JP7476351B2 - 粘着テープ - Google Patents

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Description

本発明は、粘着テープに関する。
半導体デバイスの製造工程において、粘着剤層上に配置された多数のチップ部品を駆動回路基板上に転写することがある。
例えば、マイクロLEDディスプレイは、画素を構成するチップの1つ1つが微細な発光ダイオード(LED、Light Emitting Diode)チップであり、このマイクロLEDチップが自発光して画像を表示する表示装置である。マイクロLEDディスプレイは、コントラストが高く、応答速度が速く、また、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等で使用されるカラーフィルターを必要としないこと等により薄型化も可能であることから、次世代の表示装置として注目されている。マイクロLEDディスプレイにおいては、多数のマイクロLEDチップが平面状に高密度で敷き詰められている。
このようなマイクロLEDディスプレイ等の半導体デバイスの製造工程においては、例えば、粘着剤層上に多数のチップ部品が配置された転写用積層体を、駆動回路基板と対向させ、転写用積層体からチップ部品を剥離させて駆動回路基板と電気的な接続を行う(転写工程)。
転写工程は、複数回行われることもある。即ち、最終的にチップ部品を駆動回路基板上に転写する前に、搬送したり処理を施したりするためにチップ部品を一旦キャリア材上に転写し、その後、キャリア材から別のキャリア材又は駆動回路基板上にチップ部品を再転写することが行われる。キャリア材として、例えば、特許文献1には、基材と、衝撃吸収層とを少なくとも備えた転写基板が記載されている。
国際公開第2019/065441号
キャリア材としては、一時的にチップ部品を保持する性能も必要とされることから、粘着剤層を有する粘着テープを用いることも検討されている。
しかしながら、キャリア材として従来の粘着テープを用いた場合、チップ部品を受け止める際に、チップ部品が粘着テープに貼りつかず、転写を良好に行えないことがあった。また、チップ部品を受け止めた後、別のキャリア材又は駆動回路基板上に再転写する際に、チップ部品の剥離不良が生じたり、チップ部品を剥離させることはできたとしてもチップ部品に粘着剤層の残渣が付着したりする問題もあった。
本発明は、チップ部品を受け止める際にはチップ部品を良好に貼りつけることができ、チップ部品を再転写する際には優れた剥離性能を発揮し、チップ部品への糊残りを抑えることのできる粘着テープを提供することを目的とする。
本開示1は、粘着剤層を有する粘着テープであって、前記粘着剤層のボールタックがNo12以下であり、前記粘着剤層の厚みt(μm)と、前記粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率G’(kPa)との比t/G’が1以上である粘着テープである。
本開示2は、前記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(1)を満たす、本開示1の粘着テープである。
y≧-13.366(t/G’)+28.94 (1)
本開示3は、前記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(2)を満たす、本開示2の粘着テープである。
y≧-11.981(t/G’)+41.528 (2)
本開示4は、前記粘着剤層のボールタックがNo4以下である、本開示1の粘着テープである。
本開示5は、前記粘着剤層が、(メタ)アクリル系ポリマーを含有し、前記(メタ)アクリル系ポリマーが、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルに由来する構成単位を40重量%以上含有する、本開示1、2、3又は4の粘着テープである。なお、本明細書において、「(メタ)アクリル」は、「メタクリル及び/又はアクリル」を意味する。
本開示6は、前記ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルが、炭素数12以上のアルキル基を有し、かつ、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルを含有する、本開示5の粘着テープである。
本開示7は、前記(メタ)アクリル系ポリマーが、重量平均分子量が100万以下である、本開示5又は6の粘着テープである。
本開示8は、前記炭素数12以上のアルキル基を有し、かつ、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルが、ラウリル(メタ)アクリレートを含有する、本開示6の粘着テープである。
本開示9は、前記ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルが、炭素数7以上、12未満のアルキル基を有し、かつ、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルを含有する、本開示5又は6の粘着テープである。
本開示10は、前記(メタ)アクリル系ポリマーが、水酸基含有モノマーに由来する構成単位を3重量%以上含有する、本開示5、6、7、8又は9の粘着テープである。
本開示11は、前記粘着剤層が、更に、イソシアネート系架橋剤を含有する、本開示5、6、7、8、9又は10の粘着テープである。
本開示12は、前記粘着剤層が、ゲル分率が80重量%以上、95重量%以下である、本開示1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11の粘着テープである。
本開示13は、基材を有する、本開示1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12の粘着テープである。
本開示14は、部品を転写する工程において、前記部品を受け止めるために用いられる、本開示1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13の粘着テープである。
本開示15は、前記部品が半導体デバイスである、本開示14の粘着テープである。
以下に本発明を詳述する。
