JP7464062B2 - 弾性波装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電膜を有する弾性波装置に関する。
従来、圧電膜を用いた弾性波装置が種々提案されている。例えば、下記の特許文献1に記載の弾性波装置では、支持基板上に、高音速部材、低音速膜及び圧電膜がこの順序で積層されている。圧電膜上にIDT電極が設けられている。
WO2012/086639
特許文献1に記載のような弾性波装置を用いて帯域通過型フィルタを構成した場合、通過帯域の外側の周波数域に、高次モードによるスプリアスが生じることがあった。
本発明の目的は、高次モードのスプリアスを抑制することができる、弾性波装置を提供することにある。
本発明に係る弾性波装置は、支持基板と、前記支持基板に直接または間接的に積層された圧電膜と、前記圧電膜上に形成されたIDT電極と、を備え、前記圧電膜が、前記支持基板側の面がプラス面であり、前記IDT電極側の面がマイナス面である第1の圧電膜と、前記第1の圧電膜と積層されており、前記支持基板側の面がマイナス面であり、前記IDT電極側の面がプラス面である、第2の圧電膜とを有し、前記第1の圧電膜の厚みと、前記第2の圧電膜の厚みとの合計膜厚が、IDT電極の電極指ピッチで定まる波長をλとしたときに、1λ以下である。
本発明に係る弾性波装置によれば、フィルタを構成した場合に通過帯域外の高次モードによるスプリアスを抑制することができる。
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の正面断面図であり、図1(b)は、該弾性波装置の電極構造を示す模式的平面図である。 図2は、第1の実施例の弾性波装置の共振子としてのインピーダンス特性を示す図である。 図3は、第1の実施例及び第1の比較例の弾性波装置の共振子としての位相特性を示す図である。 図4は、第1,第2のLiTaO膜の合計膜厚と、高次モードの応答が現れる周波数位置における位相の最大値との関係を示す図である。 図5は、図4の縦軸の位相を拡大して示す図である。 図6は、第1,第2のLiTaO膜の厚みの合計を0.4μm=0.2λと一定とし、第1のLiTaO膜の厚みを0.05μm、0.1μm、0.15μm、0.2μm、0.25μmまたは0.3μmと変化させた場合のスプリアスによる位相の最大値との関係を示す図である。 図7は、YカットのLiTaO膜からなる第1,第2のLiTaO膜の厚みの合計を0.4μm=0.2λと一定とし、第1のLiTaO膜の厚みを0.05μm、0.1μm、0.15μm、0.2μm、0.25μm、0.3μmまたは0.35μmとした弾性波装置における、YカットLiTaO膜のカット角と、インピーダンス特性におけるインピーダンス比との関係を示す図である。 図8は、第1,第2のLiTaO膜の合計膜厚に対する、第1のLiTaO膜の膜厚の割合と、スプリアスを効果的に抑制し得るLiTaO膜のカット角との関係を示す図である。 図9は、第2の実施例及び第2の比較例の弾性波装置の共振子としての位相特性を示す図である。 図10は、YカットのLiNbO膜からなる第1,第2のLiNbO膜の厚みの合計を0.4μm=0.2λと一定とし、第1のLiNbO膜の厚みを0.05μm、0.1μm、0.15μm、0.2μm、0.25μm、0.3μmまたは0.35μmとした弾性波装置における、YカットLiNbO膜のカット角と、インピーダンス特性におけるインピーダンス比との関係を示す図である。 図11は、第1,第2のLiNbO膜の合計膜厚に対する、第1のLiNbO膜の膜厚の割合と、スプリアスを効果的に抑制し得るLiNbO膜のカット角との関係を示す図である。 図12は、本発明の第2の実施形態に係る弾性波装置の正面断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
なお、本明細書に記載の各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることを指摘しておく。
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の正面断面図であり、図1(b)は、その電極構造を示す模式的平面図である。
弾性波装置1は、支持基板2を有する。支持基板2は、本実施形態では、Siからなる。もっとも、支持基板2の材料は特に限定されない。Si以外に、水晶、半導体、またはアルミナもしくは窒化ケイ素などの絶縁体などを用いることができる。もしくは、(111)面のSi、(110)面のSiまたは水晶が用いられる。
支持基板2上に、高音速材料層3及び低音速膜4が積層されている。
