JP7473258B1 - 配線基板切り替え装置および切り替え方法 - Google Patents

配線基板切り替え装置および切り替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる信号方向で使用することができる回路基板を提供する。【解決手段】配線基板1は、複数の配線層2を備え、一方の面3に第1のトップ層配線4と第2のトップ層配線5とを備え、他方の面6に第1のボトム層配線7を備える。第1のビア8と、該第1のビア8との間にこれと交差する方向へ間隔をおいて、第1のボトム層配線7と分離した第2のボトム層配線9を介して接続され、第2のトップ層配線5が接続された第2のビア10と、配線基板1を貫通する第3のビア11と、接地された第4のビア12と、第1、第2のビア8、10に対して間隔をおいてビアクリアランス13とを備え、これらの各部を接続する第1、第2の接続素子14、15、もしくは、第3、第4の接続素子16、17のいずれかの接続により、信号経路に応じて接続を変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、配線基板切り替え装置および切り替え方法に関する。
高速信号を処理する電子機器にあっては、搭載するカード(配線基板)によって信号の送信および受信の方向が一意的に決まってしまう場合がある。この場合、同一仕様の配線基板で高速信号の送信と受信の方向を切り替えるために、送信、受信の方向の切り替え機能を持ったプロセッサが搭載されたセレクタを使用することが必要となる。
この解決策として、本発明に関連する特許文献1には、二重化されたそれぞれのビアの特性インピーダンスをおよそ2倍にすることによって特性インピーダンスを整合させる技術が開示されている。
図21は、前記特許文献1の図7に示された二重化されたビアの断面を引用したものである。
特開2005-183649号公報 特開2008-518286号公報
しかしながら、当該特許文献1で紹介されている二重化されたビアでは、二重化されたビアに接続する信号が上部層のパターン(符号11a)と最下層のパターン(11b)とを流れると、これらのパターン11a、11bを流れる信号に時間差が生じることがある。
また、この場合、図中鎖線Aで囲った部分が大きなスタブに相当する存在となってしまい、スタブの存在に起因する寄生容量が大きくなることが避けられない。
また特許文献2は、単にビアの存在による寄生容量を減少させる構成を断片的に開示するに過ぎない。
この発明は、送信、受信の双方向へ使用することができる配線基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供している。
本発明にかかる基板配線切り替え装置は、それぞれ導体パターンを備えた複数の配線層を備え、互いに分離した第1のトップ層配線と第2のトップ層配線とを一方の面に備え、第1のボトム層配線を他方の面に備えた配線基板と、該配線基板を貫通する第1のビアと、該第1のビアとの間にこれと交差する方向へ間隔をおいて設けられ、該第1のビアの他端に前記第1のボトム層配線と分離した第2のボトム層配線を介して接続され、さらに、前記第2のトップ層配線が接続された第2のビアと、前記第1のビアと第2のビアとに対してこれらと交差する方向へ間隔をおいて、前記配線基板を貫通して設けられた第3のビアと、前記第1~第3のビアと交差する方向へ間隔をおいて配置され、接地された第4のビアと、前記第1のビアと第2のビアとが貫通する前記配線基板の領域を囲んで、前記第1、第2のビアに対して所定の特性インピーダンスを有する間隔をおいて形成されたビアクリアランスと、前記第1のボトム層配線と前記第1のビアの他端とを接続する第1の接続素子と、前記第1のビアの一端と前記第2のビアの一端とを接続する第2の接続素子と、前記第1のトップ層配線と前記第1のビアの一端とを接続する第3の接続素子と、前記第3のビアと第4のビアとを接続する第4の接続素子と、を備え、前記第1のボトム層配線と前記第2のトップ層配線とによる第1の信号経路と、前記第1のトップ層配線と前記第2のトップ層配線とによる第2の信号経路とのいずれかの信号経路が、前記第1の接続素子および第2の接続素子による接続と、前記第3の接続素子および第4の接続素子による接続とのいずれかの択一的な接続によって切り替え可能とされたことを特徴とする。
