JP7476410B1 - 店舗の買い物支援システム - Google Patents

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廣司 野島
弘文 國井
純一 山根
武志 内田
将太 長山
慶司 森本
彩子 石原
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株式会社ノジマ
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Abstract

【課題】顧客が商品をより迅速に買いやすくすることができる店舗の買い物支援システムを提供する。【解決手段】店舗の買い物支援システム1は、電波を発信して物の位置情報を特定するのに利用可能な位置特定装置としてのビーコンBpと、このビーコンBpからの電波を受信し、自身の位置情報を特定可能な顧客用端末Tuと、顧客用端末Tuとの通信が可能な店舗側端末Tsとを備え、顧客用端末Tuは、店舗10外から店舗10内に位置した際、来店挨拶を自動で行う来店挨拶部4aと、店舗10の店舗マップを表示部4に表示させるか、顧客Puが店舗10の従業員Psに会って購入を検討している商品に関する相談又は、店舗10が提供するサービスに関する相談を要求する相談要求信号を店舗側端末Tsに送信し、受信させ、その相談要求を報知させるかを選択するサービス選択部4bとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、店舗の買い物支援システムに関する。
近年、商品を販売する店舗では、顧客の位置情報等を把握し、接客に活かして、顧客が商品を買いやすくする技術が提案されている。
例えば、顧客のスマートフォン等からその位置情報をビーコン等で把握し、顧客が商品を買いやすくすること等が知られている(特許文献1等を参照)。
特開2022-91192号公報
しかしながら、このように従来の買い物支援の技術は様々あるものの、顧客が商品をより迅速に買いやすくすることができる技術が求められている。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、顧客が商品をより迅速に買いやすくすることができる店舗の買い物支援システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、商品を販売する店舗の買い物支援システムであって、電波を発信して物の位置情報を特定するのに利用可能な位置特定装置と、前記位置特定装置からの電波を受信し、自身の位置情報を特定可能な顧客用端末と、前記顧客用端末との通信が可能な店舗端末とを備え、前記顧客用端末は、店舗外から前記店舗内に位置したことが前記位置特定装置で特定された際、来店したことを通知する来店通知部と、該来店通知部と同時に前記顧客用端末の表示部に顧客が要求する複数のサービスの中の何れか一つを選択可能に表示させるサービス選択部、とを有し、該サービス選択部は、前記店舗の店舗マップを前記表示部に表示させるマップ表示釦と、前記顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨の信号を前記店舗用端末に送信する為の相談釦と、商品の修理に関する相談を要求し、前記店舗マップ上の修理相談窓口までの案内経路を前記表示部に表示させる商品修理釦と、を有し、記相談釦が選択された状態において、前記顧客用端末から指定された商品、又は、サービスに関する相談をしたい旨の信号が送信され、前記相談したい旨の信号を前記店舗用端末が受信すると、前記店舗用端末の表示部に、前記店舗マップ上での前記顧客用端末の位置情報と、前記指定された商品、又は、サービスと、が表示されるように構成されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記顧客用端末は、前記表示部に表示させる前記店舗マップのエリア内に、前記店舗が販売する前記商品又は、前記店舗が提供する前記サービスのカテゴリ名を表示可能とされていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記店舗用端末も、前記位置特定装置でその位置が特定可能とされており、その表示部で、前記店舗内における当該店舗端末及び他の店舗端末の位置と、複数の前記顧客用端末の位置とを、示可能とされていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記店舗端末は、その表示部で、前記顧客用端末を、前記顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨を要求している顧客用端末と、前記顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨を要求していない顧客用端末とで区別できるように表示可能とされていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記店舗端末は、その表示部で、前記店舗内における前記位置特定装置で特定された当該店舗端末及び他の店舗端末の位置の情報、及び通信とタイマーで得られた顧客を対応していたか否かとその時間の情報と、前記位置特定装置で特定された前記顧客用端末の位置の情報、及び通信とタイマーで得られた従業員に対応されていたか否かとその時間の情報とに基づいて、当該店舗の前記店舗用端末を持っている従業員が、前記顧客用端末を持っている顧客を対応していた時間や滞在していた位置や時間を表示可能とされていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記店舗用端末も、前記位置特定装置でその位置が特定可能とされており、前記店舗用端末で担当する顧客を特定することにより、前記顧客の前記顧客用端末の位置が前記店舗用端末の前記表示部に表示される前記店舗マップ内で、強調して表示可能にするように構成されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記顧客用端末で、前記店舗の前記店舗マップを前記表示部に表示させる選択を前記サービス選択部でした際、当該顧客用端末のカテゴリ名入力部に商品のカテゴリ名を入力すると、前記店舗マップ上で前記商品が販売されているエリアまでの案内経路が前記表示部に表示される構成であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