JP2004280225A - 車両監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】配車センタにおいて、速度超過や料金がリアルタイムに監視でき、また、運転者の負担を軽減する。
【解決手段】車両に前方視界と、所定個所を撮影するカメラを設置する。車両が所定速度を超過したことを検出すると、その時の車両の位置を検出するとともに車両前方視界、速度メータをカメラで撮影し、位置情報と画像情報を配車センタに送信する。また、乗客が降りて料金を精算する時点で、料金メータをカメラで撮影し、料金情報、位置情報と画像情報を配車センタに送信する。リアルタイムに、しかも画像情報を含むので、信頼性の高い証拠が配車センタに集積できる。
【選択図】図1
【解決手段】車両に前方視界と、所定個所を撮影するカメラを設置する。車両が所定速度を超過したことを検出すると、その時の車両の位置を検出するとともに車両前方視界、速度メータをカメラで撮影し、位置情報と画像情報を配車センタに送信する。また、乗客が降りて料金を精算する時点で、料金メータをカメラで撮影し、料金情報、位置情報と画像情報を配車センタに送信する。リアルタイムに、しかも画像情報を含むので、信頼性の高い証拠が配車センタに集積できる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の監視を行う車両過監視システムに係り、特に、タクシー等でカメラによる車両の速度超過や乗車料金を配車センタでリアルタイムに監視できる車両監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
運転者がタクシー等業務用の車両を運転中にスピード違反を起こすと、運転者は反則金を支払わねばならないが、同時に運転者を管理すべき会社の責任も問われる。そこで会社は運転者がスピード違反を起こさないように対策を講ずる必要がある。速度超過を管理する方法として、▲1▼車両が予め設定した速度を超過すると、チャイム等により運転者に警告する。▲2▼業務終了時に、その日の走行記録であるタコグラフを管理者に提出し、管理者はそれをチェックして、速度超過があると必要に応じて安全運転を指導する。
【0003】
また、タクシーの料金管理においては、運転者が顧客の乗降毎に乗車地点、降車地点、料金等を運転の合間に順次記録して、その日の業務が終了すると、それらを集成した業務日報を作成して管理者に提出していた。
【0004】
この出願の発明に関する先行技術文献としては次のものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−163750号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
車両が設定速度を超過するとチャイムが鳴り運転者に警告する方法は、リアルタイムに自己管理ができると言う利点はある。しかし、誰かに監視されていると言う心理的な圧力を運転者に与えないと効果が少ないと言う問題がある。
【0007】
また、走行記録であるタコグラフで速度超過を管理する方法は、速度超過があっても業務終了後でないと判らず、また指導もできない。そのため運転者に速度超過があった都度指導する場合に比べて効果が少ないと言う問題がある。
【0008】
また、料金管理においては、運転者に運転の合間に顧客の乗降毎に乗車地点、降車地点、料金等を記録させ、業務終了後に運転日報を作成させることは、運転者には多大な負担になる。また、リアルタイムに料金(売上)等の管理ができないと言う問題がある。
【0009】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、配車センタにおいて速度超過や料金がリアルタイムに監視でき、また、運転者の負担を軽減することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、車両の速度を検出する速度検出手段と、前記車両が所定速度を超過したことを検出する速度超過検出手段と、前記車両の位置を検出する位置検出手段と、前記車両の速度を表示する速度表示計器を撮影する撮影手段と、前記速度超過検出手段が、前記車両が所定速度を超過したことを検出したときに、前記撮影手段により撮影した画像情報と、前記位置検出手段により検出した位置情報とを対応させて監視する監視手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
また、前記撮影手段は、前記車両の速度を表示する速度表示計器を含む車両前方視界を撮影することを特徴とするものである。
【0012】
また、前記車両監視システムは、車両と、該車両を監視する配車センタから構成されてなり、前記車両は、前記速度検出手段と、前記速度超過検出手段と、前記位置検出手段と、前記撮影手段を備え、前記速度超過検出手段が、前記車両が所定速度を超過したことを検出したときに、前記画像情報と前記位置情報とを対応させて、前記配車センタに送信する送信手段を備えたことを特徴とするものである。
【0013】
また、前記速度超過検出手段が、前記車両が所定速度を超過していることを検出している検出期間内において、前記速度検出手段が、前記車両の速度が最大または極大を検出した時、前記画像情報と前記位置情報を送信することを特徴とするものである。
【0014】
また、車両と、該車両を監視する配車センタから構成されてなる車両監視システムであって、前記車両は、乗車料金を清算する清算時点を検出する清算時点検出手段と、前記乗車料金を表示する料金表示計器を撮影する撮影手段と、前記清算時点検出手段が清算時点であることを検出したときに、前記撮影手段により撮影した画像情報を前記配車センタに送信する送信手段を備え、前記配車センタは、前記車両より受信した画像情報に含まれる料金表示計器に表示された料金情報に基づいて前記乗車料金を監視することを特徴とするものである。
【0015】
また、前記撮影手段は、前記乗車料金を表示する料金表示計器を含む車両前方視界を撮影することを特徴とするものである。
【0016】
また、前記車両は、前記乗車料金を入力するための料金入力画面を表示する表示手段を備え、前記表示手段は、前記清算時点検出手段が清算時点であることを検出したときに、前記料金入力画面を表示することを特徴とするものである。
【0017】
また、前記入力手段による前記料金の入力が完了すると、前記表示手段は、前記乗車料金の清算方法を入力するための料金清算方法入力画面に切り換えることを特徴とするものである。
【0018】
また、前記配車センタは、前記料金情報として受信した料金金額と、前記画像情報を対比して表示する表示手段を備えたことを特徴とするものである。
【0019】
また、前記配車センタは、前記料金情報として受信した料金金額と、前記画像情報に含まれる料金表示計器に表示された料金金額が異なる場合には、前記料金情報として受信した料金金額を修正する料金修正手段を備えたことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの速度超過監視方法について、図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの構成を示すブロック図である。図2は本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの車両側の処理装置11の行う速度超過監視処理のフローチャートである。図3は本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの配車センタ側の処理装置21の行う速度超過監視処理のフローチャートである。図4は本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの速度超過情報の記録図である。
