JP2003252569A - クレーンの誤作動防止装置 - Google Patents

クレーンの誤作動防止装置

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JP2003252569A
JP2003252569A JP2002377767A JP2002377767A JP2003252569A JP 2003252569 A JP2003252569 A JP 2003252569A JP 2002377767 A JP2002377767 A JP 2002377767A JP 2002377767 A JP2002377767 A JP 2002377767A JP 2003252569 A JP2003252569 A JP 2003252569A
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control valve
spool
crane
signal
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JP2002377767A
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Teruo Ito
輝男 伊藤
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Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔操作器で油圧アクチュエータの操作を行
う場合に、切換制御弁のスプールが操作信号に反して作
動するとき、油圧アクチュエータの作動を停止させる。 【解決手段】 油圧アクチュエータ5、8、9、10の
切換制御弁20、45、50、60と、遠隔操作器70
と、切換制御弁のスプール21の変位量を検出する位置
検出器23と、操作信号とスプール変位量の検出信号と
に基づいて、切換制御弁への制御信号を出力する演算部
40とを備えた油圧アクチュエータの制御装置におい
て、演算部40から出力された切換制御弁への制御信号
に対するスプール21の変位量の誤差が所定時間以上継
続して許容誤差範囲外となったとき、油圧アクチュエー
タの作動を停止させるアンロード用電磁弁67を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧アクチュエー
タの切換制御弁に誤作動が生じたとき、自動的に油圧ア
クチュエータの作動を停止させるクレーンの誤作動防止
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧駆動のクレーンでは、油圧ア
クチュエータの制御を行う場合、油圧アクチュエータの
切換制御弁のスプールを、このスプールにリンクを介し
て接続された操作レバーを用いて手動で作動させる機側
操作、若しくは、遠隔操作器を用いて作動させる遠隔操
作によって制御している。
【0003】例えば、図5に示すような車両搭載型のク
レーン1は、アウトリガ2を備えたベース4上にコラム
6が旋回自在に設けられ、このコラム6の上端部に伸縮
するブーム7が起伏自在に枢支されている。コラム6に
はウインチ11が設けられており、このウインチからワ
イヤロープ12をブーム7の先端部に導いて、ブーム7
の先端部の滑車(図示略)を介して吊荷用のフック13
に掛回すことにより、フック13をブーム7の先端部か
ら吊下している。
【0004】このクレーン1では、コラム6の旋回、ブ
ーム7の起伏と伸縮、ウインチ11の巻上巻下、及びア
ウトリガ2の伸縮の作動を行うための油圧アクチュエー
タとして、旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリ
ンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、ウインチ用油圧
モータ10、及びアウトリガ用油圧シリンダ3L、3R
を備えている。
【0005】旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シ
リンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、ウインチ用油
圧モータ10、及びアウトリガ用油圧シリンダ3L、3
Rは、油圧ポンプ(図示略)から切換制御弁装置16を
介して圧油を供給することにより作動する。切換制御弁
装置16は、各油圧アクチュエータをそれぞれ制御する
複数の切換制御弁を連結して構成した多連結弁装置であ
る。
【0006】旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シ
リンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、ウインチ用油
圧モータ10を制御するための切換制御弁には、スプー
ルが内蔵されており、このスプールは、左右のスプリン
グで通常は中立位置に保持されている。スプールの一端
は、リンクを介して操作レバー18と連結されている。
他端にはスプールを切換制御するピストンが形成されて
いる。
【0007】また、これらの切換制御弁は、ピストンの
制御を行う比例電磁式パイロット弁とピストンの位置を
検出する位置検出器とを備えている。比例電磁式パイロ
ット弁のソレノイドには、演算部から制御信号が送られ
る。比例電磁式パイロット弁は、ソレノイドに制御信号
が入力されるとパイロットスプールが摺動し、ピストン
の左右の油室へのパイロット圧油の供給を制御する。ピ
ストンの左右の油室の何れか一方にパイロット圧油が供
給されると、スプールが右又は左に移動して、切換制御
弁は、油圧アクチュエータを作動させる。
【0008】このとき、位置検出器はピストンの変位量
を検出して、検出値を演算部に送る。これによりスプー
ルの変位量が演算部にフィードバックされる。この切換
制御弁装置16により、クレーン1は機側操作及び遠隔
操作が可能となっている。クレーン1を機側操作する場
合には、オペレータが切換制御弁装置16の操作レバー
18を手動操作して、切換制御弁のスプールを移動さ
せ、開口面積を調節して油圧アクチュエータに供給され
る圧油の量を制御する。
【0009】これに対し、クレーン1を遠隔操作する場
合には、オペレータが図6及び図7に示すような遠隔操
作器70を用いて切換制御弁装置16の切換制御弁のス
プールの移動量を制御する。遠隔操作器70には、ブー
ム7の起伏作動を操作するためのブーム起伏用タクトス
イッチ71、ウインチ11の巻上巻下作動を操作するた
めのウインチ巻上下用タクトスイッチ72、ブーム7の
伸縮作動を操作するためのブーム伸縮用タクトスイッチ
73、ブーム7の左右への旋回作動を操作するための旋
回用タクトスイッチ74、及びクレーン1の各作動の速
度を制御する速度レバー75が設けられている。
【0010】遠隔操作器70の各タクトスイッチ71、
72、73、74と速度レバー75を操作すると、油圧
アクチュエータの作動選択信号と速度レバーの引き代信
号が、操作信号として遠隔操作器70から演算部に送ら
れる。演算部は、この操作信号によって、操作すべき切
換制御弁を選択し、その切換制御弁の比例電磁式パイロ
ット弁のソレノイドに、速度レバーの引き代信号に対応
してスプールが移動するよう制御信号を送る。
【0011】制御信号が入力されるとパイロットスプー
ルが摺動し、ピストンの左右の油室の何れか一方にパイ
ロット圧油が供給され、スプールが右又は左に移動し
て、切換制御弁は、油圧アクチュエータを作動させる。
このとき、スプールの変位量が演算部にフィードバック
され、速度レバーの引き代信号への追従性がよくなるよ
うに、常に制御信号の補正が行われる(特許文献1参
照)。
【0012】
【特許文献1】特開2002−327708号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オペレータ
が遠隔操作器70を用いて操作しているときに、何者か
あるいは何らかの器物が誤って操作レバー18に触れる
と、クレーン1がオペレータの操作意図に反して逆の方
向に作動したり、作動速度が急激に増加したり、あるい
は、操作していないアクチュエータが作動してしまうお
それがある。特に、クレーンの操作中にアウトリガが作
動すると危険である。
【0014】また、何らかの原因で操作中の切換制御弁
のスプールが引っかかって戻らなくなってしまうと、遠
隔操作を止めてもクレーン1が作動し続けるため、周囲
の器物を破損したり、荷を吊った状態だと転倒に至るお
それがある。本発明は、油圧アクチュエータの切換制御
弁の遠隔操作における上記問題を解決するものであっ
て、遠隔操作器で油圧アクチュエータの操作を行う場合
に、切換制御弁のスプールが遠隔操作器からの操作信号
に反して作動するとき、油圧アクチュエータの作動を停
止させるクレーンの誤作動防止装置を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のクレーンの誤作
動防止装置は、油圧アクチュエータの作動を制御する切
換制御弁と、切換制御弁を遠隔操作するための遠隔操作
器と、切換制御弁のスプールの変位量を検出する位置検
出器と、遠隔操作器から送られる操作信号と位置検出器
からフィードバックされるスプール変位量の検出信号と
に基づいて、切換制御弁への制御信号を出力する演算部
とを備えたクレーンの制御装置において、演算部から出
