JP7461867B2 - 筐体ユニット、及び料金自動収受機 - Google Patents

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Description

本開示は、筐体ユニット、及び料金自動収受機に関する。
有料道路、駐車場等の料金所には、利用者から利用料金を収受するため料金収受機が設けられることが知られている。
例えば、特許文献1には、無人で動作する料金収受機であって、駐車料金、入場料金等の精算処理を行う料金自動収受機が開示されている。
特開2001-267763号公報
特許文献1に開示された料金自動収受機は、筐体の端縁に設けた傾斜面と扉の端縁に設けた傾斜面とを密着させることにより、筐体ユニットの破壊を防いでいる。
しかし、傾斜面と傾斜面とに少しでも隙間ができると、バールの挿入が可能となる。
このため、特許文献1に開示された料金自動収受機の筐体ユニットにおいて、扉がこじ開けられることがある。
本開示は、扉がこじ開けられにくい筐体ユニット、及び料金自動収受機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る筐体ユニットは、筐体と、板部と、前記板部の板面と交差する方向に前記板部から突出している第一カバーと、前記板面に沿う方向に前記板部から突出している第二カバーと、を有する扉と、前記扉を閉じた状態において、前記第二カバーに向かって突出している第三カバーと、を備える。前記扉を閉じた状態において、前記筐体と前記扉と前記第三カバーとで囲まれる空間内に前記第一カバーが設けられており、前記扉を閉じた状態において、前記第一カバーが前記筐体に向かって突出している。
本開示の筐体ユニット、及び料金自動収受機によれば、扉がこじ開けられにくい。
本開示の一実施形態に係る料金自動収受機の斜視図である。 図1のII部の斜視図である。 図1のII部の平面図である。 図3のIV部の拡大図である。 図1のII部の斜視図である。 比較例に係る筐体ユニットを示す部分平面図である。 他の比較例に係る筐体ユニットを示す部分平面図である。 他の比較例に係る筐体ユニットを示す部分平面図である。 本開示の一実施形態に係る筐体ユニットの効果を示す部分平面図である。
以下、一実施形態に係る筐体ユニット、及び料金自動収受機について、図を参照しながら説明する。
<一実施形態>
(料金自動収受機の全体構成)
図1は、一実施形態に係る料金自動収受機9を含む料金収受設備の全体構成を示す図である。
料金自動収受機9は、高速道路等の有料道路の料金所に設置されている。
具体的には、図1に示すように、料金自動収受機9は、料金所における車線LNの路側LS(例えばアイランド)に設置される。車線LNを走行する車両AAの運転者(利用者)は、料金自動収受機9との間で料金収受処理を行う。
料金自動収受機9は、筐体ユニット1と、前面パネル2と、格納部3と、を備える。
なお、料金自動収受機9は、有料道路の本線上に設けられた通常の料金所だけでなく、例えば、サービスエリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるように設けられた料金所(いわゆるスマートインターチェンジ)に設置されていてもよい。
例えば、料金自動収受機9は、利用者が直接操作するタイプの料金自動収受機であってもよい。
(前面パネルの構成)
前面パネル2は、筐体ユニット1の一側面に設けられている。
利用者は、前面パネル2にアクセスすることにより、料金自動収受機9との間で料金収受処理を行うことができる。
例えば、前面パネル2は、筐体ユニット1の側面のうち、通過する車両AAの側面を向いている面に設けられてもよい。
また、前面パネル2は、利用者が料金自動収受機9との間で料金収受処理を行うための各種インタフェースを備えてもよい。
また、利用者は、前面パネル2を介して、料金自動収受機9に金銭、通行券等を投入可能であってもよい。
また、利用者は、前面パネル2を介して、料金自動収受機9から釣銭、領収書等を受領可能であってもよい。
なお、以下、車線LNの延びる方向をX方向、車線LNの幅方向をY方向、上下方向をZ方向ともいう。
特に車両AAの進入する方向を+X方向、料金自動収受機9の前面パネル2が向く方向を+Y方向、上方向を+Z方向ともいう。
(格納部の構成)
格納部3は、筐体ユニット1内に設けられている。
格納部3は、金銭を格納可能である。
例えば、格納部3には、金銭として、収受した通行料金が格納されてもよい。
また、格納部3には、金銭として、釣銭準備金銭が格納されてもよい。
(筐体ユニットの構成)
図2に示すように、筐体ユニット1は、筐体8と、扉12と、第三カバー19と、を備える。
例えば、筐体ユニット1は、ロック板13と、複数のロック棒14と、パッキン17と、連結部18と、をさらに備えてもよい。
