JP7476889B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、ブームを備える作業車両に関する。
従来、ブームを備える作業車両である移動式クレーンにおいて、クレーン装置のアクチュエータを遠隔操作端末によって遠隔操作される移動式クレーンが提案されている。遠隔操作端末を用いた作業では、作業者がクレーン装置の操作装置から離れた荷物近傍または荷物の目標位置において荷物の移動状態を確認しながら作業を行うことができる。
このような移動式クレーンにおいて、運転室の外部から遠隔操作端末でアクチュエータを操作する場合、移動式クレーンの現在の様々な設定や状態の全てを遠隔操作端末で把握することは難しい。そこで、作業準備の前提条件が満たされたときにのみ、遠隔操作端末によるアクチュエータの遠隔操作を可能にする安全装置を備えた移動式クレーンが知られている。例えば、特許文献1の如くである。
特許文献1に記載の移動式クレーンの安全装置は、前記移動式クレーンの作業準備に使用される遠隔操作装置と、前記遠隔操作装置による指示を受けて前記アクチュエータを動作させる制御部と、を備えている。前記安全装置の制御部は、前記作業準備の前提条件が満たされたときにのみ、前記遠隔操作装置による前記アクチュエータの遠隔操作を可能とするように構成される。前記制御部は、前記前提条件として、例えば作業用補助ブレーキがONになっている場合、ジブが全縮になっている場合またはブームの伸び量が所定値以下になっている場合等に前記遠隔操作装置による前記アクチュエータの遠隔操作を可能とする。このように、作業準備の前提条件を課すことで作業準備の安全性を高めることができる。
特許文献1に記載の移動式クレーンの安全装置は、作業に先だって、前記移動式クレーンの作業準備を確実に行うようにすることで作業中の安全性を高める装置である。従って、前記移動式クレーンの操作中は、操縦者が各アクチュエータの作動状態を監視する必要がある。しかし、前記移動式クレーンにおいて、前記ブームの先端を任意の方向に任意の速さで移動させる場合、各アクチュエータを協調制御させるため、操縦者が各アクチュエータの動作状態を監視することは困難であった。
特開2018-95449号公報
本発明の目的は、複数のアクチュエータの協調制御中に、いずれかのアクチュエータの作動状態に予期しない状態が発生し、ブームが操縦者の意図しない動きをすることを抑制し得る作業車両の提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第1の発明は、
操縦者から指令されたブームの先端の移動方向と速さに基づいて複数のアクチュエータを協調制御する作業車両であって、
操縦者により操作可能であり、前記ブームの先端の移動方向及び速さに係る指令を受け付ける操作具と、
前記複数のアクチュエータそれぞれの動作速度を検出する複数の速度検出手段と、
前記複数のアクチュエータを各別に制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記操作具から入力された前記指令に基づいて前記複数のアクチュエータそれぞれに対して指令する動作速度に係る速度指令値を生成し、
前記動作速度に係る速度指令値を前記複数のアクチュエータに送信し、
前記複数の速度検出手段が検出した前記複数のアクチュエータそれぞれの実動作速度を取得し、
前記複数のアクチュエータのうち少なくとも一つのアクチュエータにおいて、前記動作速度に係る速度指令値と実動作速度との差分が基準値以上の場合、前記複数のアクチュエータの動作を全て停止させる、
作業車両である。
第2の発明は、
操縦者から指令されたブームの先端の移動方向と速さに基づいて複数のアクチュエータを協調制御する作業車両であって、
操縦者により操作可能であり、前記ブームの先端の移動方向及び速さに係る指令を受け付ける操作具と、
前記複数のアクチュエータそれぞれに各別に設けられ、前記複数のアクチュエータそれぞれの動きを規制する複数の規制部材と、
前記複数のアクチュエータを各別に制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記操作具に前記指令が入力された際に、前記複数の規制部材それぞれに対して規制状態の解除指令を行い、当該解除指令にも関わらず、前記複数のアクチュエータのうち少なくとも一つのアクチュエータの動きが前記複数の規制部材のいずれかによって規制されている場合、前記複数のアクチュエータを全て非動作状態とする、
作業車両である。
第3の発明は、上記の作業車両において、
前記複数のアクチュエータが、前記ブームの旋回用アクチュエータと、前記ブームの起伏用アクチュエータと、前記ブームの伸縮用アクチュエータと、から構成されるものである。
第4の発明は、上記の作業車両において、
前記制御装置は、前記複数のアクチュエータを全て非動作状態としているときであっても、前記作業車両に設けられた前記ブームのワイヤロープ巻き上げ用アクチュエータを作動可能な状態に維持する、ものである。
第5の発明は、上記の作業車両において、
操縦者から前記ブームの先端の移動方向及び速さに係る遠隔指令を受け付け、前記作業車両を遠隔操作する遠隔操作端末を備える、ものである。
本発明は、以下に示すような効果を奏する。
第1の発明と第3の発明においては、アクチュエータ毎に速度指令値に対する実速度の差分を算出しているので、協調制御されているアクチュエータ毎に作動状態が検出される。これにより、複数のアクチュエータの協調制御中にアクチュエータの作動状態に起因する操縦者の意図しない動きを抑制することができる。
第2の発明においては、アクチュエータ毎に規制部材の作動状態を検出しているので、協調制御を行うためのブームの先端の移動方向と速さが入力された際にアクチュエータが適切に作動するか否かが判断される。これにより、複数のアクチュエータの協調制御中にアクチュエータの作動状態に起因する操縦者の意図しない動きを抑制することができる。
第4の発明においては、協調制御されている複数のアクチュエータが停止されてもワイヤロープに吊り下げられている荷物がワイヤロープに吊られた状態で放置されることがない。これにより、複数のアクチュエータの協調制御中にアクチュエータの作動状態に起因する操縦者の意図しない動きを抑制することができる。
