JP7447148B2 - コーヒーバッグ - Google Patents

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Description

この発明は、コーヒーバッグに関するものである。
より詳しくは、適当な濃度のコーヒー液を、短時間で簡単に抽出することを可能にするコーヒーバッグに関するものである。
従来、一般家庭において、親しまれているコーヒーとしては、コーヒー豆を焙煎して所定の粉末に挽いたものを、種々の方法でドリップして抽出される、いわゆるレギュラーコーヒーと、コーヒー抽出物を人工的な粉末とした、いわゆるインスタントコーヒーがある。
しかしながら、インスタントコーヒーは、より手軽に楽しむことができるという利点があるが、焙煎コーヒー豆から淹れたてのレギュラーコーヒーに比べて、味や香りに劣る、という問題があった。
レギュラーコーヒーと同等の味や香りを有するコーヒーを、より手軽に楽しむことを目的として、使い捨ての簡易ドリップ式のコーヒー濾過器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記コーヒー濾過器は、基本的には、コーヒーカップなどの適当な容器の開口部上に載置し、あるいは開口部の縁に掛け止めてコーヒー粉末を収納する袋状のフィルタを支持し、フィルタの開口部から中のコーヒー粉末に湯を注ぐことで直接コーヒーの抽出液をカップに受け取る構造を有するものである。
したがって、このコーヒー濾過器によれば、コーヒー粉末に湯を注ぐことによってコーヒー液を落下抽出するドリップ式の抽出法を採用することから、レギュラーコーヒーと同等のコーヒー液を得ることができる。
しかしながら、前記コーヒー濾過器を用いてコーヒー液を抽出する場合には、フィルタの開口部から中のコーヒー粉末全体に湯が行き渡るように注湯した後、暫く蒸らしてから、フィルタから抽出液が自然に滴下してくるのを見計りながらさらに注湯する作業が必要とされるため、その作業が面倒で、コーヒー液が抽出されるまでに時間がかかる、という問題があった。
そこで、より簡単にコーヒー液を抽出する手段として、水透過性材料からなる袋体にコーヒー粉末を充填したものに吊り糸を取り付けたコーヒーバッグが知られている。
例えば、特開平7-227357号公報(特許文献2)においては、充填したコーヒー挽豆から適度の濃度のコーヒーを迅速且つ容易に抽出でき、しかも保管時にコーヒー挽豆が漏出しないコーヒーバッグが提案されている。
このコーヒーバッグは、適量のコーヒー挽豆を充填して封入するフィルター素材製のバッグ本体と、バッグ本体の上縁部からバッグ内へ貫入して周壁を密着・接着する細パイプとを備え、細パイプは外筒部と内筒部からなる入れ子式の2重パイプであって、パイプ外筒部の下端部を封鎖するとともに、該外筒部の周壁における適宜位置に貫通孔を設け、該貫通孔はバッグ保管時にパイプ内筒部の周壁で閉鎖され、使用時にパイプ内筒部を上方へ引き出すと開放されるような位置に設定されているものである。
特開2006-101992号公報(特許請求の範囲) 特開平7-227357号公報(特許請求の範囲)
前記特許文献2に開示されているコーヒーバッグにおいては、コーヒー液の抽出を簡単に行うことができるものの、適当な濃度のコーヒー液を得るためには、約2分間の抽出を行う必要がある。
したがって、適当な濃度のコーヒー液を、より短時間で得る点において、さらなる改善が求められる。
コーヒー液の抽出速度を速くするためには、コーヒー粉末の湯との接触面積を増加させる方法が有効である。このような方法としては、例えば、コーヒー豆の粉砕物を圧縮して扁平に形成することによって、得られるコーヒー粉末の表面積を増加させる方法が考えられる。
しかしながら、表面積を増加させるために、コーヒー豆の粉砕物に対して圧縮加工を行うと、得られるコーヒー粉末は多量の微粉を含むものとなる。
したがって、これを抽出用のシート材で構成されたバッグに充填して抽出を行った場合には、シート材の繊維間隙に微粉が入り込んで目詰まりが起こるので、十分な濃度のコーヒー液が得られない。
