JP7466868B2 - レゾルバステータ構造 - Google Patents

レゾルバステータ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7466868B2
JP7466868B2 JP2020152868A JP2020152868A JP7466868B2 JP 7466868 B2 JP7466868 B2 JP 7466868B2 JP 2020152868 A JP2020152868 A JP 2020152868A JP 2020152868 A JP2020152868 A JP 2020152868A JP 7466868 B2 JP7466868 B2 JP 7466868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal pin
protruding
grooves
groove
resolver stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020152868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022047127A (ja
Inventor
彰介 平
優希 本宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2020152868A priority Critical patent/JP7466868B2/ja
Publication of JP2022047127A publication Critical patent/JP2022047127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7466868B2 publication Critical patent/JP7466868B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

本発明は、レゾルバステータ構造に関し、特に、端子ピンとリード線の接続部の耐振動化を向上させるための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバステータ構造としては、特許文献1に開示されたレゾルバステータのハーネス構造を挙げることができる。
すなわち、特に、特許文献1の構成は、図示していないが、輪状ステータの輪状絶縁カバーに設けられた端子ピン保持部材の端子ピンとリード線とは、溶接又は圧着端子によって一体接続されていた。また、その接続構成としては、実際には、図4の第1従来構成(レゾルバハーネス溶接部Aを、図5で示す樹脂カバー2の突起3で固定する構成)が採用されていた。
特開2015-109761号公報
従来のレゾルバステータのハーネス構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、端子ピンの上方を保護するための樹脂カバーの突起を用いた簡易構造とした場合には、ハーネス溶接部の固定力が不足し、厳しい振動環境条件下では、溶接部が破断してしまう現象が生じていた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、端子ピンとリード線の接続部の耐振動化を向上させるようにしたレゾルバステータ構造を提供することを目的とする。
本発明によるレゾルバステータ構造は、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータと、前記各突出磁極に輪状絶縁カバーを介して巻回されたステータ巻線と、前記輪状絶縁カバーの一部に形成され、複数の端子ピンをその一側から突出して有する端子ピン保持部と、前記端子ピン保持部の前記一側とは反対側の他側から突出して形成された複数の溝部と、前記各溝部に設けられた前記各端子ピンの基端部と、前記各溝部に設けられる突起片を一体に有する突起部材と、前記基端部に接続されたリード線と、前記各溝部の全てを覆うための溝覆い部材と、を備え、前記突起部材は、弾性材よりなると共に、前記基端部と前記リード線の溶接部の振動を防振し、全体形状が櫛形をなす構成であり、また、前記各溝部の長手方向は、前記輪状ステータの厚さ方向と同一方向である構成である。
本発明によるレゾルバステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータと、前記各突出磁極に輪状絶縁カバーを介して巻回されたステータ巻線と、前記輪状絶縁カバーの一部に形成され、複数の端子ピンをその一側から突出して有する端子ピン保持部と、前記端子ピン保持部の前記一側とは反対側の他側から突出して形成された複数の溝部と、前記各溝部に設けられた前記各端子ピンの基端部と、前記各溝部に設けられる突起片を一体に有する突起部材と、前記基端部に接続されたリード線と、前記各溝部の全てを覆うための溝覆い部材と、を備え、前記突起部材は、弾性材よりなると共に、前記基端部と前記リード線の溶接部の振動を防振し、全体形状が櫛形をなす構成としたことにより、突起部材の各突起片の弾性によって、溶接部を弾力的に押さえつけて保持しているため、車等の激しい振動を伴うものにレゾルバを取付けた場合でも、安定した動作を得ることができる。
また、前記各溝部の長手方向は、前記輪状ステータの厚さ方向と同一方向であることにより、端子ピン保持部及びリード線を輪状ステータに対して、互いに直交するL字型として組むことができ、自動車等への取付けの自由度を向上させることができる。
本発明の実施の形態によるレゾルバステータ構造の要部を示す拡大斜視図である。 図1の要部に挿入するための突起部材を示す斜視図である。 図1の輪状ステータに端子ピン保持部とリード線保持部を取付けた状態を示す斜視図である。 第1従来構成の斜視図である。 従来の樹脂カバーを示す斜視図である。
本発明は、端子ピンとリード線の接続部の耐振特性を向上させることである。
以下、図面と共に本発明によるレゾルバステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を用いて説明する。
図1において、符号1で示されるものは、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極6を有する輪状ステータであり、前記各突出磁極6には、前記輪状ステータ1の両端面に一体又は別体にて形成された輪状絶縁カバー7を介して、ステータ巻線8が巻回されている。
前記輪状絶縁カバー7の一部に一体に形成された端子ピン保持部9の一側9aには、この端子ピン保持部9内にインサート成形された端子ピン10が、外方に向けて突出して設けられている。
前記端子ピン保持部9の前記一側9aとは反対側の他側9bには、直線状に延びる複数の溝部11を有する溝体16であるリード線保持部30が前記端子ピン保持部9と一体状に形成されている。
また、前記輪状ステータ1の厚さ方向Tと前記溝部11の長手方向Lは同一方向である。
前記各端子ピン10の各リード線12と溶接等で一体状に接続される基端部10aは、前記各溝部11内で一部が露出した状態で設けられており、前記各基端部10aと各リード線12とは、溶接による溶接部13によって一体状の溶接状態とされている。
図2で示されるものは、全体形状が櫛形をなすと共に複数の突起片14aを有し、ゴム等の弾性材からなる突起部材14であり、この各突起片14aの間隔は、前記各溝部11の間隔と同一に形成されている。
従って、前記各溝部11内で溶接部13が形成された後の溝体16に対して、前記突起部材14を嵌合させると、各突起片14aが各溝部11内に嵌合する。
前記各突起片14aは各溶接部13を上から押圧するように当接することができ、前記各溶接部13は外部からの振動によって振動することのないように構成されている。
前記溝体16に対して前記突起部材14を嵌合させた後、蓋状をなす溝覆い部材20を、前記溝体16を覆うように載置すると、前記各突起片14aが前記溝覆い部材20によって前記溶接部13を押圧し、外部振動が加わった時でも前記溶接部13が分離して故障の原因となることを防止することができる。
本発明によるレゾルバステータ構造は、リード線と端子ピンの接続部である溶接部を弾性材からなる突起片で押圧保持しているため、外部振動に対しても、溶接部の損傷による接続故障を防止することができる。
1 輪状ステータ
6 突出磁極
7 輪状絶縁カバー
8 ステータ巻線
9 端子ピン保持部
9a 一側
9b 他側
10 端子ピン
10a 基端部
11 溝部
12 リード線
13 溶接部
14 突起部材
14a 突起片
16 溝体
20 溝覆い部材
30 リード線保持部
L 溝部の長手方向
T 厚さ方向

