JP7471786B2 - 位置保持機構及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回動可能に設けられたユニットを所定の位置で保持可能な位置保持機構及び画像形成装置に関する。
従来、1つのユニットと、このユニットに対して移動する他のユニットを備える構成において、移動する他のユニットの位置を、所定の位置にて保持する位置保持機構として、各種の構成が提案されている。位置保持機構としては、例えば、第1のユニットに対して移動可能に設けられた第2のユニットと、第1のユニットに設けられ、第2のユニットに設けられた連結ボスに対してスライド可能に連結される連結部材を備えたものが知られている(特許文献1参照)。連結部材は、摺動方向と直交する幅方向の長さが、連結ボスの幅方向の長さよりも長い第1孔部と、連結ボスの幅方向の長さよりも短い第2孔部とが連続的に形成されるスライド孔を有している。この位置保持機構では、第2のユニットの連結ボスが連結部材の第1孔部に遊嵌されることで第2孔部に引っ掛かって下がらない状態になり、第2のユニットを所定の位置で保持することができる。
特開2016-133717号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の位置保持機構では、ユーザが、第2のユニットを所定の位置まで勢いよく移動させて急に開放した場合、第2のユニットの重量及び操作による衝撃によって連結ボスが幅狭の第2孔部を通り抜けてしまう虞がある。この場合、連結ボスが第2孔部を完全に通り抜けることで、第2のユニットが第1のユニットに対して最下位置まで一気に落下してしまい、第1のユニット又は第2のユニット、あるいは周辺の部品を破損させてしまう虞がある。
本発明は、保持した位置からの落下を抑制できる位置保持機構及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る位置保持機構は、第1のユニットと、前記第1のユニットに対して回動可能に設けられた第2のユニットと、前記第1のユニット及び前記第2のユニットのいずれか一方に設けられ、スライド孔を備えた連結部と、前記第1のユニット及び前記第2のユニットのいずれか他方に設けられ、前記第1のユニットに対して前記第2のユニットが回動するのに伴って前記スライド孔を摺動するように、前記スライド孔に連結された被連結部と、を備え、前記スライド孔は、第1幅広部と、第2幅広部と、第3幅広部と、前記第1幅広部及び前記第2幅広部の間に設けられた第1幅狭部と、前記第2幅広部及び前記第3幅広部の間に設けられた第2幅狭部と、を有し、前記第1幅広部と前記第1幅狭部が連通し、前記第1幅狭部と前記第2幅広部が連通し、前記第2幅広部と前記第2幅狭部が連通し、かつ前記第2幅狭部と前記第3幅広部が連通するように形成されており、前記被連結部が摺動する摺動方向と直交する幅方向における前記第1幅広部の長さ、前記第2幅広部の長さ及び前記第3幅広部の長さは、いずれも前記幅方向における前記被連結部の長さ以上であり、前記幅方向における前記第1幅狭部の長さ及び前記第2幅狭部の長さは、いずれも前記幅方向における前記被連結部の長さ未満であり、前記幅方向における前記第2幅狭部の長さは、前記幅方向における前記第1幅狭部の長さ未満であり、前記摺動方向における前記第1幅広部の長さは、前記摺動方向における前記被連結部の長さよりも長く、且つ、前記摺動方向における前記第2幅広部の長さよりも長い、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係る画像形成装置は、装置本体の筐体と、前記筐体に収容され、シートにトナー画像を形成する画像形成部と、請求項1乃至のいずれか1項に記載の位置保持機構と、を備え、前記第1のユニットは、前記筐体に回動可能に設けられ、回動により前記筐体を開閉可能な外扉であり、前記第2のユニットは、前記外扉の内側に回動可能に設けられた内扉であり、前記内扉が前記外扉側に回動されて閉じられた状態では、前記内扉と前記外扉との間にシート搬送路が形成され、前記内扉が前記外扉から離れる側に回動されて開かれた状態では、前記シート搬送路が開放されることを特徴とする。
本発明によると、保持した位置からの落下を抑制できる。
実施の形態に係る画像形成装置を示す全体概略図。 実施の形態に係る画像形成装置の扉ユニットにおいて、内扉が閉じた状態を示す側面図。 実施の形態に係る画像形成装置の扉ユニットにおいて、内扉が開いた状態を示す側面図。 実施の形態に係る画像形成装置の内扉を示す下方から視た斜視図。 実施の形態に係る画像形成装置の第1の連結部材を示す斜視図。 実施の形態に係る画像形成装置の扉ユニットの第1の連結部材を示す正面図であり、(a)は各部の幅方向の寸法を説明するための図、(b)は各部の摺動方向の長さを説明するための図。 実施の形態に係る画像形成装置の扉ユニットの第1の連結部材を示す正面図であり、(a)はボスの位置を説明するための図、(b)は連結部材の弾性変形を説明するための図。 実施の形態に係る画像形成装置の扉ユニットの第2の連結部材を示す正面図であり、(a)は各部の幅方向の寸法を説明するための図、(b)は各部の摺動方向の長さを説明するための図。
