JP7443700B2 - 曇検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の周囲情報を車両の内部からガラスを通して撮影する複数のカメラにおける前方のガラスの曇状態を検知する曇検知装置に関する。
特許文献1には、複数の撮像素子から得られた信号を処理することにより撮像物の3次元位置を検出し、基準位置情報と時間毎に撮影された情報とを比較して、比較結果に基づき結露を判定する技術が開示されている。
特開2009-29350号公報
ところが、特許文献1に記載の技術では、結露の判定のために過去に撮影したカメラの画像と現在撮影したカメラの画像とを比較しているが、曇判定時に同一の風景を撮影して曇を判定しているわけではない。従って、過去のカメラの撮影風景と曇判定時のカメラの撮影風景とが異なることがあり、この場合に曇の誤判定を招く恐れがある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、カメラ前方のガラスの曇状態を、周囲環境の影響を受けることなく精度よく検知できる曇検知装置を提供することにある。
本発明に係る曇検知装置は、車両の周囲情報を前記車両の内部からガラスを通して撮影する複数のカメラと、複数の前記カメラのうち一つのカメラの前方に位置する前記ガラスの部分への曇の発生を操作する曇操作部と、複数の前記カメラのそれぞれが同一の前記周囲情報を同一の時間に同一の方向から撮影した画像から曇特徴量を算出する曇特徴演算部と、前記曇特徴演算部からの前記曇特徴量の差に応じて、複数の前記カメラの前方に位置する前記ガラスの部分における曇の状態を判定する曇判定部と、を有して構成されたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る曇検知装置は、車両の周囲情報を前記車両の内部からガラスを通して撮影する複数のカメラと、複数の前記カメラのうち一つのカメラの前方に位置する前記ガラスの部分への曇の発生を、複数の前記カメラのそれぞれの前方の空間に流入する空気量に差を設ける構造に構成することによって操作する曇操作部と、複数の前記カメラのそれぞれが撮影した画像から曇特徴量を算出する曇特徴演算部と、前記曇特徴演算部からの前記曇特徴量の差に応じて、複数の前記カメラの前方に位置する前記ガラスの部分における曇の状態を判定する曇判定部と、を有して構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、複数のカメラのそれぞれの前方に位置するガラスの部分に生ずる曇状態を異ならせ、この状態で撮影された複数のカメラのそれぞれの画像から曇特徴量を算出し、これらの曇特徴量の差に応じて、複数のカメラの前方に位置するガラスの部分における曇の状態が判定される。このため、例え曇が薄い場合であっても、カメラ前方のガラスの曇状態を精度よく検知できる。
また、複数のカメラが撮影した画像を用いるので、これらのカメラにより撮影された画像は、同一の風景(周囲情報)を同一の時間に同一の方向から撮影した画像とすることができる。このため、カメラ前方の風景や照明等の周囲環境が変化することによる影響を受け難くなるので、曇検知の誤判定を低減できる。
本発明に係る曇検知装置の第1実施形態を示すブロック図。 車両のフロントガラスに図1のカメラを取り付けた状態を示す斜視図。 図2のカメラを取り付けるためのブラケットを示す斜視図。 図1のカメラによる画像であり、図4(A)が曇なしの場合の画像図、図4(B)が曇が薄い場合の画像図、図4(C)が曇が濃い場合の画像図。 図1の曇特徴演算部が算出する曇特徴量である輝度を示し、図5(A)が輝度の度数分布を示すグラフ、図5(B)が輝度比を示すグラフ。 図1の曇特徴演算部が算出する曇特徴量である空間周波数を示し、図6(A)が空間周波数の度数分布を示すグラフ、図6(B)が空間周波数比を示すグラフ。 図1の曇検知装置の作用を示すフローチャート。 本発明に係る曇検知装置の第2実施形態を示すブロック図。 図8の曇検知装置の作用を示すフローチャート。 図1及び図8の曇操作部における他の例を示すカメラユニットの斜視図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1~図7)
図1は、本発明に係る曇検知装置の第1実施形態を示すブロック図である。また、図2は、車両のフロントガラスに図1のカメラを取り付けた状態を示す斜視図である。これらの図1及び図2に示す曇検知装置10は、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bの前方の窓ガラス(例えば車両のフロントガラス)13に発生した曇を検知するものであり、複数のカメラ(前記第1カメラ11A及び前記第2カメラ11B)と曇操作部14と画像処理部15とを有して構成され、画像処理部15が曇特徴演算部16及び曇判定部17を備える。
