JP2012099991A - サイト接続支援システムおよびサイト接続支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】放棄呼による顧客の不満を抑制し、携帯電話端末によるサイトアクセスが容易になると共にアクセス情報として電話番号も取得するサイト接続支援システムを提供する。
【解決手段】携帯電話端末Pから特定の電話番号に着信すると電話番号を検出する番号検出部1と、電話が繋がらない場合に自動音声応答を行う音声応答部3と、自動音声応答の際に所定のキーが入力された場合に、特定サイト2AのURL情報を含めたメールを作成すると共にメールをSMSにより携帯電話端末宛に送信するメール送信部4と、受信した携帯電話端末がURLを指定して特定サイトに接続した際に、URL情報を記憶するアクセス記憶部5とを備え、メール送信部が、URL情報に電話番号をパラメータとして付加し、アクセス記憶部が、電話番号も併せて記憶すると共に、特定サイトのリンクサイト2Bから特定情報が選択または入力された際に特定情報も記憶する。
【選択図】図1
【解決手段】携帯電話端末Pから特定の電話番号に着信すると電話番号を検出する番号検出部1と、電話が繋がらない場合に自動音声応答を行う音声応答部3と、自動音声応答の際に所定のキーが入力された場合に、特定サイト2AのURL情報を含めたメールを作成すると共にメールをSMSにより携帯電話端末宛に送信するメール送信部4と、受信した携帯電話端末がURLを指定して特定サイトに接続した際に、URL情報を記憶するアクセス記憶部5とを備え、メール送信部が、URL情報に電話番号をパラメータとして付加し、アクセス記憶部が、電話番号も併せて記憶すると共に、特定サイトのリンクサイト2Bから特定情報が選択または入力された際に特定情報も記憶する。
【選択図】図1
Description
本発明は、いわゆる放棄呼による顧客の不満を抑制し、携帯電話端末からインターネット接続によって特定サイトにアクセスすることを促進可能であるサイト接続支援システムおよびサイト接続支援方法に関する。
コールセンター等に顧客等が電話を掛けた際に、ビジー状態でなかなか応答しないために待ちきれず電話を応答前に切ってしまうことを、いわゆる放棄呼(ほうきこ)と言い、この放棄呼が多いと顧客からの信用が低下すると共にビジネス機会の損失となることから、その対策が求められている。
この対策として、電話回線を増設することが容易であるが、コストが大幅に増大してしまう問題がある。このため、従来、例えば特許文献1には、発信者の1回だけの発信状況だけでなく同じ発信者の累積待ち時間や掛け直し回数などの複数の発信状況に基づいて公平にオペレータに接続する技術が提案されている。
一方、特許文献2には、携帯電話端末等の電話番号が割り振られたモバイルキャリアから呼着信を受けた際にモバイルキャリアの電話番号を宛先とする電子メールを生成し、ショートメッセージサービス(SMS)を用いて配信する技術が提案されている。この技術では、オペレータに電話を掛けて自己の携帯電話のメールアドレスを通知し、所望するウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)を該メールアドレスに後日送信してもらう手間を省き、電話を掛けるだけで自動的に携帯電話にSMSを用いてURL等の情報提供ができるものである。
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、従来の特許文献1に記載の技術では、発信者である顧客が何度も電話した際の状況に基づいており、根本的に放棄呼を解決する手段とならないという不都合がある。また、特許文献2に記載の技術では、管理者サイトの特定の電話番号に電話をかけるだけで送信されるメールにURL情報が記載されることから、コールセンター等に電話を掛けてきた顧客に上記メールを送り、メール中のURLを指定して特定サイトにアクセスしてもらうことも考えられるが、サイトのアクセスと携帯電話端末の電話番号とを対応させてアクセス情報を取得することができない問題があった。すなわち、多数のアクセスがあった場合やメール送信からサイトのアクセスまでに長いタイムラグがある場合など、アクセスした携帯電話端末が放棄呼であったものかどうかを正確に把握することが困難であった。さらに、放棄呼後に、顧客に特定サイトにアクセスしてもらっても、特定サイトで顧客が要望や問い合わせ等の内容を選択・入力する際に、併せて連絡先として自己の電話番号を入力する手間が生じてしまう不都合があった。
