JP7296816B2 - 隠し框外動片引き窓の防火構造 - Google Patents

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Description

本発明は、上枠と下枠及び左右の縦枠とにより四周枠組みしたサッシ枠の中に内障子を固定する一方、外障子を移動可能に構成すると共に、外障子を閉めた際に当該外障子の戸先框が縦枠の室内側面によって隠れるように構成した隠し框外動片引き窓の防火構造に関する。
近年、建物の窓部の耐火性向上のため、窓枠や障子の形材の内部やそれらの間に形成される間隙部の内部等に火災時に膨張して火炎の侵入を防止する加熱発泡材を設けるようにしている(例えば、特許文献1,2参照。)。
実開昭60-76942号公報 特開平9-184373号公報
ところで、近年は、引き違いサッシの意匠性向上のため、サッシを構成する障子の框をサッシの枠で隠す隠し框構造のサッシが普及しているものの、上述の特許文献1,2の窓部の防火構造では、通常のサッシの窓構造が対象であって隠し框構造の窓は対象にしていない。
隠し框構造の窓は室内側の露出面が少ないため、室内側で火災が発生した場合、窓枠や障子の形材の表面温度が上がり難いので、窓枠や障子の形材に設けた加熱発泡材が発泡し難く、室内側から室外側へ遮断できないおそれがあった。
そこで、本発明はこのような問題に着目してなされたもので、室内側の露出面が少なく意匠性の高い隠し框外動片引き窓の室内側で火災が発生した場合でも、室内側から室外側への火炎を確実に遮断することができる隠し框外動片引き窓の防火構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る隠し框外動片引き窓の防火構造は、上枠と下枠及び左右の縦枠とにより四周枠組みしたサッシ枠の中に内障子を固定する一方、外障子を移動可能に構成すると共に、外障子を閉めた際に当該外障子の戸先框が縦枠の室内側面によって隠れるように構成した隠し框外動片引き窓の防火構造であって、前記下枠の長手方向において前記内障子を固定する内障子設置面の開口部側には、縦枠内側面近傍まで端部が延び、かつ、当該端部と開口部側の縦枠内側面との間に空間を形成する開口部アタッチを装着する一方、その空間に樹脂製の端部フサギ部材を装着し、前記端部フサギ部材と前記内障子設置面との間に加熱発泡材を設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る隠し框外動片引き窓の防火構造では、前記加熱発泡材は、前記端部フサギ部材の裏側に設けられており、前記開口部アタッチにおける前記端部フサギ部材と隣接する端部の裏側には、前記端部フサギ部材の裏側に設けられた前記加熱発泡材と連続するように別の加熱発泡材が設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る隠し框外動片引き窓の防火構造では、前記開口部アタッチに設けられた加熱発泡材は、少なくとも2枚重ねて設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る隠し框外動片引き窓の防火構造では、前記開口部アタッチの室外側面には、その長手方向に加熱発泡材が設けられている一方、前記端部フサギ部材の室外側面にも、前記開口部アタッチの室外側面に設けた加熱発泡材と連続するように加熱発泡材が設けられていることも特徴とする。
本発明に係る隠し框外動片引き窓の防火構造では、下枠において内障子を固定する内障子設置面の開口部側には、当該内障子設置面の室外側に立設した開口部アタッチ取付片と下枠の室内側起立片との間に開口部側の縦枠内側面近傍まで端部が延び、かつ、当該端部と開口部側の縦枠内側面との間に空間を形成するように開口部アタッチを装着する一方、その空間に樹脂製の端部フサギ部材を装着し、端部フサギ部材と内障子設置面との間に加熱発泡材を設けている。