第1カメラ11A及び第2カメラ12Bは、図2及び図3に示すように、ブラケット18を用いて窓ガラス13の上部に貼り付けられて保持され、この状態で水平方向に並設される。ブラケット18はブロック形状であり、正面周縁部に窓ガラス13への貼付面19が設けられ、その貼付面19の内側に複数、例えば2つの凹部20が形成される。ブラケット18のそれぞれの凹部20の最奥位置に、第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれのレンズ12が設置されて、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bがブラケット18により保持される。
ブラケット18の貼付面19が窓ガラス13に貼り付けられた状態で、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bのそれぞれのレンズ12と、これらのレンズ12前方の窓ガラス13の部分(第1カメラ11Aのレンズ12前方の第1ガラス面部13A、第2カメラ11Bのレンズ12前方の第2ガラス面部13B)とがブラケット18により覆われる。これにより、ブラケット18の一方の凹部20と第1カメラ11Aのレンズ12と第1ガラス面部13Aとに囲まれて、第1カメラ11Aの前方に第1カメラ前空間21Aが形成される。また、ブラケット18の他方の凹部20と第2カメラ11Bのレンズ12と第2ガラス面部13Bとに囲まれて、第2カメラ11Bの前方に第2カメラ前空間21Bが形成される。これらの第1カメラ前空間21Aと第2カメラ前空間21Bは、連通することなく互いに独立して構成される。
上述のブラケット18により保持されて窓ガラス13に貼り付けられる第1カメラ11A及び第2カメラ11Bは、車両の内部から窓ガラス13を通して、車両の同一の周囲情報(風景)を同一の時間に同一の方向から撮影する。これらの第1カメラ11A及び第2カメラ11Bは、具体的にはステレオカメラ、広角カメラと望遠カメラのユニット、高解像度モノクロカメラとカラーカメラのユニット、単一カメラと全方位モニタ用カメラのユニットなどである。
図1に示す曇操作部14は、複数のカメラ11A、11Bのうち、一方のカメラの前方に位置する窓ガラス13の部分、例えば第1カメラ11Aの前方に位置する第1ガラス面部13Aへの曇の発生を操作するものである。具体的には、曇操作部14は図3に示す隙間22である。即ち、ブラケット18には、第1カメラ11Aの前側に第1カメラ前空間21Aが、第2カメラ11Bの前側に第2カメラ前空間21Bがそれぞれ形成されるが、このうちの一方のカメラ前空間、例えば第1カメラ前空間21Aに対応する貼付面19の一部が切り欠かれて、第1ガラス面部13Aとの間に隙間22が形成される。この隙間22は、第1カメラ前空間21Aと車室とを連続し、車室内の空気を第1カメラ前空間21Aに流入出させる。
ブラケット18の隙間22の寸法が変更されることで、第1カメラ前空間21Aと第2カメラ前空間21Bに流入出する空気量に差が設けられて、第1ガラス面部13Aと第2ガラス面部13Bに発生する曇のレベル(程度)に差が生じる。人が乗車することで水分量が増加した車室内の空気が隙間22を経て第1カメラ前空間21Aに流入出したときには、図2に曇状態を斜線で示すように、第1カメラ前空間21Aを形成する第1ガラス面部13Aが第2ガラス面部13Bよりも曇り易くなる。
ここで、第1ガラス面部13Aを通して第1カメラ11Aが撮影した画像と、第2ガラス面部13Bを通して第2カメラ11Bが撮影した画像について述べる。第1カメラ11A、第2カメラ11Bがそれぞれ撮影した画像は、第1ガラス面部13A、第2ガラス面部13Bに曇が発生していない場合には図4(A)に示すように明瞭であるが、第1ガラス面部13A、第2ガラス面部13Bに薄い曇が発生している場合には図4(B)に示すようにやや不明瞭になり、第1ガラス面部13A、第2ガラス面部13Bに濃い曇が発生している場合には図4(C)に示すように不明瞭になる。