<画像形成装置の構成および概略>
本発明の実施の形態に係る画像形成装置100は、4色のトナー像を形成する電子写真方式のレーザビームプリンタである。画像形成装置100は、図1に示すように、積載されたシートを給送するシート給送部110と、シートに転写するトナー画像を形成する画像形成部140と、を有している。また、画像形成装置100は、シートに転写された画像を定着させる定着装置150と、画像形成装置100の装置本体101の筐体101a(図3参照)に対して開閉可能に設けられた扉ユニット(位置保持機構)3と、を有している。
画像形成装置100に画像形成の指令が出力されると、画像形成装置100に接続された外部のコンピュータ等から入力された画像情報に基づいて、画像形成部140による画像形成プロセスが開始される。画像形成部140は、露光装置142と、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色の画像を形成する4つのプロセスカートリッジPY,PM,PC,PKと、を備えている。なお、4つのプロセスカートリッジPY,PM,PC,PKは、形成する画像の色が異なること以外は同じ構成であり、ここではプロセスカートリッジPYの画像形成プロセスのみを説明し、プロセスカートリッジPM,PC,PKの説明は省略する。
露光装置142は、入力された画像情報に基づいて、プロセスカートリッジPYの感光ドラム141に向けてレーザ光を照射する。このとき感光ドラム141は、不図示の帯電ローラにより予め帯電されており、レーザ光が照射されることで感光ドラム141上に静電潜像が形成される。その後、現像器143によりこの静電潜像が現像され、感光ドラム141上にイエローのトナー像が形成される。
同様にして、プロセスカートリッジPM,PC,PKの感光ドラム上にも、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像が形成される。各感光ドラム上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ144Y,144M,144C,144Kにより矢印A方向に駆動される中間転写ベルト145に転写され、中間転写ベルト145により二次転写部130まで搬送される。二次転写部130は、互いに対向する二次転写内ローラ131及び二次転写外ローラ132のニップによって構成され、このニップによって所定の加圧力と静電的負荷バイアスを与えることでシートSにトナー像を転写することができる。なお、各色の画像形成プロセスは、中間転写ベルト145上に一次転写された上流のトナー像に重ね合わせるタイミングで行われる。
上述の画像形成プロセスに並行して、シート給送部110のカセット2に収納されたシートSが、不図示の給送分離部によって1枚ずつ分離されて、レジストレーションローラ対120に向けて搬送される。なお、本実施の形態では、1段のみのカセット2が設けられているが、異なるサイズのシートを積載する複数のカセットを設け、これら複数のカセットから選択されたシートサイズに合わせてシートを給送してもよい。
シートSは、レジストレーションローラ対120により斜行が補正され、転写搬送路129を経て二次転写部130に搬送される。所定の搬送タイミングで搬送されたシートSの第1面(表面)には、二次転写部130に印加された静電的負荷バイアスによって、中間転写ベルト145上のフルカラーのトナー像が転写される。トナー像が転写されたシートSは、定着装置150において加熱及び加圧されて、トナーがシートSに溶融固着(定着)される。定着装置150を通過したシートSは、第1切換え部材f1、第2切換え部材f2及び第3切換え部材f3によって、シートSが搬送される搬送路が選択される。
第1切換え部材f1によって第1排出ローラ対160に案内されたシートSは、第1排出トレイ170に排出される。第1切換え部材f1及び第2切換え部材f2によって第2排出ローラ対161に案内されたシートSは、第2排出トレイ171に排出される。また、第2排出ローラ対161に案内されたシートSは、第2排出ローラ対161が逆転駆動すると共に第3切換え部材f3によって第3排出ローラ対162に案内されることで、第3排出トレイ184に排出される。