この発明はかかる現状に鑑み、バッグ本体を構成する抽出用のシート材が目詰まりを起こすことなく、適当な濃度のコーヒー液を、短時間で簡単に抽出することを可能にするコーヒーバッグを提供せんとするものである。
すなわち、この発明の請求項1に記載の発明は、
所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体と、前記バッグ本体に封入されるコーヒー粉末と、で構成され、
前記バッグ本体は、通気度250cc/cm・sec~575cc/cm ・secを有するものであり、
前記コーヒー粉末は、圧扁処理されたコーヒー粉末であって、圧扁指数3.0以上を有する粒子で構成されたものを含むものであること
を特徴とするコーヒーバッグである。
この発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のコーヒーバッグにおいて、
前記バッグ本体は、
通気度250cc/cm・sec~425cc/cm・secを有するものであること
を特徴とするものである。
この発明の請求項に記載の発明は、
請求項1に記載のコーヒーバッグにおいて、
前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
コーヒー豆の一次粉砕物を、ロール間隙0.30mm以下の一対のロール間に通過させて圧扁処理することにより得られること
を特徴とするものである。
この発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1に記載のコーヒーバッグにおいて、
前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
コーヒー豆の一次粉砕物を、ロール間隙0.30mm~0.05mmの一対のロール間に通過させて圧扁処理することにより得られること
こと
を特徴とするものである。
この発明の請求項5に記載の発明は、
請求項に記載のコーヒーバッグにおいて、
前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
圧扁指数3.2以上を有する粒子で構成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項6に記載の発明は、
請求項1~5のいずれかに記載のコーヒーバッグにおいて、
前記シート材は、
不織布で構成されたものであること
を特徴とするものである。
この発明の請求項に記載の発明は、
焙煎されたコーヒー豆を粉砕して得られる焙煎コーヒー豆の一次粉砕物を、所定の間隔を存して配置される一対のロール間に通過させることを含む圧扁処理によって、圧扁処理されたコーヒー粉末を得る工程(ハ)と、
前記工程(ハ)で得られたコーヒー粉末を、所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体に充填する工程(ニ)
を含み、
前記バッグ本体は、通気度250cc/cm・sec~575cc/cm ・secを有するものであること
を特徴とするコーヒーバッグの製造方法である。
この発明のコーヒーバッグは、所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体と、前記バッグ本体に封入されるコーヒー粉末と、で構成されるもので、前記バッグ本体は、通気度130cc/cm・sec以上を有するものである。
したがって、このコーヒーバッグは、短時間(例えば40秒間程度)で簡単に、適当な濃度のコーヒー液を抽出することができる利点を有している。
さらに、前記コーヒーバッグにおいては、前記バッグ本体の通気度を、130cc/cm・sec~575cc/cm・secとすることができる。
このような構成によって、前記バッグ本体から、適当な濃度のコーヒー液を、コーヒーの微粉の発生を抑制して、短時間で簡単に抽出することができる。
なお、この発明において、前記バッグ本体は、その通気度が、250cc/cm ・sec~575cc/cm ・secとなるように構成される。
さらに、前記コーヒーバッグにおいては、前記コーヒー粉末を、圧扁処理されたコーヒー粉末を含むもの、より好ましくは圧扁処理されたコーヒー粉末だけで構成することができる。
