JP7469675B2 - 情報処理装置、制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、適正な安全在庫を決定するための仕組みに関する。
一般的に、安全在庫の計算方法として、下記のように、所定期間の販売実績標準偏差と、発注間隔と調達期間の合算の平方根と、安全係数の積で求める計算方法が用いられる。
・安全在庫量=安全係数×販売実績標準偏差×SQRT(発注間隔+調達期間)
(SQRT(a):aの平方根)
特許文献1には、安全係数の上限と下限を用いて、下限在庫と上限在庫を算出し、在庫不足や在庫過剰を防止することが記載されている。
特開2016ー71853号公報
しかしながら、前述の計算方法では、所定期間内に販売実績がないような間欠需要品や新商品では、販売実績標準偏差が計算できず、安全在庫量を求めることができない。
また、販売実績標準偏差の代わりに、予測誤差率を用いた安全在庫計算方法もあるが、同様に、販売実績がないため、予測誤差率が計算できず、安全在庫を求めることができない。
そこで、本発明は、安全在庫を適正に決定することにより、在庫不足を低減可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、調達された在庫が使用されるアイテムの対象期間の安全在庫量であって、過去の使用実績量に基づく第1の安全在庫量と、前記アイテムの前記対象期間以降の使用予定量に基づく第2の安全在庫量とを取得する取得手段と、前記第2の安全在庫量に基づいて前記対象期間における安全在庫量を決定する設定に係る情報に従って、前記第2の安全在庫量に基づいて前記対象期間における安全在庫量を決定する設定がされている場合には、前記取得された第2の安全在庫量が前記取得された第1の安全在庫量より大きい場合に、当該第2の安全在庫量を前記対象期間における安全在庫量とするよう決定し、前記対象期間における安全在庫量を決定する設定がされていない場合には、前記取得された第1の安全在庫量を前記対象期間における安全在庫量とするよう決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、安全在庫を適正に決定することにより、在庫不足を低減可能な仕組みの提供が可能となる。
本発明の情報処理装置の機能ブロック図である 図1の情報処理装置として適用可能な情報処理装置のハードウエア構成の一例を示す図である 本実施形態における発注量算出処理を示すフローチャートである 図3におけるステップS108の詳細処理を示すフローチャートである 図4におけるステップS202の詳細処理を示すフローチャートである 属性情報テーブル、発注カレンダテーブル、在庫量テーブル、発注残テーブル、販売予定量テーブル、発注量テーブルの一例を示す図である 計算モデルテーブル、計算パターンテーブルの一例を示す図である 計算モデル管理部で管理される計算モデル情報を設定するための画面の一例を示す図である 属性情報管理部で管理される属性情報を設定するための画面の一例を示す図である PSI情報管理部で管理されるPSI情報を表示する画面の一例を示す図である 本発明の実施形態における処理が終了した時点でPSI情報を表示する画面の一例である
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る情報処理装置の機能ブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理装置は、入出力部100、制御部101、データ管理部102から構成される。
さらに制御部101は、計算モデル管理部101a、属性情報管理部101b、PSI情報管理部101c、最小安全在庫計算部101d、最大安全在庫計算部101e、安全在庫計算部101f、安全在庫補正部101g、発注点計算部101h、発注量計算部101iから構成される。
計算モデル管理部101aは、計算モデルテーブル102g(図7)および計算パターンテーブル102h(図7)から取得した計算モデルを格納し管理する。
属性情報管理部101bは、属性情報テーブル102a(図6)から取得した計算対象アイテムの属性情報を格納し管理する。
PSI情報管理部101cは、図3に示す処理により算出されるPSIデータ等を格納し管理する。
最小安全在庫計算部101dは、式1に示す計算式などにより、最小安全在庫量を計算する。
・最小安全在庫量=今回発注に対する入庫日翌日から指定期間分の販売予定量合計
…(式1)
(指定期間は、最小安全在庫量算出用に別途設定)
最大安全在庫計算部101eは、式2に示す計算式などにより、最大安全在庫量を計算する。
・最大安全在庫量=今回発注に対する入庫日翌日から指定期間分の販売予定量合計
…(式2)
(指定期間は、最大安全在庫量算出用に別途設定)
安全在庫計算部101fは、式3に示す計算式などにより、安全在庫量を計算する。
・安全在庫量=安全係数×販売実績標準偏差×SQRT(発注間隔+調達期間)
…(式3)
(SQRT(a):aの平方根)
安全在庫補正部101gは、式4に示す計算式などにより、安全在庫補正量を計算する。
・安全在庫補正量=min(max(最小安全在庫量,安全在庫量),最大安全在庫量)
…(式4)
(min(a,b):aとbの最小値、max(a,b):aとbの最大値)
発注点計算部101hは、式5に示す計算式などにより、発注点を計算する。
・発注点=今回発注日から次回発注に対する納入日前日までの販売予定量合計
+安全在庫補正量 …(式5)
発注量計算部101iは、式6に示す計算式などにより、発注量を計算する。
・発注量=CEILING(発注点-在庫量
