JP7452184B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電力変換装置に関し、特に、電力変換を行うための発熱素子と、放熱部材とを備える電力変換装置に関する。
従来、電力変換を行うための発熱素子と、放熱部材とを備える電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、発熱体であるパワーモジュールを含む電気部品を収納する筐体と、パワーモジュールが取り付けられたヒートシンクとを備えるパワーコンディショナが開示されている。このパワーコンディショナでは、ヒートシンクは、筐体の外表面に接触するように設けられている。
特開2016-21836号公報
しかしながら、上記特許文献1のパワーコンディショナでは、パワーモジュールが取り付けられたヒートシンクが筐体の外表面に接触するように設けられているため、パワーモジュールから一旦ヒートシンクに放熱された熱が、筐体を介して筐体の内部に流入する場合があると考えられる。この場合、パワーモジュール(発熱素子)が設けられている筐体の内部が高温になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、発熱素子が設けられている筐体の内部が高温になることを抑制することが可能な電力変換装置を提供することである。
この発明の一の局面による電力変換装置は、電力を変換するための発熱素子と、発熱素子が内部に配置される筐体と、筐体の外部に設けられ、発熱素子と接触する放熱部材と、放熱部材と筐体との間に配置される断熱部材とを備え、放熱部材は、複数のフィンからなるフィン部と、フィン部が取り付けられるベース部とを含み、ベース部は、筐体の背面側に開口する凹部を有するように構成されている
この発明の一の局面による電力変換装置は、発熱素子が内部に配置される筐体と、筐体に設けられ、発熱素子と接触する放熱部材と、放熱部材と筐体との間に配置される断熱部材とを備える。これにより、放熱部材と筐体との間に配置される断熱部材を備えることにより、放熱部材と筐体とが接触しないとともに放熱部材と筐体との間に断熱部材が配置されているので、発熱素子から一旦筐体の外部の放熱部材に放熱された熱が筐体の内部に熱が伝わることを断熱部材により抑制することができる。その結果、発熱素子が設けられている筐体の内部が高温になることを抑制することができる。これにより、筐体の内部が高温になることに起因して、発熱素子が誤作動するのを抑制することができるので、電力変換装置の信頼性を向上させることができる。また、筐体の外部に設けられ、複数のフィンからなるフィン部を含む放熱部材を備えることによって、フィン部が筐体の外部に配置されるので、筐体の外部に熱を容易に放熱することができる。
また、上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、放熱部材のベース部の上端部の付近まで断熱部材の上端部は延びている。このように構成すれば、放熱部材のベース部の上端部の付近まで断熱部材の上端部が延びていることにより、熱が伝わりやすく比較的高温になるベース部の上方にまで断熱部材が設けられる。これにより、放熱部材のベース部から発熱素子が設けられている筐体の内部に熱が伝わることを断熱部材によってより効果的に抑制することができる。ここで、ベース部の上端部の付近とは、断熱部材の上端部がベース部の上端部と同じ位置にある場合と、断熱部材の上端部がベース部の上端部に隣接する領域とを含む概念である。
また、上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、放熱部材のベース部の厚さは、断熱部材の厚さよりも大きい。このように構成すれば、放熱部材のベース部の体積が比較的大きくなるので、比較的多くの熱を放熱部材に伝導させることができる。これにより、放熱部材による放熱効果を向上させることができる。また、放熱部材のベース部の厚さが大きいことにより、筐体の剛性を向上させることができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、フィン部は、ベース部から筐体側と反対の方向に突出しているとともに、上下方向に延びる空気が流通する流路が形成されている。このように構成すれば、フィン部がベース部から筐体と反対側に突出していることにより、フィン部が筐体の外部に露出するため、筐体の外部に放熱することができる。また、上下方向に延びる空気が流通する流路が形成されていることにより、比較的高温の空気が下方から上方に通り抜けるため、自然空冷により発熱素子を空冷することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、フィン部は、複数のフィンが格子状に配置された状態で、上下方向に延びるように構成されている。