低音速膜4上に、第1の圧電膜としての第1のLiTaO膜5及び第2の圧電膜としての第2のLiTaO膜6が積層されている。本実施形態では、第1,第2のLiTaO膜5,6の積層体により、圧電膜が構成されている。また、第1,第2のLiTaO膜5,6からなる圧電膜は、支持基板2上に間接に積層されている。第2のLiTaO膜6上に、IDT電極7及び反射器8,9が設けられている。このIDT電極7及び反射器8,9を覆うように誘電体膜10が積層されている。IDT電極7は、適宜の金属もしくは合金からなる。好ましくは、主電極層がAlまたはAlCu合金からなる。
上記のように、弾性波装置1では、圧電膜が、第1,第2のLiTaO膜5,6を有する。ここで、第1のLiTaO膜5の支持基板2側の主面5aがマイナス面であり、支持基板2と反対側の主面5bがプラス面とされている。第2のLiTaO膜6では、支持基板2側の主面6aがプラス面であり、IDT電極7側の主面6bがマイナス面である。すなわち、プラス面同士が接触するように第1,第2のLiTaO膜5,6が積層されている。
なお、本発明においては、第1,第2の圧電膜におけるプラス面及びマイナス面は、第1,第2の圧電膜の分極の極性に基づく表現であるが、より好ましくは、第1の圧電膜の分極方向と、第2の圧電膜の分極方向が反対方向である。
第1,第2のLiTaO膜5,6の極性を上記のようにするには、例えば、第1のLiTaO膜5の結晶方位をオイラー角表示で(0°,138°,0°)とし、第2のLiTaO膜6の結晶方位をオイラー角表示で(0°,-42°,180°)とすればよい。なお、オイラー角表示(φ,θ,ψ)におけるψが伝搬角ψである。
第1のLiTaO膜5の厚みと、第2のLiTaO膜6の厚みの合計膜厚は、IDT電極7の電極指ピッチで定まる波長をλとしたときに、1λ以下とされている。それによって、後述するように、弾性波装置1の共振子としての特性において、高次モードによるスプリアスを効果的に抑制することができる。
上記弾性波装置1の第1の実施例を以下の設計パラメータにより作製した。
支持基板2:(111)面のSi基板、伝搬角ψは46°とした。
高音速材料層3:窒化ケイ素膜、厚み300nm
低音速膜4:酸化ケイ素膜、厚み300nm
第1のLiTaO膜5:厚み200nm
第2のLiTaO膜6:厚み200nm
IDT電極7及び反射器8,9は、第2のLiTaO膜6側から、Ti層、AlCu層、及びTi層の積層膜により形成した。厚みは、下方のTi層=12nm、AlCu層=100nm、上方のTi層=4nmとした。
IDT電極7の電極指ピッチで定まる波長λを2μmとし、IDT電極7のデューティは0.5とした。
誘電体膜10:酸化ケイ素膜、厚み35nm
なお、上記の通り、第1のLiTaO膜5の厚みと、第2のLiTaO膜6の厚みの合計は400nmであり、0.2λである。
また、第1のLiTaO膜5及び第2のLiTaO膜6のカット角はいずれも42°Yカットとした。第1のLiTaO膜5の主面5aがマイナス面であり、主面5bがプラス面であり、第2のLiTaO膜6の主面6aがプラス面であり、主面6bがマイナス面である。
上記のようにして構成した弾性波装置1のインピーダンス特性を図2に示す。図2に示すように、2000MHz付近において、メインモードである横波のSHモードによる大きな応答が現れている。なお、メインモードによる応答よりも高域側においては、高次モードによるスプリアスがほとんど現れていないことがわかる。
図3は、上記第1の実施例の弾性波装置と、第1の比較例の弾性波装置の共振子としての、位相特性を示す図である。実線が第1の実施例の結果を、破線が第1の比較例の結果を示す。
なお、第1の比較例では、第1のLiTaO膜5及び第2のLiTaO膜6に代えて、1層の厚み0.2λのLiTaO膜を用いたことを除いては、第1の実施例と同様とした。なお、1層のLiTaO膜の支持基板側の面をマイナス面、IDT電極側の面をプラス面とした。
図3から明らかなように、第1の比較例では、4500MHz付近に、高次モードによる大きなスプリアスが現れている。これに対して、第1の実施例では、4500MHz付近における高次モードスプリアスによる応答が非常に小さくなっていることがわかる。
また、図3から明らかなように、第1の実施例における2000MHz付近のメインモードによる応答は、第1の比較例の応答と同等であることがわかる。よって、第1の実施例の弾性波装置1では、メインモードの応答は十分に大きい。
従って、第1の実施例によれば、メインモードによる応答を劣化させることなく、高次モードによるスプリアスを効果的に抑制することができる。
上記のように、第1の実施例において、高次モードによるスプリアスが抑制される理由は、定かではないが、プラス面同士を接触させて、極性が異なる第1,第2のLiTaO膜5,6を積層することにより、高次モードが相殺されているためと考えられる。なお、第1の実施例では、プラス面同士を接触させていたが、マイナス面同士を接触させて、極性が異なる第1,第2のLiTaO膜5,6を積層してもよい。すなわち、上記第2の圧電膜としての第2のLiTaO膜6上に、上記第1の圧電膜としての第1のLiTaO膜5が積層されていてもよい。その場合においても、同様の効果が得られる。