Claims (2)

  1. 所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極(6)を有する輪状ステータ(1)と、前記各突出磁極(6)に輪状絶縁カバー(7)を介して巻回されたステータ巻線(8)と、前記輪状絶縁カバー(7)の一部に形成され、複数の端子ピン(10)をその一側(9a)から突出して有する端子ピン保持部(9)と、前記端子ピン保持部(9)の前記一側(9a)とは反対側の他側(9b)から突出して形成された複数の溝部(11)と、前記各溝部(11)に設けられた前記各端子ピン(10)の基端部(10a)と、前記各溝部(11)に設けられる突起片(14a)を一体に有する突起部材(14)と、前記基端部(10a)に接続されたリード線(12)と、前記各溝部(11)の全てを覆うための溝覆い部材(20)と、を備え、
    前記突起部材(14)は、弾性材よりなると共に、前記基端部(10a)と前記リード線(12)の溶接部(13)の振動を防振し、全体形状が櫛形をなす構成としたことを特徴とするレゾルバステータ構造。
  2. 前記各溝部(11)の長手方向(L)は、前記輪状ステータ(1)の厚さ方向(T)と同一方向であることを特徴とする請求項1記載のレゾルバステータ構造。
JP2020152868A 2020-09-11 2020-09-11 レゾルバステータ構造 Active JP7466868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020152868A JP7466868B2 (ja) 2020-09-11 2020-09-11 レゾルバステータ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020152868A JP7466868B2 (ja) 2020-09-11 2020-09-11 レゾルバステータ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022047127A JP2022047127A (ja) 2022-03-24
JP7466868B2 true JP7466868B2 (ja) 2024-04-15