このように構成すれば、複数のフィンが格子状に配置されていることにより、フィンが空気に接触する表面積を大きくすることができるため、発熱素子からの熱を効率よく放熱することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、フィン部は、ベース部の一部の領域に取り付けられている。このように構成すれば、フィン部がベース部の一部の領域に取り付けられていることにより、フィン部の大きさを小さくすることができるため、電力変換装置全体を軽量化することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、フィン部は、発熱素子に対向するようにベース部に取り付けられている。フィン部が発熱素子に対向するように取り付けられていることにより、効率よく発熱素子からの熱をフィン部に伝熱することができるため、発熱素子からの熱を効率よく放熱することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、ベース部は、フィン部が取り付けられた箇所と異なる箇所に、凹部を有するように構成されている。ベース部は、筐体の背面側に開口する凹部を有するように構成されていることにより、ベース部の外気に接する表面積を変更せずにベース部を軽量化できる。これにより、ベース部の放熱能力はベース部が外気に接している表面積によって決定されるため、ベース部の放熱能力に影響を与えずに電力変換装置を軽量化することができる。
この場合、好ましくは、筐体の背面側から見て、凹部が設けられたベース部の厚さが、筐体の厚さよりも大きくなるように凹部が設けられている。このように構成すれば、凹部が設けられたベース部の厚さが筐体の厚さよりも大きいため、ベース部に凹部を設けた場合でも、ベース部の強度が低下するのを抑制することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、放熱部材および断熱部材は、筐体の背面側に配置されている。このように構成すれば、背面側から発熱素子の熱を放熱することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、断熱部材は、単一の部材から構成されるとともに発熱素子を放熱部材に接触させるための開口部を有している。このように構成すれば、断熱部材が単一の部材から構成されているため、断熱部材が複数の部材からなる場合と比べて部品点数の増加を抑制することができる。また、発熱素子が開口部を介して放熱部材に接触しているため、部品点数の増加を抑制しながら、発熱素子から直接的に放熱部材に熱を伝えることができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、放熱部材と、断熱部材と、筐体とを一体的に固定する共通の締結部材を備える。このように構成すれば、放熱部材と、断熱部材と、筐体とをそれぞれ別々の締結部材で固定する場合と比べて、締結部材を減らすことができる。その結果、部品点数を少なくすることができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、発熱素子に接続される基板を含む複数の積層された基板と、複数の積層された基板を配置するための複数のスペーサとをさらに備え、複数のスペーサは、複数の積層された基板間に配置されるとともに、放熱部材と複数の積層された基板のうち放熱部材側の基板との間に配置されており、複数の積層された基板は、複数のスペーサを介して放熱部材に接続されている。このように構成すれば、積層された基板が比較的剛性の高い放熱部材にスペーサを介して接続されるため、外部からの衝撃による振動によって基板が振動するのを抑制することができる。また、複数の積層された基板を配置するための複数のスペーサを備えることにより、複数の基板を積層して配置することができるため、電力変換装置において基板が配置される領域(平面の領域)が限られている場合でも多くの基板を配置することができる。
また、他の局面の電力変換装置は、電力を変換するための発熱素子と、発熱素子が内部に配置される筐体と、筐体の外部に設けられ、発熱素子と接触する放熱部材と、放熱部材と筐体との間に配置される断熱部材と、発熱素子に接続される基板と、基板と放熱部材とを接続するスペーサと、を備え、放熱部材は、複数のフィンからなるフィン部と、フィン部が取り付けられるベース部とを含む。
本発明によれば、上記のように、発熱素子が設けられている筐体の内部が高温になることを抑制することができる電力変換装置を提供する。
本実施形態における電力変換装置の一例を示した斜視図である。 本実施形態における電力変換装置を上方から見た図である。 図2のA-A線断面図である。 図2のB-B線断面図である。 発熱素子から発生した熱の移動を説明するための図である。 本実施形態における電力変換装置の組み立て工程を説明するためのフローチャートである。 変形例における電力変換装置の一例を示す図である。
