JP2017158150A - 情報提供システム、通信システム、情報提供方法、及び情報提供プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザ側電話端末のユーザが受ける不利益を低減することが可能になる、情報提供システム、通信システム、情報提供方法、及び情報提供プログラムを提供すること。
【解決手段】複数のユーザ側電話端末10及び事業者側電話システム20の各々と通信可能に接続された情報提供システム50であって、複数のユーザ側電話端末10の各々から事業者側電話システム20への発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報をユーザ側電話端末10から受信する受信部と、待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得部と、受信部によって送信トリガ情報が受信された場合に、取得部にて取得された待機状態特定情報に基づいて、待機状態情報を生成する生成部と、生成部にて生成された待機状態情報をユーザ側電話端末10に送信する送信部と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】複数のユーザ側電話端末10及び事業者側電話システム20の各々と通信可能に接続された情報提供システム50であって、複数のユーザ側電話端末10の各々から事業者側電話システム20への発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報をユーザ側電話端末10から受信する受信部と、待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得部と、受信部によって送信トリガ情報が受信された場合に、取得部にて取得された待機状態特定情報に基づいて、待機状態情報を生成する生成部と、生成部にて生成された待機状態情報をユーザ側電話端末10に送信する送信部と、を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報提供システム、通信システム、情報提供方法、及び情報提供プログラムに関する。
従来、事業者がユーザからの商品やサービスの問合せを電話で受け付ける技術の一つとして、顧客側電話機と外線を介して接続された交換機と、交換機と内線を介して接続された複数の内線電話機と、交換機から受信した顧客側電話機に関する着信情報に基づいて複数の内線電話機への割り振りを決定し、当該決定した割り振りを示す配信要求を交換機に送信するコールセンタサーバとを備えたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、上記従来の技術においては、顧客側電話機に関する内線電話機への発信数が内線電話機の台数を超えた場合に、一部の顧客側電話機の発信に応答することができず、当該一部の顧客側電話機のユーザは内線電話機との通話が可能になるまで待機することになる。しかしながら、上記従来の技術においては、上記通話の待機状態を顧客側電話機のユーザが把握できないことから、例えば、上記通話が可能になるまでの待機時間が比較的長くなる状態において、顧客側電話機のユーザが待機することをやめることを躊躇して待機し続けた場合には、多大な通話コストを要してしまうという問題があった。また、上記通話が可能になるまでの待機時間が比較的短くなる状態において、顧客側電話機のユーザが顧客側電話機のユーザが待機し続けることを躊躇して待機することを途中でやめた場合には、通話できる機会を逃してしまうという問題があった。これらのことから、上記通話の待機状態に応じて顧客側電話機のユーザが受ける不利益を低減する観点から改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、顧客側電話機の如きユーザ側電話端末のユーザが受ける不利益を低減することが可能になる、情報提供システム、通信システム、情報提供方法、及び情報提供プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の情報提供システムは、複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムであって、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、を備えた。
請求項2に記載の情報提供システムは、請求項1に記載の情報提供システムにおいて、前記待機状態情報は、前記発信通話が可能になるまで待機している前記ユーザ側電話端末の数を示す待機数情報、又は、前記発信通話が可能になるまで前記ユーザ側電話端末のユーザが待機している時間を示す待機時間情報の少なくともいずれか一方を含む。
請求項3に記載の情報提供システムは、請求項1又は2に記載の情報提供システムにおいて、前記受信手段は、前記事業者側電話システムが前記ユーザ側電話端末に対するコールバックの予約を受け付けるトリガとなる予約受付トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信し、前記送信手段は、前記受信手段によって前記予約受付トリガ情報が受信された場合に、所定方法により取得された前記ユーザ側電話端末に関する情報であり当該予約受付トリガ情報が送信された前記ユーザ側電話端末に関する情報を含む報知情報を前記事業者側電話システムに送信する。
請求項4に記載の通信システムは、複数のユーザ側電話端末と、事業者側電話システムと、前記複数のユーザ側電話端末及び前記事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムとを備えた通信システムであって、前記事業者側電話システムは、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、を備え、前記複数のユーザ側電話端末の各々は、前記送信トリガ情報を前記情報提供システムに送信する送信トリガ情報送信手段と、前記情報提供システムから前記待機状態情報を受信する待機状態情報受信手段と、前記待機状態情報受信手段にて受信された前記待機状態情報を出力手段によって出力させる出力制御手段と、を備えた。
請求項5に記載の情報提供方法は、複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムにおいて行われる情報提供方法であって、受信手段が、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信ステップと、取得手段が、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得ステップと、生成手段が、前記受信ステップにおいて前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得ステップにおいて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成ステップと、送信手段が、前記生成ステップにおいて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信ステップと、を含む。
請求項6に記載の情報提供プログラムは、複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムに実行させるための情報提供プログラムであって、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、として機能させる。
請求項1に記載の情報提供システム、請求項4に記載の通信システム、請求項5に記載の情報提供方法、又は請求項6に記載の情報提供プログラムによれば、受信手段によって送信トリガ情報が受信された場合に、取得手段にて取得された待機状態特定情報に基づいて、待機状態情報を生成する生成手段と、生成手段にて生成された待機状態情報をユーザ側電話端末に送信する送信手段と、を備えているので、待機状態情報をユーザ側電話端末に対して提供することができ、ユーザ側電話端末のユーザが待機状態を把握することができる。これにより、例えば、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的長くなる状態において、ユーザ側電話端末のユーザは躊躇することなく待機することをやめることができるため、待機に要する通話コストを低減できる。また、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的短くなる状態において、ユーザ側電話端末のユーザは躊躇することなく発信通話が可能になるまで待機し続けることができるため、発信通話できる機会を確実に得ることができる。したがって、従来技術に比べて、発信通話の待機状態に応じて顧客側電話機のユーザが受ける不利益を低減することが可能となる。
請求項2に記載の情報提供システムによれば、待機状態情報は、発信通話が可能になるまで待機しているユーザ側電話端末の数を示す待機数情報、又は、発信通話が可能になるまでユーザ側電話端末のユーザが待機している時間を示す待機時間情報の少なくともいずれか一方を含むので、待機数情報又は待機時間情報をユーザ側電話端末に対して提供することでき、ユーザ側電話端末のユーザが待機状態の詳細を把握することが可能となる。
請求項3に記載の情報提供システムによれば、送信手段は、受信手段によって予約受付トリガ情報が受信された場合に、所定方法により取得されたユーザ側電話端末に関する情報であり当該予約受付トリガ情報が送信されたユーザ側電話端末に関する情報を含む報知情報を事業者側電話システムに送信するので、報知情報を事業者側電話システムに対して提供することができる。よって、事業者側電話システムのオペレータが報知情報に含まれる予約内容情報に基づいてコールバックをユーザ側電話端末に対して行うことができ、ユーザが事業者側電話システムに対して再度電話をかける手間を省くことが可能となる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る情報提供システム、通信システム、情報提供方法、及び情報提供プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
[実施の形態の基本的概念]
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。
