JP7443442B2 - 診療支援システム、診療支援装置、支援方法、及び支援プログラム - Google Patents

診療支援システム、診療支援装置、支援方法、及び支援プログラム Download PDF

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Description

本開示は、診療支援システム、診療支援装置、支援方法、及び支援プログラムに関する。
一般に、医師による診察が行われる前に、患者が問診票等に健康情報を記入して提出することが行われている。特許文献1には、ユーザに関する健康情報を入力した入力フォームをユーザの情報端末装置から受信し、受信した健康情報に応じた病気に関する情報を送信する技術が開示されている。
特開2003-22325号公報
特許文献1に開示されている入力フォーマットは、いわゆる問診票に準じた形式のものであり、既往歴や習慣、身体情報、及び症状等の情報を入力するものである。このように問診票に記入される情報は、健康に関する一般的な情報であり、必ずしも、罹患している病気に応じた診療に必要な情報が得られるとはいえなかった。また、一般に問診票は初診の前に提出されるものであり、例えば、問診票からは、初診後の診療のための情報を得るには不十分な場合があった。
特に、罹患しているのがペットである場合、ペット自身が、病気の診療に必要な情報を、飼い主や獣医師に伝えることが困難なため、十分な情報が医師に伝達されない場合があった。
そのため、獣医師によるペットの診療が非効率的になりがちであった。
本開示は、以上の事情を鑑みて成されたものであり、診療の効率化を図ることができる、診療支援システム、診療支援装置、支援方法、及び支援プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の第1の態様の診療支援システムは、ペットの飼い主が所有する飼主端末と、獣医師がペットの診療に用いる獣医師端末と、診療を支援する診療支援装置と、を備えた診療支援システムであって、獣医師端末は、ペットまたはペットが罹患している病気に対応し、かつペットが罹患している病気の病状を表す病状情報の、ペットの飼い主による取得を支援するための病状情報の取得方法、及び病状情報を取得するタイミングの少なくとも一方を含むフォーマットの獣医師によるカスタマイズ結果を取得し、カスタマイズされたフォーマットをペットに対する固有フォーマットとして診療支援装置に送信するカスタマイズ部を備え、診療支援装置は、固有フォーマットを獣医師端末から受信する受信部と、支援情報として固有フォーマットを、飼主端末に出力する出力部と、飼い主により支援情報に基づいて取得されて、飼主端末から送信されたペットの病状情報を取得する取得部と、を備え、病状情報は、全身の画像、患部の画像、排泄物の画像、鳴き声、排泄物の色、排泄物の臭い、及び服薬情報の少なくとも1つを含み、カスタマイズ部は、病気の種類と、病状情報とに対応づけられたフォーマットの対応関係に基づいて、ペットの病気の種類に応じた病状情報に対応するフォーマットを参照用のフォーマットとして表示し、参照用のフォーマットの獣医師によるカスタマイズ結果を取得する
上記目的を達成するために、本開示の第2の態様の診療支援装置は、ペットまたはペットが罹患している病気に対応し、かつペットが罹患している病気の病状を表す病状情報の、ペットの飼い主による取得を支援するための病状情報の取得方法、及び病状情報を取得するタイミングの少なくとも一方を含むフォーマットが獣医師によりカスタマイズされた固有フォーマットを獣医師端末から受信する受信部と、支援情報として固有フォーマットを、飼い主が所有する飼主端末に出力する出力部と、飼い主により支援情報に基づいて取得されて、飼主端末から送信されたペットの病状情報を取得する取得部と、を備え、病状情報は、全身の画像、患部の画像、排泄物の画像、鳴き声、排泄物の色、排泄物の臭い、及び服薬情報の少なくとも1つを含み、受信部は、病気の種類と、病状情報とに対応づけられたフォーマットの対応関係に基づいて、ペットの病気の種類に応じた病状情報に対応するフォーマットが参照用のフォーマットとして表示され、獣医師によりカスタマイズされた参照用のフォーマットの獣医師によるカスタマイズ結果を受信する
本開示の第3の態様の診療支援装置は、第2の態様の診療支援装置において、出力部は、固有フォーマットが存在しない場合、固有フォーマットに代えて、支援情報としてペットが罹患する病気に対応するフォーマットを飼主端末に出力する。
本開示の第4の態様の診療支援装置は、第3の態様の診療支援装置において、病気の種類と取得すべき病状情報との対応関係が予め定められており、出力部は、対応関係に基づいて、病気の種類に応じた病状情報の取得を支援するフォーマットを出力する。
本開示の第5の態様の診療支援装置は、第4の態様の診療支援装置において、出力部は、さらに、対応関係において病気の種類に対応付けられていない病状情報から選択された病状情報を出力する。
本開示の第6の態様の診療支援装置は、第2の態様から第5の態様のいずれか1態様の診療支援装置において、病気、及び病状情報の少なくとも一方に基づいた予め定められたタイミングで、獣医師に診療の要請を行う要請部をさらに備える。
また、上記目的を達成するために、本開示の第7の態様の支援方法は、受信部により、ペットまたはペットが罹患している病気に対応し、かつペットが罹患している病気の病状を表す病状情報の、ペットの飼い主による取得を支援するための病状情報の取得方法、及び病状情報を取得するタイミングの少なくとも一方を含むフォーマットが獣医師によりカスタマイズされた固有フォーマットを獣医師端末から受信し、出力部により、支援情報として固有フォーマットを、飼い主が所有する飼主端末に出力し、取得部により、飼い主により支援情報に基づいて取得されて、飼主端末から送信されたペットの病状情報を取得する、処理を含み、病状情報は、全身の画像、患部の画像、排泄物の画像、鳴き声、排泄物の色、排泄物の臭い、及び服薬情報の少なくとも1つを含み、固有フォーマットの受信では、病気の種類と、病状情報とに対応づけられたフォーマットの対応関係に基づいて、ペットの病気の種類に応じた病状情報に対応するフォーマットが参照用のフォーマットとして表示され、獣医師によりカスタマイズされた参照用のフォーマットの獣医師によるカスタマイズ結果を受信する
