JP7444695B2 - 埋め込み磁束コンセントレータを有する半導体デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、概して、磁束コンセントレータを有する半導体デバイスおよび磁気センサの分野に関する。
センサは、環境の属性を測定して測定されたセンサ値を報告するために、電子デバイスで広く使用されている。特に、磁気センサは、例えば自動車などの輸送システムにおける磁場を測定するために使用される。磁気センサは、印加された磁場に比例する出力電圧を生成するホール効果センサを組み込むことが可能であるか、または外部磁場に応答して電気抵抗が変化する磁気抵抗材料を組み込むことが可能である。多くの用途において、磁気センサは、全体の磁気センササイズを低減し、かつ改善された測定と外部電子システムへの統合とを提供するために、小型かつ高感度であり、電子処理回路と統合されていることが望ましい。
米国特許第9857437号(B2)は、絶縁層および接着層と共に基板上に半導体材料で形成された集積回路を組み込んだ、磁場を測定するためのホール効果磁気センサについて記載している。集積回路基板上に接着層および絶縁層が形成され、ホール効果検知素子は、接着層上に位置する。ホール効果検知素子を覆ってパッシベーション層が形成される。日本国特許出願公開第2017166926号は、半導体基板の反対面上に磁気センサを有する状態で半導体基板の上に被膜形成された接着層上の磁束集束板を教示している。米国特許第9018028号(B2)は、ホールセンサ素子を有する基板と、基板上に配設された保護層と、保護層上の基層と、基層上の集積磁気コンセントレータと、を備えた磁気センサを開示している。
米国特許第9857437号 特開2017166926号公報 米国特許第9018028号 米国特許第6545462号 米国特許第7358724号
米国特許第6545462号(B2)は、磁束コンセントレータおよびホール素子を有する、磁場の方向の検出のためのセンサを記載している。磁束コンセントレータは、平坦な磁場などの磁場を増幅することができ、かつ磁場を差動磁場に変換するために使用できる軟磁性特性を有する金属構造である。ホール素子は、磁場コンセントレータのエッジ付近の領域に配置される。磁束コンセントレータは、半導体チップ、例えば、ホール効果センサが垂直構成または水平構成のいずれかで形成されたCMOS集積回路上に配設される。磁束コンセントレータは、半導体チップの上に位置決めされる。
米国特許第7358724号(B2)は、中に磁性材料が配設される窪みを有する基板について記載している。磁性材料は磁束コンセントレータを形成しており、窪みに近接して磁場検知素子を配設することができる。
集積回路は、例えば数十ミクロンまたはさらに小さいサイズを有する、非常に小さい構成要素または構造を有し得る。したがって、集積された磁気センサも同様に縮小することが望ましいが、磁気検知構造を磁束コンセントレータと組み合わせて適切な感度を提供することは困難であり得る。
磁束コンセントレータ(Magnetic flux concentrator、MFC)は、集積された磁束コンセントレータ(integrated magnetic concentrators、IMC)としても知られている。
空間効率がよい小型の構造および磁場検知を含む多様な目的で磁束コンセントレータを提供するための効率的な方法の必要性が存在する。
本発明の実施形態の目的は、空間効率がよい方法で磁束コンセントレータを集積回路に埋め込むための構造および方法を提供することである。
上記の目的は、本発明に従う解決方法により達成される。
本発明のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータ構造は、基板と、(i)基板上、または基板の上に配設された第1の配線層であって、第1の配線層が電気信号を伝達する第1の配線を備える、第1の配線層と、(ii)第1の配線層上に配設された第1の誘電体層と、を備える第1の金属層と、(i)第1の金属層上、または第1の金属層の上に配設された第2の配線層であって、第2の配線層が電気信号を伝達する第2の配線を備える、第2の配線層と、(ii)第2の配線層上に配設された第2の誘電体層と、を備える第2の金属層と、前記第1の金属層の前記第1の配線層に若しくは上に、前記第2の金属層の前記第2の配線層に若しくは上に、または前記第1の配線層と前記第2の配線層との両方に若しくは上に少なくとも部分的に配設された磁束コンセントレータと、を備える。MFCは、第1の配線または第2の配線上に配設されるか、または第1の配線または第2の配線を備えることができる。
本発明のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータは、第1の金属層の第1の配線層に、第2の金属層の第2の配線層に、または第1の配線層と第2の配線層との両方に少なくとも部分的に配設されている。
本発明のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータが、(i)130ミクロン以下、100ミクロン以下、または50ミクロン以下の横寸法を有するか、(ii)磁束コンセントレータが、15ミクロン以下、10ミクロン以下、または5ミクロン以下の厚さを有するか、または(iii)(i)と(ii)との両方である。
本発明のいくつかの実施形態によれば、第2の誘電体層がMFCビアを備え、磁束コンセントレータがMFCビアに少なくとも部分的に配設されている。
本発明のいくつかの実施形態によれば、基板に、または基板上に配設された1つ以上の配線を備え、配線が、磁束コンセントレータの周囲に1つ以上のコイルを形成している。磁束コンセントレータの周囲の1つ以上のコイルは、変圧器または電磁石を形成し得る。
本発明のいくつかの実施形態によれば、基板が、半導体基板であって、半導体基板に、または半導体基板上に配設された電子回路を備える、半導体基板であり、電子回路が、200nm以下、180nm以下、または110nm以下のフィーチャサイズを有する。本発明のいくつかの実施形態によれば、(i)第1の配線が電子回路に電気的に接続されているか、(ii)第2の配線が電子回路に電気的に接続されているか、または(iii)(i)と(ii)との両方である。
本発明のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータ構造は、第1の金属層に、基板と第1の金属層との間に、基板に、または磁束コンセントレータと対向する基板の面上に少なくとも部分的に配設された磁気センサを備える。本発明のいくつかの実施形態によれば、(i)第1の配線が磁気センサに電気的に接続されているか、(ii)第2の配線が磁気センサに電気的に接続されているか、または(iii)(i)と(ii)との両方である。本発明のいくつかの実施形態によれば、磁気センサの少なくとも一部分が、磁束コンセントレータから10ミクロン、8ミクロン、5ミクロン、3ミクロン、2ミクロン、または1ミクロン以内にある。本発明のいくつかの実施形態によれば、磁気センサが、検知板を備えるホール効果素子である。検知板は、基板のドーピングされた半導体領域に、例えば、CMOS回路または磁気センサ回路における基板のn型ドープ拡散部分としての第1の金属層下に配設され得る。基板のこのような部分は、誘電体層および導通層をさらに備え得る。
本発明のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータが、第2の誘電体層に少なくとも部分的に配設されたコアと、第2の配線層に配設された応力緩和層と、を備える。本発明のいくつかの実施形態によれば、応力緩和層が磁束コンセントレータの延性よりも大きい延性を有し、応力緩和層が導電性であるか、または応力緩和層が、CMOSまたは磁気センサ回路で見られる延性を有する金属、例えばアルミニウムである、またはこの金属を含むか、またはこれらの任意の組み合わせである。いくつかの実施形態によれば、応力緩和層が、導電性であって延性を有する第1の層と、シード層である第2の層と、を備える多層であり、第2の層が第1の層上に配設されている。シード層は、コアを電気めっきするための適合した表面を提供することができ、電気めっき電流を提供するために基板に電気的に接続され得る。
