユーザ管理データ510からサービス享受情報520を読み出し、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに送信する。
動画サービス接続制御部235は、ユーザ端末1500を動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに接続する。本実施形態では、ユーザがECサイトにおいて観るメニューM13(図2を参照)を選択したことでそのユーザ端末1500から接続要求を受信した場合に、当該ユーザ端末1500を動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに接続する。
画像表示部390は、eコマースサーバ処理部200aから入力される画像信号に基づいてシステム管理等のための各種画面を表示する。例えば、フラットパネルディスプレイ、プロジェクター、ヘッドマウントディスプレイといった画像表示装置によって実現できる。
通信部394は、外部装置(例えば動画コンテンツ提供サーバシステム1100bやユーザ端末1500)との間でデータを送受するための通信装置であり、ネットワーク9と接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現できる。
eコマースサーバ記憶部500aには、eコマースサーバシステム1100aを動作させ、eコマースサーバシステム1100aが備える種々の機能を実現するためのプログラムや、このプログラムの実行中に使用されるデータ等が予め記憶され、或いは処理の都度一時的に記憶される。例えば、RAMやROM等のICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD-ROMやDVD等の光学ディスク等によって実現できる。
例えば、eコマースサーバ記憶部500aは、eコマースサービス提供プログラム501と、ユーザ管理データ510と、図3に示した内部処理用IDテーブル560と、商品データベース570とを記憶する。またその他にも、タイマーやカウンタ、各種フラグ等、必要なデータも適宜記憶できる。
eコマースサービス提供プログラム501は、eコマースサーバ処理部200aをユーザ管理部210およびサービス管理部230として機能させるためのプログラムである。
ユーザ管理データ510は、ユーザ登録を済ませたユーザ毎に用意され、当該ユーザの管理用の各種データを記憶する。具体的には、1つのユーザ管理データ510は、図11に示すように、当該ユーザのユーザID511と、パスワード513と、個人情報515と、図5~図7を参照して説明したサービス享受情報520とを含む。
個人情報515は、該当するユーザ当該ユーザがアカウント登録時に入力した氏名や住所、電話番号、決済情報等を記憶する。
商品データベース570は、ECサイトの販売商品に関する情報を記憶する。例えば、販売商品毎に、その商品IDや商品名、単価、在庫情報等を記憶する。その商品が例えば音楽、映画、電子書籍、ゲーム等のデジタルコンテンツの場合は、当該コンテンツのデータを併せて記憶する。
2.動画コンテンツ提供サーバシステム
図12は、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bの機能構成例を示すブロック図である。なお、図12では、eコマースサーバシステム1100aと同様の構成には同一の符号を付している。図12に示すように、本実施形態の動画コンテンツ提供サーバシステム1100bは、操作入力部100と、動画サーバ処理部200bと、画像表示部390と、通信部394と、動画サーバ記憶部500bとを備える。
動画サーバ処理部200bは、例えばCPUやGPU、DSP等の各種マイクロプロセッサ、ICメモリ、ASIC、FPGA、SoC等の電子部品によって実現でき、操作入力部100や動画サーバ記憶部500bを含む装置各部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100からの操作入力信号、ユーザ端末1500から受信したデータ等に基づいて各種の演算処理を行い、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bの動作を統括制御する。
この動画サーバ処理部200bは、動画提供処理部250を備える。
動画提供処理部250は、動画提供処理を行う機能部であり、eコマースサーバシステム1100aの動画サービス接続制御部235によって動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに接続されたユーザ端末1500に対し、動画コンテンツを閲覧可能に提供する。本実施形態では、(1)当該ユーザ端末1500に対するコンテンツ一覧画面の表示制御、(2)コンテンツ一覧画面での閲覧操作に応じて動画コンテンツ(条件無し動画コンテンツ)を配信する制御、(3)ユーザ端末1500から閲覧操作時等の適宜タイミングで内部処理用ユーザIDを受信した場合にサービス享受情報の取得要求をeコマースサーバシステム1100aに通知し、当該ユーザ端末1500のユーザのサービス享受情報を取得する制御、(4)当該サービス享受情報がその閲覧許可条件を満たす条件付き動画コンテンツをジャンプ先動画コンテンツとして選出し、所定のジャンプタイミングにおいて当該ジャンプ先動画コンテンツの閲覧開始リンク体Iを表示する制御、(5)当該閲覧開始リンク体Iの選択操作に応じてジャンプ先動画コンテンツ(条件付き動画コンテンツ)を配信する制御、等を行う。
通信部394は、外部装置(例えばeコマースサーバシステム1100aやユーザ端末1500)との間でデータを送受するための通信装置であり、ネットワーク9と接続して通信を実現する。