-今回発注日から次回発注に対する納入日前日までの発注残合計,
発注ロット) …(式6)
(CEILING(a,b):aをbの倍数に切り上げた値)
また、データ管理部102は、各種データを管理する機能部である。具体的には、属性情報テーブル102a(図6)、発注カレンダテーブル102b(図6)、在庫量テーブル102c(図6)、発注残テーブル102d(図6)、販売予定量テーブル102e(図6)、発注量テーブル102f(図6)、計算モデルテーブル102g(図7)、計算パターンテーブル102h(図7)に示すデータを管理する。
属性情報テーブル102aには、アイテムID毎に、それぞれのアイテムの属性情報が格納されている。
発注カレンダテーブル102bには、発注日と納入日とが対応付けられたデータが格納されている。
在庫量テーブル102cには、アイテムの実績日と、当該実績日の在庫量が格納されている。
発注残テーブル102dには、アイテムの入庫予定日と、当該入庫予定日の入庫予定量が格納されている。
販売予定量テーブル102eには、アイテムの販売予定日と、当該販売予定日の販売量が格納されている。販売予定日の販売量(販売予定量)については、過去の販売実績量に基づく予測結果として算出して設定してもよいし、担当者が販売計画等に基づいて入力して設定してもよい。
生産量テーブル102fには、図3のフローチャートに示す処理により算出された発注量、安全在庫補正量などのデータが格納されている。
計算モデルテーブル102gには、計算モデルIDごとに発注量・発注点・安全在庫量・最小安全在庫量・最大安全在庫量の計算パターンと、当該計算パターンの計算に必要なパラメータが格納されている。
計算パターンテーブル102hには、計算パターンIDごとに計算パターン名、パラメータ使用フラグ、パラメータ名が格納されている。
以下、図2を用いて、図1に示した情報処理装置のハードウエア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、入力装置209等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置210への表示を制御する。なお、ディスプレイ装置は、液晶ディスプレイに限られず、CRTディスプレイなどであっても良い。これらは必要に応じてクライアントが使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
ハードウエア上で動作する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
なお、全ての装置がこれらの構成を備えているわけではなく、必要なものを夫々備えていればよい。
次に、図3を用いて、本発明の実施形態において情報処理装置が行う発注量算出処理について説明する。
なお、図3のフローチャートで示す処理については、情報処理装置のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
ステップS101では、制御部101は、属性情報テーブル102a(図6)から計算対象となるアイテムの件数を取得する。そして、取得した件数をMに代入する。
ここで属性情報テーブル102aに登録されているアイテムの全件を取得して件数をカウントしても良いし、対象フラグがTrueであるアイテムのみを取得してカウントしても良い。
ステップS102では、制御部101は、属性情報テーブル102aから計算対象アイテムの属性情報を取得し、取得した属性情報を属性情報管理部101bに格納する。
なお、取得した属性情報は、入出力部100からユーザによる変更が可能である。図9に属性情報を変更するための画面の一例を示す。
ステップS103では、制御部101は、ステップS102で取得した属性情報のうち、計算モデルIDをキーとして計算モデルテーブル102g(図7)から計算に必要なパラメータを取得する。そして、属性情報管理部101bに指定値が格納されていない場合、ここで取得したパラメータにて補完して格納する。
例えば、対象のアイテムIDがITEM01の場合、計算モデルIDはM02である。そのため、計算モデルIDがM02のパラメータとして、発注量計算パターンIDおよび発注量計算パターン値、発注点計算パターンIDおよび発注点計算パターン値、安全在庫計算パターンIDおよび安全在庫計算パターン値、最小安全在庫計算パターンIDおよび最小安全在庫計算パターン値、最大安全在庫計算パターンIDおよび最大安全在庫計算パターン値を取得する。
なお、取得した計算モデル情報は、入出力部100からユーザによる変更が可能である。図8に計算モデル情報を変更するための画面の一例を示す。
ステップS104では、制御部101は、ステップS102で取得した属性情報のうち、発注カレンダIDをキーとして、発注カレンダテーブル102b(図6)から発注カレンダを取得し、PSI情報管理部101cに格納する。
ステップS105では、制御部101は、ステップS102で取得した属性情報のうち、アイテムIDをキーとして、在庫量テーブル102c(図6)から、在庫量を取得し、PSI情報管理部101cの在庫量の項目に格納する。
例えばアイテムIDがITEM01の場合、2018年10月17日の在庫は256あることが分かる。同様に10月18日の在庫は28あることが分かる。
ここで在庫量テーブル102cは履歴形式であっても構わない。この場合は、実績日もキー項目となる。
ステップS106では、制御部101は、ステップS102で取得した属性情報のうち、アイテムIDをキーとして、発注残テーブル102d(図6)から入庫予定日、入庫予定量を取得する。そして、取得した入庫予定量をPSI情報管理部101cの発注残に格納する。