本発明のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータが、第1の金属層にある電気接続部に、または基板に電気的に接続されており、例えば、コアを電気めっきするために、応力緩和層が、コアに、または基板に、または第1の金属層にある第1の配線に電気的にコンタクトしている。
本発明のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータが、磁束コンセントレータが形成された誘電体層(複数可)から、機械的に分離されている。
本発明のいくつかの方法によれば、磁束コンセントレータは、基板を設けることと、基板上に、または基板の上に1つ以上の金属層を形成することであって、各金属層が、配線層と配線層の上に配設された誘電体層とを備える、1つ以上の金属層を形成することと、誘電体層のうちの1つ以上にMFCビアを形成することと、MFCビアに磁束コンセントレータを配設することと、によって構成される。本発明の実施形態によれば、磁束コンセントレータが、応力緩和層およびコアを備え、1つ以上の誘電体層をエッチングして配線層にある2次元領域(例えば、コンタクト領域またはコンタクトパッド)を有する配線を露出させることにより、MFCビアに配設される。露出配線は電流源に電気的に接続され、コアは、露出配線の二次元領域上で電気めっきされる。露出配線の領域は、コアと基板との間の応力緩和層を形成することができる。
本開示のいくつかの実施形態によれば、電流源と露出配線との間の電気的接続部が、MFCを制御するためにCMOS回路のシールリングに電気的に接続されている。それゆえ、露出領域はウエハ基板に電気的に接続され、シールリングは、単にウエハエッジを電流源に接続することにより、すべての露出領域にめっき電流を通して提供することができる、すべての金属層に対する基板コンタクトを提供する。基板は、すべてのシールリングに、そしてシールリングからすべての露出領域に、電気めっき電流を分配する。シールリングが、高導電率を有し、比較的大きいコンタクト領域を有するため、シールリングは、基板の抵抗を低下させる。それゆえ、いくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータ構造が、電子回路と、電子回路の周囲に配設されたシールリングと、を備え、シード層が、シールリングを通して基板に電気的に接続されている。
本開示のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータ構造を作製する方法であって、基板を設けることと、基板上に、または基板の上に第1の金属層を配設することであって、第1の金属層が、(i)基板上に、または基板の上に配設された第1の配線層であって、第1の配線層が電気信号を伝達する第1の配線を備える、第1の配線層と、(ii)第1の配線層上に配設された第1の誘電体層と、を備える、第1の金属層を配設することと、第1の金属層上に、または第1の金属層の上に第2の金属層を配設することであって、第2の金属層が、(i)第1の金属層上、または第1の金属層の上に配設された第2の配線層であって、第2の配線層が電気信号を伝達する第2の配線を備える、第2の配線層と、(ii)第2の配線層上に配設された第2の誘電体層と、を備える、第2の金属層を配設することと、前記第1の金属層の前記第1の配線層に若しくは上に、前記第2の金属層の前記第2の配線層に若しくは上に、または前記第1の配線層と前記第2の配線層との両方に若しくは上に少なくとも部分的に配設された磁束コンセントレータを配設することと、を含む、方法。いくつかの実施形態は、第2の誘電体層を配設する前に、第2の配線層上に電気めっきシード層を配設することを含む。
本発明の実施形態では、磁束コンセントレータが、第1の金属層の第1の配線層に、第2の金属層の第2の配線層に、または第1の配線層と第2の配線層との両方に少なくとも部分的に配設されている。
本発明の実施形態は、半導体デバイスに改善された感度を提供する集積磁束コンセントレータを有する、空間効率がよい小型の磁気センサを提供する。
本発明と先行技術に対して達成される利点とを概説する目的で、本発明の特定の目的および利点が、本明細書で上述されている。当然ながら、すべてのこのような目的または利点が、本発明の任意の特定の実施形態に従って必ずしも達成されない場合があることを理解すべきである。それゆえ、例えば、当業者であれば、本明細書で教示または示唆され得る他の目的または利点を必ずしも達成することなく、本明細書で教示される1つの利点または一群の利点を達成または最適化する仕方で本発明が具現または実施され得ることを認識する。
本発明の上記および他の態様は、以降に記載される実施形態(複数可)から明らかになり、およびこれを参照して明示されるであろう。
本開示の以上の、および他の、目的、態様、特徴、および利点は、添付の図面と併せて扱われる以下の説明を参照することにより、より明らかになり、よりよく理解されるようになるであろう。
本発明の例示的な実施形態による、磁気センサを含む断面である。 図1と同様の、本発明の例示的な実施形態による、部分平面図である。 本発明の例示的な実施形態による、コイルおよび再配線層を含む断面を表す。 本発明の例示的な実施形態による、封止層および再配線層を含む断面を表す。 本発明の例示的な実施形態による、コイルおよび変圧器/電磁石回路を含む断面を表す。 図5と同様の、本発明の例示的な実施形態による、部分平面図を表す。 本発明の例示的な実施形態による、コイルを含む断面を表す。 本発明の例示的な実施形態による、磁束コンセントレータおよび導電性の応力緩和層を含む断面を表す。 本発明の例示的な実施形態による、方法のフロー図を表す。 本発明の例示的な実施形態による、方法のフロー図を表す。 本発明の例示的な実施形態による、磁束コンセントレータおよびビアの詳細な断面を表す。 先行技術および本発明の実施形態の理解に有用な断面を表す。
本発明は、特定の実施形態を参照し、かつ特定の図面を用いて記載されるが、本発明は、それに限定されず、請求項によってのみ限定される。
さらには、説明における、および請求項における、第1の、第2の、などの用語は、類似要素間の区別に使用され、必ずしも、時間的に、空間的に、順位で、または任意の他の仕方で、順序を記載するためのものではない。そのように使用される用語は、適切な状況のもとで交換可能であること、本明細書に記載された本発明の実施形態が、本明細書に記載および例示された他のシーケンスでの動作が可能であることを理解すべきである。
請求項で使用される「備える(comprising)」という用語は、その後に列挙された手段に制限されると解釈すべきものではなく、他の要素またはステップを排除しないことに気づくべきである。それゆえ、それは、述べられた特徴、整数、ステップ、または構成要素の存在を、言及された通りに指定すると解釈すべきものであるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、もしくは構成要素、またはそのグループの存在または追加を除外しない。それゆえ、「手段Aおよび手段Bを備えるデバイス」という表現の範囲は、AおよびBのみからなるデバイスに限定すべきものではない。それは、本発明に関して、デバイスの直結的な構成要素がAおよびBのみであることを意味する。
本明細書を通した「一実施形態」または「実施形態」への言及は、本実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造、または特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。それゆえ、本明細書を通した様々な箇所での「一実施形態では」または「実施形態では」という句の出現は、必ずしもすべて同じ実施形態のことを指すとは限らないが、指す場合がある。さらには、特定の特徴、構造、または特性は、1つ以上の実施形態で、本開示から当業者には明らかであろうように、任意の好適な仕方で組み合わされてもよい。
同様に、本発明の例示的な実施形態の説明では、本発明の様々な特徴が、様々な発明の態様のうちの1つ以上の開示と理解の支援とを合理化する目的で、その単一の実施形態、図面、または説明でまとめてグループ化されることがある。ただし、この開示方法は、特許請求される発明が各請求項で明示的に引用されるよりも多くの特徴を必要とする意図を反映するものと解釈すべきものではない。そうではなく、後に続く請求項が反映するように、単一の開示された前述の実施形態のすべての特徴よりも少ない状態にある。それゆえ、詳細な説明の後に続く請求項は、これにより、各請求項が本発明の別個の実施形態として自立して、この詳細な説明に明示的に組み込まれる。