本発明に係る情報提供システムは、ユーザ側電話端末に対して待機状態情報を提供するためのシステムである。ここで、「待機状態情報」とは、複数のユーザ側電話端末の各々から事業者側電話システムへの発信に基づく通話(以下、「発信通話」と称する)が可能になるまでユーザ側電話端末のユーザ(以下、「ユーザ」と称する)が待機している状態(以下、「待機状態」と称する)を示す情報であり、例えば、待機数情報及び待機時間情報等を含む概念である。このうち、「待機数情報」とは、発信通話が可能になるまで待機しているユーザ側電話端末の数(以下、「待機数」と称する)を示す情報である。また、「待機時間情報」とは、発信通話が可能になるまでユーザが待機している時間(以下、「待機時間」と称する)を示す情報である。また、「ユーザ側電話端末」とは、ユーザによって所持されている電話端末であり、例えば、スマートフォンを含む携帯電話端末の如き公知の多機能電話端末を含む概念である。また、「事業者側電話システム」とは、事業者の基地局(図示省略)等に設けられたシステムであり、例えば、音声自動応答によって発信通話を実行する音声自動応答装置(IVR)を利用した電話システム等の公知の電話システムを含む概念である。
[実施の形態の具体的内容]
続いて、実施の形態の具体的内容について説明する。
続いて、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まず、実施の形態に係る情報提供システムが適用される通信システムの構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムを概念的に示す図である。通信システムは、ユーザ側電話端末又は事業者側電話システムと情報提供システムとの相互間で通信を行うためのシステムである。図1に示すように、この通信システム1は、複数のユーザ側電話端末10と、事業者側電話システム20と、情報提供システム50とを備えて構成されている。なお、複数のユーザ側電話端末10は、相互に同様に構成することができるため、以下では、1つのユーザ側電話端末10の構成について説明するものとし、他のユーザ側電話端末10の構成についてはその説明を省略する。
まず、実施の形態に係る情報提供システムが適用される通信システムの構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムを概念的に示す図である。通信システムは、ユーザ側電話端末又は事業者側電話システムと情報提供システムとの相互間で通信を行うためのシステムである。図1に示すように、この通信システム1は、複数のユーザ側電話端末10と、事業者側電話システム20と、情報提供システム50とを備えて構成されている。なお、複数のユーザ側電話端末10は、相互に同様に構成することができるため、以下では、1つのユーザ側電話端末10の構成について説明するものとし、他のユーザ側電話端末10の構成についてはその説明を省略する。
また、通信システム1を構成する各装置の接続形態については、以下に示す通りに設定されている。具体的には、複数のユーザ側電話端末10は、第1ネットワーク2(例えば、インターネット回線等)を介して後述する情報提供システム50のWebサーバ60と接続されていると共に(図1では実線で図示)、図示しない一般電話網を介して後述する情報提供システム50の電話交換装置80と接続されている(図1では点線で図示)。また、Webサーバ60は、第2ネットワーク3(例えば、社内用の通信回線等)を介して後述する情報提供システム50の情報提供装置70と接続されている(図1では実線で図示)。また、情報提供装置70は、有線又は無線を介して電話交換装置80と接続されていると共に(図1では実線で図示)、第3ネットワーク4(例えば、社内用の通信回線等)を介して後述する事業者側電話システム20における複数のオペレータ端末30と接続されている(図1では実線で図示)。また、電話交換装置80は、図示しない一般電話網を介して後述する事業者側電話システム20における複数の事業者側電話端末40と接続されている(図1では点線で図示)。このような接続により、複数のユーザ側電話端末10及び複数のオペレータ端末30の各々と情報提供装置70との相互間で通信を行うことができると共に、複数のユーザ側電話端末10の各々と複数の事業者側電話端末40の各々との相互間で発信通話を行うことができる。
(構成−ユーザ側電話端末)
次に、ユーザ側電話端末10の構成について説明する。図2は、ユーザ側電話端末10の電気的構成を示したブロック図である。ユーザ側電話端末10は、情報提供システム50から受信された情報に基づいて各種の制御を行う装置である。図2に示すように、このユーザ側電話端末10は、通信部11、タッチパッド12、ディスプレイ13、スピーカ14、制御部15、及びデータ記録部16を備えて構成されている。なお、このユーザ側電話端末10は、例えばユーザによって所持された公知の多機能電話端末等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
次に、ユーザ側電話端末10の構成について説明する。図2は、ユーザ側電話端末10の電気的構成を示したブロック図である。ユーザ側電話端末10は、情報提供システム50から受信された情報に基づいて各種の制御を行う装置である。図2に示すように、このユーザ側電話端末10は、通信部11、タッチパッド12、ディスプレイ13、スピーカ14、制御部15、及びデータ記録部16を備えて構成されている。なお、このユーザ側電話端末10は、例えばユーザによって所持された公知の多機能電話端末等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
(構成−ユーザ側電話端末−通信部)
通信部11は、後述する情報提供システム50のWebサーバ60及び後述する情報提供システム50の電話交換装置80の各々との相互間で通信するための通信手段であり、図2に示すように、待機状態情報受信部11aと、送信トリガ情報送信部11bと、Webブラウザ11cとを備えている。待機状態情報受信部11aは、情報提供システム50から待機状態情報を受信する待機状態情報受信手段である。送信トリガ情報送信部11bは、後述する送信トリガ情報を情報提供システム50に送信する送信トリガ情報送信手段である。Webブラウザ11cは、所定の通信プロトコル(ここでは、httpやhttps)により情報の送受信を行うためのブラウザである。
通信部11は、後述する情報提供システム50のWebサーバ60及び後述する情報提供システム50の電話交換装置80の各々との相互間で通信するための通信手段であり、図2に示すように、待機状態情報受信部11aと、送信トリガ情報送信部11bと、Webブラウザ11cとを備えている。待機状態情報受信部11aは、情報提供システム50から待機状態情報を受信する待機状態情報受信手段である。送信トリガ情報送信部11bは、後述する送信トリガ情報を情報提供システム50に送信する送信トリガ情報送信手段である。Webブラウザ11cは、所定の通信プロトコル(ここでは、httpやhttps)により情報の送受信を行うためのブラウザである。
(構成−ユーザ側電話端末−タッチパッド)
タッチパッド12は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド12の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
タッチパッド12は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド12の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
(構成−ユーザ側電話端末−ディスプレイ)
ディスプレイ13は、制御部15の制御に基づいて各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ13の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド12と当該ディスプレイ13をタッチパッド12として一体形成しても構わない。
ディスプレイ13は、制御部15の制御に基づいて各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ13の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド12と当該ディスプレイ13をタッチパッド12として一体形成しても構わない。
(構成−ユーザ側電話端末−スピーカ)
スピーカ14は、制御部15の制御に基づいて各種の音声を出力する出力手段である。スピーカ14より出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
スピーカ14は、制御部15の制御に基づいて各種の音声を出力する出力手段である。スピーカ14より出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
(構成−ユーザ側電話端末−制御部)
制御部15は、ユーザ側電話端末10を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る情報提供プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介してユーザ側電話端末10にインストールされることで、制御部15の各部を実質的に構成する(なお、後述するオペレータ端末30の制御部、後述するWebサーバ60の制御部、後述する情報提供装置70の制御部72、及び後述する電話交換装置80の制御部82についても同様とする)。
制御部15は、ユーザ側電話端末10を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る情報提供プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介してユーザ側電話端末10にインストールされることで、制御部15の各部を実質的に構成する(なお、後述するオペレータ端末30の制御部、後述するWebサーバ60の制御部、後述する情報提供装置70の制御部72、及び後述する電話交換装置80の制御部82についても同様とする)。
また、この制御部15は、図1に示すように、機能概念的に、出力制御部15aを備えている。出力制御部15aは、待機状態情報受信部11aにて受信された待機状態情報をディスプレイ13やスピーカ14によって出力させる出力制御手段である。なお、この制御部15によって実行される処理の詳細については後述する。
(構成−ユーザ側電話端末−データ記録部)
データ記録部16は、ユーザ側電話端末10の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、DVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体、又はFlash Rom、USBメモリ、SDカードの如き電気的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる(なお、後述するオペレータ端末30のデータ記録部、後述するWebサーバ60のデータ記録部、後述する情報提供装置70のデータ記録部73、及び後述する電話交換装置80のデータ記録部83についても同様とする)。
