JP7447347B1 - ボートランディング、ボートランディングの設置方法、ボートランディングの交換方法及び海洋構造物 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1には、交換可能な防舷機構(ボートランディング)であって、作業船が接触する緩衝部である管状耐摩耗要素が、下方支持体及び上方支持体を介して取り付けられた構造が開示されている。
また、例えば、梯子部を、鉛直部から水平方向に離れた位置に配置することができる。よって、鉛直部を管部に挿入する作業の際、梯子部が干渉することを抑えることができる。したがって、梯子部がボートランディングの取り付け及び交換に影響することを抑えることができる。
を更に備え、前記鋼管部の外周面には、フランジが設けられ、前記鋼管部は、前記挿入部より、上に位置することを特徴とする。
なお、鋼管部を備える場合、供用中の海洋構造物に設けられたボートランディングを交換する必要が生じた場合、鋼管部を切断する必要がある。
そこで、鋼管部の外周面には、フランジが設けられる。これにより、鋼管部を切断した際に、鋼管部の切断面が変形することを抑えることができる。よって、ボートランディングを交換する際に、新たなボートランディングに備えられた鋼管部と、海洋構造物に残された鋼管部とを容易に溶接することができる。また、ボートランディングの交換時に鋼管部を切断することで、海洋構造物に影響が及ぶことを抑えることができる。
更に、鋼管部は、挿入部より上に位置する。これにより、例えば、鋼管部を、海面よりも上に配置しやすくすることができる。よって、鋼管部を溶接する作業が海中で行われることを抑え、溶接作業を行いやすくすることができる。
態様6に係る発明によれば、踊り場は、鋼管部の上に設けられる。これにより、踊り場が緩衝部に干渉することを避けつつ、踊り場を緩衝部の直上に設けることができる。更に、例えば、踊り場の支持点を鋼管部から延ばすことで、踊り場と海洋構造物とを直接接続する場合と比較して、海洋構造物の構造を簡素にすることができる。よって、海洋構造物の設計を容易にすることができる。
そこで、上側挿入部と下側挿入部とを結ぶ直線を、第1レグと略平行とした。これにより、下側挿入部の大きさが小さくなることを抑えることができる。また、例えば、ボートランディングの美感を向上させることができる。
そこで、鋼管部は、2つの棒状部材の両方に接続される。換言すれば、2つの棒状部材に、鋼管部が1つ設けられる。これにより、例えば、上述の問題が生じることを抑えることができる。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るボートランディング100を説明する。
図1は、第1実施形態に係る海洋構造物200の斜視図である。すなわち、ジャケット構造体である海洋構造物200にボートランディング100が設けられた例を示す図である。
本実施形態に係るボートランディング100は、図1に示すように、洋上風車Wを支持する海洋構造物200に設置される。本実施形態において、海洋構造物200には、ダビッドクレーンDCを搭載可能な外部作業床OFが設けられている。ダビッドクレーンDCは、例えば、作業船によって運搬された資材等を外部作業床OFまで吊り上げるために用いられる。
トランジションピース200Aは、海洋構造物200の上部に設けられる。トランジションピース200Aには、洋上風車タワーTの下端が接続される。トランジションピース200Aは、例えば、上フランジ200A1と、下フランジ200A2と、上フランジ200A1と下フランジ200A2とを接続するウェブ200A3と、前記各構成によって支持される風車タワー接続部200A4と、により構成される。
図3は、第1実施形態に係る海洋構造物200の平面図である。図3は、特に、鉛直方向に沿って見た、海洋構造物200とボートランディング100との位置関係を示す。
図4は、ボートランディング100の正面図である。
図5は、ボートランディング100の側面図である。
図6は、図5に示すVI-VI方向の断面図である。
図7は、図5に示すVII-VII方向の断面図である。
図8は、図7に示すVIII方向の矢視図である。