すなわち、従来の特許文献1に記載の技術では、発信者である顧客が何度も電話した際の状況に基づいており、根本的に放棄呼を解決する手段とならないという不都合がある。また、特許文献2に記載の技術では、管理者サイトの特定の電話番号に電話をかけるだけで送信されるメールにURL情報が記載されることから、コールセンター等に電話を掛けてきた顧客に上記メールを送り、メール中のURLを指定して特定サイトにアクセスしてもらうことも考えられるが、サイトのアクセスと携帯電話端末の電話番号とを対応させてアクセス情報を取得することができない問題があった。すなわち、多数のアクセスがあった場合やメール送信からサイトのアクセスまでに長いタイムラグがある場合など、アクセスした携帯電話端末が放棄呼であったものかどうかを正確に把握することが困難であった。さらに、放棄呼後に、顧客に特定サイトにアクセスしてもらっても、特定サイトで顧客が要望や問い合わせ等の内容を選択・入力する際に、併せて連絡先として自己の電話番号を入力する手間が生じてしまう不都合があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、放棄呼による顧客の不満を抑制し、携帯電話端末によるサイトのアクセスが容易になると共にアクセス情報として携帯電話端末の電話番号も容易に取得可能なサイト接続支援システム及びサイト接続支援方法を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明のサイト接続支援システムは、携帯電話端末から特定の電話番号に着信すると発信者番号通知機能により該携帯電話端末の電話番号を検出する番号検出部と、前記着信した際に特定の日時である場合または振り分け可能な電話装置が全て通話中である場合に前記携帯電話端末に対して所定の自動音声応答を行う音声応答部と、前記自動音声応答の際に所定のキーが前記携帯電話端末から入力された場合に、特定サイトのURL情報を含めたURL含有メールを作成すると共に前記URL含有メールを前記電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより前記携帯電話端末宛に送信するメール送信部と、前記URL含有メールを受信した前記携帯電話端末が前記URL情報に基づいて前記特定サイトのURLを指定して前記特定サイトに接続した際に、接続された前記URL情報を記憶するアクセス記憶部とを備え、前記メール送信部が、前記URL情報に前記電話番号をパラメータとして付加し、前記アクセス記憶部が、前記URL情報に含まれる前記電話番号も併せて記憶すると共に、前記特定サイトまたはそのリンクサイトから特定情報が選択または入力された際に前記特定情報も記憶することを特徴とする。
また、本発明のサイト接続支援方法は、番号検出部が、携帯電話端末から特定の電話番号に着信すると発信者番号通知機能により該携帯電話端末の電話番号を検出するステップと、音声応答部が、前記着信した際に特定の日時である場合または振り分け可能な電話装置が全て通話中である場合に前記携帯電話端末に対して所定の自動音声応答を行うステップと、メール送信部が、前記自動音声応答の際に所定のキーが前記携帯電話端末から入力された場合に、特定サイトのURL情報を含めたURL含有メールを作成すると共に前記URL含有メールを前記電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより前記携帯電話端末宛に送信するステップと、アクセス記憶部が、前記URL含有メールを受信した前記携帯電話端末が前記URL情報に基づいて前記特定サイトのURLを指定して前記特定サイトに接続した際に、接続された前記URL情報を記憶するステップとを有し、前記メール送信部が、前記URL情報に前記電話番号をパラメータとして付加し、前記アクセス記憶部が、前記URL情報に含まれる前記電話番号も併せて記憶すると共に、前記特定サイトまたはそのリンクサイトから特定情報が選択または入力された際に前記特定情報も記憶することを特徴とする。
これらのサイト接続支援システムおよびサイト接続支援方法では、顧客等がコールセンター等の電話番号に電話を掛けてもオペレータ等に電話が繋がらない休日や真夜中などの特定の日時である場合または振り分け可能な電話装置が全て通話中である、いわゆる回線パンク状態の場合に、メール送信部が、特定サイトのURL情報を含めたURL含有メールを作成すると共にURL含有メールを電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより携帯電話端末宛に送信するので、放棄呼のままにせず、顧客等をURL含有メールで特定サイトに誘導することができる。
なお、自動音声応答による説明の後に所定のキーが携帯電話端末から入力されたか否かでURL含有メールを送信するので、自動で勝手にURL含有メールを送りつけることがなく、顧客の意思表示を確認することができる。
なお、自動音声応答による説明の後に所定のキーが携帯電話端末から入力されたか否かでURL含有メールを送信するので、自動で勝手にURL含有メールを送りつけることがなく、顧客の意思表示を確認することができる。