データ記録部16は、ユーザ側電話端末10の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、DVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体、又はFlash Rom、USBメモリ、SDカードの如き電気的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる(なお、後述するオペレータ端末30のデータ記録部、後述するWebサーバ60のデータ記録部、後述する情報提供装置70のデータ記録部73、及び後述する電話交換装置80のデータ記録部83についても同様とする)。
(構成−事業者側電話システム)
次に、事業者側電話システム20の構成について説明する。事業者側電話システム20は、情報提供システム50から受信された情報に基づいて各種の制御を行う装置である。図1に示すように、この事業者側電話システム20は、複数のオペレータ端末30と、複数の事業者側電話端末40とを備えている。なお、この事業者側電話システム20は、例えば事業者の基地局に設けられた公知の電話システム等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。また、複数のオペレータ端末30は、相互に同様に構成することができるため、以下では、1つのオペレータ端末30の構成について説明するものとし、他のオペレータ端末30の構成についてはその説明を省略する(なお、複数の事業者側電話端末40についても同様とする)。
次に、事業者側電話システム20の構成について説明する。事業者側電話システム20は、情報提供システム50から受信された情報に基づいて各種の制御を行う装置である。図1に示すように、この事業者側電話システム20は、複数のオペレータ端末30と、複数の事業者側電話端末40とを備えている。なお、この事業者側電話システム20は、例えば事業者の基地局に設けられた公知の電話システム等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。また、複数のオペレータ端末30は、相互に同様に構成することができるため、以下では、1つのオペレータ端末30の構成について説明するものとし、他のオペレータ端末30の構成についてはその説明を省略する(なお、複数の事業者側電話端末40についても同様とする)。
(構成−事業者側電話システム−オペレータ端末)
オペレータ端末30は、後述する情報提供システム50の情報提供装置70から受信した情報に基づいて各種の制御を行う装置であり、通信部、出力部、制御部、及びデータ記録部を備えて構成されている(いずれも図示省略)。なお、このオペレータ端末30は、例えば公知のパーソナルコンピュータ等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
オペレータ端末30は、後述する情報提供システム50の情報提供装置70から受信した情報に基づいて各種の制御を行う装置であり、通信部、出力部、制御部、及びデータ記録部を備えて構成されている(いずれも図示省略)。なお、このオペレータ端末30は、例えば公知のパーソナルコンピュータ等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
通信部は、後述する情報提供システム50の情報提供装置70との相互間で通信するための通信手段である。出力部は、制御部の制御に基づいて各種の情報を出力する出力手段であり、例えばディスプレイ等の公知の表示手段やスピーカ等の公知の音声出力手段等を用いて構成されている。制御部は、オペレータ端末30を制御する制御手段である。データ記録部は、オペレータ端末30の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段である。なお、この制御部によって実行される処理の詳細については後述する。
(構成−事業者側電話システム−事業者側電話端末)
事業者側電話端末40は、ユーザ側電話端末10との相互間で発信通話を行うための電話端末であり、例えば固定式の電話端末等の公知の電話端末を用いて構成されている。
事業者側電話端末40は、ユーザ側電話端末10との相互間で発信通話を行うための電話端末であり、例えば固定式の電話端末等の公知の電話端末を用いて構成されている。
(構成−情報提供システム)
次に、情報提供システム50の構成について説明する。図3は、後述する情報提供装置70の電気的構成を示したブロック図である。図4は、後述する電話交換装置80の電気的構成を示したブロック図である。情報提供システム50は、ユーザ側電話端末10及び事業者側電話システム20に対して各種の情報を提供するシステムである。図1に示すように、この情報提供システム50は、Webサーバ60と、情報提供装置70と、電話交換装置80とを備えている。
次に、情報提供システム50の構成について説明する。図3は、後述する情報提供装置70の電気的構成を示したブロック図である。図4は、後述する電話交換装置80の電気的構成を示したブロック図である。情報提供システム50は、ユーザ側電話端末10及び事業者側電話システム20に対して各種の情報を提供するシステムである。図1に示すように、この情報提供システム50は、Webサーバ60と、情報提供装置70と、電話交換装置80とを備えている。
(構成−情報提供システム−Webサーバ)
Webサーバ60は、ユーザ側電話端末10に対して各種の情報を提供する装置であり、通信部、制御部、及びデータ記録部を備えて構成されている(いずれも図示省略)。なお、このWebサーバ60は、例えば事業者の基地局に設けられた公知のWeb用のサーバ等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
Webサーバ60は、ユーザ側電話端末10に対して各種の情報を提供する装置であり、通信部、制御部、及びデータ記録部を備えて構成されている(いずれも図示省略)。なお、このWebサーバ60は、例えば事業者の基地局に設けられた公知のWeb用のサーバ等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
通信部は、ユーザ側電話端末10及び情報提供装置70との相互間で通信するための通信手段である。制御部は、Webサーバ60を制御する制御手段である。データ記録部は、Webサーバ60の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段である。なお、この制御部によって実行される処理の詳細については後述する。
(構成−情報提供システム−情報提供装置)
情報提供装置70は、ユーザ側電話端末10及び事業者側電話システム20に対して各種の情報を提供する装置であり、図3に示すように、通信部71、制御部72、及びデータ記録部73を備えて構成されている。なお、この情報提供装置70は、例えば事業者の基地局に設けられた公知のサーバ等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
情報提供装置70は、ユーザ側電話端末10及び事業者側電話システム20に対して各種の情報を提供する装置であり、図3に示すように、通信部71、制御部72、及びデータ記録部73を備えて構成されている。なお、この情報提供装置70は、例えば事業者の基地局に設けられた公知のサーバ等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
(構成−情報提供システム−情報提供装置−通信部)
通信部71は、ユーザ側電話端末10、Webサーバ60、及びオペレータ端末30の各々との相互間で通信するための通信手段であり、図3に示すように、受信部71aと、送信部71bとを備えている。受信部71aは、後述する送信トリガ情報をWebサーバ60を介してユーザ側電話端末10から受信する受信手段である。送信部71bは、待機状態情報をWebサーバ60を介してユーザ側電話端末10に送信する送信手段である。
通信部71は、ユーザ側電話端末10、Webサーバ60、及びオペレータ端末30の各々との相互間で通信するための通信手段であり、図3に示すように、受信部71aと、送信部71bとを備えている。受信部71aは、後述する送信トリガ情報をWebサーバ60を介してユーザ側電話端末10から受信する受信手段である。送信部71bは、待機状態情報をWebサーバ60を介してユーザ側電話端末10に送信する送信手段である。
(構成−情報提供システム−情報提供装置−制御部)
制御部72は、情報提供装置70を制御する制御手段であり、図3に示すように、概略的に、取得部72aと、生成部72bとを備えている。
制御部72は、情報提供装置70を制御する制御手段であり、図3に示すように、概略的に、取得部72aと、生成部72bとを備えている。
取得部72aは、後述する待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段である。生成部72bは、受信部71aによって後述する送信トリガ情報が受信された場合に、取得部72aにて取得された後述する待機状態特定情報に基づいて、待機状態情報を生成する生成手段である。なお、この制御部72によって実行される処理の詳細については後述する。
(構成−情報提供システム−情報提供装置−データ記録部)
データ記録部73は、情報提供装置70の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段である。
データ記録部73は、情報提供装置70の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段である。
(構成−情報提供システム−電話交換装置)
電話交換装置80は、ユーザ側電話端末10から発信が行われた場合、複数の事業者側電話端末40の中から発信通話する事業者側電話端末40を当該ユーザ側電話端末10に接続する装置であり、図4に示すように、通信部81、制御部82、及びデータ記録部83を備えて構成されている。なお、この電話交換装置80は、例えば事業者の基地局に設けられた公知の電話交換機等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
電話交換装置80は、ユーザ側電話端末10から発信が行われた場合、複数の事業者側電話端末40の中から発信通話する事業者側電話端末40を当該ユーザ側電話端末10に接続する装置であり、図4に示すように、通信部81、制御部82、及びデータ記録部83を備えて構成されている。なお、この電話交換装置80は、例えば事業者の基地局に設けられた公知の電話交換機等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
