JP7464048B2 - 信号処理装置、信号処理方法、プログラム及び映像表示装置 - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法、プログラム及び映像表示装置 Download PDF

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Description

本開示は、信号処理装置、信号処理方法、プログラム及び映像表示装置に関する。
特許文献1には、映像表示用パネルを振動させることで音を発生させるようにした映像表示装置が記載されている。
国際公開2018/123310号
映像表示用パネルに表示される映像が暗い場合等には、映像表示用パネルに視聴空間内の物体(例えば、映像表示用パネルに対向した位置に存在する物体)や視聴者の姿が映り込む。映像表示用パネルが振動すると、映像表示用パネルに映り込んだ物体等が揺れる画揺れが視覚的に認識され、映像を視聴する視聴者が違和感を覚えるという問題があった。
本開示は、画揺れの発生を効果的に抑制することができる信号処理装置、信号処理方法、プログラム及び映像表示装置を提供することを目的の一つとする。
本開示は、例えば、
入力音声信号に基づいて、加振されることで音を発生する映像表示用パネルの変位量を検出する変位検出部と、
画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定する閾値設定部と、
変位検出部により検出される変位量と閾値との比較結果に基づいて、入力音声信号のレベルを調整するゲイン調整部と
を有する信号処理装置である。
本開示は、例えば、
変位検出部が、入力音声信号に基づいて、加振されることで音を発生する映像表示用パネルの変位量を検出し、
閾値設定部が、画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定し、
ゲイン調整部が、変位検出部により検出される変位量と閾値との比較結果に基づいて、入力音声信号のレベルを調整する
信号処理方法である。
本開示は、例えば、
変位検出部が、入力音声信号に基づいて、加振されることで音を発生する映像表示用パネルの変位量を検出し、
閾値設定部が、画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定し、
ゲイン調整部が、変位検出部により検出される変位量と閾値との比較結果に基づいて、入力音声信号のレベルを調整する
信号処理方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
本開示は、例えば、
加振部と、
映像を表示するとともに、加振部により加振されることで音を発生する映像表示用パネルと、
映像表示用パネルの変位を制御するパネル変位制御部と、
パネル変位制御部から出力される音声信号を増幅し、増幅した音声信号を加振部に出力するアンプと
を有し、
パネル変位制御部は、
入力音声信号に基づいて、映像表示用パネルの変位量を検出する変位検出部と、
画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定する閾値設定部と、
変位検出部により検出される変位量と閾値との比較結果に基づいて、入力音声信号のレベルを調整するゲイン調整部と
を有する映像表示装置である。
図1A~図1Cは、実施の形態の概要を説明する際に参照される図である。 図2は、実施の形態の概要を説明する際に参照される図である。 図3は、実施の形態にかかる映像表示装置の斜視図である。 図4は、実施の形態にかかる映像表示装置の背面図である。 図5は、実施の形態にかかる映像表示装置の内部構成を含むブロック図である。 図6は、実施の形態にかかるダイナミックEQを説明する際に参照される図である。 図7は、実施の形態にかかるダイナミックEQの具体例を説明する際に参照される図である。 図8は、実施の形態にかかるダイナミックEQの他の具体例を説明する際に参照される図である。 図9は、実施の形態にかかるパネル変位制御部で行われる処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、実施の形態にかかるアタックタイム、ホールドタイム及びリリースタイムを説明するための図である。 図11は、変形例を説明するための図である。
本開示の実施の形態等に関する説明は、以下の順序で行われる。
<実施の形態の概要>
<実施の形態>
<変形例>
以下に説明する実施の形態等は本開示の好適な具体例であり、本開示の内容がこれらの実施の形態等に限定されるものではない。
<実施の形態の概要>