力された切換制御弁への制御信号に対するスプールの変
位量の誤差が所定時間以上継続して許容誤差範囲外とな
ったとき、油圧アクチュエータの作動を停止させる停止
手段を設けることにより上記課題を解決している。
【0016】このクレーンの誤作動防止装置は、演算部
から出力された切換制御弁への制御信号に対するスプー
ルの変位量の誤差が所定時間以上継続して許容誤差範囲
外となったとき、停止手段が油圧アクチュエータの作動
を停止させる。従って、オペレータが遠隔操作器を用い
て操作しているときに、何者かあるいは何らかの器物が
誤って操作レバーに触れても、油圧アクチュエータがオ
ペレータの操作意図に反して逆の方向に作動したり、作
動速度が急激に増加したり、あるいは操作していない油
圧アクチュエータが作動して、事故を引き起こすおそれ
はない。また、何らかの原因で操作中の切換制御弁のス
プールが引っかかって戻らなくなったとき、遠隔操作を
止めた後油圧アクチュエータが作動し続けることもな
い。
【0017】演算部が、遠隔操作器にて作動を選択しな
い油圧アクチュエータの切換制御弁へ0値の制御信号を
出力するように構成すると、遠隔操作器にて作動を選択
していない油圧アクチュエータの操作レバーが動かされ
たとき、適切に自動停止させることができる。演算部か
ら出力された切換制御弁への制御信号に対するスプール
の変位量の誤差が許容誤差範囲内であるとき、演算部
が、切換制御弁へ補正信号を出力するように構成する
と、通常の作業状態で適切に作動を制御することができ
る。
【0018】停止手段が、演算部からの停止信号により
油圧アクチュエータの作動管路をアンロードするアンロ
ード用電磁弁であると、演算部が切換制御弁のスプール
の作動が異常だと判断して停止信号を出力することによ
り、油圧アクチュエータの作動管路がアンロードされる
ので、油圧アクチュエータの誤作動が防止される。停止
手段が、演算部からの停止信号により切換制御弁のスプ
ールを中立位置に戻す比例電磁式パイロット弁である
と、演算部が切換制御弁のスプールの作動が異常だと判
断して停止信号を出力することにより、切換制御弁のス
プールが中立位置に戻り、油圧アクチュエータへの圧油
の供給が遮断されるので、油圧アクチュエータの誤作動
が防止される。
【0019】アウトリガ用油圧シリンダ以外の油圧アク
チュエータの作動中にアウトリガ用切換制御弁のスプー
ルの変位が検出されたとき、演算部が、停止手段へ停止
信号を出力するように構成すると、クレーン作業中にア
ウトリガ用油圧シリンダが作動して不安定な状態が生じ
るのを防止できる。クレーンが格納状態か非格納状態か
を検出する格納検出手段を備え、クレーンの非格納状態
でアウトリガ用切換制御弁のスプールの変位が検出され
たとき、演算部が、停止手段へ停止信号を出力するよう
に構成すると、クレーンが格納されていない状態でのア
ウトリガ用油圧シリンダの作動を防止し、クレーンが格
納された状態のときだけアウトリガの作動が許容される
ようになるので安全性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態を示
すクレーンの誤作動防止装置の構成図、図2はクレーン
の誤作動防止装置の作動の説明図、図3はクレーンの油
圧回路図、図4は位置検出器の検出値と許容誤差範囲の
関係を示す説明図である。クレーンの構成は、従来のも
のと同様であるので図5を参照して説明する。
【0021】クレーン1は、アウトリガ2を備えたベー
ス4上にコラム6が旋回自在に設けられ、このコラム6
の上端部に伸縮するブーム7が起伏自在に枢支されてい
る。コラム6にはウインチ11が設けられており、この
ウインチからワイヤロープ12をブーム7の先端部に導
いて、ブーム7の先端部の滑車(図示略)を介して吊荷
用のフック13に掛回すことにより、フック13をブー
ム7の先端部から吊下している。
【0022】このクレーン1では、コラム6の旋回、ブ
ーム7の起伏と伸縮、ウインチ11の巻上巻下、及びア
ウトリガ2の伸縮の作動を行うための油圧アクチュエー
タとして、旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリ
ンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、ウインチ用油圧
モータ10、及びアウトリガ用油圧シリンダ3L、3R
を備えている。
【0023】図3に示すように、旋回用油圧モータ5、
ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シリン
ダ8、ウインチ用油圧モータ10、及びアウトリガ用油
圧シリンダ3L、3Rは、油圧ポンプ65から切換制御
弁装置16を介して圧油を供給することにより作動す