(構成−情報提供システム−電話交換装置−通信部)
通信部81は、情報提供装置70、ユーザ側電話端末10、及び事業者側電話端末40の各々との相互間で通信するための通信手段である。
通信部81は、情報提供装置70、ユーザ側電話端末10、及び事業者側電話端末40の各々との相互間で通信するための通信手段である。
(構成−情報提供システム−電話交換装置−制御部)
制御部82は、電話交換装置80を制御する制御手段である。なお、この制御部82によって実行される処理の詳細については後述する。
制御部82は、電話交換装置80を制御する制御手段である。なお、この制御部82によって実行される処理の詳細については後述する。
(構成−情報提供システム−電話交換装置−データ記録部)
データ記録部83は、電話交換装置80の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、図4に示すように、待機状態特定データベース(以下、データベースを「DB」と称する)83aを備えている。
データ記録部83は、電話交換装置80の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、図4に示すように、待機状態特定データベース(以下、データベースを「DB」と称する)83aを備えている。
待機状態特定DB83aは、待機状態特定情報を格納する待機状態特定情報格納手段である。ここで、「待機状態特定情報」とは、待機状態を特定するための情報である。図5は、待機状態特定DB83aに格納された情報を例示する図である。図5に示すように、待機状態特定DB83aは、項目「発信日時」、項目「ユーザ端末ID」、項目「通話状態」、及び項目「照会種類」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて格納する。このうち、項目「発信日時」に対応する情報は、ユーザ側電話端末10から事業者側電話システム20(具体的には、事業者側電話端末40)に対して発信した日時を示す発信日時情報である。項目「ユーザ端末ID」に対応する情報は、ユーザ側電話端末10を一意に識別するためのユーザ側電話端末10識別情報である。項目「通話状態」に対応する情報は、通話状態を示す通話状態情報である。ここで、「通話状態」とは、所定時点での発信通話のありさまを意味し、例えば、発信通話が行われている状態(以下、「通話中状態」と称する)、発信通話が終了した状態(以下、「通話終了状態」と称する)、待機状態等を含む概念である。項目「照会種類」に対応する情報は、事業者が提供する照会の種類を示す照会種類情報であり、例えば、事業者が銀行である場合には、口座の住所変更に関する照会を示す住所変更照会情報やキャッシュカードなどの紛失に関する照会を示す紛失照会情報等が該当する(図5では、「住所変更照会」、「紛失照会」と表示)。なお、待機状態特定DB83aに格納されている待機状態特定情報は、新しい情報が入力されるタイミングで更新されるものとする。
(通信処理)
次に、このように構成された通信システム1によって実行される通信処理について説明する。図6は、実施の形態に係るユーザ側電話端末10に関する通信処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。図7は、図6に続く通信処理のフローチャートである。図8は、実施の形態に係る情報提供装置70に関する通信処理のフローチャートである。図9は、実施の形態に係るユーザ側電話端末10に関する後述するコールバック予約処理のフローチャートである。図10は、実施の形態に係るオペレータ端末30に関する通信処理のフローチャートである。図11は、後述する問合表示領域13aを例示した図である。図12は、後述する送信トリガ表示領域13bを例示した図である。図13は、後述する待機状態表示領域13cを例示した図である。図14は、後述する通話指示表示領域13dを例示した図である。図15は、後述する予約指示表示領域13eを例示した図である。図16は、後述する予約リストを例示した図である。通信処理は、概略的には、複数のユーザ側電話端末10及び事業者側電話システム20の各々と情報提供システム50との相互間で通信を行うための処理である。また、この通信処理を実行するタイミングは任意であるが、実施の形態においては、複数のユーザ側電話端末10、複数のオペレータ端末30、複数の事業者電話端末40、Webサーバ60、情報提供装置70、及び電話交換装置80に電源が投入された後に起動されるものとして説明する。
次に、このように構成された通信システム1によって実行される通信処理について説明する。図6は、実施の形態に係るユーザ側電話端末10に関する通信処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。図7は、図6に続く通信処理のフローチャートである。図8は、実施の形態に係る情報提供装置70に関する通信処理のフローチャートである。図9は、実施の形態に係るユーザ側電話端末10に関する後述するコールバック予約処理のフローチャートである。図10は、実施の形態に係るオペレータ端末30に関する通信処理のフローチャートである。図11は、後述する問合表示領域13aを例示した図である。図12は、後述する送信トリガ表示領域13bを例示した図である。図13は、後述する待機状態表示領域13cを例示した図である。図14は、後述する通話指示表示領域13dを例示した図である。図15は、後述する予約指示表示領域13eを例示した図である。図16は、後述する予約リストを例示した図である。通信処理は、概略的には、複数のユーザ側電話端末10及び事業者側電話システム20の各々と情報提供システム50との相互間で通信を行うための処理である。また、この通信処理を実行するタイミングは任意であるが、実施の形態においては、複数のユーザ側電話端末10、複数のオペレータ端末30、複数の事業者電話端末40、Webサーバ60、情報提供装置70、及び電話交換装置80に電源が投入された後に起動されるものとして説明する。
通信処理が起動されると、図6、図8に示すように、待機状態情報をユーザ側電話端末10に対して提供できるように、ユーザ側電話端末10の制御部15はSA1からSA7の処理を行うと共に、情報提供装置70の制御部72はSB1からSB4の処理を行う。
まず、図6に示すように、SA1においてユーザ側電話端末10の出力制御部15aは、ユーザによってタッチパッド12を介して選択(又は入力)された所定のURL(Uniformed Resouce Locator)がWebブラウザ11cに入力されることによりWebサーバ60とアクセスして、問合情報を含むWebページデータをWebサーバ60から取得し、当該取得した問合情報をディスプレイ13に表示させる。ここで、「問合情報」とは、事業者が提供する照会の問い合わせに関する情報であり、例えば、過去の問い合わせの事例を示す問合事例情報や問い合わせ先を示す問合先情報等を含む概念である。また、この問合情報の表示方法については任意であるが、実施の形態では、図11に示すように、ディスプレイ13の画面上に表示領域13a(以下、「問合表示領域13a」と称する)を生成し、当該生成した問合表示領域13aに問合情報を表示する。
図6に戻り、SA2においてユーザ側電話端末10の制御部15は、ユーザによってタッチパッド12を介して所定操作が受け付けられることにより、各種の照会に対応する送信トリガ情報の表示指示が受け付けられたか否かを判定する。ここで、「送信トリガ情報」とは、情報提供装置70がユーザ側電話端末10に対して待機状態情報を送信するトリガとなる情報である。また、送信トリガ情報の表示指示が受け付けられたか否かの判定方法については任意であるが、例えば、問合表示領域13a上において、ユーザによってタッチパッド12を介して所定操作(例えば、SA1にて表示された問合先情報(図11に示す「電話でのお問い合わせ先」と表示)をタッチパッド12でクリックする等)が行われたか否かに基づいて判定し、上記所定操作が行われた場合には送信トリガ情報の表示指示が受け付けられたと判定し、上記所定操作が行われなかった場合には送信トリガ情報の表示指示が受け付けられなかったと判定する。そして、ユーザ側電話端末10の制御部15は、上記送信トリガ情報の表示指示が受け付けられるまで待機し(SA2、No)、上記送信トリガ情報の表示指示が受け付けられたと判定された場合(SA2、Yes)、SA1にて表示された問合表示領域13aを非表示にした後、SA3に移行する。
図6に戻り、SA3においてユーザ側電話端末10の出力制御部15aは、SA1にて取得されたWebページデータに含まれる送信トリガ情報であって各種の照会に対応する送信トリガ情報をディスプレイ13に表示させる。この送信トリガ情報の表示方法については任意であるが、実施の形態では、図12に示すように、ディスプレイ13の画面上に表示領域13b(以下、「送信トリガ表示領域13b」と称する)を生成し、当該生成した送信トリガ表示領域13bに各種の照会に対応する送信トリガ情報を並べて表示する(図12では、住所変更照会情報及び紛失照会情報の各々に対応する送信トリガ情報として「住所変更」又は「キャッシュカード・通帳・印鑑などの紛失」と表示)。
図6に戻り、SA4においてユーザ側電話端末10の制御部15は、ユーザがタッチパッド12を介して所定操作(例えば、SA3にて表示された送信トリガ情報のうち、所望の送信トリガ情報をタッチパッド12でクリックする等)を行うことにより、SA3にて表示された各種の照会に対応する送信トリガ情報のいずれか1つが選択されたか否かを判定する。そして、ユーザ側電話端末10の制御部15は、上記各種の照会に対応する送信トリガ情報のいずれか1つが選択されるまで待機し(SA4、No)、上記各種の照会に対応する送信トリガ情報のいずれか1つが選択された場合(SA4、Yes)、SA5に移行する。
SA5においてユーザ側電話端末10の制御部15は、SA4にて選択された送信トリガ情報を送信トリガ情報送信部11b及びWebサーバ60を介して情報提供装置70に送信する。この送信トリガ情報の送信内容については、実施の形態では、データ記録部16にあらかじめ記録されたユーザ側電話端末識別情報と、データ記録部16にあらかじめ記録された照会種類情報のうち送信トリガ情報に対応する照会種類情報とを送信トリガ情報に含めて送信する。
また、図8に示すように、SB1において情報提供装置70の制御部72は、SA5にて送信された送信トリガ情報をWebサーバ60及び受信部71aを介してユーザ側電話端末10から受信したか否かを判定する。そして、情報提供装置70の制御部72は、上記送信トリガ情報が受信されるまで待機し(SB1、No)、上記送信トリガ情報が受信された場合に(SB1、Yes)、SB2へ移行する。