ボートランディング100は、海洋構造物200に作業船を接触させるために用いられる。すなわち、ボートランディング100は、例えば、作業者が作業船から海洋構造物200に移動する際や、作業船に積まれた資材等をダビッドクレーンDCによって吊り上げる際に、作業船を接触させることで作業船の位置を安定させるために用いられる。
図2に示すように、ボートランディング100は、緩衝部10と、挿入部20と、梯子部30と、鋼管部40と、を備える。
図3に示すように、緩衝部10は、鉛直方向に沿って見て、外部作業床OFより、海洋構造物200の中心から遠い位置に設けられる。換言すれば、海洋構造物200において、ボートランディング100の緩衝部10は、鉛直方向に沿って見て、外部作業床OFよりも外側に設けられる。これにより、外部作業床OFに設けられたダビッドクレーンDCによって、ボートランディング100に接触した作業船に積載された貨物を吊り上げやすくする。
水平部21は、挿入部20のうち、一端が緩衝部10の棒状部材11に接続され、水平方向に沿って延びる部分である。水平部21と緩衝部10の棒状部材11とは、例えば、溶接によって接続される。
鉛直部22は、挿入部20のうち、水平部21の他端から下方に延びる部分である。鉛直部22の下端は、管部210の内部に挿入される。本実施形態において、挿入部20が管部210に挿入されるとは、鉛直部22の下端が管部210に挿入されることをいう。
水平部21と鉛直部22とは、例えば、溶接により接続される。又は、1つの直線状の部材を折り曲げることによって、水平部21と鉛直部22とを形成してもよい。
図7に示すように、挿入部20は、第1の挿入部20Aと、第2の挿入部20Bと、を含む。第1の挿入部20A及び第2の挿入部20Bは、いずれも同様の構成である。
例えば、第1の挿入部20Aである上側挿入部20uは、第1上側挿入部20Auという。第1の挿入部20Aである下側挿入部20lは、第1下側挿入部20Alという。
同様に、第2の挿入部20Bである上側挿入部20uは、第2上側挿入部20Buという。第2の挿入部20Bである下側挿入部20lは、第2下側挿入部20Blという。
第1上側挿入部20Auと第2上側挿入部20Buとは同様の構成であり、第1下側挿入部20Alと第2下側挿入部20Blとは同様の構成である。
以下、第1上側挿入部20Auと第2上側挿入部20Buとを区別しない場合に、上側挿入部20uという。第1下側挿入部20Alと第2下側挿入部20Blとを区別しない場合に、下側挿入部20lという。
例えば、第1の管部211である上側管部210uは、第1上側管部211uという。第1の管部211である下側管部210lは、第1下側管部211lという。
同様に、第2の管部212である上側管部210uは、第2上側管部212uという。第2の管部212である下側管部210lは、第2下側管部212lという。
第1上側管部211uと第2上側管部212uとは同様の構成であり、第1下側管部211lと第2下側管部212lとは同様の構成である。
以下、第1上側管部211uと第2上側管部212uとを区別しない場合に、上側管部210uという。第1下側管部211lと第2下側管部212lとを区別しない場合に、下側管部210lという。
すなわち、第1上側挿入部20Auは、第1上側管部211uに挿入される。第1下側挿入部20Alは、第1下側管部211lに挿入される。
また、第2上側挿入部20Buは、第2上側管部212uに挿入される。第2下側挿入部20Blは、第2下側管部212lに挿入される。
具体的には、例えば、図8に示すように、第1の挿入部20Aにおいて、第1上側挿入部20Auの備える水平部21の中心軸と鉛直部22の中心軸との交点P1と、第1下側挿入部20Alの備える水平部21の中心軸と鉛直部22の中心軸との交点P2と、を結ぶ直線PLは、第1レグ200Cの中心軸と略平行である。第2の挿入部20Bにおいても同様である。
本実施形態において、略平行とは、2つの直線の交差角が10°以下であることをいう。
本実施形態において、鋼管部40と、上側挿入部20uと、下側挿入部20lとは、図1に示すように、ブレース200Eの上端とブレース200Eの下端との間に配置される。すなわち、鋼管部40と、上側挿入部20uと、下側挿入部20lとは、第1レグ200Cとブレース200Eとの接続部を避けて設けられる。このことで、海洋構造物200の構造が複雑になることを抑える。