例えばITEM01の場合は、2018年10月22日に入庫予定量50を予定していることがわかる。
ステップS107では、制御部101は、ステップS102で取得した属性情報のうち、アイテムIDをキーとして、販売予定量テーブル102e(図6)から販売予定日と販売量を取得する。そして、取得した販売量をPSI情報管理部101cの販売予定量に格納する。
なお、該当する販売予定日のレコードが存在しない場合は、ゼロで補完する。
例えば、ITEM01については、2018年10月19日の販売量は22を予定している。また、10月22日は21、10月23日は21・・・というようになっている。
ステップS105~S107で取得した各種のデータを格納したPSI情報管理部101cによりPSI情報を表示する画面の表示例を図10に示す。
ステップS108では、対象日ごとに発注量の計算処理を行う。本処理の詳細は、図4のフローチャートを用いて説明する。
次に、図4を用いて、本発明の実施形態において情報処理装置が行うステップS108に示す処理の詳細について説明する。
なお、図4のフローチャートで示す処理については、情報処理装置のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
ステップS201では、制御部101は、対象日がステップS104で取得した発注カレンダの発注日と一致するレコードが存在するか否かを判定する。
一致するレコードが存在する場合(ステップS201:真)は、処理をステップS202に移行する。
一致するレコードが存在しない場合(ステップS201:偽)は、処理をステップS210へ移行する。
例えば、対象日が10月19日の場合は、発注カレンダの発注日と一致するレコードが存在するため、処理をステップS202に移行する。
他方、対象日が10月20日の場合は、発注カレンダの発注日と一致するレコードが存在しないので、処理をステップS210へ移行する。
ステップS202では、対象日ごとに最小安全在庫の計算処理を行う。本処理の詳細は、図5のフローチャートを用いて説明する。
ステップS301では、制御部101は、ステップS103で取得した最小安全在庫計算パターンIDに従って、計算方法を分岐させる。
例えば、ITEM03の場合、計算モデルIDはM02となり、計算モデルテーブル102g(図6)から最小安全在庫計算パターンは1、最小安全在庫計算パターン値は30となるため、ステップS301は1となり、最小安全在庫は例えば式1の計算式に従って、10月19日発注に対する入庫日10月22日の翌日23日から指定期間30日分の販売予定量を合計する。
なお、このとき属性情報テーブル102aから取得した計算対象アイテムの属性情報のうち、最小安全在庫計算用個別パラメータが存在する場合は、最小安全在庫計算パターン値より優先して、最小安全在庫計算用個別パラメータにて計算を行う。
例えば、ITEM01の場合、最小安全在庫計算パターン値は30であるが、最小安全在庫計算用個別パラメータに3が設定されているため、最小安全在庫は式1の計算式に従って、10月19日発注に対する入庫日10月22日の翌日23日から指定期間3日分の販売予定量を合計する。
図4の処理の説明に戻る。
ステップS203では、対象日ごとに最大安全在庫の計算処理を行う。処理の仕組みは、ステップS204と同様の仕組みで行う。最大安全在庫については、例えば式2の計算式により計算することが可能である。
ステップS204では、対象日ごとに安全在庫の計算処理を行う。処理の仕組みは、ステップS204と同様の仕組みで行う。安全在庫については、例えば式3の計算式により計算することが可能である。例えばITEM01の10月19日の安全在庫は1,65x5.98xSQRT(4)≒19.73となる。
ステップS205では、対象日ごとに安全在庫の補正を行う。安全在庫補正量については、例えば式4の計算式により計算することが可能である。
例えば、ステップS202で計算した最小安全在庫が21+0+22=43であれば、安全在庫19.73より大きいため、安全在庫補正量は43となる。そして、補正した安全在庫補正量をPSI情報管理部101cの安全在庫補正量に格納する。
ステップS206では、対象日ごとに発注点の計算処理を行う。処理の仕組みは、ステップS204と同様の仕組みで行う。発注点については、例えば式5の計算式により計算することが可能である。例えばITEM01の10月19日の発注点は(22+21+22+21)+43=129となる。
ステップS207では、対象日ごとに発注要否の判定を行う。
発注点>在庫量+発注残の場合(ステップS207:要)は、処理をステップS208に移行する。
発注点≦在庫量+発注残の場合(ステップS207:否)は、処理をステップS210へ移行する。
例えば、対象日が10月19日の場合は、発注点が129に対し、在庫量が28、発注残が50のため、処理をステップS208に移行する。
ステップS208では、対象日ごとに発注量の計算を行う。発注量については、例えば式6の計算式により計算することが可能である。
例えば、対象日が10月19日の場合は、発注点が129に対し、在庫量が28、発注残が50、発注ロットが50のため、CEILING(129-28-50、50)=100となる。そして、計算した発注量をPSI情報管理部101cの発注量に格納する。
ステップS209では、制御部101は、発注量、安全在庫補正量を、発注量テーブル102f(図6)に保存する。