【0021】
1はタクシーに搭載され、センタ機器2に走行情報や料金情報を送信し、センタ機器2から配車指示や警告メッセージ等を受信する車載機器である。11は各センサから収集した車両の走行状態、運転者の操作状態等の情報(以下、走行情報と称す)に基づいて車両の速度超過、乗車料金等を検出し、センタ機器2との間で通信を制御するマイクロコンピュータからなる処理装置であり、撮影した画像を一時記憶する画像メモリを備える。12は車載機器1とセンタ機器2の間を無線で接続して走行情報、料金情報、配車情報や必要に応じて警告情報を送受信する通信ユニットである。13はドア(タクシーでは後部座席左側のドア)の開閉状態や開閉動作を検出する開閉センサで、乗客が乗り降りする際に運転者が操作するドア開閉スイッチの出力が利用される。14は車両の走行速度を検出する車速センサで、車両の速度計からの信号が用いられる。15は車両の走行位置を検出する位置検出部で、GPS衛星からの電波を受信して位置を検出するGPS受信機、車速(距離)センサ、方位センサ等で構成される。16は車両が走行している道路の種別(高速道路、一般道路の別)を示す道路種別信号出力部で、運転者の操作した選択スイッチからの信号が用いられる。17は車両が所定速度を超過した時に警報音や警告メッセージを出力する警報部である。18は各種指示やメッセージを表示する表示部であり、各種データの入力画面としても利用される。19はタクシーにおいて、実車または空車の状態を検出するとともに乗車料金に対応した信号を出力する料金メータである。10は車内(例えば、室内灯)に設置され車両前方視界(車外風景)、速度メータ、料金メータの表示部を撮影するカメラ(静止画)である。
【0022】
2は配車センタに設置され、車載機器1から走行情報や料金情報を受信して車両の速度超過や料金を常時監視し、配車情報や状況に応じて適切な警告メッセージを車両に送信するセンタ機器である。21は車載機器1から走行情報、料金情報を受信して常時監視するとともに業務(運行)日報を作成し、また、車載機器1との間で通信を制御するコンピュータからなる処理装置である。22は車載機器1とセンタ機器2の間を無線で接続し、走行情報、料金情報や必要に応じて警告情報を送受信する通信ユニットである。23は受信した車両の位置情報から速度超過場所、顧客の乗降場所を特定するための地図情報である。24は車両側から取得した車両の走行情報、速度超過情報、料金情報や対応する画像情報を表示する表示部である。25は車両毎の速度超過情報、料金情報等を印刷するプリンタである。26は受信した画像情報を記録する画像メモリである。
【0023】
次に、速度超過監視方法について、図2及び図3のフローチャートを参照して説明する。尚、本実施の形態は、車両側では、常時車速を検出して、基準速度と比較して速度超過状態が継続し最高(または極大)速度を検出すると、その時点で車両位置を検出し、同時に車両前方視界を撮影する。そして、車速情報、位置情報、撮影画像情報等を配車センタに送信する。配車センタでは、受信した車速情報、位置情報、画像情報を記録するとともに表示部の画面に表示する。また、本処理(図2、図3ともに)は車載機器1の動作スイッチがオンされた時点(通常は出庫)から開始し、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで繰り返し実行される。
【0024】
先ず、車両側の処理装置11の行う処理について述べる。ステップS11では、イニシャルセットしてステップS12に移る。つまり、車載機器1のメモリをクリアする。
【0025】
ステップS12では、車両の速度を検出し、一時記憶してステップS13に移る。つまり、車速センサ14で車両の速度を検出し、処理装置11内のメモリに記憶する。また、道路種別信号出力部16で運転者の操作した選択スイッチから車両が現在走行している道路の種別(一般道路か高速道路の別)をそれぞれ検出する。さらに、必要に応じて料金メータ19により実車・空車別情報を検出する。
【0026】
ステップS13では、速度超過中であるか否かを判断して速度超過中にあればステップS14に移り、速度超過中でなければステップS12に戻る。比較の基準となる速度(所定速度)は、運転者の入力した道路種別に基づいて決まり、例えば、道路種別が高速道路では100km/h、一般道路では50km/hと予め設定されている。尚、速度は瞬時速度にするか、追い越し時(加速時)の影響を除外するために所定時間内の平均速度にするかは予め設定しておく。また、速度超過中であれば、例えば、「ピピピピピ」、「安全速度で運転しましょう」等の警告音や警告メッセージで構成される警告を警報部17に出力する。
【0027】
ステップS14では、速度が上昇中であるか否かを判断して速度が上昇中であればステップS12に戻り、速度が上昇中でなければステップS15に移る。記憶されている前回の検出速度と今回の検出速度を比較して判断する。この判断は車両の速度が所定速度を超過しても、直ちに位置検出や前方視界(速度メータも含む)を撮影して速度超過情報を配車センタに送信せず、速度超過している期間で速度が極大(または最高)になった時にのみ、位置検出や前方視界を撮影することにより、同一速度超過期間における送信回数を少なくできる。
【0028】
ステップS15では、車両前方視界を撮影してステップS16に移る。つまり、
速度超過している期間で極大(または最高)速度を記録したので、カメラ10でその地点において前方車外視界と速度メータが同一画面に入るように撮影する。ステップS16では、車両の現在位置を検出してステップS17に移る。つまり、位置検出部15のGPS受信機等で車両の位置を検出する。
【0029】
ステップS17では、走行情報、画像情報を編集し、配車センタに送信してステップS18に移る。配車センタで速度超過を把握するために必要な各種情報を送信できる形式に編集するもので、例えば、車番情報、時刻情報に、すでに検出した道路種別情報、位置情報、車速情報、実車・空車別情報、画像情報及び送信の開始、終了を示す情報等を付加する。そして、編集した情報を通信ユニット12を経由して配車センタのセンタ機器2に送信する。
【0030】
ステップS18では、業務が終了したか否かを判断して業務が終了すれば処理を終え、業務が終了しなければステップS12に戻る。つまり、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで、同様の処理を繰り返し実行する。ステップS19では、業務の終了信号を配車センタに送信して処理を終える。
【0031】
尚、ステップS13、S14において、極大速度記録時ではなく、最大速度記録時の速度超過情報のみを送信する場合は、それぞれの極大速度記録時に位置検出、前方視界撮影を行って一旦メモリに記憶しておき、ステップS17において複数の極大速度の中から最大値を記録した時点の位置情報、画像情報のみを読み出して送信すればよい。
【0032】
次に、配車センタ側の処理装置21の行う処理について述べる。ステップS21では、イニシャルセットしてステップS22に移る。つまり、センタ機器2のメモリをクリアする。
【0033】
ステップS22では、走行情報等の受信があったか否かを判断して走行情報等の受信があればステップS23に移り、走行情報等の受信がなければ待機する。尚、走行情報等の受信があれば、車両側に正常に受信したことを示す肯定応答を返信する。
【0034】
