JP2022133106A - 電子機器の放熱構造及び電子機器 - Google Patents

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【課題】放熱性能と装置の小型化とのバランスのとれた電子機器の放熱構造を提供する。【解決手段】電子機器1の放熱構造は、筐体2の外部に突出する第1フィン41と、筐体の内部に収容され発熱する部品32及び第1フィン41と熱的に接続され、筐体2の内部に配設される第2フィン42とを有する。第2フィン42は、部品の側面から当該発熱部品32の外側に向かって延在する。第2フィン42は、少なくとも前記部品32の第1の側面及び当該第1の側面とは反対側の第2の側面から、夫々部品32の外側に向かって延在し、部品32側の端部に、部品32の側面の形状に沿った凹凸を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器の放熱構造及び電子機器に関する。
従来、ヒートシンクの反りを矯正して低減することによって、電子部品からの発熱をヒートシンクから放熱することで、冷却効率を高めることを目的とした電力変換装置が提案されている(例えば、特許文献1)。当該技術では、ヒートシンクおよび基板を固定する締結部材を備え、該締結部材は、基板に設けられた貫通孔を通ってフィン部の内部に位置して固定される。
特開2017-169357号公報
小型化や薄型化が要求される装置のために、放熱性能を担保しつつ装置の小型化を実現できる放熱構造が求められていた。そこで、本技術は、放熱性能と装置の小型化とのバランスのとれた電子機器の放熱構造を提供することを目的とする。
電子機器の放熱構造は、筐体の外部に突出する第1フィンと、筐体の内部に収容され発熱する部品及び第1フィンと熱的に接続され、筐体の内部に配設される第2フィンとを有し、第2フィンは、部品の側面から当該部品の外側に向かって延在する。
第2フィンによれば、部品の側面から筐体の内部へも放熱することができる。これにより、所望の放熱性能を得るために必要な、筐体の外部に突出する第1フィンの大きさを小さくすることができる。したがって、放熱性能と装置の小型化とのバランスのとれた電子機器の放熱構造を提供できるといえる。
また、第2フィンは、少なくとも部品の第1の側面及び当該第1の側面とは反対側の第2の側面から、それぞれ部品の外側に向かって延在するようにしてもよい。第2フィンによって、より多くの側面から放熱させることにより、放熱性能を向上させることができる。
また、第2フィンは、部品側の端部に、部品の側面の形状に沿った凹凸を有するようにしてもよい。このようにすれば、部品に生じた熱が第2フィンへ効率よく伝達される。
また、部品の底面と、部品が実装される基板との間に、部品の底面と熱的に接続される第3フィンをさらに有するようにしてもよい。部品の底面からも放熱させることにより、放熱性能をさらに向上させることができる。
また、上述した放熱構造を有する電子機器を提供するようにしてもよい。
なお、課題を解決するための手段に記載の内容は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、放熱性能と装置の小型化とのバランスのとれた電子機器の放熱構造を提供できる。
図1は、第1の実施形態に係る電子機器を模式的に表す分解斜視図である。 図2は、電子機器を模式的に表す断面図である。 図3は、第2の実施形態に係るヒートシンクの一例を示す斜視図である。 図4は、第3の実施形態に係るヒートシンクの一例を示す斜視図である。 図5は、第3の実施形態に係る電子機器を模式的に表す断面図である。 図6は、第3の実施形態に係る電子機器を模式的に表す断面図である。 図7は、第5の実施形態に係る電子機器を模式的に表す断面図である。 図8は、第6の実施形態に係る電子機器を模式的に表す断面図である。 図9は、第7の実施形態に係るヒートシンク、発熱部品及び基板を模式的に表す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
<実施形態1>
図1は、第1の実施形態に係る電子機器を模式的に表す分解斜視図である。図2は、電子機器を模式的に表す断面図である。電子機器1は、例えば自動車のシート下等に搭載される装置であり、筐体2と、部品3と、ヒートシンク4とを備える。筐体2は、その内部に部品3を収容するケースである。収容される部品3は、プリント配線板等の基板31と、基板31上に実装される発熱部品32とを含む。発熱部品32は、例えばインテリジェントパワーモジュールのように、比較的発熱量の大きい部品である。なお、部品3は例示であり、その数や種類は特に限定されない。
ヒートシンク4は、特に発熱部品32から効率的に放熱するための部材である。ヒートシンク4は、例えばアルミニウム等の金属や熱伝導性樹脂を用いて形成され、筐体2の外側に突出する第1フィン41と、筐体2の内側に配設される第2フィン42とを有する。また、第1フィン41及び第2フィン42は、それぞれ平板43の表裏に設けられる。
第1フィン41は、筐体2の外側に突出すると共に、筐体2の外面に沿った第1の方向に延在する平面状の壁部であり、複数設けられる。第1の方向は、例えば電子機器1が搭載される車両の前後方向であり、空調による空気の流れ又は窓から導入される外気による空気の流れが想定される方向に沿っているものとする。
第2フィン42は、筐体2の内側に突出すると共に、筐体2の内面に沿った第2の方向に延在する平面状の壁部であり、複数設けられる。本実施形態では、第2フィン42の中央部には発熱部品32を収容するためのコ字状の欠け部が設けられている。換言すれば、第2フィン42は、発熱部品32の外側の一方向と、その逆方向とにそれぞれ向かって発熱部品32の側面から延在する。また、第2の方向は、発熱部品32の熱が第2フィン42に伝達されると、第2フィン42同士の間の空気に熱が伝達され、対流により空気の流れが生じる方向といえる。
また、第2フィン42は、放熱部材44を介して発熱部品32と熱的に接続される。放熱部材44は、熱伝導率が比較的高い材料で形成された放熱シート、グリス、接着剤等である。放熱部材44により、発熱部品32に生じた熱が第2フィン42へ効率よく伝達される。
<効果>