第5の発明においては、作業車両から離間した位置でブームを操作していても、協調制御されているアクチュエータ毎に作動状態が検出される。これにより、複数のアクチュエータの協調制御中にアクチュエータの作動状態に起因する操縦者の意図しない動きを抑制することができる。
クレーンの全体構成を示す側面図。 クレーンの第一実施形態における制御構成を示すブロック図。 遠隔操作端末の一実施形態における概略構成を示す平面図。 遠隔操作端末の制御構成を示すブロック図。 図5は遠隔操作端末と遠隔操作端末で操作されるクレーンを示す。(A)は遠隔操作端末の吊り荷移動操作具が操作された際の表示装置の表示内容を示し、(B)は遠隔操作端末の吊り荷移動操作具が操作された際のクレーンにおけるブームの移動方向を示す。 クレーンの第一実施形態における協調制御の態様を表すフローチャートを示す図。 クレーンの第二実施形態における制御構成を示すブロック図。 クレーンの第二実施形態における協調制御の態様を表すフローチャートを示す図。
以下に、図1と図2とを用いて、本発明の第一実施形態に係る作業車両であるクレーン1について説明する。なお、本実施形態においては、ラフテレーンクレーンついて説明を行うが、オールテレーンクレーン、トラッククレーン、積載型トラッククレーン、高所作業車等のブームを有する作業車両であればよい。
図1に示すように、クレーン1は、不特定の場所に移動可能な移動式クレーンである。クレーン1は、車両2、作業装置であるクレーン装置6、制御装置31およびクレーン装置6を遠隔操作可能な遠隔操作端末32(図2参照)を有する。
車両2は、クレーン装置6を搬送する移動体である。車両2は、複数の車輪3を有し、エンジン4を動力源として走行する。車両2には、アウトリガ5が設けられている。車両2は、アウトリガ5を車両2の幅方向に延伸させるとともにジャッキシリンダを接地させることにより、クレーン1の作業可能範囲を広げることができる。
クレーン装置6は、荷物Wをワイヤロープによって吊り上げる装置である。クレーン装置6は、旋回台7、旋回用油圧モータ8、ブーム9、伸縮用油圧シリンダ9c、メインフックブロック10、サブフックブロック11、起伏用油圧シリンダ12、メインウインチ13、メイン用油圧モータ13a、メインワイヤロープ14、サブウインチ15、サブ用油圧モータ15a、サブワイヤロープ16およびキャビン17等を具備する。
旋回台7は、クレーン装置6を旋回する装置である。旋回台7は、円環状の軸受の中心を回転中心として回転自在に構成されている。旋回台7には、アクチュエータである旋回用油圧モータ8が設けられている。旋回台7は、旋回用油圧モータ8によって一方向と他方向とに旋回可能に構成されている。
旋回用油圧モータ8は、電磁比例切換弁である旋回用バルブ23(図2参照)によって回転操作される。旋回用バルブ23は、旋回用油圧モータ8に供給される作動油の流量を任意の流量に制御することができる。旋回台7には、旋回台7の旋回位置(角度)と旋回速度Vrとを検出する速度検出手段である旋回用センサ27(図2参照)が設けられている。
ブーム9は、荷物Wを吊り上げ可能な状態にワイヤロープを支持する梁部材である。ブーム9は、ベースブーム部材の基端が旋回台7の略中央に揺動可能に設けられている。ブーム9は、各ブーム部材をアクチュエータである伸縮用油圧シリンダ9cで移動させることで軸方向に伸縮自在に構成されている。また、ブーム9には、ジブ9aが設けられている。
吊り荷カメラ9b(図2参照)は、荷物Wおよび荷物W周辺の地物を撮影する撮影装置である。吊り荷カメラ9bは、ブーム9の先端部に設けられている。吊り荷カメラ9bは、荷物Wの鉛直上方から荷物Wおよびクレーン1周辺の地物や地形を撮影可能に構成されている。
伸縮用油圧シリンダ9cは、電磁比例切換弁である伸縮用バルブ24(図2参照)によって伸縮操作される。ブーム9には、ブーム9の長さと伸縮速度Vtを検出する速度検出手段である伸縮用センサ28や荷物Wの重量を検出する重量センサ等が設けられている。
メインフックブロック10とサブフックブロック11とは、荷物Wを吊る部材である。メインフックブロック10には、メインワイヤロープ14が巻き掛けられる複数のフックシーブと、荷物Wを吊るメインフック10aとが設けられている。サブフックブロック11には、荷物Wを吊るサブフック11aが設けられている。
起伏用油圧シリンダ12は、ブーム9を起立および倒伏させ、ブーム9の姿勢を保持するアクチュエータである。起伏用油圧シリンダ12は、電磁比例切換弁である起伏用バルブ25(図2参照)によって伸縮操作される。ブーム9には、ブーム9の起伏角度と起伏速度Vuを検出する速度検出手段である起伏用センサ29(図2参照)が設けられている。
メインウインチ13とサブウインチ15とは、メインワイヤロープ14とサブワイヤロープ16との繰り入れ(巻き上げ)および繰り出し(巻き下げ)を行う。メインウインチ13は、メインワイヤロープ14が巻きつけられるメインドラムがアクチュエータであるメイン用油圧モータ13aによって回転され、サブウインチ15は、サブワイヤロープ16が巻きつけられるサブドラムがアクチュエータであるサブ用油圧モータ15aによって回転されるように構成されている。
メイン用油圧モータ13aは、電磁比例切換弁であるメイン用バルブ26m(図2参照)によって回転操作される。メインウインチ13は、メイン用バルブ26mによってメイン用油圧モータ13aを制御し、任意の繰り入れおよび繰り出し速度に操作可能に構成されている。同様に、サブウインチ15は、電磁比例切換弁であるサブ用バルブ26s(図2参照)によってサブ用油圧モータ15aを制御し、任意の繰り入れおよび繰り出し速度に操作可能に構成されている。
キャビン17は、旋回台7に搭載されている。図示しない操縦席が設けられている。操縦席には、車両2を走行操作するための操作具やクレーン装置6を操作するための旋回操作具18、起伏操作具19、伸縮操作具20、メインドラム操作具21m、サブドラム操作具21s等が設けられている。
操縦席には、ブーム9の先端の移動方向と速さを入力する吊り荷移動操作具30が設けられている。吊り荷移動操作具30は、その傾倒方向によってブーム9の先端の移動方向についての信号を生成し、その傾倒量によってブーム9の先端の速さについての信号を生成するように構成されている(図2参照)。吊り荷移動操作具30には、切り替え操作具30aが設けられている。