ステップS23では、受信情報を表示するとともに記録してステップS24に移る。つまり、受信情報は車番情報、時刻情報、道路種別情報、位置情報、車速情報、実車・空車別情報、画像情報等の速度超過情報であり、配車センタの表示部24の画面に、速度超過情報のみならず、速度超過した場所の風景と速度メータが同時に表示される。また、運転者の安全指導に必要な情報であるので画像メモリ26等に記録する。更に、リアルタイムに速度超過を警告するために、車両に警告メッセージを送信するようにしてもよい。
【0035】
ステップS24では、業務終了情報を受信したか否かを判断して業務終了情報を受信すればステップS25に移り、業務終了情報を受信しなければステップS22に戻る。つまり、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで、同様の処理を繰り返し実行する。
【0036】
ステップS25では、受信した速度超過情報を印刷して処理を終える。例えば、図4のように個人別に1日の速度超過情報を印刷して運転者の安全指導に役立てる。その際に、速度超過情報だけでなく、速度超過した場所の風景と速度メータが同時に撮影されており、運転者は言い逃れができず安全指導の効果も大きい。
【0037】
以上のように、本実施の形態の車両監視システムによれば、車両が速度超過したときに、自動的に走行情報と前方視界や速度メータの画像情報が配車センタに送信されるので、車両の速度超過をリアルタイムに監視できる。また、速度超過している期間で速度が極大(または最大)になった時にのみ、位置検出や前方視界を撮影することにより、少ない送信回数で有効に監視できる。
【0038】
図5は本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの車両側の処理装置11の行う料金管理処理のフローチャートである。図6は本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの配車センタ側の処理装置21の行う料金管理処理のフローチャートである。図7は本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの情報入力画面図で、(a)は料金入力画面図、(b)は料金清算方法の入力画面図である。図8は本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの業務日報の記録図である。尚、本実施の形態に係る車両監視システムの構成は、前述の第1の実施の形態と同じであるので説明は省略する。
【0039】
また、本実施の形態は、車両側では、顧客の乗車時に車両位置を検出し、その位置情報を配車センタに送信する。また、顧客の降車時に車両位置を検出するとともにカメラにより前方視界(車外風景)と料金メータを撮影し、その位置情報、料金情報、画像情報を配車センタに送信する。配車センタでは、受信した乗車位置情報、降車位置情報、画像情報を記録し、料金をリアルタイムに監視するものである。また、本処理(図5、図6ともに)は車載機器1の動作スイッチがオンされた時点(通常は業務開始)から開始し、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで繰り返し実行される。
【0040】
先ず、車両側の処理装置11の行う処理について述べる。ステップS31では、イニシャルセットしてステップS32に移る。つまり、車載機器1のメモリをクリアする。
【0041】
ステップS32では、乗車があったか否かを判断して、乗車があればステップS33に移り、乗車がなければ待機する。この判断は運転者の操作した料金メータ19の状態(空車から実車への変化を検出)、ドアの開閉センサ13の検出状態に基づいて行う。
【0042】
ステップS33では、車両の走行情報・操作情報を検出し、その情報を配車センタに送信してステップS34に移る。つまり、料金メータ19で空車・実車状態を、開閉センサ13でドアの開閉状態、ドアの開閉動作(開から閉、閉から開)状態を、位置検出部15のGPS受信機等で車両の位置をそれぞれ検出する。
【0043】
ステップS34では、ドアが閉状態から開状態に変化したか否かを判断して、ドアが閉状態から開状態に変化すればステップS35に移り、ドアが閉状態から開状態に変化した降車がなければ待機する。この判断は運転者の操作したドアの開閉センサ13の検出状態に基づいて行い、乗客の降車を検出するものである。
【0044】
ステップS35では、車両(位置、実車・空車別)情報を検出し、また、料金メータを含む車両前方視界を撮影してステップS36に移る。つまり、降車位置を検出し、その位置を画像情報として残すために、カメラ10で降車地点において前方車外視界と料金メータ19が同一画面内に入るように撮影する。尚、本実施の形態では、乗車位置と降車位置のみについて、走行情報、画像情報を取得して送信するようにしているが、両地点間において一定距離走行毎に走行情報、画像情報を取得して送信すれば、経路の監視も可能になる。
【0045】
ステップS36では、料金メータの出力が送信情報として出力可能か否かを判断して、料金メータの出力が送信情報として出力可能であればステップS37に移り、料金メータの出力が送信情報として出力可能でなければステップS42に移る。これは料金データが直接送信可能なデータ出力になっているかで決まる。
【0046】
ステップS37では、料金清算方法の入力画面を表示してステップS38に移る。料金清算方法は現金、チケット、カード等の区別であり、図7(b)に示す料金清算方法の入力画面図を表示部18に表示する。または、専用の入力ボタンを設けてもよい。この画面は、料金メータが連携している場合(ステップS36の肯定)には、降車を検出すると自動的に料金清算方法の入力画面図が表示され、料金メータが連携していない場合(ステップS36の否定)には、料金入力が完了(ステップS43の肯定)すると自動的に料金入力画面(図7(a))から料金清算方法の入力画面図(図7(b))に切り換わる。
【0047】
ステップS38では、料金清算方法の入力が完了したか否かを判断して、料金清算方法の入力が完了すればステップS39に移り、料金清算方法の入力が完了しなければ待機する。この判断は運転者の操作した入力画面の決定ボタンの操作状態で行う。
【0048】
ステップS39では、車両(位置、実車・空車別)情報、料金(金額、精算方法)情報、画像情報を編集し、配車センタに送信してステップS40に移る。配車センタで料金をリアルタイムに管理するために必要な各種情報を送信できる形式に編集するもので、例えば、車番情報、時刻情報に、車両の位置情報、実車・空車別情報、料金情報、精算方法情報、画像情報及び送信の開始、終了を示す情報等を付加する。そして、編集した情報を通信ユニット12を経由して配車センタのセンタ機器2に送信する。
【0049】
ステップS40では、業務が終了したか否かを判断して業務が終了すればステップS41に移り、業務が終了しなければステップS32に戻る。つまり、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで、同様の処理を繰り返し実行する。 ステップS41では、業務の終了情報を配車センタに送信して処理を終える。
【0050】
ステップS42では、料金入力画面を表示してステップS43に移る。配車センタへ送信すべき料金情報は、料金メータ19の出力が送信できるデータではないので、運転者が料金メータ19を見て、マニュアルで料金金額を入力する必要がある。その入力のために図7(a)に示す料金入力画面図を表示部18に表示する。尚、金額は10キーにより入力する方法でもよい。