また本発明にかかる基板配線切り替え方法は、それぞれ導体パターンを備えた複数の配線層を備え、互いに分離した第1のトップ層配線と第2のトップ層配線とを一方の面に備え、第1のボトム層配線を他方の面に備えた配線基板と、該配線基板を貫通する第1のビアと、該第1のビアとの間にこれと交差する方向へ間隔をおいて設けられ、該第1のビアの他端に前記第1のボトム層配線と分離した第2のボトム層配線を介して接続され、さらに、前記第2のトップ層配線が接続された第2のビアと、前記第1のビアと第2のビアとに対してこれらと交差する方向へ間隔をおいて、前記配線基板を貫通して設けられた第3のビアと、前記第1~第3のビアと交差する方向へ間隔をおいて配置され、接地された第4のビアと、前記第1のビアと第2のビアとが貫通する前記配線基板の領域を囲んで、前記第1、第2のビアに対して所定の特性インピーダンスを有する間隔をおいて形成されたビアクリアランスと、前記第1のボトム層配線と前記第1のビアの他端とを接続する第1の接続素子と、前記第1のビアの一端と前記第2のビアの一端とを接続する第2の接続素子と、前記第1のトップ層配線と前記第1のビアの一端とを接続する第3の接続素子と、前記第3のビアと第4のビアとを接続する第4の接続素子と、を備えた配線基板の切り替え方法であって、前記第1の接続素子および第2の接続素子による接続により前記第1のボトム層配線と前記第2のトップ配線とを経由する第1の信号経路を形成する工程と、前記第3の接続素子および第4の接続素子による接続により、前記第1のトップ層配線と前記第2のトップ層配線を経由する第2の信号経路を形成する工程と、を択一的に実行することにより、前記第1の信号経路と第2の信号経路とを切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、一の配線基板を送信、受信の双方向へ使用することができる。
本発明の最小構成例を示すもので、(A)は平面図、(B)はB-B矢視図、(C)はC-C矢視図である。 一実施形態の回路基板の未接続状態の平面図である。 図2のIII-III線に沿う矢視図である。 図2のIV-IV線に沿う矢視図である。 図2に示す回路基板の第1の接続状態の平面図である。 図5のVI-VI線に沿う矢視図である。 図5のVII-VII線に沿う矢視図である。 図2に示す回路基板の第2の接続状態の平面図である。 図8のIX-IX線に沿う矢視図である。 図8のX-X線に沿う矢視図である。 ビアとクリアランスとの関係を示す平面図である。 図11のXII-XII線に沿う矢視図である。 一実施形態の第1の接続状態の外観を示す説明図である。 一実施形態の第2の接続状態の外観を示す説明図である。 比較例1の第1の接続状態の外観を示す説明図である。 比較例1の第2の接続状態の外観を示す説明図である。 比較例2の第1の接続状態の外観を示す説明図である。 比較例2の第2の接続状態の外観を示す説明図である。 比較例3の第1の接続状態の外観を示す説明図である。 比較例4の第2の接続状態の外観を示す説明図である。 回路基板の一従来例の断面図である。
本発明の最小構成例にかかる配線基板について図1を参照して説明する。
配線基板1は、それぞれ導体パターンを備えた複数の配線層2を備え、その一方の面3に互いに分離した第1のトップ層配線4と第2のトップ層配線5とを備え、他方の面6に第1のボトム層配線7を備える。該配線基板1は、これを貫通する第1のビア8と、該第1のビア8との間にこれと交差する方向へ間隔をおいて、該第1のビア8の他端に前記第1のボトム層配線7と分離した第2のボトム層配線9を介して接続され、さらに、前記第2のトップ層配線5が接続された第2のビア10と、前記第1のビア8と第2のビア10とに対してこれらと交差する方向へ間隔をおいて、前記配線基板1を貫通して設けられた第3のビア11と、前記第1~第3のビアと交差する方向へ間隔をおいて配置され、接地された第4のビア12と、前記第1のビア8と第2のビア10が貫通する前記配線基板1の領域を囲んで、かつ第1、第2のビア8、10に対して所定の特性インピーダンスを有する間隔をおいて形成されたビアクリアランス13と、前記第1のボトム層配線7と前記第1のビア8の他端とを接続する第1の接続素子14と、前記第1のビア8の一端と前記第2のビア10の一端とを接続する第2の接続素子15と、前記第1のトップ層配線4と前記第1のビア8の一端とを接続する第3の接続素子16と、前記第3のビア11と第4のビア12とを接続する第4の接続素子17と、を備え、前記第1のボトム層配線7と前記第2のトップ層配線5とによる第1の信号経路と、前記第1のトップ層配線4と前記第2のトップ層配線5とによる第2の信号経路とのいずれかの信号経路が、前記第1の接続素子14および第2の接続素子15による接続と、前記第3の接続素子16および第4の接続素子17による接続とのいずれかの択一的な接続によって切り替え可能とされたことを特徴とする。