本発明者らは、粘着剤層を有する粘着テープにおいて、粘着剤層のボールタックを特定範囲に調整し、かつ、粘着剤層の厚みt(μm)と、粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率G’(kPa)との比t/G’を特定範囲に調整することで、キャリア材として有用な粘着テープが得られることを見出した。即ち、本発明者らは、このような粘着テープであれば、チップ部品を受け止める際にはチップ部品を良好に貼りつけることができ、チップ部品を再転写する際には優れた剥離性能を発揮し、チップ部品への糊残りを抑えることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
図1に、粘着剤層上に配置されたチップ部品を粘着テープ上に転写する工程の一例を模式的に示す断面図を示す。
図1に示す工程においては、基材5上に積層された粘着剤層4上にチップ部品1が配置されており、例えばレーザー光を照射する等の方法により、粘着剤層4からチップ部品1を剥離させる。粘着テープ8は、粘着剤層4から剥離されたチップ部品1を受け止めるとともに、その後、別のキャリア材又は駆動回路基板上にチップ部品1を再転写するためのキャリア材である。粘着テープ8は、少なくとも粘着剤層2を有しており、必要に応じて基材3を有していてもよい。
なお、基材5と粘着剤層4との積層体9は、例えば、基材5が樹脂フィルム等の基材であり、粘着剤層4が粘着剤層のみからなる片面粘着テープであってもよいし、基材5がガラス基板等の支持体であり、粘着剤層4が両面粘着テープ(基材を有していてもよい)である、支持体と両面粘着テープとの積層体であってもよい。
本発明の粘着テープは、粘着剤層を有する粘着テープである。
本発明の粘着テープは、上記粘着剤層のボールタックがNo12以下である。上記粘着剤層のボールタックがNo12以下であれば、粘着テープは、粘着力が高くなりすぎないことで、チップ部品を再転写する際に優れた剥離性能を発揮することができ、チップ部品への糊残りを抑えることができる。上記粘着剤層のボールタックはNo8以下であることが好ましく、No4以下であることがより好ましい。上記粘着剤層のボールタックがNo4以下であれば、チップ部品を再転写する際の剥離性能が特に高くなる。上記粘着剤層のボールタックの下限は特に限定されないが、チップ部品の保持性能をより向上させる観点から、No2以上であることが好ましく、No3以上であることがより好ましい。
なお、粘着剤層のボールタックは、例えば、ボールタックテスター(安田精機製作所社製)等を用いて、JIS Z0237に準じて、温度23℃、相対湿度50%の環境下で測定し、算出することができる。
本発明の粘着テープは、上記粘着剤層の厚みt(単位:μm)と、上記粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率G’(単位:kPa)との比t/G’が1以上である。
チップ部品を受け止める際にチップ部品が粘着テープに良好に貼りつくためには、上記粘着剤層のクッション性を調整することが考えられる。上記粘着剤層のクッション性にかかわる物性としては、例えば、厚みt及びせん断貯蔵弾性率G’が挙げられる。本発明者らは、厚みt及びせん断貯蔵弾性率G’のそれぞれ単独の値よりも、これらの比t/G’を調整することが重要であることを見出した。例えば、厚みtが比較的小さい場合はせん断貯蔵弾性率G’が比較的小さいことが必要となるが、厚みtが比較的大きい場合はせん断貯蔵弾性率G’が比較的大きくてもチップ部品が粘着テープに良好に貼りつくことができる。即ち、本発明者らは、厚みtに応じたせん断貯蔵弾性率G’の値を調整することで、チップ部品を受け止める際にチップ部品が粘着テープに良好に貼りつくことができることを見出した。
上記t/G’が1以上であれば、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品を良好に貼りつけることができる。上記t/G’は1.3以上であることが好ましく、2以上であることがより好ましい。上記t/G’の上限は特に限定されないが、上記粘着剤層の形状を維持しやすくし、粘着テープの端部からの上記粘着剤層の染み出しを抑制する観点から、好ましい上限は10、より好ましい上限は5である。
上記粘着剤層の厚みt(μm)は、上記t/G’が上記範囲を満たせば特に限定されないが、好ましい下限は30μm、好ましい上限は200μmである。上記厚みtが上記範囲内であれば、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品をより良好に貼りつけることができる。上記厚みtのより好ましい下限は40μm、より好ましい上限は150μmであり、更に好ましい下限は70μm、更に好ましい上限は100μmである。
上記粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率G’(kPa)は、上記t/G’が上記範囲を満たせば特に限定されないが、好ましい下限は10kPa、好ましい上限は100kPaである。上記せん断貯蔵弾性率G’が上記範囲内であれば、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品をより良好に貼りつけることができる。上記せん断貯蔵弾性率G’のより好ましい下限は15kPa、より好ましい上限は40kPaである。
なお、粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率G’は、例えば、粘弾性スペクトロメーター(アイティー計測制御社製、DVA-200)等を用い、単純昇温モードの昇温速度5℃/分、1Hzの条件で-40~140℃の動的粘弾性スペクトルを測定した時の23℃における貯蔵弾性率として得ることができる。
なお、上記粘着剤層の厚みが100μm未満の場合は、上記粘着剤層を重ね合わせることにより、厚みが100μm以上となるように測定用の粘着剤層を形成する。得られた測定用の粘着剤層について、上記の通りせん断貯蔵弾性率G’の測定を行う。
本発明の粘着テープは、上記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(1)を満たすことが好ましい。なお、tは粘着剤層の厚み(μm)を表し、G’は粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率(kPa)を表す。