【0051】
ステップS43では、料金入力が完了したか否かを判断して、料金入力が完了すればステップS37に移り、料金入力が完了しなければ待機する。この判断は運転者の操作した入力画面の決定ボタンの操作状態に基づいて行う。料金メータ19からの出力が直接送信できないので、この入力された料金金額が送信する料金情報となる。
【0052】
次に、配車センタ側の処理装置21の行う料金管理処理について述べる。ステップS51では、イニシャルセットしてステップS52に移る。つまり、センタ機器2のメモリをクリアする。
【0053】
ステップS52では、乗車情報の受信があったか否かを判断して乗車情報の受信があればステップS53に移り、乗車情報の受信がなければ待機する。尚、乗車情報の受信があれば、車両側に正常に受信したことを示す肯定応答を返信する。
【0054】
ステップS53では、受信情報を記録してステップS54に移る。つまり、配車センタ側のメモリに受信した乗車位置情報、実車・空車別情報、ドア開閉状態情報等を記録する。また、受信した位置情報を地図情報23と照合して乗車場所(住所)を特定する。
【0055】
ステップS54では、降車情報の受信があったか否かを判断して降車情報の受信があればステップS55に移り、降車情報の受信がなければ待機する。尚、降車情報の受信があれば、車両側に正常に受信したことを示す肯定応答を返信する。
【0056】
ステップS55では、受信情報を記録してステップS56に移る。つまり、配車センタ側のメモリに受信した位置情報、実車・空車別情報、ドア開閉状態情報、料金情報、料金精算方法情報等を記録する。また、受信した位置情報を地図情報23と照合して降車場所(住所)を特定する。更に、受信した画像情報を画像メモリ26に記録する。
【0057】
ステップS56では、受信した料金情報が料金メータ出力であるか否かを判断して、料金メータの出力であればステップS57に移り、料金メータの出力でなければステップS61に移る。これは受信した料金情報が料金メータ19の出力であるか、運転者によりマニュアル入力された料金データであるかにより決まる。
【0058】
ステップS57では、受信した入力料金を表示してステップS58に移る。この料金情報は運転者がマニュアルで入力したものであり、入力ミスをチェックするために表示する。
【0059】
ステップS58では、料金メータの画像を表示してステップS59に移る。つまり、車両から受信した料金メータ19を含む画像を表示部18に表示する。
【0060】
ステップS59では、料金が一致しているか否かを判断して、料金が一致しておればステップS61に移り、料金が一致していなければステップS60に移る。料金情報はデータだけでなく、画像情報(料金メータ画像)も受信しているので、配車センタにおいて監視者が、「運転者が入力した料金金額」と、「料金メータ19の表示金額」が一致しているか否かを目視で確認する。
【0061】
ステップS60では、料金金額を修正してステップS61に移る。つまり、運転者の入力した料金と撮影画像に表示されている料金メータ19の金額が異なるので、画像で確認した金額の方が正しいと見なして料金メータ19の撮影画像の金額に修正する。
【0062】
ステップS61では、乗降車情報、料金情報を記録してステップS62に移る。つまり、車番、運転者氏名、乗車時分、乗車場所、降車時分、降車場所、料金、料金精算方法等を記録する。乗車場所、降車場所から概算距離が算出でき、その距離と料金を対比することにより、運転者が妥当な経路に走行したか否かが想定できる。また、降車場所の画像(風景)も料金とともに記録されているので、降車場所の確認も容易になる。
【0063】
ステップS62では、業務終了情報を受信したか否かを判断して業務終了情報を受信すればステップS63に移り、業務終了情報を受信しなければステップS52に戻る。つまり、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで、同様の処理を繰り返し実行する。
【0064】
ステップS63では、受信した料金情報を基に業務日報を作成し、印刷して処理を終える。例えば、図8のように個人別に1日の業務日報を印刷して運転者の料金管理に役立てる。このように一日の業務が終了すると、自動的に業務日報が作成されるので運転者の負担が軽減される。
【0065】
以上のように、本実施の形態の車両監視システムによれば、車両から料金情報を受信して配車センタで車両の業務状態がリアルタイムに監視できる。また、一日の業務が終了すると、自動的に業務日報が作成されるので運転者の負担が軽減される。更に、車外の風景も撮影されているので、運転者の走行経路の監視もできる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、配車センタにおいて速度超過や料金がリアルタイムに監視でき、また、運転者の負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの車両側の処理装置11の行う速度監視処理のフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの配車センタ側の処理装置21の行う速度監視処理のフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの走行情報の記録図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの車両側の処理装置11の行う料金管理処理のフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの配車センタ側の処理装置21の行う料金管理処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの入力画面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの業務日報の記録図である。
【符号の説明】
1・・・・車載機器
11・・・処理装置
12・・・通信ユニット
13・・・開閉センサ
14・・・車速センサ
15・・・位置検出部
16・・・道路種別信号出力部
17・・・警報部
18・・・表示部
19・・・料金メータ
10・・・カメラ
2・・・・センタ機器
21・・・処理装置
22・・・通信ユニット
23・・・地図情報
24・・・表示部
25・・・プリンタ
26・・・画像メモリ
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の監視を行う車両過監視システムに係り、特に、タクシー等でカメラによる車両の速度超過や乗車料金を配車センタでリアルタイムに監視できる車両監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
運転者がタクシー等業務用の車両を運転中にスピード違反を起こすと、運転者は反則金を支払わねばならないが、同時に運転者を管理すべき会社の責任も問われる。そこで会社は運転者がスピード違反を起こさないように対策を講ずる必要がある。速度超過を管理する方法として、▲1▼車両が予め設定した速度を超過すると、チャイム等により運転者に警告する。▲2▼業務終了時に、その日の走行記録であるタコグラフを管理者に提出し、管理者はそれをチェックして、速度超過があると必要に応じて安全運転を指導する。
【0003】
また、タクシーの料金管理においては、運転者が顧客の乗降毎に乗車地点、降車地点、料金等を運転の合間に順次記録して、その日の業務が終了すると、それらを集成した業務日報を作成して管理者に提出していた。