そのため、隠し框外動片引き窓の室内側で火災が発生し、樹脂製の端部フサギ部材が溶融した場合には、端部フサギ部材と内障子設置面との間に設けた加熱発泡材が発泡し膨張するので、室内側から室外側への火炎の流出を確実に遮断することができる。
実施形態の隠し框外動片引き窓の室内側(内観)を示す正面図である。 実施形態の隠し框外動片引き窓であって外障子が閉められた状態の水平方向(横方向)断面図である。 実施形態の隠し框外動片引き窓における内観左側の縦枠近傍の水平方向(横方向)拡大断面図である。 図3におけるA-A線断面図である。 (a),(b)それぞれ実施形態の隠し框外動片引き窓を構成する開口部アタッチの平面図、図5(a)におけるB-B線断面図である。 (a),(b)それぞれ開口部アタッチにおける開口制限ストッパーの取付状態を示す要部平面図、図6(a)におけるC-C線断面図である。 図3におけるD-D線要部断面図(外障子部分等は省略して主に下枠および端部フサギ部材の断面を示す。)である。 実施形態の隠し框外動片引き窓を構成する端部フサギ部材の斜視図である。 (a),(b)それぞれ実施形態の隠し框外動片引き窓を構成する端部フサギ部材の底面図、正面図である。 (a),(b)それぞれ実施形態の隠し框外動片引き窓を構成する端部フサギ部材の右側面図、図9(b)におけるE-E線断面図である。
以下、本発明に係る実施形態の隠し框外動片引き窓1の防火構造について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態はあくまで本発明の一例であり、本発明が下記に説明する実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更可能である。
<実施形態の隠し框外動片引き窓1の構造>
実施形態の防火構造が適用される隠し框外動片引き窓1は、例えば、図1に示すように、上枠2、下枠3および左右の縦枠4,4’により四周枠組みしたサッシ枠の中に、内障子5は嵌め殺し窓(FIX部)としてサッシ枠に固定する一方、外障子6は下枠3上に設けられたレール35aおよびガイド板37a(図4や図7等参照。)に沿って内障子5側と開口部側との間を動くように構成すると共に、外障子6を縦枠4側に移動させて閉めた際に当該外障子6の戸先框63が縦枠4の室内側面によって隠れるように構成している。
(内障子5)
内障子5は、上述したように嵌め殺し窓(FIX部)としてサッシ枠に固定するため、図1や図2等に示すように、隠し框外動片引き窓1を構成する上枠2や下枠3、内観右側の縦枠4’および召合せ方立51で囲まれた開口部に2枚のガラス55,56を所定間隔離した複層ガラスを固定して設けられている。尚、室外側のガラス55は網線入りのガラス、室内側のガラス56は網線無しの通常のガラスであることを示している。
(外障子6)
外障子6は、図2や図4に示すように、上框61、下框62、戸先框63および召合せ框64で囲まれた開口部に2枚のガラス65,66を所定間隔離した複層ガラスを設け、下框62に設けた車輪67によって下枠3に形成されたレール35a上を移動できるように構成されている。尚、内障子5のガラス55,56と同様に室外側のガラス65は網線入りのガラス、室内側のガラス66は網線無しの通常のガラスである。
そして本実施形態の隠し框外動片引き窓1では、隠し框構造を採用するため、図2や図3等に示すように外障子6を開口部側に移動して閉めた際に当該外障子6の戸先框63が縦枠4の室内側面41によって正面視で隠れるよう縦枠4の室内側面41は、外障子6を開口部側に移動して閉めた際に当該外障子6の戸先框63を隠すよう見付け方向に突出して構成している。
また、戸先框63には、平面視、縦枠4の室内側面近傍まで突出した戸先框ホロー部63aを設けている。