図1A~図1Cは、本実施の形態の概要を説明する際に参照される図である。本実施の形態では、映像表示用パネルがアクチュエーター等の加振部により加振されるシステムを用いた説明がなされる。かかる映像表示用パネルの変位特性は、映像表示用パネルにレーザー等を照射することにより事前に測定することができる。図1Aは、映像表示用パネルの変位特性の一例を示す図である。加振部に対して一定の入力電圧の音声信号を入力して映像表示用パネルを振動させた場合に生じる変位(mm)の周波数特性が、変位特性として図1Aに示されている。図1Aに示されているように、周波数が低いほど変位量が大きくなる。また、画揺れが発生するか否かを示す閾値が設定されており、映像表示用パネルの変位量が当該閾値を超えると、画揺れが視覚的に認識される程度に目立ってしまう。
画揺れを効果的に抑制する一つの解決策として、図1Bに模式的に示すような特性を有するハイパスフィルタを使用する方法が考えられる。ハイパスフィルタを使用して低域成分をカットすることにより、図1Cに示すように、映像表示パネルの変位量が閾値を上回ることを防止することができ、画揺れを効果的に抑制することができる。しかしながら、この方法では、常に固定のハイパスフィルタで低域をカットするので、閾値を超えないような低域成分の信号もカットされてしまう虞がある。また、音声信号の低域成分を再生するためのサブウーハーを併用することも考えられるが、カットオフ周波数が高くなることによりパネルによる音の再生とサブウーハーのクロスオーバー周波数付近の音圧が下がってしまう虞がある。そこで、画揺れを効果的に抑制しつつ、低域成分の信号の音圧を確保することが望まれる。
ところで、画揺れは、映像表示用パネルに入力される映像の特性、映像表示用パネルが存在する空間の明るさ、映像表示用パネルの反射率等の仕様、視聴位置等に応じて、同じ映像表示用パネルの変位量であっても画揺れの目立ちやすさも異なる。そこで、上述した要因に応じて、画揺れが発生するか否かを示す閾値を動的に変更することが好ましい。
そこで、本実施の形態では、画揺れが発生するか否かを示す閾値が適切に設定されるようにする。また、図2に示すように、映像表示パネルの変位量が閾値を超えた場合に、音声信号のレベルが下げられるようにする。上述したように、音声信号の周波数が低域であるほど映像表示パネルの変位量が大きくなることから、主に音声信号の低域成分のレベルが減衰される。これにより、映像表示用パネルの振動を抑制することができるので、画揺れが発生してしまうことを抑制することができる。
<実施の形態>
[映像表示装置の構成例]
図3及び図4は、本実施の形態にかかる映像表示装置(映像表示装置1)の構成例を説明するための図である。図3は、映像表示装置1を背面(映像が表示される面とは反対の面)側から視た斜視図であり、図4は、映像表示装置1を背面側から視た平面図である。映像表示装置1は、パネル部2と、支持部3と、収納部4とを有している。
パネル部2は、映像を表示するための映像表示用パネルである。本実施の形態にかかるパネル部2は、図4に示すように、2枚のパネル部(パネル部2A、2B)が一体化された構成を有している。勿論、パネル部2が1枚のパネル部により構成されていても良いし、3枚以上のパネル部により構成されていても良い。パネル部2としては、OLED(Organic Light Emitting Diode)、LCD(Liquid Crystal Display)等を適用することができる。
支持部3は、パネル部2の背面に取り付けられており、パネル部2を支持するものである。なお、支持部3は、ヒンジ等の回動部を介してパネル部2の裏面に取り付けられていても良い。そして、回動部を回動させて支持部3を移動させることにより、パネル部2の傾斜角度が調節できるようにしても良い。なお、本実施の形態では、支持部3は、サブウーハーのスピーカとして機能する。
収納部4は、例えば棒状の形状を有し、パネル部2の裏面に設置されている。収納部4には、パネル部2を振動させる加振部5及び当該加振部5に音声信号を供給する制御回路(例えば、後述するパネル変位制御部)等が収納される。収納部4に収納される加振部5は、例えば、2個の加振器(加振器5A、5B)によって構成されている。加振器5A、5Bは、例えば、圧電アクチュエーターである。2個の加振器5A、5Bは、それぞれ対応するパネル部の背面における中央付近に設置されている。具体的には、加振器5Aはパネル部2Aの背面の中央付近に設置され、加振器5Bはパネル部2Bの背面の中央付近に設置されている(図4参照)。なお、各パネル部の背面の中央付近に、同じ制御がなされる複数の加振器が設置されていても良い。
[映像表示装置の内部構成例]
図5は、映像表示装置1の内部構成を含む構成を示すブロック図である。映像表示装置1には、ソース信号として、映像信号及び音声信号が入力される。映像信号及び音声信号は、放送、インターネット等のネットワーク、ハードディスク、光ディスクやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の適宜なメモリ等から、映像表示装置1に入力される。なお、図5では、映像信号の処理を行う構成の図示が省略されている。映像表示装置1に入力された映像信号は、公知の映像処理回路による処理が行われた後、パネル部2に供給され表示される。