【0004】
この出願の発明に関する先行技術文献としては次のものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−163750号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
車両が設定速度を超過するとチャイムが鳴り運転者に警告する方法は、リアルタイムに自己管理ができると言う利点はある。しかし、誰かに監視されていると言う心理的な圧力を運転者に与えないと効果が少ないと言う問題がある。
【0007】
また、走行記録であるタコグラフで速度超過を管理する方法は、速度超過があっても業務終了後でないと判らず、また指導もできない。そのため運転者に速度超過があった都度指導する場合に比べて効果が少ないと言う問題がある。
【0008】
また、料金管理においては、運転者に運転の合間に顧客の乗降毎に乗車地点、降車地点、料金等を記録させ、業務終了後に運転日報を作成させることは、運転者には多大な負担になる。また、リアルタイムに料金(売上)等の管理ができないと言う問題がある。
【0009】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、配車センタにおいて速度超過や料金がリアルタイムに監視でき、また、運転者の負担を軽減することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、車両の速度を検出する速度検出手段と、前記車両が所定速度を超過したことを検出する速度超過検出手段と、前記車両の位置を検出する位置検出手段と、前記車両の速度を表示する速度表示計器を撮影する撮影手段と、前記速度超過検出手段が、前記車両が所定速度を超過したことを検出したときに、前記撮影手段により撮影した画像情報と、前記位置検出手段により検出した位置情報とを対応させて監視する監視手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
また、前記撮影手段は、前記車両の速度を表示する速度表示計器を含む車両前方視界を撮影することを特徴とするものである。
【0012】
また、前記車両監視システムは、車両と、該車両を監視する配車センタから構成されてなり、前記車両は、前記速度検出手段と、前記速度超過検出手段と、前記位置検出手段と、前記撮影手段を備え、前記速度超過検出手段が、前記車両が所定速度を超過したことを検出したときに、前記画像情報と前記位置情報とを対応させて、前記配車センタに送信する送信手段を備えたことを特徴とするものである。
【0013】
また、前記速度超過検出手段が、前記車両が所定速度を超過していることを検出している検出期間内において、前記速度検出手段が、前記車両の速度が最大または極大を検出した時、前記画像情報と前記位置情報を送信することを特徴とするものである。
【0014】
また、車両と、該車両を監視する配車センタから構成されてなる車両監視システムであって、前記車両は、乗車料金を清算する清算時点を検出する清算時点検出手段と、前記乗車料金を表示する料金表示計器を撮影する撮影手段と、前記清算時点検出手段が清算時点であることを検出したときに、前記撮影手段により撮影した画像情報を前記配車センタに送信する送信手段を備え、前記配車センタは、前記車両より受信した画像情報に含まれる料金表示計器に表示された料金情報に基づいて前記乗車料金を監視することを特徴とするものである。
【0015】
また、前記撮影手段は、前記乗車料金を表示する料金表示計器を含む車両前方視界を撮影することを特徴とするものである。
【0016】
また、前記車両は、前記乗車料金を入力するための料金入力画面を表示する表示手段を備え、前記表示手段は、前記清算時点検出手段が清算時点であることを検出したときに、前記料金入力画面を表示することを特徴とするものである。
【0017】
また、前記入力手段による前記料金の入力が完了すると、前記表示手段は、前記乗車料金の清算方法を入力するための料金清算方法入力画面に切り換えることを特徴とするものである。
【0018】
また、前記配車センタは、前記料金情報として受信した料金金額と、前記画像情報を対比して表示する表示手段を備えたことを特徴とするものである。
【0019】
また、前記配車センタは、前記料金情報として受信した料金金額と、前記画像情報に含まれる料金表示計器に表示された料金金額が異なる場合には、前記料金情報として受信した料金金額を修正する料金修正手段を備えたことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの速度超過監視方法について、図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの構成を示すブロック図である。図2は本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの車両側の処理装置11の行う速度超過監視処理のフローチャートである。図3は本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの配車センタ側の処理装置21の行う速度超過監視処理のフローチャートである。図4は本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの速度超過情報の記録図である。
【0021】
1はタクシーに搭載され、センタ機器2に走行情報や料金情報を送信し、センタ機器2から配車指示や警告メッセージ等を受信する車載機器である。11は各センサから収集した車両の走行状態、運転者の操作状態等の情報(以下、走行情報と称す)に基づいて車両の速度超過、乗車料金等を検出し、センタ機器2との間で通信を制御するマイクロコンピュータからなる処理装置であり、撮影した画像を一時記憶する画像メモリを備える。12は車載機器1とセンタ機器2の間を無線で接続して走行情報、料金情報、配車情報や必要に応じて警告情報を送受信する通信ユニットである。13はドア(タクシーでは後部座席左側のドア)の開閉状態や開閉動作を検出する開閉センサで、乗客が乗り降りする際に運転者が操作するドア開閉スイッチの出力が利用される。14は車両の走行速度を検出する車速センサで、車両の速度計からの信号が用いられる。15は車両の走行位置を検出する位置検出部で、GPS衛星からの電波を受信して位置を検出するGPS受信機、車速(距離)センサ、方位センサ等で構成される。16は車両が走行している道路の種別(高速道路、一般道路の別)を示す道路種別信号出力部で、運転者の操作した選択スイッチからの信号が用いられる。17は車両が所定速度を超過した時に警報音や警告メッセージを出力する警報部である。18は各種指示やメッセージを表示する表示部であり、各種データの入力画面としても利用される。19はタクシーにおいて、実車または空車の状態を検出するとともに乗車料金に対応した信号を出力する料金メータである。10は車内(例えば、室内灯)に設置され車両前方視界(車外風景)、速度メータ、料金メータの表示部を撮影するカメラ(静止画)である。
【0022】
2は配車センタに設置され、車載機器1から走行情報や料金情報を受信して車両の速度超過や料金を常時監視し、配車情報や状況に応じて適切な警告メッセージを車両に送信するセンタ機器である。21は車載機器1から走行情報、料金情報を受信して常時監視するとともに業務(運行)日報を作成し、また、車載機器1との間で通信を制御するコンピュータからなる処理装置である。22は車載機器1とセンタ機器2の間を無線で接続し、走行情報、料金情報や必要に応じて警告情報を送受信する通信ユニットである。23は受信した車両の位置情報から速度超過場所、顧客の乗降場所を特定するための地図情報である。24は車両側から取得した車両の走行情報、速度超過情報、料金情報や対応する画像情報を表示する表示部である。25は車両毎の速度超過情報、料金情報等を印刷するプリンタである。26は受信した画像情報を記録する画像メモリである。
