JP7469059B2 - タクシーメータシステムおよび運賃算出プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、タクシーの運賃を補正可能なタクシーメータシステムおよび運賃算出プログラムに関する。
従来から、タクシー運賃の算出や表示等を行うタクシーメータシステムにおいて、乗客の乗車時に、乗車地と目的地の位置情報に基づいて、事前確定運賃(仮運賃)を予測して提示する運賃サービスに関する技術が提案されている(特許文献1参照)。
これにより、乗客は、乗車時において、予測される目的地までの運賃の概算(事前確定運賃)を知ることができ、安心して乗車できると共に、支払いの準備を予め行うことができるなどのメリットを得ることができる。
特開2003-115061号公報
ところが、事前に運賃(事前確定運賃)を契約した場合であっても、乗客の都合等によりキャンセルされたり、目的地の変更、或いは経路変更となる場合がある。
このような場合には、降車時の運賃について乗客への説明が必要となる。
また、目的地の変更、或いは経路変更により事前確定運賃がキャンセルされた場合には、走行距離、時間によって料金収受を行うこととなる。
この場合に、事前に契約した運賃(事前確定運賃)より、支払い時の料金が高額となる場合が想定され、乗客との間でトラブルを生じる虞があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、乗客への運賃についての説明を支援し、トラブルの発生を抑制することのできるタクシーメータシステムおよび運賃算出プログラムを提供することを目的とする。
本発明の態様に係るタクシーメータシステムは、車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記車両が向かう目的地情報および経路情報を入力する情報入力手段と、前記目的地情報および前記経路情報に基づいて事前確定運賃を算出する事前確定運賃算出手段と、前記目的地情報および前記経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、前記情報入力手段から再入力された情報に基づいて、変更後運賃を設定する変更後運賃設定手段と、前記目的地情報および前記経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、車内の音声および画像の少なくとも一方を含む車内情報を取得する車内情報取得手段と、前記事前確定運賃、前記変更後運賃および前記車内情報を格納する格納手段と、前記事前確定運賃および前記変更後運賃の少なくとも一方を確認する確認手段と、を備える。
前記車内情報取得手段で取得された前記車内情報を再生出力する再生手段を備えることが好ましい。
前記車両は、運賃を管理する運賃管理サーバと通信を行う通信手段を備え、該通信手段は、前記運賃管理サーバに、前記目的地情報、前記経路情報、前記事前確定運賃、前記変更後運賃および前記車内情報を送信することが好ましい。
前記通信手段により、前記運賃管理サーバに、前記目的地情報、前記経路情報、前記事前確定運賃、前記変更後運賃および前記車内情報を送信した後に、予め定めた運行基準に違反する事象が発生した場合に、前記運賃管理サーバは、前記車両に対して異常発生情報を通知することが好ましい。
前記車両は、前記異常発生情報を報知する報知手段を備えることが好ましい。
本発明の態様に係る運賃算出プログラムは、車両の位置情報を取得する位置情報取得過程と、前記車両が向かう目的地情報および経路情報を入力する情報入力過程と、前記目的地情報および前記経路情報に基づいて事前確定運賃を算出する事前確定運賃算出過程と、前記目的地情報および前記経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、前記情報入力手段から再入力された情報に基づいて、変更後運賃を設定する変更後運賃設定過程と、前記目的地情報および前記経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、車内の音声および画像の少なくとも一方を含む車内情報を取得する車内情報取得過程と、前記事前確定運賃、前記変更後運賃および前記車内情報を格納する格納過程と、前記事前確定運賃および前記変更後運賃の少なくとも一方を確認する確認過程と、を有する。
本発明によれば、乗客への運賃についての説明を支援し、トラブルの発生を抑制することのできるタクシーメータシステムおよび運賃算出プログラムを提供することができる。