y≧-13.366(t/G’)+28.94 (1)
本発明者らは、本願明細書における実施例及び比較例で得られた粘着テープについて、縦軸を粘着剤層のボールタックNoであるy、横軸をt/G’として各点をプロットした。そして、粘着剤層の粘着力にかかわる物性であるボールタックNoと、粘着剤層のクッション性にかかわる物性であるt/G’との関係性、及び、これらの関係性が粘着テープの性能(実施例及び比較例で得られた粘着テープの評価結果)に与える影響について分析した。
上記式(1)は、プロットした各点のうちの特定の点から作成した近似直線[y=-13.366(t/G’)+28.94]にもとづくものである。上記式(1)を満たすy及びt/G’を有することで、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品をより良好に貼りつけることができる。これは、上記粘着剤層の粘着力とクッション性との関係性が良好となるためではないかと考えられる。
なお、上記式(1)を導くために使用した特定の点とは、(t,G’,y)=(75,52.9,10)及び(t,G’,y)=(50,31.9,8)である。
本発明の粘着テープは、上記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(1)’を満たすことがより好ましい。なお、tは粘着剤層の厚み(μm)を表し、G’は粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率(kPa)を表す。
y≦-13.366(t/G’)+60.187 (1)’
上記式(1)’を満たすy及びt/G’を有することで、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品を更に良好に貼りつけることができる。上記式(1)’は、y+11.981(t/G’)が最大となる実施例にもとづくものであり、上記式(1)’を導くために使用した特定の点とは、(t,G’,y)=(75,18.5,6)である。
本発明の粘着テープは、上記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(2)を満たすことがより好ましい。なお、tは粘着剤層の厚み(μm)を表し、G’は粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率(kPa)を表す。
y≧-11.981(t/G’)+41.528 (2)
上記式(2)は、プロットした各点のうちの別の特定の点から作成した近似直線[y=-11.981(t/G’)+41.528]にもとづくものである。上記式(2)を満たすy及びt/G’を有することで、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品を更に良好に貼りつけることができる。これは、上記粘着剤層の粘着力とクッション性との関係性がより良好となるためではないかと考えられる。なお、上記式(2)を導くために使用した特定の点とは、(t,G’,y)=(75,28.5,10)及び(t,G’,y)=(75,26.8,8)である。
本発明の粘着テープは、上記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(2)’を満たすことがより好ましい。なお、tは粘着剤層の厚み(μm)を表し、G’は粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率(kPa)を表す。
y≦-11.981(t/G’)+54.572 (2)’
上記式(2)’を満たすy及びt/G’を有することで、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品を更に良好に貼りつけることができる。上記式(2)’は、y+11.981(t/G’)が最大となる実施例にもとづくものであり、上記式(2)’を導くために使用した特定の点とは、(t,G’,y)=(75,18.5,6)である。
本発明の粘着テープは、上記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(3)を満たすことがより好ましい。なお、tは粘着剤層の厚み(μm)を表し、G’は粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率(kPa)を表す。
y≧5.411(t/G’)-15.939 (3)
上記式(3)は、プロットした各点のうちの別の特定の点から作成した近似直線[y=5.412(t/G’) -15.939]にもとづくものである。上記式(3)を満たすy及びt/G’を有することで、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品を更に良好に貼りつけることができる。これは、上記粘着剤層の粘着力とクッション性との関係性がより良好となるためではないかと考えられる。なお、上記式(3)を導くために使用した特定の点とは、(t,G’,y)=(75,18.5,6)及び(t,G’,y)=(180,54.3,2)である。
本発明の粘着テープは、上記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(4)を満たすことがより好ましい。なお、tは粘着剤層の厚み(μm)を表し、G’は粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率(kPa)を表す。
y≦5.700(t/G’)-5.000 (4)
上記式(4)は、プロットした各点のうちの別の特定の点から作成した近似直線[y=5.700(t/G’) -5.000]にもとづくものである。上記式(4)を満たすy及びt/G’を有することで、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品を更に良好に貼りつけることができる。これは、上記粘着剤層の粘着力とクッション性との関係性がより良好となるためではないかと考えられる。なお、上記式(4)を導くために使用した特定の点とは、(t,G’,y)=(75,28.5,10)及び(t,G’,y)=(80,28.5,11)である。