る。切換制御弁装置16は、旋回用油圧モータ5、ブー
ム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ
8、ウインチ用油圧モータ10、及びアウトリガ用油圧
シリンダ3L、3Rの各アクチュエータをそれぞれ制御
するための旋回用切換制御弁45、ブーム起伏用切換制
御弁60、ブーム伸縮用切換制御弁20、ウインチ用切
換制御弁50、及びアウトリガ用切換制御弁80L、8
0Rを連結して構成した多連結弁装置である。
【0024】この切換制御弁装置16には、油圧ポンプ
65の吐出管路42とタンク66への戻り管路41との
間に、内部の圧力を制御するための減圧弁64、圧力補
償弁62、リリーフ弁33が設けられており、さらに、
全体を低圧に切換えるための低圧切換用電磁弁34と低
圧リリーフ弁35、及び各油圧アクチュエータ3L、3
R、5、8、9、10の作動管路をアンロードさせるた
めのアンロード用電磁弁67が設けられている。
【0025】なお、アウトリガ用切換制御弁80L、8
0Rを除く各切換制御弁20、45、50、60には、
各切換制御弁20、45、50、60前後間の差圧力に
応じて流量の制御を行うため、各軸圧力補償弁63が設
けられている。また、最下層のアウトリガ用切換制御弁
80Lを除く各切換制御弁80R、20、45、50、
60には、シャトル弁37設けられており、各油圧アク
チュエータ3L、3R、5、8、9、10の作動時にお
いて各切換制御弁80L、80R、20、45、50、
60の作動圧力を比較し、最大圧力をシャトル弁37で
選択し、圧力補償弁62に供給して、その最大作動圧力
と油圧ポンプ65からの圧油を圧力補償弁62で等圧力
にし、必要以上の圧力をたてないようにしている。
【0026】油圧ポンプ65は車両のエンジン(図示
略)で駆動されるため、車両アクセル開度用油圧シリン
ダ61を備えており、エンジンの回転速度を調整するこ
とができる。ブーム伸縮用切換制御弁20には、スプー
ル21が内蔵されており、このスプール21は、左右の
スプリング30で通常は中立位置に保持されている。プ
ール21の一端はリンクを介して操作レバー18と連結
されている。他端にはスプール21を切換えるピストン
22が設けられている。
【0027】また、ブーム伸縮用切換制御弁20は、ピ
ストン22の制御を行う比例電磁式パイロット弁24、
25と、ピストン22の変位を検出する位置検出器23
とを備えている。比例電磁式パイロット弁24、25の
ソレノイド24S、25Sには、それぞれ演算部40か
らデジタル・アナログコンバータ26、36を介して制
御信号が送られる。位置検出器23からは、アナログ・
デジタルコンバータ29を介して検出信号が演算部40
に送られる。
【0028】比例電磁式パイロット弁24、25は、油
圧ポンプ65からパイロット圧油が供給されるポートE
が常時閉、タンク66へ作動油を戻すポートFが常時開
となっており、ソレノイド24S、又はソレノイド25
Sに制御信号が入力されると左右のスプール24R、又
はスプール25Rが摺動し、入力電流値によってEポー
トの開口量が制御できる。従って、ピストン22の左右
の伸油室31、縮油室32へのパイロット圧油の供給が
制御される。
【0029】伸油室31、縮油室32の何れか一方にパ
イロット圧油が供給されると、スプール21が右又は左
に移動して、サービスポートB、又はサービスポートA
とポンプポートPとを連通させるので、ブーム伸縮用切
換制御弁20は、伸油路14又は縮油路15に圧油を供
給して、ブーム伸縮用油圧シリンダ8を伸縮作動させ
る。
【0030】比例電磁式パイロット弁24、25のソレ
ノイド24S、又はソレノイド25Sの励磁が中止され
ると、スプール21はスプリング30によって中立位置
に戻り、ブーム伸縮用油圧シリンダ8への圧油の供給は
停止される。旋回用切換制御弁45、ブーム起伏用切換
制御弁60、及びウインチ用切換制御弁50も、ブーム
伸縮用切換制御弁20と同様の構成であるので詳細の説
明は省略する。なお、アウトリガ用切換制御弁80L、
80Rも基本的には同様の構成であるが、比例電磁式パ
イロット弁は設けられていない。
【0031】遠隔操作器70は図6及び図7に示すもの
と同様であり、遠隔操作器70には、ブーム7の起伏作
動を操作するためのブーム起伏用タクトスイッチ71、
ウインチ11の巻上巻下作動を操作するためのウインチ
巻上下用タクトスイッチ72、ブーム7の伸縮作動を操
作するためのブーム伸縮用タクトスイッチ73、ブーム
7の左右への旋回作動を操作するための旋回用タクトス
イッチ74、及びクレーン1の各作動の速度を制御する
速度レバー75が設けられている。
【0032】遠隔操作器70の各タクトスイッチ71、