また、シートSの両面に画像を形成する場合には、第1面に画像が形成されたシートSは、第3切換え部材f3によって両面パス164に案内され、両面ローラ対163等によってレジストレーションローラ対120まで搬送される。そして、シートSは、二次転写部130によって第2面(裏面)にトナー像が形成される。このトナー像が定着装置150によってシートに定着され、第1面及び第2面に画像が形成されたシートSは、第1排出トレイ170,第2排出トレイ171及び第3排出トレイ184に択一的に排出される。
<扉ユニット>
次いで、扉ユニット3について詳しく説明する。扉ユニット3は、図1乃至図3に示すように、回動軸31aを中心に、装置本体101に対して回動可能(開閉可能)に設けられた外扉31と、軸32aを中心に、外扉31に対して回動可能(開閉可能)に設けられた内扉32と、を有する。扉ユニット3は、図1の破線部においてその外形が示されており、外扉31を図2に示すR1方向に開くことで転写搬送路129(図1参照)が開放され、例えば転写搬送路129においてジャムしたシートSを取り出すことができる。
<外扉>
外扉(第1のユニット)31は、図2及び図3に示すように、筐体101aに回動可能に設けられ、回動により筐体101aを開閉可能に設けられている。外扉31には、外扉31の開閉方向に直交する方向に前後に延出するボス5,15(図4参照)が設けられている。
<内扉>
内扉(第2のユニット)32は、外扉31の内側に回動可能に設けられている。内扉32は、図2に示すように、外扉31側(外扉側、R1方向)に回動されて閉じられた状態では、内扉32と外扉31との間に両面パス(シート搬送路)164(図1参照)が形成される。内扉32は、図3に示すように、外扉31から離れる側(R2方向)に回動されて開かれた状態では、両面パス164が開放される。これにより、外扉31を開くだけではジャム処理しにくい両面パス164へのアクセスを容易に行うことができる。
図4に示すように、内扉32には、連結ボス(被連結部)4,14が設けられている。本実施形態では、手前側の連結ボス(第1の被連結部)4と、奥側の連結ボス(第2の被連結部)14との2か所に設けられている。これらの連結ボス4,14は、外扉31のボス5,15と軸方向を平行にして設けられている。また、図3に示すように、連結ボス4,14は、内扉32の回転軸線方向から視て、内扉32の重心位置Gよりも回転中心側、即ち軸32a側に設けられている。図4に示すように、内扉32の手前側の縁部、即ち回転軸線方向の連結ボス4側の縁部には、開閉時にユーザが把持するための操作部34が設けられている。ユーザが内扉32を開閉する際は、操作部34を掴んで内扉32を回動動作させるよう操作を行う。
内扉32は、ユーザが操作部34を掴んで持ち上げたときに、自重により撓んで変形する場合がある。その時の操作部34の近傍において、内扉32の前後方向D1に関して、後述する連結部材10の摺動方向の撓みによる変形量をY1とする。また、内扉32に設けられた前後の連結ボス4,14の軸線上において、内扉32の前後方向D1に関して、連結部材10の摺動方向の撓みによる変形量をY2とする。操作部34は、連結ボス4よりも軸32aからの距離が長いので、変形量の関係式はY1>Y2となる。
内扉32は、外扉31側の面により、両面パス164の片側部164aを形成している。このため、片側部164aには、両面ローラ対163の片ローラ163aなどが設けられている。また、図2及び図3に示すように、内扉32は、外扉31側とは反対側に、転写搬送路129などのシート搬送路を形成する第1ガイド部33a及び第2ガイド部33bを有している。第1ガイド部33aは、定着装置150(図1参照)にシートSを搬入する上流側搬送路165(図1参照)の片側部を形成するために設けられている。第2ガイド部33bは、定着装置150からシートSを搬出する下流側搬送路166(図1参照)の片側部を形成するために設けられている。
<連結部材>
扉ユニット3は、外扉31のボス5に係合した連結部材(連結部、第1の連結部)10を備えている。図5に示すように、外扉31のボス5の先端部には、径方向に突出した凸部5aが設けられている。連結部材10の端部には、切欠き形状の凹部11aを有する係合孔11が形成されている。凹部11aと凸部5aとの位相を合わせて連結部材10をボス5に組み付けて回転させることにより、連結部材10は内扉32の回動域においてはボス5から外れないよう回動可能に設けられている。また、図4に示すように、ボス5と同様に、ボス15にも連結部材(第2の連結部)20が回動可能に設けられている。本実施形態では、各ボス5,15に設置された連結部材10,20は、いずれも同一の形状を有している。