もっとも、好ましくは、第1の圧電膜のプラス面と、第2の圧電膜のプラス面とが接触するように第1,第2の圧電膜が積層される。それによって、マイナス面同士を接触させた場合よりも、第1,第2の圧電膜間の密着強度を高めることができ、第1,第2の圧電膜間における剥離が生じ難い。
本発明において、第1の圧電膜と第2の圧電膜との積層形態は、上記のように、第1の圧電膜上に第2の圧電膜が積層されていてもよく、第2の圧電膜上に第1の圧電膜が積層されていてもよい。
弾性波装置1では、高次モードによるスプリアスを抑制することができるので、例えば弾性波装置1を複数用いた帯域通過型フィルタを構成した場合、通過帯域よりも高域側における高次モードによるスプリアスを効果的に抑制することができる。
第1の実施例の弾性波装置1において、第1のLiTaO膜5の膜厚及び第2のLiTaO膜6の膜厚を等しくし、但し、合計膜厚を変化させ、複数種の弾性波装置を作製した。この複数種の弾性波装置における、第1,第2のLiTaO膜5,6の合計膜厚と、高次モードの応答が現れる4500MHz付近の位相の最大値との関係を図4に示す。なお、上記合計膜厚は、0.2μm以上、1.2μm以下の範囲内で0.1μmごとに変化させた。
すなわち、合計膜厚を、0.2μm、0.3μm、0.4μm、0.5μm、0.6μm、0.7μm、0.8μm、0.9μm、1μm、1.1μmまたは1.2μmとした。
図4から明らかなように、合計膜厚が1μm(本実施形態における波長λで換算すると0.5λ)以下であれば高次モードによる位相を十分に小さくすることができる。より好ましくは、図4の縦軸を拡大して示す図5から明らかなように、合計膜厚0.5μm(本実施形態における波長λで換算すると0.25λ)以下であればより一層スプリアスを効果的に抑制することができる。従って、合計膜厚が、0.5λ以下であることが好ましく、より好ましくは0.25λ以下である。なお、本実施形態と異なり、λの値が2μm以外である場合にも、合計膜厚を0.5λ以下、より好ましくは0.25λ以下とすることにより、高次モードによる位相を充分に小さくすることができる。
第1,第2のLiTaO膜5,6の合計膜厚が大きくなると、高次モードの音速が低音速化し、Siからなる支持基板2によるバルク波音速のカットオフを使えなくなる。そのため、高次モードによる応答が大きくなると考えられる。よって、上記のように、合計膜厚は、1μm=0.5λ以下とされる。
次に、上記第1の実施例の構造において、第1,第2のLiTaO膜5,6の合計膜厚を0.4μm=0.2λと一定とし、第1のLiTaO膜5の厚みと、第2のLiTaO膜6の厚みを下記の表1に示す通りとした。
Figure 0007464062000001
上記のようにして構成された弾性波装置における4500MHz付近のスプリアスによる位相の最大値を求めた。図6は、第1のLiTaO膜の厚み(μm)と、上記高次モードによるスプリアスの位相最大値との関係を示す図である。
図6から明らかなように、下側(第1,第2のLiTaO膜5,6のうち支持基板に近い側)の第1のLiTaO膜5の厚みが0.2μm以上の場合、すなわち第1のLiTaO膜5の厚みが第2のLiTaO膜6の厚みよりも厚い場合に、高次モードをより効果的に抑制し得ることがわかる。
次に、第1の実施例の構造において、第1のLiTaO膜5と第2のLiTaO膜6の合計膜厚を0.4μm=0.2λで一定し、第1のLiTaO膜5の厚みを0.05μm、0.1μm、0.15μm、0.2μm、0.25μm、0.3μmまたは0.35μmとした。第1,第2のLiTaO膜5,6として、様々なカット角のYカットLiTaO膜を用いた。なお、第1のLiTaO膜5と第2のLiTaO膜6のカット角は等しくした。
図7は、上記のようにして構成した複数の弾性波装置におけるカット角と、インピーダンス特性におけるインピーダンス比との関係を示す図である。ここでインピーダンス比は、メインモードの共振周波数におけるインピーダンスに対する反共振周波数におけるインピーダンスの割合である。図7より、各カット角において上記第1のLiTaO膜5の厚みが0.05μm以上、0.35μm以下の範囲で変化させたとしても、同じカット角であればメインモードのインピーダンス比はほぼ同等であることがわかる。そして、上記カット角が、-20°以上、+75°以下であれば、メインモードのインピーダンス比を80dB以上と大きくし得ることがわかる。従って、好ましくは、YカットLiTaO膜のカット角は、-20°以上、+75°以下である。