また、上記目的を達成するために、本開示の第8の態様の支援プログラムは、コンピュータを、ペットまたはペットが罹患している病気に対応し、かつペットが罹患している病気の病状を表す病状情報の、ペットの飼い主による取得を支援するための病状情報の取得方法、及び病状情報を取得するタイミングの少なくとも一方を含むフォーマットが獣医師によりカスタマイズされた固有フォーマットを獣医師端末から受信する受信部と、支援情報として固有フォーマットを、飼い主が所有する飼主端末に出力する出力部と、飼い主により支援情報に基づいて取得されて、飼主端末から送信されたペットの病状情報を取得する取得部と、して機能させ、病状情報は、全身の画像、患部の画像、排泄物の画像、鳴き声、排泄物の色、排泄物の臭い、及び服薬情報の少なくとも1つを含み、固有フォーマットの受信では、病気の種類と、病状情報とに対応づけられたフォーマットの対応関係に基づいて、ペットの病気の種類に応じた病状情報に対応するフォーマットが参照用のフォーマットとして表示され、獣医師によりカスタマイズされた参照用のフォーマットの獣医師によるカスタマイズ結果を受信する
また、本開示の情報処理装置は、コンピュータに実行させるための命令を記憶するメモリと、記憶された命令を実行するよう構成されたプロセッサと、を備え、プロセッサは、ペットまたはペットが罹患している病気に対応し、かつペットが罹患している病気の病状を表す病状情報の、ペットの飼い主による取得を支援するための病状情報の取得方法、及
び病状情報を取得するタイミングの少なくとも一方を含むフォーマットが獣医師によりカスタマイズされた固有フォーマットを獣医師端末から受信し、支援情報として固有フォーマットを、飼い主が所有する飼主端末に出力し、飼い主により支援情報に基づいて取得されて、飼主端末から送信されたペットの病状情報を取得し、病状情報は、全身の画像、患部の画像、排泄物の画像、鳴き声、排泄物の色、排泄物の臭い、及び服薬情報の少なくとも1つを含み、固有フォーマットの受信では、病気の種類と、病状情報とに対応づけられたフォーマットの対応関係に基づいて、ペットの病気の種類に応じた病状情報に対応するフォーマットが参照用のフォーマットとして表示され、獣医師によりカスタマイズされた参照用のフォーマットの獣医師によるカスタマイズ結果を受信する
本開示によれば、診療の効率化を図ることができる。
実施形態の診療支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の診療支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の情報記憶部の構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の識別情報/病名対応関係情報の一例を示す図である。 実施形態の病名/病状情報対応関係情報の一例を示す図である。 実施形態のフォーマット情報の一例を示す図である。 実施形態の蓄積病状情報の一例を示す図である。 実施形態の飼主端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の獣医師端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の診療支援装置の構成の一例を表す機能ブロック図である。 実施形態の診療支援装置で実行される診療支援処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態の飼主端末で実行される病状情報取得処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態の飼主端末の表示部にフォーマットが表示された状態の一例を示す図である。 実施形態の飼主端末の表示部にフォーマットが表示された状態の一例を示す図である。 実施形態の飼主端末の表示部にフォーマットが表示された状態の一例を示す図である。 実施形態の飼主端末の表示部にフォーマットが表示された状態の一例を示す図である。 実施形態の飼主端末の表示部にフォーマットが表示された状態の一例を示す図である。 実施形態の獣医師端末で実行される経過観察処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態の獣医師端末で実行される診察要請処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態例を詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態の診療支援システム1について説明する。本実施形態の診療支援システム1は、動物病院等において獣医師が行うペットの診療を支援するものである。なお、本実施形態において「診療」とは、「診察」、「診断」、及び「治療」等を総称する用語として用いている。なお、以下では、具体例として、獣医師Vが動物病院にて診察を行ったペットPについて、次回の診察(再診)までの間、ペットPの飼い主Uによる経過観察を支援することで、次回の診察における診療を支援する場合について説明する。
図1には、本実施形態の診療支援システム1の構成の一例を表すブロック図が示されている。図1に示すように、本実施形態の診療支援システム1は、診療支援装置10、情報記憶部12、飼主端末14、及び獣医師端末16を備える。診療支援装置10、情報記憶部12、飼主端末14、及び獣医師端末16の各々は、ネットワークNに接続されており、ネットワークNを介した通信が可能とされている。なお、本実施形態に限定されず、診療支援装置10、情報記憶部12、飼主端末14、及び獣医師端末16の少なくとも1つが、ネットワークNを介さずに他の装置と通信を行う形態とされていてもよい。