図2に、本願明細書における実施例及び比較例で得られた粘着テープについて、縦軸を粘着剤層のボールタックNoであるy、横軸をt/G’として各点をプロットした図を示す。
図2に示す図において、□(白抜き四角)、●(黒塗り丸)及び〇(白抜き丸)で示す点はいずれも、実施例で得られた、粘着剤層のボールタックがNo12以下であり、t/G’が1以上である粘着テープにもとづく点である。なかでも、□(白抜き四角)で示す点は、上記式(1)を満たさなかった場合の粘着テープにもとづく点である。また、●(黒塗り丸)で示す点は、上記式(1)を満たし、チップ部品をより良好に貼りつけることができた場合、〇(白抜き丸)で示す点は、上記式(1)だけでなく上記式(2)も満たし、チップ部品を更に良好に貼りつけることができた場合の粘着テープにもとづく点である。一方、×で示す点は、比較例で得られた粘着テープにもとづく点である。
なお、図2中の近似直線では、横軸t/G’をxとして示している。
上記粘着剤層のボールタックを上記範囲に調整する方法は特に限定されず、例えば、上記粘着剤層に含まれるベースポリマーの組成、分子量(重量平均分子量(Mw))、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn))、架橋度(ゲル分率)等を調整する方法が挙げられる。上記t/G‘を上記範囲に調整する方法は特に限定されず、上記粘着剤層の厚みt、せん断貯蔵弾性率G’、上記粘着剤層に含まれるベースポリマーの組成、分子量(重量平均分子量(Mw))、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量(Mw/Mn))、架橋度(ゲル分率)を調整する方法等が挙げられる。
上記粘着剤層は特に限定されず、例えば、アクリル粘着剤層、ゴム系粘着剤層、ウレタン粘着剤層、シリコーン系粘着剤層等が挙げられる。なかでも、分子量、架橋度等を調整しやすく、耐熱性、耐候性、コスト等に優れる観点から、(メタ)アクリル系ポリマーを含有するアクリル粘着剤層が好ましい。
上記(メタ)アクリル系ポリマーは、(メタ)アクリル系モノマーに由来する構成単位を含有するポリマーである。
上記(メタ)アクリル系モノマーは特に限定されず、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2-エチルへキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソミリスチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの(メタ)アクリル系モノマーは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
なかでも、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステル(以下、「(メタ)アクリル酸エステル(a)」ともいう。)が好ましい。即ち、上記(メタ)アクリル系ポリマーは、上記(メタ)アクリル酸エステル(a)に由来する構成単位を含有することが好ましい。
上記(メタ)アクリル系ポリマーがこのような比較的柔軟な構成単位を含有することで、上記粘着剤層のボールタック及び上記t/G’が上記範囲に調整されやすくなり、粘着テープは、チップ部品を再転写する際の剥離性能がより高くなり、チップ部品を受け止める際にチップ部品をより良好に貼りつけることができる。
上記(メタ)アクリル酸エステル(a)のガラス転移温度(Tg)は0℃以下であれば特に限定されないが、チップ部品を再転写する際の剥離性能が更に高くなり、チップ部品を受け止める際にチップ部品を更に良好に貼りつけることができることから、好ましい下限は-80℃、好ましい上限は-5℃である。上記ガラス転移温度(Tg)のより好ましい下限は-70℃、より好ましい上限は-10℃である。
なお、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)は、重量平均分子量(Mw)が5000~100万程度又は重合度が50~1万程度のホモポリマーについて、例えば、示差走査熱量測定(ティー・エイ・インスツルメント社製)等を用いて測定することができる。
上記(メタ)アクリル酸エステル(a)は、炭素数12以上のアルキル基を有し、かつ、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステル(以下、「(メタ)アクリル酸エステル(a-1)」ともいう。)を含有することが好ましい。また、上記(メタ)アクリル酸エステル(a)は、炭素数7以上、12未満のアルキル基を有し、かつ、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステル(以下、「(メタ)アクリル酸エステル(a-2)」ともいう。)を含有することも好ましい。
上記(メタ)アクリル系ポリマーがこれらの比較的炭素鎖の長いアルキル基を有する構成単位を含有することで、上記粘着剤層のボールタック及び上記t/G’がより好ましい範囲に調整されやすくなる。
なかでも、上記(メタ)アクリル酸エステル(a)は、上記(メタ)アクリル酸エステル(a-1)及び上記(メタ)アクリル酸エステル(a-2)の両方を含有することがより好ましい。
上記(メタ)アクリル酸エステル(a-1)は特に限定されず、上述した(メタ)アクリル系モノマーのなかでは、例えば、ラウリルアクリレート(ホモポリマーとしたときのTgが-23℃)、ラウリルメタクリレート(ホモポリマーとしたときのTgが-65℃)等が挙げられる。更に、イソミリスチルアクリレート(ホモポリマーとしたときのTgが-56℃)、イソステアリルアクリレート(ホモポリマーとしたときのTgが-18℃)等が挙げられる。なかでも、上記粘着剤層のボールタック及び上記t/G’がより好ましい範囲に調整されやすくなることから、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート及びイソステアリルアクリレートからなる群より選択される少なくとも1種が好ましい。更に、ラウリル(メタ)アクリレートがより好ましく、ラウリルアクリレートが更に好ましい。