さらには、本明細書に記載のいくつかの実施形態はいくつかの特徴を含むが他の実施形態に含まれる他の特徴は含まない一方、異なる実施形態の特徴の組み合わせは、本発明の範囲内にあることが意図され、当業者によって理解されるであろうように、異なる実施形態を形成する。例えば、後に続く請求項では、特許請求される実施形態のうちの任意のものを任意の組み合わせで使用することができる。
本発明の特定の特徴または態様について記載するときの特定の専門用語の使用は、その専門用語が関連付けられた本発明の特徴または態様の任意の個別の特性を含むように制限するためにこの専門用語が本明細書で再定義されることを含意すると捉えるべきものではないことに留意されたい。
本明細書で提供される説明では、多数の個別の詳細が述べられる。ただし、本発明の実施形態は、これらの個別の詳細なしで実施されてもよいことを理解されたい。他の場合では、この説明の理解を曖昧にしないために、周知の方法、構造、および技術は詳細に示されない。
本発明の実施形態は、磁束コンセントレータ(MFC)を集積するための構造および方法、または集積回路構造に設けられた金属層内の集積磁気コンセントレータ(IMC)を提供する。集積回路は、能動電子部品が形成される半導体基板と、半導体基板上または半導体基板の上で電子部品を相互接続するパターン化された金属層と、を備えることができる。金属層にあるMFCは、例えば、磁場検知、交流変圧(変圧器)、電圧変換、および活性磁場生成を含む、多様な目的に使用できる。回路および配線には、MFCを備えて、例えば、磁場を検知するように、または他の方法で電子または磁気システムで磁場を使用するように、集積回路を制御することができる。本開示のいくつかの実施形態は、ホール効果磁気センサを使用することができる。
慣用的な集積回路ワークフローの範囲内で集積回路構造にMFCを集積することにより、低減させた製造コストで、より小型かつより高感度のデバイスを提供することができる。本発明の実施形態は、集積回路の金属層スタック内に磁気コンセントレータを埋め込むための構造および方法を提供し、これにより、金属スタック下の、または金属スタックにおける、磁束コンセントレータと磁気センサとの間の距離を減少させ、デバイスサイズを低減し、デバイス感度を増大させ、および製造ステップを低減する。本発明の実施形態はまた、集積回路金属層に形成されるインダクタまたは配線コイルを可能にする。
集積回路は、環境の属性を検知する、環境の属性に応答する、または環境の属性に影響を与えるようにシステムを制御するかまたは動作させる電子システムで広く使用される。このような集積回路は、一般に、半導体基板に形成される。適切な処理で、半導体基板は、検知を行う電子回路および機能的な電子回路(例えば、制御回路およびホール効果磁気センサ)を提供することができる。通常の集積回路製造プロセスでは、まず、例えば、半導体基板のプロセス面上に、ドープされたトランジスタのソースおよびドレインを形成し、かつ誘電体ゲート構造を形成するフロントエンドのラインプロセスを使用して、半導体基板、例えばシリコン基板に直接トランジスタが形成される。また、通常、半導体基板のプロセス面上にホール効果板が形成される。様々な半導体デバイスが構成されると、半導体プロセス面上のスタックに配設された1つ以上のパターン化された金属層に形成された配線を通して半導体デバイスが電気的に接続されて、電気的に接続された回路を形成する。金属層は、通常、金属層をブランケット堆積し、次いで、パターン化された配線を形成するためにエッチングされ得る、マスクを通した光でパターン化されたフォトレジストを使用することにより、バックエンドのラインプロセスを使用して構成される。パターン化された配線からなる複数の金属層が必要であることは多い。複雑な回路については、4つ以上の層が使用され得る。各金属層にある配線は、誘電体層を用いて、上方または下方の層にある配線から分離され得る。層間の電気的な相互接続は、層間誘電体層にエッチングされて導電性金属で充填または被覆されたビアを通して形成される。様々な層は、たいてい平坦化されて、光リソグラフィ装置が現在の半導体ウエハの大面積にわたって正確なフォーカスを上に維持することができる平坦面を提供する。金属層にある配線は、電源信号およびグランド信号、ならびに制御信号またはデータ信号などのアナログまたはデジタルの情報信号を電気的に伝達することができる。金属層にある配線は、情報信号導体であるか、もしくはグランドプレーンまたは電源プレーンを形成することが可能であるか、またはコンタクトパッドまたはコンタクト領域としての実効的な二次元領域を有することが可能である。
図12を参照すると、慣用的な磁束コンセントレータ(MFC)51は、半導体基板20上に配設されたポリイミド層55上に設けられたコア53を備える。磁気センサ60は、MFC51により集束された磁場内で電流が通して伝達され、かつ磁場の大きさを決定するために両端間の電圧が測定される、ホール効果板を備えることが可能である。ホール効果板は、通常、コア53のエッジに配設される。MFC51と共に電気信号または電流を、および周囲外部磁場または生成された磁場を制御、検知、または他の方法で使用するための回路、例えば、アナログ回路またはデジタル回路、CMOS回路、バイポーラ回路、またはミクストシグナル回路が設けられ得る。このような回路はまた、誘電体層および配線層を備えることが可能である。
コア53は、通常、鉄またはコバルトなどの磁性金属を含むか、またはニッケル-鉄などの鉄合金を含み、デバイスが動作して熱くなるときに、MFC51が配設された基板20、例えば半導体基板の熱膨張係数(CTE)とは全く異なる熱膨張係数を有するため、MFC51と基板20とのCTEの差により生成される機械的応力が、デバイスを故障させる原因となり得る。このような機械的応力を軽減することを促進するために、MFC51と基板20との間に応力緩和層、例えばポリイミドなどの有機材料の層55を設けることが可能である。先行技術の通常の集積回路は、1つ以上の保護パッシベーション層と、基板20に対する磁束コンセントレータコア53の熱膨張が回路のパッシベーションを損傷させないことを保証する、磁束コンセントレータコア53とパッシベーションとの間に配置された、ポリイミド55などの応力バッファと、を使用する。
磁束コンセントレータの磁気利得は、磁束コンセントレータの直径と厚さとの比率と、磁束コンセントレータのエッジから磁気センサまでの距離と、に比例する。結果として、慣用的な構造では、ホール効果板を有する基板20の表面と、磁束コンセントレータ53のエッジとの間の距離は、例えば、5つ以上の金属層とポリイミド応力緩和層とを有するCMOS集積回路では12ミクロン以上の、集積回路の金属層スタック48と応力バッファ層(例えば、ポリイミド層55)との厚さにより決定される。
よって、図12に例示される(および例えば米国特許第654462号で参照される)慣用的な構造は、特に小型の集積回路という面で、制限を有する。集積回路は、通常、相互接続層(例えば、パターン化された配線を有する配線層)間のパッシベーション層および誘電体層と、能動素子(例えば、トランジスタ)層と、を使用する。パッシベーション層および誘電体層は、フォトリソグラフィの改善に起因して相互接続および能動素子がサイズを低減されるにつれて縮小せず、集積回路の金属層48の数は、集積回路のトランジスタの数の増加に起因して増加する傾向にある。それゆえ、ホール効果板と磁束コンセントレータ51との間の距離は増大し、結果として比較的大きなホール効果板が必要とされる。したがって、ホール効果板は、回路および配線の解像度が改善するにつれてより小さくなることができず、最終的にホール効果板は、集積回路において大きすぎてコスト効率がよくなく、磁束コンセントレータ50から離れすぎて適切な感度を提供しない。この問題は、集積回路の解像度(フィーチャサイズ)が、特にデジタルCMOS集積回路について200nm以下、例えば180nm以下または110nm以下に達するとますます深刻になる。
