JP2013173246A - 装飾体及び該装飾体を用いた装飾表示装置 - Google Patents

装飾体及び該装飾体を用いた装飾表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】立体的な模様を均一に表示させることができない従来に対して、薄型化を図ることができるとともに、立体感のある発光パターンが視認される装飾体及び該装飾体を用いた装飾表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光源LE1からの光を導光する第1の導光体1と、第1の導光体1の上面側に配設され第1の導光体1から出光された光を透過させる透光体2とを備え、第1の導光体1の表面には、所定のピッチP1で複数の第1画素1gが配設された第1のパターン11が設けられるとともに、透光体2の表面には、第1のパターン11のピッチP1とは異なる所定のピッチP2で複数の第2画素2gが配設された第2のパターン22が設けられ、第1のパターン11の第1画素1gが光を散乱するとともに、第2のパターン22の第2画素2gが光を遮光することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器に用いられる装飾体に関し、特に、光の入光部を備えて発光させることのできる装飾体及び該装飾体を用いた装飾表示装置に関する。
近年、電子機器製品の多様化に伴って、製品の付加価値を上げるために、製品表面のデザイン性や装飾性を向上させる試みがなされてきた。その一つの手段として、見る角度によって模様または色彩が変化し、平面状でありながら立体感が得られる装飾体を用いる場合があり、その方法が様々提案されている。
上述した装飾体の内で、代表的な装飾体は、レンチキュラーレンズを用いたタイプが一般的に知られている。特許文献1では、図15に示すように、このレンチキュラーレンズを用いた装飾表示体940が提案されている。図15(a)に示す装飾表示体940は、透明なシート状の透明素材941の裏面に着色された複数の画素942を印刷して画像パターン943を形成するとともに、透明素材941の表面に複数の凸レンズ状の集光素944を印刷して集光素パターン945を形成して構成される。そして、装飾表示体940は、図15(b)に示すように、複数の画素942をマトリクス状に等配列して画像パターン943を形成し、画素942の配列ピッチpと異なる配列ピッチqで、複数の集光素944をマトリクス状に等配列して集光素パターン945を形成している。これにより、集光素944と画素942とが重なる部分と位置ズレする部分とが繰り返し生ずることになり、見る位置に制限を受けることなく、揺らぎの少ない静的な状態で、立体的な模様(一般的にモアレパターンと言う)の拡大像が見えるとしている。
特開2001−180198号公報
上述したような装飾体は、通常の場合、自然光の反射光若しくは透過光を用いて装飾体を視認するようにしている。しかしながら、よりデザイン性や装飾性を向上させるために、光源を用いて装飾体を光らせ、立体的な模様をより視認できる装飾体の要望が高まってきた。そして、この装飾体を各種電子機器、例えば、携帯機器等に応用する場合、製品を薄型にするため、光を装飾体の背面から入光させるのではなく側面から入光させるようにすることが考えられる。
しかしながら、上述した特許文献1の従来技術では、透明素材941の端部から光を入光させると、凸レンズ状の集光素944の影響により、光が伝搬しにくい上に、場合によっては、集光素944から光が漏れ出てしまい、画像パターン943と集光素パターン945とで生じる立体的な模様を均一に光らせて表示させることができないと言う課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、薄型化を図ることができるとともに、立体感のある発光パターンが視認される装飾体及び該装飾体を用いた装飾表示装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の装飾体は、所定のピッチで複数の第1画素が配設された第1のパターンと、該ピッチとは異なる所定のピッチで複数の第2画素が配設された第2のパターンとを有し、前記第1のパターンと前記第2のパターンとを重ね合わせることによりモアレパターンが発現する装飾体であって、光源からの光を入光する第1の入光部を端部に有し前記第1の入光部から入光した光を導光する第1の導光体と、前記第1の導光体の上面側に配設され前記第1の導光体から出光された光を透過させる透光体とを備え、前記第1の導光体の表面には、前記第1のパターンが設けられるとともに、前記透光体の表面には前記第2のパターンが設けられ、前記第1のパターンの前記第1画素が光を散乱するとともに、前記第2のパターンの前記第2画素が光を遮光することを特徴としている。
これによれば、本発明の装飾体は、光源からの光が第1の導光体の端部に設けられた第1の入光部を介して入光し、第1の導光体を伝搬してきた光が第1のパターンの第1画素で散乱され、この散乱光が第2のパターンの第2画素により遮光されるので、立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。このことにより、装飾体の薄型化を図ることができるとともに、立体感のある発光パターンが視認される装飾体を得ることができる。なお、本明細書における「立体感」とは、見る角度によって、パターン(模様)が変化して見え、あたかも視認の対象が奥行きを有して立体をなしているかのように感じるものを言う。
また、本発明の装飾体は、前記第1のパターンが前記第1の導光体の下面に設けられていることを特徴としている。
これによれば、第1のパターンが第1の導光体の下面に設けられているので、第1の導光体を伝搬してきた光が第1のパターンの第1画素で反射散乱光となり、透光体を透過するようになる。このため、第1のパターンが第1の導光体の上面に設けられて透過散乱光となる場合と比較して、より強い光が透光体を透過するようになる。このことにより、立体感のあるモアレパターンがより明るく発光したようにして視認される。
また、本発明の装飾体は、前記第2のパターンが前記透光体の上面に設けられていることを特徴としている。
これによれば、第2のパターンが透光体の上面に設けられているので、第1の導光体からの散乱光を透光体内に透過させた後に第2のパターンの第2画素で遮光するようになる。このため、第1の導光体からの散乱光を第2のパターンの第2画素がより離れた位置で遮光するようになる。このことにより、より立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。
また、本発明の装飾体は、前記第1の導光体の上面側に設けられ、光源からの光を入光する第2の入光部を端部に有し前記第2の入光部から入光した光を導光する第2の導光体を備え、前記第2の導光体の表面には、所定の図柄を構成して光散乱性を有する第3のパターンが設けられていることを特徴としている。
これによれば、第1の導光体の上面側に、図柄を構成して光散乱性を有する第3のパターンが形成された第2の導光体を設けたので、第2の入光部を介して入光し、第2の導光体を伝搬してきた光が第3のパターンの第3画素で散乱され、第3のパターンの図形や文字等の図柄を光らせて浮かび上がらせることができる。このことにより、立体感のあるモアレパターンの他に所定の図柄をなした発光パターンを表示することができ、デザイン性や装飾性がより向上した装飾体を得ることができる
