JP7463245B2 - オーバーヘッドドアの防火構造およびパネル構造 - Google Patents
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Description
複数枚のパネルを高さ方向に連結してシャッターカーテンを形成し、パネルの幅方向両端部に設けたガイドローラが、開口部幅方向両端から天井に沿って延びるガイドレールに案内されることで、開口部を開閉するオーバーヘッドドアにおいて、
開口部全閉状態では、パネルの幅方向の端部が開口部幅方向両側に立設された側枠内に受け入れられており、前記ガイドローラは当該側枠内に設けたガイドレールの垂直部位に位置しており、
前記側枠の内面、および/あるいは、パネルの見付面の幅方向端部には、側枠の内部空間に面して熱膨張耐火部材が設けてあり、
前記パネルは、中空状で幅方向両端部の見込部が開放状のアルミニウム製のパネル本体と、前記パネル本体の幅方向両端部に前記見込部を閉塞するように設けた金属製の端部カバーと、前記端部カバーの内面に設けた熱膨張耐火部材と、からなる、
オーバーヘッドドアの防火構造、である。
1つの態様では、前記端部カバーの一部または全部は、前記見込部を形成するパネル本体の端面の内側に位置している。
後述する実施形態の1つでは、端部カバーは、第1部分と第2部分とを備え、第1部分の内面には第1熱膨張耐火部材が設けられ、第2部分の内面には第2熱膨張耐火部材が設けられ、第1熱膨張耐火部材は、パネル本体の端面と第1部分の間に位置しており、第2部分及び前記第2熱膨張耐火部材は、パネル本体の端面の内側に位置しており、パネル本体の端面には、第2部分の外側に位置してエンドロックが設けてある。
中空状で幅方向両端部の見込部が開放状のアルミニウム製のパネル本体と、
前記パネル本体の幅方向両端部に前記見込部を閉塞するように設けた金属製の端部カバーと、
前記端部カバーの内面に設けた熱膨張耐火部材と、からなる、
パネル構造、である。
1つの態様では、前記端部カバーの一部または全部は、前記見込部を形成するパネル本体の端面の内側に位置している。
図1は全閉姿勢にあるオーバーヘッドドアの側面図であり、図2上図は全閉姿勢にあるオーバーヘッドドアを室内側から見た正面図であり、同下図は平面図である。オーバーヘッドドアは、開口部を開閉する扉体ないしシャッターカーテン1を備えており、シャッターカーテン1の幅方向両端部がガイドレール2に案内されて昇降することで開口部を開閉するようになっている。本実施形態に係るオーバーヘッドドアは、車庫の開口部に設置されるガレージドアであり、左右の側壁W1、W2と上壁W3の下面から開口部が形成されている。また、本実施形態に係るガレージドアは防火タイプである。
[B-1]中間セクションないし中間パネル
本実施形態に係る中間セクションないし中間パネル4の構成について説明する。本明細書において、特に明記しない場合には、中間セクションないし中間パネル4を「パネル4」と称して説明する。
図15にボトムセクション5を示す。ボトムセクション5の本体は、第1面50、第2面51、上面(端部カバー8´によって隠れている)、立ち上がり片53、上側連結部54、下面55、内部の中間辺(端部カバー8´によって隠れている)を備えるように形成された中空状のアルミ型材である。ボトムセクション5の本体は、下端部位の形状を除いて、中間セクション4の本体4´の形状と同様の構成を備えており、中間セクション4の本体4´に係る説明を適宜援用することができる。
図17にトップセクション6を示す。トップセクション6の本体は、第1面60、第2面61、上面62、下面(エンドロック12によって隠れている)、内部の中間辺(一部の中間辺は端部カバー8´´によって隠れている)を備えるように形成された中空状のアルミ型材である。図2に示すように、本実施形態に係るトップセクション6は、中間パネル4に対して高さ寸法が大きくなっている。トップセクション6の下端部位は、中間パネル4の下端部位と同様の構成を備えており、中間パネル4の下端部位の説明を援用することができる。トップセクション6の下端部位は下側連結部を備えており、下側連結部は中間パネル4の下側連結部45と同じ形状となっており、側面視ないし断面視において欠円状の要素であり、欠円状の内周面を備えている。トップセクション6の下端部位は、下側連結部が、直下の中間パネル4の上端部位の上側連結部44に連結されるようになっている。