実施の形態に係るタクシーメータシステムの機能構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態に係るタクシーメータシステムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係るタクシーメータシステムによる運賃の提示例を示す説明図である。 実施の形態に係るタクシーメータシステムで実行される運賃算出処理の処理手順の例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るタクシーメータシステムで実行される運賃算出処理のサブルーチンの処理手順の例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るタクシーメータシステムで実行される運賃算出処理の他のサブルーチンの処理手順の例を示すフローチャートである。
図1から図6を参照して、本発明の実施の形態に係るタクシーメータシステムS1について説明する。
(タクシーメータシステムの機能構成)
図1を参照して、本実施の形態に係るタクシーメータシステムS1の機能構成について説明する。
図1に示すように、タクシーメータシステムS1は、タクシー等の車両に搭載されるタクシーメータTM1と、外部に設置されて運賃を管理する運賃管理サーバSA1とから構成される。
タクシーメータTM1と運賃管理サーバSA1との間の通信は、無線回線Nを介して行われる。
タクシーメータTM1は、車両の位置情報を取得するGPS受信器等で構成される位置情報取得手段10を備える。
また、車両が向かう目的地情報および経路情報を入力するキーボードやタッチパネル等で構成される情報入力手段11を備える。
また、目的地情報および経路情報に基づいて事前確定運賃を算出する事前確定運賃算出手段12を備える。
さらに、目的地情報および経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、情報入力手段11から再入力された情報に基づいて、変更後運賃を設定する変更後運賃設定手段13を備える。
また、目的地情報および経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、車内の音声および画像の少なくとも一方を含む車内情報を取得する車内情報取得手段14を備える。なお、車内情報取得手段14は、車内に配置されて音声を取得するマイク14A、車内に配置されて動画を取得するカメラ14Bで構成することができる。また、車内情報取得手段14を車内の音声記録および動画撮影機能を有するドライブレコーダで構成するようにしてもよい。
また、事前確定運賃、変更後運賃および車内情報を格納するフラッシュメモリ等で構成される格納手段15を備える。
さらに、事前確定運賃および変更後運賃の少なくとも一方を確認する確認手段として、液晶表示装置等で構成される表示部16を備える。
なお、確認手段は、表示部16に限定されず、無線通信回線で接続されるスマートフォンで構成し、そのスマートフォンの画面に事前確定運賃および変更後運賃を表示するようにしてもよい。
また、事前確定運賃および変更後運賃を音声で確認できるようにしてもよい。
また、車内情報取得手段14で取得された車内情報(音声情報または画像情報)を再生出力する再生手段(スピーカ19Aまたはモニタ19B)19を備える。
なお、モニタ19Bは、前述の表示部16を兼用するようにしてもよい。
車両は、運賃を管理する運賃管理サーバSA1と通信を行う通信手段17を備える。
また、運賃管理サーバSA1も車両と通信を行う通信部102を備える。
そして、通信手段17は、運賃管理サーバSA1に、目的地情報、経路情報、事前確定運賃、変更後運賃および車内情報を無線回線Nを介して送信する。
なお、運賃管理サーバSA1は、受信した目的地情報、経路情報、事前確定運賃、変更後運賃および車内情報等を格納するハードディスク装置等の格納部101を備える。
そして、通信手段17により、運賃管理サーバSA1に、目的地情報、経路情報、事前確定運賃、変更後運賃および車内情報を送信した後に、予め定めた運行基準に違反する事象が発生した場合に、運賃管理サーバSA1は、車両に対して異常発生情報を通知する異常発生情報生成部103を備えている。
また、車両は、異常発生情報を報知するスピーカ等で構成される報知手段18を備える。
なお、報知手段18は、再生手段としてのスピーカ19Aを兼用するようにしてもよい。
(タクシーメータシステムの構成例)
図2を参照して、本実施の形態に係るタクシーメータシステムS1の構成例について説明する。
タクシーメータシステムS1は、タクシーメータTM1と、運賃管理サーバSA1とから構成されている。
運賃管理サーバSA1は、一般的なサーバ装置を適用可能であり、上述のように格納部101、通信部102、異常発生情報生成部103等を備えている。
タクシーメータTM1は、タクシー(車両)に搭載され、例えばカーナビゲーションユニット(所謂カーナビ)機能、タクシーメータ機能等を備えている。
カーナビ機能としては、例えば車両の現在位置を検出する機能や、現在位置を含む地図の情報を出力する機能などが含まれる。