また、本発明の装飾体は、前記第1の導光体と前記透光体との間に、前記第2の導光体が設けられるとともに、前記第3のパターンが複数の第3画素で形成されていることを特徴としている。
これによれば、第1の導光体と透光体との間に、第2の導光体が設けられているので、第3画素で形成された第3のパターンの上面側に遮光性の第2画素を有する第2のパターンが形成された透光体が配置されることとなる。このことにより、第2の導光体に光が入光されていないときに、第2のパターンで第3のパターンの一部を隠すことができ、第3のパターンを目立たなくすることができる。更に、第1の導光体と透光体とが第2の導光体の厚み分だけ多く離れるので、第1の導光体からの散乱光を第2のパターンの第2画素がより離れた位置で遮光するようになる。このことにより、より一層立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。
また、本発明の装飾体は、前記第3のパターンの前記第3画素が、前記第1のパターンの前記第1画素に対応させて同じピッチで設けられていることを特徴としている。
これによれば、第3のパターンの第3画素が第1のパターンの第1画素に対応させて同じピッチで設けられているので、第2の導光体に光を入光していない際に、第1のパターンの第1画素中に第3のパターンの第3画素が埋もれて、第3のパターンをより視認されにくくすることができる。このことにより、立体感のあるモアレパターンから他の発光パターン(第3のパターン)を突然に表示することができ、デザイン性や装飾性がより一層向上した装飾体を得ることができる。また、第3のパターンの第3画素が、第1のパターンの第1画素に対応していることから、第3のパターンの第3画素と第2のパターンの第2画素とによる、不所望なモアレパターンが生じるのを防ぐことができる。
また、本発明の装飾体は、前記第1の導光体と前記透光体との間にスペーサが配設され、前記第1の導光体と前記透光体とが離間していることを特徴としている。
これによれば、スペーサにより第1の導光体と透光体とが離間して空気層が設けられているので、第1の導光体と透光体とが密着するのを防止できる。このため、第1の導光体を伝搬する光は、空気層と第1の導光体との界面で全反射されて第1の導光体からの出光が抑えられる。このことにより、第1の入光部から入光した光を第1の導光体中に導光させて、光源から遠くまで光を導くことができる。
また、本発明の装飾体は、前記第1のパターンの前記第1画素が白色で形成されているととともに、前記第2のパターンの前記第2画素が黒色で形成されていることを特徴としている。
これによれば、第1のパターンの第1画素が白色で形成されて、第2のパターンの第2画素が黒色で形成されているので、第1の導光体を伝搬してきた光が第1のパターンの第1画素でより散乱され、第1の導光体からの散乱光を第2のパターンの第2画素でより確実に遮光することができる。このことにより、立体感のあるモアレパターンがより一層発光したようにして視認される。
また、本発明の装飾表示装置は、上述したいずれかの装飾体と、前記装飾体に光を入光するための前記第1の入光部に対向して設けられた光源と、前記装飾体及び前記光源が配設された基体とを有することを特徴としている。
これによれば、装飾体と光源と装飾体及び光源が配設された基体とを有しているので、従来の装飾表示装置と比較して、薄型化を図ることができるとともに、立体感のあるモアレパターンがより発光したようにして視認される装飾表示装置を得ることができる。
本発明の装飾体は、光源からの光が第1の導光体の端部に設けられた第1の入光部を介して入光し、第1の導光体を伝搬してきた光が第1のパターンで散乱され、この散乱光が第2のパターンにより部分的に遮光されるので、立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。このことにより、薄型化を図ることができるとともに、立体感のある発光パターンが視認される装飾体を得ることができる。
また、本発明の装飾体装置は、装飾体と光源と装飾体及び光源が配設された基体とを有しているので、従来の装飾表示装置と比較して、薄型化を図ることができるとともに、立体感のあるモアレパターンがより発光したようにして視認される装飾表示装置を得ることができる。
したがって、本発明の装飾体及び該装飾体を用いた装飾表示装置は、薄型化を図ることができるとともに、立体感のある発光パターンが視認される装飾体及び該装飾体を用いた装飾表示装置を提供できる。
本発明の第1実施形態の装飾体を説明する側面構成図である。 本発明の第1実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図1に示すZ1側から見た上面図である。 本発明の第1実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図3(a)は、第3のパターンを示す平面図であり、図3(b)は、第1のパターンを示す平面図である。 本発明の第1実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図3に示す第1のパターンと第3のパターンとを重ね合わせた平面図である。 本発明の第2実施形態の装飾体を説明する側面構成図である。 本発明の第2実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図5に示すZ1側から見た上面図である。 本発明の第2実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図7(a)は、第3のパターンを示す平面図であり、図7(b)は、第2のパターンを示す平面図である。 本発明の第2実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図7に示す第2のパターンと第3のパターンとを重ね合わせた平面図である。 本発明の第3実施形態の装飾体を説明する側面構成図である。 本発明の第3実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図9に示すZ1側から見た上面図である。 本発明の第4実施形態の装飾表示装置を説明する分解斜視図である。 本発明の装飾体の変形例を説明する側面構成図であって、図12(a)は、第1実施形態の装飾体を変えた変形例1であり、図12(b)は、第2実施形態の装飾体を変えた変形例2である。 本発明の装飾体の変形例を説明するモアレパターンの模式図であって、図13(a)は、第2実施形態の第1のパターン及び第2のパターンを変えた変形例3であり、図13(b)及び図13(c)は、第2実施形態の第1のパターン及び第2のパターンのピッチを変えた変形例4の一例である。 本発明の第3実施形態の装飾体の変形例7を説明する側面構成図である。 従来技術における装飾表示体を説明する図であって、図15(a)は、装飾表示体の断面図であり、図15(b)は、装飾表示体の画素および集光素の配列を拡大して示す平面図である。 モアレパターンの一例を説明する模式図であって、図16(a)は、白い画素の白パターンを示した平面図であり、図16(b)は、黒い画素の黒パターンを示した平面図であり、図16(c)は、白パターンと黒パターンとを重ね合わせた平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の装飾体501を説明する構成側面図である。なお、説明を容易にするため、装飾体501の一部を示している。図2は、本発明の第1実施形態の装飾体501を説明する構成図であって、図1に示すZ1側から見た上面図である。なお、説明を容易にするため、図2において、第3のパターンは省略している。図3は、本発明の第1実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図3(a)は、第3のパターン33を示す平面図であり、図3(b)は、第1のパターン11を示す平面図である。図4は、本発明の第1実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図3に示す第1のパターン11と第3のパターン33とを重ね合わせた平面図である。なお、説明を容易にするため、図3及び図4において、第1のパターン11及び第3のパターン33にはハッチングを描いている。