この問題を克服するために、図1および図2に例示される本開示の実施形態によれば、磁束コンセントレータ(MFC)構造10は、集積回路基板20上または集積回路基板20の上に配設された金属層48内に設けられた磁束コンセントレータ50を備える。基板20は、半導体基板であることが可能であり、能動電子トランジスタおよびダイオード、ならびにホール効果板などの他の電子部品を含む、集積電子回路22を備えることが可能である。金属層48は、少なくとも、基板20上または基板20の上に配設された第1の金属層41と、第1の金属層41上または第1の金属層41の上に配設された第2の金属層42と、を備える。第1の金属層41は、(i)電気信号を伝達するパターン化された第1の配線71を備える、基板20上または基板20の上に配設された第1の配線層31と、(ii)基板20とは反対側の第1の配線層31の側で第1の配線層31上に配設された第1の誘電体層81と、を備える。第1の配線層31は、基板20上に直接に、または基板20上に配設された層上に配設されることが可能である。例えば、基板20は、基板20の表層として、平坦化誘電体層80で被覆される、または平坦化誘電体層80を備えることが可能である。誘電体層80はまた、追加の配線または配線接続部を備えることが可能である。第1の配線71は、電気信号、例えば、電源信号、グランド信号、または情報信号を伝達する。第2の金属層42は、第1の金属層41上に配設されており、(i)電気信号を伝達する第2の配線72を備える第2の配線層32と、(ii)基板20、第1の配線層31、および第1の誘電体層81とは反対側の第2の配線層32の側で第2の配線層32上に配設された第2の誘電体層82と、を備える。第1の配線層31に関して、第2の配線層32は、電気信号、例えば、電源信号、グランド信号、または情報信号を伝達し、パターン化されることが可能であり、個々の配線78または電気バスを備えることが可能である。一般に、図に示された配線78は、単一の信号を伝達する個々の配線78、または複数の信号を伝達する複数の配線(例えば、並列の複数の配線を備えるバス)であることが可能である。磁束コンセントレータ50は、第1の金属層41に少なくとも部分的に、第2の金属層42に少なくとも部分的に、または第1の金属層41に少なくとも部分的に、かつ第2の金属層42に少なくとも部分的に配設されている。いくつかの実施形態では、第2の金属層42の上の層に追加の金属層48(各々が配線層38を覆う誘電体層88を備える)が配設されており、これにより磁束コンセントレータ50が追加の金属層42を通って延在する。いくつかの実施形態では、磁束コンセントレータ50は、いくつかの金属層48、例えば、第1の金属層41、または図3に示されるように第2の金属層42および第3の金属層43にのみ存在する。磁束コンセントレータ50は、金属層48の配線層38のうちの任意のものにある配線78上に配設、またはそれを備えることが可能である。
本明細書に記載のように、配線層(複数可)38は、一般に、磁束コンセントレータ構造10にある任意の配線層(例えば、第1の配線層31および第2の配線層32)を指す。金属層(複数可)48は、一般に、磁束コンセントレータ構造10にある任意の金属層(例えば、第1の金属層41および第2の金属層42)を指す。誘電体層(複数可)88は、一般に、磁束コンセントレータ構造10にある任意の誘電体層(例えば、平坦化誘電体層80、第1の誘電体層81、および第2の誘電体層82)を指す。配線(複数可)78は、一般に、任意の配線層38をパターン化することにより形成された、電気バスなどの任にの配線または配線の組み合わせ(例えば、第1の配線71または第2の配線72)を指す。異なる配線層38にある配線78は、電気的ビア70を通して電気的に接続されていることが可能である。電気的ビア70は、異なる配線層38にある配線78間の任意の誘電体層88を通した導電性接続部であり、誘電体層(複数可)88に孔をフォトリソグラフィエッチングし、導電性金属、例えば、タングステン、チタン、銅、またはアルミニウムで孔を被覆または充填することにより、形成されることが可能である。
慣用的に、金属層は、パターン化された配線層38のみを指し得るが、本明細書で使用される際、金属層48は、配線層38と配線層38を覆って被膜形成された誘電体層88との両方(例えば、第1の金属層41を形成する第1の配線層31および第1の誘電体層81、および第2の金属層42を形成する第2の配線層32および第2の誘電体層82など)を指し、これにより図1に示されるように、磁束コンセントレータ50は、磁束コンセントレータ50が第2の金属層42に少なくとも部分的にあるように、第2の配線層32、第2の誘電体層82、または第2の配線層32と第2の誘電体層82との両方のうちの少なくとも1つに配設されている。本開示のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータ50はまた、(図8に示されるように)第1の金属層41に少なくとも部分的にある。いくつかの実施形態では、最上の誘電体層88または封止層92は、基板20の表層を形成している。
磁束コンセントレータ50は、磁場を集束させるように作用し、集束された磁場をより容易に検出および測定されるようにする。いくつかの実施形態では、磁束コンセントレータ50は、第1の金属層41もしくは第2の金属層42、またはその両方に少なくとも部分的に配設された、例えば、鉄またはコバルトなどの磁性金属、またはニッケル-鉄などの磁性金属を含む合金を含む、コア52を備えることが可能である。第2の誘電体層82は、磁束コンセントレータ50が少なくとも部分的に配設された、MFCビア56(第2の誘電体層82にある孔)を備えることが可能である。例えば、コア52は、MFCビア56に配設されていることが可能である。磁束コンセントレータ50はまた、例えばコア52とコンタクトして設けられた、応力緩和層54を備えることが可能である。応力緩和層54は、第2の金属層42に、特に(図1に示されるように)第2の配線層32または(以下で説明する図8に示されるように)第1の配線層31に配設されていることが可能であり、MFCビア56に、例えばMFCビア56の底部(MFCビア56の底部は、基板20に最も近いMFCビア56の部分である)に設けられていることが可能である。それゆえ、本開示のいくつかの実施形態では、磁束コンセントレータ50は、第2の金属層42(したがって、第2の金属層42を含む、第2の配線層32と第2の誘電体層82との両方に)に少なくとも部分的に存在する。本開示のいくつかの実施形態では、磁束コンセントレータ50は、第1の金属層41および第2の金属層42(したがって、第1の金属層41を含む、第1の配線層31および第1の誘電体層81と、第2の金属層42を含む、第2の配線層32および第2の誘電体層82に)に少なくとも部分的に存在する。いくつかの実施形態では、第2の金属層42の上に追加の金属層48が配設されているため、MFCビア56は、追加の金属層48を通して延在することが可能である。追加の金属層48はまた、第1の金属層41下に配設されることが可能である。
応力緩和層54は、コア52および基板20の熱膨張係数の任意の異なる係数により生成される応力を緩和する。この目的で、応力緩和層54は、コア52の延性よりも大きい延性を有することが可能である。いくつかの実施形態では、応力緩和層54は、導電性であり、コア52と電気的および物理的にコンタクトすることが可能であり、アルミニウムを含むか、またはアルミニウムであることが可能である。コア52と電気的および物理的にコンタクトする、コア52よりも延性が高い金属の導電性の応力緩和層54を設けることにより、さらに以下で説明するように、基板20の上に形成された、スパッタリングおよびパターン化されたシード層の使用を伴わずに、電気めっき技術を使用してコア52を作製することが可能である。