このような構成によって、より短時間、特に40秒間で簡単に、適当な濃度のコーヒー液を抽出することができる。
さらに、前記コーヒーバッグにおいて、前記圧扁処理されたコーヒー粉末を、コーヒー豆の一次粉砕物を、ロール間隙0.30mm以下、より好ましくは0.30mm~0.05mmの一対のロール間に通過させて圧扁処理することにより得られるもの、及び/又は圧扁指数3.0以上、より好ましくは3.2以上を有する粒子で構成されているもので構成することができる。
このような構成によって、前記バッグ本体から、適当な濃度のコーヒー液を、より短時間(特に40秒程度)で抽出することが可能となる。
さらに、前記コーヒーバッグにおいては、前記シート材を、不織布で構成することができる。
このような構成によれば、不織布は、繊維素材を不均一に集積して構成されているので、コーヒー粉末、特にその微粉が外部に漏れることが抑制又は防止され、さらに、前記バッグ本体に、適当な通気度を容易に付与することが可能となる。
さらにまた、この発明によれば、焙煎されたコーヒー豆を粉砕して、焙煎コーヒー豆の一次粉砕物を得る工程(イ)と、前記工程(イ)で得られた一次粉砕物からなるコーヒー粉末を、所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体に充填する工程(ロ)を含み、前記バッグ本体は、通気度130cc/cm・sec以上、好ましくは130cc/cm・sec~575cc/cm・secを有するコーヒーバッグの製造方法や、焙煎されたコーヒー豆を粉砕して得られる焙煎コーヒー豆の一次粉砕物を、所定の間隔を存して配置される一対のロール間に通過させることを含む圧扁処理によって、圧扁処理されたコーヒー粉末を得る工程(ハ)と、前記工程(ハ)で得られたコーヒー粉末を、所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体に充填する工程(ニ)を含み、前記バッグ本体は、通気度130cc/cm・sec以上、好ましくは130cc/cm・sec~575cc/cm・secを有するコーヒーバッグの製造方法を提供することができる。
これらの製造方法によれば、短時間(例えば40秒間)で簡単に、適当な濃度のコーヒー液を抽出することができるコーヒーバッグを容易に得ることができる。
その際、前記圧扁処理については、圧扁処理されたコーヒー粉末の粒子が圧扁指数3.0以上を有するものになるよう一対のロール間に通過させることができる。
この発明にかかるコーヒーバッグの一例を示す説明図である。 コーヒー粉末の圧扁処理工程の一例を示す説明図である。 マイクロスコープで撮影した試料を、「ライブ深度合成」の「高さ/カラー」機能を利用して、高さ毎に色分けした画像を示す図である。 各試料の高さ分布を示すヒストグラム図である。 この発明において使用される圧扁処理コーヒー粉末の粒子を示す電子顕微鏡(SEM)写真である。 試験例1における、圧扁処理の際の好ましいロール間隙を示すグラフ図である。 試験例2における、好ましいコーヒー液を得るための通気度を示すグラフ図である。 試験例3における、好ましいコーヒー液を得るための通気度を示すグラフ図である。
以下、この発明にかかるコーヒーバッグを実施するための形態を、詳細に説明する。
なお、この発明は、これら実施例に限定されるものではない。
この発明のコーヒーバッグは、図1に示すように、所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体と、前記バッグ本体に封入されるコーヒー粉末と、で構成されるものである。
この実施例において、前記バッグ本体は、折辺にて二つ折りにされたシート材の周縁部分を熱溶着して開口部を閉止することにより形成された三方シール包装袋で構成されている。
この発明において、前記バッグ本体は、通気性を有するものであるが、これを構成するシート材を所定の素材で構成することによって、所定の通気度を有する。
この発明において、前記通気度は、後述するグラフ図に基づいて、コーヒー液の濃度(Brix%値)を考慮して、130cc/cm・sec以上である。