戸先框ホロー部63aは、図2や図3に示すように外障子6を閉めた際、縦枠4の室内側面41と対向する室内側面63a1と、召合せ方立51に対向する方立側面63a2と、縦枠4と対向する縦枠側面63a3とを有する。また、戸先框ホロー部63aには、図2に示すように縦枠4のフサギ部材抜止め防止片43に当接する戸当たり部材63a4を設けているが、図2以外の図では戸当たり部材63a4の図示を省略する。
(下枠3)
下枠3は、図4や図7等に示すような断面構造に形成されており、概略説明すると、左右の縦枠4,4’まで延びる底板31の室内側端部には背が高い室内側起立片32を立設する一方、室外側端部には背が低い室外側起立片33を立設させ、その間の室内側に第1ホロー部34を設ける一方、中央に第2ホロー部35を設けている。
そして、下枠3の長手方向において内障子5(本実施形態では複層ガラス)を固定する内障子設置面36の開口部側(本実施形態では召合せ方立51から縦枠4までの空間)の室外側には、外障子6の下框62の室内側面を隠すため、図4や図7等に示すように、その内障子設置面36から立設した開口部アタッチ取付片36aおよび開口部アタッチ取付補助片36bを設け、開口部アタッチ取付片36aと室内側起立片32との間に、下枠3とは別部材で縦枠4の室内側戸先框対向面42近傍まで端部が延びる開口部アタッチ7を嵌め入れ可能に構成している。
また、下枠3の内障子設置面36における開口部アタッチ取付補助片36bの室内側には、図4や図7等に示すように内障子設置面36に導かれた結露水が室外へ排水されるように内障子設置面排水孔(図示せず。)を設け、その内障子設置面排水孔に外気を侵入させずに水が溜まると弁が開く公知の排水弁36e(図2,図3参照。)を装着している。また、下枠3の内障子設置面36の屋外側端部には、図4や図7等に示すように外障子6の下框62の室内側面に密接して気密を保持するゴム製等の公知の気密材36gを装着するため気密材装着部36fを設けている。
(開口部アタッチ7)
開口部アタッチ7は、上述したように外障子6の下框62の室内側面を隠すため下枠3の内障子設置面36に設けるもので、上枠2、下枠3および左右の縦枠4,4’等と同様に、例えば、アルミニウム合金等で形成され、図5(a),(b)等に示すように断面が略コ字形状に形成されている。
開口部アタッチ7の上側面7aは、図4に示すように下枠3の室内側起立片32上端部よりも低い一方、室内側起立片32の反対側となる開口部アタッチ7の起立部7bの上端部を室内側起立片32上端部とほぼ同じ高さまで起立させ、下枠3の室内側起立片32と反対側の起立部7bとの間の上側面7aで結露水を溜めるための水溜め空間を形成している。
また、開口部アタッチ7の上側面7aには、外障子6を例えば約100mm程度開口させた状態で、図6(b)に示すように外障子6の戸先框ホロー部63aが当接してストップさせる開口制限ストッパー8を設けるため、図5(a)に示すように開口制限ストッパー8の形状に応じた長方形状の開口制限ストッパー取付用開口部7dを設けている。
そして、開口部アタッチ7の上側面7aにおける端部フサギ部材9側の端部裏側には、図3~図5等に示すように長手方向(見付け方向)に15mm前後の所定長さを有する加熱発泡材7e,7fを2枚重ね状態で両面テープ等によって貼り付け設けている。加熱発泡材7e,7fは、後述する加熱発泡材7gや端部フサギ部材9に設ける加熱発泡材9f,9g,9hと同様に、火災時に発泡してその体積を数十倍に膨張させて火炎や空気の通り道を遮断する周知のものである。
また、開口部アタッチ7の起立部7bには、外障子6の下框62の室内側面との間の隙間を塞ぐ目隠し部材(図示せず。)を装着するため、図4や図5(b)に示すように目隠し部材装着部7b1を設けると共に、その目隠し部材装着部7b1の下方に加熱発泡材装着部7b2を設けており、加熱発泡材装着部7b2に加熱発泡材7e,7fと同様に火災時に発泡し膨張する加熱発泡材7gを取り付けている。