映像表示装置1は、ボリューム調整部10と、パネル変位制御部20と、アンプ30とを有している。なお、本実施の形態のように加振部5が2個の加振器5A、5Bにより構成されている場合には、各加振器毎に、ボリューム調整部10、パネル変位制御部20及びアンプ30が設けられる。
ボリューム調整部10の出力側にパネル変位制御部20が接続されている。パネル変位制御部20の出力側にアンプ30が接続されている。アンプ30の出力側に上述した加振部5が接続されている。
ボリューム調整部10は、入力される音声信号のレベルが、設定されているボリュームに対応したレベルとなるようにボリュームを調整する。ボリューム調整部10によりボリュームの調整がなされた音声信号が、パネル変位制御部20に出力される。
パネル変位制御部20は、概略的には、ボリューム調整部10から供給される入力音声信号の低域のレベルを、コントロールゲインに基づいて調整する。低域のレベルが調整された入力音声信号が、パネル変位制御部20からアンプ30に対して出力される。なお、低域とは所定の閾値より低い帯域を意味し、一例として20~200Hz程度である。
アンプ30は、パネル変位制御部20から供給される音声信号を所定の増幅率でもって増幅する。アンプ30により増幅処理がなされた音声信号が、加振部5に供給される。アンプ30から供給される音声信号に基づいて加振部5が振動し、加振部5が振動することによりパネル部2が振動する。パネル部2が振動することにより発生する音が、映像表示装置1の視聴者に聴取される。
(パネル変位制御部の詳細)
パネル変位制御部20は、例えば、閾値設定部の一例としての画揺れ検出部201と、変位検出部の一例としてのパネル変位検出部202と、コントロールゲイン算出部203と、遅延器204と、ゲイン調整部の一例としてのダイナミックEQ(Equalizer)205とを有している。映像信号は、入力映像信号として画揺れ検出部201に供給される。ボリューム調整部10から供給される音声信号は、入力音声信号としてパネル変位検出部202及び遅延器204のそれぞれに供給される。
画揺れ検出部201は、画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定する。画揺れ検出部201は、例えば、自身に入力される入力映像信号の特性に基づいて、変位量を算出する。入力映像信号の特性は、具体的には、入力映像信号の輝度に関する特性である。更に具体的には、入力映像信号の輝度に関する特性は、入力映像信号を構成するフレームにおける画素毎の輝度を平均化した輝度平均値である。画揺れ検出部201は、算出した閾値をコントロールゲイン算出部203に供給する。
入力映像信号の輝度が小さい、即ち、入力映像信号が全体的に暗い画像である場合には、パネル部2に映り込みが発生し、映り込みが振動する画揺れが発生する虞が高い。そこで、入力映像信号の輝度が小さい場合には、画揺れ検出部201は閾値を小さくする。詳細は後述するが閾値が小さくされることにより音声信号の低域成分のレベルが減衰され、パネル部2の振動が抑制されることになる。これにより、画揺れが発生することを効果的に抑制することができる。
一方で、入力映像信号の輝度が大きい、即ち、入力映像信号が全体的に明るい画像である場合には、パネル部2への映り込みは発生しない若しくは目立たないので画揺れが発生する虞が低い。そこで、入力映像信号の輝度が大きい場合には、画揺れ検出部201は閾値を大きくする。閾値が大きく設定されることにより、入力音声信号の低域成分のレベルが減衰されずに維持される、若しくは、減衰量が小さくなる。従って、音圧を確保することが可能となる。
輝度平均値に対応する閾値は、例えば、以下のようにして事前に設定される。一定数の被験者が視聴する中、所定の輝度平均値の映像信号を入力し、パネル部2の変位量を変化させながら振動させる。画揺れを視覚的に認識した被験者が所定数以上となった変位量が、輝度平均値に対応する閾値として設定される。輝度平均値と閾値とが対応付けられたテーブル若しくは演算式等がパネル部2の特性として適宜なメモリに記憶される。画揺れ検出部201は、入力映像信号の輝度平均値を求め、求めた輝度平均値と予め測定されているパネル部2の特性とに基づいて、画揺れが発生しない閾値を算出する。なお、画揺れが発生しない変位量とは、画揺れを視覚的に認識した被験者が0であるときの変位量でも良いし、画揺れを視覚的に認識した被験者が一定数以下となったときの変位量でも良い。
パネル変位検出部202は、ボリューム調整部10から供給される入力音声信号に基づいて、加振部5により加振されることで音を発生するパネル部2の変位量を検出する。パネル変位検出部202は、事前に測定されたパネル部2の変位特性を近似したフィルタ(例えば、2次のIIR(Infinite Impulse Response)のLPF(Low Pass Filter))により構成されている。パネル変位検出部202は、入力音声信号に対するフィルタ処理を行うことにより、入力音声信号に対するパネル部2の変位量を検出する。