一方、後述するグラフ図によれば、前記通気度が高くなるにつれて、コーヒー液の抽出後に生じる微粉の量が増加する傾向にある。
したがって、前記通気量は、より好ましくは575cc/cm・sec以下を上限として設定される。
すなわち、この発明において、前記通気度は、より好ましくは130cc/cm・sec~575cc/cm・secに設定される。
なお、この発明において、前記通気度については、通気性試験機KES-F8-AP1(カトーテック(株)製)を用いて通気抵抗値[R](kPa・秒/m)を測定し、以下の換算式(1)により求めた値を、通気度[Q](cc/cm・sec)としたものである。
[Q]=12.45/[R] (1)
前記シート材については、織布、不織布などの有機又は無機繊維などで構成することができ、好ましくは不織布で構成することができる。
前記シート材として不織布を選択した場合には、不織布は、繊維素材を不均一に集積して構成されたものであるので、コーヒー粉末、特にその微粉末が外部に漏れることが抑制又は防止される。
前記不織布としては、例えば、スパンボンド法、メルトブロー法、サーマルボンド法、スパンレース法又は湿式法による不織布を選択することができる。
これらの不織布は、上記通気度の値を満たす限り、単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
なお、前記織布及び不織布を構成する繊維素材としては、公知のものを選択することができる。
前記繊維素材として、例えば、紙、レーヨン、コットンなどの天然繊維、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステルなどの合成繊維を選択することができる。
前記バッグ本体の形状については、袋状を呈するものであればよく、特に制限はない。
前記形状としては、例えば、三角錐状、六面体状などの多面体状、円柱状の他、平面視正方形状や平面視長方形状などの平面視矩形状、平面視三角形状などの扁平状などが挙げられる。
また、前記バッグ本体の大きさや、厚さ、容量については、封入されるコーヒー粉末の量などに応じて、適宜選択することができる。
前記コーヒー粉末については、特に制限はなく、焙煎されたコーヒー豆を粉砕して得られる、いわゆる一次粉砕物(一次粉砕粉末)を使用することができる。
前記コーヒー粉末としては、好ましくは圧扁処理したコーヒー粉末を含むもの(前記一次粉砕物の一部を圧扁処理したコーヒー粉末に置換したもの)、より好ましくは圧扁処理したコーヒー粉末だけで構成されたものが選択される。
前記コーヒー粉末の圧扁処理の方法については、特に限定されないが、例えば、コーヒー生豆を焙煎機にて焙煎し、ついで焙煎コーヒー豆を粉砕機にて粉砕して一次粉砕粉末を得た後に、必要に応じて、適宜、その水分量や流量などを調整して圧扁処理を行うことができる。
より具体的には、前記圧扁処理を、図2に示すように、前記得られた一次粉砕粉末を、所定の間隔を存して配置される一対のロール間(ロール間隙)に通過させて行うことができる。
その際、前記ロール間隙(ロール間の距離)が狭いほど、一次粉砕粉末がより強く押圧されるため、コーヒー粉末は強くつぶされることになり、その結果、高い濃度のコーヒー液が抽出される傾向にあるが、微粉末の発生量が増加する傾向にある。
したがって、前記圧扁処理の際のロール間隙を狭くしすぎると、微粉末の量が多くなり、バッグ本体において目詰まりが発生しやすい傾向にあるので、適切な間隙で圧扁処理することが好ましい。
そこで、前記ロール間の距離としては、好ましくは0.30mm以下、より好ましくは0.05mm~0.30mmが選択される。
前記ロール間の距離が0.05mm未満の場合には、微粉末を多く含むコーヒー粉末が含まれやすい傾向にある。
ここで、この発明のコーヒーバッグ、すなわちバッグ本体と、前記バッグ本体に封入されるコーヒー粉末と、で構成されるコーヒーバッグにおいて、前記コーヒー粉末として、その少なくとも一部に圧扁処理したコーヒー粉末を使用した場合の抽出性の向上のメカニズムについて検討した。
