JP7448370B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本開示は、運転支援装置に関する。
運転支援装置として、車線変更を支援するものが知られている。特許文献1には、レーダセンサを用いて後方車両を検知し、衝突の可能性がある場合に警告を行う技術が記載されている。
米国特許出願公開2018/0025645号明細書
しかし、急カーブ等の道路形状によっては、後方車両を検知できない場合がある。このような場合に一律に車線変更を禁止すると、不要な車線変更の制限をかけてしまう可能性があった。
本開示の一形態によれば、周辺センサ(120)を備える車両(10)の車線変更を制限する運転支援装置(110、110A)が提供される。この運転支援装置は、前記車両が走行している車線における勾配を含む道路情報を取得する道路情報取得部(111)と、前記周辺センサの検出信号を用いて前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得部(112)と、前記車両の位置と前記車両の走行速度とを含む自車両情報を取得する自車両情報取得部(113)と、前記周辺センサが前記車両の後方車両を検出できるセンシング可能距離を前記道路情報に応じて算出する第1算出部(114)と、前記車線変更後の車線において前記センシング可能距離よりも後方に離れた後方車両である第1後方車両(20)の位置と速度とを含む第1後方車両情報を仮想的に設定する設定部(115)と、前記自車両情報と前記第1後方車両情報とに応じて前記車両が車線変更可能である車線変更可能距離を算出する第2算出部(116)と、前記センシング可能距離と前記車線変更可能距離とに応じて前記車両の車線変更を制限する制限部(117)と、前記道路情報と前記周辺情報とを用いて前記センシング可能距離内における前記車両の第2後方車両の位置を推定する、後方車両位置推定部(118)と、を備え、前記制限部は、前記第2後方車両が前記車線変更後の車線に位置する場合に、前記車両の車線変更を制限する。
この運転支援装置によれば、周辺センサが検知できるセンシング可能距離よりも後方に離れた第1後方車両の第1後方車両情報を仮想的に設定し、センシング可能距離と、第1後方車両情報を用いて算出した車線変更可能距離と、に応じて車線変更を制限するため、過度に車線変更を制限することを抑制できる。
自動運転制御システムの構成の概要を示す説明図である。 車線変更制限処理の一例を示したフローチャートである。 車線変更可能領域判定処理の一例を示したフローチャートである。 センシング可能距離を算出する処理の説明図。 第2実施形態における、自動運転制御システムの構成の概要を示す説明図である。 第2実施形態における、車線変更制限処理の一例を示したフローチャートである。 第2後方車両位置を推定する処理の説明図。
A.第1実施形態:
図1に示すように、車両10は、自動運転制御システム100を備える。本実施形態において、自動運転制御システム100は、車両10の自動運転を実行する。本実施形態において、自動運転制御システム100は、運転支援装置110と、周辺センサ120と、車両位置センサ126と、車速センサ128と、車線情報記憶部130と、通信部200と、自動運転制御部210と、駆動力制御ECU(Electronic Control Unit)220と、制動力制御ECU230と、操舵制御ECU240と、を備える。運転支援装置110と、通信部200と、自動運転制御部210と、駆動力制御ECU220と、制動力制御ECU230と、操舵制御ECU240と、車載ネットワーク250を介して接続される。なお、車両10は、自動運転に限らず運転手によって手動で運転されてもよい。
周辺センサ120は、カメラ122と物体センサ124とを備える。カメラ122は、自車両の周囲を撮像して画像を取得する。物体センサ124は、自車両の周囲の状況を検出する。物体センサ124として、例えば、レーザーレーダー、ミリ波レーダー、超音波センサ等の反射波を利用した物体センサが挙げられる。本実施形態において、周辺センサ120は、車両10の前方、側方および後方を含む周囲の情報を検出する。
車両位置センサ126は、現在の車両10の車両位置を検出する。車両位置センサ126として、例えば、汎地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System(s)(GNSS))やジャイロセンサ等が挙げられる。