診療支援装置10は、診療対象のペットPの飼い主Uに、経過観察としてペットPの病状に関する情報(以下、「病状情報」という)を飼い主Uが取得するのを支援するための支援情報(以下、「フォーマット」)を、提供する機能を有する。具体的には、診療支援装置10は、病状情報を取得するためのフォーマットを、飼い主Uが所有する飼主端末14に出力する。また、診療支援装置10は、診療支援装置10から提供されたフォーマットに基づいて取得した病状情報を、飼主端末14から取得する機能を有する。取得された病状情報は、情報記憶部12に蓄積される。
図2を参照して、本実施形態の診療支援装置10のハードウェア構成の一例を説明する。図2に示すように診療支援装置10は、CPU(Central Processing Unit)20、一時記憶領域としてのメモリ21、及び不揮発性の記憶部22を含む。また、診療支援装置10は、液晶ディスプレイ等の表示部24、キーボードやマウス等の入力部26、及びネットワークNに接続されるネットワークI/F(InterFace)28を含む。CPU20、メモリ21、記憶部22、表示部24、入力部26、及びネットワークI/F28は、バス29に互いに通信が可能に接続されている。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、及びフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部22には、支援プログラム23が記憶される。CPU20は、記憶部22から支援プログラム23を読み出してからメモリ21に展開し、展開した支援プログラム23を実行する。
また、本実施形態の情報記憶部12は、いわゆるオンラインで利用できる、クラウドタイプの外部ストレージである。情報記憶部12には、図3に示すように、識別情報/病名対応関係情報30、病名/病状情報名対応関係情報32、フォーマット情報34、及び蓄積病状情報36が記憶される。
まず、識別情報/病名対応関係情報30について説明する。図4に、識別情報/病名対応関係情報30の一例を示す。識別情報/病名対応関係情報30は、ペットPを識別するための識別情報と、ペットPの病名との対応関係を表す情報である。
図4に示した識別情報/病名対応関係情報30の例では、ペットPの識別情報として、「ペットID(IDentifier)」、ペットPの「名前」、ペットPの「種類」、及びペットPの「年齢」が例示されている。なお、ペットPの「種類」とは、種族や品種を含む。なお、本実施形態に限定されず、飼い主Uに関する情報等も識別情報として利用してもよい。また、図4に示した識別情報/病名対応関係情報30の例における「病名」は、「病名」に限定されず、「怪我」等も含み、また、「疾患名」や「症候名」を含んでいてもよい。
これらの識別情報及び病名は、例えば、診療支援装置10が、獣医師Vが獣医師端末16から入力した識別情報を取得して、識別情報/病名対応関係情報30に登録する形態としてもよい。また、例えば、獣医師Vの動物病院が電子カルテを利用している場合、ペットPの電子カルテから診療支援装置10が識別情報を取得して、識別情報/病名対応関係情報30に登録する形態としてもよい。
また、図4に示すように本実施形態の識別情報/病名対応関係情報30には、固有フォーマット情報との有無を表す情報が登録されている。詳細は後述するが、一例として本実施形態の診療支援システム1では、病気(病名)毎に、デフォルトのフォーマットが予め定められているが、獣医師Vの所望により、フォーマットのカスタマイズを可能としている。以下では、獣医師VがペットP毎に、カスタマイズしたフォーマットを「固有フォーマット」と称する場合がある。図4の例では、ペットIDが、「1003」のペットPについて、固有フォーマット情報のID「F0001」が登録された状態を示している。
次に、病名/病状情報名対応関係情報32について説明する。図5に、病名/病状情報名対応関係情報32の一例を示す。病名/病状情報名対応関係情報32は、病名と、その病気の診療及び経過観察に必要な病状情報名との対応関係を表す情報である。なお、本実施形態の病名/病状情報名対応関係情報32が、本開示の対応関係の一例である。
病状情報とは、上述したように経過観察としてペットPの病状に関する情報であり、ペットPが罹患している病気の診療のための情報である。病状情報には、ペットの外観に関する情報、ペットの行動に関する情報、及び排泄物に関する情報の少なくとも1つが含まれる。一般に、病気毎に、診察において獣医師が参照する症状、症状が現れる部位、及び経過観察内容等が異なる場合がある。すなわち、病気毎に、診療に必要な病状情報が異なる場合がある。
例えば、ペットPが風邪に罹患している場合、鳴き声の状態、排泄物の状態、また、倦怠感やくしゃみ等を繰り返すことにより全身の様子に症状が表れることがある。また、例えば、ペットPが怪我をしている場合、怪我をしている患部の状態や、全身の状態の観察を必要とし、痛がっている場合等は鳴き声に症状が現れる場合がある。
また、風邪、咽頭炎、気管虚脱、怪我、尿路結石症、認知症、及びウイルス性鼻気管炎(猫の場合)等は、鳴き声に症状が現れる場合が多い。また、大腸性下痢症、肛門嚢炎、出血、パルポウイルス感染症等の場合は、血便等の症状により、排泄物(便)に症状が現れ、赤色を呈する場合がある。同様に、排泄物(便)の色に症状が現れる病気としては、胃潰瘍及び小腸性下痢症、腫瘍、潰瘍、及び寄生虫の場合等は黒くなる傾向があり、ジアルジア及びトリコモナス等の原虫に感染した場合等は黄色くなる傾向があり、寄生虫、感染症による下痢、及び腸内細菌叢、消化機能の異常等の場合は、緑色になる傾向があり、胆嚢障害、ジアルジア、急性肝炎、膵炎、及び肝硬変等の場合は白~灰色になる傾向がある。また、排泄物(便)の臭いに症状が現れる病気としては、慢性腸炎、及び膵炎等がある。また、排泄物(尿)の頻度に症状が現れる病気としては、甲状腺機能亢進症等がある。