また、筐体8は、柱11と、外周パネル16と、を備えてもよい。
また、筐体ユニット1は、格納部3内の金銭の取り出しができないように施錠できてもよい。
また、筐体ユニット1は、第一方向D1に長く延びた直方体の外周形状を有してもよい。
その際、筐体ユニット1の外周面のうち、扉12で閉じられる面を除く外周面は、外周パネル16を含む部材で覆われてもよい。それにより、扉12が閉じられることで、格納部3は、格納部3内の金銭の取り出しができないように、外周パネル16を含む部材と扉12とで覆われてもよい。
また、第一方向D1は上下方向であってもよい。
(扉の構成)
図3及び図4に示すように、扉12は、板部125と、第一カバー126と、第二カバー127と、を備える。
例えば、扉12は、筐体ユニット1の一側面に設けられてもよい。
また、扉12は、筐体ユニット1の+Y方向を向く一側面に設けられてもよい。その際、扉12に前面パネル2が設けられてもよい。
また、扉12は、筐体ユニット1の+X方向側にある第一方向D1に延びる軸を中心に、XY面内で回転可能であってもよい。
例えば、板部125は、長手方向として第一方向D1に延びていてもよい。
また、板部125は、一対の板面121、122を有する板部材であってもよい。
また、一対の板面121、122は、XY面に沿って広がる長方形形状の板面であってもよい。その際、板面121は、筐体ユニット1の内側を向く板面であり、板面122は、筐体ユニット1の外側を向く板面であってもよい。
第一カバー126は、板部125の板面121と交差する方向に板部125から突出している。
第一カバー126は、扉12を閉じた状態において、筐体8と扉12と第三カバー19とで囲まれる空間内に設けられている。
第一カバー126は、扉12を閉じた状態において、筐体8に向かって突出している。
例えば、第一カバー126は、-Y方向に板部125から突出してもよい。
また、第一カバー126は、-Y方向に突出した先から、+X方向にさらに延びてもよい。
また、第一カバー126は、板部125と一体成形されてもよい。
また、第一カバー126は、板部125の長手方向全体にわたって延びてもよい。
第二カバー127は、板面121に沿う方向に板部125から突出している。
例えば、第二カバー127は、-X方向に板部125から突出してもよい。
また、第二カバー127は、板部125と一体成形されてもよい。
また、第二カバー127は、板部125から連続して-X方向に延びていてもよい。
また、第二カバー127は、板部125の板厚と同じ厚さで-X方向に突出してもよい。
また、第二カバー127は、第一カバー126と筐体8との隙間を覆ってもよい。
また、第二カバー127の-Y方向に突出した突出端は、外周パネル16の外周面と面一であってもよい。
また、第二カバー127は、板部125の長手方向全体にわたって延びてもよい。
図2に示すように、例えば、扉12は、筐体8を向く板面121の側に、ロック板13を第一方向D1にスライド可能に保持してもよい。
また、扉12は、複数の突起123をさらに有してもよい。
例えば、複数の突起123の各々は、板面121から突出してもよい。
また、複数の突起123の各々は、関連する各ロック棒14と第一方向D1について同じ位置に設けられてもよい。
図2及び図5に示すように、例えば、扉12は、ロック板13をスライド可能な取手124をさらに備えてもよい。
板面121内での取手124の回転と連動して、ロック板13が第一方向D1にスライドする。
例えば、取手124は、基端部124bから先端部124tに向かって延びてもよい。
また、基端部124bは、一対の板面121、122を貫通するように延びてもよい。
また、先端部124tは、扉12の板面122側において、基端部124bから板面122に沿う方向に曲がって延びてもよい。
また、取手124は、基端部124bの延びる軸を中心として回転可能であってもよい。
また、取手124の基端部124bは、扉12の板面121側において、連結部18に固定されてもよい。
(第三カバーの構成)
図3及び図4に示すように、第三カバー19は、扉12を閉じた状態において、第二カバー127に向かって突出している。
例えば、第三カバー19は、扉12を閉じた状態において第一カバー126を覆うように第二カバー127に向かって突出してもよい。
例えば、第三カバー19は、外周パネル16と一体成形されてもよい。
また、第三カバー19は、外周パネル16から連続して、外周パネル16の板厚と同じ厚さで+Y方向に突出してもよい。
また、第三カバー19は、板部125の長手方向全体にわたって延びてもよい。
例えば、図4に示すように、扉12を閉じた状態において、第二カバー127が、第三カバー19の突出端19tと対向する面を有してもよい。