さらに、メール送信部が、URL含有メールのURL情報に上記携帯電話端末の電話番号をパラメータとして付加し、アクセス記憶部が、URL情報に含まれる電話番号も併せて記憶すると共に、特定サイトまたはそのリンクサイトから特定情報が選択または入力された際に上記特定情報も記憶するので、携帯電話端末から特定サイトのURLにアクセスした際にURL情報にパラメータとして付加された電話番号によってアクセス情報として当該携帯電話端末の電話番号も容易に取得可能であると共に、特定サイトまたはそのリンクサイトで選択または入力された顧客の要望や問い合わせの内容等の特定情報も併せて取得することができる。したがって、これら取得した電話番号および特定情報から、顧客に対してアクセス後に適切な対応等を取ることが可能になる。
また、本発明のサイト接続支援システムは、前記特定情報が、前記携帯電話端末の電話番号に折り返しの電話を希望する日時の予約情報であることを特徴とする。
すなわち、このサイト接続支援システムでは、特定情報が、携帯電話端末の電話番号に折り返しの電話を希望する日時の予約情報であるので、顧客が希望する日時に、取得した電話番号にオペレータから折り返し電話する、いわゆるコールバック予約が可能になる。また、顧客が特定サイトにアクセスした際に自動的に電話番号が取得されるので、顧客が携帯電話端末の電話番号を特定サイトまたはそのリンクサイトに入力する手間が省かれ、簡易に予約情報を入力可能である。
すなわち、このサイト接続支援システムでは、特定情報が、携帯電話端末の電話番号に折り返しの電話を希望する日時の予約情報であるので、顧客が希望する日時に、取得した電話番号にオペレータから折り返し電話する、いわゆるコールバック予約が可能になる。また、顧客が特定サイトにアクセスした際に自動的に電話番号が取得されるので、顧客が携帯電話端末の電話番号を特定サイトまたはそのリンクサイトに入力する手間が省かれ、簡易に予約情報を入力可能である。
また、本発明のサイト接続支援システムは、前記特定情報が、商品またはサービスの購入申し込みのショッピング情報であることを特徴とする。
すなわち、このサイト接続支援システムでは、特定情報が、商品またはサービスの購入申し込みのショッピング情報であるので、顧客が購入したい商品またはサービスがある場合に、直接、購入申し込みのショッピング情報を誘導した特定サイトまたはそのリンクサイトで入力可能であり、このショッピング情報とアクセス時に取得した電話番号とにより、確認の電話等をすることも可能になる。
すなわち、このサイト接続支援システムでは、特定情報が、商品またはサービスの購入申し込みのショッピング情報であるので、顧客が購入したい商品またはサービスがある場合に、直接、購入申し込みのショッピング情報を誘導した特定サイトまたはそのリンクサイトで入力可能であり、このショッピング情報とアクセス時に取得した電話番号とにより、確認の電話等をすることも可能になる。
また、本発明のサイト接続支援システムは、前記メール送信部が、前記特定サイトまたはそのリンクサイトから前記特定情報が選択または入力された際に、前記特定情報を含む確認メールを前記電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより前記携帯電話端末宛に送信することを特徴とする。
すなわち、このサイト接続支援システムでは、メール送信部が、特定サイトまたはそのリンクサイトから特定情報が選択または入力された際に、特定情報を含む確認メールを電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより携帯電話端末宛に送信するので、顧客が選択または入力した特定情報を確認メールで確認することができる。
すなわち、このサイト接続支援システムでは、メール送信部が、特定サイトまたはそのリンクサイトから特定情報が選択または入力された際に、特定情報を含む確認メールを電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより携帯電話端末宛に送信するので、顧客が選択または入力した特定情報を確認メールで確認することができる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係るサイト接続支援システム及びサイト接続支援方法によれば、呼着信時に電話が繋がらない状態で、メール送信部が、携帯電話端末の電話番号をパラメータとして付加した特定サイトのURL情報をURL含有メールでSMSにより携帯電話端末宛に送信し、アクセス記憶部が、アクセス時にURL情報に含まれる電話番号も併せて記憶すると共に、特定サイトまたはリンクサイトから入力された特定情報も記憶するので、放棄呼のままにせず、顧客等をURL含有メールで特定サイトに誘導することができると共に、取得した電話番号および特定情報から、顧客に対してアクセス後に適切な対応等を取ることが可能になる。