また、上記の病気によっては、固形状、及び泥状等のように排泄物(便)の形状に症状が現れたり、排泄物の量に症状が現れたりする場合がある。また、上記の病気によってペットPが嘔吐する場合、その嘔吐物(排泄物に含む)に病気の診療に必要な情報が含まれる場合がある。
このように、病気により、症状が現れる部位等に特徴がある。また、症状が現れる部位に限らず、診療に必要、または参考となる病状情報がある。例えば、皮膚炎の場合は、患部そのものの他、炎症の広がり具合も診療に必要な情報となるため、ペットPの全身の状態も診療の参考となる情報である。一方、白内障等のように、患部そのものの状態が主に診療に必要な情報となる場合がある。
また病気の進行、換言すると症状の変化に影響を与える要素として、ペットPの服薬状況等がある。
そこで、本実施形態の診療支援システム1では、病気毎に、その病名と、その病気の診療及び経過観察に必要または参考とされる病状情報名とを対応付けた情報を、病名/病状情報名対応関係情報32としている。
図5では、ペットPの全身の画像である「写真(全身)」、患部の画像である「写真(患部)」、ペットPの排泄物の画像である「写真(排泄物)」、ペットPの鳴き声の音声である「鳴き声」、ペットPの排泄物の臭いである「臭い(排泄物)」、ペットPの排泄物の色である「色(排泄物)」、及び「服薬情報」を病状情報とした一例を示している。
図5に示した例では、病名が「怪我」の場合、経過観察に必要な病状情報として、「写真(全身)」、「写真(患部) 」、「鳴き声」、及び「服薬状況」が対応付けられている。
なお、動物の種類、例えば、犬であるか猫であるか、または犬である場合は犬種の違い等により、罹患する病気の種類や、現れる症状が異なる場合がある。そのため、動物の種類、及び品種等に応じて、病名/病状情報名対応関係情報32を複数種類、用意しておくことが好ましい。
次に、フォーマット情報34について説明する。図6に、フォーマット情報34の一例を示す。フォーマット情報34には、病状情報毎に各フォーマットのデータが格納されている。なお、フォーマット情報34には、各フォーマットのデータそのものが格納されていてもよいし、例えば、URL(Uniform Resource Locator)等の、フォーマットが存在する場所が格納されていてもよい。また、図6に示すように、フォーマット情報34には、上述した固有フォーマットのデータも格納される。
次に、蓄積病状情報36について説明する。図7に、蓄積病状情報36の一例を示す。蓄積病状情報36は、診療支援装置10が、飼主端末14から取得した病状情報が、ペットPを識別するための情報(図7に示した例ではペットID)に対応付けられた状態で蓄積される。
一方、飼主端末14は、例えば、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等が挙げられる。なお、本実施形態では、飼主端末14を1台の装置として構成する形態について説明するが、飼主端末14を複数の装置によって構成する形態であってもよい。
図8を参照して、本実施形態の飼主端末14のハードウェア構成の一例を説明する。図8に示すように飼主端末14は、CPU40、一時記憶領域としてのメモリ41、及び不揮発性の記憶部42を含む。また、飼主端末14は、液晶ディスプレイ等の表示部44、カメラ等の撮像部45、キーボード、及び集音装置であるマイク等の入力部46、スピーカ等の出力部47、及びネットワークNに接続されるネットワークI/F48を含む。CPU40、メモリ41、記憶部42、表示部44、撮像部45、入力部46、出力部47、及びネットワークI/F48は、バス49に互いに通信が可能に接続されている。なお、一例として本実施形態の飼主端末14は、表示部44及び入力部46の機能を有するタッチパネルディスプレイを備えている。
記憶部42は、HDD、SSD、及びフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部42には、病状情報取得プログラム43が記憶される。CPU40は、記憶部42から病状情報取得プログラム43を読み出してからメモリ41に展開し、展開した病状情報取得プログラム43を実行する。
一方、獣医師端末16は、例えば、デスクトップコンピュータ及びタブレットコンピュータ等が挙げられる。なお、本実施形態では、獣医師端末16を1台の装置として構成する形態について説明するが、獣医師端末16を複数の装置によって構成する形態であってもよい。
図9を参照して、本実施形態の獣医師端末16のハードウェア構成の一例を説明する。図9に示すように獣医師端末16は、CPU50、一時記憶領域としてのメモリ51、及び不揮発性の記憶部52を含む。また、獣医師端末16は、液晶ディスプレイ等の表示部54、キーボード、マウス、及びマイク等の入力部56、及びネットワークNに接続されるネットワークI/F58を含む。CPU50、メモリ51、記憶部52、表示部54、入力部56、及びネットワークI/F58は、バス59に互いに通信が可能に接続されている。
記憶部52は、HDD、SSD、及びフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部52には、経過観察プログラム53A及び診察要請プログラム53Bが記憶される。CPU50は、記憶部52から経過観察プログラム53A及び診察要請プログラム53Bの各々を読み出してからメモリ41に展開し、展開した病状情報取得プログラム43を実行する。