例えば、扉12を閉じた状態において、第一カバー126と第三カバー19の隙間が、第二カバー127に覆われてもよい。
また、扉12を閉じた状態において、第二カバー127が、第三カバー19の突出端19tを覆っていてもよい。
また、扉12を閉じた状態において、第二カバー127が、第一カバー126と第三カバー19が並ぶ方向に突出していてもよい。
また、扉を閉じた状態において、第二カバー127が突出する方向についての第三カバー19の突出端19tの幅LCが、第一カバー126と突出端19tとの隙間LDより小さくてもよい。
(筐体の構成)
図2に示すように、例えば、筐体8は、第一方向D1に延びる溝111を有してもよい。
また、筐体8において、柱11が溝111を有してもよい。
また、柱11は、第一方向D1に延びていてもよい。
また、柱11には、外周パネル16が固定されてもよい。
また、柱11と外周パネル16とは、一体成形されてもよい。
また、柱11は、筐体ユニット1の+Y方向側及び-X方向側の隅に設けられてもよい。
(ロック棒の構成)
複数のロック棒14は、第一方向D1に並んでいる。
各ロック棒14は、第一方向D1と交差する第二方向D2に、溝111にわたって延びている。
例えば、第二方向D2はX方向であってもよい。
各ロック棒14は、第二方向D2に延びる円柱軸を有する円柱形状を有してもよい。
(ロック板の構成)
ロック板13は、複数の切欠き部131を有する。
各切欠き部131は、関連する各ロック棒14に引っ掛け可能である。
例えば、扉12が閉じた状態でロック板13をスライドさせることで、各切欠き部131がロック棒14に引っ掛かるように構成されてもよい。その際、板面132に沿う面内において下方へスライドさせることで、各切欠き部131がロック棒14に引っ掛かるように構成されてもよい。
例えば、ロック板13は、板面121に沿って、第一方向D1に延びている板形状を有してもよい。
また、ロック板13は、扉12の第一方向D1の全体にわたって延びてもよい。
例えば、ロック板13は、板面132と、リブ133と、をさらに有してもよい。
板面132は、ロック板13が有する一対の板面のうち、扉12に対し、反対方向を向く板面である。
リブ133は、板面132の-X方向側の縁において、板面132から、扉12に対し反対方向に向かって立ち上がっている。
例えば、リブ133は、YZ面に沿って、第一方向D1に延びている板形状を有してもよい。
例えば、各切欠き部131は、リブ133に設けられてもよい。
また、各切欠き部131は、リブ133の-Y方向側の端面からリブ133の板面に沿って、+Y方向に延びており、+Y方向に延びた先から+Z方向にさらに延びてもよい。
例えば、ロック板13は、突起123が嵌っているスライド穴134をさらに有してもよい。
また、スライド穴134は、ロック板の板面132から扉12側に向かって貫通する穴であってもよい。
また、スライド穴134は、第一方向D1に長く延びる長孔であってもよい。
(連結部の構成)
連結部18は、作動部18aから固定部18fに向かって延びる板である。
連結部18は、ロック板13と取手124の基端部124bとを連結している。
連結部18は、板面121に沿う面内において、取手124の基端部124bからロック板13の板面132に延びている。
作動部18aは、ロック板13に、板面132に沿う面内で回転可能に固定されている。
固定部18fは、取手124の基端部124bに、取手124の回転に連動して回転できるように固定されている。
これにより、取手124の基端部124bは、回転することにより、連結部18を介して、ロック板13を第一方向D1にスライドさせることができる。
(パッキンの構成)
パッキン17は、柱11と扉12との間に設けられている。
扉12を閉めた状態において、パッキン17は、柱11と扉12との隙間を埋めている。
例えば、パッキン17は、板面121に沿って、第一方向D1に延びている板形状を有してもよい。
また、ロック板13は、扉12の第一方向D1の全体にわたって延びてもよい。
また、図3に示すように、パッキン17は、ロック板13より扉12が回転する軸から遠い側であって、第一カバー126より近い側に設けられてもよい。
(動作)
例えば、筐体ユニット1内のメンテナンス等を行った後、作業者が扉12を閉じて筐体ユニット1を施錠する場合について説明する。
まず作業者は、扉12を開いた状態から、柱11のある方向に向かって、扉12をXY面内で回転させて閉じる。
扉12を閉じたら、作業者は、取手124を回転させてロック板13は下へスライドさせ、筐体ユニット1を施錠する。
このとき、図3及び図4に示すように、第三カバー19は、第二カバー127に向かって突出している。
また、このとき、筐体8と扉12と第三カバー19とで囲まれる空間内に第一カバー126が設けられている。