【0023】
次に、速度超過監視方法について、図2及び図3のフローチャートを参照して説明する。尚、本実施の形態は、車両側では、常時車速を検出して、基準速度と比較して速度超過状態が継続し最高(または極大)速度を検出すると、その時点で車両位置を検出し、同時に車両前方視界を撮影する。そして、車速情報、位置情報、撮影画像情報等を配車センタに送信する。配車センタでは、受信した車速情報、位置情報、画像情報を記録するとともに表示部の画面に表示する。また、本処理(図2、図3ともに)は車載機器1の動作スイッチがオンされた時点(通常は出庫)から開始し、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで繰り返し実行される。
【0024】
先ず、車両側の処理装置11の行う処理について述べる。ステップS11では、イニシャルセットしてステップS12に移る。つまり、車載機器1のメモリをクリアする。
【0025】
ステップS12では、車両の速度を検出し、一時記憶してステップS13に移る。つまり、車速センサ14で車両の速度を検出し、処理装置11内のメモリに記憶する。また、道路種別信号出力部16で運転者の操作した選択スイッチから車両が現在走行している道路の種別(一般道路か高速道路の別)をそれぞれ検出する。さらに、必要に応じて料金メータ19により実車・空車別情報を検出する。
【0026】
ステップS13では、速度超過中であるか否かを判断して速度超過中にあればステップS14に移り、速度超過中でなければステップS12に戻る。比較の基準となる速度(所定速度)は、運転者の入力した道路種別に基づいて決まり、例えば、道路種別が高速道路では100km/h、一般道路では50km/hと予め設定されている。尚、速度は瞬時速度にするか、追い越し時(加速時)の影響を除外するために所定時間内の平均速度にするかは予め設定しておく。また、速度超過中であれば、例えば、「ピピピピピ」、「安全速度で運転しましょう」等の警告音や警告メッセージで構成される警告を警報部17に出力する。
【0027】
ステップS14では、速度が上昇中であるか否かを判断して速度が上昇中であればステップS12に戻り、速度が上昇中でなければステップS15に移る。記憶されている前回の検出速度と今回の検出速度を比較して判断する。この判断は車両の速度が所定速度を超過しても、直ちに位置検出や前方視界(速度メータも含む)を撮影して速度超過情報を配車センタに送信せず、速度超過している期間で速度が極大(または最高)になった時にのみ、位置検出や前方視界を撮影することにより、同一速度超過期間における送信回数を少なくできる。
【0028】
ステップS15では、車両前方視界を撮影してステップS16に移る。つまり、
速度超過している期間で極大(または最高)速度を記録したので、カメラ10でその地点において前方車外視界と速度メータが同一画面に入るように撮影する。ステップS16では、車両の現在位置を検出してステップS17に移る。つまり、位置検出部15のGPS受信機等で車両の位置を検出する。
【0029】
ステップS17では、走行情報、画像情報を編集し、配車センタに送信してステップS18に移る。配車センタで速度超過を把握するために必要な各種情報を送信できる形式に編集するもので、例えば、車番情報、時刻情報に、すでに検出した道路種別情報、位置情報、車速情報、実車・空車別情報、画像情報及び送信の開始、終了を示す情報等を付加する。そして、編集した情報を通信ユニット12を経由して配車センタのセンタ機器2に送信する。
【0030】
ステップS18では、業務が終了したか否かを判断して業務が終了すれば処理を終え、業務が終了しなければステップS12に戻る。つまり、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで、同様の処理を繰り返し実行する。ステップS19では、業務の終了信号を配車センタに送信して処理を終える。
【0031】
尚、ステップS13、S14において、極大速度記録時ではなく、最大速度記録時の速度超過情報のみを送信する場合は、それぞれの極大速度記録時に位置検出、前方視界撮影を行って一旦メモリに記憶しておき、ステップS17において複数の極大速度の中から最大値を記録した時点の位置情報、画像情報のみを読み出して送信すればよい。
【0032】
次に、配車センタ側の処理装置21の行う処理について述べる。ステップS21では、イニシャルセットしてステップS22に移る。つまり、センタ機器2のメモリをクリアする。
【0033】
ステップS22では、走行情報等の受信があったか否かを判断して走行情報等の受信があればステップS23に移り、走行情報等の受信がなければ待機する。尚、走行情報等の受信があれば、車両側に正常に受信したことを示す肯定応答を返信する。
【0034】
ステップS23では、受信情報を表示するとともに記録してステップS24に移る。つまり、受信情報は車番情報、時刻情報、道路種別情報、位置情報、車速情報、実車・空車別情報、画像情報等の速度超過情報であり、配車センタの表示部24の画面に、速度超過情報のみならず、速度超過した場所の風景と速度メータが同時に表示される。また、運転者の安全指導に必要な情報であるので画像メモリ26等に記録する。更に、リアルタイムに速度超過を警告するために、車両に警告メッセージを送信するようにしてもよい。
【0035】
ステップS24では、業務終了情報を受信したか否かを判断して業務終了情報を受信すればステップS25に移り、業務終了情報を受信しなければステップS22に戻る。つまり、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで、同様の処理を繰り返し実行する。
【0036】
ステップS25では、受信した速度超過情報を印刷して処理を終える。例えば、図4のように個人別に1日の速度超過情報を印刷して運転者の安全指導に役立てる。その際に、速度超過情報だけでなく、速度超過した場所の風景と速度メータが同時に撮影されており、運転者は言い逃れができず安全指導の効果も大きい。
【0037】
以上のように、本実施の形態の車両監視システムによれば、車両が速度超過したときに、自動的に走行情報と前方視界や速度メータの画像情報が配車センタに送信されるので、車両の速度超過をリアルタイムに監視できる。また、速度超過している期間で速度が極大(または最大)になった時にのみ、位置検出や前方視界を撮影することにより、少ない送信回数で有効に監視できる。
【0038】
図5は本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの車両側の処理装置11の行う料金管理処理のフローチャートである。図6は本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの配車センタ側の処理装置21の行う料金管理処理のフローチャートである。図7は本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの情報入力画面図で、(a)は料金入力画面図、(b)は料金清算方法の入力画面図である。図8は本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの業務日報の記録図である。尚、本実施の形態に係る車両監視システムの構成は、前述の第1の実施の形態と同じであるので説明は省略する。