記顧客用端末で、顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨の信号を前記店舗用端末に送信し、受信させ、前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスを報知させる選択を前記サービス選択部でした際、当該顧客用端末のカテゴリ名入力部に商品のカテゴリ名を入力すると、当該商品のカテゴリ名は、前記店舗用端末の表示部に表示可能な構成であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記顧客用端末は、顧客が求める商品を導き出すのに役立つアンケート情報を入力可能なアンケート情報入力部を有し、当該アンケート情報入力部に前記アンケート情報が入力されると、当該アンケート情報は、前記店舗端末に送信され、受信されて、当該店舗端末の表示部に表示可能な構成であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記サービス選択部で、前記店舗の前記店舗マップを前記表示部に表示させる選択をした後も、顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨の信号を前記店舗端末に送信し、受信させ、前記指定された商品、又は、サービスを報知させることが可能な相談要求部を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記位置特定装置は、前記店舗内に設けられた複数のビーコンからなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、電波を発信して物の位置情報を特定するのに利用可能な位置特定装置と、位置特定装置からの電波を受信し、自身の位置情報を特定可能な顧客用端末と、顧客用端末との通信が可能な店舗側端末とを備え、顧客用端末は、店舗外から店舗内に位置した際、来店挨拶を自動で行う来店挨拶部と、店舗の店舗マップを表示部に表示させるか、顧客が店舗の従業員に会って購入を検討している商品に関する相談又は、店舗が提供するサービスに関する相談を要求する相談要求信号を店舗側端末に送信し、受信させ、その相談要求を報知させるかを選択するサービス選択部とを有する。これにより、顧客は、店舗への来店時に来店の挨拶を受けたうえで、好みに合わせて、まずは、この店舗の店内マップを見て、購入を検討している商品を自分で探すか、この店舗の従業員に会って購入を検討している商品に関する相談又は、店舗が提供するサービスに関する相談をするかを選択することができるので、顧客が商品をより迅速に買いやすくすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、サービス選択部は、商品の修理に関する相談を要求し、店舗マップ上の修理相談窓口までの案内経路を表示部に表示させる選択を更に有する。これにより、商品の修理の相談にきた顧客に対しても真摯に対応できるうえに、例えば、修理ではなく、商品を買い替えた方がお得なときはその旨を顧客に伝えることができるので、顧客が商品をより迅速に買いやすくすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、顧客用端末は、表示部に表示させる店舗マップのエリア内に、店舗が販売する商品又は、店舗が提供するサービスのカテゴリ名を表示可能とされている。これにより、顧客は、どのように行きたい箇所へ行くかがより容易に分かる。
請求項4に記載の発明によれば、店舗側端末も、位置特定装置でその位置が特定可能とされており、その表示部で、店舗内におけるこの店舗側端末及び他の店舗側端末の位置と、顧客用端末の位置とを、全体表示可能とされている。これにより、店舗側端末を持った店舗の従業員は、店舗内における自身の位置だけでなく、他の店舗側端末を持った従業員の位置と、顧客用端末を持った顧客の位置を把握することができ、顧客用端末を持った顧客の動向をみながら、他の従業員とインカム等を用いて、どのように行動すべきか等の情報のやり取りができるので、より良い接客に活かすことができる。
請求項5に記載の発明によれば、店舗側端末は、その表示部で、顧客用端末を、相談要求している顧客用端末と、相談要求していない顧客用端末とで区別できるように表示可能とされている。これにより、どの顧客用端末を持った顧客を、優先的に対応すれば良いかが直ぐに分かる。
請求項6に記載の発明によれば、店舗側端末は、その表示部で、店舗内における位置特定装置で特定されたこの店舗側端末及び他の店舗側端末の位置の情報、及び通信とタイマーで得られた顧客を対応していたか否かとその時間の情報と、位置特定装置で特定された顧客用端末の位置の情報、及び通信とタイマーで得られた従業員に対応されていたか否かとその時間の情報とに基づいて、店舗の店舗用端末を持っている従業員が、顧客用端末を持っている顧客を対応していた時間や滞在していた位置や時間を表示可能とされている。これにより、従業員毎の仕事の効率や実績等を容易に把握することができ、どの従業員に何を任せてよいか等が容易に分かる。
請求項7に記載の発明によれば、店舗側端末は、その表示部で、担当する顧客の顧客用端末の位置をピックアップして表示可能とされている。これにより、店舗側端末を持った従業員は、迷わず、自分が担当する顧客用端末を持った顧客の位置を把握し、対応することができる。
請求項8に記載の発明によれば、顧客用端末で、店舗の店舗マップを表示部に表示させる選択をサービス選択部でした際、顧客用端末のカテゴリ名入力部に商品のカテゴリ名を入力すると、店舗マップ上で商品が販売されているエリアまでの案内経路が表示部に表示される構成である。これにより、顧客は、店舗マップを見て、容易に、購入を検討している商品が販売されているエリアまで辿り着くことができる。