ステップS210では、制御部101は、前日の在庫量から当日の販売予定量を減算し、さらに当日の発注残および発注量を加算した値を、当日の在庫量として更新する。そして、計算した当日の在庫量をPSI情報管理部101cの在庫量に格納する。
例えば、10月19日の在庫量については、10月18日の在庫量-10月19日の販売予定量+10月19日の発注残+10月19日の発注量で求められる。具体的には、28-22+50+0=56となる。
図11は、ITEM01について計算期間であるT=5まで図4に示す処理を繰り返した場合のPSI情報を表示した画面の一例を示す図である。安全在庫補正量には、安全在庫量を最小安全在庫量で補正した場合の数量が表示され、最小安全在庫量で補正したかを確認できる。この補正の状況に基づいて、最小安全在庫量の設定を有効にする期間を判断することも可能となる。例えば、需要実績が蓄積されてきた場合には、最小安全在庫量を使用せず、需要実績から算出する安全在庫量を採用するなどの判断ができる。
このように、間欠需要や新商品など、過去の販売実績が十分に存在しない場合であっても、必要最小限の安全在庫を考慮して、欠品ロスを低減可能な発注量を算出することが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
また、本発明におけるプログラムは、図3、図4、図5の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムである。なお、本発明におけるプログラムは図3、図4、図5の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、DVD-ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 入出力部
101 制御部
102 データ管理部

Claims (7)

  1. 調達された在庫が使用されるアイテムの対象期間の安全在庫量であって、過去の使用実績量に基づく第1の安全在庫量と、前記アイテムの前記対象期間以降の使用予定量に基づく第2の安全在庫量とを取得する取得手段と、
    前記第2の安全在庫量に基づいて前記対象期間における安全在庫量を決定する設定に係る情報に従って、前記第2の安全在庫量に基づいて前記対象期間における安全在庫量を決定する設定がされている場合には、前記取得された第2の安全在庫量が前記取得された第1の安全在庫量より大きい場合に、当該第2の安全在庫量を前記対象期間における安全在庫量とするよう決定し、前記対象期間における安全在庫量を決定する設定がされていない場合には、前記取得された第1の安全在庫量を前記対象期間における安全在庫量とするよう決定する決定手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の安全在庫量に基づいて前記対象期間における安全在庫量を決定する設定に係る情報を受け付ける設定情報受付手段を備えることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の安全在庫量を前記対象期間の安全在庫量とするよう決定した場合の当該第2の安全在庫量を表示する表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の安全在庫量は、前記アイテムの前記対象期間以降の所定の期間の使用予定量の合計であることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の期間に係る期間数を受け付ける受付手段を備えることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置の取得手段が、調達された在庫が使用されるアイテムの対象期間の安全在庫量であって、過去の使用実績量に基づく第1の安全在庫量と、前記アイテムの前記対象期間以降の使用予定量に基づく第2の安全在庫量とを取得する取得ステップと、
    情報処理装置の決定手段が、前記第2の安全在庫量に基づいて前記対象期間における安全在庫量を決定する設定に係る情報に従って、前記第2の安全在庫量に基づいて前記対象期間における安全在庫量を決定する設定がされている場合には、前記取得された第2の安全在庫量が前記取得された第1の安全在庫量より大きい場合に、当該第2の安全在庫量を前記対象期間における安全在庫量とするよう決定し、前記対象期間における安全在庫量を決定する設定がされていない場合には、前記取得された第1の安全在庫量を前記対象期間における安全在庫量とするよう決定する決定ステップと
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 情報処理装置を、
    調達された在庫が使用されるアイテムの対象期間の安全在庫量であって、過去の使用実績量に基づく第1の安全在庫量と、前記アイテムの前記対象期間以降の使用予定量に基づく第2の安全在庫量とを取得する取得手段と、
    前記第2の安全在庫量に基づいて前記対象期間における安全在庫量を決定する設定に係る情報に従って、前記第2の安全在庫量に基づいて前記対象期間における安全在庫量を決定する設定がされている場合には、前記取得された第2の安全在庫量が前記取得された第1の安全在庫量より大きい場合に、当該第2の安全在庫量を前記対象期間における安全在庫量とするよう決定し、前記対象期間における安全在庫量を決定する設定がされていない場合には、前記取得された第1の安全在庫量を前記対象期間における安全在庫量とするよう決定する決定手段
    として機能させるためのプログラム。
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