尚、ボス5,15は前後方向D1の向きが反対であること以外は同様の形状であり、また、連結ボス4,14も前後方向D1の向きが反対であること以外は同様の形状である。このため、ここでは連結部材10,20としてはボス5及び連結ボス4を連結する第1の連結部材10について説明する。但し、ボス15及び連結ボス14を連結する第2の連結部材20(図8参照)についても、構成や作用は同様である。
図6(a),(b)に示すように、連結部材10の中央部分には、内扉32の連結ボス4が摺動可能に支持されるスライド孔(第1のスライド孔)12が形成されている。連結部材10は、これら連結ボス4及びスライド孔12を介して、内扉32に摺動可能かつ回転可能に連結されている。即ち、外扉31に対して内扉32が回動するのに伴って、スライド孔12の長手方向に連結ボス4が沿うように、連結部材10と連結ボス4とが相対的にスライド移動する。スライド孔12は、連結部材10の長手方向に延びて形成されており、連結部材10は、樹脂等の弾性部材で形成されている。
スライド孔12は、連結ボス4がスライド移動する摺動方向D2において孔形状が異なっており、その孔形状の差異によって便宜的に区画している。本実施形態では、スライド孔12は、第1幅広部12aと、第1幅狭部12bと、第2幅広部12cと、第2幅狭部12dと、傾斜部12eと、第3幅広部12fと、を連通させて有している。即ち、第1幅広部12aと第2幅広部12cとの間に、第1幅狭部12bが設けられている。また、第2幅広部12cと第3幅広部12fとの間に、第2幅狭部12dが設けられている。第3幅広部12fが係合孔11側に配置され、第1幅広部12aが係合孔11とは反対側の先端部に配置されている。
尚、ボス15及び連結ボス14を連結する連結部材20についても、構成や作用は同様であり、図8(a)に示すように、スライド孔(第2のスライド孔)22を有している。スライド孔22は、スライド孔12と同様に、幅方向Wの長さが、連結ボス14の幅方向Wの長さd1以上である第1幅広部(第4幅広部)22aと、第2幅広部22cと、第3幅広部(第5幅広部)22fと、を有している。また、スライド孔22は、スライド孔12と同様に、連結ボス14の幅方向Wの長さd1未満である第1幅狭部(第3幅狭部)22bと、第2幅狭部22dと、を有している。第1幅狭部22bは、第1幅広部22aと第2幅広部22cとの間に設けられている。また、傾斜部22eが、第2幅狭部22dと第3幅広部22fとの間に設けられている。第3幅広部22fが係合孔21側に配置され、第1幅広部22aが係合孔21とは反対側の先端部に配置されている。
次に、第1の連結部材10におけるスライド孔12と連結ボス4との寸法関係について説明する。図6(a),(b)に示すように、連結ボス4は、円筒形状に形成されており、摺動方向D2(スライド孔12の長手方向)と直交する幅方向Wの長さd1は、外径の長さと一致する。スライド孔12の第1幅広部12a、第2幅広部12c、第3幅広部12fの幅方向Wにおける各長さW1、W3、W5は、連結ボス4の幅方向の長さd1以上に設定される(数式1)。
W1≧d1、W3≧d1、W5≧d1 …(1)
第3幅広部12fの一部には、スライド孔12の内側を向いた小突起12pが設けられている。この小突起12pは、連結ボス4が閉じ位置4A(図7(a)参照)に位置する際の弱いストッパとして機能し、小突起12pの設けられた部位では、第3幅広部12fの幅方向Wにおける長さW5は長さd1より僅かに小さくなっている。また、連結部材10は、第1幅広部12aに連続して形成された凹部13を有する。凹部13は、第1幅広部12aから第1幅狭部12bとは反対側に連続して形成され、かつ、幅方向Wの長さが連結ボス4の幅方向Wの長さ未満である。凹部13は、後述するように、連結部材10の幅方向Wへの弾性変形が容易になるように設けられている。
また、スライド孔12の第1幅狭部12b及び第2幅狭部12dの幅方向Wの各長さW2、W4は、連結ボス4の幅方向Wの長さd1未満に設定されている(数式2)。また、幅方向Wに関して、第2幅狭部12dの長さW4は、第1幅狭部12bの長さW2未満に設定されている(数式2)。
W2<d1、W4≦W2<d1 …(2)
また、本実施形態では、第3幅広部12fと第2幅狭部12dとの間に、傾斜部12eを設けている。傾斜部12eは、第3幅広部12fから第2幅狭部12dに向けて幅方向Wの長さを徐々に小さくし、かつ、摺動方向D2に関して連結ボス4の幅方向Wの長さd1より長く設けられている。
摺動方向D2に関して、第1幅広部12aの長さをL1、第2幅広部12cの長さをL2、第3幅広部12fの長さをL3とする。第1幅広部12aの長さL1は、連結ボス4の変形量Y2よりも大きくなるよう設定されている(L1>Y2)。第2幅広部12cの長さL2は、連結ボス4の幅方向の長さd1よりも大きくなるよう設定されている(L2>d1)。また、第3幅広部12fの長さL3は、第1幅広部12aの長さL1及び第2幅広部12cの長さL2よりも長いように設定されている(L3>L1>L2)。