動画サーバ記憶部500bには、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bを動作させ、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bが備える種々の機能を実現するためのプログラムや、このプログラムの実行中に使用されるデータ等が予め記憶され、或いは処理の都度一時的に記憶される。例えば、RAMやROM等のICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD-ROMやDVD等の光学ディスク等によって実現できる。
例えば、動画サーバ記憶部500bは、動画提供プログラム502と、動画データベース580とを記憶する。またその他にも、タイマーやカウンタ、各種フラグ等、必要なデータも適宜記憶できる。
動画提供プログラム502は、動画サーバ処理部200bを動画提供処理部250として機能させるためのプログラムである。
動画データベース580は、複数の動画コンテンツデータ590を蓄積・記憶する。具体的には、1つの動画コンテンツデータ590は、図13に示すように、該当する動画コンテンツの動画コンテンツID591と、動画種別593と、閲覧許可条件595と、動画データ597とを含む。
動画種別593は、当該動画コンテンツが条件無し動画コンテンツなのか条件付き動画コンテンツなのかの識別情報を記憶する。閲覧許可条件595は、対応する動画種別593が条件付き動画コンテンツの場合に設定される。本実施形態では、閲覧許可条件595は、eコマースサーバシステム1100aが提供するeコマースサービスに係るサービス享受情報(購入情報や会員ランク情報、訪問履歴情報)に基づく条件として、条件付き動画コンテンツ毎に設定される。
[処理の流れ]
図14は、ECサイトでのユーザの操作入力に応じて当該ユーザ端末1500、eコマースサーバシステム1100a、および動画コンテンツ提供サーバシステム1100bが行う内部処理用ユーザID等のデータの送受に着目した処理の流れを説明するフローチャートである。ここで説明する処理は、eコマースサーバシステム1100aにおいてeコマースサーバ処理部200aがeコマースサービス提供プログラム501を読み出して実行し、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bにおいて動画サーバ処理部200bが動画提供プログラム502を読み出して実行することによって実現される。
先ず、ユーザ端末1500でなされた商品の購入操作時や動画コンテンツの閲覧操作時においてそのユーザ端末1500が未ログインの状態のときには、当該ユーザ端末1500は、ログイン画面にてユーザIDやパスワードの入力を受け付けて、eコマースサーバシステム1100aにログイン要求を通知する(ステップS101)。その際、ユーザ端末1500は、入力されたユーザID等をログイン要求とともに通知する。これに応答して、eコマースサーバシステム1100aでは、ログイン処理部231がログイン処理を開始する。そして、このログイン処理において、ログイン処理部231は、当該ログイン要求を行ったユーザ端末から受信したユーザIDに対応する内部処理用ユーザIDを内部処理用IDテーブル560から読み出し、当該ユーザ端末1500に送信して記憶させる(ステップS201)。例えば、ユーザ端末1500は、受信した内部処理用ユーザIDをクッキーの情報の一部として自端末に記憶しておく(ステップS103)。
また、ユーザ端末1500において買うメニューM11(図2を参照)が選択され(ステップS105:YES)、購入操作時がなされた場合には(ステップS107:YES)、自端末に記憶されている内部処理用ユーザIDをeコマースサーバシステム1100aに通知する(ステップS109)。一方、eコマースサーバシステム1100aでは、サービス提供処理部233がサービス提供処理を行い、当該ユーザ端末1500から受信した内部処理用ユーザIDに基づいてeコマースサービスを提供する(ステップS203)。本実施形態では、内部処理用ユーザIDをもとに該当するユーザのユーザIDを内部処理用IDテーブル560から読み出し、当該ユーザIDと紐付けられた個人情報515を参照して購入手続きや配送手配等に係る処理を行う。
また、ユーザ端末1500において観るメニューM13(図2を参照)が選択された場合には(ステップS111:YES)、当該ユーザ端末1500は、eコマースサーバシステム1100aに対して動画コンテンツ提供サーバシステム1100bとの接続要求を通知する(ステップS113)。これに応答し、eコマースサーバシステム1100aでは、動画サービス接続制御部235が、当該ユーザ端末1500を動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに接続するための制御を行う(ステップS205)。その結果、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bにユーザ端末1500が接続されると(ステップS301:YES)、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bでは、動画提供処理部250が動画提供処理を開始して、動画データベース580に登録されている動画コンテンツ(条件無し動画コンテンツ又は条件付き動画コンテンツ)を当該ユーザ端末1500に閲覧可能に提供する。
具体的には、図4を参照して説明したように、動画提供処理では先ず、当該ユーザ端末1500にコンテンツ一覧画面を表示する制御を行い、条件無し動画コンテンツのリストをユーザに提示する。そして、コンテンツ一覧画面にてリストから1つが選択されて閲覧操作がなされると、当該条件無し動画コンテンツの配信制御を行う。また、図14に示すように、ユーザ端末1500は、コンテンツ一覧画面での閲覧操作に際し(ステップSS115:YES)、自端末の内部処理用ユーザIDを動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに通知する(ステップS117)。