以上のような放熱構造を採用することにより、送風ファンの搭載や放熱フィンの黒体化を行うことなく、自然空冷である程度の放熱性能を得ることができる。すなわち、ヒートシンク4が形成する放熱構造によれば、発熱部品32の上面だけでなく側面から第2フィン42を介して筐体2の内部へも放熱することができる。したがって、所定の放熱性能を実現するために必要な、筐体2の外部に設ける第1フィン41の大きさを小さくすることができ、電子機器1の小型化、低背化が容易になる。よって、放熱性能と装置の小型化とのバランスのとれた電子機器の放熱構造を提供できる。
<実施形態2>
図3は、第2の実施形態に係るヒートシンクの一例を示す斜視図である。本実施形態では、第1の実施形態と対応する構成には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、第1フィン41が延在する第1の方向と、第2フィン42が延在する第2の方向とが一致している。すなわち、第1の方向は、例えば電子機器1が搭載される車両の前後方向であり、空調による空気の流れ又は窓から導入される外気による空気の流れが想定される方向に沿っているところ、電子機器1が搭載される向きや、筐体2の内部の部品3の配置によっては、第1の方向と第2の方向とが同じであってもよい。
<実施形態3>
図4は、第3の実施形態に係るヒートシンクの一例を示す斜視図である。図5は、第3の実施形態に係る電子機器を模式的に表す断面図である。本実施形態でも、他の実施形態と対応する構成には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、発熱部品32は側面に段差を有している。すなわち、基板31に平行な方向の発熱部品32の断面積は、基板31に近い、図中における下方の方が、基板31から遠い、図中の上方よりも小さくなっている。そして、第2フィン42の発熱部品32側の端部は、発熱部品32の側面の形状に沿って突出する突出部421を有する。
このように第2フィン42の発熱部品32側の端部の形状は、発熱部品32の側面の形状に沿った凹凸を有していてもよい。第2フィン42と発熱部品32とが接する面を大きくすることで、放熱性能が向上する。
<実施形態4>
図6は、第3の実施形態に係る電子機器を模式的に表す断面図である。本実施形態でも、他の実施形態と対応する構成には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、発熱部品32の底面と、第2フィン42の下端とに接続される第3フィン45をさらに備える。第3フィン45は、平板状の部材であり、第1フィン41及び第2フィン42とは別体として形成されたものである。また、第3フィン45は、発熱部品32が備える端子を通過させるための貫通孔(図示せず)を備えるものとする。
このようにヒートシンク4と発熱部品32とが接する面積をさらに大きくすることで、放熱性能が向上する。
<実施形態5>
図7は、第5の実施形態に係る電子機器を模式的に表す断面図である。本実施形態でも、他の実施形態と対応する構成には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、第2フィン42は、発熱部品32の側面の一方のみに設けられている。このように、第2フィン42は、発熱部品32の外側の少なくとも一方向に配置されるものであってもよい。このようにすれば、例えば基板31上に実装される他の部品(図示せず)との干渉を避けることができる。なお、第2フィン42は、発熱部品32の側面の四方に配置される
ものであってもよい(図示せず)。
<実施形態6>
図8は、第6の実施形態に係る電子機器を模式的に表す断面図である。本実施形態でも、他の実施形態と対応する構成には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、第2フィン42の高さは、発熱部品32に近いほど高く、発熱部品32から遠ざかるにつれて低くなっている。本実施形態によっても、例えば基板31上に実装される他の部品(図示せず)との干渉を避けることができる。
<実施形態7>
図9は、第7の実施形態に係るヒートシンク、発熱部品及び基板を模式的に表す図である。本実施形態でも、他の実施形態と対応する構成には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、第2フィン42は、発熱部品32の側面に沿った平板部422と、平板部422に対しほぼ垂直に設けられた複数のピン型のフィン423とを含む。このように、第2フィン42は筐体2の内部に放熱できるものであれば形状は特に限定されない。
<その他>
上述したヒートシンク4は、筐体2と一体に成形されていてもよい。また、各実施形態に示した構成は、適宜組み合わせることができる。例えば、図3に示した向きの第1フィン41と、図4に示した形状の第2フィン42とを組み合わせてもよい。また、図1等に示した壁状の第2フィン42は、図9に示した、発熱部品32の側面に沿った平板部422を備えていてもよい。
1:電子機器
2:筐体
3:部品
31:基板
32:発熱部品
4:ヒートシンク
41:第1フィン
42:第2フィン
421:突出部
43:平板
44:放熱部材
45:第3フィン

Claims (5)

  1. 筐体の外部に突出する第1フィンと、
    前記筐体の内部に収容され発熱する部品及び前記第1フィンと熱的に接続され、前記筐体の内部に配設される第2フィンとを有し、
    前記第2フィンは、前記部品の側面から当該部品の外側に向かって延在する
    電子機器の放熱構造。
  2. 前記第2フィンは、少なくとも前記部品の第1の側面及び当該第1の側面とは反対側の第2の側面から、それぞれ前記部品の外側に向かって延在する
    請求項1に記載の放熱構造。
  3. 前記第2フィンは、前記部品側の端部に、前記部品の側面の形状に沿った凹凸を有する
    請求項1又は2に記載の放熱構造。
  4. 前記部品の底面と、前記部品が実装される基板との間に、前記部品の底面と熱的に接続される第3フィンをさらに有する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の放熱構造。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の放熱構造を有する電子機器。
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