Family

ID=80780163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020152868A Active JP7466868B2 (ja) 2020-09-11 2020-09-11 レゾルバステータ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7466868B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011200007A (ja) 2010-03-19 2011-10-06 Minebea Co Ltd レゾルバのステータ構造
JP2012010550A (ja) 2010-06-28 2012-01-12 Minebea Co Ltd レゾルバのインシュレータ、レゾルバおよびその製造方法
JP2015220957A (ja) 2014-05-21 2015-12-07 ミネベア株式会社 レゾルバ
JP2017034826A (ja) 2015-07-31 2017-02-09 ミネベア株式会社 レゾルバ
JP2018129879A (ja) 2017-02-06 2018-08-16 ミネベアミツミ株式会社 レゾルバのステータ構造およびそれを用いたレゾルバ
WO2019044953A1 (ja) 2017-08-31 2019-03-07 ミネベアミツミ株式会社 ステータ構造およびレゾルバ
JP2019050670A (ja) 2017-09-08 2019-03-28 ミネベアミツミ株式会社 ステータ構造およびレゾルバ
JP2019110658A (ja) 2017-12-18 2019-07-04 多摩川精機株式会社 レゾルバステータ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011200007A (ja) 2010-03-19 2011-10-06 Minebea Co Ltd レゾルバのステータ構造
JP2012010550A (ja) 2010-06-28 2012-01-12 Minebea Co Ltd レゾルバのインシュレータ、レゾルバおよびその製造方法
JP2015220957A (ja) 2014-05-21 2015-12-07 ミネベア株式会社 レゾルバ
JP2017034826A (ja) 2015-07-31 2017-02-09 ミネベア株式会社 レゾルバ
JP2018129879A (ja) 2017-02-06 2018-08-16 ミネベアミツミ株式会社 レゾルバのステータ構造およびそれを用いたレゾルバ
WO2019044953A1 (ja) 2017-08-31 2019-03-07 ミネベアミツミ株式会社 ステータ構造およびレゾルバ
JP2019050670A (ja) 2017-09-08 2019-03-28 ミネベアミツミ株式会社 ステータ構造およびレゾルバ
JP2019110658A (ja) 2017-12-18 2019-07-04 多摩川精機株式会社 レゾルバステータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022047127A (ja) 2022-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7354297B2 (en) Connector fixing structure
US10498185B2 (en) Stator and motor
CA2358768C (en) Resolver stator
US7503801B2 (en) Cover cap
JP7466868B2 (ja) レゾルバステータ構造
JP2015207399A (ja) シールドコネクタ
CN109716629B (zh) 马达
JP5980259B2 (ja) 固定子の接続端子および固定子
US10873237B2 (en) Motor
JP6900927B2 (ja) コネクタ
JP2023001851A (ja) バスバカバーおよびバスバの配索構造
JP7164568B2 (ja) コネクタ
JP7405089B2 (ja) モータ
CN110971047B (zh) 马达
US9595769B2 (en) Terminal temporary holding structure and resolver including terminal temporary holding structure
JP4235219B2 (ja) コイル保持構造
JP2016092964A (ja) 導電路接続部材
JP3943561B2 (ja) モータ
US10873238B2 (en) Motor
JP7251734B2 (ja) レゾルバのステータ巻線の端線固定構造
JP2017212781A (ja) 回転電機
JP2023097196A (ja) 配索構造
JP2017017879A (ja) 配索材固定体及びワイヤハーネス
JP2015055587A (ja) レゾルバステータのハーネス構造
JP2017022947A (ja) ステータ、モータおよびステータの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230904

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240315

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7466868

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150