請求項9に記載の発明によれば、顧客用端末で、顧客が店舗の従業員に会って購入を検討している商品に関する相談を要求する相談要求信号を店舗側端末に送信し、受信させ、その相談要求を報知させる選択をサービス選択部でした際、顧客用端末のカテゴリ名入力部に商品のカテゴリ名を入力すると、この商品のカテゴリ名は、店舗側端末の表示部に表示可能な構成である。これにより、店舗側は、商品のカテゴリ名を事前に知ることができるので、店舗の従業員に会って購入を検討している商品に関する相談を要求してきた顧客に対し、その相談に適した従業員を担当させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、顧客用端末は、顧客が求める商品を導き出すのに役立つアンケート情報を入力可能なアンケート情報入力部を有し、アンケート情報入力部にアンケート情報が入力されると、アンケート情報は、店舗側端末に送信され、受信されて、店舗側端末の表示部に表示可能な構成である。これにより、店舗側は、顧客が求める商品を導き出すのに役立つアンケート情報を事前に知ることができるので、店舗の従業員に会って購入を検討している商品に関する相談を要求してきた顧客に対し、担当する従業員は、このアンケート情報を参照してより的確な相談ができ、顧客が求める商品をより早く導き出すことができる。
請求項11に記載の発明によれば、サービス選択部で、店舗の店舗マップを表示部に表示させる選択をした後も、顧客が店舗の従業員に会って購入を検討している商品に関する相談を要求する相談要求信号を店舗側端末に送信し、受信させ、その相談要求を報知させることが可能な相談要求部を有する。これにより、何時でも、店舗側端末を持っている店舗の従業員は、顧客用端末を持つ顧客の相談要求に応えることができるので、顧客が商品をより迅速に買いやすくすることができる。
請求項12に記載の発明によれば、位置特定装置は、店舗内に設けられた複数のビーコンからなる。これにより、位置特定装置が店舗内のビーコンなので、店舗内がGPS用の衛星からの電波が届きにくい条件である場合等も、店舗内における顧客用端末の位置情報を正確に特定することができる。
本発明の実施の形態に係る店舗の買い物支援システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る店舗の買い物支援システムの概略構成を説明するための図である。 この実施の形態において、店舗側端末の表示部に写し出される全体表示画面を説明するための図である。 本発明の実施の形態を実施する際の顧客側の手順を示すフローチャートである。 図4のフローチャートの続きである。 本発明の実施の形態を実施する際の店舗側の手順を示すフローチャートである。 この実施の形態において、顧客用端末の表示部に写し出される来店時画面を説明するための図である。 この実施の形態において、顧客用端末の表示部に写し出される商品カテゴリ選択画面を説明するための図である。 この実施の形態において、顧客用端末の表示部に写し出される店舗マップ案内画面を説明するための図である。 この実施の形態において、顧客用端末の表示部に写し出される確認画面を説明するための図である。 この実施の形態において、顧客用端末の表示部に写し出されるメニュー設定画面を説明するための図である。 この実施の形態において、顧客用端末の表示部に写し出される事前アンケート画面を説明するための図である。 この実施の形態において、顧客用端末の表示部に写し出される店舗マップ画面を説明するための図である。 この実施の形態において、店舗側端末の表示部に写し出される問い合わせリスト画面を説明するための図である。 この実施の形態において、図14より後の時間の店舗側端末の表示部に写し出される問い合わせリスト画面を説明するための図である。 この実施の形態において、図15より後の時間の店舗側端末の表示部に写し出される問い合わせリスト画面を説明するための図である。 この実施の形態において、店舗側端末の表示部に写し出される担当顧客間位置画面を説明するための図である。 この実施の形態において、顧客用端末の表示部に写し出される修理相談窓口案内画面を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1~図18は、本発明の実施の形態を示す図である。図1は、本発明の実施の形態に係る店舗の買い物支援システムの概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態に係る店舗の買い物支援システムの概略構成を説明するための図である。
図1に示すように、本実施の形態の店舗の買い物支援システム1は、店内空間10A内の売り場に物品である商品2a,2b,2c,・・・が陳列された店舗10に来店してきた顧客Puが所有する顧客用端末Tuと、この店内空間10A内の売り場等にいる従業員Psが所有する店舗用端末Tsとの間で実施される。
ここで、図2に示すように、この店舗10の天井11には、電波を発信して物の位置情報を特定するのに利用可能な位置特定装置としての複数のビーコンBpが設けられている。なお、ビーコンBpは、天井11に限らず、店舗10内であれば、壁12や床13或いは棚等に設けて実施してもよい。また、店舗10内にGPS用の衛星の電波が届く場合等は、この位置特定装置を、GPS用の衛星等として実施してもよい。
ここで、顧客用端末Tuには、サーバSから、インターネット等のネットワークNを介して、この店舗の買い物支援システム1を実行するための顧客側専用のアプリケーションソフトがダウンロードされ、インストールされて、以下で説明する機能を備えている。
また、店舗側端末Tsには、サーバSから、インターネット等のネットワークNを介して、この店舗の買い物支援システム1を実行するための店舗側専用のアプリケーションソフトがダウンロードされ、インストールされて、以下で説明する機能を備えている。
顧客用端末Tuは、位置特定装置としてのビーコンBpからの電波を受信し、自身の位置情報を特定し、この位置情報を表示部4で表示可能とされている。
この顧客用端末Tuには、顧客Puが所有するスマートフォン、タブレット等が好適に使用される。
店舗側端末Tsは、顧客用端末Tuからこの顧客用端末Tuの位置情報を受信して、表示部40に表示可能とされている。また、店舗側端末Tsは、位置特定装置としてのビーコンBpからの電波を受信し、自身の位置情報を特定し、この位置情報を表示部40で表示可能とされている。さらに、店舗側端末Tsは、他の店舗側端末Tsからその位置情報を受信して、表示部40に表示可能とされている。
この店舗側端末Tsには、店舗10側から従業員Psに貸与されたスマートフォン、タブレット等が好適に使用される。