上記構成によれば、前記第1の接続素子14によって前記第1のボトム層配線7と前記第1のビア8の他端とを接続し、第2の接続素子15によって前記第1のビア8の一端と前記第2のビア10の一端とを接続することにより、前記第1のボトム層配線7と前記第2のトップ層配線5とによる第1の信号経路による接続を行うことができる。また、前記第3の接続素子16によって前記第1のトップ層配線4と前記第1のビア8の一端とを接続し、第4の接続素子17によって前記第3のビア11と第4のビア12とを接続することにより、前記第1のトップ層配線4と前記第2のトップ層配線5とによる第2の信号経路による接続を行うことができる。したがって、前記第1の接続素子14と第2の接続素子15とによる接続、前記第3の接続素子6と第4の接続素子17とによる接続のいずれかを行うことにより、第1の信号経路または第2の信号経路による信号の送信または受信を行うことができる。
また前記第1の接続素子および第2の接続素子による接続により前記第1のボトム層配線と前記第2のトップ配線とを経由する第1の信号経路を形成する工程と、前記第3の接続素子および第4の接続素子による接続により、前記第1のトップ層配線と前記第2のトップ層配線を経由する第2の信号経路を形成する工程とを択一的に実行することにより、図1に示す切り替え装置を利用した切り替え方法を実施することができる。
図2~図14を参照して、図1の最少構成を具体化した本発明の一実施形態を説明する。なお、図2~図14において図1と共通の構成要素には同一符号を付し、説明を簡略化する。
図2~図4は配線基板1Aの基本構成を示すもので、この配線基板1Aは、絶縁層2aと導体層2bとを交互に複数層にわたって積層した基本構成を有する。一実施形態における前記導体層2bは、全面にわたる導体により構成されていて、該導体を接地した構成となっている。
前記配線基板1Aは、絶縁性の基板に導体を所定のプリントパターンで形成した基本構成を有し、その上面は、CPU(Central Processing Unit)等のコントローラ31(詳細は後述する)に一端が接続される第1のトップ層配線4と、前記配線基板1Aの端部のコネクタ32(詳細は後述する)に一端が接続される第2のトップ層配線5とを備える。また前記配線基板1Aの下面は、前記コントローラ31(詳細は後述する)に一端が接続される第1のボトム配線層7を備える。
前記配線基板1Aは、その上面から下面へ到る範囲に、GNDに接続された導体が抜かれたアンチパッド13Aを有し、該アンチパッド13A内の略中央部に、第1のビア8と、該第1のビア8と平行に配置されかつ下端が第2のボトム配線層9により接続された第2のビア10とを備える。また前記アンチパッド13A内に、前記第1のビア8、第2のビア10と平行に第3のビア11と第4のビア12とを備え、これら第3のビア11と第4のビア12とは、前記第1のビア8、第2のビア10を中心として対称となる位置にそれぞれ一基ずつ配置されている。また前記第3のビア11は、前記第1のビア8、第2のビア10および前記アンチパッド13Aに対して半径方向へ所定のクリアランスとなる間隔をおいて配置されている。前記第4のビア12は、前記導体層2bと接触して配置されることにより該導体層2bを介して接地されている。
図5~図7を参照して、上記配線基板1Aの第1のボトム層配線7と第2のトップ層配線5とを接続した状態について説明する。
前記第1のボトム層配線7と第2のボトム層配線9とは、これらに跨がって配置された第1の接続素子14によって接続されている。また前記第1のビア8と第2のビア10とは、これらの上端に跨がって配置された第2の接続素子15によって接続されている。このような前記第1の接続素子14と前記第2の接続素子15とによる接続により、前記第1のボトム層配線7は、第1の接続素子14および第2のボトム層配線9を介して第2のビア10に接続され、さらに、第2のビア10から第2の接続素子15を介して第2のトップ層配線5に接続されている。なお一実施形態にあっては、前記第1のおよび第2の接続素子14、15は、ゼロオームの抵抗、すなわち、実施上電気抵抗がゼロと見なし得る導体により構成されているが、必要に応じて所定の電気抵抗を有する抵抗素子が適用される。またこれら第1のおよび第2の接続素子14、15は、例えばはんだ付けによって前記第1、第2のビア8、10等に実装することができる。