切り替え操作具30aは、旋回操作具18、伸縮操作具20および起伏操作具19の各操作によって旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9cおよび起伏用油圧シリンダ12を独立して駆動させる単独制御と、吊り荷移動操作具30の操作によって旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9cおよび起伏用油圧シリンダ12を連動して駆動させる協調制御と、を切り替える。切り替え操作具30aは、例えば押圧操作によってON信号を制御装置31に伝達するように構成されている。
通信機22(図2参照)は、遠隔操作端末32からの制御信号を広域情報通信網等を介して受信し、クレーン装置6からの制御情報等を広域情報通信網等を介して送信する装置である。通信機22は、キャビン17に設けられている。通信機22は、遠隔操作端末32からの制御信号等を受信するとクレーン1の制御装置31に転送するように構成されている。また、通信機22は、制御装置31からの制御情報や吊り荷カメラ9bからの映像Gを遠隔操作端末32に転送するように構成されている。
図2に示すように、制御装置31は、各操作弁を介してクレーン1のアクチュエータを制御する装置である。制御装置31は、キャビン17内に設けられている。制御装置31は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。制御装置31は、各アクチュエータや切換え弁、センサ等の動作を制御するために種々のプログラムやデータが格納されている。
制御装置31は、吊り荷カメラ9b、旋回操作具18、起伏操作具19、伸縮操作具20、メインドラム操作具21mおよびサブドラム操作具21sに接続され、吊り荷カメラ9bの映像Gを取得し、旋回操作具18、起伏操作具19、メインドラム操作具21mおよびサブドラム操作具21sのそれぞれの操作量を取得することができる。
制御装置31は、通信機22に接続され、遠隔操作端末32からの制御信号を取得し、クレーン装置6からの制御情報や吊り荷カメラ9bからの映像G等を送信することができる。
制御装置31は、旋回用バルブ23、伸縮用バルブ24、起伏用バルブ25、メイン用バルブ26mおよびサブ用バルブ26sに接続され、旋回用バルブ23、起伏用バルブ25、メイン用バルブ26mおよびサブ用バルブ26sに制御信号を伝達することができる。
制御装置31は、旋回用センサ27、伸縮用センサ28、起伏用センサ29、図示しない巻回センサに接続され、旋回台7の旋回位置、ブーム長さ、起伏角度、巻回速度等の姿勢情報および荷物Wの重量を取得することができる。また、制御装置31は、旋回用油圧モータ8の実速度である旋回速度Vr、伸縮用油圧シリンダ9cの実速度である伸縮速度Vt、起伏用油圧シリンダ12の実速度である起伏速度Vuおよびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)の実速度である巻回速度Vwを単位時間毎に取得することができる。
制御装置31は、吊り荷移動操作具30に接続され、吊り荷移動操作具30の傾倒方向と傾倒量とを取得することができる。また、制御装置31は、切り替え操作具30aに接続され、切り替え操作具30aからON信号を取得することができる。
制御装置31は、旋回操作具18、起伏操作具19、伸縮操作具20、メインドラム操作具21mおよびサブドラム操作具21sの操作量に基づいて各操作具に対応した制御信号を生成することができる。
制御装置31は、切り替え操作具30aのON信号を取得すると、吊り荷移動操作具30の傾倒方向と傾倒量に基づいた制御信号を生成することができる。また、制御装置31は、通信機22を介して取得した遠隔操作端末32における端末側吊り荷移動操作具35の傾倒方向と傾倒量に基づいた制御信号を生成することができる。
具体的には、制御装置31は、取得した吊り荷移動操作具30または端末側吊り荷移動操作具35の傾倒方向と傾倒量に基づいて、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)におけるそれぞれの制御信号である単位時間毎の速度指令値である旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvt、起伏速度指令値Cvuおよび巻回速度指令値Cvwを生成することができる。この際、制御装置31は、旋回操作具18、起伏操作具19、伸縮操作具20およびメインドラム操作具21m(サブドラム操作具21s)の操作による制御信号を生成しない。すなわち、制御装置31は、切り替え操作具30aのON信号を取得すると各アクチュエータの制御を単独制御から協調制御に切り替える。
このように構成されるクレーン1は、車両2を走行させることで任意の位置にクレーン装置6を移動させることができる。また、クレーン1は、起伏操作具19の操作によって起伏用油圧シリンダ12でブーム9を任意の起伏角度に起立させて、伸縮操作具20の操作によってブーム9を任意のブーム長さに延伸させたりすることでクレーン装置6の揚程や作業半径を拡大することができる。また、クレーン1は、サブドラム操作具21s等によって荷物Wを吊り上げて、旋回操作具18の操作によって旋回台7を旋回させることで荷物Wを搬送することができる。また、クレーン1は、吊り荷移動操作具30の操作によって各アクチュエータの協調制御によりブーム9の先端を任意の方向に任意の速さで移動させることができる。
次に、図3と図4とを用いてクレーン1を遠隔操作する遠隔操作端末32について説明する。
図3に示すように、遠隔操作端末32は、クレーン1を遠隔操作する際に使用する装置である。遠隔操作端末32は、筐体33、端末側制御切り替え操作具34、端末側吊り荷移動操作具35、端末側旋回操作具36、端末側伸縮操作具37、端末側メインドラム操作具38m、端末側サブドラム操作具38s、端末側起伏操作具39、表示装置40、端末側通信機41および端末側制御装置42(図4参照)等を具備する。遠隔操作端末32は、端末側吊り荷移動操作具35または各種操作具の操作により荷物Wを移動させる各アクチュエータの操作バルブの制御信号を広域情報通信網(インターネット等)を介してクレーン装置6に送信する。