72、73、74と速度レバー75を操作すると、油圧
アクチュエータ5、8、9、10の作動選択信号と速度
レバー75の引き代信号が、操作信号として遠隔操作器
70から無線送信され、受信機77を介して演算部40
に送られる。この構成により、クレーン1は操作レバー
18による機側操作及び遠隔操作器70による遠隔操作
が可能となっている。
【0033】以下、遠隔操作器70を用いてブーム7の
縮小操作を行う場合を例として、作動を説明する。オペ
レータは遠隔操作器70のブーム伸縮用タクトスイッチ
73を縮小側に入れ、速度レバー75を引く。すると、
操作信号が遠隔操作器70から演算部40に送られる。
【0034】演算部40は、この操作信号に従って、ブ
ーム伸縮用切換制御弁20のスプール21の所要開口量
を演算し、比例電磁式パイロット弁25のソレノイド2
5Sに制御信号を送って励磁する。すると図2のように
右のスプール25Rが摺動し、ピストン22の縮油室3
2へのパイロット圧油の供給が制御される。縮油室32
にパイロット圧油が供給されると、スプール21が左に
移動して、サービスポートAとポンプポートPとを連通
させるので、ブーム伸縮用切換制御弁20は、縮油路1
5に圧油を供給して、ブーム伸縮用油圧シリンダ8を縮
小作動させる。
【0035】例えば、速度レバー75を0〜10sの間
引き続け、10〜13sの間引いたまま固定し、それか
ら手をはなして13〜14sの間で元に戻すように操作
したとき、演算部40は図4の線Aに示す通りの制御信
号を比例電磁式パイロット弁25のソレノイド25Sへ
出力する。スプール21の作動が正常であれば、位置検
出器23からフィードバックされる検出信号は、図4の
線Bに示すように、線Aの制御信号との間に大きな誤差
は生じない。このときには、演算部40は制御信号と検
出信号との差に基づいて、補正を行う。
【0036】ところが、オペレータが遠隔操作器70を
用いて縮小操作しているときに、何者かあるいは何らか
の器物が誤って操作レバー18に触れ、スプール21が
オペレータの操作意図に反して伸長側に切換えられる
と、スプール21が右に移動して伸油路14に圧油が供
給され、ブーム伸縮用油圧シリンダ8は伸長する。この
ときは、位置検出器23からのフィードバックされる検
出信号は、図4の線Cに示すように、線Aの制御信号と
の間に大きな誤差が生じる。
【0037】この場合、演算部40から出力された制御
信号に対するスプール21の変位量の誤差が所定時間
(例えばt=0.5s)以上継続して許容誤差範囲ΔA
(例えば正常なスプール変位量の±2mm)外となった
とき、演算部40はスプール21の作動が異常だと判断
してアンロード用電磁弁67にアンロード信号を送って
励磁し、リリーフ弁33を開放させて油圧ポンプ65の
吐出管路42の圧油を戻り管路41を経てタンク66に
戻すので、ブーム伸縮用油圧シリンダ8は作動を停止す
る。
【0038】操作レバー18が伸長側に切換えられた場
合の他、図4の線Dに示すように、作動方向が同じ縮小
方向であっても作動速度が異常に低速、あるいは高速と
なる場合も同様にしてブーム伸縮用油圧シリンダ8の作
動を停止させることができる。ブーム伸縮用切換制御弁
20以外の切換制御弁の操作レバーが動かされてスプー
ルが変位した場合、制御信号を出力していない切換制御
弁の位置検出器からスプール変位の検出信号がフィード
バックされるので、この場合も演算部40は、作動が異
常だと判断してアンロード用電磁弁67にアンロード信
号を送り、作動を停止させることができる。
【0039】また、何らかの原因、例えば作動油中に混
入した汚濁物質等により操作中のブーム伸縮用切換制御
弁20のスプール21が引っかかって戻らなくなってし
まうと、図4の線Eに示すように、遠隔操作を止めても
ブーム伸縮用油圧シリンダ8が作動し続けるが、この場
合も同様にしてブーム伸縮用油圧シリンダ8の作動を停
止させることができる。
【0040】なお、位置選出器23で異常が検出された
とき、演算部40から比例電磁式パイロット弁25のソ
レノイド25Sへの出力を停止し、スプール21を中立
位置に戻し、ブーム伸縮用油圧シリンダ8への圧油の供
給を遮断して、ブーム伸縮用油圧シリンダ8の作動を停
止することもできる。この場合、図4の線Eのように作
動油中に混入した汚濁物質等により操作中のブーム伸縮
用切換制御弁20のスプール21が引っかかって戻らな
い状態では、縮小から作動停止を行ったとき、演算部4
0は伸長側の比例電磁式パイロット弁24のソレノイド
24Sへ瞬時(例えば0.5s)出力信号を送り、スプ
ール21を若干伸長側へ動かして引っかかって戻らない
状態を修正した後、中立位置に戻す。一度で修正できな
いときには、何度か往復動させて中立位置に戻るように