上記(メタ)アクリル酸エステル(a-2)は特に限定されず、例えば、ヘプチルアクリレート(ホモポリマーとしたときのTgが-68℃)、2-エチルへキシルアクリレート(ホモポリマーとしたときのTgが-70℃)、オクチルアクリレート(ホモポリマーとしたときのTgが-65℃)等が挙げられる。更に、イソノニルアクリレート(ホモポリマーとしたときのTgが-58℃)、イソデシルアクリレート(ホモポリマーとしたときのTgが-62℃)等が挙げられる。なかでも、上記粘着剤層のボールタック及び上記t/G’がより好ましい範囲に調整されやすくなることから、2-エチルへキシルアクリレートが好ましい。
上記(メタ)アクリル系ポリマー中、上記(メタ)アクリル酸エステル(a)に由来する構成単位の含有量は特に限定されないが、好ましい下限が40重量%である。上記構成単位の含有量が40重量%以上であれば、上記粘着剤層のボールタック及び上記t/G’がより好ましい範囲に調整されやすくなり、粘着テープは、チップ部品を再転写する際の剥離性能がより高くなり、チップ部品を受け止める際にチップ部品をより良好に貼りつけることができる。上記構成単位の含有量のより好ましい下限は42重量%、更に好ましい下限は45重量%である。
上記構成単位の含有量の上限は特に限定されないが、好ましい上限は98重量%、より好ましい上限は95重量%である。
上記(メタ)アクリル系ポリマーは、更に、架橋性官能基含有モノマーに由来する構造を含有することが好ましい。
上記(メタ)アクリル系ポリマーが上記架橋性官能基含有モノマーに由来する構造を含有することで、架橋性官能基の架橋によって上記粘着剤層の凝集力を調整することができるため、上記粘着剤層の粘着力及びせん断貯蔵弾性率G’を調整しやすくなる。これにより、上記粘着剤層のボールタック及び上記t/G’がより好ましい範囲に調整されやすくなり、粘着テープは、チップ部品を再転写する際の剥離性能がより高くなり、チップ部品を受け止める際にチップ部品をより良好に貼り付けさせることができる。上記架橋性官能基は架橋されていても架橋されていなくてもよいが、架橋されていることがより好ましい。ただし、架橋されていない構造のままであったとしても、官能基間の相互作用により上記粘着剤層の凝集力が高まる。
上記架橋性官能基含有モノマーとしては、例えば、カルボキシル基、水酸基、エポキシ基、二重結合、三重結合、アミノ基、アミド基、ニトリル基等を含有するモノマーが挙げられる。これらの架橋性官能基含有モノマーは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。なかでも、カルボキシル基含有モノマー及び水酸基含有モノマーからなる群より選択される少なくとも1種が好ましい。イソシアネート系架橋剤による架橋によって上記粘着剤層のせん断貯蔵弾性率G’が調整されやすいことから、水酸基含有モノマーがより好ましい。
なお、上記架橋性官能基含有モノマーは、更に、アルキル基、エーテル基、カルボニル基、エステル基、カーボネート基、アミド基、ウレタン基等を含んでいてもよい。
上記カルボキシル基含有モノマーとしては、(メタ)アクリル酸等の(メタ)アクリル酸系モノマーが挙げられる。上記水酸基含有モノマーとしては、4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。上記エポキシ基含有モノマーとしては、グリシジル(メタ)アクリレート等が挙げられる。上記二重結合含有モノマーとしては、アリル(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。上記三重結合含有モノマーとしては、プロパルギル(メタ)アクリレート等が挙げられる。上記アミド基含有モノマーとしては、(メタ)アクリルアミド等が挙げられる。
上記(メタ)アクリル系ポリマー中、上記架橋性官能基を有するモノマーに由来する構造の含有量は特に限定されないが、上記粘着剤層の粘着力及びせん断貯蔵弾性率G’を調整する観点から、上記構成単位の含有量の好ましい下限は0.1重量%、好ましい上限は30重量%である。上記構成単位の含有量のより好ましい下限は0.5重量%、より好ましい上限は25重量%である。
また、上記(メタ)アクリル系ポリマー中、上記水酸基含有モノマーに由来する構造の含有量は特に限定されないが、上記粘着剤層の粘着力及びせん断貯蔵弾性率G’を調整する観点から、上記構成単位の含有量の好ましい下限は1重量%、好ましい上限は20重量%である。上記構成単位の含有量のより好ましい下限は3重量%、より好ましい上限は10重量%である。
上記(メタ)アクリル系ポリマーを得るには、上記(メタ)アクリル系モノマー、上記架橋性官能基含有モノマー等を含むモノマー混合物を、重合開始剤の存在下にてラジカル反応させ、共重合すればよい。上記モノマー混合物をラジカル反応させる方法、即ち、重合方法としては、従来公知の方法が用いられ、例えば、溶液重合(沸点重合又は定温重合)、乳化重合、懸濁重合、塊状重合等が挙げられる。
上記(メタ)アクリル系ポリマーの重量平均分子量(Mw)は特に限定されないが、好ましい上限が100万である。上記重量平均分子量(Mw)が100万以下であれば、上記ボールタック及び上記t/G’がより好ましい範囲に調整されやすくなり、粘着テープは、チップ部品を再転写する際の剥離性能がより高くなり、チップ部品を受け止める際にチップ部品をより良好に貼りつけることができる。上記重量平均分子量(Mw)のより好ましい上限は95万、更に好ましい上限は90万である。
上記重量平均分子量(Mw)の下限は特に限定されないが、上記粘着剤層の粘着力、形状保持性等の観点から、好ましい下限は40万、より好ましい下限は50万である。
なお、(メタ)アクリル系ポリマーの重量平均分子量は、例えば、GPC(Gel Permeation Chromatography:ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)法により標準ポリスチレン換算にて求めることができる。より具体的には、例えば、測定機器としてWaters社製「2690 Separations Module」、カラムとして昭和電工社製「GPC KF-806L」、溶媒として酢酸エチルを用い、サンプル流量1mL/min、カラム温度40℃の条件で測定することができる。
上記粘着剤層は、粘着付与樹脂を含有してもよい。