本発明の第1実施形態の装飾体501は、図1に示すように、光源LE1からの光を導光する第1の導光体1と、第1の導光体1の上面側に配設される透光体2とを備えて構成されている。また、図1及び図2に示すように、第1の導光体1の主面の表面(下面)には、所定のピッチ(第1ピッチ)P1で2次元的(平面内)に配設された複数の第1画素1gを有した第1のパターン11が設けられ、透光体2の主面の表面(上面)には、ピッチP1とは異なる所定のピッチ(第2ピッチ)P2で2次元的(平面内)に配設された複数の第2画素2gを有した第2のパターン22が設けられている。そして、第1のパターン11と第2のパターン22とを重ね合わせることで、モアレパターンが発現するようになっている。
ここで、このモアレパターンについて、図16を用いて簡単に説明する。図16は、モアレパターンの一例を説明する模式図であって、図16(a)は、白い画素R1gの白パターンR11を示した平面図であり、図16(b)は、黒い画素R2gの黒パターンR22を示した平面図であり、図16(c)は、白パターンR11と黒パターンR22とを重ね合わせた平面図である。なお、パターンを見やすくするため、背景をグレースケール(灰色)に設定している。図16に示すように、例えば白い画素R1gが所定のピッチで2次元的(平面内)に配設された白パターンR11と、黒い画素R2gが白い画素R1gのピッチとは異なるピッチで2次元的(平面内)に配設された黒パターンR22とを重ね合わせると、ある規則正しいパターンR55が発現し、この発現したパターンR55をモアレパターンと言う。更に、本発明におけるモアレパターンは、図16では表現できていないが、ユーザが見る角度によって、このパターンR55が変化して見え、あたかも視認する対象パターンが奥行きを有して立体をなしているかのように感じるパターンとなっている。
本発明の第1実施形態の装飾体501は、このモアレパターンが発現するように構成されており、更に、第1の導光体1を導光してきた光源LE1からの光が第1のパターン11の第1画素1gにより反射散乱され、この反射散乱された光の一部が第2のパターン22の第2画素2gにより遮光されて、図1に示すZ1側からユーザによって、最終的に透過してきた光が視認され、ユーザが立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できるようになっている。
更に、本発明の第1実施形態の装飾体501には、図1及び図2に示すように、第1の導光体1と透光体2との間に、光源LE2からの光を導光する第2の導光体3が設けられている。すなわち、第1の導光体1の上には第2の導光体3が積層されており、この第2の導光体3の上には透光体2が積層されている。そして、第2の導光体3の主面の表面(下面)には、所定の図柄(表示)を構成して光散乱性を有する複数の第3画素3gを備えた第3のパターン33が設けられている。これにより、第2の導光体3を導光してきた光源LE2からの光が、第3のパターン33の第3画素3gにより反射散乱され、この反射散乱された一部の光が、図1に示すZ1側からユーザによって、所定の図柄(表示)が光って、前述したモアレパターンの中に浮かび上がったようにして視認される。なお、所定の図柄(表示)とは、図形、記号、文字、絵等、或いはこれらの組み合わせたものである。
次に、本発明の第1実施形態の装飾体501について、更に詳細に説明する。先ず、第1の導光体1は、シート状で透光性を有したポリカーボネート等の合成樹脂からなり、図1に示すように、第1の導光体1の端部には、光源LE1からの光を入光する第1の入光部1nを有しており、第1の入光部1nから入光した光は、第1の導光体1の上面部分1uや下面部分1dの境界部分で全反射を繰り返して第1の導光体1の内部を伝搬する。なお、合成樹脂材料として、ポリカーボネート樹脂を用いたが、これに限るものではなく、例えばアクリル樹脂、ポリウレタン樹脂やシリコーン樹脂等を用いても良い。
また、第1のパターン11は、第1の導光体1の下面(図1に示すZ2側)に設けられており、第1の導光体1の内部を導光してきた光は、第1のパターン11の第1画素1gによって反射散乱させられる。この反射散乱させられた一部の光は、図1に示すZ1方向へ向かい、第1の導光体1外へ放射され、第2の導光体3に入光する。その光散乱性を有した第1のパターン11の第1画素1gは、図2及び図3(b)に示すように、円形の形状を有しており、この光散乱性を向上させるため、白色で形成している。また、第1のパターン11の第1画素1gの形成は、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム(ジルコニア)や炭酸カルシウム等の粉末が含有されたインクを第1の導光体1に塗布し、このインクを硬化させることにより、容易に行うことができる。なお、図2においては、第1画素1gを破線で示している。
また、光源LE1は、側面発光方式のLED(発光ダイオード)を好適に用いており、フレキシブル配線板91に搭載され、第1の入光部1nと対向する位置に配置されているとともに、第1の入光部1nに光を入光できる向きに出光部LEaを向けて配置されている。このようにして、光源LE1を側面に配設して、光源LE1からの光を第1の導光体1に伝搬させているので、光を装飾体の背面から入光させる場合と比較して、装飾体501の薄型化を図ることができる。
次に、第2の導光体3は、第1の導光体1と同様に、シート状で透光性を有したポリカーボネート等の合成樹脂からなり、図1に示すように、第2の導光体3の端部には、光源LE2からの光を入光する第2の入光部3nを有しており、第2の入光部3nから入光した光は、第2の導光体3の上面部分や下面部分の境界部分で全反射を繰り返して第2の導光体3の内部を伝搬する。なお、第1の導光体1と同様に、合成樹脂材料として、ポリカーボネート樹脂を用いたが、これに限るものではなく、例えばアクリル樹脂、ポリウレタン樹脂やシリコーン樹脂等を用いても良い。
また、第3のパターン33は、第2の導光体3の下面(図1に示すZ2側)に設けられており、第2の導光体3の内部を導光してきた光は、第3のパターン33の第3画素3gによって反射散乱させられる。この反射散乱させられた一部の光は、図1に示すZ1方向へ向かい、第2の導光体3外へ放射され、透光体2に入光する。
また、第3のパターン33の第3画素3gは、図3(a)に示すように、円形の形状を有しており、図1及び図3(a)に示すように、第1のパターン11の第1画素1gに対応させて同じピッチP1で配設されている。これにより、第2の導光体3に光を入光していない際に、図4に示すように、第1のパターン11(図3(b)参照)の第1画素1g中に、第3のパターン33の第3画素3gが埋もれて、第3のパターン33をより視認されにくくすることができる。また、第3のパターン33の第3画素3gが、第1のパターン11の第1画素1gに対応していることから、第3のパターン33と後述する第2のパターン22とによる、不所望なモアレパターンが生じるのを防ぐことができる。