図8は、上記第1の実施例において、第1,第2のLiTaO膜5,6の合計膜厚を0.4μm=0.2λに一定し、この合計膜厚に対する第1のLiTaO膜5の膜厚の割合(%)を変化させた場合の、この膜厚の割合と、レイリー波によるスプリアスを抑圧し得るカット角との関係を示す図である。図8中の破線は図8中の複数のプロットを近似化することにより得られる式である。この式は、下記の式(1)となる。
y=-0.0009955556x+0.1552380952x-4.6325396825x+78.5714285714 … 式(1)
ここで、yはカット角であり、xは上記第1のLiTaO膜5の膜厚の割合である。
この近似式(1)で得られたyに対し、好ましくは、(y±10°)+180n(但し、nは、0,1,2,3,………の整数)または(y±10°)-180n(但し、nは、0,1,2,3,………の整数)のいずれかの範囲内の値であれば、レイリー波によるスプリアスをより一層効果的に抑圧することができる。
本発明に係る弾性波装置では、第1,第2の圧電膜はLiNbO膜からなるものであってもよい。第2の実施例として、第1,第2のLiTaO膜5,6に代えて、第1,第2のLiNbO膜を用いた構成について説明する。第2の実施例を、以下の設計パラメータにより作製した。
支持基板:(111)面のSi基板、伝搬角ψは46°とした。
高音速材料層:窒化ケイ素膜、厚み300nm
低音速膜:酸化ケイ素膜、厚み300nm
第1のLiNbO膜:厚み200nm
第2のLiNbO膜:厚み200nm
IDT電極及び反射器は、第2のLiNbO膜側から、Ti層、AlCu層、及びTi層の積層膜により形成した。厚みは、下方のTi層=12nm、AlCu層=100nm、上方のTi層=4nmとした。
IDT電極の電極指ピッチで定まる波長λを2μmとし、IDT電極のデューティは0.5とした。
誘電体膜:酸化ケイ素膜、厚み30nm
なお、上記の通り、第1のLiNbO膜の厚みと、第2のLiNbO膜の厚みの合計は400nmであり、0.2λである。
また、第1のLiNbO膜及び第2のLiNbO膜のカット角はいずれも30°Yカットとした。第1のLiNbO膜の支持基板側の主面がプラス面であり、第2のLiNbO膜側の主面がマイナス面であり、第2のLiNbO膜の第1のLiNbO膜側の主面がマイナス面であり、IDT電極側の主面がプラス面である。
また、比較のために、厚み400nmの単層の30°YカットのLiNbO膜を用いたことを除いては、上記第2の実施例と同様にして、第2の比較例の弾性波装置を作製した。なお、第2の比較例では、単一層であるLiNbO膜の支持基板側の面をマイナス面とし、IDT電極側の主面をプラス面とした。
図9は、第2の実施例の弾性波装置と、第2の比較例の弾性波装置の共振子としての、位相特性を示す図である。実線が第2の実施例の結果を、破線が第2の比較例の結果を示す。
図9から明らかなように、第2の比較例では、3400MHz付近、6700MHz付近、7200MHz付近にて高次モードによる大きなスプリアスが現れている。これに対して、第2の実施例では、これらの周波数域におけるスプリアスによる応答は非常に小さくなっていることがわかる。また、図9から明らかなように、第2の実施例における2000MHz付近のメインモードによる応答の大きさは、第2の比較例の応答と同等であることがわかる。よって、第2の実施例の弾性波装置では、メインモードの応答は十分に大きい。従って、第2の実施例においても、メインモードによる応答を劣化させることなく、高次モードによるスプリアスを抑制し得ることがわかる。
次に、第2の実施例の構造において、第1のLiNbO膜と第2のLiNbO膜の合計膜厚を0.4μm=0.2λで一定し、第1のLiNbO膜の厚みを0.05μm、0.1μm、0.15μm、0.2μm、0.25μm、0.3μmまたは0.35μmとした。第1,第2のLiNbO膜として、様々なカット角のYカットLiNbO膜を用いた。なお、第1のLiNbO膜と第2のLiNbO膜のカット角は等しくした。
図10は、上記のようにして構成した複数の弾性波装置におけるカット角と、インピーダンス特性におけるインピーダンス比との関係を示す図である。ここでインピーダンス比は、メインモードの共振周波数におけるインピーダンスに対する反共振周波数におけるインピーダンスの割合である。図10より、各カット角において上記第1のLiNbO膜の厚みが0.05μm以上、0.35μm以下の範囲で変化させたとしても、同じカット角であればメインモードのインピーダンス比はほぼ同等であることがわかる。そして、上記カット角が、-20°以上、+90°以下であれば、メインモードのインピーダンス比を80dB以上と大きくし得ることがわかる。従って、好ましくは、YカットLiNbO膜のカット角は、-20°以上、+90°以下である。
図11は、上記第2の実施例において、第1,第2のLiNbO膜の合計膜厚を0.4μm=0.2λに一定し、この合計膜厚に対する第1のLiNbO膜の膜厚の割合(%)を変化させた場合の、この膜厚の割合と、レイリー波によるスプリアスを抑圧し得るカット角との関係を示す図である。図11中の破線は図11中の複数のプロットを近似化することにより得られる式である。この式は、下記の式(2)となる。