そして、顧客用端末Tuは、店舗10外から店舗10内に位置した際、すなわち、顧客用端末Tuを持った顧客Puが店舗10の入口3に位置して来店した際、来店挨拶を自動で行う来店挨拶部4aと、店舗10の店舗マップを表示部4に表示させるか、顧客Puが店舗10の従業員Psに会って購入を検討している商品に関する相談又は、店舗10が提供する例えば携帯電話契約、インターネットの加入、その他の各種サービスに関する相談を要求する相談要求信号を店舗側端末Tsに送信し、受信させ、その相談要求を報知させるか、商品の修理に関する相談を要求し、店舗マップ上の修理相談窓口までの案内経路を表示部4に表示させるかを選択するサービス選択部4bとを有する。
また、顧客用端末Tuは、店舗10で購入を検討している商品2a,2b,2c,・・・のいずれかに関する商品のカテゴリ名を入力可能な商品カテゴリ名入力部4cを、更に有し、店舗側端末Tsは、顧客用端末Tuから送信され、受信された商品のカテゴリ名を記憶可能な記憶部40aを有する。
さらに、図3に示すように、店舗側端末Tsは、その表示部40に写し出される全体表示画面M1で、店舗10内におけるこの店舗側端末Ts及び他の店舗側端末Tsの位置と、顧客用端末Tuの位置とを、全体表示可能とされている。
ここで、従業員Psの位置である店舗用端末Tsの位置と顧客Puの位置である顧客用端末Tuの位置とは形状の違いで見分けがつくようになっている。また、従業員Psの位置である店舗用端末Ts同士は、色の違いで見分けがつくようになっている。さらに、アクションを起こしていない顧客Puの位置である顧客用端末Tuの位置と従業員Psを呼出中の顧客Puの位置である顧客用端末Tuの位置とは、色の違いで見分けがつくようになっている。
なお、顧客用端末Tuと店舗側端末Tsとの間及び店舗側端末Ts同士間の情報通信のやり取りは、それぞれの通信部C1,C2間で、インターネット等のネットワークNを介して行われる。また、従業員Ps同士のやり取りは、店舗側端末Ts間の情報通信で行われる他、インカム等でもコミュニケーションが図られる。
以下、図4、図5及び図6に例示した顧客への買い物支援の流れに基づいて、具体的な構成について説明する。
まず、図2に示すように、顧客Puが、家電量販店である店舗10に来店し、顧客用端末Tuが入口3に位置すると、図7に示すように、顧客用端末Tuの表示部4に来店時画面50が写し出され、来店挨拶部4aに、この店舗10への来店の感謝の挨拶が文字表示で自動で行われる(ステップS1)。
なお、この来店挨拶部4aでの挨拶は、文字表示による挨拶に限らず、音声等によるもの等、或いはこれらを複合したもの等であってもよい。
この来店時画面50には、店内マップを見るボタン4b1と、店舗従業員と相談ボタン4b2と、商品の修理について相談するボタン4b3とが設けられている。
これらボタン4b1,4b2,4b3のうち、いずれかを選択して押すと、顧客Puが希望するサービスが選択され入力されることとなる(ステップS2)。
先ず、顧客Puが店内マップを見るボタン4b1を押した場合について説明する。
顧客Puが、店内マップを見るボタン4b1を押すと、サービス選択部4bで、店舗10の店舗マップ(以下、店内マップともいう。)を顧客用端末Tuの表示部4に表示させることが選択される(ステップS3A1)。
続いて、図8に示すように、顧客用端末Tuの表示部4に商品カテゴリ選択画面60が写し出され、表示される(ステップS3A2)。
この商品カテゴリ選択画面60には、商品カテゴリ入力ボタン61a,61b,61c,・・・(商品カテゴリ名入力部4cに相当)が設けられており、例えば、冷蔵庫の商品カテゴリボタン61bを押すと、商品のカテゴリ名として、冷蔵庫が選択され、入力される(ステップS3A3)。なお、この商品カテゴリの入力は、音声入力等、他の入力方法であってもよい。
すると、図9に示すように、顧客用端末Tuの表示部4に店舗マップ案内画面70が写し出され、この店舗マップ案内画面70では、一例として、店舗マップ上で顧客Puが現在いる位置P1から強調されて示された冷蔵庫が販売されているエリアの入口の位置P2までの案内経路R1が表示される(ステップS3A4)。なお、顧客Puがこの案内経路R1を進んで行けば、位置P1と位置P2とが重なり、冷蔵庫が販売されているエリアの入口に辿り着くこととなる。
ここで、顧客用端末Tuは、表示部4に表示させる店舗マップのエリア内に、店舗10が販売する商品又は、店舗10が提供する各種サービスのカテゴリ名を表示可能とされている。
また、この店舗マップ案内画面70には、ヘルプボタン71が設けられており、このヘルプボタン71は、顧客Puによって、押される場合と、押されない場合とがある(ステップS3A5)。
ここで、顧客Puによって、ヘルプボタン71が退店まで押されず、後述するように、従業員Ps側からお声がけする等、お伺いをたてても対応する必要がなかった場合は、顧客Puの行動に任せる(ステップS3A6)。
また、顧客Puが、このヘルプボタン71を押した場合は、図10に示すように、相談する商品のカテゴリ(ここでは一例として冷蔵庫)の確認を行う確認画面80が、顧客用端末Tuの表示部4に写し出され、表示される(ステップS3AB1)。
この確認画面80には、はいボタン81と、商品カテゴリ変更ボタン82とが設けられ、更に、相談する商品の商品カテゴリ名表示部83の下側に、相談する商品カテゴリを追加するための商品カテゴリ追加チェックボックス84も設けられており、商品カテゴリの確認を行う(ステップS3AB2)。
商品カテゴリ変更ボタン82を押すと(ステップS3AB21)、図8の商品カテゴリ選択画面60に戻る(ステップS3AB31)。
はいボタン81を押すと、ヘルプリクエストとして、顧客用端末Tuから店舗側端末Tsへ相談要求信号が送信される(ステップS3AB32)。
なお、商品カテゴリ追加チェックボックス84にチェックをすると、図8の商品カテゴリ選択画面60と同様の商品カテゴリ追加選択画面が表示され、相談する商品のカテゴリを追加できるようになっている(ステップS3AB23)。
ヘルプリクエストとして、顧客用端末Tuから店舗側端末Tsへ相談要求信号が送信されると、図11に示すように、待受画面を兼ねた事前ヒアリングメニューと位置情報確認のメニュー設定画面90が、顧客用端末Tuの表示部4に写し出され、表示される(ステップS3AB4)。
ここで、このメニュー設定画面90には、事前アンケートボタン91と、フロアマップを確認するボタン92と、呼出キャンセルボタン93とが設けられている。
事前アンケートボタン91を押し、事前アンケートを行うことを選択すると(ステップS3AB5)、図12に示すような事前アンケート画面100が、顧客用端末Tuの表示部4に写し出され、表示される(ステップS3AB6)。