するが、所定時間内に戻せないときには、アンロード用
電磁弁67にアンロード信号を送ってアンロードを行っ
て、ブーム伸縮用油圧シリンダ8は作動を停止する。
【0041】以上、遠隔操作器70を用い、ブーム7の
縮小操作を行う場合を例として説明したが、その他の操
作において作動に異常が生じた場合も、同様にして作動
を停止させることができる。図8は本発明の他の実施の
形態を示すクレーンの誤作動防止装置の構成図、図9は
クレーンの誤作動防止装置の作動を説明する流れ図、図
10位置検出器の検出値と許容誤差範囲の関係を示す説
明図である。
【0042】このクレーンの誤作動防止装置は、クレー
ン1が格納状態か非格納状態かを検出する格納検出手段
として格納検出スイッチ90を備えている。格納検出ス
イッチ90は、クレーン1が格納状態になるとon、(又
はoff )に切換わる1個又は複数個のスイッチであり、
クレーン1の格納時に作動するようクレーン1の所要位
置に設置される。
【0043】その他の構成は、図1〜図3に示すものと
同様であるので、同一の構成部品には同一符号を付して
構成の詳細な説明は省略する。以下、図9、図10を参
照し、このクレーンの誤作動防止装置の作動を説明す
る。オペレータが電源を投入すると、演算部40は全て
の切換制御弁20、45、50、60、80L、80R
の位置検出器23からのフィードバック値を読み込み、
操作レバー18が中立であるか否かを確認する。このと
き、誤差が許容誤差範囲ΔF以内(例えば±1mm以
内)であればよい。
【0044】いずれかの操作レバー18が中立でない場
合、停止信号をアンロード用電磁弁67に出力する。こ
のように初期状態で操作レバー18が中立でない場合
は、スプール21が引っかかって戻らなくなり、誤作動
を起こしたりするおそれがあるので、点検修理を行う。
全ての操作レバー18が中立であれば、次にアウトリガ
2の張出操作を行って安定を確保した後、クレーン作業
を開始する。
【0045】手動操作モードでは、遠隔操作器70から
の油圧アクチュエータの選択信号の送信の有無を確認
し、無ければ作動させたい油圧アクチュエータ、例えば
ブーム伸縮用シリンダ8のブーム伸縮用切換制御弁20
の操作レバー18を手動操作する。操作レバー18の操
作によりブーム伸縮用シリンダ8が作動し、位置検出器
23からの検出信号が演算部40へフィードバックされ
る。
【0046】ブーム伸縮用切換制御弁20の操作レバー
18を手動操作中、アウトリガ用切換制御弁80L、8
0Rの操作レバー18が誤って操作されると、アウトリ
ガ用切換制御弁80L、80Rの位置検出器23からの
検出信号も演算部40にフィードバックされる。演算部
40は、ブーム伸縮用切換制御弁20の位置検出器23
と、アウトリガ用切換制御弁80L、80Rの位置検出
器23から検出信号が同時に送られると、ブーム伸縮用
シリンダ8とアウトリガ用油圧シリンダ3L、3Rが同
時に作動しているので危険だと判断し、直ちに停止信号
をアンロード用電磁弁67に送る。
【0047】アウトリガ用切換制御弁80L、80R
は、クレーン作業において他の油圧アクチュエータ5、
8、9、10の作動中に操作されることはないので、図
10のように許容誤差範囲ΔA若しくはΔFを設けず、
アウトリガ用切換制御弁80L、80Rの位置検出器2
3からの検出信号がフィードバックされると、直ちに演
算部40がアンロード用電磁弁67に停止信号を出力よ
うにするのが望ましい。
【0048】全ての操作レバー18を中立に戻すと、演
算部40は全ての位置検出器23からのフィードバック
値が中立であることを確認し、再度使用可能状態にす
る。遠隔操作モードでは、遠隔操作器70からの油圧ア
クチュエータの選択信号の送信の有無を確認する。遠隔
操作器70からの油圧アクチュエータの選択信号が有れ
ば、演算部40は、全ての切換制御弁のフィードバック
値が中立であることを確認し、速度レバー75の引き代
信号を読み込み、選択された油圧アクチュエータの切換
制御弁、例えばブーム伸縮用切換制御弁20のスプール
21の所要開口量を演算し、比例電磁式パイロット弁2
5のソレノイド25Sに所要の制御信号を送り、ブーム
伸縮用油圧シリンダ8を作動させる。このとき、他の切
換制御弁45、50、60には0値の制御信号を出力す
る。
【0049】例えば、速度レバー75を0〜10sの間
引き続け、10〜13sの間引いたまま固定し、それか
ら手をはなして13〜14sの間で元に戻すように操作
したとき、演算部40は図10の線Aに示す通りの制御
信号をブーム伸縮用切換制御弁20へ出力する。スプー
ル21の作動が正常であれば、位置検出器23からフィ
ードバックされる検出信号は、図10の線Bに示すよう
に、線Aの制御信号との間に大きな誤差は生じない。こ