開口部全閉状態においては、シャッターカーテン1(セクション4、5、6)の幅方向両端部のガイドローラ7がガイドレール2の第1部位20内に位置して、垂直姿勢となって開口部を塞いでいる。本実施形態に係るオーバーヘッドドアは防火タイプであり、開口部全閉状態において防火構造が形成されている。
図7に示すように、本実施形態に係るオーバーヘッドドアでは、開口部全閉時に開口部上方部位に、シャッターカーテン側の部材63と躯体側の部材15から、いわゆるあいじゃくり構造が形成されており、さらに、熱膨張耐火部材634、153を設けることで、防火構造を形成している。以下に、より具体的に説明する。
開口部全閉状態では、シャッターカーテン1の幅方向両端部は、開口部左右の側枠3内に受け入れられており、各セクション4、5、6の第1面40、50、60は、側枠3の第1辺30の内面に離間対向している。各中間セクションないし中間パネル4の第1面40の幅方向両端には全高に亘って熱膨張耐火部材400が設けてある。ボトムセクション5の第1面50の幅方向両端には全高に亘って熱膨張耐火部材500が設けてある。トップセクション6の第1面60の幅方向両端には、部材14の第1片140を介して、全高に亘って細幅状の熱膨張耐火部材600が固定されている。
開口部全閉状態において、火災が発生すると、シャッターカーテン1の面部は高温に晒される。例えば、開口部全閉状態において、室外側で火災が発生すると、シャッターカーテン1の第1面が高温に晒される。この時、各セクション4、5、6は、第1面40、50、60、第2面41、51、61、その間の中空部と、から所定の厚さ及び容量を備えているが、火災時における時間経過によりパネルの見付面が溶融すると、火炎による高温高圧の空気がパネル内部に入り込む。
4´ パネル本体
4A、4B、4C 中空部
5 ボトムセクションないしボトムパネル
6 トップセクションないしトップパネル
7 ガイドローラ
8、8´、8´´ 端部カバー
9 熱膨張耐火部材
Claims (8)
- 複数枚のパネルを高さ方向に連結してシャッターカーテンを形成し、パネルの幅方向両端部に設けたガイドローラが、開口部幅方向両端から天井に沿って延びるガイドレールに案内されることで、開口部を開閉するオーバーヘッドドアにおいて、
開口部全閉状態では、パネルの幅方向の端部が開口部幅方向両側に立設された側枠内に受け入れられており、前記ガイドローラは当該側枠内に設けたガイドレールの垂直部位に位置しており、
前記側枠の内面、および/あるいは、パネルの見付面の幅方向端部には、側枠の内部空間に面して熱膨張耐火部材が設けてあり、
前記パネルは、中空状で幅方向両端部の見込部が開放状のアルミニウム製のパネル本体と、前記パネル本体の幅方向両端部に前記見込部を閉塞するように設けた金属製の端部カバーと、前記端部カバーの内面に設けた熱膨張耐火部材と、からなる、
オーバーヘッドドアの防火構造。 - 前記端部カバーの内面に設けた前記熱膨張耐火部材の一部または全部は、前記見込部を形成するパネル本体の端面と前記端部カバーの内面の間に位置している、
請求項1に記載のオーバーヘッドドアの防火構造。 - 前記端部カバーの内面に設けた前記熱膨張耐火部材の一部または全部は、前記見込部を形成するパネル本体の端面の内側に位置している、
請求項1に記載のオーバーヘッドドアの防火構造。 - 前記端部カバーの一部または全部は、前記見込部を形成するパネル本体の端面の内側に位置している、
請求項3に記載のオーバーヘッドドアの防火構造。 - 中空状で幅方向両端部の見込部が開放状のアルミニウム製のパネル本体と、
前記パネル本体の幅方向両端部に前記見込部を閉塞するように設けた金属製の端部カバーと、
前記端部カバーの内面に設けた熱膨張耐火部材と、からなる、
パネル構造。 - 前記熱膨張耐火部材の一部または全部は、前記見込部を形成するパネル本体の端面と前記端部カバーの内面の間に位置している、
請求項5に記載のパネル構造。 - 前記熱膨張耐火部材の一部または全部は、前記見込部を形成するパネル本体の端面の内側に位置している、
請求項5に記載のパネル構造。 - 前記端部カバーの一部または全部は、前記見込部を形成するパネル本体の端面の内側に位置している、
請求項7に記載のパネル構造。
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