次に、内扉32が外扉31に対して開閉される際の作用について説明する。内扉32の連結ボス4は、図7(a)に示すように、内扉32の開閉動作に従って、スライド孔12内を移動する。ここで、連結ボス4が第3幅広部12f内に位置している位置を閉じ位置4Aとし、連結ボス4が第1幅広部12a内に位置している位置を第1の開き位置4Dとし、連結ボス4が第2幅広部12c内に位置している位置を第2の開き位置4Cとする。
内扉32が外扉31に閉じられた状態では、連結ボス4は、閉じ位置4Aにおける係合孔11に近接した位置に位置する。そして、内扉32がユーザによって徐々に開かれていくと、連結ボス4は、ボス5に近接する位置から第3幅広部12fの小突起12pを乗り越えて、摺動される。連結ボス4は、第3幅広部12fの端部から傾斜部12eに案内されて、幅方向Wの長さがd1となる保持開始位置4Bに向かって移動する。保持開始位置4Bを含む傾斜部12eの形状は、緩やかな斜面で形成されている。このため、内扉32を開放操作する際に、操作力が保持開始位置4Bにおいて急激に大きくなることなく、連結ボス4はスライド孔12内を滑らかに移動し、連結ボス4を第1幅広部12aに向けて移動させることができる。このように、連結部材10を、上述した数式1及び数式2を満たすように構成することにより、連結ボス4は大きな摺動抵抗を発生せずにスライド孔12内をスライド移動することができ、ユーザの操作力を低減することができる。
次に、連結ボス4が保持開始位置4Bから第2の開き位置4Cの直前までの区間に位置すると、幅方向Wにおける第2幅狭部12dの長さW4が連結ボス4の長さd1よりも短いために、連結ボス4は連結部材10を外側に向けて押圧する。このときの連結部材10に作用する力及び変形の状態を図7(b)に示す。連結部材10には、連結ボス4から外力F1が作用する。そして、連結部材10が矢印T方向(スライド孔12に対して外方)に微小に弾性変形し、連結ボス4は軽圧入状態で第2幅狭部12d内を移動する。凹部13が設けられていることにより、連結部材10は容易に変形することができる。この際、連結ボス4には、所定の摺動抵抗が作用するが、この摺動抵抗では、内扉32を所望の位置で保持する程は大きくない。
更に、図7(a)に示すように、連結ボス4は、第2幅狭部12dを通過すると、第2幅広部12cに入り込んで第2の開き位置4Cに位置する。このときは、幅方向Wにおける第2幅広部12cの長さW3が連結ボス4の長さd1以上であるために、連結ボス4は連結部材10を外側に押圧することなく、摺動抵抗は発生しない。そして、連結ボス4が第2の開き位置4Cから第1の開き位置4Dに向けて摺動すると、幅方向Wにおける第1幅狭部12bの長さW2が連結ボス4の長さd1よりも短いために、連結ボス4は連結部材10を外側に向けて押圧する。図7(b)に示すように、連結部材10には、連結ボス4から外力F2が作用する。そして、連結部材10が矢印T方向に微小に弾性変形し、連結ボス4は軽圧入状態で第1幅狭部12b内を移動する。凹部13が設けられていることにより、連結部材10は容易に変形することができる。この際、連結ボス4には、所定の摺動抵抗が作用するが、この摺動抵抗では、内扉32を所望の位置で保持する程は大きくない。
そして、ユーザによって内扉32が更に開かれると、連結ボス4は第1の開き位置4D~オーバーストローク位置4Eの区間に到達し、上述した数式1により、連結部材10の弾性変形が解消される。連結ボス4が第1の開き位置4Dに位置した状態では、内扉32は、最大開度まで開かれた状態となる。このとき、連結ボス4の閉じ位置4Aの方向への移動は、弾性変形が解消されて上述した数式2の寸法関係に戻った第1幅狭部12bによって規制される。このため、第1幅狭部12bにおける上記所定の摺動抵抗以上の外力が加わらない限り、内扉32は開いた状態で保持される。
また、第1幅広部12aの摺動方向の長さL1は、内扉32の前後の変形量Y2以上の長さを有している。このため、図6(a),(b)及び図8(a),(b)に示すように、各連結ボス4,14をそれぞれの連結部材10,20の第1幅広部12a,22aに収容することができる。即ち、内扉32が閉じている初期状態では、第1の連結ボス4が第3幅広部12fに位置すると共に、第2の連結ボス14も第3幅広部22fに位置する。この初期状態から、内扉32の操作部34を片持ちして、第1の連結ボス4を第1幅広部12aの第1幅狭部12bとは反対側の端部であるオーバーストローク位置4Eに位置させた場合に、第2の連結ボス14が連結部材20の第1幅広部22aに入り込む。更に、内扉32の操作部34の片持ちを解除することにより、第1の連結ボス4が第1幅広部12aの第1の開き位置4Dに位置すると共に、第2の連結ボス14も第1幅広部22aの第1の開き位置(不図示)に位置する。このため、内扉32の片持ちにより撓みが発生しても、各連結ボス4,14を各連結部材10,20の第1幅広部12a,22aに位置させることができる。