この事前アンケート画面100には、アンケート情報の入力部としてのアンケート回答欄101が設けられており、例えば選択して回答できるようになっている。
アンケートの内容としては、好きな色や家族の人数等の多くの商品に共通して参考となるものから、例えば、料理に野菜等を多く用いるか、用いないか等、個別の商品、例えば、冷蔵庫の野菜室の位置や大きさ等を決めるのに参考となるもの等がある。
なお、これらのアンケート情報は、例えば、サーバSのデータベース等に商品のカテゴリ毎に紐付けして記憶しておき、事前アンケートボタン91が押されると、顧客用端末Tuに送信され、表示部4の事前アンケート画面100のアンケート回答欄101に表示されるようにすればよい。
そして、アンケートに回答し終えると、保存ボタン102を押し、そのアンケート情報は、店舗側端末Ts側へ送信し、その記憶部40a等に記憶させ、保存させる(ステップS3AB7)。
なお、このアンケート情報は、例えば、店舗側端末Tsがアクセス可能なサーバSのデータベース等に記憶させておき、必要なときに店舗側端末Tsの記憶部40aに送信するようにしてもよい。
また、このメニュー設定画面90に戻り、フロアマップを確認するボタン92を押し、位置情報の確認を選択すると(ステップステップS3AB8)、図13に示すように、顧客用端末Tuは、その表示部4に写し出される店舗マップ画面M2において、その顧客Puの位置と、目的地の位置(例えば、冷蔵庫コーナーの位置)とを、強調し、ピックアップして表示する(ステップステップS3AB9)。
なお、このメニュー設定画面90の呼出キャンセルボタン93を押せば、一度行った相談要請をキャンセルすることもできる。
続いて、図6に基づいて、店舗側端末Ts側の処理について説明する。
店舗側端末Tsでは、従業員Psは、通常、図3に示したように、その表示部40に写し出される全体表示画面M1で、店舗10内におけるこの店舗側端末Ts及び他の店舗側端末Tsの位置と、顧客用端末Tuの位置とを、全体表示している(ステップS10)。
店舗側端末Tsは、上述した図10の確認画面80で、はいボタン81が押され、ヘルプリクエストとして、顧客用端末Tuから店舗側端末Tsへ相談要求信号が送信されると、それを受信し、相談要求があった旨の通知を自動で受ける(ステップS11)。
従業員Psは、上記通知をクリックする(ステップS12)。
すると、店舗側端末Tsの表示部40内に、相談要求をしてきた顧客Puを含む問い合わせリスト画面110が写し出され、表示される(ステップS13)。
この問い合わせリスト画面110の中から、対応すべき問い合わせを選択する(スッテプS14)。
そして、その顧客Puのヘルプリクエストの情報(選択した商品のカテゴリ、顧客の名前やID、その待ち時間等)の表示を行う(ステップS15)。
なお、ステップS11とステップS12をショートカットし、問い合わせリスト画面110の表示から操作してもよい。
ここで、この実施の形態では、店舗10に複数人の従業員Psがおり、それぞれが店舗側端末Tsを所有している場合を例示しており、各店舗側端末Tsは、他の店舗側端末Tsの位置も把握できるようになっており、従業員Psは連携して仕事をしており、その中に管理する統括役もいる。
また、その統括役を含め、従業員Ps同士は、店舗側端末Tsの表示部40で、全体の販売員である従業員Psと顧客Puとの位置関係等を全体表示してお互いの動向を見合っている。
そして、統括役である従業員Psによって、ヘルプリクエストがあった顧客Puに対して、特に、近かったり、手が空いていたりする適切な従業員Psが、まずは、お声がけの担当となるように、インカム等で連絡をしたうえで、選択される(ステップS16)。
そのお声がけ担当となった従業員Psは、その顧客Puにお声がけを行った後、持っている店舗側端末Tsの表示部40に写し出された問い合わせリスト画面110のお声がけボタン111を選択して押す(ステップS17)。なお、図14では、一番上の顧客Puがお声がけした顧客Puであり、その状況欄11aを見れば、呼出中であることが分かる。また、経過時間欄11bを見れば、呼出から3分経過していることも分かる。さらに、何かの理由で急遽対応できなくなった場合等は、インカム等で、自分は今対応できない旨を伝えてもよい。
すると、お声がけ担当の従業員Psからインカム等で連絡を受けた統括役の従業員Psは、その顧客Puの相談を受ける従業員Psは誰が適切であるかを判断し、図17に示すように、店舗側端末Tsの表示部40に、適切な販売員である従業員Psの位置P3と担当する顧客Puの位置P4とが分かる担当顧客間位置画面120がピックアップして写し出されて表示される(ステップS18)。
そして、その従業員Psは、インカム等で連絡を受けるとともに、問題なければ、正式な販売員として選択される(ステップS19)
この正式に選択された従業員Psも、店舗側端末Tsの表示部40に、図15に示すように、問い合わせリスト画面110を表示させる。そして、担当する上から一番目の顧客Puは、状況欄11aを見れば、お声がけ済であることが分かり、経過時間欄を見れば、お声がけ後、5分経過したのが分かるので、コンサル開始ボタン112を選択して押し、コンサルを開始する(ステップS20)。なお、このコンサルは、上述した事前アンケートを参照しながら行う。なお、顧客Puと会ってコンサルを行うまでに時間がある場合は、事前に参照しておき、コンサル内容を予めまとめておいてもよい。
また、コンサル中に、商品を見て回ることもあるため、念のため、顧客Puの位置を確認できるようにし(ステップS21)、顧客位置情報の表示をしておくとよい(ステップS22)。
そして、問い合わせリスト画面110の上から一番目の担当している顧客Puは、図16に示すように、状況欄11aを見れば、コンサル中となったことが分かり、経過時間欄を見れば、コンサル開始後、11分経過している。よって、コンサル終了の際は、完了ボタン113を押し、統括役をはじめとした従業員Psに、担当する顧客Puのコンサルが終了した旨を伝える(ステップS23)。
この完了ボタン113を押した後は、このコンサル終了した顧客Puは、この問い合わせリスト画面110のリストから削除される。
なお、相談の内容は、購入を検討している商品に関する相談に限らず、店舗10が提供する例えば携帯電話契約、インターネットの加入、その他の各種サービスに関する相談であってもよい。