上記粘着付与樹脂として、例えば、ロジンエステル系樹脂、水添ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、クマロンインデン系樹脂、脂環族飽和炭化水素系樹脂、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、C5-C9共重合系石油樹脂等が挙げられる。これらの粘着付与樹脂は単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記粘着付与樹脂の含有量は特に限定されないが、チップ部品を再転写する際の剥離性能をより高める観点から、上記粘着付与樹脂は含有しないことが好ましい。上記粘着付与樹脂を含有する場合は、上記粘着剤層の主成分となる樹脂(例えば、(メタ)アクリル系ポリマー)100重量部に対する好ましい上限は10重量部である。上記粘着付与樹脂の含有量が10重量部以下であると、上記粘着剤層は、チップ部品を再転写する際の剥離性能がより高くなる。
上記粘着剤層は、架橋剤を含有することにより上記粘着剤層を構成する樹脂(例えば、上記(メタ)アクリル系ポリマー、上記粘着付与樹脂等)の主鎖間に架橋構造が形成されていることが好ましい。
上記架橋剤は特に限定されず、例えば、イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート型架橋剤等が挙げられる。なかでも、上記(メタ)アクリル系ポリマーが上記水酸基含有モノマーに由来する構成単位を含有する場合、水酸基との架橋によって上記粘着剤層のせん断貯蔵弾性率G’が調整されやすいことから、イソシアネート系架橋剤が好ましい。
上記架橋剤の含有量は、上記粘着剤層の主成分となる樹脂(例えば、上記(メタ)アクリル系ポリマー)100重量部に対して0.01~10重量部が好ましく、0.1~7重量部がより好ましい。
上記粘着剤層は、更に、ヒュームドシリカ等の無機フィラーを含有してもよい。上記無機フィラーを配合することにより、上記粘着剤層の凝集力を高めることができる。
上記粘着剤層は、更に、可塑剤、樹脂、界面活性剤、ワックス、微粒子充填剤等の公知の添加剤を含有してもよい。これらの添加剤は単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記粘着剤層のゲル分率は特に限定されないが、好ましい下限が80重量%、好ましい上限が95重量%である。上記ゲル分率が80重量%以上であれば、上記粘着剤層の粘着力が比較的低い範囲に調整され、粘着テープは、チップ部品を再転写する際の剥離性能がより高くなる。上記ゲル分率が95重量%以下であれば、上記粘着剤層のせん断貯蔵弾性率G’を調整しやすくなる。その結果、粘着テープは、チップ部品を受け止める際にチップ部品をより良好に貼りつけることができる。上記ゲル分率のより好ましい下限は85重量%、より好ましい上限は94重量%であり、更に好ましい下限は87重量%、更に好ましい上限は93重量%である。
なお、粘着剤層のゲル分率は、以下の方法により測定することができる。
粘着テープから粘着剤層(粘着剤組成物)のみを0.1g取り出し、酢酸エチル50mL中に浸漬し、振とう機で温度23度、200rpmの条件で24時間振とうする。振とう後、金属メッシュ(目開き#200メッシュ)を用いて、酢酸エチルと酢酸エチルを吸収し膨潤した粘着剤組成物を分離する。分離後の粘着剤組成物を110℃の条件下で1時間乾燥させる。乾燥後の金属メッシュを含む粘着剤組成物の重量を測定し、下記式を用いて粘着剤層のゲル分率を算出する。
ゲル分率(重量%)=100×(W-W)/W
(W:初期粘着剤組成物重量、W:乾燥後の金属メッシュを含む粘着剤組成物重量、W:金属メッシュの初期重量)
ただし、上記粘着剤組成物が酢酸エチルで溶けきらない場合は、酢酸エチルの代わりにトルエンやヘキサン、水等の溶媒を用いる。具体的には粘着剤組成物が、例えば、スチレン系エラストマーを含有する場合はトルエンやヘキサンを用い、ポリビニルアルコールを含有する場合は90℃の熱水を用いる。
本発明の粘着テープは、基材を有さないノンサポートタイプであってもよいが、支持体から粘着テープを剥離しやすく、支持体を再利用しやすい観点から、基材を有するサポートタイプであることが好ましい。サポートタイプの場合、本発明の粘着テープは、基材の片面のみに粘着剤層を有する片面粘着テープであってもよいし、基材の両面に粘着剤層を有する両面粘着テープであってもよい。
また、支持体と本発明の粘着テープとを貼りつけることで取り扱い性が向上するため、本発明の粘着テープは、両面粘着テープであることが好ましく、基材の両面に粘着剤層を有する両面粘着テープであることがより好ましい。上記支持体は特に限定されず、例えば、ガラス、石英基板、金属板等が挙げられる。
本発明の粘着テープが基材の両面に粘着剤層を有する両面粘着テープである場合、両面の粘着剤層が上述したような粘着剤層であってもよいし、一方の面が上述したような粘着剤層であり、他方の面(支持体等と接する面)が他の粘着剤層であってもよい。上記他の粘着剤層は特に限定されず、従来公知の粘着剤層を用いることができる。
上記基材は特に限定されず、上記基材の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、超高分子量ポリエチレン、シンジオタクチックポリスチレン、ポリアリレート、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、フッ素樹脂、液晶ポリマー等が挙げられる。なかでも、耐熱性に優れることから、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートが好ましい。
上記基材の厚みは特に限定されないが、好ましい下限は4μm、好ましい上限は188μmである。上記基材の厚みが上記範囲内であることにより、適度なコシがあって、取り扱い性に優れる粘着テープとすることができる。上記基材の厚みのより好ましい下限は50μm、より好ましい上限は125μmであり、更に好ましい下限は75μm、更に好ましい上限は100μmである。
本発明の粘着テープの用途は特に限定されないが、部品を転写する工程において、該部品を受け止めるために用いられることが好ましい。
上記部品は特に限定されないが、半導体デバイスであることが好ましい。上記半導体デバイスとして、例えば、マイクロLEDチップ、イメージセンサーの光学チップ等のチップ部品が挙げられる。なかでも、マイクロLEDチップが好ましい。