更に、図1に示すように、第3のパターン33が、第2の導光体3の下面(図1に示すZ2側)、つまり第1の導光体1と対向する側の面に形成されているので、第2の導光体3の上面(図1に示すZ1側)に第3のパターン33が形成されている場合と比較して、第1のパターン11の第1画素1gと第3のパターン33の第3画素3gとを近づけることができる。このことにより、第1のパターン11の第1画素1gと第3のパターン33の第3画素3gとをより一体化することができ、第3のパターン33と後述する第2のパターン22とによる、不所望なモアレパターンが生じるのをより一層防ぐことができる。なお、第1実施形態においては、第3画素3gは第1の導光体1を介して第1画素1gと対向しているが、第3画素3gと第1画素1gとは位置ずれなく完全に対向している必要はなく、多少位置がずれて対向していても良い。また、第3画素3gと第1画素1gの大きさや形状も同一でなくても構わない。
また、第3のパターン33の第3画素3gは、光散乱性を向上させるため、第1の導光体1の第1画素1gと同じ白色で形成している。このため、第3のパターン33の第3画素3gの形成は、第1のパターン11の第1画素1gと同様に、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム(ジルコニア)や炭酸カルシウム等の粉末が含有されたインクを第2の導光体3に塗布し、このインクを硬化させることにより、容易に行うことができる。なお、図3(a)及び図4に示す第3のパターン33の所定の図柄は、文字「EI」を表しているが、文字に限らず図形、記号、絵等、あるいはこれらの組み合わせたものでも良い。
また、光源LE2は、光源LE1と同様に、側面発光方式のLEDを好適に用いており、フレキシブル配線板92に搭載され、第2の入光部3nと対向する位置に配置されているとともに、第2の入光部3nに光を入光できる向きに出光部LEbを向けて配置されている。なお、光源LE2は、光源LE1の発光色とは異なる発光色のものを用いている。
最後に、透光体2は、シート状で透光性を有したポリカーボネート等の合成樹脂からなり、第1の導光体1及び第2の導光体3からの反射散乱光を透過させている。また、透光体2の上面(図1に示すZ1側)には、第2のパターン22が設けられており、透光体2の内部を透過してきた光は、第2のパターン22の第2画素2gによって遮光されるとともに、それ以外の反射散乱光は、透光体2外へ放射され、図1に示すZ1側からユーザによってこの反射散乱光が視認される。この遮光性を有した第2のパターン22の第2画素2gは、図1に示すように、第1のパターン11の第1画素1gと同じ円形の形状を有しており、その遮光性を向上させるため、黒色で形成している。なお、第2画素2gの形状は第1画素1gと同じであることが好ましいが、異なる形状であっても構わない。また、第2画素2gの大きさは第1画素1gと同じか僅かに大きいことが好ましいが、第2画素2gが第1画素1gより小さくても構わない。
また、第2のパターン22の第2画素2gの形成は、カーボン等の粉末が含有されたインクを透光体2に塗布し、このインクを硬化させることにより、容易に行うことができる。なお、第1の導光体1及び第2の導光体3と同様に、合成樹脂材料として、ポリカーボネート樹脂を用いたが、これに限るものではなく、例えばアクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂やシリコーン樹脂等を用いても良い。また、遮光性を向上させるため第2のパターン22の第2画素2gを黒色で好適に形成しているが、遮光性を有していれば良く、黒色に限るものではない。例えば、濃い青等の暗色系の色や反射膜等でも良い。
以上のように構成された本発明の第1実施形態の装飾体501に第1の導光体1の端部に設けられた第1の入光部1nから光を入光すると、第1の導光体1を伝搬してきた光が第1の導光体1の下面(図1に示すZ2側)に設けられた第1のパターン11の第1画素1gで反射散乱され、この反射散乱光が第2の導光体3を透過し、透光体2の第2のパターン22の第2画素2gにより遮光され、それ以外の反射散乱光は、透光体2外へ放射され、図1に示すZ1側からユーザによってこの反射散乱光が視認される。
これによれば、本発明の第1実施形態の装飾体501は、第1のパターン11と第2のパターン22とを重ね合わせて発現した立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。このことにより、装飾体501の薄型化を図ることができるとともに、立体感のある発光パターンが視認される装飾体501を得ることができる。
更に、第1のパターン11が第1の導光体1の下面(図1に示すZ2側)に設けられているので、第1のパターン11が第1の導光体1の上面(図1に示すZ2側)に設けられて透過散乱光となる場合と比較して、より強い光が透光体2を透過するようになる。このことにより、立体感のあるモアレパターンがより明るく発光したようにして視認される。なお、本明細書における「立体感」とは、見る角度によって、パターン(模様)が変化して見え、あたかも視認の対象が奥行きを有して立体をなしているかのように感じるものを言う。このような「立体感」を感じるのは、第1のパターン11の第1画素1gと第2のパターン22の第2画素2gとが、図1に示す上下方向(Z1−Z2方向)において、異なる平面上に形成されていることによる。すなわち、Z1側から装飾体501をユーザが視認した場合、第1画素1gによる散乱光が遮光性の第2画素2gによって遮光されるが、その遮光のされ方がユーザの見る角度によって異なるためである。したがって、見る角度を少しずつ変えていくと、対象のモアレパターンが変化するようにユーザに視認され、パターンが立体をなしているように感じられる。
また、第2のパターン22が透光体2の上面(図1に示すZ1側)に設けられているので、第1の導光体1からの反射散乱光を透光体2内に透過させた後に第2のパターン22の第2画素2gで遮光するようになる。このため、第1の導光体1からの反射散乱光を第2のパターン22の第2画素2gがより離れた位置で遮光するようになる。このことにより、より立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。
また、第1のパターン11の第1画素1g及び第2のパターン22の第2画素2gが円形の形状を有しているので、形状に方向性がなく、第1のパターン11の第1画素1gと第2のパターン22の第2画素2gの画素同士が重なり合う場合の面積の割合も規則的にできる。このことにより、全方向にわたって同じようにモアレパターンを得ることができる。
また、第1のパターン11の第1画素1gが白色で形成されて、第2のパターン22の第2画素2gが黒色で形成されているので、第1の導光体1を伝搬してきた光が第1のパターン11の第1画素1gでより反射散乱され、第1の導光体1からの反射散乱光を第2のパターン22の第2画素2gでより確実に遮光することができる。このことにより、立体感のあるモアレパターンがより一層発光したようにして視認される。