また、開口部アタッチ7の加熱発泡材装着部7b2の下方には、図4や図5(b)に示すように下枠3の開口部アタッチ取付片36a(図4参照。)に係合して開口部アタッチ7を下枠3に取付けるための第1係合部7b3を設ける一方、開口部アタッチ7の室内側面7cには、下枠3の室内側起立片32から室外方向に向かって突出した係合部32aに係合して開口部アタッチ7を下枠3に装着するための第2係合部7c1を設けている。
(開口制限ストッパー8)
開口制限ストッパー8は、主に樹脂で構成された公知のもので、図6(a),(b)に示すように開口部アタッチ7の上側面7aの開口制限ストッパー取付用開口部7d(図5(a)参照。)から上側面が露出した状態で下枠3の内障子設置面36に取付金具8dおよびネジ8e等で固定される開口制限ストッパー本体8aと、開口制限ストッパー本体8aに基端部が回動可能に設けられ、その基端部を中心に回動して起立したり埋込む回動ストッパー起伏片8bと、鍵(図示せず。)を挿入して回転させ、回動ストッパー起伏片8bを回動して起立させたり開口制限ストッパー本体8aに埋設する起伏スイッチ8c等を備えている。
開口制限ストッパー8は、起伏スイッチ8cに鍵(図示せず。)を挿入して回転し、図6(b)に示すように回動ストッパー起伏片8bを起立させると、外障子6の戸先框ホロー部63aの方立側面63a2(図3等参照。)が回動ストッパー起伏片8bに当接して外障子6を約100mm程度開口させた状態でストップさせることができる。
これに対し、起伏スイッチ8cに鍵(図示せず。)を挿入して逆方向に回転し、回動ストッパー起伏片8bを倒して開口制限ストッパー本体8a内に埋込状態にすると、外障子6の戸先框ホロー部63aは回動ストッパー起伏片8bに当接せず外障子6が自由に開閉することが可能となり、外障子6を全開することが可能となる。
(端部フサギ部材9)
端部フサギ部材9は、開口制限ストッパー8等と同様に合成樹脂で形成されたもので、図8~図10に示すように、上面9aと、下枠3の室内側起立片32と対向する室内側面9bと、開口部アタッチ7の起立部7bと略面一となる室外側面9cと、室内側面9bと室外側面9cとの間を連結する連結側面9dとを有し、加熱発泡材9f,9g,9hを3箇所に貼り付け設けている。
加熱発泡材9fは、図9(a),(b)や図10(a),(b)に示すように、火災等によって発泡した際に主に下枠3に向かって膨張するよう連結側面9dよりも突出部9a3側、すなわち下枠3装着時に開口部アタッチ7側となる上面9a裏側に設けている。
加熱発泡材9gは、図9(a),(b)や図10(a),(b)に示すように、火災等によって発泡した際に主に開口部アタッチ7に向かって膨張するよう連結側面9dの突出部9a3側、すなわち下枠3装着時に開口部アタッチ7側となる連結側面9dの側面に設けている。
加熱発泡材9hは、図8や図9(a),(b)に示すように、火災等によって発泡した際に主に屋外の方向、すなわち外障子6が閉められた際に当該外障子6に向かって膨張するよう室外側面9cの屋外側に、開口部アタッチ7の加熱発泡材7g(図4,図5参照。)と連続するように取り付けている。尚、本願において「連続する」とは、火災時にそれぞれの加熱発泡材が膨張して連続することから、通常時(膨張前)に数mm程度の隙間を空けて取り付けた状態も含む概念である。
尚、端部フサギ部材9の上面9aは、開口部アタッチ7の上側面7aに上述のように形成した水溜め空間に溜まった結露水が端部フサギ部材9側に流れ、かつ、端部フサギ部材9の上面9aに集まった結露水の表面張力を消滅(分解)できるように、開口部アタッチ7の上側面7a以下の高さを有し、例えば2mm幅程度で室外方向へ向かって延びる凸部9a1と、その凸部9a1よりも高さが低く、同様に2mm幅程度で当該凸部9a1と平行に延びる凹部9a2とが交互に複数設けられて凸凹形状に形成し、凸部9a1と凹部9a2とが当該端部フサギ部材9の室外側端部まで形成されている。