したがって、本開示のいくつかの実施形態によれば、基板20上または基板20の上に、各金属層48が配線層38と配線層38を覆って配設された誘電体層88とを備える1つ以上の金属層48を形成することと、1つ以上の誘電体層88にMFCビア56を形成することと、MFCビア56に磁束コンセントレータ50を配設することと、により、磁束コンセントレータ構造10を構成することが可能である。本発明のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータ50は、応力緩和層54およびコア52を備え、1つ以上の誘電体層88をエッチングして配線層38にある、実効的な二次元領域(例えば、コンタクト領域またはコンタクトパッド)を有する配線78を露出させることにより、MFCビア56に配設される。応力緩和層54の実効的な二次元領域は、MFCビア56の底部全体にわたって延在することが可能であり、またその逆も成り立つ。いくつかの実施形態では、応力緩和層54は、コア52のエッジに存在する応力勾配を低減し、かつ基板20の層、例えば図4および図8に示されるようにコア52に隣接するか、またはコア52の下方の誘電体層または半導体層の亀裂を低減するために、MFCビア56を越えて、およびコア52を越えて延在する。露出した配線78は、外部電流源に電気的に接続されており、コア52は、露出した配線78のこの領域上で電気めっきされている。本発明のいくつかの実施形態によれば、露出した配線78は、MFCビア56をエッチングするためのエッチストップとして作用することが可能であり、MFCビア56にあるコア52をめっきするための電流を提供する導通領域を提供することが可能であり、電気めっきを可能にするシード層57堆積のためのサブ層を提供することが可能であり、応力緩和層54として作用することが可能である。
本開示のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータ構造10の基板20は、電子回路22、例えば、フォトリソグラフィ法と、半導体基板に、または半導体基板上に配設されたフォトリソグラフィ材料と、を使用して構成された集積回路を備える半導体基板である。電子回路22は、200nm以下、180nm以下、または110nm以下のフィーチャサイズを有する、ドープまたは注入された半導体構造を備えることが可能である。電子回路22は、デジタル回路、アナログ回路、またはミクストシグナル回路であることが可能であり、シリコン基板20にCMOS回路として構成されることが可能である。上記のように、集積回路の解像度(フィーチャサイズ)がこれらのサイズに達すると、磁場を測定するための慣習的な方法およびデバイスはあまり実効的でないか、またはより高額になり、本発明に利点を提供する。
配線78は、蒸着により堆積され、フォトリソグラフィ法と、例えば銀、アルミニウム、チタン、タングステン、銅、または他の金属を含むフォトリソグラフィ材料と、を使用してパターン化された、パターン化金属配線であることが可能である。誘電体層88は、誘電体材料89、例えば、二酸化シリコンなどの酸化物および窒化シリコンなどの窒化物などの無機材料、または有機高分子、樹脂、およびエポキシを含むことが可能である。誘電体層88は、プラズマ励起化学気相成長(PECVD)、スプレー、スロット、もしくはスピンコーティング、またはフォトリソグラフィ技術で知られている他の方法により、被覆されることが可能である。
本開示のいくつかの実施形態によれば、第1の配線71が電子回路22に電気的に接続されているか、第2の配線72が電子回路22に電気的に接続されているか、またはその両方である。第1の配線71および第2の配線72を電子回路22に電気的に接続することにより、電気信号もしくは磁気信号または電場もしくは磁場を操作するか、制御するか、またはこれらに応答し、かつ外部コントローラまたは他の外部システムに応答することが可能であるシステムが提供される。
本開示の実施形態は、小型のデバイスおよびシステムの利点を提供し、サイズが低減されたコア52構造を可能にし、これらは、他の方法では、慣用的な手段による同様の性能を伴うように容易に達成されない。いくつかの実施形態によれば、(i)磁束コンセントレータ50が、130ミクロン以下、100ミクロン以下、または50ミクロン以下の横寸法を有するか、(ii)磁束コンセントレータ50が、15ミクロン以下、10ミクロン以下、または5ミクロン以下の厚さを有するか、または(iii)(i)と(ii)との両方である。このような小型の磁束コンセントレータ50は、アルミニウムのような延性を有する金属などの薄い応力緩和層54上に設けられると、熱に由来する基板20に対する機械的応力に耐えることが可能である。対照的に、先行技術のデバイスは、より大型であり、より厚い応力緩和層(図12のポリイミド層55など)を必要とし、先行技術のデバイスサイズ、およびMFCとホール効果板との間の距離を増大させる。
本開示のいくつかの実施形態によれば、磁束コンセントレータ構造10は、第1の金属層41に、例えば第1の配線層31、第1の誘電体層81、またはその両方に少なくとも部分的に配設された磁気センサ60を備える。磁気センサ60は、ホール効果板などの1つ以上の検知板62に電気的に接続された磁気センサ回路64を備えることが可能である。磁気センサ回路64は、フォトリソグラフィ法およびフォトリソグラフィ材料で作製された、200nm以下、180nm以下、または110nm以下のフィーチャサイズを有する、ドープまたは注入された半導体構造を備えることが可能であり、ミクストシグナル回路またはアナログ回路であることが可能である。磁気センサ60は、1つ以上のホール効果検知板62備えるホール効果センサであることが可能である。いくつかの実施形態では、磁気センサは、磁場により変調される電子特性を有する磁気抵抗材料または他の材料であることが可能である。検知板62は、磁気センサ回路64から除去された距離であることが可能である。いくつかの実施形態では、磁気センサ60は、基板20と第1の金属層41との間に、基板20に、または磁束コンセントレータ50とは反対側の基板20の側に配設されている。第1の配線71が磁気センサ回路64または電子回路22に電気的に接続されていることが可能であるか、第2の配線72が磁気センサ回路64または電子回路22に電気的に接続されていることが可能であるか、またはその両方であり、例えば、磁気センサ回路64および電子回路22に電気的に接続されている。検知板62は、4つの電気的接続部で磁気センサ回路64に電気的に接続されていることが可能であり、電気的接続部は、例えば、検知板62を通る電流を提供し、磁場の存在時に検知板62間の対応する電圧差を検知する。したがって、図2および図6の実施形態では、各検知板62を回路(例えば、磁気センサ回路64)に電気的に接続する配線78は、少なくとも4つの個々の配線を備えるバスであることが可能である。いくつかの実施形態では、磁気センサ60または検知板62の少なくとも一部分は、磁束コンセントレータ50から10ミクロン、8ミクロン、5ミクロン、3ミクロン、2ミクロン、または1ミクロン以内にある。検知板62は、基板20のドープされた半導体領域に、例えば、CMOS回路と同じ層に、または磁気センサ回路64と同じ層に配設されることが可能である。磁気センサ回路64は電子回路22とは別個の回路として図1に示されているが、磁気センサ回路64が電子回路22に組み込まれることが可能であるか、または電子回路22および磁気センサ回路64が共通の回路であることが可能である。磁束コンセントレータ50は、基板20の表面に対して直交する方向に、検知板62の上方に少なくとも部分的に配設されることが可能であり、例えば、検知板62は、コア52のエッジの直下に配設されることが可能である。
第1の配線71または第2の配線72を磁気センサ60(または電子回路22またはその両方)に電気的に接続し、かつ基板20のドープされた半導体領域にホール効果検知板62を配設することにより、高集積化された高感度の磁気センサ60が提供される。集積回路の製造では、金属層48にある個々の配線78は、わずか数ミクロン以下だけ離隔されることが可能であり、これにより、第2の金属層42にある磁束コンセントレータ50に隣接して基板20のドープされた半導体領域に検知板62を配設することにより、高集積化された高感度の磁気センサ60が提供される。
図3~図6を参照すると、いくつかの実施形態により、磁束コンセントレータ構造10は、3つ以上の金属層48(例えば、第1の金属層41および第2の金属層42)を備える。例えば、磁束コンセントレータ構造10は、第3の配線73および第4の配線74を備える第3の配線層33および第4の配線層34を備える第3の金属層43および第4の金属層44を備えることが可能である。いくつかの実施形態では、磁束コンセントレータ構造10は、(図5に示されるように)第5の配線75および第6の配線76を備える第5の配線層35および第6の配線層36を備える第5の金属層45および第6の金属層46を備えることが可能である。