一方、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bでは、動画提供処理において接続されているユーザ端末1500から内部処理用ユーザIDを受信した場合には(ステップS303:YES)、動画提供処理部250は、eコマースサーバシステム1100aに対し、受信した内部処理用ユーザIDとともにサービス享受情報の取得要求を通知する(ステップS305)。これに応答し、eコマースサーバシステム1100aでは、サービス提供処理部233が、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bから受信した内部処理用ユーザIDに対応するユーザIDを内部処理用IDテーブル560から読み出し、当該ユーザIDと紐付けられたサービス享受情報520を読み出して、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bに送信する(ステップS207)。
また、動画コンテンツ提供サーバシステム1100bでは、動画提供処理部250は、ステップS307でeコマースサーバシステム1100aから受信したサービス享受情報に基づいて、ジャンプ先動画コンテンツの選出や閲覧開始リンク体Iの表示制御、ジャンプ先動画コンテンツ(条件付き動画コンテンツ)の配信制御等を行う(図4のステップS13~ステップS23を参照)。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザは、ECサイトでの自身の購入情報や会員ランク情報、当該ECサイトの訪問履歴情報といった、当該ECサイトにおけるeコマースサービスのサービス享受情報がその閲覧許可条件を満たす条件付き動画コンテンツを閲覧することが可能となる。これによれば、ECサイトでのeコマースサービスの享受に関する付加価値として動画コンテンツをユーザ端末に閲覧可能に提供することができ、当該サービス享受の動機付けを図ることのできる技術の提供が実現できる。
なお、上記実施形態では、コンテンツ一覧画面での閲覧操作の時点でユーザ端末1500が未ログインの状態であればログイン手続きを要求し、その上で選択された条件無し動画コンテンツの配信制御を行うこととした。これに対し、未ログインの状態のままで当該条件無し動画コンテンツの配信制御を行う構成としてもよい。その場合は、閲覧操作の時点でログイン状態の場合にのみジャンプ先動画コンテンツの選出等を行って、ジャンプタイミングにおける閲覧開始リンク体Iの表示を制御する。そして、閲覧操作の時点で未ログインの状態の場合には、閲覧開始リンク体Iの表示制御は行わないこととしてもよい。
また、上記実施形態では、eコマースサーバシステム1100aと動画コンテンツ提供サーバシステム1100bとが別体のシステムとして構成されたサーバシステム1000を例示したが、別体とする構成に限らず、eコマースサーバシステム1100aの機能と動画コンテンツ提供サーバシステム1100bの機能とを備えた一体のサーバシステムを構成してもよい。
1000…サーバシステム
1100a…eコマースサーバシステム
100…操作入力部
200a…eコマースサーバ処理部
210…ユーザ管理部
230…サービス管理部
231…ログイン処理部
233…サービス提供処理部
235…動画サービス接続制御部
390…画像表示部
394…通信部
500a…eコマースサーバ記憶部
501…eコマースサービス提供プログラム
510…ユーザ管理データ
511…ユーザID
515…個人情報
520…サービス享受情報
530…購入情報
535…購入商品情報
540…会員ランク情報
541…会員種別
543…会員ランク
550…訪問履歴情報
560…内部処理用IDテーブル
570…商品データベース
1100b…動画コンテンツ提供サーバシステム
200b…動画サーバ処理部
250…動画提供処理部
500b…動画サーバ記憶部
502…動画提供プログラム
580…動画データベース
590…動画コンテンツデータ
591…動画コンテンツID
593…動画種別
595…閲覧許可条件
597…動画データ
1500…ユーザ端末
9…ネットワーク

Claims (11)

  1. eコマースサービスを提供するEC(Electric Commerce)サイトのサーバシステムで
    あって、
    ユーザ毎に、ログインアカウント情報と、前記eコマースサービスを享受するために使用する当該ユーザの内部処理用ユーザIDとを紐付けて記憶するユーザ識別情報記憶手段と、
    ユーザ端末から前記ログインアカウント情報を受信した場合に、当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDを当該ユーザ端末に送信して記憶させるログイン処理手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに基づいて前記eコマースサービスを提供するサービス提供処理手段と、
    前記eコマースサービスに係るサービス享受情報を当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶するサービス享受情報記憶手段と、
    前記サービス享受情報に基づく閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを複数記憶する動画コンテンツ記憶手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす動画コンテンツの閲覧開始を指示する閲覧開始リンク体を、当該ユーザ端末に選択指示可能に表示させ、当該閲覧開始の指示に応じて当該動画コンテンツを当該ユーザ端末に閲覧可能に提供する動画提供処理手段と、
