JP5858362B2 - 店舗の予約のための方法、システム、サーバ装置、端末装置およびプログラム - Google Patents

店舗の予約のための方法、システム、サーバ装置、端末装置およびプログラム Download PDF

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本発明は、店舗の利用を希望するユーザが店舗に足を運ぶ前に店舗の利用の予約を行うための仕組みに関する。
飲食店などの店舗に行ってみると満席でその店舗が利用できず、無駄足に終わることがある。店舗に事前に利用の予約を入れておくことで、そのような無駄足を運ぶ危険性が軽減される。
店舗の予約の方法のうち最も広く普及しているのは電話による予約である。電話による予約は、店舗の利用希望者と店舗の店員とがリアルタイムかつインタラクティブに口頭で予約の可否確認および予約の申し出と受諾が行われるため手軽である。
電話による予約は上記のように手軽であるが、店舗の利用者は店舗の店員に電話番号を尋ねられることが多い。店舗の店員は、例えば何らかの事情で受けた予約を受けられなくなった場合や、予約の時刻になっても予約をした利用者が来店しない場合などに、その利用者に連絡を取る必要があるためである。
これに対し、自分の電話番号をあまり他人に知らせたくないと思う店舗の利用者も少なくない。例えば、電話番号が何らかのルートで広く知られて望まない勧誘の電話がかかるなどの不都合を恐れる等の理由のためである。
上記の問題に対し、例えば特許文献1においては、利用者から店舗への予約の申し入れと、店舗から利用者へ順番が来た旨を通知するための呼び出しを、音声自動応答システムにより中継する仕組みが提案されている。
特許文献1に提案されている仕組みによれば、店舗の利用者は店舗の店員に電話番号を伝えることなく、店舗の店員との間でコミュニケーションを行うことができ、便利である。
特開2003−078624号公報
情報誌やWebサイトに記載の情報などから一番良いと思った店舗に電話をかけてみると満員で断られ、次に良いと思った店舗に電話をかけてみるとやはり満員で断れ、・・・といった経験を多くの人がしている。そのため、どの店舗を利用するかを検討する際にどの店舗が利用可能であるかを事前に知りたい、というニーズがある。
店舗によっては、店舗のWebサイトにおいて、現在の混み具合をリアルタイムに掲載しているところもある。しかしながら、飲食店などの多くの店舗は混み具合がリアルタイムに変化するため、混み具合を示す情報をWebサイトにアップロードするための労力が無視できない、という問題がある。
例えば、店舗が混み合って多忙になってくると、仮に1時間後には来客が一巡して席が空くことが分かっていても、Webサイトにその情報をアップロードする暇がなく、「満席」という情報が更新されないままWebサイトに掲載され続けることになる。多くの利用者はその情報を見てその店舗の利用を断念し、結果として空席が生じて売り上げが下がる、といったマイナス効果がもたらされる場合もある。
従って、インターネット上で多くの店舗の混み具合などを一覧できる仕組みは提案され、一部実用化もされているが、あまり普及していない、という実情がある。
上記の事情に鑑み、本発明は、店舗の混み具合を入力するといった手間を店員に強いることなく、店舗の利用希望者に対しどの店舗が利用可能な店舗であるかという情報を提供する手段を与えることを目的とする。
上記の目的を達するために、本発明は以下のような仕組みを提案する。まず、サーバ装置に、予め多数の店舗の各々の電話番号を登録しておく。また、サーバ装置には、音声自動応答機能を持たせ、予め、予約可否問い合わせ用の音声自動応答の手順と、予約申込用の音声自動応答の手順を設定しておく。
店舗利用希望者は、例えばスマートフォンなどの端末装置からサーバ装置に対し、興味のある複数の店舗を識別する店舗識別データ群を送信する。サーバ装置は、端末装置から複数の店舗識別データを受信すると、それらの店舗識別データ群により識別される店舗の電話番号の各々に対し発呼する。
店舗の店員が、上記のサーバ装置からの発呼による呼び出しに応じて店舗の電話機の受話器を上げると、サーバ装置と店舗の電話機との間に音声通話接続が確立される。サーバ装置は、その音声通話接続を介して、予約可否問い合わせ用の音声自動応答の手順に従い、店舗の予約の可否を店員に尋ねる。
店員はサーバ装置からの音声による問い合わせに対し予約が可能な場合、サーバ装置から告げられた所定の番号のボタンを押下して予約可能である旨を回答する。電話機はそのボタンの押下に応じたトーン信号をサーバ装置に対し発音する。
サーバ装置は、電話機から発音された予約可能を示すトーン信号を受け取ると、その店舗の店舗識別データを、予約可能な店舗を示す店舗識別データとして、店舗利用希望者の端末装置に送信する。
店舗利用希望者の端末装置は、サーバ装置から店舗識別データを受信すると、その店舗識別データにより識別される店舗の情報を、予約可能な店舗の情報として表示する。店舗利用希望者は、そのように表示される複数の予約可能な店舗の中から予約を希望する店舗を選択する。端末装置は、店舗利用希望者により選択された店舗の店舗識別データをサーバ装置に送信する。
サーバ装置は、店舗利用希望者により選択された店舗の店舗識別データを受信すると、その店舗の電話番号に対し発呼し、その店舗の店員が電話機の受話器を上げることでサーバ装置と電話機との間に音声通話接続が確立された場合、予約申込用の音声自動応答の手順に従い、店員に対し予約の申し出を行う。
店員はサーバ装置からの音声による予約の申し出を了解する場合、サーバ装置から告げられた所定の番号のボタンを押下して予約を受諾した旨を回答する。電話機はそのボタンの押下に応じたトーン信号をサーバ装置に対し発音する。
サーバ装置は、電話機から発音された予約受諾を示すトーン信号を受け取ると、予約完了の通知を店舗利用希望者の端末装置に送信する。これにより、店舗利用希望者は、希望の店舗の予約が完了したことを知ることができる。
上記の仕組みによれば、店舗利用希望者は、利用する店舗を選ぶ際に利用可能な候補の店舗がどの店舗であるかを知ることができ便利である。また、店員は、Webページへの頻繁な情報のアップロードなどの手間を要することなく、電話機の呼び出しに応じてボタンのプッシュ等の簡単な操作を行うだけで、予約可否の回答や予約の受諾を完了することができ便利である。なお、上記の仕組みにおいて、店舗利希望者は必ずしも自分の電話番号を店員に伝える必要はない。そのため、店舗利用希望者は電話番号の漏洩などを恐れることなく、気軽にこの仕組みを利用することができる。
また、上述した本発明にかかる仕組みに以下の構成を追加してもよい。すなわち、予め、サーバ装置に複数の店舗の各々の場所、提供する商品・サービスの内容、クーポンや割引の内容、店舗の写真などの店舗の属性を示す属性データを記憶しておく。
店舗利用希望者の端末装置は、例えば店舗利用希望者に入力された、店舗の属性に関する条件(例えば、地域、サービスのカテゴリー、クーポンや割引の有無、営業時間、価格帯などに関する条件)を示す条件データをサーバ装置に送信する。サーバ装置は、端末装置から受信した条件データに示される条件を満たす属性を示す属性データを伴う店舗を抽出し、抽出したそれらの店舗の店舗識別データを端末装置に送信する。