したがって、回線の増設が不要であり、放棄呼による顧客の不満を低減すると共にビジネスチャンスの損失を防ぐことが可能になり、さらには折り返し電話が可能になる等のより細かな顧客別サービスを提供することも可能になる。
すなわち、本発明に係るサイト接続支援システム及びサイト接続支援方法によれば、呼着信時に電話が繋がらない状態で、メール送信部が、携帯電話端末の電話番号をパラメータとして付加した特定サイトのURL情報をURL含有メールでSMSにより携帯電話端末宛に送信し、アクセス記憶部が、アクセス時にURL情報に含まれる電話番号も併せて記憶すると共に、特定サイトまたはリンクサイトから入力された特定情報も記憶するので、放棄呼のままにせず、顧客等をURL含有メールで特定サイトに誘導することができると共に、取得した電話番号および特定情報から、顧客に対してアクセス後に適切な対応等を取ることが可能になる。
したがって、回線の増設が不要であり、放棄呼による顧客の不満を低減すると共にビジネスチャンスの損失を防ぐことが可能になり、さらには折り返し電話が可能になる等のより細かな顧客別サービスを提供することも可能になる。
以下、本発明に係るサイト接続支援システム及びサイト接続支援方法の一実施形態を、図1から図4を参照しながら説明する。
本実施形態のサイト接続支援システムは、図1及び図2に示すように、携帯電話端末Pから特定の電話番号に着信すると発信者番号通知機能により該携帯電話端末Pの電話番号を検出する番号検出部1と、着信した際に特定の日時である場合または振り分け可能な電話装置が全て通話中である場合に携帯電話端末Pに対して所定の自動音声応答を行う音声応答部3と、自動音声応答の際に所定のキーが携帯電話端末Pから入力された場合に、特定サイト2AのURL情報を含めたURL含有メールを作成すると共にURL含有メールを電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより携帯電話端末宛に送信するメール送信部4と、URL含有メールを受信した携帯電話端末PがURL情報に基づいて特定サイトのURLを指定して特定サイトに接続した際に、接続されたURL情報を記憶するアクセス記憶部5とを備えている。
上記携帯電話端末Pは、インターネット接続機能を備え、携帯電話事業者サーバSA及びインターネットのネットワークNを介して携帯サイトやPCサイト等のWebサイトを閲覧可能なブラウザを搭載している。
上記特定サイト2Aは、例えば管理者サイト又は管理者等と契約しているサービス業者等のサービス提供用の携帯サイト、PCサイト等のWebサイトである。なお、本実施形態では、特定サイト2Aを管理者サイトに設定し、管理者サイトから契約している各サービス業者のサービス提供用サイトであるリンクサイト2Bにアクセス可能になっている。
また、上記特定の電話番号は、例えばコールセンターの電話番号(例えば、フリーダイヤル)であり、特定サイト2Aの専用電話番号や管理者の電話番号等である。
上記特定サイト2Aは、例えば管理者サイト又は管理者等と契約しているサービス業者等のサービス提供用の携帯サイト、PCサイト等のWebサイトである。なお、本実施形態では、特定サイト2Aを管理者サイトに設定し、管理者サイトから契約している各サービス業者のサービス提供用サイトであるリンクサイト2Bにアクセス可能になっている。
また、上記特定の電話番号は、例えばコールセンターの電話番号(例えば、フリーダイヤル)であり、特定サイト2Aの専用電話番号や管理者の電話番号等である。
上記番号検出部1は、電話回線に接続された通信端末であり、発信者番号通知機能により検出した携帯電話端末Pの電話番号をメール送信部4へ出力する機能を有している。
上記番号検出部1、音声応答部3、メール送信部4及びアクセス記憶部5は、管理者サイトを管理する管理者サーバSBに設けられている。この管理者サーバSBは、インターネットのネットワークNに接続されている。
上記メール送信部4は、上記URL情報に上記電話番号をパラメータとして付加するように設定されている。
上記番号検出部1、音声応答部3、メール送信部4及びアクセス記憶部5は、管理者サイトを管理する管理者サーバSBに設けられている。この管理者サーバSBは、インターネットのネットワークNに接続されている。
上記メール送信部4は、上記URL情報に上記電話番号をパラメータとして付加するように設定されている。
上記アクセス記憶部5は、データベースであって、上記URL情報に含まれる上記電話番号も併せて記憶及び記録するように設定されている。
また、アクセス記憶部5は、携帯電話端末Pが特定サイト2Aに接続した際に送信された携帯電話端末Pの個体識別情報(UID)も記憶するように設定されている。すなわち、アクセス記憶部5は、個体識別情報として、携帯電話キャリア、製造メーカー、機種、機器番号等の情報も記憶する。なお、アクセス記憶部5は、携帯電話端末Pが特定サイト2Aに接続した際の日時等も併せて記憶するように設定されている。