図1に示す曇特徴演算部16は、複数のカメラ(例えば第1カメラ11A、第2カメラ11B)のそれぞれが撮影した画像から重複領域を抽出し、この画像重複領域における曇特徴量を算出する。この曇特徴量としては、輝度と空間周波数が挙げられる。ガラス面部13A、13Bに曇が発生していると、乱反射によって第1ガラス面部13A、第2ガラス面部13Bが白くなるので、第1カメラ11A、第2カメラ111Bによる撮影画像の輝度分布は高輝度側へシフトする。また、第1ガラス面部13A、第2ガラス面部13Bに曇が発生していると、この曇によって、空間周波数の高周波成分がカットされるので、第1カメラ11A、第2カメラ11Bによる撮影画像の空間周波数は高周波数領域が減衰する分布になる。
例えば、第1ガラス面部13Aに曇が発生し、第2ガラス面部13Bに曇が生じていない場合に、曇特徴演算部16が算出した輝度の度数分布を図5(A)に示し、空間周波数の度数分布を図6(A)に示す。更に曇特徴演算部16は、曇が発生した場合の画像と曇が生じていない場合の画像について、輝度の度数分布を比較して輝度比(図5(B))を算出し、空間周波数の度数分布を比較して空間周波数比(図6(B))を算出する。
輝度比は、曇が生じていない場合の画像の輝度に対する曇が発生している場合の画像の輝度の比である。また、空間周波数比は、曇が生じていない場合の画像の空間周波数に対する曇が発生している場合の画像の空間周波数の比である。第1ガラス面部13A、第2ガラス面部13Bに曇が発生した場合には、図5(B)の輝度比に示すように、輝度分布が高輝度側へシフトし、図6(B)の空間周波数比に示すように、空間周波数の高周波数成分が減衰していることが分かる。
図1に示す曇判定部17は、曇特徴演算部16が算出した曇特徴量の差に応じて、複数のカメラ、例えば第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの前方の第1ガラス面部13A、第2ガラス面部13Bにおける曇の状態を相対的に判定する。つまり、曇判定部17は、図5及び図6に示すように、第1カメラ11Aの撮影画像と第2カメラ11Bの撮影画像について輝度の度数分布の差αと空間周波数の度数分布の差βを用いて、更に輝度比の数値「1.0」からの差γと空間周波数比の数値「1.0」からの差δを用いて、これらの差α、β、γ及びδの少なくとも1つに有意な差(所定値以上の差)が存在する場合に、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bとの間の相対的な曇状態を判定、例えば第2ガラス面部13Bに対して第1ガラス面部13Aが曇っていると判定する。
曇判定部17は、上述の差α、β、γ及びδのいずれにも有意な差が存在しない場合には、第1ガラス面部13A及び第2ガラス面部13Bに曇りが発生していないと判定する。
次に、上述のように構成された曇検知装置10の作用について、図1及び図7を参照して説明する。
第1カメラ11A及び第2カメラ11Bを保持するブラケット18に設けられた曇操作部14(隙間22)により、車室内の空気が第2カメラ前空間21Bよりも第1カメラ前空間21Aにより多く流入出することで、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aが第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bよりも曇り易い状態になる。この状態で第1カメラ11A及び第2カメラ11Bが、同一の風景(周囲情報)を同一時間に同一方向から同一の照明環境下で撮影する(S1)。
画像処理部15の曇特徴演算部16は、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bが撮影した画像を取り込み、それらの重複領域を抽出する(S2)。更に曇特徴演算部16は、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bからの各画像の重複領域について曇特徴量、例えば輝度と空間周波数の度数分布を算出する(S3)、更に曇特徴演算部16は、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bの各画像の重複領域から求めた曇特徴量である輝度を比較して輝度比を算出し、曇特徴量である空間周波数を比較して空間周波数比を算出する(S4)。
画像処理部15の曇判定部17は、曇特徴演算部16が算出した曇特徴量に差があるか否かを判断する(S5)。例えば、曇判定部17は、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bの各画像における輝度の度数分布の差α、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bの各画像における空間周波数の度数分布の差β、輝度比の数値「1.0」からの差γ、及び空間周波数比の数値「1.0」からの差δの少なくとも一つが有意な差であるか否かを判断する。
