JP7447148B2 - コーヒーバッグ - Google Patents
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Description
より詳しくは、適当な濃度のコーヒー液を、短時間で簡単に抽出することを可能にするコーヒーバッグに関するものである。
しかしながら、インスタントコーヒーは、より手軽に楽しむことができるという利点があるが、焙煎コーヒー豆から淹れたてのレギュラーコーヒーに比べて、味や香りに劣る、という問題があった。
したがって、このコーヒー濾過器によれば、コーヒー粉末に湯を注ぐことによってコーヒー液を落下抽出するドリップ式の抽出法を採用することから、レギュラーコーヒーと同等のコーヒー液を得ることができる。
したがって、適当な濃度のコーヒー液を、より短時間で得る点において、さらなる改善が求められる。
しかしながら、表面積を増加させるために、コーヒー豆の粉砕物に対して圧縮加工を行うと、得られるコーヒー粉末は多量の微粉を含むものとなる。
したがって、これを抽出用のシート材で構成されたバッグに充填して抽出を行った場合には、シート材の繊維間隙に微粉が入り込んで目詰まりが起こるので、十分な濃度のコーヒー液が得られない。
所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体と、前記バッグ本体に封入されるコーヒー粉末と、で構成され、
前記バッグ本体は、通気度250cc/cm2・sec~575cc/cm 2 ・secを有するものであり、
前記コーヒー粉末は、圧扁処理されたコーヒー粉末であって、圧扁指数3.0以上を有する粒子で構成されたものを含むものであること
を特徴とするコーヒーバッグである。
請求項1に記載のコーヒーバッグにおいて、
前記バッグ本体は、
通気度250cc/cm2・sec~425cc/cm2・secを有するものであること
を特徴とするものである。
請求項1に記載のコーヒーバッグにおいて、
前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
コーヒー豆の一次粉砕物を、ロール間隙0.30mm以下の一対のロール間に通過させて圧扁処理することにより得られること
を特徴とするものである。
請求項1に記載のコーヒーバッグにおいて、
前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
コーヒー豆の一次粉砕物を、ロール間隙0.30mm~0.05mmの一対のロール間に通過させて圧扁処理することにより得られること
こと
を特徴とするものである。
請求項1に記載のコーヒーバッグにおいて、
前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
圧扁指数3.2以上を有する粒子で構成されていること
を特徴とするものである。
請求項1~5のいずれかに記載のコーヒーバッグにおいて、
前記シート材は、
不織布で構成されたものであること
を特徴とするものである。
焙煎されたコーヒー豆を粉砕して得られる焙煎コーヒー豆の一次粉砕物を、所定の間隔を存して配置される一対のロール間に通過させることを含む圧扁処理によって、圧扁処理されたコーヒー粉末を得る工程(ハ)と、
前記工程(ハ)で得られたコーヒー粉末を、所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体に充填する工程(ニ)
を含み、
前記バッグ本体は、通気度250cc/cm2・sec~575cc/cm 2 ・secを有するものであること
を特徴とするコーヒーバッグの製造方法である。
したがって、このコーヒーバッグは、短時間(例えば40秒間程度)で簡単に、適当な濃度のコーヒー液を抽出することができる利点を有している。
このような構成によって、前記バッグ本体から、適当な濃度のコーヒー液を、コーヒーの微粉の発生を抑制して、短時間で簡単に抽出することができる。
このような構成によって、より短時間、特に40秒間で簡単に、適当な濃度のコーヒー液を抽出することができる。
このような構成によって、前記バッグ本体から、適当な濃度のコーヒー液を、より短時間(特に40秒程度)で抽出することが可能となる。
