JP7462988B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
表示装置とするとよい。
図1は、本実施形態に係る表示装置の使用状態を説明する図である。図1(a)は、表示装置1の正面図である。図1(b)は、表示装置1の斜視図である。
表示装置1は、キャラクタのホログラムを映す円筒型クリスタルが中心部にセットしてある容器をコンセプトとした表示装置である。図1(a),(b)に示すように、表示装置1は、画像としてキャラクタコンテンツ1000を表示する。キャラクタコンテンツ1000は、本実施形態では女性のキャラクタであり、アニメーション表示により様々な動作をする。キャラクタコンテンツ1000は、ダンスなど体全体を動かす動作をしたり、表情が変化したりしてもよい。また、表示装置1は、音声を出力する機能を有してもよい。表示装置1は、例えば、キャラクタコンテンツ1000の動作に合わせて、歌唱音声を出力したり、ユーザとの対話に係る音声を出力したりしてもよい。表示装置1は、RPG(Roll-Playng Game)のレアアイテムのような雰囲気を醸し出すAIスピーカとして機能してもよい。
図2および図3は、表示装置1の外観構成を示す斜視図である。図2は、表示装置1を右上方から見た図である。図3は、表示装置1を左上方から見た図である。図4は、表示装置1を前方側のやや下方から見たときの表示装置1の外観を示す図である。図5は、表示装置1の正面図(図5(a))および背面図(図5(b))を示す。表示装置1の正面図は、表示装置1を前方から見た図である。表示装置1の背面図は、表示装置1を後方から見た図である。図6は、表示装置1の右側面図(図6(a))および左側面図(図6(b))を示す。表示装置1の右側面図は、表示装置1を右方から見た図である。表示装置1の左側面図は、表示装置1を左方から見た図である。図7は、表示装置1の平面図(図7(a))および底面図(図7(b))を示す。表示装置1の平面図は、表示装置1を上方から見た図である。表示装置1の底面図は、表示装置1を下方から見た図である。図8は、表示装置1を幅方向(本実施形態では、左右方向)に沿って切断したときの断面図(図5(a)のVIII-VIII横断面図)である。図9は、表示装置10を上下方向に沿って切断したときの断面図(図5(a)のIX-IX縦断面図)である。図10は、筐体100の分解斜視図である。
筐体100は、外観が円筒形状である。筐体100は、角部が丸みを帯びている(例えば、Rは小さくてよい。)。筐体100の表面は、つや消し加工で質感を出すように加工されている。このようにすれば、意匠性に優れた円筒形状の表示装置1が提供される。筐体100の外側の表面の色は問わないが、例えば、高級感またはシンプルさを醸し出す白色または黒色とするとよい。筐体100は、樹脂材料で形成されるとよいが、金属またはその他の素材で形成されてもよい。
表示体200が、筐体100の内部に配置されている。表示体200は、入力された信号に応じて画像を表示する表示体である。表示体200は、透光性を有する表示体で、例えば透明液晶である。表示体200は、画像を表示しない領域において光を透過させることができるのであれば、液晶素子以外の表示素子を用いた表示体でよい。また、表示体200は、その全体が透光性を有する必要はなく、少なくとも、ユーザが視認可能な領域の少なくとも一部に透光性を有していればよい。表示体200は、必ずしも無色透明である必要はない。表示体200は、表示体200よりも後方側の空間を、表示体200よりも前方側から視認できる程度に光を透過させることができればよい。
カバー300が、開口部1011に設けられている。カバー300は、開口部1011を塞ぐ透光部材である。このため、カバー300は、幅方向における中心付近が最も前方に突出するように湾曲している。カバー300の上端面および下端面は半円弧状である。カバー300は、例えば無色透明であるが、表示体200の画像をユーザが視認し得るのであれば、有色であってもよい。カバー300は、例えばアクリル材を用いて形成されるとよいが、ガラスその他の素材で形成されてもよい。図8に示すように、カバー300は、上方から見たとき、中心角θが120度の扇形の弧の部分に相当する位置にある。ただし、中心角θは120度未満であってもよいし、120度よりも大きくてもよい(例えば、180度)。