図2に示す構成例では、タクシーメータTM1の内部に、事前確定運賃算出手段12、変更後運賃設定手段13等を構成するマイクロコンピュータ(CPU)151、演算処理の作業領域等を構成する記憶部(RAM)52を備える。
また、演算プログラム等のソフトウェアや運賃データ等の各種データを格納する固定情報記憶部(ROM)53、表示部(LCD)16(19B)を備える。
また、入力インタフェース56、57、59、60および演算タイミング等を図るクロック信号を生成する時計IC(RTC)58を備える。
さらに、位置情報取得部を構成するGPS(Global Positioning System)受信器10を備える。
また、各種データを書き込み可能なメモリカード64を装着可能なカードR/Wインタフェース54、空車、賃走、累計、迎車等の操作を行う操作部40a~40cを備える。
また、運賃管理サーバSA1との間で目的地情報、経路情報、事前確定運賃、変更後運賃および車内情報等の送受信を行う通信部17を備える。
また、報知手段18(19A)を構成するスピーカ、運賃等を印刷する印字部を構成する感熱式等のプリンタ65等が設けられている。
なお、メモリカード64には、例えば、乗務員の認証に必要なデータ、タクシー車両の走行履歴、運賃履歴等の営業データや時系列データ等を保存する。
また、マイクロコンピュータ(CPU)151には、車両から出力される走行パルスP1が入力され、実走運賃に相当するメータ値を算出する。また、マイクロコンピュータ(CPU)151には、タリフ情報が入力されるようになっている。
また、入力インタフェース56には、車内情報取得手段14を構成するドライブレコーダ等が接続される。
(運賃の提示等について)
図3を参照して、本実施の形態に係るタクシーメータシステムS1による運賃の提示例について説明する。
図3の左側に示すように、乗客の乗車時において、タクシーメータTM1は、車両の乗車地の位置情報、入力された目的地情報および経路情報に基づいて算出された事前確定運賃(例えば「2000円」)を「仮運賃」として表示する。
そして、目的地情報および経路情報が変わらない限り、到着時において、事前確定運賃(例えば「2000円」)と略同額の運賃が「確定運賃」として表示される。
この場合には、乗車時に仮契約状態とされた「事前確定運賃」と、乗客が支払う「確定運賃」との間に大きな差異は生じない。そのため、乗務員と乗客との間において、運賃に関するトラブルは起き難いものと想定される。
なお、算出された事前確定運賃の情報は、事前確定運賃データD1として運賃管理サーバSA1に送信されて管理される。
一方、走行途中で、乗客の都合等によりキャンセルされたり、目的地の変更、或いは経路変更となる場合がある。
このような場合には、乗務員は一旦停車させ、タクシーメータTM1の変更ボタン40cを操作する。そして、変更された目的地情報および経路情報を入力する。
これにより、変更後運賃が設定され、設定された変更後運賃の情報は、変更後運賃データD2として運賃管理サーバSA1に送信されて管理される。
また、変更された目的地情報および経路情報が入力されると、車内情報取得手段14(マイク14A、カメラ14B)による録音および録画が開始される。
なお、録音および録画は、自動的に開始されるようにしてもよいし、タクシーメータTM1に設けられる録音ボタン32の乗務員による操作で開始されるようにしてもよい。車内情報取得手段14で取得された車内情報D3は、運賃管理サーバSA1に送信されて格納される。
そして、目的地情報および経路情報が変更された後の運賃は、走行パルス等に基づいて算出することができる。
次いで、車両が目的地に到着すると確定運賃が算出され、例えば「2800円」とタクシーメータTM1に表示される。
ここでは、目的地および経路の変更により、事前確定運賃(例えば「2000円」)よりも変更後の確定運賃が例えば「2800円」と高額になった場合を例示する。
この際に、乗客が運賃に納得して支払う場合には特に問題は生じない。
しかしながら、乗客が、事前確定運賃と確定運賃との差額(この場合には、「800円」)に納得しない場合も想定される。
このような場合には、乗務員は、目的地情報および経路情報を変更した時点から録音、録画されている車内情報をタクシーメータTM1のスピーカや表示部から出力する。
これにより、事前確定運賃と確定運賃との間に差額を生じたのは、目的地情報および経路情報を変更したためである旨を録音、録画された内容を証拠として説明する際の支援を行うことができる。
但し、このような説明にも納得せずに、乗務員と乗客との間でトラブルが発生する場合も考えられる。
このような場合に備えて、予め定めた運行基準に違反する事象が発生した場合には、運賃管理サーバSA1から、車両に対して異常発生情報を通知するようになっている。