コントロールゲイン算出部203は、画揺れ検出部201から供給される閾値と、パネル変位検出部202により検出される変位量とを比較し、比較結果に基づいてコントロールゲインを算出する。コントロールゲインとは、音声信号の低域成分のレベルを下げる度合いを示すパラメータである。低域は、予め設定されている帯域である。上述したように、音声信号が低域ほどパネル部2の変位量が大きくなるので、コントロールゲインによって音声信号の低域成分のレベルが減衰されることで、パネル部2の変位量を小さくすることができる。
コントロールゲイン算出部203は、パネル変位検出部202により検出される変位量が閾値を超えた分に応じたコントロールゲインを算出する。具体的には、コントロールゲイン算出部203は、パネル変位検出部202により検出される変位量が閾値を超えた分が大きいほど、入力音声信号の低域成分の減衰量が大きくなるコントロールゲイン(-3dB、-6dB等)を算出する。パネル変位検出部202により検出される変位量が閾値を超えない場合には、コントロールゲイン算出部203は、コントロールゲインとして0dB(デシベル)を出力する。コントロールゲインが0dB、即ち、1倍であることは、低域成分のレベルが下げられずにそのまま出力されることを意味する。
遅延器204は、コントロールゲイン算出部203がコントロールゲインを算出する処理を行うための期間、入力音声信号を遅延させるものである。遅延器204により遅延された入力音声信号がダイナミックEQ205に供給される。
ダイナミックEQ205は、図6に模式的に示すように、コントロールゲインに基づいて、入力音声信号の低域成分のレベルを調整する。そして、ダイナミックEQ205による処理がなされた音声信号がアンプ30に出力される。ダイナミックEQ205としては、シェルビングフィルタやパラメトリックイコライザを適用することができる。図7は、ダイナミックEQ205としてシェルビングフィルタが適用された場合の周波数特性を示す。また、図8は、ダイナミックEQ205としてパラメトリックフィルタが適用された場合の周波数特性を示す。図7及び図8における矢印は、コントロールゲイン算出部203による算出結果に応じてコントロールゲインが変動することを示している。なお、図6は、ダイナミックEQ205としてシェルビングフィルタが適用された例を示している。
[パネル変位制御部の動作例]
図9は、本実施の形態にかかるパネル変位制御部20で行わる処理の流れを示すフローチャートである。
処理が開始された後、ステップST1では、画揺れ検出部201が入力映像信号の特性に基づいて、閾値を算出し設定する。そして処理がステップST2に進む。
ステップST2では、パネル変位検出部202が入力音声信号に対してフィルタ処理を行うことにより、当該入力音声信号に対応するパネル部2の変位量を算出する。そして、処理がステップST3に進む。
ステップST3では、コントロールゲイン算出部203が、ステップST1で設定された閾値と、ステップST2で算出されたパネル部2の変位量とを比較する。比較の結果、パネル部2の変位量が閾値より大きい場合(Yes判断)には、コントロールゲイン算出部203は、パネル部2の変位量が閾値を下回るようにするために、パネル部2の変位量が閾値を超えた分に対応するコントロールゲインを算出する。コントロールゲイン算出部203は、算出したコントロールゲインをダイナミックEQ205に供給する。そして、処理がステップST4に進む。
ステップST4では、ダイナミックEQ205が、コントロールゲインを用いて、入力音声信号の低域成分のレベルを減衰させる。これにより、パネル部2の振動が抑制されるので画揺れが発生してしまうことを抑制することができる。そして、処理が終了する。
ステップST3の処理における比較の結果、パネル部2の変位量が閾値以下である場合(No判断)には、入力音声信号の低域成分のレベルが減衰されずに出力される。例えば、コントロールゲイン算出部203は、コントロールゲインとして、0dBを設定する。ダイナミックEQ205は、設定されたコントロールゲイン(0dB)で入力音声信号のレベルを調整した上で、換言すれば、入力音声信号のレベルを変えずに出力する。なお、遅延器204からダイナミックEQ205を通らないでアンプ30に接続されるループを設け、パネル部2の変位量が閾値以下である場合(No判断)には、入力音声信号が当該ループを通るようにしても良い。以上、説明した処理が、適宜、繰り返される。