そして、曇判定部17は、差α、β、γ及びδの少なくとも1に有意な差がある場合に、第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bに比べて第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aに曇が発生していると判定し(S6)、差α、β、γ及びδに有意な差がない場合に、第1ガラス面部13A及び第2ガラス面部13Bに曇が発生していないと判定する(S7)。
以上のように構成されたことから、本第1実施形態によれば、次の効果(1)~(3)を奏する。
(1)第1カメラ11A及び第2カメラ11Bを保持し窓ガラス13に貼り付けるブラケット18に設けられた曇操作部14(隙間22)が、第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの前方に位置する第1ガラス面部13A、第2ガラス面部13Bに生ずる曇状態を異ならせる。この状態で撮影された第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの画像から曇特徴演算部16が、曇特徴量である輝度及び空間周波数を算出し、更に輝度比及び空間周波数比を算出する。
そして、曇判定部17が、第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの画像から算出した輝度の差α及び空間周波数の差β、並びに輝度比の差γ及び空間周波数比の差δに応じて、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bにおける曇状態を相対的に判定する。この結果、特に曇操作部14(隙間22)により曇の発生が促進される第1ガラス面部13Aに生じた曇が薄い場合であっても、この第1ガラス面部13Aに生じた曇を精度よく検知できる。
(2)ブラケット18により並設された第1カメラ11A、第2カメラ11Bによりそれぞれ撮影される各画像は、同一の風景(周囲情報)を同一の時間に同一方向から同一の照明環境下で撮影される画像になる。このため、カメラ前方の風景や照明等の周囲環境が変化することによる影響を受け難くなるので、曇検知の誤判定を低減できる。
(3)第1カメラ前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ前方の第2ガラス面部13Bとの曇状態を異ならせる曇操作部14が、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bを保持して窓ガラス13に貼り付けるブラケット18に設けられた隙間22であり、この隙間22を通して、車室内の空気が第1カメラ11A前側の第1カメラ前空間21Aに流入出可能に構成されている。このため、第1ガラス面部13Aと第2ガラス面部13Bとの曇状態を異ならせる曇操作部14の構成を安価に実現できる。
[B]第2実施形態(図8、図9)
図8は、本発明に係る曇検知装置の第2実施形態を示すブロックである。この第2実施形態において第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第2実施形態の曇検知装置25が第1実施形態と異なる点は、第1実施形態の曇検知装置10に、単一カメラによる曇検知手段26、デフロスタ制御手段27、曇状況変化確認部28及び判定部29が追加して構成された点である。この曇検知装置25は、第1カメラ11前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bとに共に曇が発生して、第1実施形態の曇検知装置10の曇判定部17が「曇なし」と判定した場合に特に有効である。
つまり、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bに共に曇が発生したときには、第1実施形態の曇判定部17が、輝度の度数分布の差α及び空間周波数の度数分布の差β、並びに輝度比の差γ及び空間周波数比の差δの少なくとも1つに有意な差が存在しないと判断して、第1ガラス面部13A及び第2ガラス面部13Bに「曇なし」と判断してしまう場合がある。