図5~図7に示す接続状態にあっては、前記第1のトップ層配線4と第2のトップ層配線5との間の回路における特性インピーダンスは、この回路の一部をなす導体としての第1のビア10と第2のビア10とが並列接続されることによりインダクタンス成分Lが小さくなるため、予め前記アンチパッド13Aとする範囲を大径にすることによって第1のビア8と第2のビア10とアンチパッド13Aの周囲のグランド層2bとのクリアランス(距離)を大きくすることにより、第1のボトム層配線7から第1のビア8および第2のビア10を経由して第2のトップ層配線5に到る信号経路の特性インピーダンスを所定の値に設定することができる。また、この接続状態では、第3のビア11はいずれの導体(配線パターンやビア)にも接続されておらず、したがって、特性インピーダンスへの影響は小さい。
図8~図10を参照して、第3の接続端子16、第4の接続端子17により、上記配線基板1Aの第1のトップ層配線4と第2のトップ層配線5とを接続した状態について説明する。
前記第1のトップ層配線4と第1のビア8とは、第3の接続素子16によって接続されている。また前記第1のビア8と第2のビア10とは、下端で第2のボトム層配線9によって接続され、さらに、前記第2のビア10は、第2のトップ層配線5に接続されている。前記第3のビア11と第4のビア12とは、第4の接続端子17によって接続されている。
この接続により、第1のトップ層配線4は、第3の接続素子16によって第1のビア8の上端に接続され、さらに、下端の第2のボトム層配線9、第2のビア10を介して、第2のビア10の上端で前記第2のトップ層配線5に接続されている。
上記接続において、前記第3のビア10と第4のビア12とは、第4の接続端子17によって下端で互いに接続され、この結果、第3のビア10は、第4のビア12を介して前記導体層2bに接続され、該導体層2bを介して接地されている。
前記第3のおよび第4の接続素子16、17は、ゼロオームの抵抗、すなわち、実施上電気抵抗がゼロと見なし得る導体により構成されているが、必要に応じて所定の電気抵抗を有する抵抗素子が適用される。
図8~図10に示す接続状態にあっては、前記第1のトップ層配線4、第1のビア8、第2のボトム層配線9、第2のビア10を経由して前記第2のトップ層配線5に到る回路が形成され、直列に接続された第1のビア8と第2のビア10とを経由することから、寄生容量の原因となるスタブとなることがない。この接続にあっては、図5~図7に示すような第1のビア8と第2のビア10とが直列な回路となってインダクタンスLが大きくなり、特性インピーダンスが大きくなる傾向にある。そこで、ゼロオームの抵抗素子としての第4の接続素子17によって前記第3のビア11と接地された第4のビア12とを同電位(グラウンドGND)とすることにより、前記第1のトップ層配線4から第2のトップ層配線5に到る回路の特性インピーダンスを、前記第1の接続素子14と第2の接続素子15とによる第1のトップ層配線4第2のトップ層配線5に接続した場合の特性インピーダンスと整合させている。
上記第1のビア10等とクリアランス13Aとの距離と特性インピ-ダンスZ0との関係について、図11、12を参照して説明する。
同図に示すように、例えば、第1のビア8は、所定のインダクタンス(抵抗値)Lを有し、その一端(上端)が、例えば第1のトップ層配線4に接続されて所定の電圧が印加され、また、他端(下端)が、例えば第2のボトム層配線9に接続されている。また、第2のボトム層配線9は、図示の通り絶縁層2aに接し、さらに、第2のビア10やその他の回路に接続されている。この状態では、前記配線基板1Aの接地された各導体層2bとの間に静電容量Cがそれぞれ生じる。ここで、静電容量Cは、前記第1のビア8と前記クリアランス13Aとの距離(より詳細には、さらに第1のビア8の外周の面積と導体層2bの内周の面積との対向する大きさ)により定まることから、損失を無視すれば、前記クリアランス13Aとなるアンチパッドとする範囲の内径を調整することにより、特性インピーダンスZ0を所定の値に設定することができる。
すなわち、
Z0=(L/C)1/2
となる関係を満足するL、Cを選択するよう前記第1、第2の接続素子14、15、または第3、第4の接続素子16、17を選択して接続することにより、基板上の配線の経路にかかわらず、所定の特定インピーダンスZ0の配線基板を得ることができる。
図13は、一実施形態で説明した、上記第1および第2の接続素子14、15による接続によって受信機能を有する受信回路を備えたメインカード30Aを示すものである。