図1~図6を参照して、本実施形態による電力変換装置100の構成について説明する。
図1に示すように、電力変換装置100は、筐体1と、放熱部材2と、断熱部材3とを備えている。電力変換装置100は、たとえば、車両に搭載されて使用される。なお、本実施形態では、正面側をY1側とし、背面側をY2側とする。また、Y1側とY2側とを結ぶ前後方向をY方向とする。また、上面側をZ1側とし、底面側をZ2側とする。また、Z1側とZ2側とを結ぶ上下方向をZ方向とする。また、Y方向とZ方向とに直交する左右方向をX方向とする
図2に示すように、放熱部材2と断熱部材3とは、筐体1の背面側に取り付けられている。
図3に示すように、筐体1は、正面側(Y1側)に開口を有する略直方体形状をしている。筐体1は、内部に発熱素子4と基板5とが配置される。また、筐体1の開口には蓋体11が取り付けられる。筐体1は、アルミニウム板金を折り曲げて形成される。筐体1の厚さt6は、たとえば、1mm以上5mm以下である。
放熱部材2は、筐体1の外部に設けられている。放熱部材2は、フィン部21と、フィン部21が取り付けられるベース部22とを備える。放熱部材2は、アルミニウムで形成されている。放熱部材2は、ベース部22が発熱素子4と接触している。また、放熱部材2のベース部22の厚さt1は、断熱部材3の厚さt2よりも大きい。放熱部材2は、発熱素子4から発生した熱を筐体1の外部に放出する。
フィン部21は、複数のフィンが格子状に配置されている。複数のフィンは、互いにロウ付けまたは、はんだ付けされている。フィン部21は、ベース部22の一部の領域に取り付けられている。具体的には、フィン部21は、筐体1の背面側(Y2側)から見て上下方向(Z方向)の中央部分に位置するようにベース部22に取り付けられる。
フィン部21は、ベース部22にロウ付けまたは、はんだ付けによって固定されている。フィン部21の上下方向(Z方向)の長さt3は、ベース部22の上下方向(Z方向)の長さt4よりも小さい。
フィン部21は、ベース部22から筐体1側(Y1側)と反対の方向(Y2側)に突出しているとともに、上下方向(Z方向)に延びる空気が流通する流路が形成されている。また、フィン部21は、複数のフィンが格子状に配置されているとともに、上下方向(Z方向)に延びるように構成されている。フィン部21の上面側(Z1側)および底面側(Z2側)は開口している。そのため、フィン部21の内部を空気が通り抜けることができる。
フィン部21は、発熱素子4に対向するようにベース部22に取り付けられている。また、フィン部21の上下方向(Z方向)の長さt3は、発熱素子4から熱が上下方向に広がるように伝わるため、発熱素子4の上下方向(Z方向)の長さよりも大きく形成されている。
ベース部22は、筐体1の背面側(Y2側)に配置されている。ベース部22の上下方向(Z方向)の長さt4は、筐体1の上下方向(Z方向)の長さt5よりも小さい。また、ベース部22の厚さt1は、断熱部材3の厚さt2よりも大きい。ベース部22は、略直方体形状である。
図3に示すように、ベース部22は、ベース部22のフィン部21が取り付けられた位置と異なる箇所に凹部23が形成されている。凹部23は、図3に示すように、ベース部22のY1側の表面からY2側に窪み、筐体1の背面側(Y1側)に開口している。凹部23は、1つ以上設けられる。本実施形態では、凹部23は、フィン部21が取り付けられている位置よりも上方側(Z1側)および下方側(Z2側)に配置されている。凹部23が設けられたベース部22の厚さt7が筐体1の厚さt6よりも大きくなるように、フィン部21が取り付けられている位置よりも上方側に配置されている凹部23の深さd1と、フィン部21が取り付けられている位置よりも下方側に配置されている凹部23の深さd2とが構成されている。なお、フィン部21が取り付けられている位置よりも上方側に配置されている凹部23の深さd1の大きさと、フィン部21が取り付けられている位置よりも下方側に配置されている凹部23の深さd2の大きさとが同じでもよく、異なっていてもよい。
図3に示すように、断熱部材3は、筐体1と放熱部材2との間に配置される。また、断熱部材3は、筐体1の背面側(Y2側)に取り付けられる。断熱部材3は、たとえば、エポキシガラス樹脂で形成されている。断熱部材3の上端部3aは、放熱部材2のベース部22の上端部22aの付近まで延びている。ベース部22の上端部22aの付近は、ベース部22の上端部22aと同じ位置(Z方向における位置)と、上端部22aに隣接する位置とを含む。また、断熱部材3の下端部は、ベース部22の下端部の付近まで延びている。また、X方向における断熱部材3の両端部は、X方向におけるベース部22の両端部の付近まで延びている。また、断熱部材3およびベース部22は、Z方向において、筐体1の両端部側まで延びるように設けられているとともに、X方向において、筐体1の両端部側まで延びるように設けられている。