端末装置は、サーバ装置において抽出された店舗を示す店舗識別データを受信すると、例えばそれらの店舗の店舗名等を表示し、店舗利用希望者に選択を促す。店舗利用希望者は、その促しに応じて、予約の可否を問い合わせる店舗を1以上、選択する。端末装置は、そのように選択された店舗の店舗識別データをサーバ装置に送信する。
サーバ装置は、端末装置から受信した1以上の店舗識別データが示す店舗の電話番号に発呼し、上述した予約可否問い合わせ用の音声自動応答の処理を行う。
上記の仕組みによれば、店舗利用希望者は希望の条件を指定することで数多くの店舗の中からその条件を満たす店舗を絞り込むことができるので、予約の可否の問い合わせを行う対象の店舗の選択作業が容易となる。
また、上述した本発明にかかる仕組みに以下の構成を追加してもよい。すなわち、端末装置が、自機の現在の位置を示す位置データを取得する。なお、位置データの取得の方法としては、例えばGPS(Global Positioning System)により自ら自機の現在位置を計測する方法や、最寄りの無線通信のアクセスポイントや携帯電話網の基地局などから位置データを受信して取得する方法などがある。
そして、店舗利用希望者は、予約の可否の問い合わせ対象の店舗の絞り込みにおいて、現在位置から店舗までの距離に関する条件を指定する。従って、サーバ装置においては、端末装置の現在位置から指定された距離の範囲内の店舗が抽出されることになる。
上記の仕組みによれば、店舗利用希望者は、例えば現在位置から近い店舗を容易に知ることができる。
また、上述した本発明にかかる仕組みに以下の構成を追加してもよい。すなわち、端末装置は、例えば店舗利用希望者により入力された、店舗の利用人数を示す人数データと店舗の利用開始時刻を示す時刻データとを取得する。端末装置はそれらのデータをサーバ装置に送信する。
サーバ装置は、端末装置から受信した人数データに示される利用人数と、端末装置から受信した時刻データに示される利用開始時刻を、予約可否問い合わせ用の音声自動応答の処理において、発呼先の店員に対し音声で伝える。
上記の仕組みによれば、店員は来店者数と来店タイミングを知ることができるので、その予約を受け入れ可能か否かの判断がしやすい。
また、上述した本発明にかかる仕組みに以下の構成を追加してもよい。すなわち、サーバ装置は、端末装置のユーザの電話番号を取得し記憶する。この場合、端末装置のユーザの電話番号は、例えば端末装置がスマートフォンなどの電話機能を備えている場合、端末装置の電話番号であってもよいし、端末装置とは異なる電話機の電話番号であってもよい。また、サーバ装置には、予め音声通話確立用の音声自動応答の手順が設定されている。
サーバ装置は、予約申込用の音声自動応答の処理において、店舗の電話機から予約受諾を示すトーン信号を受け取ると、その予約を識別する予約番号を割り当て、その予約番号を店員に音声で伝える。店員はその予約番号をメモなどして記録する。
その後、例えば予約の時刻に来店がない等の理由で店員が予約の申し込みをした店舗利用希望者に直接連絡を取りたいような場合、店員は所定の電話番号に電話をかける。その電話番号はサーバ装置を呼び出すための電話番号で、その呼び出しに応じてサーバ装置が受話処理を行う。これにより、店舗の電話機とサーバ装置との間に音声通話接続が確立される。
サーバ装置は、音声通話確立用の手順に従い、音声自動応答の処理を行う。店員は、サーバ装置からの音声ガイダンスに従い、先に記録した予約番号のボタンを順次、押下等する。それにより、予約番号を示す一連のトーン信号がサーバ装置に伝えられる。サーバ装置は、それらのトーン信号により示される予約番号に対応する端末装置のユーザの電話番号に対し発呼する。
サーバ装置の発呼による呼び出しに応じて店舗利用希望者が電話機の受話器を上げる操作を行うと、サーバ装置と店舗利用希望者の電話機との間に音声通話接続が確立される。サーバ装置は、先に確立された店舗の電話機との間の音声通話接続と、店舗利用希望者の電話機との間に確立された音声通話接続とを相互接続する。これにより、予約の申し込みを行った店舗利用希望者と店員とが直接、音声通話することが可能となる。
上記の仕組みによれば、店舗利用希望者は店員に対し自分の電話番号を伝えることなく、店員からの電話を受けることができる。
なお、本発明は、上述した仕組みにおいて実行される方法、上述した仕組みを実現するためのシステム、そのシステムを構成するサーバ装置および端末装置、それらの装置をコンピュータにより実現させるためのプログラムを提案する。
本実施形態にかかる店舗予約システムの全体構成を示した図である。 本実施形態にかかるサーバ装置の機能構成を示した図である。 本実施形態にかかる端末装置の機能構成を示した図である。 本実施形態にかかるサーバ装置に記憶される店舗データベースのデータ構成を示した図である。 本実施形態にかかるサーバ装置に記憶されるユーザデータベースのデータ構成を示した図である。 本実施形態にかかるサーバ装置に記憶される予約管理データベースのデータ構成を示した図である。 本実施形態にかかる端末装置に表示されるトップメニュー画面を示した図である。 本実施形態にかかる端末装置に表示される店舗検索画面を示した図である。 本実施形態にかかる端末装置に表示される店舗リスト表示画面を示した図である。 本実施形態にかかる端末装置に表示される店舗詳細画面を示した図である。 本実施形態にかかるサーバ装置により行われる予約可否問い合わせ用の音声自動応答の処理を示した図である。 本実施形態にかかる端末装置に表示される予約申込画面を示した図である。 本実施形態にかかるサーバ装置により行われる予約申込用の音声自動応答の処理を示した図である。 本実施形態にかかる端末装置に表示される予約確認画面を示した図である。 本実施形態にかかるサーバ装置により行われる音声通話確立用の音声自動応答の処理を示した図である。
[実施形態]
以下、本発明の一実施形態にかかる店舗予約システム1を説明する。店舗予約システム1は、飲食店の予約をしたいと思うユーザ(店舗利用希望者)に対し、簡単な操作でそのユーザが興味を持つ複数の店舗の予約可否を通知するとともに、予約の申し込みの受け付けも行う仕組みを提供する。その際、店舗側は通常の電話による予約の問い合わせおよび申し込みと同様の対応を行うだけでよく、新たな装置の導入は不要であるとともに、Webサイトの頻繁な更新・チェックを要することもない。
図1は、店舗予約システム1の全体構成を示した図である。店舗予約システム1は、ユーザから店舗への予約の問い合わせや申し込みを取り次ぐとともに、それらの情報を管理するサーバ装置11、店舗の利用を希望するユーザの各々が使用する端末装置12、店舗に配置された電話機13をその構成要素として含んでいる。
サーバ装置11と端末装置12の各々は、インターネット8を介して互いに各種データの送受信を行うことができる。なお、サーバ装置11および端末装置12がインターネット8に接続する形態は、有線・無線のいずれであってもよい。
また、サーバ装置11と端末装置12の各々および電話機13の各々は、互いに電話網9を介して互いに音声通話を行うことができる。なお、サーバ装置11、端末装置12および電話機13が電話網9に接続する形態もまた、有線・無縁のいずれであってもよい。
図1において、サーバ装置11は1つの筐体内に配置された1台の装置として示されているが、サーバ装置11の数は複数であってもよい。例えば、サーバ装置11はロードバランサーにより制御される複数のサーバ装置群などのように、互いに連携動作する複数のサーバ装置群により構成されてもよい。