車速センサ128は、車両10の速度を検出する。車速センサ128として、例えば、加速度センサや車輪速度センサが挙げられる。
車線情報記憶部130は、車両が走行予定の車線の車線情報を記憶する。「車線情報」とは、例えば、車線数、車線幅、カーブ曲率、勾配、停止線位置、信号機位置、ガードレール位置等の情報を含む。
運転支援装置110は、道路情報取得部111と、周辺情報取得部112と、自車両情報取得部113と、第1算出部114と、設定部115と、第2算出部116と、制限部117と、を備える。運転支援装置110は、中央処理装置(CPU)や、RAM、ROMにより構成されたマイクロコンピュータ等からなり、予めインストールされたプログラムをマイクロコンピュータが実行することによって、これらの各部の機能を実現する。ただし、これらの各部の機能の一部又は全部をハードウエア回路で実現してもよい。
道路情報取得部111は、周辺センサ120の検出信号や車線情報記憶部130に記録された情報を用いて道路形状に関する道路情報を取得する。より具体的には、道路情報取得部111は、周辺センサ120によって検出した道路の区画線の形状や、路側物の形状、他車両の移動履歴、車両位置センサ126や図示しない舵角センサ等によって検出した車両10の移動履歴、車線情報記憶部130に記憶された車線情報等を取得し、これらの情報から、車線における曲率と勾配と路側物に関する情報とのうち少なくとも一つ以上を示す情報を取得する。
周辺情報取得部112は、周辺センサ120の検出信号を用いて車両10の周辺情報を取得する。より具体的には、周辺情報取得部112は、周辺センサ120によって検出した車両と周辺車両との車間距離と、車両と周辺車両との相対速度と、車両と周辺車両との相対加速度と、車速センサ128によって検出した車両の速度とのうち少なくとも一つ以上を周辺情報として取得する。周辺情報取得部112は、カメラ122が撮像した画像および物体センサ124の検出結果から、周辺車両の存在、位置、大きさ、距離、進行方向、速度、ヨー角速度、等を検出する。周辺情報取得部112は、通信部200を介して、周辺車両との車車間通信によってこれらの情報の一部または全部を検出してもよい。
自車両情報取得部113は、車両10の位置と走行速度とを含む自車両情報を取得する。より具体的には、自車両情報取得部113は、車両位置センサ126の検出信号を用いて車両10の走行している位置を取得し、車速センサ128の検出信号を用いて車両10の走行速度を取得する。
第1算出部114は、周辺センサ120が車両10の後方車両を検出できる最大距離であるセンシング可能距離を道路情報取得部111が取得した道路情報に応じて算出する。本実施形態において「センシング可能距離」とは、周辺センサ120が、車両10の後方における周辺情報に関する情報を取得できる最長距離である。
設定部115は、車両10の車線変更後の車線において第1算出部114が算出したセンシング可能距離よりも後方に離れた後方車両である第1後方車両の位置と速度とを含む第1後方車両情報を仮想的に設定する。本実施形態において、「車線変更後の車線」は、例えば、ウィンカー操作の内容や走行予定経路と、道路情報と、から定めることができる。
第2算出部116は、自車両情報取得部113が取得した自車両情報と設定部115が設定した第1後方車両情報とに応じて車両10が車線変更可能である車線変更可能距離を算出する。「車線変更可能」とは、車線変更後の車線における車両10と後方車両との車間距離が所定の距離以上となる車線変更が可能であることを示す。「車線変更可能距離」とは、車線変更後における車両10と後方車両との車間距離を所定の距離以上にできる車線変更を可能とする車両10と後方車両との車間距離である。
制限部117は、第1算出部114が算出したセンシング可能距離と第2算出部116が算出した車線変更可能距離とに応じて車両10の車線変更を制限する。例えば、制限部117は、車線変更を行わないよう自動運転制御部210を制御する。
自動運転制御部210は、中央処理装置(CPU)や、RAM、ROMにより構成されたマイクロコンピュータ等からなり、予めインストールされたプログラムをマイクロコンピュータが実行することによって、自動運転機能を実現する。自動運転制御部210は、駆動力制御ECU220および制動力制御ECU230、操舵制御ECU240を制御することで、自動運転機能を実現する。自動運転制御部210は、例えば、駆動力制御ECU220および制動力制御ECU230を制御し、操舵制御ECU240を用いて自動的に車線変更を行う。