筐体33は、遠隔操作端末32の主たる構成部材である。筐体33は、操縦者が手で保持可能な大きさに構成されている。筐体33には、操作面に端末側制御切り替え操作具34、端末側吊り荷移動操作具35、端末側旋回操作具36、端末側伸縮操作具37、端末側メインドラム操作具38m、端末側サブドラム操作具38s、端末側起伏操作具39、表示装置40および端末側通信機41(図2、図4参照)が設けられている。筐体33の操作面には、向かって上方向を示す矢印Aa、操作面に向かって右側方向を示す矢印Ab、操作面に向かって下方向を示す矢印Ac、操作面に向かって左側方向を示す矢印Adが端末側吊り荷移動操作具35の周囲に表示されている。
端末側制御切り替え操作具34は、端末側旋回操作具36、端末側伸縮操作具37および端末側起伏操作具39の各操作によって旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9cおよび起伏用油圧シリンダ12を独立して作動させる単独制御と、端末側吊り荷移動操作具35の操作によって旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9cおよび起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)を連動して作動させる協調制御と、を切り替えるように構成されている。端末側制御切り替え操作具34は、例えば押圧操作によってON信号を端末側制御装置42に伝達するように構成されている。
端末側吊り荷移動操作具35は、任意の方向に任意の速さで荷物Wを移動させる指示が入力される操作具である。端末側吊り荷移動操作具35は、筐体33の操作面から略垂直に起立した操作スティックおよび操作スティックの傾倒方向および傾倒量を検出する図示しないセンサから構成されている。端末側吊り荷移動操作具35は、操作スティックが任意の方向に傾倒操作可能に構成されている。端末側吊り荷移動操作具35は、遠隔操作端末32の操作基準からセンサで検出した操作スティックの傾倒方向までの間の角度およびその傾倒量についての信号を端末側制御装置42に送信するように構成されている。
端末側旋回操作具36は、クレーン装置6を任意の移動方向に任意の移動速度で旋回させる指示が入力される操作具である。端末側旋回操作具36は、筐体33の操作面から略垂直に起立した操作スティックおよび操作スティックの傾倒方向および傾倒量を検出する図示しないセンサから構成されている。
端末側伸縮操作具37は、ブーム9を任意の速度で伸縮させる指示が入力される操作具である。端末側メインドラム操作具38m(端末側サブドラム操作具38s)は、メインウインチ13を任意の速度で任意の方向に回転させる指示が入力される操作具である。端末側起伏操作具39は、ブーム9を任意の速度で起伏させる指示が入力される操作具である。各操作具は、筐体33の操作面から起立した操作スティックおよびその傾倒方向および傾倒量を検出する図示しないセンサから構成されている。
表示装置40は、クレーン1の姿勢情報や荷物Wの情報等の様々な情報を表示する表示装置40である。表示装置40は、液晶画面等の表示装置から構成されている。表示装置40は筐体33の操作面に設けられている。表示装置40には、吊り荷カメラ9bからの映像Gが表示される。なお、本実施形態において、表示装置40は、遠隔操作端末32に設けられているが、遠隔操作端末32と分離したモニターでもよい。また、表示装置40は、クレーン1のキャビン17の内部に設けてもよい。
図4に示すように、端末側通信機41は、広域情報通信網等を介してクレーン装置6の制御情報等を受信し、遠隔操作端末32からの制御情報等をクレーン装置6に送信する装置である。端末側通信機41は、筐体33の内部に設けられている。端末側通信機41は、クレーン装置6の吊り荷カメラ9bからの映像G(図5参照)や制御信号等を受信すると端末側制御装置42に伝達するように構成されている。また、端末側通信機41は、端末側制御装置42からの制御情報を広域情報通信網等からクレーン1の通信機22を介してクレーン装置6に送信するように構成されている。
端末側制御装置42は、遠隔操作端末32を制御する装置である。端末側制御装置42は、遠隔操作端末32の筐体33の内部に設けられている。端末側制御装置42は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。端末側制御装置42は、端末側制御切り替え操作具34、端末側吊り荷移動操作具35、端末側旋回操作具36、端末側伸縮操作具37、端末側メインドラム操作具38m、端末側サブドラム操作具38s、端末側起伏操作具39、表示装置40、端末側通信機41等の動作を制御するために種々のプログラムやデータが格納されている。
端末側制御装置42は、端末側制御切り替え操作具34に接続され、端末側制御切り替え操作具34からのON信号を取得することができる。また、端末側制御装置42は、端末側吊り荷移動操作具35に接続され、端末側吊り荷移動操作具35に入力された傾倒方向および傾倒量を取得することができる。
端末側制御装置42は、端末側旋回操作具36、端末側伸縮操作具37、端末側メインドラム操作具38m、端末側サブドラム操作具38sおよび端末側起伏操作具39に接続され、各操作具の傾倒量を取得することができる。
端末側制御装置42は、表示装置40に接続され、表示装置40に現在のクレーン1の姿勢におけるクレーン1の模式画像、吊り荷カメラ9bからの映像Gおよびクレーン1から取得した各種情報等を表示させることができる。
端末側制御装置42は、端末側通信機41に接続され、広域情報通信網を介して接続されるクレーン装置6の通信機22を通じて制御装置31との間で各種情報を送受信することができる。具体的には、端末側制御装置42は、制御装置31からクレーン1の姿勢情報、クレーン1の可動範囲およびブーム9の先端の現在位置を取得することができる。