更に、以上のような本発明の第1実施形態の装飾体501に、第2の導光体3の端部に設けられた第2の入光部3nから光を入光すると、第2の導光体3を伝搬してきた光が第2の導光体3の下面(図1に示すZ2側)に設けられた第3のパターン33の第3画素3gで反射散乱され、この反射散乱光が透光体2を透過し、透光体2外へ放射され、図1に示すZ1側からユーザによってこの反射散乱光が視認される。このため、第3のパターン33の文字「EI」を表す図柄を光らせて浮かび上がらせることができる。このことにより、立体感のあるモアレパターンの中に所定の図柄をなした発光パターンを表示することができ、デザイン性や装飾性がより向上した装飾体501を得ることができる。
また、第1の導光体1と透光体2との間に、この第2の導光体3が設けられているので、第3画素3gで形成された第3のパターン33の上面側に遮光性の第2画素2gを有する第2のパターン22が形成された透光体2が配置されることとなる。このことにより、第2の導光体3に光が入光されていないときに、第2のパターン22で第3のパターン33の一部を隠すことができ、第3のパターン33を目立たなくすることができる。更に、第1の導光体1と透光体2とが第2の導光体3の厚み分だけ多く離れるので、第1の導光体1からの反射散乱光を第2のパターン22の第2画素2gがより離れた位置で遮光するようになる。このことにより、より一層立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。
また、第3のパターン33の第3画素3gが第1のパターン11の第1画素1gに対応させて同じピッチP1で設けられているので、第2の導光体3に光を入光していない際に、第1のパターン11の第1画素1g中に第3のパターン33の第3画素3gが埋もれて、第3のパターン33をより視認されにくくすることができる。このことにより、立体感のあるモアレパターンから他の発光パターン(第3のパターン33)を突然に表示することができ、デザイン性や装飾性がより一層向上した装飾体501を得ることができる。また、第3のパターン33の第3画素3gが、第1のパターン11の第1画素1gに対応していることから、第3のパターン33の第3画素3gと第2のパターン22の第2画素2gとによる、不所望なモアレパターンが生じるのを防ぐことができる。
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態の装飾体502を説明する側面構成図である。図6は、本発明の第2実施形態の装飾体502を説明する構成図であって、図5に示すZ1側から見た上面図である。なお、説明を容易にするため、図6において、第3のパターン233は省略している。図7は、本発明の第2実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図7(a)は、第3のパターン233を示す平面図であり、図7(b)は、第2のパターン222を示す平面図である。図8は、本発明の第2実施形態の装飾体を説明する構成図であって、図7に示す第2のパターン222と第3のパターン233とを重ね合わせた平面図である。また、第2実施形態の装飾体502は、第1実施形態に対し、第1のパターン211、第2のパターン222及び第3のパターン233の構成が異なる。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明の第2実施形態の装飾体502は、図5に示すように、光源LE1からの光を導光する第1の導光体201と、第1の導光体201の上面側に配設される透光体202とを備えて構成される。また、図5及び図6に示すように、第1の導光体201の主面の表面(上面)には、所定のピッチP21で配設された複数の第1画素21gを有した第1のパターン211が設けられ、透光体202の主面の表面(上面)には、ピッチP21とは異なる所定のピッチP22で配設された複数の第2画素22gを有した第2のパターン222が設けられている。そして、第1のパターン211と第2のパターン222とを重ね合わせることで、モアレパターンが発現するようになっている。このため、第1の導光体201を導光してきた光源LE1からの光が第1のパターン211の第1画素21gにより透過散乱され、この透過散乱された光の一部が第2のパターン222の第2画素22gにより遮光されて、図5に示すZ1側からユーザによって、最終的に透過してきた光が視認され、ユーザが立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できるようになっている。
例えば、第1のパターン211の第1画素21g及び第2のパターン222の第2画素22gの直径を0.3mm、第1画素21gのピッチP21を0.5mm、第2画素22gのピッチP22を0.45mmとすると、図16(c)のようなモアレパターンが発現し、このモアレパターンが発光したようにして視認できるとともに、ユーザが見る角度によって、このパターンR55(図16に示す)が変化して見え、あたかも視認の対象パターンが奥行きを有して立体をなしているかのようにユーザが感じることができる。
更に、本発明の第2実施形態の装飾体502には、図5に示すように、第1の導光体201と透光体202との間に、光源LE2からの光を導光する第2の導光体203が設けられている。すなわち、第1の導光体201の上には第2の導光体203が積層されており、この第2の導光体203の上には透光体202が積層された構成となっている。そして、第2の導光体203の主面の表面(上面)には、所定の図柄(表示)を構成して光散乱性を有する第3のパターン233が設けられている。これにより、第2の導光体203を導光してきた光源LE2からの光が、第3のパターン233により散乱され、この散乱されて透過した一部の光が、図5に示すZ1側からユーザによって、所定の図柄が前述したモアレパターンの中に光って浮かび上がったようにして視認される。
次に、本発明の第2実施形態の装飾体502について、更に詳細に説明する。先ず、第1の導光体201は、シート状で透光性を有したポリカーボネート樹脂等の合成樹脂からなり、図5に示すように、第1の導光体201の端部には、光源LE1からの光を入光する第1の入光部201nを有しており、第1の入光部201nから入光した光は、第1の導光体201の上面部分21uや下面部分21dの境界部分で全反射を繰り返して第1の導光体201の内部を伝搬する。
また、第1のパターン211は、第1の導光体201の上面(図5に示すZ1側)に設けられており、第1の導光体201の内部を導光してきた光は、第1のパターン211の第1画素21gによって透過散乱させられる。この透過散乱させられた一部の光は、図5に示すZ1方向へ向かい、第1の導光体201外へ放射され、第2の導光体203に入光する。その光散乱性を有した第1のパターン211の第1画素21gは、図6に示すように、円形の形状を有しており、この光散乱性を向上させるため、白色で形成している。また、第1のパターン211の第1画素21gの形成は、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム(ジルコニア)や炭酸カルシウム等の粉末が含有されたインクを第1の導光体201に塗布し、このインクを硬化させることにより、容易に行うことができる。なお、図6においては、第1画素21gを破線で示している。