表示装置1は、電力及び信号の入力を受け付ける機能を有する。本実施形態では、表示装置1は、電源ケーブル410と、HDMI(登録商標)ケーブル420とが接続されている。下方ケース部104には、電源ケーブル410を接続する電源端子(後述する電源端子561)、およびHDMIケーブル420を接続するコネクタ(後述するコネクタ562)が露出するように、開口部が設けられている。表示装置1は、電源ケーブル410を介して動作用の電力の入力を受け付け、これを用いて動作する。表示装置1は、HDMIケーブル420を介して、表示体200に表示する画像を示す信号、および音声出力用の音声信号の入力を受け付ける。なお、表示装置1は、電池その他の電源に基づいて動作してもよい。また、表示装置1は、HDMI以外の規格(例えば、USB)のケーブルと接続されてもよい。
表示装置1を前方側から見たとき、前方ケース部101のうち、表示体200の上方に位置する部分の上下方向の長さH1は、表示体200の下方に位置する部分の上下方向の長さH2よりも短い。これにより、表示装置1の下方側の重量を上方よりも大きくすることに適しており、表示装置1が倒れにくくなるなど、姿勢の安定感が増し、さらに、見た目の安定感も増す。また、表示体200の上下方向の長さH3は、H1,H2よりも長い。例えば、H1=40mm以下であり、H2=60mm以下である。表示体200が7インチ液晶である場合、H3は、そのアクティブエリアの長さである154mmである。また、表示装置1の幅方向における寸法W1は、130mm以下である。表示体200が7インチ液晶である場合、そのアクティブエリアの長さである幅方向における長さW2は86mmである。
(3-1.表示体200の上方の内部構成)
次に、表示装置1から上方蓋部103を取り外した図を用いて、表示体200の上方の内部構成を説明する。図11は、表示装置1の斜視図である。図12は、表示装置1の平面図である。
表示装置1から後方ケース部102を取り外した図を用いて、表示体200の背面側の内部構成を説明する。図13は、後方ケース部102を取り外したときの表示装置1の背面図である。
次に、下方ケース部104の内部構成を説明する。図15は、表示装置1からさらに下方ケース部104を取り外したときの斜視図である。図16は、表示装置1からさらに下方ケース部104を取り外したときの上面図である。図17は、表示装置1からさらに下方蓋部106を取り外したときの底面図である。
本開示は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上述した実施形態では、表示体200を後方側から照らす第1発光部は、第1発光部530および第1発光部540を用いて実現されていた。これに限られず、種々の変形が可能である。
上述した実施形態では、表示体200を前方側から照らす第2発光部は、第2発光部520を用いて実現されていた。これに限られず、種々の変形が可能である。
ステージタグのように光る台座105を構成してもよい。図22および図23は、一変形例に係る表示装置の内部空間を上方から見た図である。図22(a)は、台座105のうち、前方領域1051に発光領域T1を設けた構成を示す。図22(b)は、台座105のうち、後方領域1052に発光領域T2を設けた構成を示す。図23は、台座105のうち、前方領域1051および後方領域1052に発光領域T3を設けた構成を示す。ここにおいて、発光領域T1,T2をそれぞれ、半円弧状の領域としているが一例に過ぎない。また、発光領域T3を環状としているが一例に過ぎない。発光領域を発光させる仕組みとして、以下の構成を採用してもよい。以下では、図23に示すように前方領域1051および後方領域1052に発光領域が存在する場合を例に挙げて説明するが、どちらか一方に存在する場合も同様の構成を採用し得る。
図26に示すように、表示体200よりも後方に配置され、表示体200に対向する第1背景部810が設けられてもよい。第1背景部810は、ここでは、後方ケース部102の内周面1029を覆うように配置される領域である。第1背景部810は、例えば、空や海などの背景を示す画像をあらかじめ形成しておいた媒体である。第1背景部810は、例えば、紙、樹脂製などのシート状の媒体である。ただし、第1背景部810は、内周面1029のうち、背景画像が描画された領域によって特定されてもよい。