また、店舗側端末Tsは、その表示部40で、店舗10内における位置特定装置としてのビーコンBpで特定されたこの店舗側端末Ts及び他の店舗側端末Tsの位置の情報、及び通信とタイマーで得られた顧客Puを対応していたか否かとその時間の情報と、位置特定装置としてのビーコンBpで特定された顧客用端末Tuの位置の情報、及び通信とタイマーで得られた従業員Psに対応されていたか否かとその時間の情報とに基づいて、店舗10の店舗用端末Tsを持っている従業員Psが、顧客用端末Tuを持っている顧客Puを対応していた時間や滞在していた位置や時間を表示可能とされている。
次に、顧客Puが店舗従業員と会うボタン4b2を押した場合について説明する。
顧客Puが、店舗従業員と相談ボタン4b2を押すと、サービス選択部4bで、顧客Puが店舗10の従業員Psに会って購入を検討している商品に関する相談を要求する相談要求信号を店舗側端末Tsに送信し、受信させ、その相談要求を報知させることが選択される(ステップS3B1)。
続いて、上述した店内マップを見るボタン4b1を押した場合と同様に、図8に示すように、顧客用端末Tuの表示部4に商品カテゴリ選択画面60が写し出され、表示される(ステップS3B2)。
この商品カテゴリ選択画面60には、商品カテゴリ入力ボタン61a,61b,61c,・・・が設けられており、例えば、冷蔵庫の商品カテゴリボタン61bを押すと、商品のカテゴリ名として、冷蔵庫が選択され、入力される(ステップS3B3)。なお、この商品カテゴリの入力は、音声入力等、他の入力方法であってもよい。
すると、図10に示すように、相談する商品のカテゴリ(ここでは一例として冷蔵庫)の確認を行う確認画面80が、顧客用端末Tuの表示部4に写し出され、表示される(ステップS3AB1)。
そして、以下の流れは、上述した店内マップを見るボタン4b1を押した場合と同様であるので、説明を省略する。
次に、顧客Puが修理について相談するボタン4b3を押した場合について説明する。
顧客Puが、相談するボタン4b3を押すと、サービス選択部4bで、顧客用端末Tuは、商品の修理に関する相談を要求し、店舗マップ上の修理相談窓口までの案内経路を表示部4に表示させることが選択される(ステップS3C1)。
続いて、図18に示すように、顧客用端末Tuの表示部4に修理相談窓口案内画面140が写し出され、この修理窓口案内画面130では、店舗マップ上で顧客Puが現在いる位置P1から強調されて示された修理窓口の位置P7までの案内経路R2が表示される(ステップS3C2)。なお、顧客Puがこの案内経路R2を進んで行けば、位置P1と位置P7とが重なり、修理窓口に辿り着くこととなる。
以上説明した本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、電波を発信して物の位置情報を特定するのに利用可能な位置特定装置としてのビーコンBpと、このビーコンBpからの電波を受信し、自身の位置情報を特定可能な顧客用端末Tuと、顧客用端末Tuとの通信が可能な店舗側端末Tsとを備え、顧客用端末Tuは、店舗10外から店舗10内に位置した際、来店挨拶を自動で行う来店挨拶部4aと、店舗10の店舗マップを表示部4に表示させるか、顧客Puが店舗10の従業員Psに会って購入を検討している商品に関する相談又は、店舗10が提供する各種サービスに関する相談を要求する相談要求信号を店舗側端末Tsに送信し、受信させ、その相談要求を報知させるかを選択するサービス選択部4bとを有する。これにより、顧客Puは、店舗10への来店時に来店の挨拶を受けたうえで、好みに合わせて、まずは、この店舗10の店内マップを見て、購入を検討している商品を自分で探すか、この店舗10の従業員Psに会って購入を検討している商品に関する相談又は、店舗10が提供するサービスに関する相談をするかを選択することができるので、顧客Puが商品又はサービスをより迅速に買いやすくすることができる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、サービス選択部4bは、商品の修理に関する相談を要求し、店舗マップ上の修理相談窓口までの案内経路R2を表示部4に表示させる選択を更に有する。これにより、商品の修理の相談にきた顧客Puに対しても真摯に対応できるうえに、例えば、修理ではなく、商品を買い替えた方がお得なときはその旨を顧客Puに伝えることができるので、顧客Puが商品をより迅速に買いやすくすることができる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、顧客用端末Tuは、表示部4に表示させる店舗マップのエリア内に、店舗10が販売する商品又は、店舗10が提供するサービスのカテゴリ名を表示可能とされている。これにより、顧客Puは、どのように行きたい箇所へ行くかがより容易に分かる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、店舗側端末Tsも、位置特定装置としてのビーコンBpでその位置が特定可能とされており、その表示部40で、店舗10内におけるこの店舗側端末Ts及び他の店舗側端末Tsの位置と、顧客用端末Tuの位置とを、全体表示可能とされている。これにより、店舗側端末Tsを持った店舗10の従業員Psは、店舗10内における自身の位置だけでなく、他の店舗側端末Tsを持った従業員Psの位置と、顧客用端末Tuを持った顧客Puの位置を把握することができ、顧客用端末Tuを持った顧客Puの動向をみながら、他の従業員Psとインカム等を用いて、どのように行動すべきか等の情報のやり取りができるので、より良い接客に活かすことができる。そのうえ、例えば、相談要求していない顧客Puでも、長時間対応していない場合等も把握し、なるべく早期に従業員Psがお声がけする等、適切な対応ができ、より迅速的且つ親切に顧客Puが商品を買いやすくすることができる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、店舗側端末Tsは、その表示部40で、顧客用端末Tuを、相談要求している顧客用端末Tuと、相談要求していない顧客用端末Tuとで区別できるように表示可能とされている。