y=0.0091x+0.3543x+24.5 … 式(2)
ここで、yはカット角であり、xは上記第1のLiNbO膜の膜厚の割合である。
この近似式(2)で得られたyに対し、好ましくは、(y±10°)+180n(但し、nは、0,1,2,3,………の整数)または(y±10°)-180n(但し、nは、0,1,2,3,………の整数)のいずれかの範囲内の値であれば、レイリー波によるスプリアスをより一層効果的に抑圧することができる。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る弾性波装置の正面断面図である。弾性波装置21では、第1の圧電膜5と第2の圧電膜6との間に、絶縁膜22が積層されている。この絶縁膜22としては、例えば酸化膜を用いることができる。弾性波装置21は、その他の構造は弾性波装置1と同様である。弾性波装置21のように、第1の圧電膜5と第2の圧電膜6との間に、絶縁膜22が積層されていてもよい。
また、弾性波装置1では、高音速材料層3は窒化ケイ素膜により構成されており、低音速膜4は酸化ケイ素膜により構成したが、これらの材料は特に限定されない。例えば、高音速材料層3の高音速材料としては、第1,第2の圧電膜を伝搬する弾性波の音速よりも伝搬するバルク波の音速が高い様々な高音速材料を用いることができる。このような高音速材料としては、AlN,Al,ダイヤモンド薄膜などを挙げることができる。
また低音速膜4についても、伝搬するバルク波の音速が第1,第2の圧電膜を伝搬するバルク波の音速よりも低い低音速材料により構成することができる。このような低音速材料としては、酸化ケイ素、酸窒化ケイ素などを挙げることができる。
また、IDT電極7及び反射器8,9を構成する材料についてもTi/AlCu/Ti積層体に限らず、様々な金属もしくは合金を用いることができる。また、IDT電極7及び反射器8,9は、積層金属膜でなく、単層の金属膜により構成されていてもよい。
誘電体膜10の材料についても、酸化ケイ素に限らず、酸窒化ケイ素などの様々な誘電体を用いることができる。
弾性波装置1では、高音速材料層3が支持基板2上に設けられていたが、高音速材料層3を支持基板2とともに、高音速材料により一体化してもよい。
また、低音速膜4を設けずに、第1の圧電膜上に高音速材料層3が直接積層されていてもよい。従って、第1の圧電膜は、支持基板が高音速材料層からなる場合には、支持基板上に直接積層されていてもよい。
1…弾性波装置
2…支持基板
3…高音速材料層
4…低音速膜
5…第1のLiTaO
6…第2のLiTaO
5a,5b,6a,6b…主面
7…IDT電極
8,9…反射器
10…誘電体膜
21…弾性波装置
22…絶縁膜

Claims (19)

  1. 支持基板と、
    前記支持基板に直接または間接的に積層された圧電膜と、
    前記圧電膜上に形成されたIDT電極と、
    を備え、
    前記圧電膜が、前記支持基板側の面がプラス面であり、前記IDT電極側の面がマイナス面である第1の圧電膜と、前記第1の圧電膜と積層されており、前記支持基板側の面がマイナス面であり、前記IDT電極側の面がプラス面である、第2の圧電膜とを有し、
    前記第1及び第2の圧電膜がLiTaO 膜または、前記第1,第2の圧電膜がLiNbO 膜であり、
    前記第1の圧電膜の厚みと、前記第2の圧電膜の厚みとの合計膜厚が、IDT電極の電極指ピッチで定まる波長をλとしたときに、1λ以下である、弾性波装置。
  2. 前記第1の圧電膜の厚みと、前記第2の圧電膜の厚みとの合計膜厚が、0.5λ以下である、請求項1に記載の弾性波装置。
  3. 前記第1の圧電膜の厚みと、前記第2の圧電膜の厚みとの合計膜厚が、0.25λ以下である、請求項1に記載の弾性波装置。
  4. 前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜のうち、前記支持基板に相対的に近い圧電膜の厚みが、前記支持基板から相対的に遠い圧電膜の厚みよりも大きい、請求項1~3のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  5. 前記第1の圧電膜のプラス面と、前記第2の圧電膜のプラス面とが接触するように前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜が積層されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  6. 前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜が、LiTaO膜である、請求項1~5のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  7. 前記第1,第2の圧電膜が、YカットのLiTaO膜であり、カット角が-20°以上、+75°以下である、請求項6に記載の弾性波装置。