台座105の上面に背景を示す画像が形成されてもよい。台座105の上面の画像は、例えば、地面や床などの画像、グラデーション、または幾何学模様である。図29(a)に示すように、台座105は、例えば、後方側ほど線間の幅が短くなるように、表示装置1の前後方向に延びる複数の直線の画像が形成されてもよい。図29(b)に示すように、台座105は、例えば、濃淡が異なる2種類の菱形図形を交互に配置した複数の菱形図形を含む、市松模様の画像が形成されてもよい。また、台座105は、真白の画像が形成されてもよいし、図30(a),(b)に示すように、中央が白く、外側(ここでは、径方向)に連続的または段階的に黒に遷移する画像が形成されてもよい。台座105は、図30(c),(d)に示すように、前後方向の奥行き感を表現するために、穴を模した画像が形成されてもよい。台座105は、図31(a)に示すように、前方側から後方側に向かって、濃度が連続的または段階的に遷移する画像が形成されてもよい。この画像は、例えば黄色またはその他の色である。台座105は、図31(b)に示すように、異なる2色の矩形又は正方形の画像が、前後方向および幅方向に交互に配置された画像が形成されてもよい。図32(a)に示すように、後方側ほど線間の幅が広く、線の幅が太く、かつ、濃度が濃くなるチェック柄の画像とするか、または図32(b)に示すように、後方側ほど線間の幅が狭く、線の幅が細く、かつ濃度が薄くなるチェック柄の画像とすることにより、特に高い画像の立体感が得られることを発明者らは発見した。
図34に示すように、表示体200よりも後方に配置され、表示体200に対向する第1背景部830(第3領域)が設けられてもよい。内周面1029に沿って導光板840が配置されている。導光板840の前方側には、第1背景部830は、透光性を有するシート状の媒体で、内周面1029に沿って配置されている。導光板840の一端側に配置した発光体850は、導光板840の一端面に光を入射する。導光板840は、発光体850からの光を拡散して、第1背景部830を後方側から照らす。第1背景部830の画像は特に問わないが、表示体200の画像よりも淡い色で表現されることが望ましい。また、第1背景部830は、カレンダーなどの季節によって変えられるようにすれば、視覚的な面白みが増す。第1背景部830は、キャラクタコンテンツ1000の後方側に位置する部分を白色にしてもよい。これにより、キャラクタが視認しやすくなる。また、第1背景部830は、透明液晶などで白色を表示するようにしてもよい。このようにすれば、バックライトしても利用できる。
表示装置1は、台座105の色または模様を変更することができるように構成されてもよい。例えば、台座105が、液晶ディスプレイ、有機ELまたはその他の表示体により構成されてもよい。表示体は、ドットマトリクスディスプレイが望ましいが、セグメントタイプでもよい。表示装置1は、台座105を交換可能に構成されてもよい。この場合、台座105を筐体100内に出し入れするための開口部が、筐体100に設けられてもよい。この場合に、前方領域1051を挿入するための開口部と、後方領域1052を挿入するための開口部とが、別々に設けられてもよい。例えば、台座105として使用する媒体を引き出せるように、筐体100の前面または後面に、媒体の挿抜用のスリットを設けておき、このスリットに媒体を挿抜できるようにするとよい。このようにすれば、また、第1背景部810が、液晶ディスプレイ、有機ELまたはその他の表示体により構成されてもよい。第1背景部810は、通常のドットマトリクスディスプレイとするとよいが、望ましくは曲面ディスプレイとするとよい。表示装置1は、第1背景部810を交換可能に構成されてもよい。この場合、第1背景部810を筐体100内に出し入れするための開口部が、筐体100に設けられてもよい。
図36に示すように、前方から見て表示体200の下端面に重なる位置に不透過性の部材900を設けてもよい。部材900は、ここでは直方体状としているが、立方体その他の多面体、円柱などでもよい。このようにすれば、物理的な部材900を、キャラクタコンテンツ1000が立つステージと見立てることができる。よって、ユーザは、ステージ上にキャラクタコンテンツ1000が立っているような視覚的な効果を得ることができる、
