JP6828289B2 - シート搬送装置 - Google Patents
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Description
即ち、シート搬送装置は、軸線方向に沿って並んで配置される、複数の第1ローラと、前記軸線方向に沿って前記複数の第1ローラを支持し、前記第1ローラと一体に回転する第1ローラ軸部と、前記複数の第1ローラとの間でシートを挟んで搬送する複数の第2ローラと、少なくとも前記複数の第1ローラの間、かつ、前記第1ローラ軸部の外周に設けられる突出部と非突出部とから構成され、前記突出部が前記軸線方向から見て前記第1ローラと前記第2ローラの接点における前記第1ローラに接する接線よりも前記第2ローラ側に突出する第1位置と、前記突出部及び非突出部が前記軸線方向から見て前記接線よりも前記第2ローラ側に突出しない第2位置とが、前記シートの搬送に伴う前記第1ローラ軸部を中心とする回動によって切り替わるコルゲーション部と、前記シートの一方向への搬送に伴う前記コルゲーション部の所定方向の回動を前記第1位置で固定し、前記シートの前記一方向と逆の方向である逆方向への搬送に伴う前記コルゲーション部の前記所定方向とは逆方向の回動を前記第2位置で固定する回動規制部と、を備える。
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一実施形態であり、電子写真方式により、用紙やOHPシート等のシートSに複数色の画像を形成するカラーレーザプリンタに構成されている。
排紙部8は、第1搬送ローラ81及び第2搬送ローラ82を備えており、シートSを第1搬送ローラ81と第2搬送ローラ82とで挟持して排紙トレイ23aに排出するように構成されている。
次に、排紙部8の構成について詳しく説明する。
なお、以下の説明においては、シートSの搬送方向について、シートSが定着装置60側から排紙部8側へ向けて搬送される方向を「一方向」と規定し、前記一方向とは逆の方向、つまりシートSが排紙部8側から再搬送経路P2側へ向けて搬送される方向を「逆方向」と規定する。
なお、第2搬送ローラ82は、第1搬送ローラ81が回転駆動されることで、第1搬送ローラ81との摩擦力、又は第1搬送ローラ81との間で挟持したシートSとの摩擦力により、従動回転するように構成されている。
第2切欠部93は、コルゲーション部材90における切り欠きの逆方向側の他端に配置されており、軸受部94よりも逆方向側に位置している。
第1ローラ軸81aに取り付けられたコルゲーション部材90においては、突出部91の外周面は、画像形成装置1の前後方向となるシートSの搬送方向から見て、第1軸線101方向における中央部が両端部よりも外側に膨出する円弧形状に形成されている(図6参照)。
つまり、突出部91は接線Tよりも第2搬送ローラ82側に突出しており、第2切欠部93は接線Tよりも第1搬送ローラ81側に位置しているため、シートSの先端部が突出部91と第2切欠部93との間に形成される第2傾斜面96に当接する。
なお、衝撃吸収部材23cは、上面カバー23と一体的に形成したり、上面カバー23とは別体に形成された衝撃吸収部材23cを上面カバー23の下面23bに貼設したりすることができる。
従って、突出部91を接点Cよりも逆方向側に配置する場合に比べて、シートSに対して効果的にコルゲーションを形成することが可能となっている。
この角度θ1は、仮にコルゲーション部材90をローラ等の円筒部材にて構成した場合に、シートSの先端が前記円筒部材の外周面に当接した際の角度θ2よりも小さな角度となるように設定されている。
さらに、コルゲーション部材90は、突出部91が第1ローラ軸81aの軸線方向から見て接線Tよりも第2搬送ローラ82側に突出する第1回動位置と、突出部91及び第1傾斜面95が第1ローラ軸81aの軸線方向から見て接線Tよりも第2搬送ローラ82側に突出しない第2回動位置とが、シートSの搬送に伴う第1ローラ軸81aを中心とする回動によって切り替わるように構成されている。
シートSにコルゲーションを形成するためのコルゲーション部材は、次のように形成することもできる。
図10に示すコルゲーション部材190は、コルゲーション部材90と同様に、環状部材の上部を切り欠いた形状に形成されており、突出部191、第1切欠部192、第2切欠部193、及び軸受部194を備えている。
第2切欠部193は、コルゲーション部材190における切り欠きの逆方向側の他端に配置されており、軸受部194よりも逆方向側に位置している。
突出部191の外周面は、シートSの搬送方向から見て、第1軸線101方向における中央部が外側に膨出する円弧形状に形成されている。
第2傾斜面196は、逆方向へいくに従って、突出部191側から第2切欠部193側へ向けて傾斜する傾斜面に形成されている。
従って、突出部191を接点Cよりも逆方向側に配置する場合に比べて、シートSを効果的に湾曲させることが可能となっている。
この角度θ3は、仮にコルゲーション部材190をローラ等の円筒部材にて構成した場合に、シートSの先端が前記円筒部材の外周面に当接した際の角度θ4よりも小さな角度となるように設定されている。
本実施形態においては、シート搬送装置は上述のように構成されている。
つまり、シート搬送装置は、第1軸線101の方向に沿って並んで配置される、複数の第1搬送ローラ81と、第1軸線101の方向に沿って複数の第1搬送ローラ81を支持し、第1搬送ローラ81と一体に回転する第1ローラ軸81aと、複数の第1搬送ローラ81との間でシートSを挟んで搬送する複数の第2搬送ローラ82と、少なくとも複数の第1搬送ローラ81の間、かつ、第1ローラ軸81aの外周に設けられる突出部91と第1傾斜面95とから構成され、突出部91が第1軸線101の方向から見て第1搬送ローラ81と第2搬送ローラ82の接点Cにおける第1搬送ローラ81に接する接線Tよりも第2搬送ローラ82側に突出する第1回動位置と、突出部91及び第1傾斜面95が第1軸線101の方向から見て接線Tよりも第2搬送ローラ82側に突出しない第2回動位置とが、シートSの搬送に伴う第1ローラ軸81aを中心とする回動によって切り替わるコルゲーション部材90と、シートSの一方向への搬送に伴うコルゲーション部材90の一方向の回動を第1回動位置で固定し、シートSの逆方向への搬送に伴うコルゲーション部材90の逆方向の回動を第2回動位置で固定する上面カバー23の下面23bと、を備える。