なお、コントロールゲインに対しては、アタックタイム、ホールドタイム及びリリースタイムを設定することができる。コントロールゲインとして例えば-3dBが算出されたとする。図10に示すように、アタックタイムとは、0dBから-3dBまでコントロールゲインを徐々に変化させるための期間(図中t1からt2までの期間)である。また、ホールドタイムは、コントロールゲインが-3dBである状態を保持する期間(図中t2からt3までの期間)である。リリースタイムは、コントロールゲインが-3dBである必要がなくなってから、コントロールゲインを0dBまで戻すのにかける時間(図中t3からt4までの期間)である。
このように、本実施の形態では、アタックタイム及びリリースタイムに基づいて、コントロールゲインが変化されながらダイナミックEQ205による処理が行われる。なお、リリースタイム間でコントロールゲインが変化中に再度、コントロールゲインとして-3dBが算出された場合には、そのタイミングからコントロールゲインが-3dBとなるようにコントロールゲインを徐々に変化させる処理が行われる。
入力音声信号の低域成分のレベルが急激に減衰すると、視聴者が聴感上、違和感を覚える虞がある。アタックタイム、ホールドタイム及びリリースタイムを適切に設定することで、入力音声信号の低域成分のレベルが急激に減衰してしまうことを防止することができる。また、人の聴覚は、音圧の低下に対して鈍感であるものの音圧の上昇に対しては敏感である。かかる聴覚特性を考慮して、本実施の形態では、アタックタイムを短く設定することで入力音声信号の低域成分のレベルを素早く減衰させて画揺れの発生を防止する。また、リリースタイムをアタックタイムより長く設定することで入力音声信号の低域成分のレベルを徐々に大きくする。これにより、画揺れの発生を抑制しつつ、入力音声信号の低域成分のレベル変化により視聴者が違和感を覚えることを防止する。
以上、説明した本実施の形態によれば、画揺れ検出部201が入力映像信号の特性に基づいて、パネル部2の変位量を抑制する。これにより入力映像信号の特性が画揺れが発生し易い場合には閾値を小さくすることによりパネル部2の振動を抑制されるので、画揺れが発生してしまうことを効果的に抑制することができる。一方で、入力映像信号の特性が画揺れが発生しづらい場合には入力音声信号の低域成分のレベルが減衰されないので、音圧を確保することができる。
<変形例>
以上、本開示の実施の形態について具体的に説明したが、本開示の内容は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
上述した実施の形態では、画揺れ検出部201が入力映像信号の輝度に関する特性に基づいて変位量を算出し、当該変位量を閾値として設定したが、これに限定されるものではない。画揺れの発生し易さは、入力映像信号の輝度だけでなく、視聴空間の明るさや視聴位置、パネル部2の反射率等によっても異なる。例えば、視聴空間が明るいほど、映り込みが生じて画揺れが発生し易くなる。そこで、視聴空間が明るい場合には閾値が小さく設定される。また、視聴位置がパネル部2の正面であるほど画揺れが認識され易くなる。従って、視聴位置がパネル部2の正面に近いほど、閾値が小さく設定される。また、パネル部2の反射率が高いほど映り込みが生じて画揺れが発生し易くなる。従って、パネル部2の反射率が高い場合には、入力映像信号の輝度が大きい場合や視聴空間が暗い場合でも、算出された閾値が一定程度小さくなるように補正される。
例えば、図11に示すように、視聴空間の明るさを検出する照度センサー40を設け、照度センサー40から視聴空間の明るさを示すセンシングデータが画揺れ検出部201に供給されるようにしても良い。そして、画揺れ検出部201は、照度センサー40から供給されるセンシングデータを参照して閾値を算出するようにしても良い。照度センサー40は、視聴位置を検出するセンサー、具体的には、視聴者(人物)を検出する公知のセンサーであっても良い。また、画揺れ検出部201が、予め記憶されているパネル部2の仕様情報(パネルの大きさや反射率等)に基づいて算出した閾値を補正しても良い。また、画揺れ検出部201が、上述した方法を適宜、組み合わせて閾値を設定するようにしても良い。
入力映像信号の輝度に関する特性は、輝度平均値以外の値でも良い。1フレームを例えば4ブロックに分割し、ブロック毎に入力映像信号の輝度に関する特性が判断されても良い。画揺れ検出部201の処理単位は、フレーム毎、数フレーム毎等、適宜設定することができる。同様に、入力音声信号に対する処理単位も、サンプル単位、フレーム単位等適宜、設定することができる。
ボリューム調整部10は、パネル変位制御部20の後段に設けられても良い。その場合、ボリューム調整部10に設定されているボリューム情報がパネル変位検出部202に供給される構成でも良い。パネル変位検出部202が、当該ボリューム情報に対応するフィルタ処理を行うようにしても良い。
実施の形態で説明した処理の流れにおいて、一部の処理の順序が入れ替わっても良いし、一部の処理が並列的に行われても良い。