次に、第2の導光体203は、第1の導光体201と同様に、シート状で透光性を有したポリカーボネート樹脂等の合成樹脂からなり、図5に示すように、第2の導光体203の端部には、光源LE2からの光を入光する第2の入光部203nを有しており、第2の入光部203nから入光した光は、第2の導光体203の上面部分や下面部分の境界部分で全反射を繰り返して第2の導光体203の内部を伝搬する。
また、第3のパターン233は、第2の導光体203の上面(図5に示すZ1側)に設けられており、第2の導光体203の内部を導光してきた光は、第3のパターン233によって透過散乱させられる。この透過散乱させられた一部の光は、図5に示すZ1方向へ透過して、第2の導光体203外へ放射され、透光体202に入光する。また、第3のパターン233は、光散乱性を向上させるため、第1の導光体201の第1画素21gと同じ白色で形成している。
また、第3のパターン233は、図5に示すように、第1の導光体201と透光体202との間に設けられているので、第3のパターン233の上面側に遮光性の第2画素22gを有する第2のパターン222が形成された透光体202が配置されることとなる。これにより、第2の導光体203に光を入光していない際に、図7及び図8に示すように、後述する第2のパターン222の第2画素22g中に、第3のパターン233が隠れて、第3のパターン233をより視認されにくくすることができる。なお、図7に示す第3のパターン233の所定の図柄(表示)は、本発明の第2実施形態においては四角形状(菱形形状)の記号で示しているが、記号に限らず文字、図形、絵等、あるいはこれらの組み合わせたものでも良い。
最後に、透光体202は、シート状で透光性を有したポリカーボネート樹脂等の合成樹脂からなり、第1の導光体201及び第2の導光体203からの散乱光を透過させている。また、透光体202の上面(図5に示すZ1側)には、第2のパターン222が設けられており、透光体202の内部を透過した光は、第2のパターン222の第2画素22gによって遮光されるとともに、それ以外の散乱光は、透光体202外へ放射され、図5に示すZ1側からユーザによってこの散乱光が視認される。この遮光性を有した第2のパターン222の第2画素22gは、図5に示すように、第1のパターン211の第1画素21gと同じ円形の形状を有しており、その遮光性を向上させるため、黒色で形成している。
以上のように構成された本発明の第2実施形態の装飾体502に第1の導光体201の端部に設けられた第1の入光部201nから光を入光すると、第1の導光体201を伝搬してきた光が第1の導光体201の上面(図5に示すZ1側)に設けられた第1のパターン211の第1画素21gで透過散乱され、この散乱光が第2の導光体203を透過し、透光体202の第2のパターン222の第2画素22gにより遮光され、それ以外の散乱光は、透光体202外へ放射され、図5に示すZ1側からユーザによってこの散乱光が視認される。
以上により、本発明の第2実施形態の装飾体502は、第1のパターン211と第2のパターン222とを重ね合わせて発現した立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。このことにより、装飾体502の薄型化を図ることができるとともに、立体感のある発光パターンが視認される装飾体502を得ることができる。なお、本明細書における「立体感」とは、見る角度によって、パターン(模様)が変化して見え、あたかも視認の対象が奥行きを有して立体をなしているかのように感じるものを言う。
また、第1のパターン211の第1画素21gが白色で形成されて、第2のパターン222の第2画素22gが黒色で形成されているので、第1の導光体201を伝搬してきた光が第1のパターン211の第1画素21gでより散乱され、第1の導光体201からの散乱光を第2のパターン222の第2画素22gでより確実に遮光することができる。このことにより、立体感のあるモアレパターンがより一層発光したようにして視認される。
更に、以上のような本発明の第2実施形態の装飾体502に、第2の導光体203の端部に設けられた第2の入光部203nから光を入光すると、第2の導光体203を伝搬してきた光が第2の導光体203の上面(図5に示すZ1側)に設けられた第3のパターン233で散乱され、この散乱光が透光体202を透過し、透光体202外へ放射され、図5に示すZ1側からユーザによってこの散乱光が視認される。このため、第3のパターン233の記号を表す図柄を光らせて浮かび上がらせることができる。このことにより、立体感のあるモアレパターンの中に所定の図柄をなした発光パターンを表示することができ、デザイン性や装飾性がより向上した装飾体502を得ることができる。
また、第1の導光体201と透光体202との間に、この第2の導光体203が設けられているので、第3のパターン233の上面側に遮光性の第2画素22gを有する第2のパターン222が形成された透光体202が配置されることとなる。このことにより、第2の導光体203に光が入光されていないときに、第2のパターン222で第3のパターン233の一部を隠すことができ、第3のパターン233を目立たなくすることができる。更に、第1の導光体201と透光体202とが第2の導光体203の厚み分だけ多く離れるので、第1の導光体201からの散乱光を第2のパターン222の第2画素22gがより離れた位置で遮光するようになる。このことにより、より一層立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。
[第3実施形態]
図9は、本発明の第3実施形態の装飾体503を説明する側面構成図である。図10は、本発明の第3実施形態の装飾体503を説明する構成図であって、図9に示すZ1側から見た上面図である。第3実施形態の装飾体503は、第1実施形態に対し、第2の導光体3が設けられていないところが主に異なる。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明の第3実施形態の装飾体503は、図9に示すように、光源LE1からの光を導光する第1の導光体301と、第1の導光体301の上面側に配設される透光体302とを備えて構成されている。また、図9及び図10に示すように、第1の導光体301の主面の表面(下面)には、所定のピッチP31で配設された複数の第1画素31gを有した第1のパターン311が設けられ、透光体302の主面の表面(上面)には、ピッチP31とは異なる所定のピッチP32で配設された複数の第2画素32gを有した第2のパターン322が設けられている。そして、第1のパターン311と第2のパターン322とを重ね合わせると、モアレパターンが発現するようになっている。
更に、本発明の第3実施形態の装飾体503には、図9及び図10に示すように、第1の導光体301と透光体302との間にスペーサ38が設けられており、第1の導光体301と透光体302との間に空気層ALが形成されている。すなわち、第1の導光体301と透光体302とが離間した状態で対向配置されており、第1の導光体301と透光体302とが密着しないようになっている。
次に、本発明の第3実施形態の装飾体503について、更に詳細に説明する。先ず、第1の導光体301は、シート状で透光性を有したポリカーボネート樹脂等の合成樹脂からなり、図9に示すように、第1の導光体301の端部には、光源LE1からの光を入光する第1の入光部301nを有しており、第1の入光部301nから入光した光は、第1の導光体301の上面部分31uや下面部分31dの境界部分で全反射を繰り返して第1の導光体301の内部を伝搬する。また、第1の導光体301と透光体302との間に空気層ALが設けられているので、第1の導光体301を伝搬してきた光が第1の導光体301から出光しようとした際に、この空気層ALと第1の導光体301との界面で確実に全反射されて第1の導光体301からの出光が抑えられる。このことにより、第1の入光部301nから入光した光を第1の導光体301中に導光させて、光源LE1から遠くまで光を導くことができる。