のときには、演算部40は制御信号と検出信号との差に
基づいて、補正を行う。
【0050】ところが、オペレータが遠隔操作器70を
用いて縮小操作しているときに、何者かあるいは何らか
の器物が誤って操作レバー18に触れ、スプール21が
オペレータの操作意図に反して伸長側に切換えられる
と、スプール21が右に移動して伸油路14に圧油が供
給され、ブーム伸縮用油圧シリンダ8は伸長する。この
ときは、位置検出器23からのフィードバックされる検
出信号は、図10の線Cに示すように、線Aの制御信号
との間に大きな誤差が生じる。
【0051】この場合、演算部40から出力された制御
信号に対するスプール21の変位量の誤差が所定時間
(例えばt=0.5s)以上継続して許容誤差範囲ΔA
(例えば正常なスプール変位量の±2mm)外となった
とき、演算部40はスプール21の作動が異常だと判断
してアンロード用電磁弁67にアンロード信号を送って
ブーム伸縮用油圧シリンダ8の作動を停止する。
【0052】操作レバー18が伸長側に切換えられた場
合の他、図10の線Dに示すように、作動方向が同じ縮
小方向であっても作動速度が異常に低速、あるいは高速
となる場合も同様にしてブーム伸縮用油圧シリンダ8の
作動を停止させることができる。ブーム伸縮用切換制御
弁20以外の切換制御弁の操作レバーが動かされてスプ
ールが変位した場合、制御信号を出力していない切換制
御弁の位置検出器から0値でないスプール変位の検出信
号がフィードバックされる。この場合、演算部40は、
検出値を0値と比較し、図10の線Fに示すように誤差
が所定時間(例えばt=0.5s)以上継続して許容誤
差範囲ΔF(例えば±2mm)外となったとき、演算部
40はスプール21の作動が異常だと判断してアンロー
ド用電磁弁67にアンロード信号を送ってブーム伸縮用
油圧シリンダ8の作動を停止する。
【0053】位置検出器23からフィードバックされる
検出信号が、許容誤差範囲ΔF内であれば、演算部40
はスプール21の作動は正常と判断する。遠隔操作中に
アウトリガ用切換制御弁80L、80Rの操作レバー1
8が誤って操作されると、アウトリガ用切換制御弁80
L、80Rの位置検出器23からの検出信号も演算部4
0にフィードバックされる。
【0054】演算部40は、ブーム伸縮用切換制御弁2
0の位置検出器23と、アウトリガ用切換制御弁80
L、80Rの位置検出器23から検出信号が同時に送ら
れると、ブーム伸縮用シリンダ8とアウトリガ用油圧シ
リンダ3L、3Rが同時に作動しているので危険だと判
断し、直ちに停止信号をアンロード用電磁弁67に送り
作動を停止させる。
【0055】なお、アウトリガ用切換制御弁80L、8
0Rの位置検出器23から検出信号に代えて、アウトリ
ガ2の操作を検出するスイッチ等を設け、その検出信号
を利用することもできる。以上、ブーム伸縮用切換制御
弁20の操作を行う場合を例として説明したが、その他
の操作において作動に異常が生じた場合も、同様にして
作動を停止させることができる。
【0056】なお、クレーン1の格納状態からアウトリ
ガ2を張り出してクレーンを作業可能な状態にしたとき
には、格納検出スイッチ90は非格納状態側に切換えら
れている。非格納状態でアウトリガ用切換制御弁80
L、80Rの操作レバー18が誤って操作されると、ア
ウトリガ用切換制御弁80L、80Rの位置検出器23
からの検出信号が演算部40にフィードバックされる。
【0057】演算部40は、格納検出スイッチ90の非
格納状態信号と、アウトリガ用切換制御弁80L、80
Rの位置検出器23から検出信号が同時に送られると、
直ちに停止信号をアンロード用電磁弁67に送り作動を
停止させる。この場合、遠隔操作モードか手動操作モー
ドかを問わず、クレーン1が作動中か否かも問わず、停
止する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のクレー
ンの誤作動防止装置は、遠隔操作器で油圧アクチュエー
タの操作を行う場合に、切換制御弁のスプールが遠隔操
作器からの操作信号に反して作動するとき、油圧アクチ
ュエータの作動を停止させることにより誤作動を防止す
ることができる。また、クレーン作業中にアウトリガ操
作を行った場合、自動停止させることも可能である。ク
レーンの非格納状態でアウトリガ操作を行った場合も、
自動停止させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すクレーンの誤作動
防止装置の構成図である。
【図2】クレーンの誤作動防止装置の作動の説明図であ
る。
【図3】クレーンの油圧回路図である。
【図4】位置検出器の検出値と許容誤差範囲の関係を示
す説明図である。
【図5】クレーンの構成図である。