SB2において情報提供装置70の取得部72aは、SB1にて受信された送信トリガ情報に基づいて待機状態特定情報を取得する。この待機状態特定情報の取得方法については任意であるが、実施の形態では、電話交換装置80にアクセスし、直近のアクセス以降に当該電話交換装置80の待機状態特定DB83aに格納されている待機状態特定情報のうち、SB1にて受信された送信トリガ情報に含まれる照会種類情報に対応する待機状態特定情報を取得する。例えば、SB1にて受信された送信トリガ情報に含まれる照会種類情報=住所変更照会である場合には、図5に示す待機状態特定DB83aに格納されている待機状態特定情報のうち、照会種類情報=住所変更照会に対応する待機状態特定情報(一例として、図5に示す発信日時情報=2016年1月13日10時6分20秒、2016年1月13日10時7分10秒、2016年1月13日10時8分00秒、2016年1月13日10時8分30秒、にそれぞれ対応する待機状態特定情報等)を取得する。
図8に戻り、SB3において情報提供装置70の生成部72bは、SB2にて取得された待機状態特定情報に基づいて、待機状態情報を生成する。ここで、待機状態情報のうち待機数情報の生成方法については任意であるが、実施の形態では、SB2にて取得された待機状態特定情報のうち通話状態情報が「待機状態」である待機状態特定情報の合計数を特定し、当該特定した合計数を待機数情報として生成する。例えば、SB2にて照会種類情報=住所変更照会に対応する待機状態特定情報が取得された場合に、当該取得された待機状態特定情報のうち通話状態情報が「待機状態」である待機状態特定情報の合計数=3が特定された場合に、待機数情報=上記待機状態特定情報の合計数=3を生成する。また、待機状態情報のうち待機時間情報の生成方法については任意であるが、実施の形態では、SB2にて取得された待機状態特定情報のうち、通話状態情報が「待機状態」である待機状態特定情報に含まれる発信日時情報の中から発信日時が最も古い発信日時情報を特定し、当該特定した発信日時情報の発信日時とSB2にて待機状態特定情報を取得した日時との差分を算出し、当該算出した差分を待機時間情報として生成する。例えば、SB2にて照会種類情報=住所変更照会に対応する待機状態特定情報が2016年1月13日10時10分40秒に取得された場合に、当該取得された待機状態特定情報に含まれる発信日時情報のうち最も古い発信日時を示す発信日時情報=2016年1月13日10時8分10秒が特定された場合に、待機時間情報=上記SB2にて待機状態特定情報を取得した日時−上記最も古い発信日時を示す発信日時情報の日時=2016年1月13日10時10分40秒−2016年1月13日10時8分10秒=2分30秒を生成する。ただし、上記生成方法に限られず、例えば、上記特定した発信日時情報の発信日時とSB2にて待機状態特定情報を取得した日時との差分に所定の時間(例えば、通話中状態又は待機状態の各々のユーザが通話に要する平均時間の合計時間等)を加算したものを待機時間情報として生成してもよい。あるいは、照会の種類毎に事業者側電話端末40が設けられている場合には、SB2にて取得された待機状態特定情報のうち、各照会の種類に対応する通話状態情報が「待機状態」である待機状態特定情報に含まれる発信日時情報の中から発信日時が最も古い発信日時情報をそれぞれ特定し、当該それぞれ特定した発信日時情報の発信日時とSB2にて待機状態特定情報を取得した日時との差分をそれぞれ算出し、当該それぞれ算出した差分の平均値を待機時間情報として生成してもよい。
SB4において情報提供装置70の制御部72は、応答情報を送信部71b及びWebサーバ60を介して上記SB1にて受信された送信トリガ情報に対応するユーザ側電話端末10に送信する。ここで、「応答情報」とは、送信トリガ情報に対する応答を示す情報である。また、この応答情報の送信内容については、実施の形態では、SB3にて生成された待機状態情報(待機数情報及び待機時間情報)と、SB1にて受信された送信トリガ情報に含まれるユーザ側電話端末識別情報とを応答情報に含めて送信する。
図6に戻り、SA6においてユーザ側電話端末10の制御部15は、SB4にて送信された応答情報を待機状態情報受信部11a及びWebサーバ60を介して情報提供装置70から受信したか否かを判定する。そして、ユーザ側電話端末10の制御部15は、上記応答情報が受信されるまで待機し(SA6、No)、上記応答情報が受信された場合に(SA6、Yes)、SA3にて表示された送信トリガ表示領域13bを非表示にした後、SA7へ移行する。
SA7においてユーザ側電話端末10の出力制御部15aは、SA6にて受信された応答情報に含まれる待機状態情報と、SA1にて取得されたWebページデータに含まれる案内情報とをディスプレイ13に表示させる。ここで、「案内情報」とは、SA4にて選択された送信トリガ情報に対応する照会の種類に関する案内を行うための情報であり、例えば、発信通話を案内するための通話案内情報や、コールバック(ユーザ側電話端末10に対して電話をかけ直すこと)の予約を案内するための予約案内情報等を含む概念である。また、この待機状態情報の表示方法については任意であるが、実施の形態では、図13に示すように、ディスプレイ13の画面上に表示領域13c(以下、「待機状態表示領域13c」と称する)を生成し、当該生成した待機状態表示領域13cに待機状態情報(具体的には、待機数情報、待機時間情報)を表示する。例えば、待機時間情報を、図13に示す項目「お待ち頂いているお時間」と関連付けて表示する。なお、実施の形態では、ユーザ側電話端末10の待機数と、ユーザ側電話端末10のユーザの待機している人数(以下、「待機人数」)とが同義であることを考慮して、待機数情報を、図13に示す項目「現在お待ちのお客様」に対応する待機人数(例えば、「3名」等)に変えて表示している。ただし、これに限られず、例えば、この待機数情報を項目「現在待機している端末」と関連づけてそのまま表示してもよい。また、案内情報の表示方法については任意であるが、実施の形態では、図13に示すように、上記待機状態表示領域13cに案内情報(具体的には、通話案内情報及び予約案内情報)を表示する(図13では、「住所変更直通 0120−***−****」、「コールバック予約」と表示)。
以上のような処理により、待機状態情報をユーザ側電話端末10に対して提供することができ、ユーザが待機状態を把握することができる。これにより、例えば、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的長くなる状態において、ユーザ側電話端末10のユーザは躊躇することなく待機することをやめることができるため、待機に要する通話コストを低減できる。また、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的短くなる状態において、ユーザ側電話端末10のユーザは躊躇することなく発信通話が可能になるまで待機し続けることができるため、発信通話できる機会を確実に得ることができる。したがって、従来技術に比べて、発信通話の待機状態に応じて顧客側電話機のユーザが受ける不利益を低減することが可能となる。
次に、図7に示すように、ユーザが発信通話又はコールバックの予約を行うことができるように、ユーザ側電話端末10の制御部15はSA8からSA11の処理を行い、情報提供装置70の制御部72はSB5、SB6の処理を行い、オペレータ端末30の制御部はSD1からSD3の処理を行う。
まず、図7に示すように、SA8においてユーザ側電話端末10の制御部15は、ユーザによってタッチパッド12を介して所定操作(例えば、SA7にて待機状態表示領域13cに表示された通話案内情報をタッチパッド12でクリックする等)が受け付けられることにより、通話指示情報の表示指示が受け付けられたか否かを判定する。ここで、「通話指示情報」とは、発信通話に関する指示を示す情報であり、例えば、発信通話の実行指示を示す通話実行指示情報や発信通話の取消指示を示す通話取消指示情報等を含む概念である。そして、ユーザ側電話端末10の制御部15は、上記通話指示情報の表示指示が受け付けられたと判定された場合に(SA8、Yes)、SA9に移行し、上記通話指示情報の表示指示が受け付けられなかったと判定された場合に(SA8、No)、SA12に移行する。
SA9においてユーザ側電話端末10の出力制御部15aは、SA1にて取得されたWebページデータに含まれる通話指示情報をディスプレイ13に表示させる。この通話指示情報の表示方法については任意であるが、実施の形態では、図14に示すように、ディスプレイ13の画面上に表示領域13d(以下、「通話指示表示領域13d」と称する)を生成し、SA7にて表示された待機状態表示領域13cが表示された状態において当該生成した通話指示表示領域13dをディスプレイ13の画面のトップに表示させ、当該表示させた通話指示表示領域13dに通話指示情報(具体的には、通話実行指示情報及び通話取消指示情報)を表示する(図14では、「発信」、「キャンセル」と表示)。
図7に戻り、SA10においてユーザ側電話端末10の制御部15は、ユーザがタッチパッド12を介して所定操作(例えば、SA9にて表示された通話実行指示情報をタッチパッド12でクリックする等)を行うことにより、SA9にて表示された通話実行指示情報が選択されたか否かを判定する。そして、ユーザ側電話端末10の制御部15は、上記通話実行指示情報が選択されたと判定された場合に(SA10、Yes)、SA10に移行し、上記通話実行指示情報が選択されなかったと判定された場合に(SA10、No)、SA9にて表示された通話指示表示領域13dを非表示にした後、SA8に移行する。ここで、「上記通話実行指示情報が選択されなかった」とは、例えば、SA10の処理開始から所定時間(例えば、3min等)が経過するまでに上記所定操作が行われなかったことや、SA10の処理開始から所定時間が経過するまでにSA9にて表示された通話取消指示情報が選択されたこと等が該当する。
SA11においてユーザ側電話端末10の制御部15は、通信部11及び電話交換装置80を介して、複数の事業者側電話端末40のうちSA10にて選択された通話実行指示情報に対応する事業者側電話端末40に対して発信を実行する。なお、上述したSA9からSA11の処理については、例えば、Clck−to−Callなどの公知の通信技術を用いて行われてもよい。これにて、ユーザ側電話端末10の制御部15は、通信処理を終了する。