また、アクセス記憶部5は、携帯電話端末Pが特定サイト2Aに接続した際に送信された携帯電話端末Pの個体識別情報(UID)も記憶するように設定されている。すなわち、アクセス記憶部5は、個体識別情報として、携帯電話キャリア、製造メーカー、機種、機器番号等の情報も記憶する。なお、アクセス記憶部5は、携帯電話端末Pが特定サイト2Aに接続した際の日時等も併せて記憶するように設定されている。
さらに、アクセス記憶部5には、今までに着信のあったものや事前に設定した携帯電話端末Pの電話番号が予め記憶されている。例えば、会員登録された会員の携帯電話端末Pの電話番号とこれに対応する顧客情報とが記憶されている。
上記アクセス記憶部5は、上記URL情報に含まれる上記電話番号も併せて記憶すると共に、上記特定サイト2Aまたはそのリンクサイト2Bから特定情報が選択または入力された際に当該特定情報も記憶するように設定されている。
上記アクセス記憶部5は、上記URL情報に含まれる上記電話番号も併せて記憶すると共に、上記特定サイト2Aまたはそのリンクサイト2Bから特定情報が選択または入力された際に当該特定情報も記憶するように設定されている。
また、メール送信部4は、特定サイト2Aまたはそのリンクサイト2Bから上記特定情報が選択または入力された際に、上記特定情報を含む確認メールを上記電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより携帯電話端末P宛に送信する機能を有している。
上記特定情報は、携帯電話端末Pの電話番号等に折り返しの電話を希望する日時の予約情報または商品若しくはサービスの購入申し込みのショッピング情報などである。
上記特定情報は、携帯電話端末Pの電話番号等に折り返しの電話を希望する日時の予約情報または商品若しくはサービスの購入申し込みのショッピング情報などである。
次に、上記サイト接続支援システムによるサイト接続支援方法を、図3および図4を参照して説明する。
まず、番号検出部1は、特定の電話番号にかかる電話の着信待ち状態(ステップS1)とされる。この状態で、携帯電話端末Pの使用者が、コールセンター等の特定の電話番号に電話をかけると(ステップS2)、番号検出部1が、発信者番号通知機能により該携帯電話端末Pの電話番号を検出する(ステップS3)。
さらに、音声応答部3は、携帯電話端末Pから着信した際に特定の日時である場合または振り分け可能な電話装置が全て通話中(回線オーバー状態)である場合に携帯電話端末Pに対して所定の自動音声応答を行う(ステップS4)。
なお、上記特定の日時としては、真夜中などの時間帯や休日などが設定可能である。
さらに、音声応答部3は、携帯電話端末Pから着信した際に特定の日時である場合または振り分け可能な電話装置が全て通話中(回線オーバー状態)である場合に携帯電話端末Pに対して所定の自動音声応答を行う(ステップS4)。
なお、上記特定の日時としては、真夜中などの時間帯や休日などが設定可能である。
この自動応答音声は、特定サイト2Aである管理者サイトのURL情報が含まれたURL含有メールを、掛けている携帯電話端末Pへ送信してよいか使用者の意志を確認するために携帯電話端末Pの特定のキーを入力してもらう内容の説明であり、例えば回線オーバー状態では以下のような内容が自動音声で掛けている携帯電話端末Pへ流される。この状態で、携帯電話端末Pからのキー入力待ちの状態となる(ステップS5)。
<コールセンターの自動音声応答の例>
「テレビショッピングの○○です。お電話ありがとうございました。只今大変混在しております。お急ぎの方は、便利なケータイサイトからどうぞ。ケータイからおかけの方で、ケータイサイトをご利用の場合は、“1”を選択してください。ショートメールが届きます。URLをクリックすると、オンラインショップまたは、コールバック予約ができます。オペレータと話をする方は、“2”を選択し、このまましばらくお待ちください。」
「テレビショッピングの○○です。お電話ありがとうございました。只今大変混在しております。お急ぎの方は、便利なケータイサイトからどうぞ。ケータイからおかけの方で、ケータイサイトをご利用の場合は、“1”を選択してください。ショートメールが届きます。URLをクリックすると、オンラインショップまたは、コールバック予約ができます。オペレータと話をする方は、“2”を選択し、このまましばらくお待ちください。」
この自動音声応答を聞いた使用者がURL含有メールの送信を許可する携帯電話端末Pの特定のキー(上記の例では“1”)を入力すると(ステップS6)、入力したキーの信号を電話回線を介して受信したメール送信部4は、特定サイト2AのURL情報を含めたURL含有メールを作成すると共にURL含有メールを取得した上記電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより携帯電話端末P宛に送信する(ステップS7)。
このとき、メール送信部3は、URL情報に上記電話番号PNをパラメータとして付加する。