ここで、ユーザが勢いよく内扉32を開放する操作を行って、連結ボス4がオーバーストローク位置4Eにあるときに内扉32を落下させてしまった場合に、落下の衝撃によって各連結ボス4,14が第1幅狭部12b,22bを通過してしまう虞がある。しかしながら、本実施形態によれば、連結ボス4,14が第1幅狭部12b、22bを通過してしまっても、各連結ボス4,14と第1幅狭部12b、22bの間に生じる摺動抵抗によって内扉32の落下速度を減速させることができる。これにより、連結ボス4,14は次に第2幅狭部12d,22dに止められ、第2幅広部12c,22cの第2の開き位置4Cで保持することが可能となるため、内扉32が閉位置まで一気に落下することを防ぐことができる。
また、連結ボス4,14が各第1幅広部12a,22aに位置した状態での作業中に、誤って内扉32を閉じる方向に外力が加わった場合には、連結ボス4,14が各第1幅狭部12b,22bを超えて落ちてしまう可能性がある。しかし、このような場合でも、連結ボス4,14は各第2幅狭部12d,22dにより止められるので、内扉32が一気に閉状態にまで落ちることは抑制される。特に、本実施形態では、幅方向Wに関して、第2幅狭部12dの長さW4は、第1幅狭部12bの長さW2未満である。このため、第1幅狭部12bを通り抜けてしまった場合でも、第2幅狭部12dを通り抜けるにはより大きな摺動力が必要となるので、内扉32の不用意な落下をより抑制することができる。
一方、内扉32を開状態から閉状態に閉じる際には、ユーザによって第1幅狭部12b,22bにおける所定の摺動抵抗以上の外力が内扉32の閉じ方向に加えられることで、連結ボス4,14が上述した移動経路と逆の経路を移動する。連結ボス4,14は、外力により押し下げられることにより、第1幅狭部12b,22bにおいて摺動抵抗に抗して第2幅広部12c,22cに向けて摺動される。連結ボス4,14は、今度は第2幅狭部12d,22dにより一旦は止められるが、更に押し下げる外力が作用することで、第2幅狭部12d,22dにおいて摺動抵抗に抗して第3幅広部12f,22fに向けて摺動される。これにより、内扉32を閉じることができる。
以上説明したように、本実施の形態では、内扉32を開状態に保持するためのスライド孔12の幅狭部が1か所だけである場合に比べて、内扉32が閉状態に落下してしまうことをより抑制することができる。このため、簡易な構成かつ低コストで、内扉32を保持した位置から落下することを抑制できる。
また、本実施の形態では、第1幅広部12aの摺動方向の長さL1は、内扉32の前後の変形量Y2以上の長さを有するようにしている。このため、内扉32の操作部34を片持ちして、第1の連結ボス4を第1幅広部12aの第1幅狭部12bとは反対側の端部であるオーバーストローク位置4Eに位置させた場合に、第2の連結ボス14が連結部材20の第1幅広部22aに入り込む。これにより、内扉32の片持ちにより撓みが発生しても、各連結ボス4,14を各連結部材10,20の第1幅広部12a,22aに位置させることができる。このため、簡易な構成かつ低コストで、内扉32を保持した位置から落下することを抑制できる。
また、本実施の形態では、連結ボス4は、内扉32の回転軸線方向から視て、内扉32の重心位置Gよりも回転中心側、即ち軸32a側に設けられている。このため、重心位置Gよりも軸32aの反対側に設ける場合に比べて、連結部材10を短くすることができる。従って、簡易な構成かつ低コストで、内扉32を保持した位置から落下することを抑制できる。
なお、上述した本実施の形態では、連結ボス4,14を内扉32に設け、連結部材10,20を外扉31に回転可能に設けた場合について説明したが、これには限られない。例えば、連結ボス4,14を外扉31に設け、連結部材10,20を内扉32に回転可能に設けるようにしてもよい。即ち、連結部材10,20は、外扉31及び内扉32のいずれか一方に設けられ、連結ボス4,14は、外扉31及び内扉32のいずれか他方に設けられるようにできる。
また、上述した本実施の形態では、第1の連結部材10及び第2の連結部材20は同じ形状である場合について説明したが、これには限られない。例えば、第2の連結部材20は、幅広部が第1幅広部22a及び第3幅広部22fの2か所、幅狭部が第1幅狭部22bのみであるようにしてもよい。この場合も、第1の連結部材10が第1幅狭部12b及び第2幅狭部12dを有することで、簡易な構成かつ低コストで、内扉32を保持した位置から落下することを抑制できる。また、幅広部及び幅狭部の数は、少なくとも1つの連結部材において、幅広部が3か所、幅狭部が幅広部と交互に2か所配置されていればよく、それ以上の幅広部及び幅狭部が設けられていてもよい。