SA12においてユーザ側電話端末10の制御部15は、ユーザがタッチパッド12を介して所定操作(例えば、SA7にて表示された予約案内情報をタッチパッド12でクリックする等)を行うことにより、コールバックの予約の案内指示が受け付けられた否かを判定する。そして、ユーザ側電話端末10の制御部15は、上記コールバックの予約の案内指示が受け付けられたと判定された場合に(SA12、Yes)、SA7にて表示された待機状態表示領域13cを非表示にした後、コールバック予約処理(SA13)を起動し、上記コールバックの予約の案内指示が受け付けられなかったと判定された場合に(SA12、No)、SA8に移行する。
(通信処理−コールバック予約処理)
次に、図7に示すコールバック予約処理(SA13)について説明する。コールバック予約処理は、概略的には、ユーザ側電話端末10からコールバックの予約を事業者側電話システム20に対して行うための処理である。
次に、図7に示すコールバック予約処理(SA13)について説明する。コールバック予約処理は、概略的には、ユーザ側電話端末10からコールバックの予約を事業者側電話システム20に対して行うための処理である。
図9に示すように、SC1においてユーザ側電話端末10の出力制御部15aは、予約指示情報及び予約内容情報をディスプレイ13に表示させる。ここで、「予約指示情報」とは、コールバックの予約に関する指示を示す情報であり、例えば、コールバックの予約の実行指示を示す予約実行指示情報(図15では、「予約登録実行」と表示)やコールバックの予約の取消指示を示す予約取消指示情報(図15では、「予約登録キャンセル」と表示)等を含む概念である。また、「予約内容情報」とは、コールバックの予約の内容を示す情報であり、例えば、コールバックの予約を行うユーザ側電話端末10に関する情報(一例として、ユーザ側電話端末10のユーザの氏名を示すユーザ側電話端末氏名情報、SA4にて選択された送信トリガ情報に対応する照会種類情報、ユーザ側電話端末10の電話番号を示すユーザ側電話端末電話番号情報等)、及びコールバックの予約の時間(又は時間帯)を示す予約時間情報等を含む概念である。また、これら予約指示情報及び予約内容情報の表示方法については任意であるが、実施の形態では、図15に示すように、ディスプレイ13の画面上に表示領域13e(以下、「予約指示表示領域13e」と称する)を生成し、当該生成した予約指示表示領域13eに所定方法により取得した予約指示情報及び予約内容情報を並べて表示する。ここで、予約指示情報及び予約内容情報の取得方法については任意であるが、例えば、ユーザがタッチパッド12を介して予約指示情報又は予約内容情報を入力することにより取得してもよく、あるいは、SA1にて取得されたWebページデータ(又はデータ記録部16に格納されている各種の情報)の中から予約指示情報又は予約内容情報を抽出することにより取得してもよい。なお、予約指示情報又は予約内容情報をタッチパッド12を介して入力可能なタイミングについては、実施の形態では、SC1からSC3までの間の任意のタイミングで入力することができる。
図9に戻り、SC2においてユーザ側電話端末10の制御部15は、ユーザがタッチパッド12を介して所定操作(例えば、SC1にて表示された予約実行指示情報をタッチパッド12でクリックする等)を行うことにより、SC1にて表示された予約実行指示情報が選択されたか否かを判定する。そして、ユーザ側電話端末10の制御部15は、上記予約実行指示情報が選択されたと判定された場合に(SC2、Yes)、SC3に移行し、上記予約実行指示情報が選択されなかったと判定された場合に(SC2、No)、SC1にて表示された予約指示表示領域13eを非表示にした後、図7のSA8に移行する。ここで、「上記予約実行指示情報が選択されなかった」とは、例えば、SC1の処理開始から所定時間(例えば、3min等)が経過するまでに上記所定操作が行われなかったことや、SC1の処理開始から所定時間が経過するまでにSC2にて表示された予約取消指示情報が選択されたこと等が該当する。
図9に戻り、SC3においてユーザ側電話端末10の制御部15は、予約内容情報が取得されているか否かを判定する。ここで、予約内容情報が取得されたか否かの判定方法については、図15に示す予約指示表示領域13eに表示される予約内容情報のうち入力が必須となる情報(図15では、予約内容情報に対応する項目に「*」が付されている情報)のすべてが入力されているか否かに基づいて判定し、上記入力が必須となる情報のすべてが入力されている場合には、予約内容情報が取得されていると判定し、上記入力が必須となる情報のすべてが入力されていない場合には、予約内容情報が取得されていないと判定する。そして、ユーザ側電話端末10の制御部15は、予約内容情報が取得されていないと判定された場合には(SC3、No)、SC2に移行し、予約内容情報が取得された場合には(SC3、Yes)、SC4に移行する。
図9に戻り、SC4においてユーザ側電話端末10の制御部15は、予約受付トリガ情報を通信部11及びWebサーバ60を介して情報提供装置70に送信する。ここで、「予約受付トリガ情報」とは、事業者側電話システム20がユーザ側電話端末10に対するコールバックの予約を受け付けるトリガとなる情報である。また、この予約受付トリガ情報の送信内容については、実施の形態では、SC1にて表示された予約内容情報(具体的には、ユーザ側電話端末氏名情報、照会種類情報、ユーザ側電話端末電話番号情報)及び予約時間情報を予約受付トリガ情報に含めて送信する。その後、ユーザ側電話端末10の制御部15は、コールバック予約処理(SA13)及び通信処理を終了する。
図8に戻り、SB5において情報提供装置70の制御部72は、SC4にて送信された予約受付トリガ情報を受信部71a及びWebサーバ60を介してユーザ側電話端末10から受信したか否かを判定する。そして、情報提供装置70の制御部72は、上記予約受付トリガ情報が受信されるまで待機し(SB5、No)、上記予約受付トリガ情報が受信された場合に(SB5、Yes)、SB6へ移行する。
SB6において情報提供装置70の制御部72は、報知情報を送信部71bを介して複数のオペレータ端末30に送信する。ここで、「報知情報」とは、予約受付トリガ情報が受信された旨を事業者側電話システム20に対して報知するための情報である。また、この報知情報の送信内容については、実施の形態では、SB5にて受信された予約受付トリガ情報に含まれる予約内容情報(具体的には、ユーザ側電話端末氏名情報、照会種類情報、ユーザ側電話端末電話番号情報)及び予約時間情報を報知情報に含めて送信する。これにて、情報提供装置70の制御部72は、通信処理を終了する。
また、図10に示すように、SD1においてオペレータ端末30の制御部は、SB6にて送信された報知情報を通信部を介して情報提供装置70から受信したか否かを判定する。そして、オペレータ端末30の制御部は、上記報知情報が受信されるまで待機し(SD1、No)、上記報知情報が受信された場合に(SD1、Yes)、SD2へ移行する。
また、SD2においてオペレータ端末30の制御部は、SD1にて受信された報知情報に含まれる予約内容情報及び予約時間情報に基づいて、予約リストを作成(又は更新)する。ここで、「予約リスト」とは、SD1にて受信された報知情報に対応するユーザ側電話端末10に対応する予約内容情報及び予約時間情報をテキスト形式で表示するためのリストである。また、この予約リストの作成方法については任意であるが、例えば、図16に示すように、項目「氏名」、項目「照会種類」、項目「電話番号」、項目「予約時間」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成する方法等が該当する。このうち、項目「氏名」に対応する情報は、ユーザ側電話端末氏名情報である。項目「照会種類」に対応する情報は、照会種類情報である。項目「電話番号」に対応する情報は、ユーザ側電話端末電話番号情報である。項目「予約時間」に対応する情報は、予約時間情報である。また、この予約リストの更新方法については任意であるが、例えば、SD1にて受信された報知情報が受信された場合に、この受信前に作成された予約リストに当該報知情報に含まれる予約内容情報及び予約時間情報を追加したり、コールバックが実行された旨を示す情報が受信された場合に、当該実行されたコールバックに対応する情報を削除する方法等が該当する。
SD3においてオペレータ端末30の制御部は、SD2にて作成した予約リストを所定のタイミングで出力部に表示させる。ここで、「所定のタイミング」とは、SD2にて予約リストが作成された後のタイミングであり、例えば、SD2にて予約リストが作成された直後のタイミングやSD2にて予約リストが作成されてから所定時間経過後のタイミング等を含む概念である。これにて、オペレータ端末30の制御部は、通信処理を終了する。
以上のような処理により、報知情報を事業者側電話システム20(複数のオペレータ端末30)に対して提供することができる。よって、事業者側電話システム20のオペレータが報知情報に含まれる予約内容情報に基づいてコールバックをユーザ側電話端末10に対して行うことができ、ユーザが事業者側電話システム20(事業者側電話端末40)に対して再度電話をかける手間を省くことが可能となる。また、事業者側電話システム20のオペレータが、報知情報に含まれる予約時間情報に基づいてコールバックをユーザ側電話端末10に対して行うことができ、ユーザの都合が良いタイミングでコールバックを行うことができるため、ユーザがコールバックを確実に受けることが可能となる。
(実施の形態の効果)
このように実施の形態によれば、情報提供装置70が、受信部71aによって送信トリガ情報が受信された場合に、取得部72aにて取得された待機状態特定情報に基づいて、待機状態情報を生成する生成部72bと、生成部72bにて生成された待機状態情報をユーザ側電話端末10に送信する送信部71bと、を備えているので、待機状態情報をユーザ側電話端末10に対して提供することができ、ユーザが待機状態を把握することができる。これにより、例えば、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的長くなる状態において、ユーザ側電話端末10のユーザは躊躇することなく待機することをやめることができるため、待機に要する通話コストを低減できる。また、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的短くなる状態において、ユーザ側電話端末10のユーザは躊躇することなく発信通話が可能になるまで待機し続けることができるため、発信通話できる機会を確実に得ることができる。したがって、従来技術に比べて、発信通話の待機状態に応じて顧客側電話機のユーザが受ける不利益を低減することが可能となる。