断熱部材3は、単一の部材から構成されている。断熱部材3は、発熱素子4およびスペーサ6を放熱部材2に接触させるための開口部3bを有している。断熱部材3の厚さt2は、たとえば、3mm以上6mm以下である。断熱部材3は、略直方体形状を有している。
発熱素子4は、電力変換を行うための電子部品である。発熱素子4は、直流電力を交流電力に変換するように構成されている。発熱素子4は、たとえば半導体パワーモジュールである。
図3および図4に示すように、基板5は、プリント基板により構成されている。基板5には、発熱素子4が電気的に接続されている基板を含んでいる。基板5は、スペーサ6によって複数積層されて配置される。複数の積層された基板5は、スペーサ6を介して、放熱部材2に接続されている。
図3および図4に示すように、複数のスペーサ6は、複数の積層された基板5を配置するために用いられる。スペーサ6は、複数の積層された基板間に配置されるとともに、放熱部材2と複数の積層された基板5のうち放熱部材2側の基板5との間に配置されている。スペーサ6は、ネジなどの取付部材8で放熱部材2に取り付けられる。スペーサ6は、たとえば、円筒形である。
図3に示すように、電力変換装置100は、放熱部材2と、断熱部材3と、筐体1とを一体的に固定する共通の締結部材7を備える。締結部材7は、たとえばネジである。締結部材7は、放熱部材2のベース部22からY2側に突出しないような長さを有している。締結部材7は、複数取り付けられる。また、締結部材7は筐体1の上面、下面、および両側面から所定の距離、たとえば作業者が使用する締結器具の作業スペース分離した箇所に取り付けられる。
図5に基づいて、発熱素子4からの熱の移動について説明する。なお、図5では、白抜きの矢印で熱の移動を表している。本実施形態の電力変換装置100では、発熱素子4から発生した熱は、放熱部材2のベース部22に伝わる。フィン部21に伝熱された熱は、格子状の複数のフィンに伝熱される。そして、複数のフィンのY方向に対向する面およびZ方向に対向する面と、フィン内を通過する空気との間で熱交換して空気が温められる。温められた空気が上昇することにより、下方から上方への空気の流れができる。これにより、フィン部21に伝わった発熱素子4の熱が冷却される。また、断熱部材3が配置されているため、放熱部材2のベース部22に伝熱した熱は筐体1に伝熱されない。
図6に基づいて、電力変換装置100の組み立て工程について説明する。ステップS1では、放熱部材2のベース部22に断熱部材3を取り付ける。このとき、ベース部22の上端部22aが、断熱部材3の上端部3aの付近に位置するように取り付ける。ステップS2では、断熱部材3に設けられた開口部3bを介して発熱素子4を放熱部材2のベース部22に接触させて固定する。ステップS3では、複数のスペーサ6を放熱部材2のベース部22に取り付ける。ステップS4では、基板5をスペーサ6に取り付ける。この時、複数の積層された基板5の間にもスペーサ6が取り付けられる。ステップS5では、筐体1を放熱部材2のベース部22に取り付ける。ステップS6では、締結部材7を用いて、筐体1と、放熱部材2と、断熱部材3とを共締めする。ステップS7では、蓋体11を筐体1に取り付けることにより、電力変換装置100が作製される。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、電力変換装置100は、電力を変換するための発熱素子4と、発熱素子4が内部に配置される筐体1と、筐体1に設けられ、発熱素子4と接触する放熱部材2と、放熱部材2と筐体1との間に配置される断熱部材3とを備え、放熱部材2は、複数のフィンからなるフィン部21と、フィン部21が取り付けられるベース部22とを含む。これにより、放熱部材2と筐体1との間に配置される断熱部材3を備えることにより、放熱部材2と筐体1とが接触しないとともに放熱部材2と筐体1との間に断熱部材3が配置されているので、発熱素子4から一旦筐体1の外部の放熱部材2に放熱された熱が筐体1の内部に熱が伝わることを断熱部材3により抑制することができる。その結果、発熱素子4が設けられている筐体1の内部が高温になることを抑制することができる。これにより、筐体1の内部が高温になることに起因して、発熱素子4が誤作動するのを抑制することができるので、電力変換装置100の信頼性を向上させることができる。また、筐体1の外部に設けられ、複数のフィンからなるフィン部21を含む放熱部材2を備えることにより、フィン部21が筐体1の外部に配置されるので、筐体1の外部に熱を容易に放熱することができる。