また、端部フサギ部材9の上面9aにおける開口部アタッチ7側の凸部9a1および連結側面9d上であって室外側には、開口部アタッチ7の起立部7bの上端部以上の高さ(ここでは、同じ高さとしている。)となる突出部9a3を設け、突出部9a3が開口部アタッチ7の起立部7bの縦枠4側面と対向するように構成している。これにより、端部フサギ部材9を装着した場合には、開口部アタッチ7における端部フサギ部材9側の切断面が露出せず、その切断面を端部フサギ部材9によって隠すことができる。
また、端部フサギ部材9の室内側面9bには、図8や図9(a),(b)等に示すように下枠3の室内側起立片32から室外方向に向かって突出した係合部32a(図7参照。)に係合して端部フサギ部材9を下枠3に装着するための第1係合部9b1を設ける一方、端部フサギ部材9の室外側面9cには、下枠3の開口部アタッチ取付片36a(図7参照。)に係合して端部フサギ部材9を下枠3に取付けるための第2係合部9c1を設けている。
これにより、端部フサギ部材9は、見付け方向は開口部アタッチ7の縦枠4側端部と縦枠4とに挟まれる一方、見込み方向は下枠3の室内側起立片32(図7参照。)と開口部アタッチ取付片36a(図7参照。)との間に挟まれ、かつ、上述した室内側面9bの第1係合部9b1と、室外側面9cの第2係合部9c1と、縦枠4の室内側戸先框対向面42から見付け方向に室内側面41よりも小さく突出するフサギ部材抜止め防止片43(図2や図3参照。)によって上方に抜けないように装着される。
但し開口部アタッチ7の縦枠4側端部と縦枠4との間の空間Sに端部フサギ部材9を装着した場合、端部フサギ部材9の上面9aと縦枠4のフサギ部材抜止め防止片43(図2や図3参照。)下端部との間には、端部フサギ部材9の装着容易性や、フサギ部材抜止め防止片43が結露水を堰止めないように隙間を形成している。また、端部フサギ部材9の上面9aは次に説明するように結露水を室外側へ排出する機能が重要であるため、フサギ部材抜止め防止片43はその下端部で結露水を堰き止めないよう、図2や図3に示すように先端に向かう程、若干、室外側に傾斜させている。
<実施形態の隠し框外動片引き窓1の作用>
次に、以上のように構成された実施形態の隠し框外動片引き窓1における防火構造の作用について、室内側で火災が発生した場合について説明する。
上述したように隠し框構造の窓は、室内側の露出面が少ないため、室内側で火災が発生した場合、窓枠の形材の表面温度が上がり難く、窓枠や障子の框の形材内に設けた加熱発泡材は発泡し難い。そのため室内側から室外側への火炎の流出を遮断し難い。
しかし、実施形態の隠し框外動片引き窓1における防火構造では、下枠3における内障子5を固定する内障子設置面36の開口部側には、外障子6の下框62の室内側面を隠すため縦枠4の室内側戸先框対向面42近傍まで端部が延び、かつ、当該端部と縦枠4の室内側戸先框対向面42との間に空間Sを形成するように下枠3とは別部材の開口部アタッチ7を装着すると共に、その空間Sに樹脂製の端部フサギ部材9を装着し、開口部アタッチ7には加熱発泡材7e,7f,7gを設ける一方、端部フサギ部材9には加熱発泡材9f,9g,9hを設けている。
そのため、実施形態の隠し框外動片引き窓1の室内側で火災が発生した場合には、下枠3や外障子6の下框62よりも室内床面に近い開口部アタッチ7および端部フサギ部材9の方が下枠3よりも早く高温になるので、開口部アタッチ7に設けた加熱発泡材7e,7f,7gや端部フサギ部材9に設けた加熱発泡材9f,9g,9hが発泡して膨張する。