より具体的には、予め定めた運行基準に違反する事象とは、例えば、タクシーメータTM1が支払い状態、車両が停止状態、事前確定運賃が変更状態の各状態を満たし、且つ、所定時間に亘ってタクシーメータTM1が空車状態とならなった場合などが該当する。
このような事象が発生した場合には、運賃管理サーバSA1から、車両に対して異常発生情報が通知され、タクシーメータTM1のスピーカからアラーム音や警告メッセージを出力するようにできる。
また、タクシー行灯を、異常発生状態を示す点灯状態として、周囲にトラブルの発生を知らせるようにしてもよい。
また、運賃管理サーバSA1から当該車両の近隣を走行中の他の車両に、異常発生状態と該当車両の位置情報を送信して、状況確認や救援に向かわせることも考えられる。
さらに、トラブルの状況によっては、警察等に通報するようにしてもよい。
(運賃算出処理について)
次に、図4から図6のフローチャートを参照してタクシーメータシステムS1で実行される運賃算出処理の処理手順の例について説明する。
この処理が開始されると、ステップS10で事前確定運賃を算出してサブルーチンSB11に移行する。
サブルーチンSB11では、事前確定運賃変更処理が実行される。なお、処理手順については後述する。
次いで、サブルーチンSB12に移行する。サブルーチンSB12では、メータ支払処理(事前確定運賃変更ありの場合)が実行される。なお、処理内容は一般的であるため、詳細な処理手順については省略する。
次いで、タクシーメータTM1を空車にして処理を終了する。
図5のフローチャートを参照して、事前確定運賃変更処理(サブルーチンSB11)の処理手順について説明する。
ステップS101では、事前確定運賃が有るか否かが判定され、「No」の場合には運賃算出処理に戻る。
また、判定結果が「Yes」の場合には、ステップS102に移行する。
ステップS102では、タクシーメータTM1の変更ボタン40cが押下されたか否かが判定される。
判定結果が「No」の場合には運賃算出処理に戻り、「Yes」の場合にはステップS103に移行する。
ステップS103では、変更理由を入力する変更理由入力処理を行ってからステップS104に移行する。
ステップS104では、音声録音はあるか否かが判定される。判定結果が「No」の場合には運賃算出処理に戻り、「Yes」の場合にはサブルーチンSB105に移行する。
サブルーチンSB105では、音声情報収集処理(ボタン押下前後の収集時間設定ありの場合)を実行してから運賃算出処理に戻る。
なお、ここでは、録音のみを行う場合を示したが、録音と並行して録画を行うようにしてもよい。
次に、図6のフローチャートを参照して、音声情報収集処理(サブルーチンSB105)の処理手順について説明する。
ステップS201では、支払ボタン(図3参照)を押下してステップS202に移行する。
ステップS202では、事前確定取消が有るか否かが判定され、「No」の場合には事前確定運賃変更処理に戻り、「Yes」の場合にはステップS203に移行する。
ステップS203では、事前確定運賃の取消情報を運賃管理サーバSA1へ送信してステップS204に移行する。
ステップS204では、予め設定される支払時間の計測を行う支払時間計測処理を実行してステップS205に移行する。
ステップS205では、タクシーメータTM1に設けられる変更履歴ボタンが押下されたか否かが判定される。
判定結果が「No」の場合には事前確定運賃変更処理に戻り、「Yes」の場合にはステップS206に移行する。
ステップS206では、変更履歴をタクシーメータTM1の表示部に表示する変更履歴表示処理を実行してステップS207に移行する。
ステップS207では、音声録音を行うか否かが判定され、「No」の場合には事前確定運賃変更処理に戻り、「Yes」の場合にはステップS208に移行する。
ステップS208では、タクシーメータTM1の録音ボタン32を有効にしてステップS209に移行する。
ステップS209では、録音ボタン32が押下されたか否かが判定され、「No」の場合にはステップS212に移行する。「Yes」の場合には、ステップS210に移行する。
ステップS210では、車内の音声を録音してステップS211に移行する。
ステップS211では、タクシーメータTM1の再生ボタンが押下された際に録音された音声を再生する録音再生処理が行われる。
これにより、例えば、上述したように、事前確定運賃と確定運賃との間に差額を生じた場合に、乗務員は、差額の理由は目的地情報および経路情報を変更したためである旨を録音された内容を証拠として説明することができる。
次いで、ステップS212では、支払時間が予め設定した時間を超過したか否かが判定される。
判定結果が「No」の場合にはステップS214に移行し、「Yes」の場合にはステップS213に移行する。
ステップS213では、支払時間を超過した旨の情報を運賃管理サーバSA1へ送信する。