さらに、このとき、第一カバー126は、筐体8に向かって突出している。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、扉12を閉じた状態において、第三カバー19が第二カバー127に向かって突出し、第一カバー126が筐体8と扉12と第三カバー19とで囲まれている。
このため、筐体ユニット1は、第一カバー126、第二カバー127、及び第三カバー19の組み合わせにより、扉12と筐体8との間へバール等が差し込まれにくい構造を有している。
加えて、扉12を閉じた状態において、第一カバー126が、筐体8に向かって突出しているため、第一カバー126は、板部125と筐体8との隙間を狭めている。
したがって、扉12がこじ開けられにくい。
比較例として、図6に示すように、筐体ユニットが、第一カバー126だけ備え、第二カバー127及び第三カバー19を備えていないと、+X方向にバールBLが差し込まれる。
このため、扉と筐体との間にバールBLが差し込まれ、扉がこじ開けられる。
他の比較例として、図7に示すように、筐体ユニットが、第一カバー126及び第三カバー19だけを備え、第二カバー127及び第三カバー19を備えていないと、-Y方向にバールBLが差し込まれる。
このため、図8のように、第三カバー19がこじ開けられることにより、扉と筐体との間にバールBLが差し込まれ、扉がこじ開けられる。
これらの比較例に対し、筐体ユニット1は、第一カバー126、第二カバー127、及び第三カバー19を備える。
これにより、図9に示すように、筐体ユニット1は、扉12と筐体8との間にバールBLが奥まで差し込まれにくく、扉12がこじ開けられにくい。
また、多少差し込まれたとしても、第二カバー127をこじ開けるためのバールBLの支点が確保しにくい。
このため、第二カバー127は、てこの原理を利用してこじ開けられにくい。
また、本実施形態によれば、扉12を閉じた状態において、第二カバー127が、第三カバー19の突出端19tと対向する面を有するため、第二カバー127と第三カバー19との隙間が狭められる。
このため、筐体ユニット1は、扉12と筐体8との間へバール等が差し込まれにくい構造を有している。
したがって、扉12がこじ開けられにくい。
また、本実施形態によれば、第一カバー126と、第二カバー127と、及び第三カバー19とが、板部125の長手方向全体にわたって延びている。
このため、筐体ユニット1は、板部125の長手方向全体にわたって、扉12と筐体8との間へバール等が差し込まれにくい構造を有している。
したがって、扉12がこじ開けられにくい。
また、本実施形態によれば、扉12を閉じた状態において、第三カバー19の突出端19tの幅LCが、第一カバー126と突出端19tとの隙間LDより小さい。
このため、バール等で第二カバー127を曲げようとした場合に、バール等の支点が確保されにくい。
したがって、扉12がこじ開けられにくい。
<変形例>
上述の実施形態の一例では、ロック板13の切欠き部131をロック棒14に引っ掛けているが、扉12が筐体8にロックできるならどのようなロック機構が設けられてもよい。
変形例として、扉側にロック棒を設け、筐体側にロック板が設けられてもよい。
上述の実施形態に一例では、柱11には、外周パネル16が固定されているが、柱11には、外周パネル16がどのように固定されてもよい。
変形例として、柱11に対し、別部材の外周パネル16がねじ止めされてもよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、開示の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、開示の範囲や要旨に含まれる。
<付記>
上述の実施形態に記載の筐体ユニット1は、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る筐体ユニット1は、筐体8と、板部125と、板部の板面121と交差する方向に板部125から突出している第一カバー126と、板面121に沿う方向に板部125から突出している第二カバー127と、を有する扉12と、扉12を閉じた状態において、第二カバー127に向かって突出している第三カバー19と、を備え、扉12を閉じた状態において、筐体8と扉12と第三カバー19とで囲まれる空間内に第一カバー126が設けられており、扉12を閉じた状態において、第一カバー126が筐体8に向かって突出している。
本態様によれば、扉12を閉じた状態において、第三カバー19が第二カバー127に向かって突出し、第一カバー126が筐体8と扉12と第三カバー19とで囲まれている。
このため、筐体ユニット1は、第一カバー126、第二カバー127、及び第三カバー19の組み合わせにより、扉12と筐体8との間へバール等が差し込まれにくい構造を有している。