(開口部アタッチ7の加熱発泡材7e,7fおよび加熱発泡材7gの作用)
開口部アタッチ7の上側面7a裏側に設けた加熱発泡材7e,7fは、上述したように下枠3に向かって発泡して膨張することにより開口部アタッチ7の上側面7a裏側と下枠3の内障子設置面36との間の空間内に充満し、その空間部を通って室内側から室外側への火炎の侵入を防止する。
特に、加熱発泡材7e,7fは図4や図5(b)に示すように2枚重ねで設けており、1枚の加熱発泡材の場合よりも膨張量も増大するため、下枠3の内障子設置面36に排水弁36e(図2~図4等参照。)を装着した内障子設置面排水孔(図示せず。)等が存在しても、加熱発泡材7e,7fの発泡によって内障子設置面排水孔等の排水孔も埋めることが可能となるので、その内障子設置面36に設けられた排水孔を通って室内側から室外側への火炎の侵入を防止できる。
また、開口部アタッチ7の上側面7a裏側に設けた加熱発泡材7e,7fは、図2や図3に示すように端部フサギ部材9に近接する端部に設け、しかも2枚重ねであるため、火災によって発泡した場合、1枚の加熱発泡材の場合よりも横方向への膨張量も増大する。
そのため、加熱発泡材7e,7fは、火災によって発泡した際に2倍の膨張量で膨張して開口部アタッチ7の横方向に設けた端部フサギ部材9の方へも確実に膨張するので、金属製の下枠3や開口部アタッチ7よりも樹脂製で溶融し易い端部フサギ部材9の設置個所や端部フサギ部材9と開口部アタッチ7との間の空間Sを通って屋外へ回ろうとする火炎をより確実に遮断することができる。
また、開口部アタッチ7の上側面7aには、図5(a)に示すように開口制限ストッパー取付用開口部7dを形成し、開口制限ストッパー取付用開口部7dに樹脂製の開口制限ストッパー8(図6(a),(b)参照。)を設けているため、加熱発泡材7e,7fは火災によって発泡した際に、端部フサギ部材9の方だけでなく、開口制限ストッパー8の方への膨張量も増大する。
そのため、開口部アタッチ7の上側面7aに設けた開口制限ストッパー取付用開口部7dを通って屋外へ回ろうとする火炎もより確実に遮断することができる。
また、2枚重ねの加熱発泡材7e,7fの内、上側の加熱発泡材7eは、開口部アタッチ7の上側面7a裏側に直接設けられているため、火災時に下枠3の形材の表面温度が上昇しない場合でも開口部アタッチ7の温度上昇によって発泡し、下側の加熱発泡材7fは、下枠3の内障子設置面36との間に空間部を形成しているため、開口部アタッチ7の温度が上昇しない場合でも内障子設置面36との間の空間部の温度上昇によっても発泡することができる。
そのため、下枠3の形材の表面温度が上がらない場合および開口部アタッチ7の温度が上昇しない場合でも、2枚重ねの加熱発泡材7e,7fのいずれかの加熱発泡材が発泡することによって、1枚の加熱発泡材のみ設けた場合よりも室内側で発生した火災による屋外側へ火炎が回ることを確実に防止することができる。
また、加熱発泡材7gは、開口部アタッチ7の起立部7bにおける加熱発泡材装着部7b2に設けているため、火災により発泡して膨張すると、開口部アタッチ7と外障子6の下框62の室内側面との間の隙間を埋める。
そのため、開口部アタッチ7の加熱発泡材7gは、開口部アタッチ7と外障子6の下框62の室内側面との間のその隙間を通って屋内側から屋外側へ回る火炎を遮断することができる。
(端部フサギ部材9の加熱発泡材9f,9g,9hの作用)
加熱発泡材9fは、図9(a),(b)や図10(a),(b)等に示すように、連結側面9dよりも突出部9a3側、すなわち下枠3装着時に開口部アタッチ7側となる上面9a裏側に設けているため、火災によって発泡した際には主に下枠3に向かって膨張する。
一方、加熱発泡材9gは、連結側面9dの突出部9a3側、すなわち下枠3装着時に開口部アタッチ7側となる側面に設けているため、火災等によって発泡した際に主に開口部アタッチ7の方に向かって膨張する。