10…表示装置
100…筐体
1000…キャラクタコンテンツ
101…前方ケース部
1011…開口部
1012…傾斜領域
1013…傾斜領域
1014…傾斜領域
1015…音圧透過領域
1016…透光領域
102…後方ケース部
1029…内周面
103…上方蓋部
104…下方ケース部
105…台座
1051…前方領域
1052…後方領域
106…下方蓋部
200…表示体
300…カバー
410…電源ケーブル
420…HDMIケーブル
510…基板
520…第2発光部
521…発光体
530…第1発光部
531…発光体
540…第1発光部
541…発光体
550…中継基板
560…インタフェース基板
570…メイン基板
600…第2発光部
600…第2発光部
600B…第2発光部
600C…第2発光部
710…発光体
720…導光板
740…導光板
810…第1背景部
830…第1背景部
840…導光板
850…発光体
900…部材
Claims (11)
- 平らな面に置いて使用される表示装置であって、
前記平らな面に置かれる筐体であってユーザの位置する第1方向側に透光領域を有する筐体と、
前記筐体の内部に配置された透光性を有する板状部材であって、前記第1方向側から前記透光領域を介して視認可能な画像を表示する板状部材と、
前記板状部材に画像を表示させる画像表示部と、
を備え、
前記筐体は、前記透光領域と前記板状部材との間の空間に、前記第1方向側から見て前記板状部材を左右から挟む第1領域および第2領域と、前記第1方向側から見て前記板状部材を介して前記筐体の内周面に位置する第3領域と、を有し、
前記第1領域および前記第2領域は、前記第1方向に向かって、互いに離れる方向に傾斜し、
前記第3領域と、前記第1領域および前記第2領域とでコントラスト差を設ける配色をし、
前記板状部材は、当該表示装置における幅方向の寸法よりも上下方向の寸法が長く、
前記画像表示部は、前記画像として、キャラクタコンテンツを表示させる表示する
表示装置。 - 前記画像表示部は、立っているキャラクタを示す前記キャラクタコンテンツを表示させる
請求項1に記載の表示装置。 - 前記板状部材の周囲を囲む第1枠体と、
前記第1枠体よりも前記第1方向側に位置し、前記第1方向側から見て、前記第1枠体の開口部と重なる領域に開口部を有する第2枠体と、
を備える請求項1又は2に記載の表示装置。 - 前記第2枠体は、前記第1方向側から見たときに、幅方向の両側から前記板状部材を挟むだけでなく、上下方向の両側からも前記板状部材を挟む
請求項3に記載の表示装置。 - 前記筐体は、内部に台座を有し、
前記台座は、上面側に前記板状部材が配置され、
前記台座の上面側を発光させるための発光体を有する
請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記台座は、上面側と下面側とを通じさせる光を透過させる領域を有し、
前記台座の前記透過させる領域に光を照射する発光体をさらに有する
請求項5に記載の表示装置。 - 前記筐体は、内部に台座を有し、
前記台座は、上面側に前記板状部材が配置され、
前記台座の上面側には、前記キャラクタコンテンツとともに視認可能な背景を示す画像が形成されている
請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記背景を示す画像は、所定の模様を含む
請求項7に記載の表示装置。 - 前記板状部材は、無色透明である
請求項1から8のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記板状部材は、入力された信号に応じて画像を表示する表示体を有し、
前記画像表示部は、前記表示体に前記信号を供給する
請求項1から9のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記画像表示部は、前記板状部材に画像を投射する
請求項1から9のいずれか1項に記載の表示装置。
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