発明者は研究の過程で、前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、図5に示すように、フレーク状のもので、前記圧扁処理により、コーヒー粉末の組織が壊れ、更に湯との接触面積が増加するので、これに含まれる可溶化成分がドリップされやすく、かつ前記バッグ本体を通過しやすいことを見出した。
すなわち、前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、きわめて優れた抽出性を有する。
したがって、この発明のコーヒーバッグにおいて、前記コーヒー粉末を使用すれば、抽出性、特に抽出速度を速める作用効果が向上するので、前記バッグ本体からの、短時間で適当な濃度のコーヒー液の抽出が可能となる。加えて、前記コーヒー粉末として、その少なくとも一部に圧扁処理したコーヒー粉末を使用することでも同様の効果が得られる。
このメカニズムにより、きわめて優れた抽出性が発揮されているものと考えられる。
よって、前記圧扁処理したコーヒー粉末はきわめて優れた抽出性を有するので、前記圧扁処理されたコーヒー粉末といわゆる通常の(一次粉砕された)コーヒー粉末を適宜混合して使用することにより、短時間で適当な濃度のコーヒー液を抽出する作用効果と、微粉末の発生を防止又は抑制する作用効果の両方を同時に発揮することが可能になり、それぞれの特徴を活かしたコーヒーバッグを提供することが可能になる。
なお、前記圧扁処理されたコーヒー粉末は微粉末を多く含むものであるが、この発明においては、前記バッグ本体が特定の通気度を有するように構成されているので、前記バッグ本体は微粉末の目詰まりによる閉塞を起こすことがない。
前記圧扁処理については、好ましくは、得られた圧扁処理コーヒー粉末の粒子の圧扁指数が3.0以上、より好ましくは3.2以上となるように行われる。
ここで、圧扁指数は、下記式(2)から求めることができる。
圧扁指数=コーヒー粉末粒子の平均直径(μm)/コーヒー粉末粒子の平均高さ(μm) (2)
なお、前記コーヒー粉末粒子の直径及び高さは、例えば、電子顕微鏡(SEM)や画像処理装置など公知の方法を用いて測定することができる。
なお、前記コーヒー粉末の前記バッグ本体への充填量については、選択されるバッグ本体の大きさやコーヒー粉末の粒径などに応じて選択すればよく、特に制限はない。
例えば、前記バッグ本体に、コーヒー粉末を、通常の一杯分の分量で充填することができる。
なお、この実施例において、バッグ本体(サイズ:縦70mm×横60mm)内には、前記コーヒー粉末が約8g封入されている。
したがって、この発明によれば、従来、通常の一杯分の分量のコーヒー粉末(一次粉砕物)として約10gのものが必要とされていたところ、前記コーヒー粉末を圧扁処理されたものだけで構成する場合には、バッグ本体内への封入量はより少量で済むので、より低コストでコーヒーバッグを提供することができる。
かかるコーヒーバッグ1は、例えば、図1に示すように、これを構成するバッグ本体2にコーヒー粉末3を封入し、所定の位置に吊り紐(下げ紐)4の一端側を取り付け、この吊り紐4の他端側に摘み片5を取り付けて、構成することができる。
かかる構成のコーヒーバッグ1は、これをカップなどの容器に入れ、所定の温度の熱湯を注ぎ、所定の時間浸漬させた後、適宜上下に振とうさせるだけで、適当な濃度のコーヒー液を抽出することができるので、コーヒー液の抽出作業は、極めて簡単である。
以下に、実施例を挙げて、この発明にかかるコーヒーバッグを詳細に説明する。
なお、この発明は、これらの実施例により制限されるものではない。
[製造例1~3]
ロール間の距離(ロール間隙)を、下記表1に示される値に設定して、下記製造方法に従い、各種の圧扁処理されたフレーク状のコーヒー粉末を得た。
<製造方法>
コーヒー生豆を焙煎機で焙煎して、焙煎コーヒー豆を得た。
前記得られた焙煎コーヒー豆を粉砕機で粉砕して得られる一次粉砕粉末を、圧扁指数が3.0以上になるよう所定のロール間隙の一対のロール間に通過させて、圧扁処理されたフレーク状のコーヒー粉末を得た。
なお、圧扁指数については、下記測定方法に基づき測定したコーヒー粉末粒子の平均直径と平均高さを利用し、下記式(3)に基づき算出した。