これにより、コルゲーション部材90が回動して第1切欠部92及び第2切欠部93が上面カバー23の下面23bに当接する際の衝撃を小さくすることができる。
これにより、シートSのコルゲーション部材90、190が当接する部分に均一に押圧力を加えることができ、シートSにコルゲーションを形成し易くなる。
2 筐体
8 排紙部
23 上面カバー
23b 下面
23c 衝撃吸収部材
24 ガイドリブ
81 第1搬送ローラ
81a 第1ローラ軸
82 第2搬送ローラ
82a 第2ローラ軸
90、190 コルゲーション部材
91 突出部
92、192 第1切欠部
93、193 第2切欠部
94 軸受部
95 第1傾斜面
96 第2傾斜面
101 第1軸線
C 接点
P1 搬送経路
T 接線
Claims (7)
- 軸線方向に沿って並んで配置される、複数の第1ローラと、
前記軸線方向に沿って前記複数の第1ローラを支持し、前記第1ローラと一体に回転する第1ローラ軸部と、
前記複数の第1ローラとの間でシートを挟んで搬送する複数の第2ローラと、
少なくとも前記複数の第1ローラの間、かつ、前記第1ローラ軸部の外周に設けられる突出部と非突出部とから構成され、前記突出部が前記軸線方向から見て前記第1ローラと前記第2ローラの接点における前記第1ローラに接する接線よりも前記第2ローラ側に突出する第1位置と、前記突出部及び非突出部が前記軸線方向から見て前記接線よりも前記第2ローラ側に突出しない第2位置とが、前記シートの搬送に伴う前記第1ローラ軸部を中心とする回動によって切り替わるコルゲーション部と、
前記シートの一方向への搬送に伴う前記コルゲーション部の所定方向の回動を前記第1位置で固定し、前記シートの前記一方向と逆の方向である逆方向への搬送に伴う前記コルゲーション部の前記所定方向とは逆方向の回動を前記第2位置で固定する回動規制部と、
前記第1ローラの上部を覆うカバーと、
を備え、
前記第1ローラ及び前記第1ローラ軸部は、前記第2ローラより上側に設けられ、
前記コルゲーション部は、少なくとも前記第1ローラ軸部の前記外周の上側の部分に切り欠きが構成され、
前記回動規制部は前記カバーの下面であり、
前記切り欠きの前記一方向側の一端が前記シートの前記一方向への搬送に伴う前記コルゲーション部の前記所定方向の回動によって前記カバーの前記下面と当接することにより、前記コルゲーション部が前記第1位置にて固定され、
前記切り欠きの前記逆方向側の他端が前記シートの前記逆方向への搬送に伴う前記コルゲーション部の前記逆方向の回動によって前記カバーの下面と当接することにより、前記コルゲーション部が前記第2位置にて固定され、
前記コルゲーション部が自然状態にあるときには、前記カバーと前記切り欠きの前記他端との上下方向における距離は、前記カバーと前記切り欠きの前記一端との上下方向における距離よりも大きいことを特徴とするシート搬送装置。 - 前記コルゲーション部が前記第1位置にあるときに、前記突出部における最も前記第2ローラ側に突出している部分が、前記シートの搬送方向において、前記第1ローラと前記第2ローラとの接点と同じ位置にあることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
- 前記コルゲーション部は、前記軸線方向の中央部に一つのみ設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置。
- 前記コルゲーション部は、
更に、
前記一方向へ搬送されるシートの先端が前記突出部へ向けて引き込まれるように前記逆方向へ行くに従って前記突出部から傾斜する面である傾斜面を有し、
前記第1ローラ軸部の外周には、前記傾斜面と前記突出部と前記非突出部とが設けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記カバーにおいて、少なくとも前記切り欠きの前記一端と前記他端とが当接する部分が衝撃吸収部材で形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記切り欠きの前記一端と前記他端とは、前記カバーの下面と当接する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記コルゲーション部は、前記シートの搬送方向から見て、前記軸線方向の中央部が、膨出する円弧形状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
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JP2016130964A JP6828289B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | シート搬送装置 |
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JP2018002383A JP2018002383A (ja) | 2018-01-11 |
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JP2016130964A Active JP6828289B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | シート搬送装置 |
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2016
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