また、本実施形態では、上記のように、放熱部材2のベース部22の上端部2aの付近まで断熱部材3の上端部3aは延びている。これにより、放熱部材2のベース部22の上端部22aの付近まで断熱部材3の上端部3aが延びていることにより、熱が伝わりやすく比較的高温になるベース部22の上方にまで断熱部材3が設けられる。これにより、放熱部材2のベース部22から発熱素子4が設けられている筐体1の内部に熱が伝わることを断熱部材3によってより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、放熱部材2のベース部22の厚さt1は、断熱部材3の厚さt2よりも大きい。これにより、放熱部材2の体積が比較的大きくなるので、比較的多くの熱を放熱部材2に伝導させることができる。これにより、放熱部材2による放熱効果を向上させることができる。また、放熱部材2のベース部22の厚さt1が大きいことにより、筐体1の剛性を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、フィン部21は、ベース部22から筐体1側と反対の方向に突出しているとともに、上下方向に延びる空気が流通する流路が形成されている。これにより、フィン部21がベース部22から筐体1と反対側に突出していることにより、フィン部21が筐体1の外部に露出するため、筐体1の外部に放熱することができる。また、上下方向に延びる空気が流通する流路が形成されていることにより、比較的高温の空気が下方から上方に通り抜けるため、自然空冷により発熱素子4を空冷することができる。
また、本実施形態では、上記のように、フィン部21は、複数のフィンが格子状に配置された状態で、上下方向に延びるように構成されている。これにより、複数のフィンが格子状に配置されていることにより、フィンが空気に接触する面積を大きくすることができるため、発熱素子4からの熱を効率よく放熱することができる。
また、本実施形態では、上記のように、フィン部21は、ベース部22の一部の領域に取り付けられている。これにより、フィン部21がベース部22の一部の領域に取り付けられていることにより、フィン部21の大きさを小さくすることができるため、電力変換装置全体を軽量化することができる。
また、本実施形態では、上記のように、フィン部21は、発熱素子4に対向するようにベース部22に取り付けられている。フィン部21が発熱素子4に対向するように取り付けられていることにより、効率よく発熱素子4からの熱をフィン部21に伝熱することができるため、発熱素子4からの熱を効率よく放熱することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ベース部22は、フィン部21が取り付けられた箇所と異なる箇所に、筐体1の背面側に開口する凹部23を有するように構成されている。ベース部22は、筐体1の背面側に開口する凹部23を有するように構成されていることにより、ベース部22の外気に接する表面積を変更せずにベース部22を軽量化できる。これにより、ベース部22の放熱能力はベース部22が外気に接している表面積によって決定されるため、ベース部22の放熱能力に影響を与えずに電力変換装置100を軽量化することができる。
また、本実施形態では、筐体1の背面側から見て、凹部23が設けられたベース部22の厚さt7が、筐体1の厚さt6よりも大きくなるように凹部23が設けられている。これにより、凹部23が設けられたベース部22の厚さt7が筐体1の厚さt6より大きいため、ベース部22に凹部23を設けた場合でも、ベース部22の強度が低下するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、放熱部材2および断熱部材3は、筐体1の背面側に配置されている。これにより、背面側から発熱素子4の熱を放熱することができる。
また、本実施形態では、上記のように、断熱部材3は、単一の部材から構成されるとともに発熱素子4を放熱部材2に接触させるための開口部3bを有している。これにより、断熱部材3が単一の部材から構成されているため、断熱部材3が複数の部材からなる場合と比べて部品点数の増加を抑制することができる。また、発熱素子4が開口部3bを介して放熱部材2に接触しているため、部品点数の増加を抑制しながら、発熱素子4から直接的に放熱部材2に熱を伝えることができる。
また、本実施形態では、上記のように、放熱部材2と、断熱部材3と、筐体1とを一体的に固定する共通の締結部材7を備える。これにより、放熱部材2と、断熱部材3と、筐体1とをそれぞれ別々の締結部材で固定する場合と比べて、締結部材を減らすことができる。その結果、部品点数を少なくすることができる。また、締結部材7は筐体1の上面、下面、および両側面から所定の距離、たとえば作業者が使用する締結器具の作業スペース分離した箇所に取り付けられる。これにより締結部材7を容易に取り付けることができるので筐体1と放熱部材2および断熱部材3の固定が容易になる。