圧扁指数=コーヒー粉末粒子の平均直径(μm)/コーヒー粉末粒子の平均高さ(μm) (3)
その結果を、表1に示す。
<コーヒー粉末粒子の平均直径の測定方法>
スライドグラスの端に、厚さ約2.5mmの基準となるシートを貼付した。
このスライドグラスの上に、適量(約0.02g)のコーヒー粉末を載せて適度に平らに均して試料を作成した。
得られた試料をマイクロスコープ(キーエンス社製,VHX-5000)で撮影し、自動計算機能を利用してコーヒー粉末30点について面積を計測し、その平均値を算出した。
算出された面積に基づき、コーヒー粉末が平面視円形状を有するものであるとみなして、直径を算出した。
<コーヒー粉末粒子の平均高さの測定方法>
スライドグラスの端に、厚さ約2.5mmの基準となるシートを貼付した。
このスライドグラスの上に、適量(約0.02g)のコーヒー粉末を載せて適度に平らに均して試料を作成した。
得られた試料をマイクロスコープ(キーエンス社製,VHX-5000)で撮影し、図3に示すように、「ライブ深度合成」の「高さ/カラー」機能を利用して、映像を高さ毎に色分けした。
次いで、色分けした画像について、「色抽出/色交差」機能を利用して、最も高い部分(基準シート貼付部分)と最も低い部分(スライドガラス表面)の差から、色と高さの対応関係を計測した。
得られた結果に基づき、全試料中、最も高さが高い試料から最も低い部分(スライドガラス表面)までの高さを10段階に分割し、それぞれの段階毎に面積を測定した。
得られた結果に基づき、図4に示すヒストグラムを作成し、各段階の高さの中央値を各段階の高さをみなして、10段階毎の高さと各段階の面積率に基づき、コーヒー粉末の平均高さを算出した。
[製造例4]
コーヒー生豆を焙煎機で焙煎して得られた焙煎コーヒー豆を、粉砕機で粉砕して、コーヒー豆の一次粉砕粉末を製造した。
なお、コーヒー粉末粒子の平均直径(μm)及びコーヒー粉末粒子の平均高さ(μm)については、上記製造例1における測定方法と同様の方法によって測定した。
その結果を、表2に示す。
[試験例1]各種コーヒー粉末から抽出されるコーヒー液の濃度の確認
上記製造例1~4において得られたコーヒー粉末を用いて、下記製造方法に基づいてコーヒーバッグを作成し、各コーヒーバッグについて、下記抽出方法に基づき抽出を行い、抽出されたコーヒー液のBrix%を屈折計((株)アタゴ社製,RX-5000i)により測定することによって、コーヒー液の濃度の評価を行った。
その結果を、表4及び図6に示す。
<製造方法>
下記表3に示される各種不織布を用いて、図1に示される平面視長方形状のバッグ本体(縦70mm×横60mm)を形成し、このバッグ本体内に、各種コーヒー粉末8gを封入して、コーヒーバッグを得た。
<抽出方法>
マグカップ(容量170mL)に、コーヒーバッグを入れ、所定の温度の熱湯140mLを注いだ後、30秒間静置して熱湯に馴染ませた。
その後、コーヒーバッグを1秒間に1回の割合で10回上下に振とうさせることによって、コーヒー液を抽出した。
<結 果>
コーヒーの飲用可能な最低限度の濃度は、Brix%値で0.74とするのが一般的である。
表4及び図6から、製造例1~3において得られたコーヒー粉末が封入されたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液はいずれも適当な濃度を有していた。
しかも、これらのコーヒー液は、いずれも、製造例4において得られたコーヒー粉末が封入されたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液よりも高い濃度を有していた。
したがって、この発明のコーヒーバッグは、圧扁処理に際して、焙煎コーヒー豆の一次粉砕粉末をロール間隙0.3mm以下の一対のロール間に通過させることで、短時間、特に40秒間で、適当な濃度のコーヒー液を簡単に抽出することができることが分かる。
特に、製造例1~3において得られたコーヒー粉末を使用した場合の結果から、圧扁処理の際のロール間隙が狭いほど、高い濃度のコーヒー液が抽出されることがわかる。