端末側制御装置42は、端末側吊り荷移動操作具35、端末側旋回操作具36、端末側伸縮操作具37、端末側メインドラム操作具38m、端末側サブドラム操作具38sおよび端末側起伏操作具39の操作信号から、対応する旋回用バルブ23、伸縮用バルブ24、起伏用バルブ25、メイン用バルブ26mおよびサブ用バルブ26sの制御信号を生成することができる。
端末側制御装置42は、端末側制御切り替え操作具34からのON信号を取得すると、端末側吊り荷移動操作具35に入力された傾倒方向および傾倒量に対応した制御信号を生成することができる。この際、端末側制御装置42は、端末側旋回操作具36、端末側伸縮操作具37、端末側起伏操作具39および端末側メインドラム操作具38m(端末側サブドラム操作具38s)の操作による制御信号を生成しない。すなわち、端末側制御装置42は、端末側制御切り替え操作具34のON信号を取得すると各アクチュエータの制御を単独制御から協調制御に切り替える。
端末側制御装置42は、表示装置40に表示している映像Gの画面上での所定の方向(本実施形態において、遠隔操作端末32の操作面に向かって上方向)を操作基準として端末側吊り荷移動操作具35が傾倒操作された傾倒方向と傾倒量に基づく制御信号を生成する。なお、端末側制御装置42は、端末側吊り荷移動操作具35の傾倒方向と傾倒量に基づいて、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12および端末側メインドラム操作具38m(端末側サブドラム操作具38s)におけるそれぞれの制御信号として単位時間毎の旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvt、起伏速度指令値Cvuおよび巻回速度指令値Cvwを生成してもよい。
このように、遠隔操作端末32は、端末側制御切り替え操作具34のON信号を取得した場合、表示装置40に表示されている映像Gにおける端末側吊り荷移動操作具35の傾倒方向に傾倒量に応じた速度でブーム9の先端を移動させる協調制御用の制御信号を生成する。また、遠隔操作端末32は、端末側制御切り替え操作具34のON信号を取得していない場合、端末側旋回操作具36、端末側伸縮操作具37および端末側起伏操作具39の独立した操作によってブーム9の先端を移動させる単独制御用の制御信号を生成する。
以下に、図5から図7を用いて、遠隔操作端末32によるクレーン1の制御について具体的に説明する。遠隔操作端末32は、クレーン1の姿勢情報、クレーン1の可動範囲およびクレーン1のブーム9の先端の現在位置をクレーン1の制御装置31から取得しているものとする。また、遠隔操作端末32は、端末側吊り荷移動操作具35の傾倒方向と表示装置40に表示されている映像Gにおけるブーム9の先端の移動方向とが一致するように操作基準が設定されているものとする。
図5(A)に示すように、遠隔操作端末32の表示装置40には、クレーン装置6の吊り荷カメラ9bが撮影している映像Gが表示されている。端末側制御装置42は、端末側制御切り替え操作具34のON信号を取得すると、ブーム9の先端が任意の移動方向に任意の速さで移動するように各アクチュエータを制御する協調制御に切り替える。
端末側吊り荷移動操作具35が遠隔操作端末32の矢印Aaの方向から遠隔操作端末32に向かって時計回りに所定角度θだけ回転した方向に傾倒操作された場合、端末側制御装置42は、端末側吊り荷移動操作具35の傾倒方向と傾倒量に基づいて、映像Gにおいて遠隔操作端末32の矢印Aaの方向から時計回りに所定角度θだけ回転させた方向にブーム9の先端を移動させる制御信号を生成する。尚、このとき、端末側吊り荷移動操作具35の傾倒量に基づいて、ブーム9の先端を移動させる速度が決定されることになる。
さらに、端末側制御装置42は、映像Gにブーム9の移動方向である端末側吊り荷移動操作具35の傾倒方向を示すブーム用矢印Awを重畳表示する。ブーム用矢印Awは、ブーム9の移動速度に応じて長さや幅などの表示形態を変えて表示してもよい。端末側制御装置42は、広域情報通信網等を用いて生成した制御信号をクレーン1の制御装置31(図2参照)に送信する。
図5(B)に示すように、遠隔操作端末32から制御信号を受信したクレーン1の制御装置31は、映像Gにおいて端末側吊り荷移動操作具35の傾倒方向にブーム9の先端が移動するように、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)におけるそれぞれの制御信号である単位時間毎の旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvt、起伏速度指令値Cvuおよび巻回速度指令値Cvwを生成する。つまり、制御装置31は、荷物Wの地面からの高さを維持した状態で荷物Wを旋回台7から離間するようにブーム9を延伸または倒伏させるとともに、旋回台7を時計回りに回転させる各速度指令値を生成する。この際、制御装置31は、予め設定されているブーム9の高さ制限または倒伏角度の制限や優先順位に基づいて、ブーム9の延伸長さと倒伏角度とを決定する。
制御装置31は、生成した単位時間毎の旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvt、起伏速度指令値Cvuおよび巻回速度指令値Cvwを旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)の各バルブに送信する(図2参照)。さらに、制御装置31は、旋回用油圧モータ8の旋回速度Vr、伸縮用油圧シリンダ9cの伸縮速度Vt、起伏用油圧シリンダ12の起伏速度Vuおよびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)の実速度である巻回速度Vwを単位時間毎に取得する(図2参照)。