この場合、単一カメラによる曇検知手段26は、第1カメラ11Aまたは第2カメラ11B(例えば第1カメラ11A)が撮影した画像を取り込んで、この画像から第1ガラス面部13Aまたは第2ガラス面部13B(例えば第1ガラス面部13A)に曇が発生しているかの曇検知を行なう。この曇検知は、車外環境に影響され易く、霧や吹雪などの悪天候、または平原や崖などの特徴の少ない環境で曇と誤検知する可能性が高い検知である。
デフロスタ制御手段27は、単一カメラによる曇検知手段26から、第1ガラス面部13Aまたは第2ガラス面部13Bの曇検知が成立している旨の信号を受信したときに、車両に装備されたデフロスタを駆動させて、このデフロスタから、窓ガラス13に生じた曇を解消するための乾燥した空気を窓ガラス13へ送風させる。このデフロスタからの送風は、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bを保持するブラケット18の曇操作部14(隙間22)を通して第1カメラ前空間21A内へ積極的に流入出し、この第1カメラ前空間21Aと第2カメラ11B前側の第2カメラ前空間21Bへ流入出する空気量に差が生ずる。これにより、第2ガラス面部13Bよりも第1ガラス面部13Aに発生した曇がより速く解消する。
画像処理部15の曇特徴演算部16は、デフロスタの駆動前から機能しており、デフロスタ駆動後においても所定時間間隔で、第1カメラ11Aと第2カメラ11Bのそれぞれの撮影画像から曇特徴量としての輝度及び空間周波数を算出し、第1カメラ11Aの画像からの輝度と第2カメラ11Bの画像からの輝度とを比較して輝度比を算出し、更に第1カメラ11Aの画像からの空間周波数と第2カメラ11Bの画像からの空間周波数とを比較して空間周波数比を算出する。曇特徴演算部16は、デフロスタの駆動前に所定時間間隔で算出した上述の輝度、空間周波数、輝度比及び空間周波数比を曇状況変化確認部28へ順次送信する。
曇状況変化確認部28は、画像処理部15の曇特徴演算部16から輝度などのデータを受信する度に、第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの撮影画像からの輝度の度数分布の差αと、第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの撮影画像からの空間周波数の度数分布の差βと、輝度比の数値「1.0」からの差γと、空間周波数比の数値「1.0」からの差δとが、時間的に変化しているか否かを確認する。
例えば、曇状況変化確認部28は、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bとが共に曇っている状態から、デフロスタの送風により第1ガラス面部13Aの曇が解消されて、上述の差α、β、γ及びδに有意な差が無い状態から有る状態に時間的に変化したか否かを確認する。
判定部29は、デフロスタの駆動により上述の輝度の度数分布の差αと空間周波数の度数分布の差βと輝度比の差γと空間周波数比の差δとが時間的に変化していると曇状況変化確認部28により確認された場合には、単一カメラによる曇検知手段26が行った曇検知が正しいと判定する。また、判定部29は、デフロスタが所定時間駆動してもなお、上述の差α、β、γ及びδが時間的に変化していないと曇状況変化確認部28により確認された場合には、単一カメラによる曇検知手段26が行った曇検知が曇以外の要因によるものであると判断して、単一カメラによる曇検知手段26の曇検知を誤検知であると判定する。判定部29は、この誤検知の判定と共に、デフロスタ制御手段27へデフロスタを停止させる信号を出力する。
次に、上述のように構成された曇検知装置25の作用を、主に図9のフローチャートを用いて説明する。
第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bに共に曇が発生して、第1実施形態の曇判定部17が第1ガラス面部13A及び第2ガラス面部13Bに「曇なし」と判定した場合に、本第2実施形態の単一カメラによる曇検知手段26は、第1カメラ11Aの撮影画像または第2カメラ11Bの撮影画像(例えば第1カメラ11Aの撮影画像)を取り込んで、曇検知を行う(S11)。
単一カメラによる曇検知手段26によってなされた第1ガラス面部13Aまたは第2ガラス面部13B(例えば第1ガラス面部13A)の曇検知が成立している場合に、デフロスタ制御手段27は、デフロスタを駆動させる(S12、S13)。このデフロスタの駆動前から駆動後にかけて、画像処理部15の曇特徴演算部16は所定時間間隔で、第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの撮影画像から輝度及び空間周波数を算出し、更に、第1カメラ11Aの撮影画像からの輝度と第2カメラ11Bの撮影画像からの輝度との比である輝度比、第1カメラ11Aの撮影画像からの空間周波数と第2カメラ11Bの撮影画像の空間周波数との比である空間周波数比をそれぞれ算出する(S14)。