次に、図10を参照して、本実施形態の診療支援装置10、飼主端末14、及び獣医師端末16の機能的な構成について説明する。図10には、本実施形態の診療支援装置10、飼主端末14、及び獣医師端末16の構成の一例を表す機能ブロック図を示す。
図10に示すように、診療支援装置10は、出力部60、取得部62、及び要請部64を備える。診療支援装置10のCPU20が支援プログラム23を実行することで、出力部60、取得部62、及び要請部64として機能する。また、飼主端末14は、取得部80及び閲覧部82を備える。飼主端末14のCPU40が病状情報取得プログラム43を実行することで、取得部80及び閲覧部82として機能する。また、獣医師端末16は、カスタマイズ部90、診察指示部92、及び経過監察部94を備える。獣医師端末16のCPU50が経過観察プログラム53Aを実行することで、カスタマイズ部90、及び経過監察部94として機能し、診察要請プログラム53Bを実行することで、診察指示部92として機能する。
診療支援装置10の出力部60は、識別情報/病名対応関係情報30、病名/病状情報名対応関係情報32、及びフォーマット情報34を参照し、ペットPの経過観察に必要な病状情報72の取得を支援するためのフォーマット70を出力する。出力部60から出力されたフォーマット70は、ネットワークI/F28によりネットワークNを介し、飼主端末14へ送信される。
診療支援装置10から送信されたフォーマット70は、飼主端末14の取得部80によって取得される。飼い主Uは、取得部80が取得したフォーマット70に基づいて、病状情報72を取得する。飼主端末14の取得部80は、取得した病状情報72を飼主端末14から、ネットワークNを介し、診療支援装置10に送信する。
診療支援装置10の取得部62は、ネットワークI/F28により、飼主端末14から送信された病状情報72を取得する。取得部62は、取得した病状情報72を蓄積病状情報36に蓄積する。
また、診療支援装置10の出力部60は、獣医師端末16からの要請に応えて、フォーマット70を出力する。出力部60から出力されたフォーマット70は、ネットワークI/F28によりネットワークNを介し、獣医師端末16へ送信される。
診療支援装置10から送信されたフォーマット70は、獣医師端末16のカスタマイズ部90によって取得される。本実施形態の獣医師端末16のカスタマイズ部90により、獣医師Vによる経過観察に用いるフォーマット70のカスタマイズを可能としている。そのため、獣医師端末16のカスタマイズ部90は、診療支援装置10から、デフォルトのフォーマット70等、予め定められたフォーマット70を取得し、また、獣医師Vによってカスタマイズ後のフォーマット70を診療支援装置10へ出力する。
一方、診療支援装置10の要請部64は、蓄積病状情報36に蓄積された病状情報72に基づいて、獣医師Vに診療の要請を行う。一例として本実施形態の要請部64は、予め定められたタイミング(詳細後述)で、ネットワークI/F28によりネットワークNを介して、獣医師端末16にネットワークNを介して診療要請74を送信する。
診療支援装置10から送信された診療要請74は、獣医師端末16の診察指示部92によって受信される。診察指示部92は、受信した診療要請74に基づき、獣医師Vに、蓄積病状情報36に蓄積されている病状情報72に基づいたペットPの診察を促す。
また、本実施形態の飼主端末14の閲覧部82は、蓄積病状情報36に蓄積されている病状情報72を取得し、飼い主Uによる閲覧が可能に表示する。
また、本実施形態の獣医師端末16の経過監察部94は、獣医師Vが、診療対象のペットPの経過情報の観察を行う場合に、蓄積病状情報36に蓄積されている病状情報72を取得し、獣医師Vによる観察が可能に表示する。
次に、本実施形態の診療支援システム1の作用について説明する。
まず、図11を参照して診療支援装置10の作用を説明する。本実施形態では、診療支援装置10のCPU20が支援プログラム23を実行することによって、図11に示す診療支援処理が実行される。一例として、図11に示した本実施形態の診療支援処理では、飼主端末14からペットIDを受信すると、ペットIDに対応するペットPに応じたフォーマット70を飼主端末14に送信する。また、本実施形態の診療支援処理では、飼主端末14から病状情報72及びペットIDを受信すると、情報記憶部12に病状情報72を蓄積する。さらに、本実施形態の診療支援処理では、獣医師端末16から病名またはペットIDを受信すると、獣医師端末16によるフォーマット70のカスタマイズが行われる。そのため、本実施形態の診療支援装置10では、飼主端末14または獣医師端末16からペットID、病状情報72、及び病名のいずれかを受信した場合に図11に示した診療支援処理が実行される。
図11のステップS100で出力部60は、フォーマット70を出力するか否か判定する。本実施形態の診療支援装置10では、上述のように飼主端末14からペットIDを受信し、かつ病状情報72を受信していない場合、フォーマット70を出力する。そのため、飼主端末14から病状情報72を受信した場合、及び飼主端末14からペットIDを受信していない場合、ステップS100の判定が否定判定となり、ステップS102へ移行する。
ステップS102で出力部60は、飼主端末14から病状情報72を受信したか否かを判定する。飼主端末14から病状情報72を受信していない場合、換言すると、獣医師端末16から、病名またはペットIDを受信した場合、ステップS102の判定が否定判定となり、ステップS104へ移行する。
ステップS104で出力部60は、受信した病名またはペットIDを取得する。次のステップS106で出力部60は、受信した病名またはペットIDに対応するフォーマット70を情報記憶部12から取得する。具体的には、獣医師端末16から病名を取得した場合、出力部60は、情報記憶部12の病名/病状情報名対応関係情報32を参照し、受信した病名に対応する病状情報名を特定する。さらに出力部60は、フォーマット情報34から、特定した病状情報名に対応するフォーマット70を取得する。一方、獣医師端末16からペットIDを取得した場合、出力部60は、情報記憶部12の識別情報/病名対応関係情報30を参照し、受信したペットIDに対応する固有フォーマット情報を特定する。さらに出力部60は、フォーマット情報34から、特定した固有フォーマット情報に対応するフォーマット70を取得する。