このような構成によれば、不織布は、繊維素材を不均一に集積して構成されているので、コーヒー粉末、特にその微粉が外部に漏れることが抑制又は防止され、さらに、前記バッグ本体に、適当な通気度を容易に付与することが可能となる。
これらの製造方法によれば、短時間(例えば40秒間)で簡単に、適当な濃度のコーヒー液を抽出することができるコーヒーバッグを容易に得ることができる。
その際、前記圧扁処理については、圧扁処理されたコーヒー粉末の粒子が圧扁指数3.0以上を有するものになるよう一対のロール間に通過させることができる。
なお、この発明は、これら実施例に限定されるものではない。
この発明において、前記通気度は、後述するグラフ図に基づいて、コーヒー液の濃度(Brix%値)を考慮して、130cc/cm2・sec以上である。
したがって、前記通気量は、より好ましくは575cc/cm2・sec以下を上限として設定される。
すなわち、この発明において、前記通気度は、より好ましくは130cc/cm2・sec~575cc/cm2・secに設定される。
[Q]=12.45/[R] (1)
前記シート材として不織布を選択した場合には、不織布は、繊維素材を不均一に集積して構成されたものであるので、コーヒー粉末、特にその微粉末が外部に漏れることが抑制又は防止される。
これらの不織布は、上記通気度の値を満たす限り、単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
前記繊維素材として、例えば、紙、レーヨン、コットンなどの天然繊維、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステルなどの合成繊維を選択することができる。
前記形状としては、例えば、三角錐状、六面体状などの多面体状、円柱状の他、平面視正方形状や平面視長方形状などの平面視矩形状、平面視三角形状などの扁平状などが挙げられる。
前記コーヒー粉末としては、好ましくは圧扁処理したコーヒー粉末を含むもの(前記一次粉砕物の一部を圧扁処理したコーヒー粉末に置換したもの)、より好ましくは圧扁処理したコーヒー粉末だけで構成されたものが選択される。
より具体的には、前記圧扁処理を、図2に示すように、前記得られた一次粉砕粉末を、所定の間隔を存して配置される一対のロール間(ロール間隙)に通過させて行うことができる。
その際、前記ロール間隙(ロール間の距離)が狭いほど、一次粉砕粉末がより強く押圧されるため、コーヒー粉末は強くつぶされることになり、その結果、高い濃度のコーヒー液が抽出される傾向にあるが、微粉末の発生量が増加する傾向にある。
したがって、前記圧扁処理の際のロール間隙を狭くしすぎると、微粉末の量が多くなり、バッグ本体において目詰まりが発生しやすい傾向にあるので、適切な間隙で圧扁処理することが好ましい。
そこで、前記ロール間の距離としては、好ましくは0.30mm以下、より好ましくは0.05mm~0.30mmが選択される。
前記ロール間の距離が0.05mm未満の場合には、微粉末を多く含むコーヒー粉末が含まれやすい傾向にある。
すなわち、前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、きわめて優れた抽出性を有する。
したがって、この発明のコーヒーバッグにおいて、前記コーヒー粉末を使用すれば、抽出性、特に抽出速度を速める作用効果が向上するので、前記バッグ本体からの、短時間で適当な濃度のコーヒー液の抽出が可能となる。加えて、前記コーヒー粉末として、その少なくとも一部に圧扁処理したコーヒー粉末を使用することでも同様の効果が得られる。
このメカニズムにより、きわめて優れた抽出性が発揮されているものと考えられる。
よって、前記圧扁処理したコーヒー粉末はきわめて優れた抽出性を有するので、前記圧扁処理されたコーヒー粉末といわゆる通常の(一次粉砕された)コーヒー粉末を適宜混合して使用することにより、短時間で適当な濃度のコーヒー液を抽出する作用効果と、微粉末の発生を防止又は抑制する作用効果の両方を同時に発揮することが可能になり、それぞれの特徴を活かしたコーヒーバッグを提供することが可能になる。
なお、前記圧扁処理されたコーヒー粉末は微粉末を多く含むものであるが、この発明においては、前記バッグ本体が特定の通気度を有するように構成されているので、前記バッグ本体は微粉末の目詰まりによる閉塞を起こすことがない。
ここで、圧扁指数は、下記式(2)から求めることができる。
圧扁指数=コーヒー粉末粒子の平均直径(μm)/コーヒー粉末粒子の平均高さ(μm) (2)