曇状況変化確認部28は、曇特徴演算部16により所定時間間隔で算出された輝度、空間周波数、輝度比、空間周波数比のそれぞれの差α、β、γ、δに時間的な変化が生じたか否かを確認する(S15)。判定部29は、曇状況変化確認部28により上述の差α、β、γ、δに時間的な変化が生じていると確認された場合に、ステップS11の単一カメラによる曇検知手段26が行った曇検知が正しいと判定する(S16)。
判定部29は、ステップS15において曇状況変化確認部28による上述の差α、β、γ、δに時間的な変化が生じていないと確認された場合には、デフロスタが所定時間駆動しているか否かを判断し(S17)、所定時間駆動していない場合にステップS14及びS15を再度実行させる。
判定部29は、ステップS17においてデフロスタが所定時間駆動していると判断した場合で、且つステップS15において曇状況変化確認部28による前述の差α、β、γ、δに時間的な変化が生じていないと確認された場合に、ステップS15の単一カメラによる曇検知手段26が行った曇検知を、曇以外の他の要因によるものであると判断して誤検知と判定し(S18)、同時にデフロスタ制御手段27によりデフロスタを停止させる(S19)。
以上のように構成されたことから、本第2実施形態によれば、前記第1実施形態の効果(1)~(3)と同様な効果を奏するほか、次の効果(4)及び(5)を奏する。
(4)窓ガラス13に生じた曇を解消するために送風するデフロスタを車両が備え、また、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bを保持するブラケット18には、第1カメラ11A前側の第1カメラ前空間21Aと車室とを連通する曇操作部14(隙間22)が設けられている。このため、デフロスタからの乾燥した空気(送風)が、第2カメラ11B前側の第2カメラ前空間21Bよりも、曇り操作部14(隙間22)を通して第1カメラ前空間21Aに流入出し易くなるので、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aに生じた曇を解消させることができる。
従って、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bに共に曇が発生して、第1実施形態の曇判定部17が、輝度の度数分布の差α及び空間周波数の度数分布の差β、並びに輝度比の差γ及び空間周波数比の差δの少なくとも1つに有意な差が存在しないと判断して、第1ガラス面部13A及び第2ガラス面部13Bに「曇なし」と判断した場合であっても、単一カメラによる曇検知手段26が第1カメラ11Aまたは第2カメラ11B(例えば第1カメラ11A)の撮影画像から曇を検知した後に、デフロスタ制御手段27がデフロスタを駆動させる。
このデフロスタの駆動の前後における第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの撮影画像に基づき算出される輝度及び空間周波数、並びに輝度比及び空間周波数比ついて、それらの差α、β、γ、δに時間的な変化が生じているか否かを曇状況変化確認部28が確認することで、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bに曇のレベル差が生じたか否かを判断することができ、この結果、単一カメラによる曇検知手段26が行った曇の正誤を正確に判断することができる。
(5)デフロスタ制御手段27によりデフロスタが駆動されてから所定時間経過後であっても、第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの撮影画像に基づき算出される輝度及び空間周波数、並びに輝度比及び空間周波数比について、それらの差α、β、γ、δに変化が生じなかった場合には、デフロスタの駆動前に実施された単一カメラによる曇検知手段26が行った曇検知が、曇以外の要因によるものであって誤検知であると判定されるので、デフロスタ制御手段27によりデフロスタが停止される。この結果、デフロスタの駆動時間を必要最小限に設定して、デフロスタの無駄な駆動を防止できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができ、また、それらの置き換えや変更は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、第1及び第2実施形態では、曇操作部14は、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bを保持するブラケット18に形成された隙間22の場合を述べたが、第1カメラ11A、第2カメラ11Bのそれぞれの前方の温度に差を設けることで、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bとの曇り易さに差を設ける構造にしてもよい。