図3に示されるように、磁束コンセントレータ構造10は、磁束コンセントレータ50の周囲、例えばコア52の周囲のコイル58内に、基板20に、または基板20上に配設された1つ以上の配線78を備えることが可能である。コイル58内の配線78は、第1の金属層41、第2の金属層42、第3の金属層43、または第4の金属層44の第1の配線層31、第2の配線層32、第3の配線層33、または第4の配線層34に配設された第1の配線71、第2の配線72、第3の配線73、または第4の配線74であることが可能である(および、いくつかの実施形態では、図5に示されるように、追加の金属層48の追加の配線層38にある追加の配線78を含むことが可能である)。コイル58の異なる配線層38にある配線78は、図6に示されるように、電気的ビア70を通して電気的に接続されており、円内または弧内に配設されていることが可能である。コイル58内の配線78は、コア52の周囲で1つ以上の巻線を形成して電磁石または変圧器を提供することが可能であり、変圧器/電磁石回路90により制御されるか、または変圧器/電磁石回路90に応答することが可能である。例えば、コイル58内の配線78は、単一の巻線、またはコア52の周囲の一次巻線および二次巻線を形成することが可能である。変圧器/電磁石回路90は、フォトリソグラフィ法およびフォトリソグラフィ材料で作製された、200nm以下、180nm以下、または110nm以下のフィーチャサイズを有する、ドープまたは注入された半導体構造を備えることが可能であり、CMOS回路などのデジタル回路、ミクストシグナル回路またはアナログ回路であることが可能である。いくつかのこのような実施形態では、MFCビア56内の磁場は基板20に対して垂直であり、これにより、MFCビア56の下に配設された配線78が磁束コンセントレータ構造10の性能に影響を与えるか、または性能を制御する必要性がない。
図3に示されるように、磁束コンセントレータ構造10は、例えば誘電体層88のスタックの最上の誘電体層上に設けられた、コイル配線59を備える再配線層、または最上の配線層91に設けられた再配線層を備えることが可能である。いくつかの実施形態では、かつこの用途に対して、磁場は、望ましくは基板20に平行である。それゆえ、コア52の上方のあらゆるコイル配線59について、コア52下の配線層38に、好ましくは第1の金属層41に(または存在する場合には第1の金属層41の下方の金属層48に)設けられることが可能であり、この場合に応力緩和層54は、第2の金属層42に配設される。
このようなコイル配線59は、コイル58の一部分であることが可能であるか、または磁束コンセントレータ構造10自体よりも低解像度の、外部デバイスまたは電気接続部への電気的コンタクトを提供する再配線層を形成することが可能である。磁束コンセントレータ50は、比較的小型であり、かつ基板20の上に低プロファイルを有することが可能であるため、再配線層を磁束コンセントレータ50の上に配設することが可能である。これにより、電磁石および磁気フィードバック制御のための、オンチップの、変圧器、電圧変換器、および磁束コンセントレータ50での能動磁場生成を可能にする、磁気コア52を有するコイル58のコスト効率がよい製造が可能である。
また、図3に示されるように、平坦化誘電体層80上で金属層48(例えば、第1の金属層41、第2の金属層42、第3の金属層43、および第4の金属層44)を形成する誘電体層88(例えば、第1の誘電体層81、第2の誘電体層82、第3の誘電体層83、および第4の誘電体層84)により離隔された配線層38(例えば、第1の配線層31~第4の配線層34)にある配線78(例えば、第1の配線71~第4の配線74)は、電気的ビア70を通して電子回路22と基板20にある変圧器/電磁石回路90とを電気的に接続するか、またはコイル58の部分を形成することが可能である。
図4を参照すると、コア52は、MFCビア56を越えて、かつ誘電体層88のスタックの最上の誘電体層の中に、および最上の誘電体層を覆って、または最上の誘電体層の上方に、または基板20のパッシベーション層を覆って延在することが可能であり、例えば、マッシュルーム形状を形成している。存在する場合、封止層92は、コア52を環境の応力およびコンタミネーションから保護することが可能であり、存在する場合、コイル配線59または再配線層は、(図4に示されるように)コア52を直接覆って、または基板20の他の部分を覆って、または誘電体層88のスタックの最上の誘電体層上に直接、のいずれかで封止層92上に配設されることが可能である。
図5は、本開示のいくつかの実施形態を例示し、ここではコア52は封止層92の中に延在するが、MFCビア56を越えて基板20の部分を覆うようには延在せず、丸められた最上部を有する円筒形状を形成している。図5に示されるように、金属層48(例えば、第1の金属層41~第6の金属層46)を形成する誘電体層88(例えば、第1の誘電体層81~第6の誘電体層86)により離隔された配線層38(例えば、第1の配線層31~第6の配線層36)にある配線78(例えば、第1の配線71~第6の配線76)は、電気的ビア70を通して電子回路22と変圧器/電磁石回路90とを電気的に接続するか、またはコイル58の部分を形成することが可能である。
図6は、図3および図5に対応する、コア52とMFCビア56にある応力緩和層54(図6に示されていない)との周囲に配設された、かつコイル配線59を有する再配線層、変圧器/電磁石回路90、および電子回路22に任意で部分的に形成されたコイル58を備える変更されたレイアウトを有する磁束コンセントレータ構造10の平面図を提供する。コア52は、連続的であることが可能であるか、または図6のリングの右側に示されるように、1つ以上のギャップを有することが可能である。
図7を参照すると、本開示のいくつかの実施形態は、能動電磁場生成デバイスと検知板62および磁気回路64を有する磁気センサ60とにコイル58を形成する第1の配線層31~第5の配線層35にそれぞれある第1の配線71~第5の配線75を有する基板20にある応力緩和層54と物理的にコンタクトするコア52を備える複数の磁束コンセントレータ50を備えることが可能である。封止層92およびコイル配線、再配線層、または最上の配線層91(図7に示されていない)は、任意で含まれる。いくつかの実施形態では、コア52は、単一のコア52を形成するための、トーラスまたはリング(例えば、図7に例示される2つのコア52の断面は、例えばトーラス状に物理的に接続されることが可能である)などの形状を備えることが可能である。
図9のフロー図を参照すると、本開示のいくつかの実施形態による磁束コンセントレータ構造10を構成する方法は、ステップ100で基板20を設けることと、ステップ110で基板20に、または基板20上に回路(例えば、電子回路22、磁気センサ回路64、および変圧器/電磁石回路90の任意の組み合わせ)を形成することと、を含むことが可能である。ステップ120では、基板20上に任意の平坦化誘電体層80を配設し、その上で任意の回路を電気的ビア70と共に形成する。いくつかの実施形態では、基板20には、回路と、基板20に、または基板20上に形成された任意の平坦化誘電体層80と、が設けられ、これによりステップ110および120がステップ100に組み込まれる。ステップ130およびステップ140では、ステップ130で配線層38を被覆およびパターン化して配線78を形成し、次いでステップ140で配線層38上に誘電体層88を配設することにより金属層48を形成する。パターン化された配線層38および誘電体層88に配線78を形成する継続的なステップ130およびステップ140は、反復して繰り返されて、所望の数の金属層48、例えば、(図1に示されるように)第1の金属層41および第2の金属層42、(図3に示されるように)第1の金属層41~第4の金属層44、または(図5に示されるように)第1の金属層41~第6の金属層46を形成することが可能である。いくつかの実施形態では、電気めっき電流は、基板20を通過する、例えば基板20を備えるシリコンウエハを通過する。任意で、電気めっき電極として作用することが可能である、外部に電気的にアクセス可能な第1の配線71、第2の配線72、または電気的ビア70を通して第2の配線72に電気的に接続された第1の配線71を、第1の配線層31または第2の配線層32に形成する。本開示のいくつかの実施形態では、電子回路22または磁束コンセントレータ構造10の周囲のシールリング49(図1および図2に示される)は、基板20と第2の金属層42との間の電気的コンタクトとして作用することが可能である。いくつかの実施形態によれば、シールリング49は、すべての金属層48からなり(例えば、磁束コンセントレータ構造10の周囲の金属壁を形成する)、構造10の側から進入するイオンおよび水分を停止させるために設けられる。シールリング49は、電子回路22および基板20の周囲に形成されることが可能であり、高導電性であることが可能であり、大きなコンタクト面積を有し、したがって、非常に低いコンタクト抵抗を呈し、電気めっきコア52に大電流を提供することが可能である。磁束コンセントレータ構造10は、多くのこのような構造を有するウエハ上に設けられることが可能である。その場合に、シールリング49が、ウエハエッジからすべての個々の磁束コンセントレータ構造10に、特にシード層57に、めっき電流を分配することも可能である。