なお、前記コーヒー粉末粒子の直径及び高さは、例えば、電子顕微鏡(SEM)や画像処理装置など公知の方法を用いて測定することができる。
例えば、前記バッグ本体に、コーヒー粉末を、通常の一杯分の分量で充填することができる。
なお、この実施例において、バッグ本体(サイズ:縦70mm×横60mm)内には、前記コーヒー粉末が約8g封入されている。
したがって、この発明によれば、従来、通常の一杯分の分量のコーヒー粉末(一次粉砕物)として約10gのものが必要とされていたところ、前記コーヒー粉末を圧扁処理されたものだけで構成する場合には、バッグ本体内への封入量はより少量で済むので、より低コストでコーヒーバッグを提供することができる。
なお、この発明は、これらの実施例により制限されるものではない。
ロール間の距離(ロール間隙)を、下記表1に示される値に設定して、下記製造方法に従い、各種の圧扁処理されたフレーク状のコーヒー粉末を得た。
コーヒー生豆を焙煎機で焙煎して、焙煎コーヒー豆を得た。
前記得られた焙煎コーヒー豆を粉砕機で粉砕して得られる一次粉砕粉末を、圧扁指数が3.0以上になるよう所定のロール間隙の一対のロール間に通過させて、圧扁処理されたフレーク状のコーヒー粉末を得た。
なお、圧扁指数については、下記測定方法に基づき測定したコーヒー粉末粒子の平均直径と平均高さを利用し、下記式(3)に基づき算出した。
圧扁指数=コーヒー粉末粒子の平均直径(μm)/コーヒー粉末粒子の平均高さ(μm) (3)
その結果を、表1に示す。
スライドグラスの端に、厚さ約2.5mmの基準となるシートを貼付した。
このスライドグラスの上に、適量(約0.02g)のコーヒー粉末を載せて適度に平らに均して試料を作成した。
得られた試料をマイクロスコープ(キーエンス社製,VHX-5000)で撮影し、自動計算機能を利用してコーヒー粉末30点について面積を計測し、その平均値を算出した。
算出された面積に基づき、コーヒー粉末が平面視円形状を有するものであるとみなして、直径を算出した。
スライドグラスの端に、厚さ約2.5mmの基準となるシートを貼付した。
このスライドグラスの上に、適量(約0.02g)のコーヒー粉末を載せて適度に平らに均して試料を作成した。
得られた試料をマイクロスコープ(キーエンス社製,VHX-5000)で撮影し、図3に示すように、「ライブ深度合成」の「高さ/カラー」機能を利用して、映像を高さ毎に色分けした。
次いで、色分けした画像について、「色抽出/色交差」機能を利用して、最も高い部分(基準シート貼付部分)と最も低い部分(スライドガラス表面)の差から、色と高さの対応関係を計測した。
得られた結果に基づき、全試料中、最も高さが高い試料から最も低い部分(スライドガラス表面)までの高さを10段階に分割し、それぞれの段階毎に面積を測定した。
得られた結果に基づき、図4に示すヒストグラムを作成し、各段階の高さの中央値を各段階の高さをみなして、10段階毎の高さと各段階の面積率に基づき、コーヒー粉末の平均高さを算出した。
コーヒー生豆を焙煎機で焙煎して得られた焙煎コーヒー豆を、粉砕機で粉砕して、コーヒー豆の一次粉砕粉末を製造した。
なお、コーヒー粉末粒子の平均直径(μm)及びコーヒー粉末粒子の平均高さ(μm)については、上記製造例1における測定方法と同様の方法によって測定した。
その結果を、表2に示す。
上記製造例1~4において得られたコーヒー粉末を用いて、下記製造方法に基づいてコーヒーバッグを作成し、各コーヒーバッグについて、下記抽出方法に基づき抽出を行い、抽出されたコーヒー液のBrix%を屈折計((株)アタゴ社製,RX-5000i)により測定することによって、コーヒー液の濃度の評価を行った。
その結果を、表4及び図6に示す。
下記表3に示される各種不織布を用いて、図1に示される平面視長方形状のバッグ本体(縦70mm×横60mm)を形成し、このバッグ本体内に、各種コーヒー粉末8gを封入して、コーヒーバッグを得た。
マグカップ(容量170mL)に、コーヒーバッグを入れ、所定の温度の熱湯140mLを注いだ後、30秒間静置して熱湯に馴染ませた。
その後、コーヒーバッグを1秒間に1回の割合で10回上下に振とうさせることによって、コーヒー液を抽出した。
コーヒーの飲用可能な最低限度の濃度は、Brix%値で0.74とするのが一般的である。