例えば、図3の(a)に示すように、「http://www.aa.co.jp/m/id_889730.php?tel=090・・・・・」とURL情報が作成される。
例えば、図3の(a)に示すように、「http://www.aa.co.jp/m/id_889730.php?tel=090・・・・・」とURL情報が作成される。
そして、携帯電話端末Pが、上記URL含有メールを受信すると(ステップS8)、図3の(a)に示すように、携帯電話端末Pの表示画面にメール内容が表示される。さらに、使用者が、表示された特定サイト2AのURLをクリック等して指定することで、携帯電話端末PはインターネットのネットワークNを介して特定サイト2Aにアクセスする(ステップS9)。
このとき、管理者サーバSBは、上記URLの特定サイト2Aへのアクセス待ち状態とされているが(ステップS10)、上記携帯電話端末Pからアクセスがあると、携帯電話端末Pに対してネットワークNを介して特定サイト2Aのホームページ(例えば、オンラインショッピングサイト)データを送信する(ステップS11)。
また、同時に、アクセス記憶部5が、上記携帯電話端末Pが特定サイト2Aに接続した際に、接続されたURL情報を記憶する(ステップS12)。
また、同時に、アクセス記憶部5が、上記携帯電話端末Pが特定サイト2Aに接続した際に、接続されたURL情報を記憶する(ステップS12)。
この際、アクセス記憶部5は、上記URL情報に含まれる電話番号、上記携帯電話端末Pの個体識別情報及び特定サイト2Aのアクセス日時等も併せて記憶する。
また、上記携帯電話端末Pでは、特定サイト2Aのホームページデータを受信する(ステップS13)と共に、図3の(b)に示すように、表示画面に当該ホームページが表示される(ステップS14)。このホームページから、図3の(b)(c)に示すように、さらに特定サイト2Aのリンクサイト2Bである具体的なサービス業者のサービス提供サイトへアクセス可能となっている。
また、上記携帯電話端末Pでは、特定サイト2Aのホームページデータを受信する(ステップS13)と共に、図3の(b)に示すように、表示画面に当該ホームページが表示される(ステップS14)。このホームページから、図3の(b)(c)に示すように、さらに特定サイト2Aのリンクサイト2Bである具体的なサービス業者のサービス提供サイトへアクセス可能となっている。
例えば、図3の(b)に示すように、特定サイト2A上で「1.オンラインショッピングへ」「2.コールバック予約」などの項目を選択可能にしておき、使用者が携帯電話端末Pから「2.コールバック予約」を選択して入力した場合(ステップS15)、図3の(c)に示すように、リンクサイト(サービス提供サイト)2Bのコールバック予約画面のデータを送信し(ステップS16)、携帯電話端末Pの表示画面に当該サイトを表示させる(ステップS17)。
このコールバック予約画面には、特定サイト2Aのアクセス時に取得した携帯電話端末Pの電話番号を予め表示すると共に、この電話番号への折り返し電話を希望するか他の電話番号への折り返し電話を希望するかを選択する画面も表示する。使用者がこのコールバック予約画面から折り返しコールセンターから電話をしてほしい希望日時と折り返し電話する電話番号との予約情報を選択または入力すると(ステップS18)、その予約情報が特定情報としてネットワークNを介して管理者サーバSBに送信され、アクセス記憶部5が当該特定情報を記憶する(ステップS19)。この場合、リンクサイト2Bを管理するサーバは、特定情報を管理者サーバSBにネットワークNを介して送信する特定情報送信部(図示略)を有している。なお、リンクサイト2Bも管理者サーバSBが有して管理している場合は、ネットワークNを介さず直接、アクセス記憶部5に特定情報を送ってアクセス記憶部5が当該特定情報を記憶する。
さらに、アクセス記憶部5に記憶された予約情報に基づいて、メール送信部4が予約情報を含む確認メールを作成し、予約確認のためSMSで確認メールを使用者の携帯電話端末Pへ送信する(ステップS20)。これらにより、アクセス記憶部5に記憶された予約情報に基づいて、コールセンターからオペレータがあらためて使用者が希望する日時に取得した電話番号または指定された電話番号に折り返し電話することができると共に、使用者も確認メールの受信によって容易に予約の確認ができる(ステップS21)。
なお、特定サイト2Aにアクセスした際に、個体識別情報として、携帯電話キャリアも取得できるため、通話料金が安く設定されている同じ携帯電話キャリアのIP電話等で折り返し電話することで、コールバックにかかる通話料金を安くすることも可能である。