また、サーバ装置11は大きくインターネット8を介した端末装置12との間のデータ通信を管理するIRG(Instant Reservation Guidance)コンポーネントと、電話網9を介した電話機13および端末装置12との間の音声通話を管理するIVR(Interactive Voice Response)コンポーネントを備え、それらのコンポーネントが連携動作する。なお、IRGコンポーネントは店舗予約システム1独自の機能を担い、IVRコンポーネントは既存のIVRシステムと同様の機能を担う。従って、それらのコンポーネントを各々担当する2つの装置を連携動作させることにより、サーバ装置11が構成されてもよい。その際、IVRコンポーネントは既存のIVRシステムを流用することもできる。
また、図1には例として3つの端末装置12および3つの電話機13が示されているが、端末装置12および電話機13の数は、店舗予約システム1を利用するユーザの数および店舗の数に応じて任意に変化する。
サーバ装置11は、例えば汎用のサーバ用PC(Personal Computer)に、本実施形態にかかるプログラムに従った処理を実行させることにより、図2に示すような機能構成部を備える装置として実現されたものである。なお、図2に示す機能構成部の各々をハードウェア的に実現する、いわゆる専用機としてサーバ装置11が実現されてもよい。
サーバ装置11が備える機能構成部は以下のとおりである。
記憶手段111:各種データを記憶する。
受信手段112:端末装置12から送信されてくる各種データを受信する。
発呼手段113:電話機13および端末装置12に対し音声通話の発呼を行う。
音声自動応答手段114:予め設定された手順に従い、音声通話接続を介した発話およびトーン信号の受話・認識により、音声自動応答処理を行う。
送信手段115:端末装置12に対し各種データを送信する。
抽出手段116:端末装置12から送信されてくる条件データにより示される条件を満たす属性の店舗を抽出する。
受話手段117:電話機13からの着呼に応じて受話を行う。
相互接続手段118:電話機13との間に確立された音声通話接続と、端末装置12との間に確立された音声通話接続とを相互接続する。
なお、発呼手段113、音声自動応答手段114、受話手段117および相互接続手段118は、主としてIVRコンポーネントに含まれる機能構成部であり、それ以外は、主としてIRGコンポーネントに含まれる機能構成部である。
端末装置12は、インターネット8を介したデータ通信が可能な端末装置であれば、いかなる形態の端末装置であってもよい。すなわち、端末装置12は典型的にはスマートフォン(携帯電話機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant))であるが、例えば、ブラウザ機能を備えた携帯電話機(スマートフォンと比較し、自由なアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」と呼ぶ)のインストールおよび実行ができないもの)であってもよい。
また、端末装置12は必ずしも電話機能を備えていなくてもよい。なお、電話機能を備えていない端末装置12を利用するユーザは、予約した店舗からの電話を受けるため、端末装置12とは別の携帯電話機などの電話番号をサーバ装置11に登録することで、店舗予約システム1を利用することができる。
ただし、以下の説明においては便宜的に、端末装置12は電話機能を備えるものとし、ユーザは自分の電話番号として端末装置12の電話番号をサーバ装置11に登録するものとする。
端末装置12は、自由にアプリのインストールおよび実行が可能な機種の場合、本実施形態にかかるアプリをアプリ配信サイトからダウンロードして、そのアプリに従った処理を行うことにより、図3に示すような機能構成部を備える装置として機能する。また、端末装置12が自由なアプリのインストールおよび実行が不可能であるが、ブラウザ機能を備える場合、サーバ装置11から配信されるWebベースのプログラムに従った処理を行うことにより、同じく図3に示すような機能構成部を備える装置として機能する。
端末装置12が備える機能構成部は以下のとおりである。
送信手段121:サーバ装置11に対し各種データを送信する。
受信手段122:サーバ装置11から各種データを受信する。
取得手段123:ユーザによる端末装置12に対する入力操作に応じて生成される各種データ(例えば、店舗の絞り込みのための条件を示す条件データや、予約申込先の店舗を示す店舗識別データ)を取得する。
位置データ取得手段124:GPS機能により生成された端末装置12の現在位置を示す位置データ、もしくは基地局等から送信されてくる端末装置12の現在位置を示す位置データを取得する。
受話手段125:サーバ装置11からの着呼に応じて受話を行う。
なお、受話手段125は電話機能を備える端末装置12のみが備える機能構成部である。
サーバ装置11の記憶手段111には、店舗予約システム1において端末装置12と電話機13との間で行われる店舗利用の予約の取り次ぎに伴う各種データを管理するためのデータベースとして、店舗データベース、ユーザデータベースおよび予約管理データベースが記憶されている。
図4は、店舗データベースのデータ構成を模式的に示した図である。店舗データベースは、店舗の各々に関するデータレコードの集まりであり、各データレコードには以下のデータフィールドが含まれる。
店舗ID:店舗を識別する店舗ID(店舗識別データ)を格納する。
パスワード:店舗のパスワードを格納する。なお、このパスワードは、例えば店員が予約番号の確認等のためにサーバ装置11から提供される店舗用のWebページ(マイページ)にアクセスする際の本人確認に利用される。
店舗名:店舗の名称を示すデータを格納する。
ジャンル:店舗が提供する料理のジャンルを示すデータを格納する。
紹介文:店舗の紹介文を示すデータを格納する。
住所:店舗の住所を示すデータを格納する。
緯度経度:店舗の緯度経度を示すデータを格納する。
地図:店舗の地図を示すデータ(またはそのデータのインターネット8上の格納場所を示すURL等)を格納する。
電話番号:店舗の電話番号を格納する。
営業時間:店舗の営業時間を示すデータを格納する。
メニュー紹介:メニュー例を示すデータを格納する。
写真:店舗や料理などの写真を示すデータを格納する。
平均予算:平均予算を示すデータを格納する。
クーポン:クーポン(割引券)を示すデータ(またはそのデータのインターネット8上の格納場所を示すURL等)を格納する。
なお、店舗データベースのデータフィールドのうち、店舗名以下は店舗の属性を示す属性データである。
図5は、ユーザデータベースのデータ構成を模式的に示した図である。ユーザデータベースは、ユーザの各々に関するデータレコードの集まりであり、各データレコードには以下のデータフィールドが含まれる。
ユーザID:ユーザを識別するユーザIDを格納する。
パスワード:ユーザのパスワードを格納する。なお、このパスワードは、例えばユーザが予約可否の問い合わせや予約申込みを行うためにサーバ装置11にアクセスする際、端末装置12からサーバ装置11に送信され、本人確認に利用される。
電話番号:ユーザの電話番号(端末装置12が電話機能を持つ場合、通常、端末装置12の電話番号)を格納する。
メールアドレス:ユーザのメールアドレスを格納する。なお、このメールアドレスは、サーバ装置11がユーザに対し店舗の予約完了もしくは予約失敗を通知する際に用いられる。