  8. 前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜のカット角が、(y°±10°)+180°n(但し、nは、0,1,2,3,………の整数)または(y°±10°)-180°n(但し、nは、0,1,2,3,………の整数)のいずれかの範囲内の値であり、前記yは、前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜の合計膜厚に対する、前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜のうち、前記支持基板に相対的に近い圧電膜の膜厚の割合をx(%)とした場合、下記式(1)を満たす値である、請求項6に記載の弾性波装置。
    y=-0.0009955556x+0.1552380952x-4.6325396825x+78.5714285714 … 式(1)
  9. 前記第1,第2の圧電膜が、LiNbO膜である、請求項1~5のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  10. 前記第1,第2の圧電膜が、YカットのLiNbO膜であり、カット角が-20°以上、+90°以下である、請求項9に記載の弾性波装置。
  11. 前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜のカット角が、(y°±10°)+180°n(但し、nは、0,1,2,3,………の整数)または(y°±10°)-180°n(但し、nは、0,1,2,3,………の整数)のいずれかの範囲内の値であり、前記yは、前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜の合計膜厚に対する、前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜のうち、前記支持基板に相対的に近い圧電膜の膜厚の割合をx(%)とした場合、下記式(2)を満たす値である、請求項9に記載の弾性波装置。
    y=0.0091x+0.3543x+24.5 … 式(2)
  12. 前記第1の圧電膜と前記第2の圧電膜との間に積層されている絶縁膜をさらに備える、請求項1~11のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  13. 前記支持基板と前記圧電膜との間に積層されており、伝搬するバルク波の音速が、前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜を伝搬する弾性波の音速よりも高い、高音速材料からなる、高音速材料層をさらに備える、請求項1~12のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  14. 前記支持基板が、伝搬するバルク波の音速が、前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜を伝搬する弾性波の音速よりも高い、高音速材料からなる、請求項1~12のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  15. 前記高音速材料層と前記圧電膜との間に積層されており、伝搬するバルク波の音速が、前記第1の圧電膜及び前記第2の圧電膜を伝搬するバルク波の音速よりも低い、低音速材料からなる、低音速膜をさらに備える、請求項13に記載の弾性波装置。
  16. 前記IDT電極を覆う誘電体膜をさらに備える、請求項1~15のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  17. 前記IDT電極が、AlまたはAlCu合金からなる主電極層を有する、請求項1~16のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  18. 前記支持基板が(111)面のSi、(110)面のSi、又は、水晶からなる、請求項1~17のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  19. 前記第1の圧電膜および前記第2の圧電膜のそれぞれは、タンタル酸リチウムまたはニオブ酸リチウムからなる、請求項1~18のいずれか1項に記載の弾性波装置。
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