このように実施の形態によれば、情報提供装置70が、受信部71aによって送信トリガ情報が受信された場合に、取得部72aにて取得された待機状態特定情報に基づいて、待機状態情報を生成する生成部72bと、生成部72bにて生成された待機状態情報をユーザ側電話端末10に送信する送信部71bと、を備えているので、待機状態情報をユーザ側電話端末10に対して提供することができ、ユーザが待機状態を把握することができる。これにより、例えば、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的長くなる状態において、ユーザ側電話端末10のユーザは躊躇することなく待機することをやめることができるため、待機に要する通話コストを低減できる。また、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的短くなる状態において、ユーザ側電話端末10のユーザは躊躇することなく発信通話が可能になるまで待機し続けることができるため、発信通話できる機会を確実に得ることができる。したがって、従来技術に比べて、発信通話の待機状態に応じて顧客側電話機のユーザが受ける不利益を低減することが可能となる。
また、待機状態情報は、発信通話が可能になるまで待機しているユーザ側電話端末10の数を示す待機数情報、又は、発信通話が可能になるまでユーザが待機している時間を示す待機時間情報の少なくともいずれか一方を含むので、待機数情報又は待機時間情報をユーザ側電話端末10に対して提供することでき、ユーザが待機状態の詳細を把握することが可能となる。
また、送信部71bは、受信部71aによって予約受付トリガ情報が受信された場合に、所定方法により取得されたユーザ側電話端末10に関する情報であり当該予約受付トリガ情報が送信されたユーザ側電話端末10に関する情報を含む報知情報を事業者側電話システム20に送信するので、報知情報を事業者側電話システム20に対して提供することができる。よって、事業者側電話システム20のオペレータが報知情報に含まれる予約内容情報に基づいてコールバックをユーザ側電話端末10に対して行うことができ、ユーザが事業者側電話システム20に対して再度電話をかける手間を省くことが可能となる。
(実施の形態に対する変形例)
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏することがある。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏することがある。
(分散や統合について)
上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。例えば、情報提供装置70を、相互に通信可能に構成された複数の装置に分散して構成し、これら複数の装置の一部に取得部72aを設けると共に、これら複数の装置の他の一部に生成部72bを設けてもよい。また、情報提供装置70及び電話交換装置80を、単一の装置として統合して構成してもよい。
上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。例えば、情報提供装置70を、相互に通信可能に構成された複数の装置に分散して構成し、これら複数の装置の一部に取得部72aを設けると共に、これら複数の装置の他の一部に生成部72bを設けてもよい。また、情報提供装置70及び電話交換装置80を、単一の装置として統合して構成してもよい。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(通信処理について)
上記実施の形態では、SA8からSA13、SB5、SB6、SD1からSD3の処理が行われると説明したが、これに限られず、例えば、通信システム1の処理負荷を低減するために、SA8からSA13、SB5、SB6、SD1からSD3の処理を省略してもよい。
上記実施の形態では、SA8からSA13、SB5、SB6、SD1からSD3の処理が行われると説明したが、これに限られず、例えば、通信システム1の処理負荷を低減するために、SA8からSA13、SB5、SB6、SD1からSD3の処理を省略してもよい。
また、上記実施の形態では、SA3において、各種の照会に対応する送信トリガ情報をディスプレイ13に表示させると説明したが、これに限られず、例えば、照会の種類ごとに問い合わせ先が設定されていない場合には、1つの送信トリガ情報のみをディスプレイ13に表示させてもよい。
また、上記実施の形態では、SA2からSA8の処理が順次行われると説明したが、これに限られない。例えば、ユーザがタッチパッド12を介して所定操作を行うことにより、現在行われている処理よりも前に行った処理に戻ることができるようにしてもよい(例えば、現在行われている処理がSA5であった場合に、SA4に戻る等)。
また、上記実施の形態では、SB2において、待機状態特定情報を電話交換装置80から取得すると説明したが、これに限られない。例えば、待機状態特定情報を電話交換装置80以外の外部装置から取得してもよく、あるいは、情報提供装置70の管理者が図示しない操作部を介して待機状態特定情報を入力することにより取得してもよい。
また、上記実施の形態では、SB3において、待機数情報及び待機時間情報を生成すると説明したが、これに限られず、例えば、情報提供装置70の処理負荷を低減するために、待機数情報又は待機時間情報のいずれか一方のみを生成してもよい。この場合には、SB4では、待機数情報又は待機時間情報のいずれか一方のみが送信されるため、SA7では、待機数情報又は待機時間情報のいずれか一方のみが表示される。
(付記)
付記1の情報提供システムは、複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムであって、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、を備えた。
付記1の情報提供システムは、複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムであって、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、を備えた。
付記2の情報提供システムは、付記1に記載の情報提供システムにおいて、前記待機状態情報は、前記発信通話が可能になるまで待機している前記ユーザ側電話端末の数を示す待機数情報、又は、前記発信通話が可能になるまで前記ユーザ側電話端末のユーザが待機している時間を示す待機時間情報の少なくともいずれか一方を含む。
付記3の情報提供システムは、付記1又は2に記載の情報提供システムにおいて、前記受信手段は、前記事業者側電話システムが前記ユーザ側電話端末に対するコールバックの予約を受け付けるトリガとなる予約受付トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信し、前記送信手段は、前記受信手段によって前記予約受付トリガ情報が受信された場合に、所定方法により取得された前記ユーザ側電話端末に関する情報であり当該予約受付トリガ情報が送信された前記ユーザ側電話端末に関する情報を含む報知情報を前記事業者側電話システムに送信する。
付記4の通信システムは、複数のユーザ側電話端末と、事業者側電話システムと、前記複数のユーザ側電話端末及び前記事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムとを備えた通信システムであって、前記事業者側電話システムは、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、を備え、前記複数のユーザ側電話端末の各々は、前記送信トリガ情報を前記情報提供システムに送信する送信トリガ情報送信手段と、前記情報提供システムから前記待機状態情報を受信する待機状態情報受信手段と、前記待機状態情報受信手段にて受信された前記待機状態情報を出力手段によって出力させる出力制御手段と、を備えた。
付記5の情報提供方法は、複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムにおいて行われる情報提供方法であって、受信手段が、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信ステップと、取得手段が、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得ステップと、生成手段が、前記受信ステップにおいて前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得ステップにおいて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成ステップと、送信手段が、前記生成ステップにおいて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信ステップと、を含む。
付記6の情報提供プログラムは、複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムに実行させるための情報提供プログラムであって、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、として機能させる。
(付記の効果)
付記1に記載の情報提供システム、付記4に記載の通信システム、付記5に記載の情報提供方法、又は付記6に記載の情報提供プログラムによれば、受信手段によって送信トリガ情報が受信された場合に、取得手段にて取得された待機状態特定情報に基づいて、待機状態情報を生成する生成手段と、生成手段にて生成された待機状態情報をユーザ側電話端末に送信する送信手段と、を備えているので、待機状態情報をユーザ側電話端末に対して提供することができ、ユーザ側電話端末のユーザが待機状態を把握することができる。これにより、例えば、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的長くなる状態において、ユーザ側電話端末のユーザは躊躇することなく待機することをやめることができるため、待機に要する通話コストを低減できる。また、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的短くなる状態において、ユーザ側電話端末のユーザは躊躇することなく発信通話が可能になるまで待機し続けることができるため、発信通話できる機会を確実に得ることができる。したがって、従来技術に比べて、発信通話の待機状態に応じて顧客側電話機のユーザが受ける不利益を低減することが可能となる。