同図に示すように、前記配線基板1Aは、第1の面3にCPU(Central Processing Unit)等のコントローラ31を備え、該コントローラ31は、受信端子31aおよび送信端子31bを備える。また前記配線基板1Aは、前記第2のトップ層配線5に接続されたコネクタ32を備え、該コネクタ32は、受信カード33または送信カード34が着脱可能に取り付けられる(なお図13は、受信カード33を挿入した状態、図14は送信カード34を挿入した状態を示している)。これら受信カード33および送信カード34は、それぞれ外部機器との接続に使用される外部コネクタ35、36を備える。なお前記受信端子30aは、前記配線基板1Aを貫通して設けられた第5のビア18によって前記第1のボトム層配線7に接続されている。
前記第1の接続素子14は、前記第1のボトム層配線7と第1のビア8の他端とを接続し、第2の接続素子15は、第1のビア8と第2のビア10との上端を接続している。すなわち、前記第1の接続素子14と第2の接続素子15とにより、前記受信端子31aが前記第5のビア18、第1のボトム層配線7、第1、第2のビア8、10および第2のトップ層配線5を介してコネクタ32に接続され、さらに、該コネクタ32に接続された受信カード33に接続されている。
上記第1の接続素子14と第2の接続素子15とを用いることにより、前記メインカード30Aは、受信カード33を制御する制御装置としての機能を有する。
図14は、上記第3および第4の接続素子16、17による接続によって送信機能を有する送信回路を備えたメインカード30Bを示すものである。同図に示すように、前記送信端子31bに接続された第1のトップ層配線4は、前記第3の接続素子16によって第1のビア8の上端に接続されている。また第3のビア11と第4のビア12とは、第4の接続素子17によって接続され、この結果、第3のビア11は、第4のビアを介して接地されている。
この接続状態にあっては、前記送信端子31b、第1のトップ層配線4、第1の接続素子16、第1のビア8、第2のボトム層配線9、第2のビア10、第2のトップ層配線5を経由してコネクタ32に到る送信信号の回路が形成され、前記コネクタ32に接続された送信カード34、およびこれに設けられた外部コネクタ36を介して外部機器と接続される。
すなわち、前記第1の接続素子14と第2の接続素子15とを用いた図13の接続と、前記第3の接続素子16と第4の接続素子15とを用いた図14の接続とのいずれかの接続を採用することにより、送信の場合と受信の場合とで異なる経路の配線(寄生容量を伴う導体の配線)を形成した場合に特性インピーダンスを整合させることができるので、共通の配線基板1Aを受信用のメインカード、あるいは、送信用のメインカードとして利用することができる。
なお、図14の接続状態にあっては、前記第4の接続素子15によって二対の第3のビア11と第4のビア12とを共に接続したが、特性インピーダンスのより精密な調整のため、一方のみの接続、さらには、一実施形態のような二対の第3のビア11、第4のビア12に加えて、さらに多くのビアを設けて第3のビア11を接地しても良い。また特性インピーダンスを整合させるために第1~第4の接続素子14~17の一部に所定の電気抵抗を有する抵抗素子を使用しても良い。
一実施形態の特徴を具備しない回路基板の比較例1について、図15、図16を参照して説明する。
図15に示すように、配線基板1Bは、CPU(Central Processing Unit)等のコントローラ31を備え、該コントローラ31は受信端子31aおよび送信端子31bを備える。これらの受信端子31aには、受信側(第1の)トップ層配線4Aが接続され、送信端子31bには、送信側(第1の)トップ層配線4Bが接続されている。前記受信側トップ層配線4A、送信側トップ層配線4Bは、それぞれセレクタIC40に接続され、このセレクタIC40の操作によって第2のトップ層配線5に接続され、さらにコネクタ32、受信カード33、外部コネクタ35を介して、ビデオサーバ等の送信機器41に接続されている。
また図16に示すように、前記配線基板1Bは、前記セレクタIC40の操作によって第2のトップ層配線5に接続され、さらにコネクタ32、送信カード34、外部コネクタ36を介して、ビデオモニター等の受信機器42に接続されている。