これにより、どの顧客用端末Tuを持った顧客Puを、優先的に対応すれば良いかが直ぐに分かる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、店舗側端末Tsは、その表示部40で、店舗10内における位置特定装置としてのビーコンBpで特定されたこの店舗側端末Ts及び他の店舗側端末Tsの位置の情報、及び通信とタイマーで得られた顧客Puを対応していたか否かとその時間の情報と、位置特定装置としてのビーコンBpで特定された顧客用端末Tuの位置の情報、及び通信とタイマーで得られた従業員Psに対応されていたか否かとその時間の情報とに基づいて、店舗10の店舗用端末Tsを持っている従業員Psが、顧客用端末Tuを持っている顧客Puを対応していた時間や滞在していた位置や時間を表示可能とされている。これにより、従業員Ps毎の仕事の効率や実績等を容易に把握することができ、どの従業員Psに何を任せてよいか等が容易に分かる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、店舗側端末Tsは、その表示部40で、担当する顧客Puの顧客用端末Tuの位置をピックアップして表示可能とされている。これにより、店舗側端末Tsを持った従業員Psは、迷わず、自分が担当する顧客用端末Tuを持った顧客Puの位置を把握し、対応することができる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、顧客用端末Tuで、店舗10の店内マップを表示部40に表示させる選択をサービス選択部4bでした際、この顧客用端末Tuのカテゴリ名入力部4cに商品のカテゴリ名を入力すると、店舗マップ上で商品が販売されているエリアまでの案内経路R1が表示部4に表示される構成である。これにより、顧客Puは、店舗マップを見て、容易に、購入を検討している商品が販売されているエリアまで辿り着くことができる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、顧客用端末Tuで、顧客Puが店舗10の従業員Psに会って購入を検討している商品に関する相談を要求する相談要求信号を店舗側端末Tsに送信し、受信させ、その相談要求を報知させる選択をサービス選択部4bでした際、顧客用端末のカテゴリ名入力部4cに商品のカテゴリ名を入力すると、この商品のカテゴリ名は、店舗側端末Tsの表示部40に表示可能な構成である。これにより、店舗10側は、商品のカテゴリ名を事前に知ることができるので、店舗10の従業員Psに会って購入を検討している商品に関する相談を要求してきた顧客Puに対し、その相談に適した従業員Psを担当させることができる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、顧客用端末Tuは、顧客Puが求める商品を導き出すのに役立つアンケート情報を入力可能なアンケート情報入力部としてのアンケート回答欄101を有し、アンケート回答欄101にアンケート情報が入力されると、アンケート情報は、店舗側端末Tsに送信され、受信されて、店舗側端末Tsの表示部40に表示可能な構成である。これにより、店舗10側は、顧客Puが求める商品を導き出すのに役立つアンケート情報を事前に知ることができるので、店舗10の従業員Psに会って購入を検討している商品に関する相談を要求してきた顧客Puに対し、担当する従業員Psは、このアンケート情報を参照してより的確な相談ができ、顧客Puが求める商品をより早く導き出すことができる。
また、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、サービス選択部4bで、店舗10の店舗マップを表示部4に表示させる選択をした後も、顧客Puが店舗10の従業員Psに会って購入を検討している商品に関する相談を要求する相談要求信号を店舗側端末Tsに送信し、受信させ、その相談要求を報知させることが可能な相談要求部としてのヘルプボタン71を有する。これにより、何時でも、店舗側端末Tsを持っている店舗10の従業員Psは、顧客用端末Tuを持つ顧客Puの相談要求に応えることができるので、顧客Puが商品をより迅速に買いやすくすることができる。
さらに、本実施の形態に係る店舗の買い物支援システム1によれば、位置特定装置は、店舗10内に設けられた複数のビーコンBpからなる。これにより、位置特定装置が店舗10内のビーコンBpなので、店舗10内がGPS用の衛星からの電波が届きにくい条件である場合等も、店舗10内における顧客用端末Tuの位置情報を正確に特定することができる。
以上説明した実施の形態は本発明の一例であり、本発明が上記実施の形態のみに限定されるものではないことは、いうまでもない。すなわち、上記実施の形態の具体的な構成や具体的な手順は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において様々な変更が可能である。
例えば、上記した実施の形態では、店舗10を家電量販店とし、商品2a,2b,2c,・・・を家電品としたが、これに限定されず、例えば、店舗10を家具量販店等とし、商品2a,2b,2c,・・・を家具等として実施してもよい。
また、上記した実施の形態では、店舗10毎の顧客Puの導線や顧客Pu毎の興味カテゴリ或いは滞在時間の表示興味カテゴリに基づいて、対象商品の値段割引等に使用できるクーポンの自動配信等を顧客用端末Tuに行うように実施してもよい(図6を参照)。
また、上記した実施の形態では、販売員である従業員Psと顧客Pu毎のコンサル時間と結果と位置情報のレポートを作成し、蓄積しておき、以降のコンサルに活かすようにして実施してもよい(図6を参照)。
さらに、上記した実施の形態では、位置特定装置として、ビーコンのみを設置して実施したが、これに限定されず、顧客用端末Tuを持たない全ての顧客を特定できるように、この位置特定装置として、監視カメラ等も併用して実施してもよい。
1 店舗の買い物支援システム
10 店舗
10A 店内空間
11 天井
12 壁
13 床
2a,2b,2c 商品
3 入口
Pu 顧客
Ps 従業員
Tu 顧客用端末
Ts 店舗用端末
Bp ビーコン(位置特定装置)
S サーバ
N ネットワーク
4 顧客用端末の表示部
40 店舗側端末の表示部
40a 記憶部
4a 来店挨拶部
4b サービス選択部
4c 商品カテゴリ名入力部
C1 顧客用端末の通信部
C2 店舗側端末の通信部
M1 全体表示画面
M2 店舗マップ画面
50 来店時画面
4b1 店内マップを見るボタン
4b2 店舗従業員と相談ボタン
4b3 商品の修理について相談するボタン
60 商品カテゴリ選択画面
61a,61b,61c 商品カテゴリ入力ボタン
70 店舗マップ案内画面
71 ヘルプボタン
80 確認画面
81 はいボタン
82 商品カテゴリ変更ボタン