最終の誘電体層88を基板20の上に配設すると、例えば、図1、図3、図5、図7、および図8に示されるように、ステップ150で、第2の配線層32までの、または第1の配線層31までのパターン状の下方エッチングにより、誘電体層88のうちの1つ以上にMFCビア56を形成することが可能である。いくつかの実施形態では、MFCビア56は、図8に示されるように、第1の配線層31にある第1の配線71まで延在する。明確さのために、図8は、任意の他の配線層38、または金属層48を示していない。第1の配線層31および第2の配線層32、または応力緩和層54を形成する金属、例えばアルミニウムは、MFCビア56のエッチング時のエッチストップとして作用することが可能である。
本発明のいくつかの実施形態では、図1、図3、図5、図7、および図8に例示されるように、応力緩和層54は、MFCビア56の底部に少なくとも部分的に配設されており、導電性配線78、例えば、MFCビア56の底部の面積と同じかそれより大きい面積を有する、第1の配線層31にある第1の配線71または第2の配線層32にある第2の配線72である。図10の詳細なフロー図と図11の詳細な構造とを参照すると、ステップ120で平坦化誘電体層80を形成した後に、ステップ131で配線層31にある第1の配線71を形成し、ステップ141で第1の誘電体層81を形成し、ステップ132で第2の配線72を形成し、ステップ134で第2の配線72上にシード層57を堆積し、これにより、例えばスパッタリングまたは蒸着により堆積された金属を含む追加のシード層57で応力緩和層54(第2の配線72)を被覆し、次いで電解析出に有用な材料、例えば、銅、ニッケル、TiW、TiN、金、もしくは白金、またはそれらの組み合わせの比較的薄い層(例えば、50~200nm)をパターン化して、MFCビア56内に露出した応力緩和層54の部分上の電気めっきを容易にする。追加のシード層材料は、第1の配線71または第2の配線72のすべて上に存在するか、またはすべて上には存在しないことが可能である。シード層57および最後の配線層38(例えば、第2の配線層32にある第2の配線72)を共通のステップでパターン化することが可能である。それゆえ、いくつかの実施形態によれば、応力緩和層54は、導電性であって延性を有する第1の層(例えば、第2の配線72)と、シード層57である第2の層と、を備える多層である。第2の層(シード層57)は、第1の層(第2の配線72)上に配設される。シード層57は、基板20に電気的に接続されて、シード層57上の電気めっきコア52に電流を提供する。
ステップ140で最後の平坦化誘電体層(例えば、ステップ142で形成された第2の誘電体層82)を形成すると、ステップ150で応力緩和層54を覆ってMFCビア56を形成し、これにより、MFCビアの底部のみが、露出したシード層57を有し、MFCビア56の底部に電気めっき電極を形成する。応力緩和層54は、基板20が浸漬された溶液からの金属または合金の電解析出によりコア52を形成するために、ステップ160で応力緩和層54を電気めっきするための電流を提供する外部電源に電気的に接続されることが可能である。いくつかの実施形態では、半導体基板20材料自体を通して電気めっき電流が提供され、めっき電流はウエハエッジのみで提供される。MFCビア56の底部のみが、(電気めっき電極を形成する)露出したシード層57を有し、かつMFCビア56の壁が、エッチングされてMFCビア56を形成する誘電体材料のみを備えるため、MFCビア56の壁上に直接電解析出される金属または合金はなく、コア52と誘電体層(例えば、第2の誘電体層82)との間の機械的接続部が低減されるか、または取り除かれる。
先行技術に見られるように、比較的大型または薄型のコアを電解析出するために、MFCビア56の側面上にシード層が配設され、誘電体層を覆ってモールド(通常、樹脂材料)が配設される。対照的に、本発明の実施形態は小型で比較的薄型のコア52を備えるため、このような電解析出は、このような先行技術のシード層堆積に代わって実際的であり、それゆえ、コア52を形成するために必要とされるステップの数が低減される。例えば、配線層38は応力緩和層54およびシード層57をパターン化することが可能であるため、MFCビア56が形成された後、シード層のための追加の堆積ステップまたはパターン化ステップは必要ではない。さらには、MFCビア56の側面上に存在する堆積およびパターン化されたシード層を使用するコア52の形成ではなく、MFCビア56の底部での応力緩和層54からのMFCビア56内の電解析出により、コア52と、基板20にある構造、例えばパッシベーション層または誘電体層88との間の密着が低減される。低減された側面密着は、ひいては、熱応力に起因する基板20内のパッシベーション亀裂を低減し、コア52は、特に垂直方向に、基板20とは独立にある程度膨張および収縮することが可能である。電気めっきコア52は、コア52の均一性も改善させる。その上、誘電体層を覆って存在するシード層、またはモールド材料がないため、電解析出後にこのような材料を除去する必要がない。シード層およびモールド層の材料を除去することは処理問題を引き起こし得るため、このような除去ステップを回避することは、本開示の実施形態の別の利点を提供する。
任意で、ステップ170で、コア52を覆って封止層92を配設し、ステップ180で、任意の最上の配線層91または再配線層を形成する。
応力緩和層54は、実効的な領域および多様な形状を有する金属パッドであることが可能であり、電気めっき電極として使用されるときに、多様なコア52の形状、例えば、円柱(円盤形状の応力緩和層54を使用する)、立方体(正方形の応力緩和層54を使用する)、またはトーラス(リング形状の応力緩和層54を使用する)を形成することが可能である。
本発明の実施形態は、電子回路22および任意の磁気センサ回路64または電磁石回路90に電源信号、グランド信号、および制御信号を提供して、配線78で信号を伝えるか、または信号に応答することにより、動作させることが可能である。いくつかの実施形態では、電子回路22の制御のもとで、外部システムと通信して、磁気センサ60が周囲の磁場を検出および測定することが可能であるか、または変圧器/電磁石回路90が磁場を形成するか、または交流電流信号の電圧を変換することが可能である。
電子および磁気の技術分野の知識を有する者にとって、様々な金属層48、誘電体層88、配線層38、および配線78の呼称割り付けは任意であり、任意の順序で提供されることが可能であり、例えば、基板20から最も遠い最上端の金属層48は、図に例示されているような基板20に最も近い、金属層48以外の第1の金属層41であり得ることは明白であろう。
部材リスト:
10 磁束コンセントレータ構造
20 基板
22 電子回路
31 第1の配線層
32 第2の配線層
33 第3の配線層
34 第4の配線層
35 第5の配線層
36 第6の配線層
38 配線層(複数可)
41 第1の金属層
42 第2の金属層
43 第3の金属層
44 第4の金属層
45 第5の金属層
46 第6の金属層
48 金属層(複数可)
49 シールリング
50 磁束コンセントレータ
51 磁束コンセントレータ
52 コア
53 コア
54 応力緩和層