表4及び図6から、製造例1~3において得られたコーヒー粉末が封入されたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液はいずれも適当な濃度を有していた。
しかも、これらのコーヒー液は、いずれも、製造例4において得られたコーヒー粉末が封入されたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液よりも高い濃度を有していた。
したがって、この発明のコーヒーバッグは、圧扁処理に際して、焙煎コーヒー豆の一次粉砕粉末をロール間隙0.3mm以下の一対のロール間に通過させることで、短時間、特に40秒間で、適当な濃度のコーヒー液を簡単に抽出することができることが分かる。
特に、製造例1~3において得られたコーヒー粉末を使用した場合の結果から、圧扁処理の際のロール間隙が狭いほど、高い濃度のコーヒー液が抽出されることがわかる。
したがって、この発明においては、圧扁処理の際のロール間隙を比較的狭くすることで、コーヒー粉末をより強く押しつぶし、その結果、コーヒー粉末を、湯が浸透しやすい状態にしているので、短時間で、適当な濃度のコーヒー液が簡単に抽出されることは明らかである。
下記表5のシート材の構成材料の欄に示される各種構成材料からなるシート材を用いて、図1に示される平面視長方形状のバッグ本体(縦70mm×横60mm)を形成し、このバッグ本体内に、下記表5のコーヒー粉末の欄に示されたコーヒー粉末8gを封入して、コーヒーバッグを得た。
実施例1において使用したコーヒー粉末に代えて、上記製造例4で得られたコーヒー粉末Dを使用し、実施例1において使用した構成材料に代えて、下記表7のシート材の構成材料の欄に示された構成材料を使用すること以外は、実施例1と同様の方法によって、コーヒーバッグを製造した。
上記実施例1~21及び比較例1~9において得られたコーヒーバッグについて、試験例1における抽出方法と同様の方法に基づき抽出を行い、抽出されたコーヒー液のBrix%を屈折計((株)アタゴ社製,RX-5000i)により測定することによって、コーヒー液の濃度の評価を行った。
なお、コーヒーの飲用可能な最低限度の濃度は、Brix%値で0.74とするのが一般的であることから、Brix%値が0.74であるコーヒー液を適当な濃度を有するものとした。
その結果を表8及び図7に示す。
表8及び図7から、実施例1~21において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液は、コーヒー液の抽出時間が40秒間であっても、いずれも適当な濃度を有していた。
したがって、この発明のコーヒーバッグによれば、短時間、特に40秒間で、適当な濃度のコーヒー液を簡単に抽出することができることが分かる。
特に、実施例1~12において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液は、実施例15~20において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液よりも高い濃度を有しており、コーヒー液の抽出時間が40秒間程度であっても、より適当な濃度のコーヒー液が得られた。
したがって、この発明のコーヒーバッグにおいて、微粉による目詰まりが起きないか又は抑制され、かつその抽出性が優れているのは、バッグ本体として通気度が130cc/cm2・sec以上のものを選択し、さらに、バッグ本体に封入されるコーヒー粉末として、圧扁処理されたコーヒー粉末を選択したことによるものであることが分かる。
上記実施例1~21並びに比較例1~9において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液について、これに含まれる微粉の量を下記測定方法に基づき測定し、微粉発生の度合いの評価を行った。
なお、微粉発生の度合いについては、下記基準微粉量の測定方法によって測定した微粉量(基準微粉量)を1としたときの、前記抽出されたコーヒー液(実施例又は比較例)に含まれる微粉量の割合として算出した。
その結果を、表9及び図8に示す。
抽出されたコーヒー液全量を、ろ紙(保持粒子径5μm)を用いて吸引ろ過し、分離された微粉の乾燥質量を微粉量として算出した。
焙煎コーヒー豆を、粗挽きミル(Ditting社製,K-804LAB)を用いてダイヤル10で粉砕して焙煎コーヒー粉末を得た。