本開示は、装置、方法、プログラム、システム等により実現することもできる。例えば、上述した実施の形態で説明した機能を行うプログラムをダウンロード可能とし、実施の形態で説明した機能を有しない装置が当該プログラムをダウンロードしてインストールすることにより、当該装置において実施の形態で説明した制御を行うことが可能となる。本開示は、このようなプログラムを配布するサーバにより実現することも可能である。また、各実施の形態、変形例で説明した事項は、適宜組み合わせることが可能である。また、本明細書で例示された効果により本開示の内容が限定して解釈されるものではない。
本開示は、以下の構成も採ることができる。
(1)
入力音声信号に基づいて、加振されることで音を発生する映像表示用パネルの変位量を検出する変位検出部と、
画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定する閾値設定部と、
前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいて、前記入力音声信号のレベルを調整するゲイン調整部と
を有する信号処理装置。
(2)
前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいてコントロールゲインを算出するコントロールゲイン算出部を有し、
前記ゲイン調整部は、前記コントロールゲインを用いて前記入力音声信号のレベルを調整する
(2)に記載の信号処理装置。
(3)
前記ゲイン調整部は、所定のアタックタイムの間でゲインを0dBから前記コントロールゲインまで変化させ、所定のリリースタイムの間で前記ゲインを前記コントロールゲインから0dBまで変化させる
(1)又は(2)に記載の信号処理装置。
(4)
前記アタックタイムは、前記リリースタイムより小さい値に設定されている
(3)に記載の信号処理装置。
(5)
前記変位検出部は、事前に測定された前記映像表示用パネルの変位特性を近似したフィルタにより構成されている
(1)から(4)までの何れかに記載の信号処理装置。
(6)
前記ゲイン調整部は、前記コントロールゲインを用いて前記変位量が前記閾値を超えないように前記入力音声信号のレベルを調整する
(2)に記載の信号処理装置。
(7)
前記閾値設定部は、入力映像信号の特性に基づいて前記変位量を算出する
(1)から(4)までの何れかに記載の信号処理装置。
(8)
前記閾値設定部は、前記入力映像信号の輝度に関する特性に基づいて前記変位量を算出する
(7)に記載の信号処理装置。
(9)
前記閾値設定部は、センサーから供給されるセンシングデータに基づいて前記変位量を算出する
(7)又は(8)に記載の信号処理装置。
(10)
前記センサーは、照度センサー及び視聴者を検出するセンサーの少なくとも一方である
(9)に記載の信号処理装置。
(11)
前記閾値設定部は、前記映像表示用パネルの仕様情報に基づいて前記変位量を算出する
(9)又は(10)に記載の信号処理装置。
(12)
変位検出部が、入力音声信号に基づいて、加振されることで音を発生する映像表示用パネルの変位量を検出し、
閾値設定部が、画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定し、
ゲイン調整部が、前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいて、前記入力音声信号のレベルを調整する
信号処理方法。
(13)
変位検出部が、入力音声信号に基づいて、加振されることで音を発生する映像表示用パネルの変位量を検出し、
閾値設定部が、画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定し、
ゲイン調整部が、前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいて、前記入力音声信号のレベルを調整する
信号処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
(14)
加振部と、
映像を表示するとともに、前記加振部により加振されることで音を発生する映像表示用パネルと、
前記映像表示用パネルの変位を制御するパネル変位制御部と、
前記パネル変位制御部から出力される音声信号を増幅し、増幅した音声信号を前記加振部に出力するアンプと
を有し、
前記パネル変位制御部は、
入力音声信号に基づいて、前記映像表示用パネルの変位量を検出する変位検出部と、
画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定する閾値設定部と、
前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいて、前記入力音声信号のレベルを調整するゲイン調整部と
を有する映像表示装置。
1・・映像表示装置
2・・・パネル部
5・・・加振部