次に、本実施形態に係るボートランディング100を海洋構造物200に設置する方法について説明する。ボートランディング100の設置方法は、挿入ステップと、溶接ステップと、を備える。なお、この工程は、例えば、海洋構造物200が洋上に設置される前に、海洋構造物200の製作工場等で執られるものである。
溶接ステップは、挿入ステップの後、ボートランディング100の鋼管部40を海洋構造物200に溶接する工程である。このことで、ボートランディング100を、海洋構造物200に対して固定する。
以上の各工程により、ボートランディング100は海洋構造物200に設置される。
次に、供用中の海洋構造物200に取り付けられた、本実施形態に係るボートランディング100を交換する方法について説明する。ボートランディング100の交換方法は、切断ステップと、抜取りステップと、交換挿入ステップと、開先形成ステップと、交換溶接ステップと、を備える。なお、この工程は、例えば、洋上にて供用中の海洋構造物200において、破損等の理由によりボートランディング100を交換する必要が生じた場合に執られるものである。
以上の各工程により、ボートランディング100は交換される。
また、例えば、梯子部30を、鉛直部22から水平方向に離れた位置に配置することができる。よって、鉛直部22を管部210に挿入する作業の際、梯子部30が干渉することを抑えることができる。したがって、梯子部30がボートランディング100の取り付け及び交換に影響することを抑えることができる。
なお、鋼管部40を備える場合、供用中の海洋構造物200に設けられたボートランディング100を交換する必要が生じた場合、鋼管部40を切断する必要がある。
そこで、鋼管部40の外周面には、フランジ41が設けられる。これにより、鋼管部40を切断した際に、鋼管部40の切断面が変形することを抑えることができる。よって、ボートランディング100を交換する際に、新たなボートランディング100に備えられた鋼管部40と、海洋構造物200に残された鋼管部40とを容易に溶接することができる。また、ボートランディング100の交換時に鋼管部40を切断することで、海洋構造物200に影響が及ぶことを抑えることができる。
更に、鋼管部40は、挿入部20より上に位置する。これにより、例えば、鋼管部40を、海面よりも上に配置しやすくすることができる。よって、鋼管部40を溶接する作業が海中で行われることを抑え、溶接作業を行いやすくすることができる。
そこで、踊り場31は、鋼管部40の上に設けられる。これにより、踊り場31が緩衝部10に干渉することを避けつつ、踊り場31を緩衝部10の直上に設けることができる。更に、例えば、踊り場31の支持点を鋼管部40から延ばすことで、踊り場31と海洋構造物200とを直接接続する場合と比較して、海洋構造物200の構造を簡素にすることができる。よって、海洋構造物200の設計を容易にすることができる。
そこで、上側挿入部20uと下側挿入部20lとを結ぶ直線を、第1レグ200Cと略平行とした。これにより、下側挿入部20lの大きさが小さくなることを抑えることができる。また、例えば、ボートランディング100の美感を向上させることができる。
そこで、鋼管部40は、2つの棒状部材11の両方に接続される。換言すれば、2つの棒状部材11に、鋼管部40が1つ設けられる。これにより、例えば、上述の問題が生じることを抑えることができる。
次に、本発明に係る第2実施形態のボートランディング100を、図9~図11を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図9は、第2実施形態に係る海洋構造物200の斜視図である。すなわち、モノパイル構造体である海洋構造物200にボートランディング100が設けられた例を示す図である。
図10は、第2実施形態に係るボートランディングの側面図である。
図11は、図10に示すXI-XI方向の断面図である。
第2実施形態は、海洋構造物200がモノパイル構造体である点で、第1実施形態と異なる。すなわち、第2実施形態において、ボートランディング100は、モノパイル構造体に設けられる。
以上の点で、第2実施形態に係るボートランディング100は、第1実施形態に係るボートランディング100と相違する。