すなわち図15、図16に示す前記配線基板1Bは、画像データを受信する受信器として使用する場合には、図15に示すように、前記コントローラ31へ送信機器41からの信号を受信し、画像データを送信する送信器として使用する場合には、図16に示すように、前記受信機器42へ信号を送信するが、送受信信号の切り替えのための前記セレクタIC40というハードウェア、および、このセレクタIC40に所定の切り替え動作を行わせるための電源やソフトウェアを必要とする。したがって、格別な制御回路や給電を必要としない一実施形態の配線基板とは異なる。
一実施形態の特徴を具備しない回路基板の比較例2について、図17、図18を参照して説明する。
図17に示すように、受信器として使用されるコントローラ31の受信端子31aは、第1のボトム層配線7、第6のビア19、および第5の接続素子50を介して第2のトップ層配線5に接続され、さらに、にコネクタ32、受信カード33、外部コネクタ35に接続されている。
図18に示すように、送信器として使用されるコントローラ31の送信端子31bは、第1のトップ層配線4、第6の接続素子51を介して第2のトップ層配線5に接続され、さらに、コネクタ32、送信カード34、外部コネクタ36に接続されている。
上記比較例2に示すように、第5、第6の接続端子50、51によって受信端子31aと送信端子31bとを択一的に第2のトップ層配線5に接続する構成にあっては、図18の受信端子31aに接続された第5のビア18が送信端子31bを使用する場合にスタブとなって、寄生容量の原因となることが避けられない。
一実施形態の特徴を具備しない回路基板の比較例3について、図19、図20を参照して説明する。
図19に示すように、受信器として使用されるコントローラ31の受信端子31aは、第1のボトム層配線7、第6のビア19、第7のビア20、および第5の接続素子50を介して第2のトップ層配線5に接続され、さらに、コネクタ32、受信カード33、外部コネクタ35に接続されている。また前記第6のビア19と第7のビア20とは、ボトム層に設けた導体によって導通されている。
図20に示すように、送信器として使用されるコントローラ31の送信端子31bは、第1のトップ層配線4、第6の接続素子51、第6のビア19、第7のビア20を介して第2のトップ層配線5に接続され、さらに、コネクタ32、送信カード34、外部コネクタ36に接続されている。
上記比較例3に示すように、第5、第6の接続端子50、51によって受信端子31aと送信端子31bとを択一的に第2のトップ層配線5に接続する構成にあっては、図20の受信端子31aに接続された第6のビア19と第7のビア20とが並列に存在することにより合成インダクタンスが低下するため、本発明の一実施形態に比して特性インピーダンスの変化が避けられないという問題がある。
このように、比較例1~3の回路基板は、一実施形態の回路基板にはない種々の解決すべき課題があるのに対して、一実施形態の回路基板にあっては、高速信号の送信および受信の方向が搭載するといったカード(一実施形態の受信カード33あるいは送信カード34)によって一意的に決まる装置において、当該高速信号の送信および受信の方向を共通の基本構成を有するプリント配線基板で、かつ、0Ω抵抗の実装/未実装により選択できることより、セレクタICといった余分な実装部品を必要としないことにより、製品原価を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、一実施形態で採用される前記第3のビアおよびこれと接続される第4のビアの数、配置は一実施形態に限定されるものではなく、1基、あるいは3基以上であっても良い。
本発明は、基板配線の切り替え装置および切り替え方法に利用することができる。
1、1A,1B 配線基板
2 配線層
2a 絶縁層
2b 導体層(グランド層)
3 一方の面
4 第1のトップ層配線
5 第2のトップ層配線
6 他方の面
7 第1のボトム層配線
8 第1のビア
9 第2のボトム層配線
10 第2のビア
11 第3のビア
12 第4のビア
13、13A ビアクリアランス(アンチパッド)
14 第1の接続素子
15 第2の接続素子
16 第3の接続素子
17 第4の接続素子
18 第5のビア
19 第6のビア
20 第7のビア
30 メインカード
31 コントローラ
31a 受信端子
31b 送信端子
32 コネクタ
33 受信カード
34 送信カード
50 第5の接続素子
51 第6の接続素子

Claims (6)

  1. それぞれ導体パターンを備えた複数の配線層を備え、互いに分離した第1のトップ層配線と第2のトップ層配線とを一方の面に備え、第1のボトム層配線を他方の面に備えた配線基板と、