図6は、予約管理データベースのデータ構成を模式的に示した図である。予約管理データベースは、ユーザが予約可否の問い合わせおよび予約申込みのための一連のリクエスト(それらの途中で終了したものも含む)の各々に関するデータレコードの集まりであり、各データレコードには以下のデータフィールドが含まれる。
リクエストID:店舗の予約に関する一連のリクエストを識別するリクエストIDを格納する。
ユーザID:リクエストを行ったユーザのユーザIDを格納する。
条件:ユーザにより入力され端末装置12からサーバ装置11に送信されてきた、店舗を絞り込むための条件を示す条件データを格納する。
抽出店舗ID:条件データに示される条件を満たすものとして抽出された店舗の店舗ID(通常、複数)を格納する。
予約可否照会先店舗ID:抽出店舗IDに示される店舗の中からユーザにより予約可否の照会先として選択された店舗を示す店舗ID(通常、複数)を格納する。
予約可能店舗ID:予約可否照会先店舗IDに示される店舗の中から、音声自動応答において予約可能を示すトーン信号が得られた店舗を示す店舗ID(通常、複数)を格納する。
予約申込先店舗ID:予約可能店舗IDに示される店舗の中からユーザにより予約申込先として選択された1つの店舗を示す店舗IDを格納する。
予約番号:予約申込先店舗IDに示される店舗から、音声自動応答において予約受諾を示すトーン信号が得られた場合、その予約に対しサーバ装置11が割り当てた予約番号を格納する。従って、予約番号が格納されている場合、その予約は受諾されたことを示す。
続いて、ユーザが店舗の予約に関する一連のリクエストを行う場合に店舗予約システム1が行う動作を説明する。
例えば、あるユーザが忘年会などの二次会の会場を急に見つけなければならなかったとする。その場合、ユーザは自分の端末装置12で店舗予約システム1用のアプリを起動するか、もしくはブラウザにて所定のURLを入力することで、端末装置12に図7に示すようなトップメニュー画面を表示させる。
端末装置12がブラウザによりサーバ装置11がWebページとして配信するトップメニューにアクセスする場合、例えばトップメニューの表示に先立ち、ログイン画面が表示され、ユーザIDとパスワードの入力が求められる。ユーザにより入力されたそれらのデータは、端末装置12からサーバ装置11に送信され、本人確認に利用される。その結果、サーバ装置11は一連のリクエストの要求元のユーザを特定することができる。
トップメニュー画面には、例えば以下の画面の選択メニューが表示される。
店舗検索画面:予約可否の照会先店舗の選択を容易にするために検討候補の店舗を絞り込むための条件を入力するための画面。
予約申込画面:予約可能な店舗のリストから1つの店舗を選択し、予約申込を行うため画面。
予約確認画面:予約申込の結果を確認するための画面。
ユーザがトップメニュー画面において「店舗検索画面」ボタンをタッチ等して選択すると、端末装置12には図8に示すような店舗検索画面が表示される。
店舗検索画面において、ユーザは店舗の属性に関する各種条件を入力する。「現在地からの距離」欄を例に説明すると、この欄にユーザが「500(メートル)」を入力すると、サーバ装置の抽出手段116によって、端末装置12の現在位置から500メートル以内の位置の店舗が抽出されることになる。
なお、店舗検索画面においてユーザが条件を入力可能な項目は、概ね図4に示した店舗データベースのデータフィールドに対応している。すなわち、ユーザは店舗検索画面において店舗の属性に関する条件を指定することにより、店舗の絞り込みをサーバ装置11に対し指示することができる。
ユーザが店舗検索画面において必要な条件を入力した後、「絞り込み」ボタンをクリック等すると、端末装置12はサーバ装置11に対し、ユーザにより入力された条件を示す条件データをサーバ装置11に送信する。また、「現在地からの距離」欄に条件の入力がされている場合、端末装置12は現在位置を示す位置データもサーバ装置11に送信する。
また、端末装置12がアプリに従って動作している場合、例えば条件データの送信に伴い、アプリに予め記憶されているユーザIDとパスワードが自動的に端末装置12からサーバ装置11に送信される。その結果、サーバ装置11は一連のリクエストの要求元のユーザを特定することができる。
サーバ装置11は条件データと、必要に応じて位置データとを端末装置12から受信すると、まず、予約管理データベース(図6)に新たなデータレコードを追加する。以下、このデータレコードを、「この予約リクエストのデータレコード」のように呼ぶ。
サーバ装置11はこの予約リクエストのデータレコードにユニークなリクエストIDを割り当て、対応するデータフィールドに格納するとともに、端末装置12のユーザのユーザIDと、端末装置12から受信した条件データを対応するデータフィールドに格納する。
続いて、サーバ装置11は店舗データベース(図4)に含まれるデータレコードのうち、それらの属性データにより示される店舗の属性が、受信した条件データに示される条件を満たすデータレコードを抽出する。サーバ装置11は、抽出したデータレコードの店舗ID群を、この予約リクエストのデータレコードの対応するデータフィールドに格納する。
続いて、サーバ装置11は上記のように店舗データベース(図4)から抽出したデータレコードのコピー(パスワードを除く)を端末装置12に送信する。
端末装置12はサーバ装置11から送信されてくるそれらのデータを用いて、図9に示すような店舗リスト表示画面を表示する。店舗リスト表示画面には、条件データに従いサーバ装置11において抽出された店舗の店舗名および紹介文がリスト表示される。
店舗リスト表示画面において、ユーザがリスト内のいずれかの店舗の「詳細」ボタンをタッチ等すると、端末装置12には図10に示すような店舗詳細画面が表示される。ユーザは店舗詳細画面に表示される店舗の情報を見て、その店舗の予約可否を照会するか否かを判断する。また、ユーザは店舗詳細画面に表示される「クーポン」ボタンをタッチ等することで、端末装置12にその店舗のクーポン画面(図示略)を表示させることもできる。
ユーザは、例えば店舗詳細画面に表示される情報を参考としつつ予約可否の照会先の店舗を決定すると、それらの店舗に関し、店舗リスト表示画面(図9)内のチェックボックスをタッチ等してチェックを付ける。
店舗リスト表示画面において、ユーザは人数欄および時間欄に店舗を利用予定の人数と、店舗を利用予定の時間(開始時刻および終了時刻)を入力する。
その後、ユーザが「予約可否照会」ボタンをタッチ等すると、端末装置12はチェックボックスがチェックされた店舗の店舗IDと、ユーザに入力された人数を示す人数データおよびユーザに入力された開始時刻および終了時刻を示す時刻データとをサーバ装置11に送信する。
サーバ装置11は、端末装置12から店舗IDを人数データおよび時刻データとともに受信すると、まず、受信した店舗IDを予約管理データベース(図6)のこの予約リクエストのデータレコードのデータフィールド「予約可否照会先店舗ID」に格納する。
続いて、サーバ装置11はそれらの店舗IDの各々に関し、その店舗IDを検索キーとして店舗データベース(図4)からデータレコードを検索し、検索したデータレコードのデータフィールド「電話番号」に格納されている電話番号に対し発呼を行い、予め記憶手段111に記憶されている予約可否問い合わせ用の手順データ(第1の手順データ)に従い、図11に示す音声自動応答の処理を実行する。