駆動力制御ECU220は、エンジンなど車両の駆動力を発生するアクチュエータを制御する電子制御装置である。運転者が手動で運転を行う場合、駆動力制御ECU220は、アクセルペダルの操作量に応じてエンジンや電気モータである動力源を制御する。一方、自動運転を行う場合、駆動力制御ECU220は、自動運転制御部210で演算された要求駆動力に応じて動力源を制御する。
制動力制御ECU230は、車両の制動力を発生するブレーキアクチュエータを制御する電子制御装置である。運転者が手動で運転を行う場合、制動力制御ECU230は、ブレーキペダルの操作量に応じてブレーキアクチュエータを制御する。一方、自動運転を行う場合、制動力制御ECU230は、自動運転制御部210で演算された要求制動力に応じてブレーキアクチュエータを制御する。
操舵制御ECU240は、車両の操舵トルクを発生するモータを制御する電子制御装置である。運転者が手動で運転を行う場合、操舵制御ECU240は、ステアリングハンドルの操作に応じてモータを制御して、ステアリング操作に対するアシストトルクを発生させる。これにより、運転者が少量の力でステアリングを操作でき、車両の操舵を実現する。一方、自動運転を行う場合、操舵制御ECU240は、自動運転制御部210で演算された要求操舵角に応じてモータを制御することで操舵を行う。
図2に示す車線変更制限処理は、運転支援装置110が車両10の車線変更の制限を行う一連の処理である。この処理は車両10が車線変更を行う場合に運転支援装置110によって実行される処理である。
まず、道路情報取得部111は、ステップS100で、道路情報を取得する。より具体的には、道路情報取得部111は、カメラ122が撮影した車両10の周辺画像や、物体センサ124が検出した車両10の周辺状況、車線情報記憶部130から取得した車線情報から道路情報を取得する。
次に、周辺情報取得部112は、ステップS110で、周辺情報を取得する。より具体的には、周辺情報取得部112は、カメラ122が撮影した車両10の周辺画像や、物体センサ124が検出した車両10の周辺状況から、周辺情報を取得する。
続いて、自車両情報取得部113は、ステップS120で、自車両情報を取得する。より具体的には、自車両情報取得部113は、車両位置センサ126の検出信号を用いて車両10の位置を取得し、車速センサ128の検出信号を用いて車両10の走行速度を取得する。なお、ステップS100~S120はこの順に限らず、任意の順序で行うことができ、並行して行ってもよい。
続いて、運転支援装置110は、ステップS130において、車線変更可能領域判定処理を行う。より具体的には、運転支援装置110は、ステップS100で取得した道路情報と、ステップS110で取得した周辺情報と、ステップS120で取得した自車両情報と、を用いて、車両10が車線変更可能な領域にいるか否かを判定する。判定方法の詳細については後述する。
続いて、運転支援装置110は、ステップS140において、ステップS130で判定した車両10が車線変更可能な領域にいるか否かに応じて、条件分岐を行う。車両10が車線変更可能な領域にいると判定した場合、制限部117は、車線変更の制限は行わず、車線変更制限処理を終了する。一方、車両10が車線変更可能な領域に居ないと判定した場合、つまり、車線変更不可能領域にいると判定した場合、制限部117は、ステップS150の処理に進み、車線変更制限を行い、車線変更制限処理を終了する。「車線変更制限」とは、例えば、制限部117は、車両10の運転者に車線変更を行わないよう通知をする制御を行う。
図3に示す車線変更可能領域判定処理は、図2に示すステップS130において、運転支援装置110が、車両10が車線変更可能な領域にいるか否かを判定する一連の処理である。以下、図4に示すように、車両10が車線L2から車線L1に車線変更を行う場合を例として説明する。
まず、第1算出部114は、ステップS200において、センシング可能距離dsを算出する。より具体的には、第1算出部114は、周辺センサ120が、領域A2における周辺情報に関する情報を取得できる最長距離を算出する。図4において、ハッチングで示す領域A1は、周辺センサ120の設計上における検知可能な領域である。図示の便宜上、周辺センサ120が検知可能な車両10の後方範囲のみを示す。領域A1のうち、斜線ハッチングで示す領域A2は、周辺センサ120が実際に検知可能な領域であり、網点ハッチングで示す領域A3は、路側壁等の障害物によって、実際には検知不可能な領域である。