次のステップS108で出力部60は、上記ステップS106で取得したフォーマット70を出力する。出力部60から出力されたフォーマット70は、ネットワークNを介して獣医師端末16へ送信される。
カスタマイズ部90によりフォーマット70を受信した獣医師端末16では、獣医師Vの判断により、フォーマット70のカスタマイズが行われる。獣医師Vがフォーマット70のカスタマイズを行う場合、カスタマイズ部90から他のフォーマット70の要求が行われる。
そのため、出力部60は、次のステップS110で獣医師端末16からフォーマット70の要求を受信したか否かを判定する。フォーマット70の要求を受信していない場合、ステップS110の判定が否定判定となり、本診療支援処理を終了する。一方、獣医師端末16からフォーマット70の要求を受信した場合、ステップS110の判定が肯定判定となり、ステップS112へ移行する。
ステップS112で出力部60は、上記ステップS108で出力したフォーマット70の他のフォーマット70を出力する。具体的には、出力部60は、情報記憶部12のフォーマット情報34から、上記ステップS108の処理において取得していないフォーマット70を取得して出力する。出力部60から出力された他のフォーマット70は、ネットワークNを介して獣医師端末16へ送信される。
詳細は後述するが、他のフォーマット70を受信した獣医師端末16のカスタマイズ部90では、獣医師Vの判断により、他のフォーマット70を利用して、フォーマット70のカスタマイズが行われる。獣医師Vがフォーマット70のカスタマイズを行う場合、カスタマイズ後のフォーマット70が、固有のフォーマット70を表す情報(以下、「固有フォーマット情報」という)としてカスタマイズ部90から送信される。一例として本実施形態では、固有フォーマット情報には、いずれのフォーマット70が含まれているかを表す情報が含まれている。
そこで、ステップS114で出力部60は、獣医師端末16から固有フォーマット情報(フォーマット70)を受信したか否かを判定する。獣医師端末16から固有フォーマット情報(フォーマット70)を受信するまでステップS114の判定が否定判定となる。一方、獣医師端末16から固有フォーマット情報(フォーマット70)を受信するとステップS114の判定が肯定判定となり、ステップS116へ移行する。
ステップS116で出力部60は、受信した固有フォーマット情報(フォーマット70)を登録した後、本診療支援処理を終了する。具体的には、獣医師端末16から病名を受信したことにより上記ステップS104~S114の処理を実行した場合、出力部60は、情報記憶部12の病名/病状情報名対応関係情報32の、病名に対応付けられている病状情報名を、固有フォーマット情報に応じて変更する。また、獣医師端末16からペットIDを受信したことにより上記ステップS104~S114の処理を実行した場合、出力部60は、受信した固有フォーマット情報(フォーマット70)に、固有フォーマット情報を識別するためのIDを付与し、付与したIDを情報記憶部12の識別情報/病名対応関係情報30のペットIDに対応付ける(図4、識別情報/病名対応関係情報30の「固有フォーマット」参照)。そして、出力部60は、フォーマット情報34に、固有フォーマットを登録する。
このように、本実施形態の診療支援処理では、ステップS104~S116の処理により、獣医師Vに応じたフォーマット70のカスタマイズを可能としている。
一方、診療支援装置10が飼主端末14からペットIDを受信した場合、ステップS100の判定が肯定判定となり、ステップS118へ移行する。ステップS118で出力部60は、飼主端末14から受信したペットIDを取得する。
次のステップS120で出力部60は、取得したペットIDに、固有フォーマット情報が対応付けられているか否かを判定する。具体的には、出力部60は、情報記憶部12の識別情報/病名対応関係情報30を参照し、取得したペットIDに、固有フォーマット情報が対応付けられているか否かを判定する。取得したペットIDに固有フォーマット情報が対応付けられている場合、ステップS120の判定が肯定判定となり、ステップS124へ移行する。一方、取得したペットIDに固有フォーマット情報が対応付けられていない場合、ステップS120の判定が否定判定となり、ステップS122へ移行する。
ステップS122で出力部60は、受信したペットIDに対応する病名を特定する。換言すると、取得したペットIDを有するペットPが罹患している病名を特定する。具体的には、出力部60は、情報記憶部12の識別情報/病名対応関係情報30を参照し、取得したペットIDに対応付けられている病名を特定する。
次のステップS124で出力部60は、出力するフォーマット70を選択する。具体的には、上記ステップS120で肯定判定となりステップS124へ移行した場合、出力部60は、フォーマット情報34から固有フォーマット情報に対応するフォーマット70を選択する。また、上記ステップS122で病名を特定した場合、出力部60は、病名/病状情報名対応関係情報32から特定した病名に対応する病状情報名を特定する。また、出力部60は、特定した病状情報名に応じたフォーマット70を、フォーマット情報34から選択する。
次のステップS126で出力部60は、上記ステップS124で選択したフォーマット70を、飼主端末14に出力した後、本診療支援処理を終了する。出力部60から出力されたフォーマット70は、ネットワークNを介して飼主端末14へ送信される。