また、第1のパターン311は、第1の導光体301の下面(図9に示すZ2側)に設けられており、第1の導光体301の内部を導光してきた光は、第1のパターン311の第1画素31gによって反射散乱させられる。この反射散乱させられた一部の光は、図9に示すZ1方向へ向かい、第1の導光体301外へ放射され、透光体302に入光する。この光散乱性を有した第1のパターン311の第1画素31gは、図10に破線で示すように、六角形の形状を有しており、この光散乱性を向上させるため、白色で形成している。
次に、透光体302は、シート状で透光性を有したポリカーボネート樹脂等の合成樹脂からなり、第1の導光体301からの反射散乱光を透過させている。また、透光体302の上面(図9に示すZ1側)には、第2のパターン322が設けられており、透光体302の内部を透過した光は、第2のパターン322の第2画素32gによって遮光されるとともに、それ以外の反射散乱光は、透光体302外へ放射され、図9に示すZ1側からユーザによってこの反射散乱光が視認される。この遮光性を有した第2のパターン322の第2画素32gは、図10に示すように、第1のパターン311の第1画素31gと同じ六角形の形状を有しており、この遮光性を向上させるため、黒色や濃い青等の暗色で形成している。
最後に、スペーサ38は、図9及び図10に示すように、長方体の形状を有しており、第1の導光体301と透光体302との間に複数個配設され、第1の導光体301と透光体302とを離間するようにしている。また、本発明の第3実施形態のスペーサ38は、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂を用いている。なお、合成樹脂を好適に用いているが、他の材質であっても良い。
以上のように構成された本発明の第3実施形態の装飾体503に第1の導光体301の端部に設けられた第1の入光部301nから光を入光すると、第1の導光体301を伝搬してきた光が第1の導光体301の下面(図9に示すZ2側)に設けられた第1のパターン311の第1画素31gで反射散乱され、この反射散乱光が透光体302を透過し、透光体302の第2のパターン322の第2画素32gにより遮光され、それ以外の反射散乱光は、透光体302外へ放射され、図9に示すZ1側からユーザによってこの反射散乱光が視認される。
以上により、本発明の第3実施形態の装飾体503は、光源LE1からの光が第1の導光体301の端部に設けられた第1の入光部301nを介して入光し、第1の導光体301を伝搬してきた光が第1のパターン311の第1画素31gで散乱され、この散乱光が第2のパターン322の第2画素32gにより遮光されるので、立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。このことにより、装飾体の薄型化を図ることができるとともに、立体感のある発光パターンが視認される装飾体503を得ることができる。
また、第1のパターン311が第1の導光体301の下面に設けられているので、第1の導光体301を伝搬してきた光が第1のパターン311の第1画素31gで反射散乱光となり、透光体302を透過するようになる。このため、第1のパターン311が第1の導光体301の上面に設けられて透過散乱光となる場合と比較して、より強い光が透光体302を透過するようになる。このことにより、立体感のあるモアレパターンがより明るく発光したようにして視認される。
また、第2のパターン322が透光体302の上面に設けられているので、第1の導光体301からの反射散乱光を透光体302内に透過させた後に第2のパターン322の第2画素32gで遮光するようになる。このため、第1の導光体301からの反射散乱光を第2のパターン322の第2画素32gがより離れた位置で遮光するようになる。このことにより、より立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。
更に、第1の導光体301と透光体302との間にスペーサ38が設けられているので、第1の導光体301からの反射散乱光を第2のパターン322の第2画素32gがより一層離れた位置で遮光するようになる。このことにより、より一層立体感のあるモアレパターンが発光したようにして視認できる。
また、スペーサ38により第1の導光体301と透光体302とが離間して空気層ALが設けられているので、第1の導光体301と透光体302とが密着するのを防止できる。このため、第1の導光体301を伝搬する光は、第1の導光体301から出光しようとした際に、空気層ALと第1の導光体301との界面で全反射されて第1の導光体301からの出光が抑えられる。このことにより、第1の入光部301nから入光した光を第1の導光体301中に導光させて、光源LE1から遠くまで光を導くことができる。
[第4実施形態]
図11は、本発明の第4実施形態の装飾表示装置604を説明する分解斜視図である。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明の第4実施形態の装飾表示装置604は、図11に示すように、本発明の第1実施形態の装飾体501と、装飾体501の第1の導光体1に光を入光するための第1の入光部1nに対向して設けられた光源LE1と、装飾体501の第2の導光体3に光を入光するための第2の入光部3nに対向して設けられた光源LE2と、光源LE1と光源LE2を実装したフレキシブル配線板(91、92)と、装飾体501及びフレキシブル配線板(91、92)が配設された基体9とを有して構成されている。更に、装飾表示装置604は、他に第1の導光体1を位置決めする第1のガイドG1と、第2の導光体3を位置決めする第2のガイドG2と、外部と電気的に接続するためにフレキシブル配線板(91、92)に実装された2つのコネクタ(CN1、CN2)とを有している。なお、モアレパターンの中に浮かび上がらせる文字等の図柄を視認し易くするため、LEDにより構成される光源LE1と光源LE2とは、それぞれの発光色を異ならしている。
以上により、装飾体501と光源LE1及び光源LE2と装飾体501及び光源(LE1、LE2)が配設された基体9とを有して構成されているので、従来の装飾表示装置と比較して、薄型化を図ることができるとともに、立体感のあるモアレパターンがより発光したようにして視認される装飾表示装置604を得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
図12は、本発明の装飾体の変形例を説明する側面構成図であって、図12(a)は、第1実施形態の装飾体501を変えた変形例1の装飾体C501であり、図12(b)は、第2実施形態の装飾体502を変えた変形例2の装飾体C502である。図13は、本発明の装飾体の変形例を説明するモアレパターンの模式図であって、図13(a)は、第2実施形態の第1のパターン211及び第2のパターン222を変えた変形例3であり、図13(b)及び図13(c)は、第2実施形態の第1のパターン及び第2のパターンを変えた変形例4の一例である。図14は、本発明の第3実施形態の装飾体503の変形例7の装飾体C503を説明する側面構成図である。