また、本発明の位置保持機構は、プリンタやファックス、複合機等の画像形成装置に限らず、第1のユニットに対して移動可能に設けられた第2のユニットを有する様々なものに適用可能である。
3…扉ユニット(位置保持機構)、4…第1の連結ボス(被連結部、第1の被連結部)、10…第1の連結部材(連結部、第1の連結部)、12…スライド孔(第1のスライド孔)、12a…第1幅広部、12b…第1幅狭部、12c…第2幅広部、12d…第2幅狭部、12e…傾斜部、12f…第3幅広部、13…凹部、14…第2の連結ボス(被連結部、第2の被連結部)、20…第2の連結部材(連結部、第2の連結部)、22…スライド孔(第2のスライド孔)、22a…第1幅広部(第4幅広部)、22b…第1幅狭部(第3幅狭部)、22f…第3幅広部(第5幅広部)、31…外扉(第1のユニット)、32…内扉(第2のユニット)、33a…第1ガイド部、33b…第2ガイド部、100…画像形成装置、101…装置本体、101a…筐体、140…画像形成部、150…定着装置、164…両面パス(シート搬送路)、165…上流側搬送路、166…下流側搬送路、D2…摺動方向、G…重心位置、S…シート、W…幅方向。

Claims (10)

  1. 第1のユニットと、
    前記第1のユニットに対して回動可能に設けられた第2のユニットと、
    前記第1のユニット及び前記第2のユニットのいずれか一方に設けられ、スライド孔を備えた連結部と、
    前記第1のユニット及び前記第2のユニットのいずれか他方に設けられ、前記第1のユニットに対して前記第2のユニットが回動するのに伴って前記スライド孔を摺動するように、前記スライド孔に連結された被連結部と、を備え、
    前記スライド孔は、第1幅広部と、第2幅広部と、第3幅広部と、前記第1幅広部及び前記第2幅広部の間に設けられた第1幅狭部と、前記第2幅広部及び前記第3幅広部の間に設けられた第2幅狭部と、を有し、前記第1幅広部と前記第1幅狭部が連通し、前記第1幅狭部と前記第2幅広部が連通し、前記第2幅広部と前記第2幅狭部が連通し、かつ前記第2幅狭部と前記第3幅広部が連通するように形成されており、
    前記被連結部が摺動する摺動方向と直交する幅方向における前記第1幅広部の長さ、前記第2幅広部の長さ及び前記第3幅広部の長さは、いずれも前記幅方向における前記被連結部の長さ以上であり、
    前記幅方向における前記第1幅狭部の長さ及び前記第2幅狭部の長さは、いずれも前記幅方向における前記被連結部の長さ未満であり、
    前記幅方向における前記第2幅狭部の長さは、前記幅方向における前記第1幅狭部の長さ未満であり、
    前記摺動方向における前記第1幅広部の長さは、前記摺動方向における前記被連結部の長さよりも長く、且つ、前記摺動方向における前記第2幅広部の長さよりも長い、
    ことを特徴とする位置保持機構。
  2. 前記スライド孔は、前記第3幅広部と前記第2幅狭部との間に設けられた傾斜部であって、前記第3幅広部から前記第2幅狭部に向けて前記幅方向における前記スライド孔の長さが徐々に小さくなるように傾斜しており、かつ、前記摺動方向に関して前記被連結部の前記幅方向の長さより長い傾斜部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置保持機構。
  3. 前記連結部は、前記第1幅広部から前記第1幅狭部とは反対側に連続して形成され、かつ、前記幅方向の長さが前記被連結部の前記幅方向の長さ未満である凹部を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の位置保持機構。
  4. 前記連結部は、第1の連結部であり、
    前記被連結部は、第1の被連結部であり、
    前記スライド孔は、第1のスライド孔であり、
    前記幅方向は、第1の幅方向であり、
    前記第1のユニット及び前記第2のユニットのいずれか一方に設けられ、第2のスライド孔を備えた第2の連結部と、
    前記第1のユニット及び前記第2のユニットのいずれか他方に設けられ、前記第1のユニットに対して前記第2のユニットが回動するのに伴って前記第2のスライド孔を摺動するように、前記第2のスライド孔に連結された第2の被連結部と、を備え、
    前記第2のスライド孔は、第4幅広部と、第5幅広部と、前記第4幅広部及び前記第5幅広部の間に設けられた第3幅狭部と、を有し、前記第4幅広部と前記第3幅狭部が連通し、かつ前記第3幅狭部と前記第5幅広部が連通するように形成されており、