    を備えたサーバシステム。
  2. 前記動画コンテンツには、他の動画コンテンツの閲覧途中又は閲覧終了時(以下包括して「ジャンプタイミング」という)に閲覧可能となるジャンプ先動画コンテンツが含まれ、
    前記動画提供処理手段は、ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす前記ジャンプ先動画コンテンツがある場合に、前記ジャンプタイミングにおいて、当該ジャンプ先動画コンテンツの前記閲覧開始リンク体を当該ユーザ端末に表示させる、
    請求項に記載のサーバシステム。
  3. 前記サービス享受情報は、前記eコマースサービスにおける購入情報を含み、
    前記動画コンテンツ記憶手段は、前記購入情報に基づく前記閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを記憶する、
    請求項1又は2に記載のサーバシステム。
  4. 前記購入情報に基づく前記閲覧許可条件は、特定の商品、又は、特定の組み合わせの商品を購入したことである、
    請求項に記載のサーバシステム。
  5. eコマースサービスを提供するEC(Electric Commerce)サイトのサーバシステムで
    あって、
    ユーザ毎に、ログインアカウント情報と、前記eコマースサービスを享受するために使用する当該ユーザの内部処理用ユーザIDとを紐付けて記憶するユーザ識別情報記憶手段と、
    ユーザ端末から前記ログインアカウント情報を受信した場合に、当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDを当該ユーザ端末に送信して記憶させるログイン処理手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに基づいて前記eコマースサービスを提供するサービス提供処理手段と、
    前記eコマースサービスに係るサービス享受情報を当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶するサービス享受情報記憶手段と、
    前記サービス享受情報に基づく閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを複数記憶する動画コンテンツ記憶手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを当該ユーザ端末に閲覧可能に提供する動画提供処理手段と、
    を備え
    前記サービス享受情報は、前記eコマースサービスにおける当該ユーザの会員ランク情報を含み、
    前記動画コンテンツ記憶手段は、前記会員ランク情報に基づく前記閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを記憶する、
    サーバシステム。
  6. 前記会員ランク情報は、有料会員であるか否かの情報である、
    請求項に記載のサーバシステム。
  7. 前記会員ランク情報は、前記eコマースサービスの享受履歴に基づくランクの情報である、
    請求項に記載のサーバシステム。
  8. eコマースサービスを提供するEC(Electric Commerce)サイトのサーバシステムで
    あって、
    ユーザ毎に、ログインアカウント情報と、前記eコマースサービスを享受するために使用する当該ユーザの内部処理用ユーザIDとを紐付けて記憶するユーザ識別情報記憶手段と、
    ユーザ端末から前記ログインアカウント情報を受信した場合に、当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDを当該ユーザ端末に送信して記憶させるログイン処理手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに基づいて前記eコマースサービスを提供するサービス提供処理手段と、
    前記eコマースサービスに係るサービス享受情報を当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶するサービス享受情報記憶手段と、
    前記サービス享受情報に基づく閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを複数記憶する動画コンテンツ記憶手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを当該ユーザ端末に閲覧可能に提供する動画提供処理手段と、
    を備え
    前記サービス享受情報は、前記ECサイトの訪問履歴情報を含み、
    前記動画コンテンツ記憶手段は、前記訪問履歴情報に基づく前記閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを記憶する、
    サーバシステム。
  9. eコマースサービスを提供するEC(Electric Commerce)サイトのeコマースサーバシステムと通信接続された動画コンテンツ提供サーバシステムであって、
    前記eコマースサーバシステムは、
    ユーザ毎に、ログインアカウント情報と、前記eコマースサービスを享受するために使用する当該ユーザの内部処理用ユーザIDとを紐付けて記憶するユーザ識別情報記憶手段と、