そのため、端部フサギ部材9の加熱発泡材9f,9gは、火災時に連結側面9dよりも開口部アタッチ7側となる端部フサギ部材9の上面9a裏側の空間を埋めるので、その空間を通って屋内側から屋外側へ、及び端部フサギ部材9から開口部アタッチ7へ回る火炎を遮断することができる。
また、加熱発泡材9hは、図9~図10(a),(b)に示すように端部フサギ部材9の室外側面9cの屋外側に設けているため、火災等によって発泡した際に主に屋外の方向、すなわち外障子6が閉められた際に当該外障子6に向かって膨張する。
そのため、端部フサギ部材9の加熱発泡材9hは、膨張して端部フサギ部材9と外障子6の下框62の室内側面との間の隙間を埋めるため、その隙間を通って屋内側から屋外側へ回る火炎を遮断することができる。
<実施形態の隠し框外動片引き窓1の防火構造の主な効果>
以上説明したように実施形態の隠し框外動片引き窓1の防火構造では、下枠3の内障子設置面36の開口部側には、内障子設置面36の室外側に立設した開口部アタッチ取付片36aと下枠3の室内側起立片32との間に開口部側の縦枠4内側面近傍まで端部が延び、かつ、当該端部と開口部側の縦枠4内側面との間に空間Sを形成するように開口部アタッチ7を装着する一方、その空間Sに樹脂製の端部フサギ部材9を装着し、端部フサギ部材9の上面9a裏側に加熱発泡材9f,9g,9hを設けている。
そのため、室内側で火災が発生し、金属製の下枠3や開口部アタッチ7よりも溶融し易い樹脂製の端部フサギ部材9が溶融する場合には、端部フサギ部材9に設けた加熱発泡材9f,9g,9hが発泡して膨張するので、端部フサギ部材9の設置個所や開口部アタッチ7と端部フサギ部材9との間の隙間等を通って屋外へ回ろうとする火炎をより確実に遮断することができる。
また、開口部アタッチ7における端部フサギ部材9と隣接する上側面7a端部の裏側には、端部フサギ部材9の上面9a裏側に設け加熱発泡材9fと連続するように加熱発泡材7e,7fを設けているため、この点でも樹脂製で溶融し易い端部フサギ部材9の設置個所を通って屋外へ回ろうとする火炎をより確実に遮断することができる。
特に、開口部アタッチ7における端部フサギ部材9と隣接する上側面7a端部の裏側に設けた加熱発泡材7e,7fは、2枚重ねで設けているため、火災によって発泡した場合、1枚の加熱発泡材の場合よりも膨張量が増大する。
そのため、加熱発泡材7e,7fは、火災によって発泡した際に2倍の膨張量で膨張することにより横方向に設けた端部フサギ部材9や開口制限ストッパー8の方へも確実に膨張するので、金属製の下枠3や開口部アタッチ7よりも樹脂製で溶融し易い端部フサギ部材9や端部フサギ部材9との間の隙間、開口部アタッチ7の上面7aに設けた開口制限ストッパー取付用開口部7dを通って屋外へ回ろうとする火炎をより確実に遮断することができる。
また、実施形態の隠し框外動片引き窓1の防火構造では、開口部アタッチ7の起立部7bにはその長手方向に加熱発泡材7gを設ける一方、端部フサギ部材9の室外側面9cにも、開口部アタッチ7の起立部7bに設けた加熱発泡材7gと連続するように加熱発泡材9hを設けている。
そのため、開口部アタッチ7の加熱発泡材7gおよび端部フサギ部材9の加熱発泡材9hは、火災によって発泡した際に外障子6の下框62と開口部アタッチ7の起立部7bおよび端部フサギ部材9の室外側面9cとの間の隙間を埋めるので、その隙間を通って室内側から室外側へ回ろうとする火炎を確実に遮断することができる。
尚、上記実施形態の隠し框外動片引き窓1の防火構造では、内障子5と外障子6は、それぞれ、2枚のガラス55,56とガラス65,66で構成したが、本発明ではこれに限らず、1枚のガラスでも、3枚以上のガラスで構成しても勿論良い。また、室内側のガラス56,66は網線無しの通常のガラスで説明したが、熱線反射ガラス等でも勿論良い。