フォーマット70を受信した飼主端末14の取得部80では、飼い主Uにより、フォーマット70に基づいて、病状情報72が取得される。
一方、診療支援装置10が飼主端末14から病状情報72を受信した場合、上記ステップS102の判定が肯定判定となり、ステップS128へ移行する。ステップS128で取得部62は、飼主端末14から受信した病状情報72及びペットIDを取得する。
次のステップS130で取得部62は、取得した病状情報72を、ペットIDに対応付けて、情報記憶部12の蓄積病状情報36に、蓄積する。
次のステップS132で要請部64は、獣医師Vに診察を要請するか否かを判定する。本実施形態の診療支援装置10では、取得した病状情報72に応じて、獣医師Vに病状情報72の診察を要請する。一例として、本実施形態の要請部64は、病状情報72を予め定められた回数、飼主端末14から受信した場合、獣医師Vに病状情報72によるペットPの診察を要請する。このように、獣医師Vに診察を要請することで、ペットPが動物病院に来院する前、経過観察中に病状の変化、例えば急変等が生じていないかについて獣医師Vによる診察を行うことが可能となる。なお、要請部64が獣医師Vに診察を要請するタイミングは、本実施形態に限定されるものではない。例えば、蓄積病状情報36に蓄積されている病状情報72を、要請部64が解析し、急変したと判断した場合、獣医師Vに診察を要請する形態であってもよい。この場合、例えば、要請部64は、病状情報72に対応する症状を現すデータ(例えば、患部の写真)と、病気との組み合わせを教師データとして構築した病気の急変や進行具合を判定する学習モデルを用いて、判定結果に応じた診察の要請を行う形態としてもよい。
獣医師Vに診察を要請しない場合、ステップS132の判定が否定判定となり、本診療支援処理を終了する。一方、獣医師Vに診察を要請する場合、ステップS132の判定が肯定判定となり、ステップS134へ移行する。
ステップS134で要請部64は、獣医師Vの獣医師端末16診療要請74を送信した後、本診療支援処理を終了する。なお、要請部64が送信する診察要請の形態は特に限定されない。例えば、要請部64が、ペットIDと、診察を要請する旨とを表すメッセージを電子メール形式で送信する形態としてもよい。また例えば、本実施形態と異なり、要請部64が診察要請を送信する送信先を、獣医師端末16と異なる装置、例えば、獣医師端末16と別途に所有する獣医師Vの携帯端末等としてもよい。
次に、本実施形態の飼主端末14の作用を説明する。本実施形態では、飼主端末14のCPU40が病状情報取得プログラム43を実行することによって、図12に示す病状情報取得処理が実行される。一例として、図12に示した本実施形態の病状情報取得処理では、診療支援装置10から取得したフォーマット70に基づいた病状情報の取得、及び蓄積されている病状情報の閲覧のための処理が行われる。
一例として本実施形態の飼主端末14では、アプリケーションプログラムとして登録されている病状情報取得プログラム43の実行を、飼い主Uが入力部46により指示した場合に、図12に示した病状情報取得処理が実行される。
図12のステップS400で取得部80は、表示部44に、病状情報72の取得、及び病状情報72の閲覧のいずれかを飼い主Uが選択するための選択画面(図示省略)を表示させる。飼い主Uは、表示部44に表示された選択画面に応じて、入力部46により病状情報72の取得及び病状情報72の閲覧のいずれかを選択する。
次のステップS402で取得部80は、上記ステップS400で表示した選択画面に応じて飼い主Uが、病状情報72の取得を選択したか否かを判定する。飼い主Uが病状情報の取得を選択した場合、ステップS402の判定が肯定判定となり、ステップS404へ移行する。
ステップS404で取得部80は、診療支援装置10に、飼い主UのペットPを識別するペットIDを送信する。なお、送信するペットIDは、例えば、飼主端末14に予め登録しておいてもよいし、本病状情報取得処理の開始時に、飼い主Uが入力部46により入力する形態としてもよい。
上述したように、診療支援装置10の出力部60では、飼主端末14から送信されたペットIDを取得し、取得したペットIDに応じたフォーマット70を出力し、ネットワークNを介して飼主端末14に送信する(図11ステップS118~S126)。
そこで、次のステップS406で取得部80は、診療支援装置10が送信したフォーマット70を取得する。次のステップS408で取得部80は、取得したフォーマット70を、表示部44に表示させる。図13及び図14には、飼主端末14の表示部44にフォーマット70が表示された状態の一例を示す。
図13及び図14に示した例では、ペットPが、図4に示した識別情報/病名対応関係情報30における、ペットID「1002」、名前が「ノリタマ」である場合のフォーマット70(701~704)を示している。図4に示した識別情報/病名対応関係情報30には、ペットID「1002」の「ノリタマ」は「風邪」に罹患していることが示されている。「風邪」に罹患しているため、図5に示す病名/病状情報名対応関係情報32において「風邪」に対応付けられている病状情報として「写真(全身)」、「写真(排泄物)」、「鳴き声」、及び「服薬状況」を取得するためのフォーマット70が飼主端末14の表示部44に表示される。
図13及び図14に示した例では、飼主端末14の表示部44には、基本情報100として、ペットPの名前、現在の日時、及び経過観察を開始してからの日数の各々を表す情報が表示された状態を示している。
また、図13に示した例では、「鳴き声」の病状情報を取得するためのフォーマット70、「排泄物(写真)」の病状情報を取得するためのフォーマット70、「写真(全身)」の病状情報を取得するためのフォーマット70、及び「色(排泄物)」の病状情報を取得するためのフォーマット70が表示された状態を示している。また、図13に示した表示部44の画面を飼い主Uがスクロールすることにより、図14に示したように、「服薬情報」病状情報を取得するためのフォーマット70が表示された状態となる。なお本実施形態では、これらフォーマット70~70等、病状情報に応じた個々のフォーマットを区別せずに総称する場合、単に「フォーマット70」という。