また、本実施形態では、上記のように、発熱素子4に接続される基板を含む複数の積層された基板5と、複数の積層された基板5を配置するための複数のスペーサ6とをさらに備え、複数のスペーサ6は、複数の積層された基板5間に配置されるとともに、放熱部材2と複数の積層された基板5のうち放熱部材2側の基板5との間に配置されており、複数の積層された基板5は、複数のスペーサ6を介して放熱部材2に接続されている。これにより、積層された基板5が比較的剛性の高い放熱部材2にスペーサ6を介して接続されるため、外部からの衝撃による振動によって基板5が振動するのを抑制することができる。また、複数の積層された基板5を配置するための複数のスペーサ6を備えることにより、複数の基板5を積層して配置することができるため、電力変換装置100において基板5が配置される領域(平面の領域)が限られている場合でも多くの基板5を配置することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、電力変換装置100は、放熱部材2および断熱部材3が直方体形状をしている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図7に示すように、放熱部材および断熱部材は、背面側から見て一部分が欠けた形状をしていてもよい。
また、上記実施形態では、放熱部材2および断熱部材3は、上下方向の長さが筐体1の上下方向の長さよりも小さい例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、放熱部材および断熱部材の上下方向の長さが、筐体の上下方向の長さと略同じであってもよい。
また、上記実施形態では、放熱部材2のベース部22の厚さt1が、断熱部材3の厚さt2よりも大きい例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、放熱部材のベース部の厚さと断熱部材の厚さとが略同じであってもよく、断熱部材の厚さが放熱部材のベース部の厚さよりも大きくてもよい。
また、上記実施形態では、フィン部21に上下方向に延びる流路が形成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、フィン部に左右方向(X方向)に延びる流路が形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、フィン部21は、複数のフィンが格子状に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、フィン部は、板状のフィン、波型のコルゲートフィンなどであってもよい。
また、上記実施形態では、フィン部21は、ベース部22の一部の領域に取り付けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、フィン部がベース部の全体に取り付けられていてもよい。
また、上記実施形態では、フィン部21は、ベース部22に取り付けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、フィン部とベース部とが一体的に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、フィン部21は、筐体1の背面側から見て上下方向の中央部分に位置するようにベース部22に取り付けられ例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、フィン部は、筐体の背面から見て上下方向の中央から上方または下方にずれた位置に取り付けられていてもよい。
また、上記実施形態では、ベース部22は、凹部が設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、フィン部は、凹部が設けられていなくてもよい。
また、上記実施形態では、放熱部材2および断熱部材3は、筐体1の背面側に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、放熱部材および断熱部材が筐体の側面側に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、断熱部材3は、単一の部材から構成される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、断熱部材が複数設けられていてもよい。この場合、発熱素子は、複数の断熱部材の間の隙間に配置されるとともに、放熱部材に接触していてもよい。
また、上記実施形態では、凹部23は、ベース部22のフィン部21が取り付けられている位置よりも上方側(Z1側)および下方側(Z2側)に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、凹部は、ベース部のフィン部が取り付けられている位置よりも上方側または下方側のいずれか一方に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、電力変換装置100は、複数の積層された基板5を備える例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、複数の基板が積層されていなくともよい。