【図6】遠隔操作器の正面図である。
【図7】遠隔操作器の側面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示すクレーンの誤作
動防止装置の構成図である。
【図9】クレーンの誤作動防止装置の作動を説明する流
れ図である。
【図10】位置検出器の検出値と許容誤差範囲の関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 クレーン 2 アウトリガ 3L、3R アウトリガ用油圧シリンダ 5 旋回用油圧モータ 6 コラム 7 ブーム 8 ブーム伸縮用油圧シリンダ 9 ブーム起伏用油圧シリンダ 10 ウインチ用油圧モータ 11 ウインチ 12 ワイヤロープ 13 フック 16 切換制御弁装置 20 ブーム伸縮用切換制御弁 21 スプール 22 ピストン 23 位置検出器 24、25 比例電磁式パイロット弁 24S、25S ソレノイド 24R、25R スプール 33 リリーフ弁 40 演算部 45 旋回用切換制御弁 50 ウインチ用切換制御弁 60 ブーム起伏用切換制御弁 67 アンロード用電磁弁 70 遠隔操作器 71 ブーム起伏用タクトスイッチ 72 ウインチ巻上下用タクトスイッチ 73 ブーム伸縮用タクトスイッチ 74 旋回用タクトスイッチ 75 速度レバー 80L、80R アウトリガ用切換制御弁 90 格納検出スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧アクチュエータの作動を制御する切
    換制御弁と、切換制御弁を遠隔操作するための遠隔操作
    器と、切換制御弁のスプールの変位量を検出する位置検
    出器と、遠隔操作器から送られる操作信号と位置検出器
    からフィードバックされるスプール変位量の検出信号と
    に基づいて、切換制御弁への制御信号を出力する演算部
    とを備えたクレーンの制御装置において、 演算部から出力された切換制御弁への制御信号に対する
    スプールの変位量の誤差が所定時間以上継続して許容誤
    差範囲外となったとき、油圧アクチュエータの作動を停
    止させる停止手段を設けたことを特徴とするクレーンの
    誤作動防止装置。
  2. 【請求項2】 演算部が、作動を選択していない油圧ア
    クチュエータの切換制御弁へ0値の制御信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のクレーンの誤作動防止
    装置。
  3. 【請求項3】 演算部から出力された切換制御弁への制
    御信号に対するスプールの変位量の誤差が許容誤差範囲
    内であるとき、演算部が、切換制御弁へ補正信号を出力
    することを特徴とする請求項1又は2記載のクレーンの
    誤作動防止装置。
  4. 【請求項4】 停止手段が、演算部からの停止信号によ
    り油圧アクチュエータの作動管路をアンロードするアン
    ロード用電磁弁であることを特徴とする請求項1、2又
    は3記載のクレーンの誤作動防止装置。
  5. 【請求項5】 停止手段が、演算部からの停止信号によ
    り切換制御弁のスプールを中立位置に戻す比例電磁式パ
    イロット弁であることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載のクレーンの誤作動防止装置。
  6. 【請求項6】 アウトリガ用油圧シリンダ以外の油圧ア
    クチュエータの作動中にアウトリガ用切換制御弁のスプ
    ールの変位が検出されたとき、演算部が、停止手段へ停
    止信号を出力することを特徴とする請求項1、2、3、
    又は4記載のクレーンの誤作動防止装置。
  7. 【請求項7】 クレーンが格納状態か非格納状態かを検
    出する格納検出手段を備え、クレーンの非格納状態でア
    ウトリガ用切換制御弁のスプールの変位が検出されたと
    き、演算部が、停止手段へ停止信号を出力することを特
    徴とする請求項1、2、3、又は4記載のクレーンの誤
    作動防止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001397A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Tadano Ltd アウトリガ装置の誤作動防止装置
WO2020235685A1 (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 株式会社タダノ 作業車両

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