そして、運賃管理サーバSA1では、支払時間を超過した旨の情報を勘案して、車両において、乗務員と乗客との間でトラブルが発生していると判断される場合には、車両に対して異常発生情報を送信する。
これにより、タクシーメータTM1のスピーカからアラーム音や警告メッセージを出力するなどの措置を行うことができる。
次いで、ステップS214では、空車状態か否かが判定される。
判定結果が「No」の場合にはステップS204に戻り、「Yes」の場合には事前確定運賃変更処理に戻る。
このような処理により、事前確定運賃と確定運賃との間に差額を生じた場合などに、録音データや録画データに基づいた説明の支援が可能となり、輸送サービスの向上を図ることができる。
また、運賃に関する乗務員と乗客との間のトラブルの低減を図ることができ、乗務員の安全確保や業務効率の向上に資することができる。
以上、本発明のタクシーメータシステムおよび運賃算出プログラムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
S1 タクシーメータシステム
SA1 運賃管理サーバ
TM1 タクシーメータ
10 位置情報取得手段(GPS受信器)
11 情報入力手段
12 事前確定運賃算出手段
13 変更後運賃設定手段
14 車内情報取得手段
15 格納手段
16 確認手段(表示部)
17 通信手段(通信部)
18 報知手段
19 再生手段

Claims (5)

  1. 車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記車両が向かう目的地情報および経路情報を入力する情報入力手段と、
    前記目的地情報および前記経路情報に基づいて事前確定運賃を算出する事前確定運賃算出手段と、
    前記目的地情報および前記経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、前記情報入力手段から再入力された情報に基づいて、変更後運賃を設定する変更後運賃設定手段と、
    前記目的地情報および前記経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、録音および録画を自動的に開始し、車内の音声および画像の少なくとも一方を含む車内情報を取得する車内情報取得手段と、
    前記事前確定運賃、前記変更後運賃および前記車内情報を格納する格納手段と、
    前記事前確定運賃および前記変更後運賃の少なくとも一方を確認する確認手段と、
    前記車内情報取得手段で取得された前記車内情報であって、前記目的地情報および前記経路情報を変更した時点から録音及び録画されている前記車内情報を再生出力する再生手段と、
    を備えるタクシーメータシステム。
  2. 前記車両は、運賃を管理する運賃管理サーバと通信を行う通信手段を備え、
    該通信手段は、前記運賃管理サーバに、前記目的地情報、前記経路情報、前記事前確定運賃、前記変更後運賃および前記車内情報を送信する請求項1に記載のタクシーメータシステム。
  3. 前記通信手段により、前記運賃管理サーバに、前記目的地情報、前記経路情報、前記事前確定運賃、前記変更後運賃および前記車内情報を送信した後に、前記車両に設けられたタクシーメータが支払い状態、前記車両が停止状態、及び前記事前確定運賃が変更状態となり、且つ、所定時間に亘って前記タクシーメータが空車状態とならなった場合に、前記運賃管理サーバは、前記車両に対して異常発生情報を通知する請求項2に記載のタクシーメータシステム。
  4. 前記車両は、前記異常発生情報を報知する報知手段を備える請求項に記載のタクシーメータシステム。
  5. 車両の位置情報を取得する位置情報取得過程と、
    前記車両が向かう目的地情報および経路情報を入力する情報入力過程と、
    前記目的地情報および前記経路情報に基づいて事前確定運賃を算出する事前確定運賃算出過程と、
    前記目的地情報および前記経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、前記情報入力過程で再入力された情報に基づいて、変更後運賃を設定する変更後運賃設定過程と、
    前記目的地情報および前記経路情報の少なくとも一方に変更があった場合に、録音および録画を自動的に開始し、車内の音声および画像の少なくとも一方を含む車内情報を取得する車内情報取得過程と、
    前記事前確定運賃、前記変更後運賃および前記車内情報を格納する格納過程と、
    前記事前確定運賃および前記変更後運賃の少なくとも一方を確認する確認過程と、
    前記車内情報取得過程で取得された前記車内情報であって、前記目的地情報および前記経路情報を変更した時点から録音及び録画されている前記車内情報を再生出力する再生過程と、
    を有する運賃算出プログラム。
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