次に、設定部115は、ステップS210において、第1後方車両情報を設定する。より具体的には、設定部115は、車線変更後の車線においてステップS200において第1算出部114が算出したセンシング可能距離dsよりも後方に離れた後方車両である第1後方車両20の位置と速度とを含む第1後方車両情報を仮想的に設定する。つまり、第1後方車両20は、領域A2よりも後方の領域を走行する。設定部115は、例えば、第1後方車両情報として、想定される内で車両10と衝突する可能性が最も高い条件を設定できる。「衝突する可能性が最も高い条件」とは、例えば、車両10との車間距離がほぼセンシング可能距離dsであり、制限速度を超える速度(例えば、制限速度の1.5倍の速度)である。また、設定部115は、周辺センサ120によって検出したカーブに差し掛かる直前の後方車両の移動履歴や速度を用いて第1後方車両情報を設定してもよい。
次に、第2算出部116は、ステップS220において、車線変更可能距離dlを算出する。より具体的には、第2算出部116は、自車両情報取得部113が認識した自車両情報とステップS210で設定部115が設定した第1後方車両情報とに応じて、車線変更可能距離dlを算出する。例えば、自車両10と第1後方車両20との相対速度と、自車両10が車線変更に必要な時間と、車線変更後において確保したい車両10と第1後方車両20との車間距離とを用いて、算出する。自車両10が車線変更に必要な時間は、予めシミュレーションや実験を行うことにより定めることができる。
続いて、制限部117は、ステップS230において、ステップS200で算出したセンシング可能距離dsがステップS220で算出した車線変更可能距離dl以上か否かを判定する。つまり、周辺センサ120がステップS200の時点で検出できていなかった第1後方車両20を検出した後に、車両10と第1後方車両20との車間距離が、車両10が車線変更を行うのに十分な距離であるか否かを判定する。センシング可能距離dsが車線変更可能距離dl以上である場合、ステップS240の処理に進み、制限部117は、車線変更可能領域であると判定する。一方、センシング可能距離dsが車線変更可能距離dlよりも短い場合、ステップS245の処理に進み、制限部117は、車線変更不可能領域であると判定する。
以上で説明した本実施形態の運転支援装置110によれば、周辺センサ120が検知できるセンシング可能距離dsよりも後方に離れた後方車両である第1後方車両20を仮想的に設定し、センシング可能距離dsと、第1後方車両情報を用いて算出した車線変更可能距離dlと、に応じて車線変更を制限する。より具体的には、第1後方車両20との車間距離を所定の距離以上にできる車線変更を可能とする車線変更可能距離dlが、センシング可能距離dsよりも大きい場合に車線変更を制限する。そのため、過度に車線変更を制限することを抑制できる。
B.第2実施形態:
図5に示す第2実施形態の自動運転制御システム100の構成は、運転支援装置110Aが、後方車両位置推定部118を備える点が第1実施形態と異なり、他の構成は同一である。後方車両位置推定部118は、道路情報と周辺情報とを用いてセンシング可能距離ds内における車両10の後方車両(以下、「第2後方車両」ともいう)の位置を推定する。
図6に示す第2実施形態の車線変更制限処理は、運転支援装置110Aが、ステップS140において車線変更可能領域であると判定した後に、車線変更後の車線における後方車両の有無に応じて車線変更可能であるか否かを判定する点が第1実施形態と異なり、他の工程は第1実施形態と同じである。
後方車両位置推定部118は、ステップS142において、第2後方車両30の位置を推定する。より具体的には、ステップS100で道路情報取得部111が取得した道路情報とステップS110で周辺情報取得部112が取得した周辺情報とを用いて、第2後方車両30の位置を推定する。
続いて、後方車両位置推定部118は、ステップS144において、ステップS142で推定した第2後方車両30の位置が車線変更後の車線であるか否かを判定する。車線変更後の車線である場合、後方車両位置推定部118は、ステップS146の処理に進む。一方、車線変更後の車線でない場合、後方車両位置推定部118は、車線変更制限処理を終了する。
制限部117は、ステップS146において、車線変更可能であるか否かを判定する。より具体的には、制限部117は、ステップS120で自車両情報取得部113が取得した自車両情報とステップS142で後方車両位置推定部118が推定した第2後方車両30の位置とに応じて、車線変更後における車両10と第2後方車両30との車間距離を所定の距離以上にできる車線変更が可能か否かを判定する。車線変更可能であると判定した場合、制限部117は、車線変更制限処理を終了する。一方、車線変更不可能であると判定した場合、制限部117はステップS150の処理に進み、車線変更制限を行い、車線変更制限処理を終了する。