    該配線基板を貫通する第1のビアと、
    該第1のビアとの間にこれと交差する方向へ間隔をおいて設けられ、該第1のビアの他端に前記第1のボトム層配線と分離した第2のボトム層配線を介して接続され、さらに、前記第2のトップ層配線が接続された第2のビアと、
    前記第1のビアと第2のビアとに対してこれらと交差する方向へ間隔をおいて、前記配線基板を貫通して設けられた第3のビアと、
    前記第1~第3のビアと交差する方向へ間隔をおいて配置され、接地された第4のビアと、
    前記第1のビアと第2のビアとが貫通する前記配線基板の領域を囲んで、前記第1、第2のビアに対して所定の特性インピーダンスを有する間隔をおいて形成されたビアクリアランスと、
    前記第1のボトム層配線と前記第1のビアの他端とを接続する第1の接続素子と、前記第1のビアの一端と前記第2のビアの一端とを接続する第2の接続素子と、
    前記第1のトップ層配線と前記第1のビアの一端とを接続する第3の接続素子と、前記第3のビアと第4のビアとを接続する第4の接続素子と、
    を備え、
    前記第1のボトム層配線と前記第2のトップ層配線とによる第1の信号経路と、前記第1のトップ層配線と前記第2のトップ層配線とによる第2の信号経路とのいずれかの信号経路が、前記第1の接続素子および第2の接続素子による接続と、前記第3の接続素子および第4の接続素子による接続とのいずれかの択一的な接続によって切り替え可能とされた、
    基板配線切り替え装置。
  2. 前記第3のビアは、前記第1のビア、第2のビア、および第4のビアと平行に複数設けられ、これら複数の第3のビアの一部または全部が前記第4の接続素子によって、前記第4のビアに接続された、
    請求項1に記載の基板配線切り替え装置。
  3. 前記第4のビアは、複数の前記配線層に設けられて接地された導体回路により接地された、
    請求項1に記載の基板配線切り替え装置。
  4. 前記第2のビアの一端が前記第2のトップ層配線に接続され、前記第2のビアの他端が前記第2のボトム層配線によって前記第1のビアに接続された、
    請求項1に記載の基板配線切り替え装置。
  5. 前記第1のトップ層配線は、コントローラの送信部に接続され、前記第1のボトム層配線は、前記コントローラの受信部に接続され、前記第2のトップ層配線は他の電子機器と接続されるコネクタに接続された、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の基板配線切り替え装置。
  6. それぞれ導体パターンを備えた複数の配線層を備え、互いに分離した第1のトップ層配線と第2のトップ層配線とを一方の面に備え、第1のボトム層配線を他方の面に備えた配線基板と、
    該配線基板を貫通する第1のビアと、
    該第1のビアとの間にこれと交差する方向へ間隔をおいて設けられ、該第1のビアの他端に前記第1のボトム層配線と分離した第2のボトム層配線を介して接続され、さらに、前記第2のトップ層配線が接続された第2のビアと、
    前記第1のビアと第2のビアとに対してこれらと交差する方向へ間隔をおいて、前記配線基板を貫通して設けられた第3のビアと、
    前記第1~第3のビアと交差する方向へ間隔をおいて配置され、接地された第4のビアと、
    前記第1のビアと第2のビアとが貫通する前記配線基板の領域を囲んで、前記第1、第2のビアに対して所定の特性インピーダンスを有する間隔をおいて形成されたビアクリアランスと、
    前記第1のボトム層配線と前記第1のビアの他端とを接続する第1の接続素子と、前記第1のビアの一端と前記第2のビアの一端とを接続する第2の接続素子と、
    前記第1のトップ層配線と前記第1のビアの一端とを接続する第3の接続素子と、前記第3のビアと第4のビアとを接続する第4の接続素子と、
    を備えた配線基板切り替え方法であって、
    前記第1の接続素子および第2の接続素子による接続により前記第1のボトム層配線と前記第2のトップ層配線とを経由する第1の信号経路を形成する工程と、前記第3の接続素子および第4の接続素子による接続により、前記第1のトップ層配線と前記第2のトップ層配線を経由する第2の信号経路を形成する工程と、を択一的に実行することにより、前記第1の信号経路と第2の信号経路とを切り替えることを特徴とする基板配線切り替え方法。
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