55 ポリイミド層
56 MFCビア
57 シード層
58 コイル
59 コイル配線
60 磁気センサ
62 検知板
64 磁気センサ回路
70 電気的ビア
71 第1の配線
72 第2の配線
73 第3の配線
74 第4の配線
75 第5の配線
76 第6の配線
78 配線(複数可)
80 平坦化誘電体層
81 第1の誘電体層
82 第2の誘電体層
83 第3の誘電体層
84 第4の誘電体層
85 第5の誘電体層
86 第6の誘電体層
88 誘電体層(複数可)
89 誘電体材料
90 変圧器/電磁石回路
91 最上の配線層
92 封止層
100 基板を設けるステップ
110 回路を形成するステップ
120 誘電体を被膜形成するステップ
130 配線層をパターン化するステップ
131 第1の配線層をパターン化するステップ
132 第2の配線層をパターン化するステップ
134 シード層をパターン化するステップ
140 誘電体層を被膜形成するステップ
141 第1の誘電体層を被膜形成するステップ
142 第2の誘電体層を被膜形成するステップ
150 MFCを形成するステップ
160 コアを電気めっきするステップ
170 封止するステップ
180 任意の最上の金属/RDLを形成するステップ
本発明は、図面および以上の説明に詳細に例示および記載されているが、このような説明図および説明は、例示的または典型的であって限定的ではないとみなすべきものである。以上の説明は、本発明の特定の実施形態を詳述している。しかしながら、以上の内容がいかに詳細に文字で表わされているとしても、本発明は多くの方法で実践され得ることは明らかであろう。本発明は、開示された実施形態に限定されない。
開示された実施形態に対する他の変形例は、図面、開示、および添付の請求項の検討から、特許請求される発明を実践する際に、当業者により理解され、もたらされ得る。請求項において、「備える(comprising)」という語は、他の要素またはステップを排除せず、「ある(a)」または「ある(an)」という不定冠詞は、複数を排除しない。単数のプロセッサまたは他のユニットは、請求項に引用されるいくつかの項目の機能を実行し得る。単に、特定の尺度が相互に異なる従属請求項に引用されることは、これらの尺度の組み合わせを有利に用いることができないことを示さない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共にまたはその一部として供給される光記憶媒体またはソリッドステート媒体などの好適な媒体上に記憶/配信され得るが、インターネットまたは他の優先または無線の電気通信を介するなど、他の形態でも配信され得る。請求項中の任意の参照符号は、範囲を限定するものと解釈すべきものではない。

Claims (15)

  1. 磁束コンセントレータ構造であって、
    基板と、
    (i)前記基板上、または前記基板の上に配設された第1の配線層であって、前記第1の配線層が電気信号を伝達する第1の配線を備える、第1の配線層と、(ii)前記第1の配線層上に配設された第1の誘電体層と、を備える第1の金属層と、
    (i)前記第1の金属層上、または前記第1の金属層の上に配設された第2の配線層であって、前記第2の配線層が電気信号を伝達する第2の配線を備える、第2の配線層と、(ii)前記第2の配線層上に配設された第2の誘電体層と、を備える第2の金属層と、
    前記第1の金属層の前記第1の配線層に若しくは前記第1の配線層上に、前記第2の金属層の前記第2の配線層に若しくは前記第2の配線層上に、または、少なくとも部分的に、前記第1の配線層と前記第2の配線層との両方の層内に若しくは前記第1の配線層と前記第2の配線層との両方の層上に配設された磁束コンセントレータと、を備える、磁束コンセントレータ構造。
  2. 前記第2の誘電体層が磁束コンセントレータビアを備え、前記磁束コンセントレータが少なくとも部分的に前記磁束コンセントレータビアに配設されている、請求項1に記載の磁束コンセントレータ構造。
  3. 前記基板に、または前記基板上に配設された1つ以上の配線を備え、前記配線が、平面視で前記磁束コンセントレータを中心として、基板の法線を中心方向とした1つ以上のコイルを形成している、請求項1に記載の磁束コンセントレータ構造。
  4. 前記基板が、半導体基板であって、前記半導体基板に、または前記半導体基板上に配設された電子回路を備える、半導体基板であり、前記電子回路が、200nm以下、180nm以下、または110nm以下の解像度を有する、請求項1に記載の磁束コンセントレータ構造。
  5. 前記磁束コンセントレータが、層断面視において(i)130μm以下、100μm以下、または50μm以下の横寸法を有するか、(ii)前記磁束コンセントレータが、15μm以下、10μm以下、または5μm以下の厚さを有するか、または(iii)(i)と(ii)との両方である、請求項1に記載の磁束コンセントレータ構造。
  6. 前記第1の金属層に、前記基板と前記第1の金属層との間に、基板に、または前記磁束コンセントレータと対向する前記基板の面上に少なくとも部分的に配設された磁気センサを備える、請求項1に記載の磁束コンセントレータ構造。
  7. 前記磁気センサの少なくとも一部分が、前記磁束コンセントレータから層の厚み方向に10μm、8μm、5μm、3μm、2μm、または1μm以内の距離にある、請求項6に記載の磁束コンセントレータ構造。
  8. 前記磁束コンセントレータが、前記第2の誘電体層に少なくとも部分的に配設された磁性金属を含む、または鉄合金を含む材料からなるコアと、前記第2の配線層に配設された熱膨張係数が前記コアおよび前記基板間で異なることにより生成される応力を緩和する応力緩和層と、を備える、請求項1に記載の磁束コンセントレータ構造。
  9. 前記応力緩和層が、前記磁束コンセントレータの延性よりも大きい延性を有し、前記応力緩和層が導電性である、請求項8に記載の磁束コンセントレータ構造。
  10. 前記応力緩和層が、導電性であって延性を有する第1の層と、電気めっきを可能にするためのシード層である第2の層と、を備える多層であり、前記第2の層が前記第1の層上に配設されている、請求項8に記載の磁束コンセントレータ構造。
  11. 前記シード層が、前記基板に電気的に接続されている、請求項10に記載の磁束コンセントレータ構造。
  12. 電子回路と、平面視で前記電子回路の周囲であって前記電子回路側面に配設された水及びイオンの侵入を防止するシールリングと、を備え、前記シード層が、前記シールリングを通して前記基板に電気的に接続されている、請求項11に記載の磁束コンセントレータ構造。
  13. 前記磁束コンセントレータが、前記第2の誘電体層から機械的に分離されている、請求項1に記載の磁束コンセントレータ構造。
  14. 磁束コンセントレータ構造を作製する方法であって、
    基板を設けることと、
    前記基板上に、または前記基板の上に第1の金属層を配設することであって、前記第1の金属層が、(i)前記基板上に、または前記基板の上に配設された第1の配線層であって、前記第1の配線層が電気信号を伝達する第1の配線を備える、第1の配線層と、(ii)前記第1の配線層上に配設された第1の誘電体層と、を備える、第1の金属層を配設することと、
    前記第1の金属層上に、または前記第1の金属層の上に第2の金属層を配設することであって、前記第2の金属層が、(i)前記第1の金属層上、または前記第1の金属層の上に配設された第2の配線層であって、前記第2の配線層が電気信号を伝達する第2の配線を備える、第2の配線層と、(ii)前記第2の配線層上に配設された第2の誘電体層と、を備える、第2の金属層を配設することと、
    前記第1の金属層の前記第1の配線層に若しくは前記第1の配線層上に、前記第2の金属層の前記第2の配線層に若しくは前記第2の配線層上に、または、少なくとも部分的に、前記第1の配線層と前記第2の配線層との両方の層内に若しくは前記第1の配線層と前記第2の配線層との両方の層上に配設された磁束コンセントレータを配設することと、を含む、方法。
  15. 前記第2の誘電体層を配設する前に、前記第2の配線層上に電気めっきシード層を配設
    することを含む、請求項14に記載の方法。
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