    前記第2の被連結部が摺動する方向と直交する第2の幅方向における前記第4幅広部の長さ及び前記第5幅広部の長さは、いずれも前記第2の幅方向における前記第2の被連結部の長さ以上であり、
    前記第2の幅方向における前記第3幅狭部の長さは、前記第2の幅方向における前記第2の被連結部の長さ未満であり、
    前記摺動方向における前記第1幅広部の長さは、前記第1の被連結部が前記第3幅広部に位置し且つ前記第2の被連結部が前記第5幅広部に位置する状態から、前記第2のユニットの回転軸線方向において前記第2のユニットの前記第1の連結部側の縁部が片持ちで操作されることで、前記第1の被連結部が前記第1幅広部の前記第1幅狭部とは反対側の端部まで移動されるに、前記第2の被連結部が前記第3幅狭部を通過して前記第4幅広部に移動するように設定されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の位置保持機構。
  5. 前記第1の被連結部が前記第1幅広部の前記第1幅狭部とは反対側の端部に位置すると共に、前記第2の被連結部が前記第4幅広部に位置する状態で前記縁部の片持ちが解除されたとき、前記第1の被連結部が前記第1幅広部の前記第1幅狭部側の端部に位置すると共に、前記第2の被連結部が前記第4幅広部の前記第3幅狭部側の端部に位置する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の位置保持機構。
  6. 前記連結部及び前記被連結部は、前記第2のユニットの回転軸線方向における第1側に配置された第1の連結機構であり、
    前記位置保持機構は、前記回転軸線方向において前記第1側の反対の第2側において前記第1のユニットと前記第2のユニットとを連結する第2の連結機構を更に備え、
    前記第2の連結機構は、前記被連結部が前記第1幅広部にある状態の前記第1の連結機構と共に前記第2のユニットを開き位置に保持する保持状態と、前記被連結部が前記第3幅広部にある状態の前記第1の連結機構と共に前記第2のユニットが閉じ位置に位置することを許容する状態と、をとることが可能であり、
    前記摺動方向における前記第1幅広部の長さは、前記第2のユニットの前記第1側の縁部が片持ちで操作されることで前記第2のユニットが前記閉じ位置から前記開き位置に向けて移動される場合に、前記被連結部が前記第1幅広部の前記第1幅狭部とは反対側の端部まで移動される間に前記第2の連結機構が前記保持状態となるように設定されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の位置保持機構。
  7. 前記摺動方向における前記第3幅広部の長さは、前記摺動方向における前記第1幅広部の長さよりも長く、
    前記摺動方向における前記第3幅広部の長さは、前記摺動方向における前記第2幅広部の長さよりも長く、
    前記第2のユニットが開き位置から閉じ位置に回動するのに伴って、前記被連結部が、前記第1幅広部、前記第1幅狭部、前記第2幅広部、前記第2幅狭部、前記第3幅広部の順で通過するように、前記連結部は形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の位置保持機構。
  8. 装置本体の筐体と、
    前記筐体に収容され、シートにトナー画像を形成する画像形成部と、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の位置保持機構と、を備え、
    前記第1のユニットは、前記筐体に回動可能に設けられ、回動により前記筐体を開閉可能な外扉であり、
    前記第2のユニットは、前記外扉の内側に回動可能に設けられた内扉であり、
    前記内扉が前記外扉側に回動されて閉じられた状態では、前記内扉と前記外扉との間にシート搬送路が形成され、
    前記内扉が前記外扉から離れる側に回動されて開かれた状態では、前記シート搬送路が開放される、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記シートに形成されたトナー像を加熱して前記シートに定着する定着装置を備え、
    前記内扉は、前記定着装置にシートを搬入する上流側搬送路の片側部を形成するための第1ガイド部と、前記定着装置からシートを搬出する下流側搬送路の片側部を形成するための第2ガイド部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記被連結部は、前記内扉の回転軸線方向から視て、前記内扉の重心位置よりも前記内扉の回転中心側に設けられる、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
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