図11に示すように、予約可否問い合わせ用の音声自動応答において、サーバ装置11はまず、店舗の電話番号に対し発呼を行う(S101)。その発呼による呼び出しに応じて、店舗の店員が電話機13の受話器を上げる操作を行うと、電話網9においてサーバ装置11とその電話機13との間に音声通話接続が確立される(S102)。
その音声通話接続の確立に応じて、サーバ装置11は例えば以下の音声メッセージを音声通話接続に対し発話する(S103)。
「予約可否の問合せが入りました。○○時○○分から○○時○○分まで、○○名様の予約は可能ですか? 可能ならば「1」をダイヤルし、可能でないならばそのまま電話をお切り下さい。」
なお、サーバ装置11は、上記の音声メッセージを、電話機13から「1」のトーン信号を受け取るか、音声通話接続が切断されるか、もしくは所定の時間(例えば1分)が経過するまでリピート再生する。
店舗の店員は、上記の音声メッセージに応じて電話機13に対し、予約可能であれば「1」をダイヤル(「1」のボタンをプッシュ)し、予約不可能であれば単に受話器を下ろす操作を行う。電話機13は「1」がダイヤルされた場合、「1」のトーン信号を音声通話接続に対し発出する。
サーバ装置11は、電話機13から「1」のトーン信号を受け取ると(S104;Yes)、例えば以下の音声メッセージを音声通話接続に対し発話する(S105)。
「予約可能であることを問合せ元に通知致します。ありがとうございました。」
また、サーバ装置11は、S105の処理と並行して、もしくはその前後に、予約管理データベース(図6)のこの予約リクエストのデータレコードのデータフィールド「予約可能店舗ID」に、「1」のトーン信号の得られた店舗の店舗IDを追加する(S106)。
サーバ装置11は、この予約リクエストのデータレコードのデータフィールド「予約可能店舗ID」に追加する店舗IDを、順次、端末装置12に送信する。
なお、サーバ装置11は発呼先の電話機13が所定時間(例えば1分間)受話しない場合、所定時間(例えば30秒間)が経過した後、再度の発呼を繰り返す。ただし、サーバ装置11が端末装置12から予約可否の照会先の店舗IDを受信した時刻から所定時間(例えば5分間)が経過すると、サーバ装置11は新たな発呼は行わず、既に開始されている音声自動応答の処理の終了を持って、この予約リクエストに関する予約可否問い合わせ用の一群の音声自動応答の処理を完了する。
一方、端末装置12はサーバ装置11から順次送信されてくる店舗IDに従い、図12に示すような予約申込画面を表示する。予約申込画面においては、予約可能の応答が得られた順に、予約可能な店舗のリストが表示される。
ユーザは、必要に応じて「詳細」ボタンをタッチ等して店舗詳細画面(図10)を表示させて店舗の情報を確認した後、予約申込先の店舗を1つ決定し、その店舗のオプションボタンをタッチ等して選択する。その後、ユーザが「予約申込」ボタンをタッチ等すると、端末装置12はユーザにより選択された店舗の店舗IDをサーバ装置11に送信する。
サーバ装置11は、端末装置12から店舗IDを受信すると、まず、予約管理データベース(図6)のこの予約リクエストのデータレコードのデータフィールド「予約申込先店舗ID」にその店舗IDを格納する。
続いてサーバ装置11は、その店舗IDを検索キーとして店舗データベース(図4)からデータレコードを検索し、検索したデータレコードのデータフィールド「電話番号」に格納されている電話番号に対し発呼を行い、予め記憶手段111に記憶されている予約申込用の手順データ(第2の手順データ)に従い、図13に示す音声自動応答の処理を実行する。
図13に示すように、予約可否問い合わせ用の音声自動応答において、サーバ装置11はまず、店舗の電話番号に対し発呼を行う(S201)。その発呼による呼び出しに応じて、店舗の店員が電話機13の受話器を上げる操作を行うと、電話網9においてサーバ装置11とその電話機13との間に音声通話接続が確立される(S202)。
その音声通話接続の確立に応じて、サーバ装置11は例えば以下の音声メッセージを音声通話接続に対し発話する(S203)。
「予約の申し込みが入りました。○○時○○分から○○時○○分まで、○○名様の予約の申し込みです。 受諾する場合は「1」をダイヤルし、受諾しない場合はそのまま電話をお切り下さい。」
なお、サーバ装置11は、上記の音声メッセージを、電話機13から「1」のトーン信号を受け取るか、音声通話接続が切断されるか、もしくは所定の時間(例えば1分)が経過するまでリピート再生する。
店舗の店員は、上記の音声メッセージに応じて電話機13に対し、予約を受諾する場合は「1」をダイヤル(「1」のボタンをプッシュ)し、予約を受諾しない場合は単に受話器を下ろす操作を行う。電話機13は「1」がダイヤルされた場合、「1」のトーン信号を音声通話接続に対し発出する。
サーバ装置11は、電話機13から「1」のトーン信号を受け取ると(S204;Yes)、この予約リクエストに対しユニークな予約番号を割り当て(S205)、割り当てた予約番号をこの予約リクエストのレコードデータのデータフィールド「予約番号」に格納する。続いて、サーバ装置11は割り当てた予約番号を、例えば以下のような音声メッセージで店員に伝える(S206)。
「予約の受諾を承りました。予約番号は○○○○です。ありがとうございました。」
上記のように予約の受諾の応答を受けた場合、サーバ装置11はこの予約リクエストを行ったユーザのメールアドレスをユーザデータベース(図5)から読み出し、そのメールアドレスに宛てて、予約完了の通知メールを送信する。
一方、予約の受諾の応答を受けることに失敗した場合(S204;No)、サーバ装置11はこの予約リクエストを行ったユーザのメールアドレスに宛てて、予約失敗の通知メールを送信する。
ユーザは上記のようにサーバ装置11から送信される通知メールにより、予約の結果を知ることができる。また、ユーザは、例えば端末装置12に表示されるトップメニュー画面(図7)において「予約確認画面」ボタンをタッチ等することで、図14に示されるような予約確認画面を表示させ、予約の結果を確認することもできる。
以上のように、店舗予約システム1によれば、ユーザは条件の入力により店舗を絞り込んだ後、検討候補の複数の店舗に対し一斉に予約可否の問い合わせを行うことができる。さらに、ユーザは予約可能ないずれかの店舗に対し簡単な選択操作を行うだけで予約申込を行うことができる。
また、店舗予約システム1によれば、店舗の店員は予約可否の照会の電話を受けた場合、簡単なプッシュ操作を行うだけでその応答ができる。さらに、店舗の店員は予約申込の電話を受けた場合、同じく簡単なプッシュ操作を行うだけで予約の受諾を行うことができる。
店舗予約システム1においては、上記の機能に加え、店舗の店員が予約を行ったユーザに対し電話をかける機能が提供される。以下にその機能における店舗予約システム1の動作を説明する。
店舗の店員は、例えば予約の時刻になってもユーザが来店しないような場合に、そのユーザに連絡を取るために、予め店舗予約システム1の運営事業者から通知されているユーザ連絡用の固定の電話番号(サーバ装置11を呼び出す電話番号)に電話機13から電話をかける。
サーバ装置11は電話機13からの着呼を検出すると、予め記憶手段111に記憶されている音声通話確立用の手順データ(第3の手順データ)に従い、図15に示す音声自動応答の処理を実行する。
図15に示すように、音声通話確認用の音声自動応答において、サーバ装置11は店舗の電話機13からの着呼を検出すると(S301)、その呼び出しに対し受話器を上げる処理を行う。その結果、電話網9においてサーバ装置11とその電話機13との間に音声通話接続が確立される(S302)。