具体的には、図10に示すように、第1カメラ11A及び第2カメラ11Bが所定間隔で配置されたカメラユニット30において、ICなどの発熱部品が集積された発熱部31を、第1カメラ11Aと第2カメラ11Bの片側(例えば第1カメラ11A側)に偏倚して設けることで、例えば第1カメラ11A側の第1カメラ前空間21Aを第2カメラ11B側の第2カメラ前空間21Bよりも温度上昇させて、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aへの曇の発生を抑制させる。このようにして、第1カメラ11A前方の第1ガラス面部13Aと第2カメラ11B前方の第2ガラス面部13Bとの曇状態を異ならせてもよい。
10…曇検知装置、11A…第1カメラ、11B…第2カメラ、12…レンズ、13…窓ガラス、13A…第1ガラス面部、13B…第2ガラス面部、14…曇操作部、16…曇特徴演算部、17…曇判定部、18…ブラケット、21A…第1カメラ前空間、21B…第2カメラ前空間、22…隙間、25…曇検知装置、26…単一カメラによる曇検知手段、27…デフロスタ制御手段、28…曇状況変化確認部、29…判定部、30…カメラユニット、31…発熱部

Claims (7)

  1. 車両の周囲情報を前記車両の内部からガラスを通して撮影する複数のカメラと、
    複数の前記カメラのうち一つのカメラの前方に位置する前記ガラスの部分への曇の発生を操作する曇操作部と、
    複数の前記カメラのそれぞれが同一の前記周囲情報を同一の時間に同一の方向から撮影した画像から曇特徴量を算出する曇特徴演算部と、
    前記曇特徴演算部からの前記曇特徴量の差に応じて、複数の前記カメラの前方に位置する前記ガラスの部分における曇の状態を判定する曇判定部と、を有して構成されたことを特徴とする曇検知装置。
  2. 前記曇操作部は、複数のカメラのそれぞれの前方の温度に差を設ける構造に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の曇検知装置。
  3. 前記曇操作部は、複数のカメラを備えたカメラユニットの内部に設けられた発熱部により、複数のカメラのそれぞれの前方の温度に差を設けるよう構成されたことを特徴とする請求項に記載の曇検知装置。
  4. 車両の周囲情報を前記車両の内部からガラスを通して撮影する複数のカメラと、
    複数の前記カメラのうち一つのカメラの前方に位置する前記ガラスの部分への曇の発生を、複数の前記カメラのそれぞれの前方の空間に流入する空気量に差を設ける構造に構成することによって操作する曇操作部と、
    複数の前記カメラのそれぞれが撮影した画像から曇特徴量を算出する曇特徴演算部と、
    前記曇特徴演算部からの前記曇特徴量の差に応じて、複数の前記カメラの前方に位置する前記ガラスの部分における曇の状態を判定する曇判定部と、を有して構成されたことを特徴とする曇検知装置。
  5. 複数の前記カメラを保持するブラケットにより、それぞれの前記カメラのレンズとこれらのレンズ前方のガラスの部分とが覆われて、それぞれの前記レンズの前方に空間が互いに独立して形成され、
    これら複数の空間のうち一つの空間に対応する前記ブラケットと前記ガラスとの隙間の寸法が変更されることで、複数の前記カメラのそれぞれの前方の空間に流入する空気量に差が設けられるよう構成されたことを特徴とする請求項に記載の曇検知装置。
  6. 前記車両は、ガラスに生じた曇を解消するために送風するデフロスタを備え、このデフロスタの駆動により、複数のカメラのそれぞれの前方の空間に流入する空気量に差が設けられるよう構成されたことを特徴とする請求項またはに記載の曇検知装置。
  7. 前記デフロスタを駆動して所定時間経過後に、複数のカメラの画像から算出された曇特徴量の差に変化が無かった場合には、前記デフロスタを停止させるよう構成されたことを特徴とする請求項に記載の曇検知装置。
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