したがって、この発明においては、圧扁処理の際のロール間隙を比較的狭くすることで、コーヒー粉末をより強く押しつぶし、その結果、コーヒー粉末を、湯が浸透しやすい状態にしているので、短時間で、適当な濃度のコーヒー液が簡単に抽出されることは明らかである。
[実施例1~14並びに比較例1~6]
下記表5のシート材の構成材料の欄に示される各種構成材料からなるシート材を用いて、図1に示される平面視長方形状のバッグ本体(縦70mm×横60mm)を形成し、このバッグ本体内に、下記表5のコーヒー粉末の欄に示されたコーヒー粉末8gを封入して、コーヒーバッグを得た。
[実施例15~21及び比較例7~9]
実施例1において使用したコーヒー粉末に代えて、上記製造例4で得られたコーヒー粉末Dを使用し、実施例1において使用した構成材料に代えて、下記表7のシート材の構成材料の欄に示された構成材料を使用すること以外は、実施例1と同様の方法によって、コーヒーバッグを製造した。
[試験例2]コーヒー液の濃度の評価
上記実施例1~21及び比較例1~9において得られたコーヒーバッグについて、試験例1における抽出方法と同様の方法に基づき抽出を行い、抽出されたコーヒー液のBrix%を屈折計((株)アタゴ社製,RX-5000i)により測定することによって、コーヒー液の濃度の評価を行った。
なお、コーヒーの飲用可能な最低限度の濃度は、Brix%値で0.74とするのが一般的であることから、Brix%値が0.74であるコーヒー液を適当な濃度を有するものとした。
その結果を表8及び図7に示す。
<結 果>
表8及び図7から、実施例1~21において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液は、コーヒー液の抽出時間が40秒間であっても、いずれも適当な濃度を有していた。
したがって、この発明のコーヒーバッグによれば、短時間、特に40秒間で、適当な濃度のコーヒー液を簡単に抽出することができることが分かる。
特に、実施例1~12において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液は、実施例15~20において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液よりも高い濃度を有しており、コーヒー液の抽出時間が40秒間程度であっても、より適当な濃度のコーヒー液が得られた。
したがって、この発明のコーヒーバッグにおいて、微粉による目詰まりが起きないか又は抑制され、かつその抽出性が優れているのは、バッグ本体として通気度が130cc/cm・sec以上のものを選択し、さらに、バッグ本体に封入されるコーヒー粉末として、圧扁処理されたコーヒー粉末を選択したことによるものであることが分かる。
[試験例3]微粉発生の度合いの評価
上記実施例1~21並びに比較例1~9において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液について、これに含まれる微粉の量を下記測定方法に基づき測定し、微粉発生の度合いの評価を行った。
なお、微粉発生の度合いについては、下記基準微粉量の測定方法によって測定した微粉量(基準微粉量)を1としたときの、前記抽出されたコーヒー液(実施例又は比較例)に含まれる微粉量の割合として算出した。
その結果を、表9及び図8に示す。
<コーヒー液微粉量の測定方法>
抽出されたコーヒー液全量を、ろ紙(保持粒子径5μm)を用いて吸引ろ過し、分離された微粉の乾燥質量を微粉量として算出した。
<基準微粉量の測定方法>
焙煎コーヒー豆を、粗挽きミル(Ditting社製,K-804LAB)を用いてダイヤル10で粉砕して焙煎コーヒー粉末を得た。
得られた焙煎コーヒー粉末50gについて、フレンチプレス抽出器(1.0リットル,BODUM社製)を用いて800ccの湯で4分間抽出を行った。
得られたコーヒー液を、フレンチプレス抽出器が備える50メッシュ、目開き330μmのフィルターでろ過し、得られた微粉の乾燥質量から、コーヒー粉末量8gあたりの微粉量を算出し、これを基準微粉量とした。
<結 果>