【0039】
また、本実施の形態は、車両側では、顧客の乗車時に車両位置を検出し、その位置情報を配車センタに送信する。また、顧客の降車時に車両位置を検出するとともにカメラにより前方視界(車外風景)と料金メータを撮影し、その位置情報、料金情報、画像情報を配車センタに送信する。配車センタでは、受信した乗車位置情報、降車位置情報、画像情報を記録し、料金をリアルタイムに監視するものである。また、本処理(図5、図6ともに)は車載機器1の動作スイッチがオンされた時点(通常は業務開始)から開始し、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで繰り返し実行される。
【0040】
先ず、車両側の処理装置11の行う処理について述べる。ステップS31では、イニシャルセットしてステップS32に移る。つまり、車載機器1のメモリをクリアする。
【0041】
ステップS32では、乗車があったか否かを判断して、乗車があればステップS33に移り、乗車がなければ待機する。この判断は運転者の操作した料金メータ19の状態(空車から実車への変化を検出)、ドアの開閉センサ13の検出状態に基づいて行う。
【0042】
ステップS33では、車両の走行情報・操作情報を検出し、その情報を配車センタに送信してステップS34に移る。つまり、料金メータ19で空車・実車状態を、開閉センサ13でドアの開閉状態、ドアの開閉動作(開から閉、閉から開)状態を、位置検出部15のGPS受信機等で車両の位置をそれぞれ検出する。
【0043】
ステップS34では、ドアが閉状態から開状態に変化したか否かを判断して、ドアが閉状態から開状態に変化すればステップS35に移り、ドアが閉状態から開状態に変化した降車がなければ待機する。この判断は運転者の操作したドアの開閉センサ13の検出状態に基づいて行い、乗客の降車を検出するものである。
【0044】
ステップS35では、車両(位置、実車・空車別)情報を検出し、また、料金メータを含む車両前方視界を撮影してステップS36に移る。つまり、降車位置を検出し、その位置を画像情報として残すために、カメラ10で降車地点において前方車外視界と料金メータ19が同一画面内に入るように撮影する。尚、本実施の形態では、乗車位置と降車位置のみについて、走行情報、画像情報を取得して送信するようにしているが、両地点間において一定距離走行毎に走行情報、画像情報を取得して送信すれば、経路の監視も可能になる。
【0045】
ステップS36では、料金メータの出力が送信情報として出力可能か否かを判断して、料金メータの出力が送信情報として出力可能であればステップS37に移り、料金メータの出力が送信情報として出力可能でなければステップS42に移る。これは料金データが直接送信可能なデータ出力になっているかで決まる。
【0046】
ステップS37では、料金清算方法の入力画面を表示してステップS38に移る。料金清算方法は現金、チケット、カード等の区別であり、図7(b)に示す料金清算方法の入力画面図を表示部18に表示する。または、専用の入力ボタンを設けてもよい。この画面は、料金メータが連携している場合(ステップS36の肯定)には、降車を検出すると自動的に料金清算方法の入力画面図が表示され、料金メータが連携していない場合(ステップS36の否定)には、料金入力が完了(ステップS43の肯定)すると自動的に料金入力画面(図7(a))から料金清算方法の入力画面図(図7(b))に切り換わる。
【0047】
ステップS38では、料金清算方法の入力が完了したか否かを判断して、料金清算方法の入力が完了すればステップS39に移り、料金清算方法の入力が完了しなければ待機する。この判断は運転者の操作した入力画面の決定ボタンの操作状態で行う。
【0048】
ステップS39では、車両(位置、実車・空車別)情報、料金(金額、精算方法)情報、画像情報を編集し、配車センタに送信してステップS40に移る。配車センタで料金をリアルタイムに管理するために必要な各種情報を送信できる形式に編集するもので、例えば、車番情報、時刻情報に、車両の位置情報、実車・空車別情報、料金情報、精算方法情報、画像情報及び送信の開始、終了を示す情報等を付加する。そして、編集した情報を通信ユニット12を経由して配車センタのセンタ機器2に送信する。
【0049】
ステップS40では、業務が終了したか否かを判断して業務が終了すればステップS41に移り、業務が終了しなければステップS32に戻る。つまり、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで、同様の処理を繰り返し実行する。 ステップS41では、業務の終了情報を配車センタに送信して処理を終える。
【0050】
ステップS42では、料金入力画面を表示してステップS43に移る。配車センタへ送信すべき料金情報は、料金メータ19の出力が送信できるデータではないので、運転者が料金メータ19を見て、マニュアルで料金金額を入力する必要がある。その入力のために図7(a)に示す料金入力画面図を表示部18に表示する。尚、金額は10キーにより入力する方法でもよい。
【0051】
ステップS43では、料金入力が完了したか否かを判断して、料金入力が完了すればステップS37に移り、料金入力が完了しなければ待機する。この判断は運転者の操作した入力画面の決定ボタンの操作状態に基づいて行う。料金メータ19からの出力が直接送信できないので、この入力された料金金額が送信する料金情報となる。
【0052】
次に、配車センタ側の処理装置21の行う料金管理処理について述べる。ステップS51では、イニシャルセットしてステップS52に移る。つまり、センタ機器2のメモリをクリアする。
【0053】
ステップS52では、乗車情報の受信があったか否かを判断して乗車情報の受信があればステップS53に移り、乗車情報の受信がなければ待機する。尚、乗車情報の受信があれば、車両側に正常に受信したことを示す肯定応答を返信する。
【0054】
ステップS53では、受信情報を記録してステップS54に移る。つまり、配車センタ側のメモリに受信した乗車位置情報、実車・空車別情報、ドア開閉状態情報等を記録する。また、受信した位置情報を地図情報23と照合して乗車場所(住所)を特定する。
【0055】
ステップS54では、降車情報の受信があったか否かを判断して降車情報の受信があればステップS55に移り、降車情報の受信がなければ待機する。尚、降車情報の受信があれば、車両側に正常に受信したことを示す肯定応答を返信する。
【0056】
ステップS55では、受信情報を記録してステップS56に移る。つまり、配車センタ側のメモリに受信した位置情報、実車・空車別情報、ドア開閉状態情報、料金情報、料金精算方法情報等を記録する。また、受信した位置情報を地図情報23と照合して降車場所(住所)を特定する。更に、受信した画像情報を画像メモリ26に記録する。
【0057】
ステップS56では、受信した料金情報が料金メータ出力であるか否かを判断して、料金メータの出力であればステップS57に移り、料金メータの出力でなければステップS61に移る。これは受信した料金情報が料金メータ19の出力であるか、運転者によりマニュアル入力された料金データであるかにより決まる。
【0058】
ステップS57では、受信した入力料金を表示してステップS58に移る。この料金情報は運転者がマニュアルで入力したものであり、入力ミスをチェックするために表示する。
【0059】