その音声通話接続の確立に応じて、サーバ装置11は例えば以下の音声メッセージを店舗の電話機13に対し発話する(S303)。
「予約番号をダイヤルして下さい。」
上記の音声メッセージに応答して、店員が電話機13に予約番号を順次プッシュすると、予約番号を示す一連のトーン信号が電話機13からサーバ装置11に送られる。サーバ装置11はそれらのトーン信号を受け取ると、そのトーン信号が示す予約番号を検索キーとして、予約管理データベース(図6)からデータレコードを検索する。さらに、サーバ装置11は検索したデータレコードのデータフィールド「ユーザID」に格納されているユーザIDを検索キーとして、ユーザデータベース(図5)からデータレコードを検索し、検索したデータレコードのデータフィールド「電話番号」に格納されている電話番号を読み出す(S304)。
続いて、サーバ装置11は例えば以下の音声メッセージを電話機13に対し発話する(S305)。
「予約者を呼び出し中です。そのままお待ち下さい。」
S305の音声メッセージの再生処理と並行して、サーバ装置11はS304において読み出したユーザの電話番号に対し発呼を行う(S306)。
サーバ装置11からの呼び出しをユーザの端末装置12が着呼すると、端末装置12は呼び出し音を鳴らす等する。この呼び出しに対しユーザが受話器を上げる操作をすると、サーバ装置11と端末装置12との間に音声通話接続が確立される(S307;Yes)。
端末装置12との間の音声通話接続が確立された場合、サーバ装置11は例えば以下のような音声メッセージを端末装置12に対し発話する(S308)。
「予約した店舗からのお電話をおつなぎします。」
その後、サーバ装置11は店舗の電話機13との間で確立されている音声通話接続と、端末装置12との間で確立された音声通話接続とを相互接続する(S309)。これにより、店員とユーザが直接話すことができるようになる。
一方、S306における発呼に応じた音声通話接続が所定時間(例えば3分間)の経過後も確立されなかった場合(S307;No)、サーバ装置11は店舗の電話機13に対し、例えば以下のような音声メッセージを発話する(S310)。
「予約者が電話に出ませんでした。暫くしておかけ直し下さい。」
以上のように、店舗予約システム1によれば、店舗の店員は所定の電話番号に電話をかけ、予約番号をプッシュする簡単な操作で、予約者であるユーザに対し電話をかけることができる。その際、ユーザの電話番号は店舗に知らされる必要がない。従って、ユーザにとっても店舗にとっても、個人情報保護の観点から望ましい。
[変形例]
上述した実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々に変形することができる。以下にそれらの変形の例を示す。
上述した店舗予約システム1は、予約対象の店舗が飲食店であるものとしたが、店舗予約システム1において利用可能な店舗の種類は飲食店に限られず、他の如何なる種類の店舗に関しても利用可能である。
また、上述した店舗予約システム1においては、店舗の絞り込みにおいて、端末装置12の現在位置からの距離がユーザの指定の距離以下である店舗を絞り込むことが可能である旨述べたが、それに加え、もしくはそれに代えて、端末装置12の現在位置からの移動に要する時間がユーザの指定の時間以下である店舗を絞り込むことを可能としてもよい。
その場合、サーバ装置11は、例えば乗り換え案内情報を提供する外部のサーバ装置に現在位置および店舗の位置を示すデータを送信し、その応答として外部のサーバ装置から送られてくるルート情報を示すデータに基づき、店舗の絞り込みを行うことにより、上記機能を実現することができる。もしくは、サーバ装置11がルート検索機能を備える構成が採用されてもよい。
また、上述した店舗予約システム1においては、端末装置12に送信される店舗情報を示すデータ(店舗の属性データ)は全て、サーバ装置11の記憶手段111に記憶されている店舗データベースから読み出されるものとしたが、それに加えて、もしくはそれに代えて、店舗情報を提供する外部のサーバ装置からサーバ装置11が店舗情報を示すデータを取得し、それらを端末装置12に送信する構成が採用されてもよい。
または、サーバ装置11から端末装置12に対しては、店舗情報を提供する外部のサーバ装置のURL等を送信し、端末装置12がそのURL等に従い、外部のサーバ装置から直接、店舗情報を示すデータを取得する構成が採用されてもよい。
また、上述した店舗予約システム1において、店舗の店員が自分の端末装置を用いて、インターネット8経由でサーバ装置11にアクセスし、予約番号等の情報を確認可能としてもよい。その場合、店舗の店員は端末装置のブラウザに所定のURLを入力し、表示されるログイン画面において店舗IDおよび店舗のパスワードを入力することで、店舗用のWebページ(マイページ)を表示させることができる。そのWebページにおいて、予約番号等の確認が可能となる。
さらに、店舗の店員が使用する端末装置が、例えばスマートフォンのように電話機能を備えている場合、店員がブラウザ機能やアプリの機能により表示させた予約確認画面から、その予約を行ったユーザに対しサーバ装置11経由で電話をかける処理を自動化させることもできる。その場合、店員が、例えば予約番号をタッチ等すると、端末装置が自動的に、サーバ装置11に対するダイヤル操作と、その後の音声自動応答における予約番号のプッシュ操作とを行う。その結果、店員の予約者への連絡がより簡便に行えるようになる。
また、上述した店舗予約システム1を、既存のナビゲーションシステムと連動させる構成が採用されてもよい。具体的には、店舗詳細画面(図10)や予約確認画面(図14)等において、例えば地図をタッチ等すると、ナビゲーションサービスを提供する外部のサーバ装置に対し、端末装置12から端末装置12の現在位置を示す位置データと、店舗の位置を示すデータとが送信される。それらのデータの送信に対する応答として、外部のサーバ装置から送信されてくるルートデータに従い、端末装置12において地図表示および音声等によりナビゲーションが行われる。その際、ナビゲーションの間、端末装置12は外部のサーバ装置に位置データを送信し、その応答として送信されてくる更新されたルートデータを受信し、ナビゲーションを継続する。
もしくは、端末装置12がナビゲーション機能を備える場合、端末装置12の店舗予約システム1に関するコンポーネントがナビゲーションのコンポーネントに店舗の位置を示すデータを引き渡し、ナビゲーションのコンポーネントがその後のナビゲーションを行う構成が採用されてもよい。
1…店舗予約システム、8…インターネット、9…電話網、11…サーバ装置、12…端末装置、13…図、13…電話機、111…記憶手段、112…受信手段、113…発呼手段、114…音声自動応答手段、115…送信手段、116…抽出手段、117…受話手段、118…相互接続手段、121…送信手段、122…受信手段、123…取得手段、124…位置データ取得手段、125…受話手段

Claims (12)

  1. サーバ装置が、複数の店舗の各々の電話番号を記憶するステップと、
    前記サーバ装置が、予約可否問い合わせ用の音声自動応答の手順を示す第1の手順データと、予約申込用の音声自動応答の手順を示す第2の手順データとを記憶するステップと、
    前記複数の店舗のうちの1以上の店舗の各々を各々識別する1以上の店舗識別データが、端末装置から前記サーバ装置に送信されるステップと、