また、上記実施形態の隠し框外動片引き窓1の防火構造では、開口部アタッチ7には加熱発泡材7e,7f,7gを設ける一方、端部フサギ部材9には加熱発泡材9f,9g,9hを設けて説明したが、本発明ではこれに限定されるものではなく、例えば、それら以外の箇所にさらに加熱発泡材を設けても良いし、開口部アタッチ7には加熱発泡材7e,7f,7gを設けずに端部フサギ部材9にのみ加熱発泡材9f,9g,9hを設けたり、端部フサギ部材9に加熱発泡材9f,9g,9hの全てを設けずに加熱発泡材9f,9gのみを設ける等しても勿論良い。
1 隠し框外動片引き窓
2 上枠
3 下枠
31 底板
32 室内側起立片
33 室外側起立片
33a 室外側起立片用排水孔
34 第1ホロー部
35 第2ホロー部
35a レール
36 内障子設置面
36a 開口部アタッチ取付片
36b 開口部アタッチ取付補助片
36e 排水弁
36f 気密材装着部
36g 気密材
37 中段面
37a ガイド板
4,4’ 縦枠
41 室内側面
42 室内側戸先框対向面
43 フサギ部材抜止め防止片
5 内障子
51 召合せ方立
55,56 ガラス
6 外障子
61 上框
62 下框
63 戸先框
63a 戸先框ホロー部
63a1 室内側面
63a2 方立側面
63a3 縦枠側面
64 召合せ框
65,66 ガラス
7 開口部アタッチ
7a 上側面
7b 起立部
7b1 目隠し部材装着部
7b2 加熱発泡材装着部
7b3 第1係合部
7c 室内側面
7c1 第2係合部
7e,7f,7g 加熱発泡材
8 開口制限ストッパー
8a 開口制限ストッパー本体
8b 回動ストッパー起伏片
8c 起伏スイッチ
9 端部フサギ部材
9a 上面
9a1 凸部
9a2 凹部
9a3 突出部
9b 室内側面
9b1 第1係合部
9c 室外側面
9c1 第2係合部
9d 連結側面
9f,9g,9h 加熱発泡材

Claims (4)

  1. 上枠と下枠及び左右の縦枠とにより四周枠組みしたサッシ枠の中に内障子を固定する一方、外障子を移動可能に構成すると共に、外障子を閉めた際に当該外障子の戸先框が縦枠の室内側面によって隠れるように構成した隠し框外動片引き窓の防火構造であって、
    前記下枠の長手方向において前記内障子を固定する内障子設置面の開口部側には、縦枠内側面近傍まで端部が延び、かつ、当該端部と開口部側の縦枠内側面との間に空間を形成する開口部アタッチを装着する一方、その空間に樹脂製の端部フサギ部材を装着し、前記端部フサギ部材と前記内障子設置面との間に加熱発泡材を設けたことを特徴とする隠し框外動片引き窓の防火構造。
  2. 請求項1記載の隠し框外動片引き窓の防火構造において、
    前記加熱発泡材は、前記端部フサギ部材の裏側に設けられており、
    前記開口部アタッチにおける前記端部フサギ部材と隣接する端部の裏側には、前記端部フサギ部材の裏側に設けられた前記加熱発泡材と連続するように別の加熱発泡材が設けられていることを特徴とする隠し框外動片引き窓の防火構造。
  3. 請求項2記載の隠し框外動片引き窓の防火構造において、
    前記開口部アタッチに設けられた加熱発泡材は、少なくとも2枚重ねて設けられていることを特徴とする隠し框外動片引き窓の防火構造。
  4. 請求項1~請求項3のいずれか一の請求項に記載の隠し框外動片引き窓の防火構造において、
    前記開口部アタッチの室外側面には、その長手方向に加熱発泡材が設けられている一方、前記端部フサギ部材の室外側面にも、前記開口部アタッチの室外側面に設けた加熱発泡材と連続するように加熱発泡材が設けられていることを特徴とする隠し框外動片引き窓の防火構造。
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