また、使用者が携帯電話端末Pから「1.オンラインショッピングへ」を選択して入力した場合、リンクサイト(サービス提供サイト)2Bのオンラインショッピングサイトのデータを送信し、携帯電話端末Pの表示画面に当該サイトを表示させる。これにより、使用者が所望の商品やサービスをオンラインで購入することが可能になる。さらに、使用者が、オンラインショッピングサイトであるリンクサイト2Bで特定の商品またはサービスの購入申し込みをすると、その商品またはサービスの購入申し込みのショッピング情報が特定情報としてネットワークNを介して管理者サーバSBに送信され、アクセス記憶部5が当該特定情報を記憶する。
さらに、アクセス記憶部5に記憶されたショッピング情報に基づいて、メール送信部4がショッピング情報を含む確認メールを作成し、購入確認のためSMSで確認メールを使用者の携帯電話端末Pへ送信する。これらにより、アクセス記憶部5に記憶されたショッピング情報に基づいて、商品またはサービスの購入情報を取得してその後の配送や支払い等の手続処理に適用可能であると共に、使用者も確認メールの受信によって容易に購入の確認ができる。なお、この確認メールには、より詳細な商品またはサービスの購入申し込み情報を見ることができるサイトのURL情報を含ませても構わない。
なお、上記実施形態では、特定サイト2Aからオンラインショッピングまたはコールバック予約のリンクサイト2Bに誘導して商品またはサービスの購入申し込みやコールバック予約を可能にしているが、直接、特定サイト2Aにおいて商品またはサービスの購入申し込みやコールバック予約を可能にしても構わない。
このように本実施形態のサイト接続支援システム及びサイト接続支援方法では、顧客等がコールセンター等の電話番号に電話を掛けてもオペレータ等に電話が繋がらず応答がない場合に、メール送信部4が、特定サイト2AのURL情報を含めたURL含有メールを作成すると共にURL含有メールを電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより携帯電話端末P宛に送信するので、放棄呼のままにせず、顧客等をURL含有メールで特定サイト2Aに誘導することができる。
なお、自動音声応答による説明の後に所定のキーが携帯電話端末Pから入力されたか否かでURL含有メールを送信するので、自動で勝手にURL含有メールを送りつけることがなく、顧客の意思表示を確認することができる。
さらに、メール送信部4が、URL含有メールのURL情報に上記携帯電話端末Pの電話番号をパラメータとして付加し、アクセス記憶部5が、URL情報に含まれる電話番号も併せて記憶すると共に、特定サイト2Aから特定情報が選択または入力された際に上記特定情報も記憶するので、携帯電話端末Pから特定サイトのURLにアクセスした際にURL情報にパラメータとして付加された電話番号によってアクセス情報として当該携帯電話端末Pの電話番号も容易に取得可能であると共に、特定サイト2Aまたはリンクサイト2Bで選択または入力された顧客の要望や問い合わせの内容等の特定情報も併せて取得することができる。
したがって、これら取得した電話番号および特定情報から、顧客に対してアクセス後に適切な対応等を取ることが可能になる。
したがって、これら取得した電話番号および特定情報から、顧客に対してアクセス後に適切な対応等を取ることが可能になる。
すなわち、特定情報が、携帯電話端末Pの電話番号に折り返しの電話を希望する日時の予約情報であるとき、顧客が希望する日時に、取得した電話番号にオペレータから折り返し電話するコールバック予約が可能になる。また、顧客が特定サイト2Aにアクセスした際に自動的に電話番号が取得されるので、顧客が携帯電話端末Pの電話番号を特定サイト2Aまたはそのリンクサイト2Bに入力する手間が省かれ、簡易に予約情報を入力可能である。
また、特定情報が、商品またはサービスの購入申し込みのショッピング情報であるとき、顧客が購入したい商品またはサービスがある場合に、直接、購入申し込みのショッピング情報を誘導した特定サイト2Aまたはそのリンクサイト2Bで入力可能であり、このショッピング情報とアクセス時に取得した電話番号とにより、確認の電話等をすることも可能になる。
さらに、メール送信部4が、特定サイト2Aまたはそのリンクサイト2Bから特定情報が選択または入力された際に、特定情報を含む確認メールを電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより携帯電話端末P宛に送信するので、顧客が選択または入力した特定情報を確認メールで確認することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1…番号検出部、3…音声応答部、4…メール送信部、5…アクセス記憶部、N…ネットワーク、P…携帯電話端末、SA…携帯電話事業者サーバ、SB…管理者サーバ、2A…特定サイト、2B…リンクサイト
Claims (5)
- 携帯電話端末から特定の電話番号に着信すると発信者番号通知機能により該携帯電話端末の電話番号を検出する番号検出部と、