    前記サーバ装置が、前記1以上の店舗識別データの各々に関し、当該店舗識別データにより識別される店舗の電話番号に対し発呼するステップと、
    前記発呼に応じて発呼先の電話機との間に音声通話接続が確立された場合、前記サーバ装置が前記第1の手順データに従い、当該音声通話接続を介した予約可否問い合わせ用の音声自動応答を行うステップと、
    前記予約可否問い合わせ用の音声自動応答において、予約可能を示す所定の応答信号が得られた場合、前記所定の応答信号が得られた音声通話接続の電話番号により識別される店舗の店舗識別データが、前記サーバ装置から前記端末装置に送信されるステップと、
    前記端末装置が、前記サーバ装置から送信されてきた1以上の店舗識別データの各々により各々識別される店舗の中からユーザにより選択された1の店舗を識別する店舗識別データを取得するステップと、
    前記1の店舗を識別する店舗識別データが、前記端末装置から前記サーバ装置に送信されるステップと、
    前記サーバ装置が、前記1の店舗を識別する店舗識別データにより識別される店舗の電話番号に対し発呼するステップと、
    前記1の店舗を識別する店舗識別データにより識別される店舗の電話番号に対する発呼に応じて発呼先の電話機との間に音声通話接続が確立された場合、前記サーバ装置が前記第2の手順データに従い、当該音声通話接続を介した予約申込用の音声自動応答を行うステップと、
    前記予約申込用の音声自動応答において、予約受諾を示す所定の応答信号が得られた場合、予約完了の通知を示す通知データが、前記サーバ装置から前記端末装置に送信されるステップと
    を備える店舗の予約のための方法。
  2. 前記サーバ装置が、前記複数の店舗の各々に関し、当該店舗の属性を示す属性データを記憶するステップと、
    前記端末装置が、ユーザが希望する店舗の属性に関する条件を示す条件データを取得するステップと、
    前記条件データが、前記端末装置から前記サーバ装置に送信されるステップと、
    前記サーバ装置が、前記属性データにより示される属性が前記条件データにより示される条件を満たす1以上の店舗を抽出するステップと、
    前記抽出するステップにおいて抽出された1以上の店舗の各々を各々識別する1以上の店舗識別データが、前記サーバ装置から前記端末装置に送信されるステップと、
    前記端末装置が、前記抽出された1以上の店舗の中からユーザにより選択された1以上の店舗の各々を各々示す1以上の店舗識別データを取得するステップと
    を備え、
    前記1以上の店舗識別データが端末装置から前記サーバ装置に送信されるステップにおいて、前記ユーザにより選択された1以上の店舗の各々を各々示す1以上の店舗識別データが送信される
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末装置が現在位置を示す位置データを取得するステップを備え、
    前記条件データは、前記位置データが示す前記端末装置の現在位置と店舗との間の距離もしくは移動時間に関する条件を示す
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記端末装置が店舗の利用人数を示す人数データと店舗の利用開始時刻を示す時刻データとを取得するステップと、
    前記人数データと前記時刻データとが、前記端末装置から前記サーバ装置に送信されるステップを備え、
    前記サーバ装置は、前記第1の手順データに従った予約可否問い合わせ用の音声自動応答において、前記人数データにより示される人数と前記時刻データにより示される時刻とを示す音声を発話する
    請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. サーバ装置が、前記端末装置のユーザの電話番号を記憶するステップと、
    前記サーバ装置が、音声通話確立用の音声自動応答の手順を示す第3の手順データを記憶するステップと
    を備え、
    前記サーバ装置が、前記第2の手順データに従った予約申込用の音声自動応答において、予約受諾を示す所定の応答信号が得られた場合、予約を識別する予約番号を示す音声を発話し、
    前記サーバ装置が、店舗からの着呼に応じて受話するステップと、
    前記サーバ装置が、前記受話に応じて確立された音声通話接続を介して、前記第3の手順データに従い音声通話確立用の音声自動応答を行うステップと
    を備え、
    前記音声通話確立用の音声自動応答は、
    前記サーバ装置が、前記受話に応じて確立された音声通話接続を介して前記予約番号を示す音声信号を取得した場合、前記予約番号により識別される予約に対応する前記端末装置のユーザの電話番号に対し発呼するステップと、
    前記端末装置のユーザの電話番号に対する発呼に応じて音声通話接続が確立された場合、前記サーバ装置が、当該発呼に応じて確立された音声通話接続と前記受話に応じて確立された音声通話接続とを相互接続するステップと
    を有する
    請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 複数の店舗の各々の電話番号と、予約可否問い合わせ用の音声自動応答の手順を示す第1の手順データと、予約申込用の音声自動応答の手順を示す第2の手順データとを記憶する記憶手段と、
    端末装置から、前記複数の店舗のうちの1以上の店舗の各々を各々識別する1以上の店舗識別データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記1以上の店舗識別データの各々に関し、当該店舗識別データにより識別される店舗の電話番号に対し発呼する発呼手段と、
    前記発呼手段による発呼に応じて発呼先の電話機との間に音声通話接続が確立された場合、前記第1の手順データに従い、当該音声通話接続を介した予約可否問い合わせ用の音声自動応答を行う音声自動応答手段と、
    前記音声自動応答手段による予約可否問い合わせ用の音声自動応答において、予約可能を示す所定の応答信号が得られた場合、前記所定の応答信号が得られた音声通話接続の電話番号により識別される店舗の店舗識別データを前記端末装置に送信する送信手段と
    を備え、
    前記受信手段は、前記送信手段による店舗識別データの送信に対する応答として前記端末装置から送信されてくる、前記端末装置のユーザにより選択された1の店舗を識別する店舗識別データを受信し、
    前記発呼手段は、前記受信手段により受信された前記1の店舗を識別する店舗識別データにより識別される店舗の電話番号に対し発呼し、
    前記音声自動応答手段は、前記発呼手段による前記1の店舗を識別する店舗識別データにより識別される店舗の電話番号に対する発呼に応じて発呼先の電話機との間に音声通話接続が確立された場合、前記第2の手順データに従い、当該音声通話接続を介した予約申込用の音声自動応答を行い、
    前記送信手段は、前記音声自動応答手段による前記予約申込用の音声自動応答において、予約受諾を示す所定の応答信号が得られた場合、予約完了の通知を示す通知データを前記端末装置に送信する
    サーバ装置と、