加えて、扉12を閉じた状態において、第一カバー126が、筐体8に向かって突出しているため、第一カバー126は、板部125と筐体8との隙間を狭めている。
したがって、扉12がこじ開けられにくい。
(2)第2の態様に係る筐体ユニット1は、扉12を閉じた状態において、第二カバー127が、第三カバー19の突出端19tと対向する面を有する(1)の筐体ユニット1である。
本態様によれば、第二カバー127と第三カバー19との隙間が狭められる。
このため、筐体ユニット1は、扉12と筐体8との間へバール等が差し込まれにくい構造を有している。
したがって、扉12がこじ開けられにくい。
(3)第3の態様に係る筐体ユニット1は、第一カバー126と、第二カバー127と、及び第三カバー19とが、板部125の長手方向全体にわたって延びている(1)又は(2)の筐体ユニット1である。
本態様によれば、筐体ユニット1は、板部125の長手方向全体にわたって、扉12と筐体8との間へバール等が差し込まれにくい構造を有している。
したがって、扉12がこじ開けられにくい。
(4)第4の態様に係る筐体ユニット1は、扉12を閉じた状態において、第二カバー127が突出する方向についての第三カバー19の突出端19tの幅LCが、第一カバー126と突出端19tとの隙間LDより小さい(1)から(3)のいずれかの筐体ユニット1である。
本態様によれば、バール等で第二カバー127を曲げようとした場合に、バール等の支点が確保されにくい。
したがって、扉12がこじ開けられにくい。
(5)第5の態様に係る料金自動収受機9は、(1)から(4)のいずれかの筐体ユニット1と、筐体ユニット1内に設けられ、金銭を格納可能な格納部3と、を備える。
本態様によれば、扉12を閉じた状態において、第三カバー19が第二カバー127に向かって突出し、筐体8と扉12と第三カバー19とで囲まれる空間内に第一カバー126が設けられている。
このため、筐体ユニット1は、第一カバー126、第二カバー127、及び第三カバー19の組み合わせにより、扉12と筐体8との間へバール等が差し込まれにくい構造を有している。
加えて、扉12を閉じた状態において、第一カバー126が、筐体8に向かって突出しているため、第一カバー126は、板部125と筐体8との隙間を狭めている。
したがって、扉12がこじ開けられにくい。
1 筐体ユニット
2 前面パネル
3 格納部
8 筐体
9 料金自動収受機
11 柱
12 扉
13 ロック板
14 ロック棒
16 外周パネル
17 パッキン
18 連結部
18a 作動部
18f 固定部
19 第三カバー
19t 突出端
111 溝
121 板面
122 板面
123 突起
124 取手
124b 基端部
124t 先端部
125 板部
126 第一カバー
127 第二カバー
131 切欠き部
132 板面
133 リブ
134 スライド穴
AA 車両
BL バール
D1 第一方向
D2 第二方向
LC 幅
LD 隙間
LN 車線
LS 路側

Claims (6)

  1. 筐体と、
    板部と、前記板部の板面と交差する方向に前記板部から突出している第一カバーと、前記板面に沿う方向に前記板部から突出している第二カバーと、を有する扉と、
    前記扉を閉じた状態において、前記第二カバーに向かって突出している第三カバーと、を備え、
    前記扉を閉じた状態において、前記筐体と前記扉と前記第三カバーとで囲まれる空間内に前記第一カバーが設けられており、
    前記扉を閉じた状態において、前記第一カバーが前記筐体に向かって突出していて、
    前記第一カバーが、前記交差する方向に突出している先から、前記第二カバーが突出する方向と反対方向にさらに延びてい
    筐体ユニット。
  2. 前記第三カバーが、前記第一カバーより、前記第二カバーが突出する方向側に設けられている請求項1に記載の筐体ユニット。
  3. 前記扉を閉じた状態において、前記第二カバーが、前記第三カバーの突出端と対向する面を有する請求項1又は2に記載の筐体ユニット。
  4. 前記第一カバーと、前記第二カバーと、及び前記第三カバーとが、前記板部の長手方向全体にわたって延びている請求項1から3のいずれか一項に記載の筐体ユニット。
  5. 前記扉を閉じた状態において、前記第二カバーが突出する方向についての前記第三カバーの突出端の幅が、前記第一カバーと前記突出端との隙間より小さい請求項1からのいずれか一項に記載の筐体ユニット。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の筐体ユニットと、
    前記筐体ユニット内に設けられ、金銭を格納可能な格納部と、
    を備える料金自動収受機。
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