図7に示すように、車両10が車線L22から車線L33へと車線変更を行おうとしている場合を例として説明する。本実施形態において、道路情報取得部111が道路情報を取得しているため、後方車両位置推定部118は、第2後方車両30が車線L11を走行していると推定できる。そのため、後方車両位置推定部118は、車両10が実際の車線L22とは異なる車線L1aから車線L2aへ車線変更を行おうとしており、第2後方車両30は車線L2aを走行している、と誤った推定を行うことを回避できる。従って、運転支援装置110は、第2後方車両30が車線変更後の車線L33を走行している後方車両ではないと判定できる。
以上で説明した本実施形態の運転支援装置110Aによれば、後方車両位置推定部118は、制限部117が道路情報を用いて推定した、センシング可能距離ds内における車両10の第2後方車両30の位置に応じて車線変更を制限している。後方車両位置推定部118は、第2後方車両30が車両10の車線変更後における車線を走行していない場合、車線変更を制限しない。そのため、制限部117は、過度に車線変更を制限することを抑制できる。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述した課題を解決するために、あるいは上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することが可能である。
本開示に記載の制限部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制限部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制限部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーと一つ以上のハードウエア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
10…車両、20…第1後方車両、30…第2後方車両、100…自動運転制御システム、110、110A…運転支援装置、111…道路情報取得部、112…周辺情報取得部、113…自車両情報取得部、114…第1算出部、115…設定部、116…第2算出部、117…制限部、118…後方車両位置推定部、120…周辺センサ、122…カメラ、124…物体センサ、126…車両位置センサ、128…車速センサ、130…車線情報記憶部、200…通信部、210…自動運転制御部、220…駆動力制御ECU、230…制動力制御ECU、240…操舵制御ECU、250…車載ネットワーク

Claims (1)

  1. 周辺センサ(120)を備える車両(10)の車線変更を制限する運転支援装置(110、110A)であって、
    前記車両が走行している車線における勾配を含む道路情報を取得する道路情報取得部(111)と、
    前記周辺センサの検出信号を用いて前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得部(112)と、
    前記車両の位置と前記車両の走行速度とを含む自車両情報を取得する自車両情報取得部(113)と、
    前記周辺センサが前記車両の後方車両を検出できるセンシング可能距離を前記道路情報に応じて算出する第1算出部(114)と、
    前記車線変更後の車線において前記センシング可能距離よりも後方に離れた第1後方車両(20)の位置と速度とを含む第1後方車両情報を仮想的に設定する設定部(115)と、
    前記自車両情報と前記第1後方車両情報とに応じて前記車両が車線変更可能である車線変更可能距離を算出する第2算出部(116)と、
    前記センシング可能距離と前記車線変更可能距離とに応じて前記車両の車線変更を制限する制限部(117)と、
    前記道路情報と前記周辺情報とを用いて前記センシング可能距離内における前記車両の第2後方車両の位置を推定する、後方車両位置推定部(118)と、を備え
    前記制限部は、前記第2後方車両が前記車線変更後の車線に位置する場合に、前記車両の車線変更を制限する、運転支援装置。
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