    前記サーバ装置の前記記憶手段に記憶されている複数の店舗のうちの1以上の店舗の各々を各々識別する1以上の店舗識別データを前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    自機の前記送信手段により送信された1以上の店舗識別データに対する応答として前記サーバ装置から送信されてくる1以上の店舗の店舗識別データを受信する受信手段と、
    自機の前記受信手段により受信された1以上の店舗識別データの各々により各々識別される店舗の中からユーザにより選択された1の店舗を識別する店舗識別データを取得する取得手段と
    を備える端末装置と
    を備え、
    前記端末装置の前記送信手段は、前記端末装置の前記取得手段により取得された1の店舗を識別する店舗識別データを前記サーバ装置に送信し、
    前記端末装置の前記受信手段は、前記端末装置の前記送信手段により送信された1の店舗を識別する店舗識別データに対する応答として前記サーバ装置から送信されてくる予約完了の通知を示す通知データを受信する
    システム。
  7. 前記サーバ装置の前記記憶手段は、前記複数の店舗の各々に関し、当該店舗の属性を示す属性データを記憶し、
    前記端末装置の前記取得手段は、ユーザが希望する店舗の属性に関する条件を示す条件データを取得し、
    前記端末装置の前記送信手段は、前記端末装置の前記取得手段により取得された前記条件データを前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置の前記受信手段は、前記端末装置から前記条件データを受信し、
    前記サーバ装置は、前記サーバ装置の前記記憶手段に記憶されている前記属性データにより示される属性が前記サーバ装置の前記受信手段により受信された前記条件データにより示される条件を満たす1以上の店舗を抽出する抽出手段を備え、
    前記サーバ装置の前記送信手段は、前記サーバ装置の前記抽出手段により抽出された前記1以上の店舗の各々を各々識別する1以上の店舗識別データを前記端末装置に送信し、
    前記端末装置の前記受信手段は、前記端末装置の前記送信手段により送信された前記条件データに対する応答として前記サーバ装置から送信されてくる1以上の店舗識別データを受信し、
    前記端末装置の前記取得手段は、前記端末装置の前記送信手段により送信された前記条件データに対する応答として前記サーバ装置から送信されてきた前記1以上の店舗識別データにより各々識別される1以上の店舗の中からユーザにより選択された1以上の店舗の各々を各々示す1以上の店舗識別データを取得し、
    前記端末装置の前記送信手段は、前記1以上の店舗識別データを前記サーバ装置に送信する際、前記ユーザにより選択された1以上の店舗の各々を各々示す1以上の店舗識別データを送信する
    請求項6に記載のシステム。
  8. 前記端末装置は、現在位置を示す位置データを取得する位置データ取得手段を備え、
    前記条件データは、前記位置データが示す前記端末装置の現在位置と店舗との間の距離もしくは移動時間に関する条件を示す
    請求項7に記載のシステム。
  9. 前記端末装置の前記取得手段は、店舗の利用人数を示す人数データと店舗の利用開始時刻を示す時刻データとを取得し、
    前記端末装置の前記送信手段は、前記人数データと前記時刻データとを前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置の前記受信手段は、前記人数データと前記時刻データとを前記端末装置から受信し、
    前記サーバ装置の前記音声自動応答手段は、前記第1の手順データに従った予約可否問い合わせ用の音声自動応答において、前記人数データにより示される人数と前記時刻データにより示される時刻とを示す音声を発話する
    請求項6乃至8のいずれかに記載のシステム。
  10. 前記サーバ装置の前記記憶手段は、前記端末装置のユーザの電話番号を記憶し、
    前記サーバ装置の前記記憶手段は、音声通話確立用の音声自動応答の手順を示す第3の手順データを記憶し、
    前記サーバ装置の前記音声自動応答手段は、前記第2の手順データに従った予約申込用の音声自動応答において、予約受諾を示す所定の応答信号が得られた場合、予約を識別する予約番号を示す音声を発話し、
    前記サーバ装置は、店舗の電話機からの着呼に応じて受話する受話手段を備え、
    前記サーバ装置の前記音声自動応答手段は、前記サーバ装置の前記受話手段による受話に応じて確立された音声通話接続を介して、前記第3の手順データに従い音声通話確立用の音声自動応答を行い、
    前記サーバ装置は、前記サーバ装置の前記音声自動応答手段が前記音声通話確立用の音声自動応答において前記予約番号を示す音声信号を取得した場合、前記予約番号により識別される予約に対応する前記端末装置のユーザの電話番号に対し発呼する発呼手段を備え、
    前記サーバ装置は、前記サーバ装置の前記発呼手段による発呼に応じて音声通話接続が確立された場合、当該発呼に応じて確立された音声通話接続と前記受話に応じて確立された音声通話接続とを相互接続する相互接続手段を備える
    請求項6乃至9のいずれかに記載のシステム。
  11. 複数の店舗の各々の電話番号と、予約可否問い合わせ用の音声自動応答の手順を示す第1の手順データと、予約申込用の音声自動応答の手順を示す第2の手順データとを記憶する記憶手段と、
    端末装置から、前記複数の店舗のうちの1以上の店舗の各々を各々識別する1以上の店舗識別データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記1以上の店舗識別データの各々に関し、当該店舗識別データにより識別される店舗の電話番号に対し発呼する発呼手段と、
    前記発呼手段による発呼に応じて発呼先の電話機との間に音声通話接続が確立された場合、前記第1の手順データに従い、当該音声通話接続を介した予約可否問い合わせ用の音声自動応答を行う音声自動応答手段と、
    前記音声自動応答手段による予約可否問い合わせ用の音声自動応答において、予約可能を示す所定の応答信号が得られた場合、前記所定の応答信号が得られた音声通話接続の電話番号により識別される店舗の店舗識別データを前記端末装置に送信する送信手段と
    を備え、
    前記受信手段は、前記送信手段による店舗識別データの送信に対する応答として前記端末装置から送信されてくる、前記端末装置のユーザにより選択された1の店舗を識別する店舗識別データを受信し、
    前記発呼手段は、前記受信手段により受信された前記1の店舗を識別する店舗識別データにより識別される店舗の電話番号に対し発呼し、
    前記音声自動応答手段は、前記発呼手段による前記1の店舗を識別する店舗識別データにより識別される店舗の電話番号に対する発呼に応じて発呼先の電話機との間に音声通話接続が確立された場合、前記第2の手順データに従い、当該音声通話接続を介した予約申込用の音声自動応答を行い、
    前記送信手段は、前記音声自動応答手段による前記予約申込用の音声自動応答において、予約受諾を示す所定の応答信号が得られた場合、予約完了の通知を示す通知データを前記端末装置に送信する
    サーバ装置。
  12. コンピュータを、
    請求項11に記載のサーバ装置が備える前記記憶手段、前記受信手段、前記発呼手段、前記音声自動応答手段および前記送信手段として機能させるプログラム。
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