<変形例1>
上記第1実施形態では、第2のパターン22を透光体2の上面に設けるように好適に構成したが、図12(a)に示すように、透光体C2の下面に設けるように構成しても良い。
<変形例2>
上記第2実施形態では、第1の導光体201と透光体202との間に第2の導光体203を設けるように好適に構成にしたが、図12(b)に示すように、透光体202の上面側に第2の導光体203を設ける構成であっても良い。
<変形例3>
上記第2実施形態の一例として、第1のパターン211の第1画素21g及び第2のパターン222の第2画素22gの直径を0.3mm、第1画素21gのピッチP21を0.5mm、第2画素22gのピッチP22を0.45mmとした場合、図16(c)のようなパターンR55が発現するとしたが、第1のパターン211の第1画素21gのピッチP21を0.6mm、第2のパターン222の第2画素22gのピッチP22を0.55mmとすると、図13(a)に示すようなパターンCR55が発現する。
<変形例4>
上記各実施形態の第1のパターン(11、211、311)のピッチ(P1、P21、P31)及び第2のパターン(22、222、322)のピッチ(P2、P22、P32)は、直交する2方向ともに同じピッチ間隔にしたが、2方向のピッチのそれぞれを異ならせても良い。この場合には、図13(b)及び図13(c)に示すようなパターンCR56、パターンCR57が発現する。
<変形例5>
上記各実施形態においては、第1のパターン(11、211、311)に対して、第2のパターン(22、222、322)を平面視して回転させないようにして重ね合わせているが、本発明は上記実施形態に限るものではなく、第1のパターン(11、211、311)に対して、第2のパターン(22、222、322)を平面視して回転させた状態(角度を持たせた状態)で重ね合わせることにより、モアレパターンを発現させても良い。
<変形例6>
上記第1実施形態及び第2実施形態においては、第1の導光体(1、201)と、第2の導光体(3、203)と、透光体(2、202)と、を積層させて構成したが、本発明は上記1実施形態及び第2実施形態に限るものではない。すなわち、第1の導光体(1、201)と第2の導光体(3、203)との間、及び第2の導光体(3、203)と透光体(2、202)との間に、スペーサを設けて、積層される部材間の密着を防止しても良い。
<変形例7>
上記第3実施形態では、第1のパターン311を第1の導光体301の下面に設けるように好適に構成したが、図14に示すように、第1の導光体C301の上面に設けるように構成しても良い。
<変形例8>
上記各実施形態においては、第1の導光体(1、201、301)及び第2の導光体(3、203)の側面を端部として第1の入光部(1n、201n、301n)及び第2の入光部(3n、203n)としたが、この側面が端部として限定されない。例えば、第1の導光体及び第2の導光体の側面近傍の一部に開口を形成し、この開口内における端部を入光部としても良い。この場合には、第1の導光体及び第2の導光体に形成された開口部内に光源が配設されるものとなる。
<変形例9>
上記各実施形態においては、第1の導光体(1、201、301)、第2の導光体(3、203)及び透光体(2、202、302)は、モアレパターンに立体感をもたせるため、ある程度の厚さ、例えば0.4mm〜1.5mm程度を有する板状であることが好ましいが、可撓性を有するフィルム状であっても構わない。また、第1の導光体、第2の導光体、及び透光体は、平面状(平板状)に限定されず、導光体による光の伝搬に影響を及ぼさない範囲内で、曲面状に形成しても良い。
本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
1、201、301、C301 第1の導光体
1g、21g、31g 第1画素
2g、22g、32g 第2画素
3g 第3画素
1n、201n、301n 第1の入光部
11、211、311 第1のパターン
2、202、302 透光体
22、222、322 第2のパターン
3、203 第2の導光体
3n、203n 第2の入光部
33、233 第3のパターン
38 スペーサ
9 基体
AL 空気層
LE1、LE2 光源
P1、P2、P21、P22、P31、P32 ピッチ
501、502、503、C501、C502、C503 装飾体
604 装飾表示装置

Claims (9)

  1. 所定のピッチで複数の第1画素が配設された第1のパターンと、該ピッチとは異なる所定のピッチで複数の第2画素が配設された第2のパターンとを有し、前記第1のパターンと前記第2のパターンとを重ね合わせることによりモアレパターンが発現する装飾体であって、
    光源からの光を入光する第1の入光部を端部に有し前記第1の入光部から入光した光を導光する第1の導光体と、前記第1の導光体の上面側に配設され前記第1の導光体から出光された光を透過させる透光体とを備え、
    前記第1の導光体の表面には、前記第1のパターンが設けられるとともに、前記透光体の表面には前記第2のパターンが設けられ、
    前記第1のパターンの前記第1画素が光を散乱するとともに、前記第2のパターンの前記第2画素が光を遮光することを特徴とする装飾体。
  2. 前記第1のパターンが前記第1の導光体の下面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装飾体。
  3. 前記第2のパターンが前記透光体の上面に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装飾体。
  4. 前記第1の導光体の上面側に設けられ、光源からの光を入光する第2の入光部を端部に有し前記第2の入光部から入光した光を導光する第2の導光体を備え、
    前記第2の導光体の表面には、所定の図柄を構成する光散乱性を有する第3のパターンが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の装飾体。
  5. 前記第1の導光体と前記透光体との間に、前記第2の導光体が設けられるとともに、前記第3のパターンが複数の第3画素で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の装飾体。
  6. 前記第3のパターンの前記第3画素が、前記第1のパターンの前記第1画素に対応させて同じピッチで設けられていることを特徴とする請求項5に記載の装飾体。
  7. 前記第1の導光体と前記透光体との間にスペーサが配設され、前記第1の導光体と前記透光体とが離間していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の装飾体。
  8. 前記第1のパターンの前記第1画素が白色で形成されているととともに、前記第2のパターンの前記第2画素が黒色で形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の装飾体。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の装飾体と、前記装飾体に光を入光するための前記第1の入光部に対向して設けられた光源と、前記装飾体及び前記光源が配設された基体とを有することを特徴とする装飾表示装置。
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