83 商品カテゴリ名表示部
84 商品カテゴリ追加チェックボックス
90 メニュー設定画面
91 事前アンケートボタン
92 フロアマップを確認するボタン
93 呼出キャンセルボタン
100 事前アンケート画面
101 アンケート回答欄
102 保存ボタン
110 問い合わせリスト画面
111 お声がけボタン
11a 状況欄
11b 経過時間欄
112 コンサル開始ボタン
113 完了ボタン
120 担当顧客間位置画面
130 修理相談窓口案内画面
P1~P7 位置
R1,R2 案内経路

Claims (11)

  1. 商品を販売する店舗の買い物支援システムであって、
    電波を発信して物の位置情報を特定するのに利用可能な位置特定装置と、
    前記位置特定装置からの電波を受信し、自身の位置情報を特定可能な顧客用端末と、
    前記顧客用端末との通信が可能な店舗端末とを備え、
    前記顧客用端末は、店舗外から前記店舗内に位置したことが前記位置特定装置で特定された際、来店したことを通知する来店通知部と、該来店通知部と同時に前記顧客用端末の表示部に顧客が要求する複数のサービスの中の何れか一つを選択可能に表示させるサービス選択部、とを有し、
    該サービス選択部は、前記店舗の店舗マップを前記表示部に表示させるマップ表示釦と、前記顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨の信号を前記店舗用端末に送信する為の相談釦と、商品の修理に関する相談を要求し、前記店舗マップ上の修理相談窓口までの案内経路を前記表示部に表示させる商品修理釦と、を有し、
    記相談釦が選択された状態において、前記顧客用端末から指定された商品、又は、サービスに関する相談をしたい旨の信号が送信され、前記相談したい旨の信号を前記店舗用端末が受信すると、前記店舗用端末の表示部に、前記店舗マップ上での前記顧客用端末の位置情報と、前記指定された商品、又は、サービスと、が表示されるように構成されたことを特徴とする店舗の買い物支援システム。
  2. 前記顧客用端末は、前記表示部に表示させる前記店舗マップのエリア内に、前記店舗が販売する前記商品又は前記店舗が提供する前記サービスのカテゴリ名を表示可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の店舗の買い物支援システム。
  3. 前記店舗用端末も、前記位置特定装置でその位置が特定可能とされており、その表示部で、前記店舗内における当該店舗端末及び他の店舗端末の位置と、複数の前記顧客用端末の位置とを、示可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の店舗の買い物支援システム。
  4. 前記店舗端末は、その表示部で、前記顧客用端末を、前記顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨を要求している顧客用端末と、前記顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨を要求していない顧客用端末とで区別できるように表示可能とされていることを特徴とする請求項に記載の店舗の買い物支援システム。
  5. 前記店舗端末は、その表示部で、前記店舗内における前記位置特定装置で特定された当該店舗端末及び他の店舗端末の位置の情報、及び通信とタイマーで得られた顧客を対応していたか否かとその時間の情報と、前記位置特定装置で特定された前記顧客用端末の位置の情報、及び通信とタイマーで得られた従業員に対応されていたか否かとその時間の情報とに基づいて、当該店舗の前記店舗用端末を持っている従業員が、前記顧客用端末を持っている顧客を対応していた時間や滞在していた位置や時間を表示可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の店舗の買い物支援システム。
  6. 前記店舗用端末も、前記位置特定装置でその位置が特定可能とされており、前記店舗用端末で担当する顧客を特定することにより、前記顧客の前記顧客用端末の位置が前記店舗用端末の前記表示部に表示される前記店舗マップ内で、強調して表示可能にするように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の店舗の買い物支援システム。
  7. 前記顧客用端末で、前記店舗の前記店舗マップを前記表示部に表示させる選択を前記サービス選択部でした際、当該顧客用端末のカテゴリ名入力部に商品のカテゴリ名を入力すると、前記店舗マップ上で前記商品が販売されているエリアまでの案内経路が前記表示部に表示される構成であることを特徴とする請求項1に記載の店舗の買い物支援システム。
  8. 前記顧客用端末で、顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨の信号を前記店舗用端末に送信し、受信させ、前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスを報知させる選択を前記サービス選択部でした際、当該顧客用端末のカテゴリ名入力部に商品のカテゴリ名を入力すると、当該商品のカテゴリ名は、前記店舗用端末の表示部に表示可能な構成であることを特徴とする請求項1に記載の店舗の買い物支援システム。
  9. 前記顧客用端末は、顧客が求める商品を導き出すのに役立つアンケート情報を入力可能なアンケート情報入力部を有し、当該アンケート情報入力部に前記アンケート情報が入力されると、当該アンケート情報は、前記店舗端末に送信され、受信されて、当該店舗端末の表示部に表示可能な構成であることを特徴とする請求項1に記載の店舗の買い物支援システム。
  10. 前記サービス選択部で、前記店舗の前記店舗マップを前記表示部に表示させる選択をした後も、顧客が前記店舗の従業員に会って購入を検討している商品、又は、前記店舗が提供するサービスに関する相談をしたい旨の信号を前記店舗端末に送信し、受信させ、前記指定された商品、又は、サービスを報知させることが可能な相談要求部を有することを特徴とする請求項に記載の店舗の買い物支援システム。
  11. 前記位置特定装置は、前記店舗内に設けられた複数のビーコンからなることを特徴とする請求項に記載の店舗の買い物支援システム。
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