表9及び図8から、実施例1~11及び15~20において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液では、いずれも微粉の発生が、フレンチプレス抽出器によるコーヒー抽出の場合よりも低かった。
以上のことから、この発明のコーヒーバッグにおいて、コーヒー液の抽出に際して、コーヒーの微粉の発生が抑制されたのは、バッグ本体の通気度を575cc/cm・sec以下にしたことによるものであることは、明らかである。
さらに、実施例7~12において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液は、実施例1~6において得られたコーヒーバッグから抽出されたコーヒー液よりも、微粉末の発生量が多かったが、適当な濃度のコーヒー液が得られた。
したがって、圧扁処理の際のロール間隙を狭くしすぎると、微粉末の発生量が増加する傾向にあるが、この発明においては、前記バッグ本体が特定の通気度を有するように構成されているので、前記バッグ本体は微粉末の目詰まりによる閉塞を起こすことがなく、より適当な濃度のコーヒー液が得られることは明らかである。
この発明にかかるコーヒーバッグは、所望の容器に入れ、所定の温度の熱湯を注ぎ、所定の時間浸漬させた後、適宜上下に振とうさせるだけで簡単に、適当な濃度のコーヒー液を、短時間で抽出することを可能にするものである。
したがって、特に食品業界において幅広く利用することができるものである。
1 コーヒーバッグ
2 バッグ本体
3 コーヒー粉末
4 吊り紐(下げ紐)
5 摘み片

Claims (7)

  1. 所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体と、前記バッグ本体に封入されるコーヒー粉末と、で構成され、
    前記バッグ本体は、通気度250cc/cm・sec~575cc/cm ・secを有するものであり、
    前記コーヒー粉末は、圧扁処理されたコーヒー粉末であって、圧扁指数3.0以上を有する粒子で構成されたものを含むものであること
    を特徴とするコーヒーバッグ。
  2. 前記バッグ本体は、
    通気度250cc/cm・sec~425cc/cm・secを有するものであること
    を特徴とする請求項1に記載のコーヒーバッグ。
  3. 前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
    コーヒー豆の一次粉砕物を、ロール間隙0.30mm以下の一対のロール間に通過させて圧扁処理することにより得られること
    を特徴とする請求項1に記載のコーヒーバッグ。
  4. 前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
    コーヒー豆の一次粉砕物を、ロール間隙0.30mm~0.05mmの一対のロール間に通過させて圧扁処理することにより得られること
    を特徴とする請求項1に記載のコーヒーバッグ。
  5. 前記圧扁処理されたコーヒー粉末は、
    圧扁指数3.2以上を有する粒子で構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のコーヒーバッグ。
  6. 前記シート材は、
    不織布で構成されたものであること
    を特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のコーヒーバッグ。
  7. 焙煎されたコーヒー豆を粉砕して得られる焙煎コーヒー豆の一次粉砕物を、所定の間隔を存して配置される一対のロール間に、粒子が圧扁指数3.0以上を有するものになるよう通過させることを含む圧扁処理によって、圧扁処理されたコーヒー粉末を得る工程(ハ)と、
    前記工程(ハ)で得られたコーヒー粉末を、所要の大きさのシート材で構成される袋状のバッグ本体に充填する工程(ニ)
    を含み、
    前記バッグ本体は、通気度250cc/cm・sec~575cc/cm ・secを有するものであること
    を特徴とするコーヒーバッグの製造方法。
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