制御装置31は、送信した旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9cおよび起伏用油圧シリンダ12の旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvt、起伏速度指令値Cvuおよび巻回速度指令値Cvwと取得した旋回速度Vr、伸縮速度Vt、起伏速度Vuおよび巻回速度Vwのそれぞれの差分を単位時間毎に算出する。制御装置31は、算出した旋回用油圧モータ8の旋回速度指令値Cvrと旋回速度Vrとの差分、伸縮用油圧シリンダ9cの伸縮速度指令値Cvtと伸縮速度Vtとの差分、起伏用油圧シリンダ12の起伏速度指令値Cvuと起伏速度Vuとの差分およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)の巻回速度指令値Cvwと巻回速度Vwとの差分のうち、少なくとも一つが基準値Vs以上である場合、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)(即ち、クレーン1に設けられたすべてのアクチュエータ)を停止させる。
以下に、図6を用いて、第一実施形態におけるクレーン1の制御装置31による協調制御について具体的に説明する。以下の実施形態において、クレーン1は、遠隔操作端末32の端末側制御切り替え操作具34および端末側吊り荷移動操作具35によって制御されているが、クレーン1のキャビン17内に設けられている吊り荷移動操作具30および切り替え操作具30aによって制御されてもよい。
図6に示すように、第一実施形態における協調制御のステップS110において、制御装置31は、遠隔操作端末32の端末側制御切り替え操作具34がON状態か否かを判定する。
その結果、端末側制御切り替え操作具34がON状態である場合、すなわち、協調制御を行う場合、制御装置31はステップをステップS120に移行させる。
一方、端末側制御切り替え操作具30aがON状態でない場合、すなわち、単独制御を行う場合、制御装置31はステップをステップS190に移行させる。
ステップS120において、制御装置31は、協調制御に切り替え、遠隔操作端末32の端末側吊り荷移動操作具35からのブーム9の先端の制御信号を取得し、ステップをステップS130に移行させる。
ステップS130において、制御装置31は、取得した制御信号から旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)の単位時間毎の旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvt、起伏速度指令値Cvuおよび巻回速度指令値Cvwを生成し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS140において、制御装置31は、生成した旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvt、起伏速度指令値Cvuおよび巻回速度指令値Cvwを旋回用バルブ23、伸縮用バルブ24、起伏用バルブ25およびメイン用バルブ26m(サブ用バルブ26s)に送信し、ステップをステップS150に移行させる。
ステップS150において、制御装置31は、旋回用油圧モータ8の旋回速度Vr、伸縮用油圧シリンダ9cの伸縮速度Vtおよび起伏用油圧シリンダ12の起伏速度Vuを単位時間毎に取得し、ステップをステップS160に移行させる。
ステップS160において、制御装置31は、旋回速度指令値Cvrと旋回速度Vrとの差分である旋回速度指令値Cvr-旋回速度Vr、伸縮速度指令値Cvtと伸縮速度Vtとの差分である伸縮速度指令値Cvt-伸縮速度Vt、起伏速度指令値Cvuと起伏速度Vuとの差分である起伏速度指令値Cvu-起伏速度Vuおよび巻回速度指令値Cvwと巻回速度Vwとの差分である巻回速度指令値Cvw-巻回速度Vwを単位時間毎に算出し、ステップをステップS170に移行させる。
ステップS170において、制御装置31は、旋回速度指令値Cvrと旋回速度Vrとの差分、伸縮速度指令値Cvtと伸縮速度Vtとの差分、起伏速度指令値Cvuと起伏速度Vuとの差分および巻回速度指令値Cvwと巻回速度Vwとの差分のうち、全ての差分が基準値Vs未満か否かを判定する。
その結果、全ての差分が基準値Vs未満である場合、制御装置31はステップをステップS110に移行させる。
一方、全ての差分が基準値Vs未満でない場合、制御装置31はステップをステップS180に移行させる。
ステップS180において、制御装置31は、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)(即ち、クレーン1に設けられたすべてのアクチュエータ)を停止させる停止指令を旋回用バルブ23、伸縮用バルブ24、起伏用バルブ25およびメイン用バルブ26m(サブ用バルブ26s)に送信し、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)を停止させ、ステップをステップS110に移行させる。
ステップS190において、制御装置31は、単独制御に切り替え、遠隔操作端末32の端末側旋回操作具36、端末側伸縮操作具37、端末側メインドラム操作具38m(端末側サブドラム操作具38s)、端末側起伏操作具39からの制御信号を取得し、ステップをステップS110に移行させる。
このように構成することで、クレーン1は、協調制御に切り替えられると、アクチュエータ毎に速度指令値に対する実速度の差分を算出することでアクチュエータ毎に作動状態を検出する。また、クレーン1から離間した位置でブーム9を操作していても、協調制御されているアクチュエータ毎に作動状態が検出される。つまり、クレーン1は、各アクチュエータが互いに適切な時期かつ適切な速度で協調して作動しているか否かを速度指令値と実速度とに基づいて単位時間毎に判定している。従って、クレーン1は、ブーム9の先端が操縦者の意図する方向に意図する速さで移動していない状態が生じると、操縦者が認識するよりも早いタイミングでブーム9を停止する。これにより、複数のアクチュエータの協調制御中にアクチュエータの作動状態に起因する操縦者の意図しないブーム9の動きを抑制することができる。
なお、本実施形態において、クレーン1は、ブーム9の先端が操縦者の意図する方向に意図する速さで移動していない状態が生じると、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)を停止させるように構成されているが、ブーム9の先端の動きに直接関係していないアクチュエータは作動を停止させない構成でもよい。