例えば、上述したボートランディング100の設置方法において、挿入ステップは、海洋構造物200に設けられた管部210に挿入部20を挿入すると説明したが、これに限らない。すなわち、まず、管部210を海洋構造物200に取り付ける前に、予め挿入部20を管部210に挿入し、挿入部20が挿入された状態で、管部210を海洋構造物200に取り付けてもよい。
また、実施形態において、挿入ステップの後は、溶接ステップにおいてボートランディング100の鋼管部40を海洋構造物200に溶接すると説明したが、これに限らない。すなわち、ボートランディング100の鋼管部40と海洋構造物200とは、例えば、ボルトにより接合されてもよい。
11 棒状部材
20 挿入部
20A 第1の挿入部
20Al 第1下側挿入部
20Au 第1上側挿入部
20B 第2の挿入部
20Bl 第2下側挿入部
20Bu 第2上側挿入部
20l 下側挿入部
20u 上側挿入部
21 水平部
22 鉛直部
30 梯子部
31 踊り場
31p 支持部材
40 鋼管部
41 フランジ
42 残部
100 ボートランディング
200 海洋構造物
200A トランジションピース
200A1 上フランジ
200A2 下フランジ
200A3 ウェブ
200A4 風車タワー接続部
200B レグ
200C 第1レグ
200D 第2レグ
200E ブレース
210 管部
210l 下側管部
210u 上側管部
211 第1の管部
211l 第1下側管部
211u 第1上側管部
212 第2の管部
212l 第2下側管部
212u 第2上側管部
DC ダビッドクレーン
OF 外部作業床
P 支柱
Claims (19)
- 洋上風車を支持する海洋構造物に設置されるボートランディングであって、
船と接触する緩衝部と、
前記海洋構造物に設けられた管部に挿入される挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、鉛直方向に沿って見て、前記緩衝部より、前記洋上風車の中心に近く、
水平方向に沿って見て、前記緩衝部と前記挿入部とが重複している、
ことを特徴とするボートランディング。 - 洋上風車を支持する海洋構造物に設置されるボートランディングであって、
船と接触する緩衝部と、
前記海洋構造物に設けられた管部に挿入される挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、鉛直方向に沿って見て、前記緩衝部より、前記海洋構造物の中心に近く、
前記挿入部は、
鉛直部を含み、
前記鉛直部の下端は、前記管部に挿入される、
ことを特徴とするボートランディング。 - 洋上風車を支持する海洋構造物に設置されるボートランディングであって、
船と接触する緩衝部と、
前記海洋構造物に設けられた管部に挿入される挿入部と、
梯子部と、
を備え、
前記挿入部は、鉛直方向に沿って見て、前記緩衝部より、前記海洋構造物の中心に近く、
前記梯子部は、水平方向に沿って見て、前記緩衝部と前記挿入部の鉛直部との間に位置する、
ことを特徴とするボートランディング。 - 洋上風車を支持する海洋構造物に設置されるボートランディングであって、
船と接触する緩衝部と、
前記海洋構造物に設けられた管部に挿入される挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、鉛直方向に沿って見て、前記緩衝部より、前記海洋構造物の中心に近く、
前記海洋構造物には、ダビッドクレーンが設けられており、
前記緩衝部は、鉛直方向に沿って見て、前記ダビッドクレーンより、前記海洋構造物の中心から遠い、
ことを特徴とするボートランディング。 - 前記挿入部は、
一端が前記緩衝部に接続され、水平方向に沿って延びる水平部と、
前記水平部の他端から下方に延びる前記鉛直部と、
を含む逆L字形状の部材である、
ことを特徴とする請求項2に記載のボートランディング。 - 梯子部、
を更に備え、
前記梯子部は、水平方向に沿って見て、前記緩衝部と前記鉛直部との間に位置する、
ことを特徴とする請求項5に記載のボートランディング。 - 前記挿入部は、海面よりも下に位置する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のボートランディング。 - 前記緩衝部と前記海洋構造物とを接続する鋼管部、
を更に備え、
前記鋼管部の外周面には、フランジが設けられ、
前記鋼管部は、前記挿入部より、上に位置する、