本発明の粘着テープは、図1に示すような粘着剤層上に配置されたチップ部品を粘着テープ上に転写する工程において、チップ部品を受け止めるための粘着テープとして特に好適に用いられる。チップ部品を本発明の粘着テープ上に転写する方法は特に限定されず、例えばレーザー光を照射する等の方法を採用することができる。チップ部品を本発明の粘着テープから別のキャリア材又は駆動回路基板上に再転写する方法は特に限定されず、例えば、粘着性を有する別のキャリア材を直接ラミネートし、剥離して転写する方法や、レーザー光を照射する等の方法を用いることができる。
本発明によれば、チップ部品を受け止める際にはチップ部品を良好に貼りつけることができ、チップ部品を再転写する際には優れた剥離性能を発揮し、チップ部品への糊残りを抑えることのできる粘着テープを提供することができる。
粘着剤層上に配置されたチップ部品を粘着テープ上に転写する工程の一例を模式的に示す断面図である。 本願明細書における実施例及び比較例で得られた粘着テープについて、縦軸を粘着剤層のボールタックNoであるy、横軸をt/G’として各点をプロットした図である。
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されない。
(実施例1)
(1)(メタ)アクリル系ポリマーの調製
温度計、攪拌機、冷却管を備えた反応器に酢酸エチル52重量部を入れて、窒素置換した後、反応器を加熱して還流を開始した。酢酸エチルが沸騰してから、30分後に重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.08重量部を投入した。ここに2-エチルヘキシルアクリレート89.7重量部、4-ヒドロキシブチルアクリレート10重量部及びアクリル酸0.3重量部を1時間30分かけて、均等かつ徐々に滴下し反応させた。滴下終了30分後にアゾビスイソブチロニトリル0.1重量部を添加し、更に5時間重合反応させ、反応器内に酢酸エチルを加えて希釈しながら冷却することにより、(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た。
得られた(メタ)アクリル系ポリマーについて、測定機器としてWaters社製「2690 Separations Module」、カラムとして昭和電工社製「GPC KF-806L」、溶媒として酢酸エチルを用い、サンプル流量1mL/min、カラム温度40℃の条件で重量平均分子量を測定した。
(2)粘着テープの製造
得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液に、(メタ)アクリル系ポリマー100重量部に対して、イソシアネート系架橋剤としてコロネートL-45(東ソー社製)を固形分が1.7重量部となるように加えて更に充分に撹拌し、粘着剤溶液を得た。得られた粘着剤溶液を、乾燥皮膜の厚さが75μmになるようにアプリケーターを用いて基材としての厚み100μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム上に塗工し、110℃で3分間乾燥させることで粘着テープを得た。
(3)ゲル分率の測定
粘着テープから粘着剤層(粘着剤組成物)のみを0.1g取り出し、酢酸エチル50mL中に浸漬し、振とう機で温度23度、200rpmの条件で24時間振とうした。振とう後、金属メッシュ(目開き#200メッシュ)を用いて、酢酸エチルと酢酸エチルを吸収し膨潤した粘着剤組成物を分離した。分離後の粘着剤組成物を110℃の条件下で1時間乾燥させた。乾燥後の金属メッシュを含む粘着剤組成物の重量を測定し、下記式を用いて粘着剤層のゲル分率を算出した。
ゲル分率(重量%)=100×(W-W)/W
(W:初期粘着剤組成物重量、W:乾燥後の金属メッシュを含む粘着剤組成物重量、W:金属メッシュの初期重量)
(4)せん断貯蔵弾性率G’の測定
粘着剤層のみからなる厚み1mmのシートを別途作製した。この粘着剤層について、粘弾性スペクトロメーター(アイティー計測制御社製、DVA-200)を用い、単純昇温モードの昇温速度5℃/分、1Hzの条件で-40~140℃の動的粘弾性スペクトルを測定した。23℃における貯蔵弾性率を、粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率G’とした。
粘着剤層の厚みt(μm)と、粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率G’(kPa)との比t/G’を求めた。また、-13.366(t/G’)+28.94の値、-13.366(t/G’)+60.186の値、-11.981(t/G’)+41.528の値、-11.981(t/G’)+54.572の値、-5.412(t/G’)-15.939の値、及び、5.700(t/G’)-5.000の値を算出した。
(5)ボールタックの測定
粘着剤層について、ボールタックテスター(安田精機製作所社製)を用いて、JIS Z0237に準じて、温度23℃、相対湿度50%の環境下でのボールタックを測定した。
(実施例2~32、比較例1~8)
(メタ)アクリル系ポリマーの組成及び重量平均分子量、並びに、架橋剤の量を表1~3に示したとおりに変更したこと以外は実施例1と同様にして、粘着テープを得た。架橋剤としては、イソシアネート系架橋剤であるコロネートHX(東ソー社製)、エポキシ系架橋剤であるテトラッドC(三菱ガス化学社製)も用いた。
<評価>
実施例及び比較例で得られた粘着テープについて下記の評価を行った。結果を表1~3に示した。
(1)チップ部品の転写性能(チップ部品の貼りつき)の評価
得られた粘着テープとは別に、試験用片面粘着テープを用意した。
Siチップ(500μm×500μm角、厚み50μm)が10個配列されたウエハのSiチップ側の面に、試験用片面粘着テープを貼り合わせた。その後、ウエハを剥離することで、Siチップを試験用片面粘着テープ上へ配置した。
Siチップが配置された試験用片面粘着テープと、実施例又は比較例で得られた粘着テープとを対向させ、半導体固体レーザーを用いて、出力4W、4KHzの365nmのレーザー光を試験用片面粘着テープの基材側から各Siチップに照射して、Siチップを剥離させ、粘着テープ上に転写した。粘着テープがSiチップを受け止めた際、Siチップが10個全て粘着テープに貼りついた場合を「〇〇〇」、9個貼りついた場合を「〇〇」、8個貼りついた場合を「〇」、貼りついたSiチップが7個以下であった場合を「×」としてチップ部品の転写性能を評価した。