前記着信した際に特定の日時である場合または振り分け可能な電話装置が全て通話中である場合に前記携帯電話端末に対して所定の自動音声応答を行う音声応答部と、
前記自動音声応答の際に所定のキーが前記携帯電話端末から入力された場合に、特定サイトのURL情報を含めたURL含有メールを作成すると共に前記URL含有メールを前記電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより前記携帯電話端末宛に送信するメール送信部と、
前記URL含有メールを受信した前記携帯電話端末が前記URL情報に基づいて前記特定サイトのURLを指定して前記特定サイトに接続した際に、接続された前記URL情報を記憶するアクセス記憶部とを備え、
前記メール送信部が、前記URL情報に前記電話番号をパラメータとして付加し、
前記アクセス記憶部が、前記URL情報に含まれる前記電話番号も併せて記憶すると共に、前記特定サイトまたはそのリンクサイトから特定情報が選択または入力された際に前記特定情報も記憶することを特徴とするサイト接続支援システム。 - 請求項1に記載のサイト接続支援システムにおいて、
前記特定情報が、前記携帯電話端末の電話番号に折り返しの電話を希望する日時の予約情報であることを特徴とするサイト接続支援システム。 - 請求項1に記載のサイト接続支援システムにおいて、
前記特定情報が、商品またはサービスの購入申し込みのショッピング情報であることを特徴とするサイト接続支援システム。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のサイト接続支援システムにおいて、
前記メール送信部が、前記特定サイトまたはそのリンクサイトから前記特定情報が選択または入力された際に、前記特定情報を含む確認メールを前記電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより前記携帯電話端末宛に送信することを特徴とするサイト接続支援システム。 - 番号検出部が、携帯電話端末から特定の電話番号に着信すると発信者番号通知機能により該携帯電話端末の電話番号を検出するステップと、
音声応答部が、前記着信した際に特定の日時である場合または振り分け可能な電話装置が全て通話中である場合に前記携帯電話端末に対して所定の自動音声応答を行うステップと、
メール送信部が、前記自動音声応答の際に所定のキーが前記携帯電話端末から入力された場合に、特定サイトのURL情報を含めたURL含有メールを作成すると共に前記URL含有メールを前記電話番号に基づいてショートメッセージサービスにより前記携帯電話端末宛に送信するステップと、
アクセス記憶部が、前記URL含有メールを受信した前記携帯電話端末が前記URL情報に基づいて前記特定サイトのURLを指定して前記特定サイトに接続した際に、接続された前記URL情報を記憶するステップとを有し、
前記メール送信部が、前記URL情報に前記電話番号をパラメータとして付加し、
前記アクセス記憶部が、前記URL情報に含まれる前記電話番号も併せて記憶すると共に、前記特定サイトまたはそのリンクサイトから特定情報が選択または入力された際に前記特定情報も記憶することを特徴とするサイト接続支援方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010244948A JP2012099991A (ja) | 2010-11-01 | 2010-11-01 | サイト接続支援システムおよびサイト接続支援方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016158049A (ja) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | 株式会社リンクス | 窓口電話番号にかかってくる電話に係員が応答して通話内容に基づく確認文書を作成して相手に知らせるコンピューティング |
JP2018007285A (ja) * | 2017-10-17 | 2018-01-11 | 株式会社野村総合研究所 | 呼制御サーバ、呼制御方法及びコンピュータプログラム |
JP2020129824A (ja) * | 2020-04-28 | 2020-08-27 | Kddi株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
JP2020533846A (ja) * | 2017-09-22 | 2020-11-19 | マインドウェアワークス カンパニー リミテッド | インテリジェントコールバックサービスの提供システム |
-
2010
- 2010-11-01 JP JP2010244948A patent/JP2012099991A/ja active Pending
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