ステップS58では、料金メータの画像を表示してステップS59に移る。つまり、車両から受信した料金メータ19を含む画像を表示部18に表示する。
【0060】
ステップS59では、料金が一致しているか否かを判断して、料金が一致しておればステップS61に移り、料金が一致していなければステップS60に移る。料金情報はデータだけでなく、画像情報(料金メータ画像)も受信しているので、配車センタにおいて監視者が、「運転者が入力した料金金額」と、「料金メータ19の表示金額」が一致しているか否かを目視で確認する。
【0061】
ステップS60では、料金金額を修正してステップS61に移る。つまり、運転者の入力した料金と撮影画像に表示されている料金メータ19の金額が異なるので、画像で確認した金額の方が正しいと見なして料金メータ19の撮影画像の金額に修正する。
【0062】
ステップS61では、乗降車情報、料金情報を記録してステップS62に移る。つまり、車番、運転者氏名、乗車時分、乗車場所、降車時分、降車場所、料金、料金精算方法等を記録する。乗車場所、降車場所から概算距離が算出でき、その距離と料金を対比することにより、運転者が妥当な経路に走行したか否かが想定できる。また、降車場所の画像(風景)も料金とともに記録されているので、降車場所の確認も容易になる。
【0063】
ステップS62では、業務終了情報を受信したか否かを判断して業務終了情報を受信すればステップS63に移り、業務終了情報を受信しなければステップS52に戻る。つまり、車両が入庫して運転者が業務終了の指示を行うまで、同様の処理を繰り返し実行する。
【0064】
ステップS63では、受信した料金情報を基に業務日報を作成し、印刷して処理を終える。例えば、図8のように個人別に1日の業務日報を印刷して運転者の料金管理に役立てる。このように一日の業務が終了すると、自動的に業務日報が作成されるので運転者の負担が軽減される。
【0065】
以上のように、本実施の形態の車両監視システムによれば、車両から料金情報を受信して配車センタで車両の業務状態がリアルタイムに監視できる。また、一日の業務が終了すると、自動的に業務日報が作成されるので運転者の負担が軽減される。更に、車外の風景も撮影されているので、運転者の走行経路の監視もできる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、配車センタにおいて速度超過や料金がリアルタイムに監視でき、また、運転者の負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの車両側の処理装置11の行う速度監視処理のフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの配車センタ側の処理装置21の行う速度監視処理のフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る車両監視システムの走行情報の記録図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの車両側の処理装置11の行う料金管理処理のフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの配車センタ側の処理装置21の行う料金管理処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの入力画面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る車両監視システムの業務日報の記録図である。
【符号の説明】
1・・・・車載機器
11・・・処理装置
12・・・通信ユニット
13・・・開閉センサ
14・・・車速センサ
15・・・位置検出部
16・・・道路種別信号出力部
17・・・警報部
18・・・表示部
19・・・料金メータ
10・・・カメラ
2・・・・センタ機器
21・・・処理装置
22・・・通信ユニット
23・・・地図情報
24・・・表示部
25・・・プリンタ
26・・・画像メモリ
Claims (10)
- 車両の速度を検出する速度検出手段と、
前記車両が所定速度を超過したことを検出する速度超過検出手段と、
前記車両の位置を検出する位置検出手段と、
前記車両の速度を表示する速度表示計器を撮影する撮影手段と、
前記速度超過検出手段が、前記車両が所定速度を超過したことを検出したときに、前記撮影手段により撮影した画像情報と、前記位置検出手段により検出した位置情報とを対応させて監視する監視手段を備えたことを特徴とする車両監視システム。 - 前記撮影手段は、
前記車両の速度を表示する速度表示計器を含む車両前方視界を撮影することを特徴とする請求項1記載の車両監視システム。 - 前記車両監視システムは、車両と、該車両を監視する配車センタから構成されてなり、
前記車両は、前記速度検出手段と、前記速度超過検出手段と、前記位置検出手段と、前記撮影手段を備え、
前記速度超過検出手段が、前記車両が所定速度を超過したことを検出したときに、前記画像情報と前記位置情報とを対応させて、前記配車センタに送信する送信手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両監視システム。 - 前記速度超過検出手段が、前記車両が所定速度を超過していることを検出している検出期間内において、前記速度検出手段が、前記車両の速度が最大または極大を検出した時、前記画像情報と前記位置情報を送信することを特徴とする請求項3記載の車両監視システム。
- 車両と、該車両を監視する配車センタから構成されてなる車両監視システムであって、
前記車両は、
乗車料金を清算する清算時点を検出する清算時点検出手段と、
前記乗車料金を表示する料金表示計器を撮影する撮影手段と、
前記清算時点検出手段が清算時点であることを検出したときに、前記撮影手段により撮影した画像情報を前記配車センタに送信する送信手段を備え、
前記配車センタは、
前記車両より受信した画像情報に含まれる料金表示計器に表示された料金情報に基づいて前記乗車料金を監視することを特徴とする車両監視システム。 - 前記撮影手段は、
前記乗車料金を表示する料金表示計器を含む車両前方視界を撮影することを特徴とする請求項5記載の車両監視システム。 - 前記車両は、前記乗車料金を入力するための料金入力画面を表示する表示手段を備え、
前記表示手段は、前記清算時点検出手段が清算時点であることを検出したときに、前記料金入力画面を表示することを特徴とする請求項5または請求項6記載の車両監視システム。 - 前記入力手段による前記料金の入力が完了すると、
前記表示手段は、前記乗車料金の清算方法を入力するための料金清算方法入力画面に切り換えることを特徴とする請求項7記載の車両監視システム。 - 前記配車センタは、
前記料金情報として受信した料金金額と、前記画像情報を対比して表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の車両監視システム。 - 前記配車センタは、
前記料金情報として受信した料金金額と、前記画像情報に含まれる料金表示計器に表示された料金金額が異なる場合には、前記料金情報として受信した料金金額を修正する料金修正手段を備えたことを特徴とする請求項7乃至請求項9記載の車両監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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2003
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