付記1に記載の情報提供システム、付記4に記載の通信システム、付記5に記載の情報提供方法、又は付記6に記載の情報提供プログラムによれば、受信手段によって送信トリガ情報が受信された場合に、取得手段にて取得された待機状態特定情報に基づいて、待機状態情報を生成する生成手段と、生成手段にて生成された待機状態情報をユーザ側電話端末に送信する送信手段と、を備えているので、待機状態情報をユーザ側電話端末に対して提供することができ、ユーザ側電話端末のユーザが待機状態を把握することができる。これにより、例えば、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的長くなる状態において、ユーザ側電話端末のユーザは躊躇することなく待機することをやめることができるため、待機に要する通話コストを低減できる。また、発信通話が可能になるまでの待機時間が比較的短くなる状態において、ユーザ側電話端末のユーザは躊躇することなく発信通話が可能になるまで待機し続けることができるため、発信通話できる機会を確実に得ることができる。したがって、従来技術に比べて、発信通話の待機状態に応じて顧客側電話機のユーザが受ける不利益を低減することが可能となる。
付記2に記載の情報提供システムによれば、待機状態情報は、発信通話が可能になるまで待機しているユーザ側電話端末の数を示す待機数情報、又は、発信通話が可能になるまでユーザ側電話端末のユーザが待機している時間を示す待機時間情報の少なくともいずれか一方を含むので、待機数情報又は待機時間情報をユーザ側電話端末に対して提供することでき、ユーザ側電話端末のユーザが待機状態の詳細を把握することが可能となる。
付記3に記載の情報提供システムによれば、送信手段は、受信手段によって予約受付トリガ情報が受信された場合に、所定方法により取得されたユーザ側電話端末に関する情報であり当該予約受付トリガ情報が送信されたユーザ側電話端末に関する情報を含む報知情報を事業者側電話システムに送信するので、報知情報を事業者側電話システムに対して提供することができる。よって、事業者側電話システムのオペレータが報知情報に含まれる予約内容情報に基づいてコールバックをユーザ側電話端末に対して行うことができ、ユーザが事業者側電話システムに対して再度電話をかける手間を省くことが可能となる。
1 通信システム
2 第1ネットワーク
3 第2ネットワーク
4 第3ネットワーク
10 ユーザ側電話端末
11 通信部
11a 待機状態情報受信部
11b 送信トリガ情報送信部
11c Webブラウザ
12 タッチパッド
13 ディスプレイ
13a 問合表示領域
13b 送信トリガ表示領域
13c 待機状態表示領域
13d 通話指示表示領域
13e 予約指示表示領域
14 スピーカ
15 制御部
15a 出力制御部
16 データ記録部
20 事業者側電話システム
30 オペレータ端末
40 事業者側電話端末
50 情報提供システム
60 Webサーバ
70 情報提供装置
71 通信部
71a 受信部
71b 送信部
72 制御部
72a 取得部
72b 生成部
73 データ記録部
80 電話交換装置
81 通信部
82 制御部
83 データ記録部
83a 待機状態特定DB
2 第1ネットワーク
3 第2ネットワーク
4 第3ネットワーク
10 ユーザ側電話端末
11 通信部
11a 待機状態情報受信部
11b 送信トリガ情報送信部
11c Webブラウザ
12 タッチパッド
13 ディスプレイ
13a 問合表示領域
13b 送信トリガ表示領域
13c 待機状態表示領域
13d 通話指示表示領域
13e 予約指示表示領域
14 スピーカ
15 制御部
15a 出力制御部
16 データ記録部
20 事業者側電話システム
30 オペレータ端末
40 事業者側電話端末
50 情報提供システム
60 Webサーバ
70 情報提供装置
71 通信部
71a 受信部
71b 送信部
72 制御部
72a 取得部
72b 生成部
73 データ記録部
80 電話交換装置
81 通信部
82 制御部
83 データ記録部
83a 待機状態特定DB
Claims (6)
- 複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムであって、
前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、
前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、
前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、
前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、
を備えた情報提供システム。 - 前記待機状態情報は、前記発信通話が可能になるまで待機している前記ユーザ側電話端末の数を示す待機数情報、又は、前記発信通話が可能になるまで前記ユーザ側電話端末のユーザが待機している時間を示す待機時間情報の少なくともいずれか一方を含む、
請求項1に記載の情報提供システム。 - 前記受信手段は、前記事業者側電話システムが前記ユーザ側電話端末に対するコールバックの予約を受け付けるトリガとなる予約受付トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信し、
前記送信手段は、前記受信手段によって前記予約受付トリガ情報が受信された場合に、所定方法により取得された前記ユーザ側電話端末に関する情報であり当該予約受付トリガ情報が送信された前記ユーザ側電話端末に関する情報を含む報知情報を前記事業者側電話システムに送信する、
請求項1又は2のいずれか一項に記載の情報提供システム。 - 複数のユーザ側電話端末と、事業者側電話システムと、前記複数のユーザ側電話端末及び前記事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムとを備えた通信システムであって、
前記事業者側電話システムは、
前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、
前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、
前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、
前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、を備え、
前記複数のユーザ側電話端末の各々は、
前記送信トリガ情報を前記情報提供システムに送信する送信トリガ情報送信手段と、
前記情報提供システムから前記待機状態情報を受信する待機状態情報受信手段と、
前記待機状態情報受信手段にて受信された前記待機状態情報を出力手段によって出力させる出力制御手段と、を備えた、
通信システム。 - 複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムにおいて行われる情報提供方法であって、
受信手段が、前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信ステップと、
取得手段が、前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得ステップと、
生成手段が、前記受信ステップにおいて前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得ステップにおいて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成ステップと、
送信手段が、前記生成ステップにおいて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信ステップと、
を含む情報提供方法。 - 複数のユーザ側電話端末及び事業者側電話システムの各々と通信可能に接続された情報提供システムに実行させるための情報提供プログラムであって、
前記複数のユーザ側電話端末の各々から前記事業者側電話システムへの発信に基づく通話である発信通話が可能になるまでの待機状態を示す待機状態情報を送信するトリガとなる送信トリガ情報を前記ユーザ側電話端末から受信する受信手段と、
前記待機状態を特定するための待機状態特定情報を所定方法によって取得する取得手段と、
前記受信手段によって前記送信トリガ情報が受信された場合に、前記取得手段にて取得された前記待機状態特定情報に基づいて、前記待機状態情報を生成する生成手段と、
前記生成手段にて生成された前記待機状態情報を前記ユーザ側電話端末に送信する送信手段と、
として機能させるための情報提供プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016042412A JP2017158150A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 情報提供システム、通信システム、情報提供方法、及び情報提供プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016042412A JP2017158150A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 情報提供システム、通信システム、情報提供方法、及び情報提供プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017158150A true JP2017158150A (ja) | 2017-09-07 |
Family
ID=59810596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016042412A Pending JP2017158150A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 情報提供システム、通信システム、情報提供方法、及び情報提供プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017158150A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019154043A (ja) * | 2019-04-16 | 2019-09-12 | 株式会社三菱Ufj銀行 | 情報提供システム、情報提供方法、および情報提供プログラム |
-
2016
- 2016-03-04 JP JP2016042412A patent/JP2017158150A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019154043A (ja) * | 2019-04-16 | 2019-09-12 | 株式会社三菱Ufj銀行 | 情報提供システム、情報提供方法、および情報提供プログラム |
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