例えば、クレーン1は、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9cおよび起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)を停止させた状態において、ブーム9の先端から荷物Wを吊り下げているメインワイヤロープ14を巻き上げるメイン用油圧モータ13a、またはサブワイヤロープ16を巻き上げるサブ用油圧モータ15aを作動可能な状態としてもよい。つまり、クレーン1は、各アクチュエータの単位時間毎の速度指令値と実速度の差分のうち少なくとも一つの差分が基準値Vs以上であってもメイン用油圧モータ13aとサブ用油圧モータ15aとを他のアクチュエータの停止後に作動可能な状態に維持する。
このように構成することで、クレーン1は、協調制御されている複数のアクチュエータが停止されてもメインワイヤロープ14またはサブワイヤロープ16に吊られた荷物Wが地表面に降ろされるので吊り下げられた状態で空中に放置されることがない。これにより、複数のアクチュエータの協調制御中にアクチュエータの作動状態に起因する操縦者の意図しない動きを抑制することができる。
次に、図7と図8とを用いて、本発明の第二実施形態に係るクレーン1について説明する。なお、以下の各実施形態に係るクレーン1は、図1から図6に示すクレーン1において、クレーン1の協調制御に替えて適用されるものとして、その説明で用いた名称、図番、符号を用いることで、同じものを指すこととし、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図7に示すように、クレーン1には、旋回用油圧モータ8の作動を規制する規制部材である旋回用ブレーキ43と、伸縮用油圧シリンダ9cの作動を規制する規制部材である伸縮用ブレーキ44と、起伏用油圧シリンダ12の作動を規制する規制部材である起伏用ブレーキ45とメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)の作動を規制する規制部材である巻回用ブレーキ46と、を具備する。旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46は、例えば油圧機構等によって制御信号によって作動可能に構成されている。
制御装置31は、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46に接続され、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46のうちいくつかのブレーキの動作を制御することができる。本実施形態におけるクレーン1は、制御装置31によって伸縮用ブレーキ44と起伏用ブレーキ45と巻回用ブレーキ46を開閉制御可能とし、操縦者の手動により旋回用ブレーキ43を開閉操作可能とする。また、制御装置31は、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46の動作状態を取得することができる。
端末側制御装置42は、端末側制御切り替え操作具34のON信号を取得すると、ブーム9の先端が任意の移動方向に任意の速さで移動するように各アクチュエータを制御する協調制御に切り替える。端末側制御装置42は、端末側吊り荷移動操作具35の傾倒方向と傾倒量に基づいて、ブーム9の先端を移動させる制御信号を生成し、クレーン1の制御装置31(図2参照)に送信する。
クレーン1の制御装置31は、協調制御における制御信号を受信すると、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9cおよび起伏用油圧シリンダ12におけるそれぞれの制御信号である単位時間毎の旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvtおよび起伏速度指令値Cvuを生成する。また、制御装置31は、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46を開放状態に切り替える。さらに、制御装置31は、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46の状態を取得する。
この際、制御装置31は、旋回用ブレーキ43が手動によって解放状態に切り替えられていない場合や、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46のうち少なくとも一つが開放状態でない場合、生成した単位時間毎の旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvt、起伏速度指令値Cvuおよび巻回速度指令値Cvwを旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)の各バルブに送信しない。
以下に、図8を用いて、第二実施形態におけるクレーン1の制御装置31による協調制御について具体的に説明する。
第二実施形態における協調制御のステップS130において、制御装置31は、取得した制御信号から旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)の単位時間毎の旋回速度指令値Cvr、伸縮速度指令値Cvt、起伏速度指令値Cvuおよび巻回速度指令値Cvwを生成し、ステップをステップS231に移行させる。
ステップS231において、制御装置31は、伸縮用ブレーキ44と起伏用ブレーキ45と巻回用ブレーキ46とを開放状態とし、ステップをステップS232に移行させる。
ステップS232において、制御装置31は、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46の状態を取得し、ステップをステップS233に移行させる。
ステップS233において、制御装置31は、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46が全て開放状態か否かを判定する。
その結果、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46が全て開放状態である場合、制御装置31はステップをステップS140に移行させる。