1 筐体
2 放熱部材
3 断熱部材
3a、22a 上端部
4 発熱素子
5 基板
6 スペーサ
7 締結部材
21 フィン部
22 ベース部
23 凹部
100 電力変換装置

Claims (14)

  1. 電力を変換するための発熱素子と、
    前記発熱素子が内部に配置される筐体と、
    前記筐体の外部に設けられ、前記発熱素子と接触する放熱部材と、
    前記放熱部材と前記筐体との間に配置される断熱部材とを備え、
    前記放熱部材は、複数のフィンからなるフィン部と、前記フィン部が取り付けられるベース部とを含み、
    前記ベース部は、前記筐体の背面側に開口する凹部を有するように構成されている、電力変換装置。
  2. 前記放熱部材の前記ベース部の上端部の付近まで前記断熱部材の上端部は延びている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記放熱部材の前記ベース部の厚さは、前記断熱部材の厚さよりも大きい、請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記フィン部は、前記ベース部から前記筐体側と反対の方向に突出しているとともに、上下方向に延びる空気が流通する流路が形成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  5. 前記フィン部は、前記複数のフィンが格子状に配置された状態で、上下方向に延びるように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  6. 前記フィン部は、前記ベース部の一部の領域に取り付けられている、請求項1~5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記フィン部は、前記発熱素子に対向するように前記ベース部に取り付けられている請求項1~6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 前記ベース部は、前記フィン部が取り付けられた位置と異なる箇所に、前記凹部を有するように構成されている、請求項1~7のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  9. 前記筐体の背面側から見て、前記凹部が設けられた前記ベース部の厚さが、前記筐体の厚さよりも大きくなるように前記凹部が設けられている、請求項8に記載の電力変換装置。
  10. 前記放熱部材および断熱部材は、前記筐体の背面側に配置されている、請求項1~9のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  11. 前記断熱部材は、単一の部材から構成されるとともに前記発熱素子を前記放熱部材に接触させるための開口部を有している、請求項1~10のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  12. 前記放熱部材と、前記断熱部材と、前記筐体とを一体的に固定する共通の締結部材を備える、請求項1~11のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  13. 前記発熱素子に接続される基板を含む複数の積層された基板と、
    前記複数の積層された基板を配置するための複数のスペーサとをさらに備え、
    前記複数のスペーサは、前記複数の積層された基板間に配置されるとともに、前記放熱部材と前記複数の積層された基板のうち前記放熱部材側の基板との間に配置されており、
    前記複数の積層された基板は、前記複数のスペーサを介して前記放熱部材に接続されている、請求項1~12のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  14. 電力を変換するための発熱素子と、
    前記発熱素子が内部に配置される筐体と、
    前記筐体の外部に設けられ、前記発熱素子と接触する放熱部材と、
    前記放熱部材と前記筐体との間に配置される断熱部材と、
    前記発熱素子に接続される基板と、
    前記基板と前記放熱部材とを接続するスペーサと、を備え、
    前記放熱部材は、複数のフィンからなるフィン部と、前記フィン部が取り付けられるベース部とを含む、電力変換装置。
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