5A,5B・・・加振器
20・・・パネル変位制御部
30・・・アンプ
201・・・画揺れ検出部
202・・・パネル変位検出部
203・・・コントロールゲイン算出部
205・・・ダイナミックEQ

Claims (14)

  1. 入力音声信号に基づいて、加振されることで音を発生する映像表示用パネルの変位量を検出する変位検出部と、
    画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定する閾値設定部と、
    前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいて、前記入力音声信号のレベルを調整するゲイン調整部と
    を有する信号処理装置。
  2. 前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいてコントロールゲインを算出するコントロールゲイン算出部を有し、
    前記ゲイン調整部は、前記コントロールゲインを用いて前記入力音声信号のレベルを調整する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記ゲイン調整部は、所定のアタックタイムの間でゲインを0dBから前記コントロールゲインまで変化させ、所定のリリースタイムの間で前記ゲインを前記コントロールゲインから0dBまで変化させる
    請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 前記アタックタイムは、前記リリースタイムより小さい値に設定されている
    請求項3に記載の信号処理装置。
  5. 前記変位検出部は、事前に測定された前記映像表示用パネルの変位特性を近似したフィルタにより構成されている
    請求項1に記載の信号処理装置。
  6. 前記ゲイン調整部は、前記コントロールゲインを用いて前記変位量が前記閾値を超えないように前記入力音声信号のレベルを調整する
    請求項2に記載の信号処理装置。
  7. 前記閾値設定部は、入力映像信号の特性に基づいて前記変位量を算出する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  8. 前記閾値設定部は、前記入力映像信号の輝度に関する特性に基づいて前記変位量を算出する
    請求項7に記載の信号処理装置。
  9. 前記閾値設定部は、センサーから供給されるセンシングデータに基づいて前記変位量を算出する
    請求項7に記載の信号処理装置。
  10. 前記センサーは、照度センサー及び視聴者を検出するセンサーの少なくとも一方である
    請求項9に記載の信号処理装置。
  11. 前記閾値設定部は、前記映像表示用パネルの仕様情報に基づいて前記変位量を算出する
    請求項9に記載の信号処理装置。
  12. 変位検出部が、入力音声信号に基づいて、加振されることで音を発生する映像表示用パネルの変位量を検出し、
    閾値設定部が、画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定し、
    ゲイン調整部が、前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいて、前記入力音声信号のレベルを調整する
    信号処理方法。
  13. 変位検出部が、入力音声信号に基づいて、加振されることで音を発生する映像表示用パネルの変位量を検出し、
    閾値設定部が、画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定し、
    ゲイン調整部が、前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいて、前記入力音声信号のレベルを調整する
    信号処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  14. 加振部と、
    映像を表示するとともに、前記加振部により加振されることで音を発生する映像表示用パネルと、
    前記映像表示用パネルの変位を制御するパネル変位制御部と、
    前記パネル変位制御部から出力される音声信号を増幅し、増幅した音声信号を前記加振部に出力するアンプと
    を有し、
    前記パネル変位制御部は、
    入力音声信号に基づいて、前記映像表示用パネルの変位量を検出する変位検出部と、
    画揺れが発生しない変位量を算出し、算出した変位量を閾値として設定する閾値設定部と、
    前記変位検出部により検出される変位量と前記閾値との比較結果に基づいて、前記入力音声信号のレベルを調整するゲイン調整部と
    を有する映像表示装置。
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