一方、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46のうち少なくとも一つが開放状態でない場合、制御装置31はステップをステップS180に移行させる。
このように構成することで、クレーン1は、旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)毎に作動状態を検出するとともに、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46の作動状態を検出しているので、協調制御を行うためのブーム9の先端の移動方向と速さが入力された際に旋回用油圧モータ8、伸縮用油圧シリンダ9c、起伏用油圧シリンダ12およびメイン用油圧モータ13a(またはサブ用油圧モータ15a)が適切に作動するか否かを判断する。これにより、協調制御中に各アクチュエータの作動状態に起因する操縦者の意図しない動きを抑制することができる。
なお、本実施形態において、クレーン1は、旋回速度指令値Cvrと旋回速度Vrとの差分、伸縮速度指令値Cvtと伸縮速度Vtとの差分、起伏速度指令値Cvuと起伏速度Vuとの差分および巻回速度指令値Cvwと巻回速度Vwとの差分による判定と、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46の開放状態による判定とで協調制御の実施の可否を決定しているが、旋回用ブレーキ43、伸縮用ブレーキ44、起伏用ブレーキ45および巻回用ブレーキ46の開放状態による判定のみで協調制御の実施の可否を決定してもよい。
上述の実施形態は、代表的な形態を示したに過ぎず、一実施形態の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
2019年5月22日出願の特願2019-096384の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
1 クレーン
6 クレーン装置
9 ブーム
7 旋回台
8 旋回用油圧モータ(アクチュエータ)
9 ブーム
9b 吊り荷カメラ
9c 伸縮用油圧シリンダ(アクチュエータ)
10 メインフックブロック
11 サブフックブロック
12 起伏用油圧シリンダ(アクチュエータ)
13 メインウインチ
13a メイン用油圧モータ(アクチュエータ)
14 メインワイヤロープ
15 サブウインチ
15a サブ用油圧モータ(アクチュエータ)
16 サブワイヤロープ
17 キャビン
18 旋回操作具
19 起伏操作具
20 伸縮操作具
21m メインドラム操作具
21s サブドラム操作具
27 旋回用センサ
28 伸縮用センサ
29 起伏用センサ
30 吊り荷移動操作具
30a 切り替え操作具
31 制御装置
32 遠隔操作端末
34 端末側制御切り替え操作具
35 端末側吊り荷移動操作具
42 端末側制御装置
Vr 旋回用油圧モータの旋回速度
Vt 伸縮用油圧シリンダの伸縮速度
Vu 起伏用油圧シリンダの起伏速度
Vw メイン用油圧モータ(またはサブ用油圧モータ)の巻回速度
Cvr 旋回速度指令値
Cvt 伸縮速度指令値
Cvu 起伏速度指令値

Claims (4)

  1. 操縦者から指令されたブームの先端の移動方向と移動速度に基づいて複数のアクチュエータを協調制御する作業車両であって、
    前記操縦者により操作可能であり、前記ブームの先端の移動方向及び移動速度に係る指令を受け付ける操作具と、
    前記複数のアクチュエータそれぞれの動作速度を検出する複数の速度検出手段と、
    前記複数のアクチュエータを各別に制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記操作具から入力された前記指令に基づいて前記複数のアクチュエータそれぞれに対して指令する動作速度に係る速度指令値を生成し、
    前記動作速度に係る速度指令値を前記複数のアクチュエータに送信し、
    前記複数の速度検出手段が検出した前記複数のアクチュエータそれぞれの実動作速度を取得し、
    前記複数のアクチュエータのうち少なくとも一つのアクチュエータにおいて、前記動作速度に係る速度指令値と実動作速度との差分が基準値以上の場合、前記複数のアクチュエータの動作を全て停止させる、
    作業車両であって、
    前記操作具は、前記ブームを任意の移動方向に任意の移動速度で移動させ得るように、前記操縦者の傾倒操作を受け付ける操作スティックであり、
    前記指令に係る移動方向は、前記傾倒操作の傾倒方向に基づいて決定され、
    前記指令に係る移動速度は、前記傾倒操作の傾倒量に基づいて決定され、
    前記複数のアクチュエータが、前記ブームの旋回用アクチュエータと、前記ブームの起伏用アクチュエータと、前記ブームの伸縮用アクチュエータとを含み、
    前記制御装置は、前記ブームの先端の実際の移動方向及び移動速度が前記指令内容に即した移動方向及び移動速度となるように、前記複数のアクチュエータを協調して動作させる、
    作業車両
  2. 前記制御装置は、前記複数のアクチュエータを全て非動作状態としているときであっても、前記作業車両に設けられた前記ブームのワイヤロープ巻き上げ用アクチュエータを作動可能な状態に維持する、
    請求項に記載の作業車両。
  3. 前記操縦者から前記ブームの先端の移動方向及び移動速度に係る遠隔指令を受け付け、前記作業車両を遠隔操作する遠隔操作端末を備え
    前記操作具は、前記遠隔操作端末に設けられている
    請求項1に記載の作業車両。
  4. 前記遠隔操作端末は、前記操縦者により操作可能であり、前記複数のアクチュエータそれぞれを別個に操作するための複数の個別操作用操作具を更に有し、
    前記制御装置は、前記操作具を用いた前記複数のアクチュエータの協調制御と、前記複数の個別操作用操作具を用いた前記複数のアクチュエータの単独制御と、を切り替え可能に構成されている、
    請求項3に記載の作業車両。
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