(2)再転写性能、及び、再転写時の糊残り
Siチップ(500μm×500μm角、厚み50μm)が10個配列されたウエハのSiチップ側の面に、得られた粘着テープを貼り合わせた。その後、ウエハを剥離することで、Siチップを粘着テープ上へ配置した。
Siチップが配置された粘着テープと、プロテクトテープ(6312C、積水化学工業社製)の粘着面とを対向させ、2kgローラーで300mm/minの速度で圧着することでSiチップをプロテクトテープに圧着し、その後、プロテクトテープを剥離することで粘着テープからSiチップを剥離させ、Siチップをプロテクトテープ上に転写した。粘着テープからプロテクトテープ上にSiチップを10個配置できた場合を「○○」、Siチップを8~9個配置できた場合を「〇」、配置できたSiチップが0~7個であった場合を「×」として再転写性能を評価した。
また、粘着テープから剥離したSiチップの表面を顕微鏡にて観察し、糊残りが見られなかった場合を「〇」、糊残りが見られた場合を「×」として糊残りを評価した。
Figure 0007476351000001
Figure 0007476351000002
Figure 0007476351000003
BA:ブチルアクリレート
2-EHA:2-エチルヘキシルアクリレート
LA:ラウリルアクリレート
LMA:ラウリルメタクリレート
ISTA:イソステアリルアクリレート
4-HBA:4-ヒドロキシブチルアクリレート
AAc:アクリル酸
本発明によれば、チップ部品を受け止める際にはチップ部品を良好に貼りつけることができ、チップ部品を再転写する際には優れた剥離性能を発揮し、チップ部品への糊残りを抑えることのできる粘着テープを提供することができる。
1 チップ部品
2 粘着剤層
3 基材
4 粘着剤層
5 基材
8 粘着テープ
9 基材と粘着剤層との積層体

Claims (16)

  1. 粘着剤層を有する粘着テープであって、
    前記粘着剤層のボールタックがNo12以下であり、
    前記粘着剤層のせん断貯蔵弾性率G’が10kPa以上100kPa以下であり、
    前記粘着剤層の厚みt(μm)と、前記粘着剤層の23℃、1Hzでのせん断貯蔵弾性率G’(kPa)との比t/G’が1以上であり、
    転写元の粘着剤層上に配置されたチップ部品を前記粘着テープに転写する工程において、前記転写元の粘着剤層から剥離した前記チップ部品を前記粘着剤層で受け止めるために用いられる
    ことを特徴とする粘着テープ。
  2. 前記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(1)を満たすことを特徴とする請求項1記載の粘着テープ。
    y≧-13.366(t/G’)+28.94 (1)
  3. 前記粘着剤層のボールタックNoをyとしたとき、下記式(2)を満たすことを特徴とする請求項2記載の粘着テープ。
    y≧-11.981(t/G’)+41.528 (2)
  4. 前記粘着剤層のボールタックがNo4以下であることを特徴とする請求項1記載の粘着テープ。
  5. 前記粘着剤層の厚みtが30μm以上であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の粘着テープ。
  6. 前記粘着剤層の厚みtが200μm以下であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の粘着テープ。
  7. 前記粘着剤層は、(メタ)アクリル系ポリマーを含有し、前記(メタ)アクリル系ポリマーは、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルに由来する構成単位を40重量%以上含有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の粘着テープ。
  8. 前記ホモポリマーとしたときのガラス転移温度が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルは、炭素数12以上のアルキル基を有し、かつ、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルを含有することを特徴とする請求項記載の粘着テープ。
  9. 前記(メタ)アクリル系ポリマーは、重量平均分子量が100万以下であることを特徴とする請求項記載の粘着テープ。
  10. 前記炭素数12以上のアルキル基を有し、かつ、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルは、ラウリル(メタ)アクリレートを含有することを特徴とする請求項記載の粘着テープ。
  11. 前記ホモポリマーとしたときのガラス転移温度が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルは、炭素数7以上、12未満のアルキル基を有し、かつ、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度(Tg)が0℃以下である(メタ)アクリル酸エステルを含有することを特徴とする請求項記載の粘着テープ。
  12. 前記(メタ)アクリル系ポリマーは、水酸基含有モノマーに由来する構成単位を3重量%以上含有することを特徴とする請求項記載の粘着テープ。
  13. 前記粘着剤層は、更に、イソシアネート系架橋剤を含有することを特徴とする請求項記載の粘着テープ。
  14. 前記粘着剤層は、ゲル分率が80重量%以上、95重量%以下であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の粘着テープ。
  15. 基材を有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の粘着テープ。
  16. 前記チップ部品が半導体デバイスであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の粘着テープ。
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