ことを特徴とする請求項7に記載のボートランディング。 - 前記鋼管部の上には、踊り場が設けられる、
ことを特徴とする請求項8に記載のボートランディング。 - 前記鋼管部の上面には、前記踊り場を支持する支持部材が設けられる、
ことを特徴とする請求項9に記載のボートランディング。 - 上側挿入部と、下側挿入部と、を含み、
前記上側挿入部及び下側挿入部は、前記海洋構造物に設けられた前記管部に挿入される、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のボートランディング。 - 前記上側挿入部は、鉛直方向に沿って見て、前記下側挿入部と重なる、
ことを特徴とする請求項11に記載のボートランディング。 - 前記海洋構造物は、第1レグを含むジャケット構造体であり、
前記上側挿入部及び前記下側挿入部は、前記第1レグに取り付けられ、
前記上側挿入部と前記下側挿入部とを結ぶ直線は、前記第1レグと略平行である、
ことを特徴とする請求項11に記載のボートランディング。 - 前記海洋構造物は、第1レグと、第2レグと、前記第1レグと前記第2レグとを結ぶブレースと、を含むジャケット構造体であり、
前記ボートランディングは、前記緩衝部と前記第1レグとを接続する鋼管部を更に備え、
前記鋼管部と、前記上側挿入部と、前記下側挿入部とは、前記ブレースの上端と前記ブレースの下端との間に配置される、
ことを特徴とする請求項11に記載のボートランディング。 - 第1の挿入部と、
第2の挿入部と、
前記緩衝部と前記海洋構造物とを接続する鋼管部と、
を更に備え、
前記緩衝部は、2つの棒状部材を含み、
前記2つの棒状部材のそれぞれは、鉛直方向に沿って延び、
前記2つの棒状部材の一方は、前記第1の挿入部に接続され、他方は、前記第2の挿入部に接続され、
前記第1の挿入部は、前記海洋構造物に設けられた第1の管部に挿入され、
前記第2の挿入部は、前記海洋構造物に設けられた第2の管部に挿入され、
前記鋼管部は、前記2つの棒状部材の両方に接続される、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のボートランディング。 - 洋上風車を支持する海洋構造物に設置されるボートランディングであって、
船と接触する緩衝部と、
前記海洋構造物に設けられた管部に挿入される挿入部と、
を備え、
前記挿入部は、鉛直方向に沿って見て、前記緩衝部より、前記海洋構造物の中心に近く、
前記海洋構造物には、ダビッドクレーンを搭載可能な外部作業床が設けられており、
前記緩衝部は、鉛直方向に沿って見て、前記外部作業床より、前記海洋構造物の中心から遠い、
ことを特徴とするボートランディング。 - 船と接触する緩衝部と、
洋上風車を支持する海洋構造物に設けられた管部に挿入される挿入部であって、鉛直方向に沿って見て、前記海洋構造物の中心に前記緩衝部より近い挿入部と、
前記緩衝部と前記海洋構造物とを接続可能な鋼管部と、
を備えるボートランディングを、前記海洋構造物に設置する設置方法であって、
前記挿入部を前記管部に挿入する挿入ステップと、
前記挿入ステップの後、前記鋼管部を前記海洋構造物に溶接する溶接ステップと、
を備えることを特徴とするボートランディングの設置方法。 - 船と接触する緩衝部と、
洋上風車を支持する海洋構造物に設けられた管部に挿入される挿入部であって、鉛直方向に沿って見て、前記海洋構造物の中心に前記緩衝部より近い挿入部と、
前記緩衝部と前記海洋構造物とを接続可能な鋼管部と、
を備え、
前記海洋構造物に取り付けられたボートランディング、
の交換方法であって、
前記鋼管部を、前記海洋構造物の側に残部を残して切断する切断ステップと、
前記挿入部を前記管部から抜き取る抜取りステップと、
新たな前記ボートランディングの備える前記挿入部を、前記管部に挿入する交換挿入ステップと、
前記新たなボートランディングの備える前記鋼管部を前記残部に溶接する交換溶接ステップと、
を備えることを特徴とするボートランディングの交換方法。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のボートランディングを備える、
ことを特徴とする海洋構造物。
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