得られた焙煎コーヒー粉末50gについて、フレンチプレス抽出器(1.0リットル,BODUM社製)を用いて800ccの湯で4分間抽出を行った。
得られたコーヒー液を、フレンチプレス抽出器が備える50メッシュ、目開き330μmのフィルターでろ過し、得られた微粉の乾燥質量から、コーヒー粉末量8gあたりの微粉量を算出し、これを基準微粉量とした。
表9及び図8から、実施例1~11及び15~20において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液では、いずれも微粉の発生が、フレンチプレス抽出器によるコーヒー抽出の場合よりも低かった。
以上のことから、この発明のコーヒーバッグにおいて、コーヒー液の抽出に際して、コーヒーの微粉の発生が抑制されたのは、バッグ本体の通気度を575cc/cm2・sec以下にしたことによるものであることは、明らかである。
さらに、実施例7~12において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液は、実施例1~6において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液よりも、微粉末の発生量が多かったが、適当な濃度のコーヒー液が得られた。
したがって、圧扁処理の際のロール間隙を狭くしすぎると、微粉末の発生量が増加する傾向にあるが、この発明においては、前記バッグ本体が特定の通気度を有するように構成されているので、前記バッグ本体は微粉末の目詰まりによる閉塞を起こすことがなく、より適当な濃度のコーヒー液が得られることは明らかである。
したがって、特に食品業界において幅広く利用することができるものである。
2 バッグ本体
3 コーヒー粉末
4 吊り紐(下げ紐)
5 摘み片
Claims (7)
- 所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体と、前記バッグ本体に封入されるコーヒー粉末と、で構成され、
前記バッグ本体は、通気度250cc/cm2・sec~575cc/cm 2 ・secを有するものであり、
前記コーヒー粉末は、圧扁処理されたコーヒー粉末であって、圧扁指数3.0以上を有する粒子で構成されたものを含むものであること
を特徴とするコーヒーバッグ。 - 前記バッグ本体は、
通気度250cc/cm2・sec~425cc/cm2・secを有するものであること
を特徴とする請求項1に記載のコーヒーバッグ。 - 前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
コーヒー豆の一次粉砕物を、ロール間隙0.30mm以下の一対のロール間に通過させて圧扁処理することにより得られること
を特徴とする請求項1に記載のコーヒーバッグ。 - 前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
コーヒー豆の一次粉砕物を、ロール間隙0.30mm~0.05mmの一対のロール間に通過させて圧扁処理することにより得られること
を特徴とする請求項1に記載のコーヒーバッグ。 - 前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
圧扁指数3.2以上を有する粒子で構成されていること
を特徴とする請求項1に記載のコーヒーバッグ。 - 前記シート材は、
不織布で構成されたものであること
を特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のコーヒーバッグ。 - 焙煎されたコーヒー豆を粉砕して得られる焙煎コーヒー豆の一次粉砕物を、所定の間隔を存して配置される一対のロール間に、粒子が圧扁指数3.0以上を有するものになるよう通過させることを含む圧扁処理によって、圧扁処理されたコーヒー粉末を得る工程(ハ)と、
前記工程(ハ)で得られたコーヒー粉末を、所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体に充填する工程(ニ)
を含み、
前記バッグ本体は、通気度250cc/cm2・sec~575cc/cm 2 ・secを有するものであること
を特徴とするコーヒーバッグの製造方法。
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