    ユーザ端末から前記ログインアカウント情報を受信した場合に、当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDを当該ユーザ端末に送信して記憶させるログイン処理手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに基づいて前記eコマースサービスを提供するサービス提供処理手段と、
    前記eコマースサービスに係るサービス享受情報を当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶するサービス享受情報記憶手段と、
    ユーザ端末を前記動画コンテンツ提供サーバシステムに接続する動画サービス接続制御手段と、
    を備えており
    前記サービス享受情報に基づく閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを複数記憶する動画コンテンツ記憶手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報を前記eコマースサーバシステムから取得し、当該取得したサービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす動画コンテンツの閲覧開始を指示する閲覧開始リンク体を、当該ユーザ端末に選択指示可能に表示させ、当該閲覧開始の指示に応じて当該動画コンテンツを当該ユーザ端末に閲覧可能に提供する動画提供処理手段と、
    を備えた動画コンテンツ提供サーバシステム。
  10. eコマースサービスを提供するEC(Electric Commerce)サイトのeコマースサーバシステムと通信接続された動画コンテンツ提供サーバシステムであって、
    前記eコマースサーバシステムは、
    ユーザ毎に、ログインアカウント情報と、前記eコマースサービスを享受するために使用する当該ユーザの内部処理用ユーザIDとを紐付けて記憶するユーザ識別情報記憶手段と、
    ユーザ端末から前記ログインアカウント情報を受信した場合に、当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDを当該ユーザ端末に送信して記憶させるログイン処理手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに基づいて前記eコマースサービスを提供するサービス提供処理手段と、
    前記eコマースサービスに係るサービス享受情報を当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶するサービス享受情報記憶手段と、
    ユーザ端末を前記動画コンテンツ提供サーバシステムに接続する動画サービス接続制御手段と、
    を備えており
    前記サービス享受情報に基づく閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを複数記憶する動画コンテンツ記憶手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報を前記eコマースサーバシステムから取得し、当該取得したサービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを当該ユーザ端末に閲覧可能に提供する動画提供処理手段と、
    を備え
    前記サービス享受情報は、前記eコマースサービスにおける当該ユーザの会員ランク情報を含み、
    前記動画コンテンツ記憶手段は、前記会員ランク情報に基づく前記閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを記憶する、
    動画コンテンツ提供サーバシステム。
  11. eコマースサービスを提供するEC(Electric Commerce)サイトのeコマースサーバシステムと通信接続された動画コンテンツ提供サーバシステムであって、
    前記eコマースサーバシステムは、
    ユーザ毎に、ログインアカウント情報と、前記eコマースサービスを享受するために使用する当該ユーザの内部処理用ユーザIDとを紐付けて記憶するユーザ識別情報記憶手段と、
    ユーザ端末から前記ログインアカウント情報を受信した場合に、当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDを当該ユーザ端末に送信して記憶させるログイン処理手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに基づいて前記eコマースサービスを提供するサービス提供処理手段と、
    前記eコマースサービスに係るサービス享受情報を当該ユーザの前記内部処理用ユーザIDと紐付けて記憶するサービス享受情報記憶手段と、
    ユーザ端末を前記動画コンテンツ提供サーバシステムに接続する動画サービス接続制御手段と、
    を備えており
    前記サービス享受情報に基づく閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを複数記憶する動画コンテンツ記憶手段と、
    ユーザ端末から受信した前記内部処理用ユーザIDに紐付けられた前記サービス享受情報を前記eコマースサーバシステムから取得し、当該取得したサービス享受情報が前記閲覧許可条件を満たす動画コンテンツを当該ユーザ端末に閲覧可能に提供する動画提供処理手段と、
    を備え
    前記サービス享受情報は、前記ECサイトの訪問履歴情報を含み、
    前記動画コンテンツ記憶手段は、前記訪問履歴情報に基づく前記閲覧許可条件が紐付けられた動画コンテンツを記憶する、
    動画コンテンツ提供サーバシステム。
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