次のステップS410で、取得部80は、病状情報取得処理を行う。取得部80が病状情報取得処理を行うことで、飼い主Uにより、フォーマット70に応じて病状情報の取得が行われる。
飼い主Uによる、フォーマット70に基づいた病状情報の取得について詳細に説明する。図13に示した例では、フォーマット70~70の各々には、病状情報の取得のために飼い主Uが行うべき行動のナビゲーション110が含まれている。飼い主Uは、病状情報を取得するためにナビゲーション110に応じて行動する。
具体例として本実施形態の飼主端末14では、「写真(全身)」の病状情報を取得する場合、飼い主Uは、表示部44に表示されたフォーマット70の領域を指示(クリック)する。取得部80は、フォーマット70の領域が指示されたことを検知すると、撮像部45を起動させ、飼主端末14を撮像モードに切り替える。撮像モードに切り替わることにより、表示部44に表示されている画面が、被写体画像を表示したカメラ画面に切り替わり、飼い主Uは、撮像部45によりペットPの全身像を撮影する。撮像部45による撮像が行われ、撮像画像(写真)が取得されると、取得部80により、表示部44に表示されている画面が、カメラ画面から、図15に一例を示した、フォーマット70を表示した画面に切り替わる。
図15に示すように、撮像画像(写真)が取得されると、取得部80は、表示部44のフォーマット70の領域に、取得したペットPの写真120を表示させる。また、取得部80は、フォーマット70の領域に表示した写真120上に、ボタン124及び126を表示させる。ボタン124は、ペットPの写真を撮り直す場合、飼い主Uが操作するボタンである。飼い主Uによりボタン124が操作されたことを検知すると、取得部80は、撮像部45を起動させ、飼主端末14を撮像モードに切り替え、上述の、ペットPの写真を取得する処理を繰り返す。
一方、ボタン126は、ペットPの写真を病状情報として登録する場合、飼い主Uが操作するボタンである。飼い主Uによりボタン126が操作されたことを検知すると、取得部80は、写真120のデータを、一端、記憶部42に記憶させる。さらに、図16に示すように取得部80は、ボタン124及び126に代わり、ペットPの全身の写真の取得が完了したことを表す完了情報128を、フォーマット70の領域に表示した写真120上に表示させる。
なお、このように病状情報として撮像画像(写真)を取得する場合、取得部80は、病状情報の取得方法の参考として病状情報を取得した状態を示す参考画像をフォーマット70の領域に表示させてもよい。図17に示す例では、取得部80が、フォーマット70に、動物の全身を撮像した撮像画像を参考画像129として表示させた形態を示している。また、上記の例では、ナビゲーション110を表示する形態について説明したが、ナビゲーション110に相当する情報を、ナビゲーション110に加えて、またはナビゲーション110に替えて出力部47から音声により出力する形態としてもよい。
また例えば、本実施形態の飼主端末14では、「鳴き声」の病状情報を取得する場合、飼い主Uは、表示部44に表示されたフォーマット70の領域を指示(クリック)する。取得部80は、フォーマット70の領域が指示されたことを検知すると、入力部46に含まれる集音装置を起動させ、飼主端末14を、集音モードに切り替える。取得部80は、飼主端末14を集音モードに切り替えると、例えば、1分間等の予め定められた時間、集音装置により集音された音声を録音する。音声(鳴き声)が取得されると、取得部80は、上述した写真を取得した形態と同様に、ボタン124及び126を、フォーマット701上に表示させ、上述と同様に、音声の取得し直し、または完了情報128の表示及び取得した音声データの記憶部42への記憶を行う。
なお、このように病状情報として音声を取得する場合、取得部80が、入力部46に含まれる集音装置を用いて音声を取得する形態に替えて、撮像部45を起動させて、音声を含む動画像を取得する形態としてもよい。また、取得部80が、音声の取得方法を、出力部47から音声により出力する形態としてもよい。
また、図13に示した例では、病状情報として「色(排泄物)」を取得するためのフォーマット70には、飼い主UがペットPの排泄物(便)の色に最も近い色を選択するための、色見本111が含まれている。本実施形態の診療支援装置10において飼い主Uは、色見本111に示された複数の色から、ペットPの排泄物の色に最も近い色を選択して、選択した色の部分を操作(クリック)する。取得部80は、いずれの色に対して操作が行われたかを検知すると、検知結果を記憶部42に記憶させる。
また、図14に示した例では、病状情報として「服薬情報」を取得するためのフォーマット70には、飼い主UがペットPに薬を服薬させるタイミングを示すマーク130が含まれている。図14に示した例では、カレンダー上において服薬を行う服薬日にマーク130が表示されたフォーマット70を示している。図14に示した例では、飼い主Uは、ペットPに服薬させた場合、服薬を行った日付に対応する領域を指示(クリック)する。取得部80は、飼い主Uによる指示を検知すると、該当する日付に対応する領域を、服薬済みを表す色表示131に変更する。
図14に示した例では、病状情報として「服薬情報」を取得する場合、服薬タイミング、すなわち、服薬状況を取得するタイミングを示すマーク130を表示する形態について説明したが、本形態に限定されない。例えば、取得部80は、服薬する日、または時間帯等、服薬タイミングに相当した場合に、服薬するべき旨を表す情報を、マーク130の表示に加え、またはマーク130の表示に変えて出力部47から音声により出力する形態としてもよい。さらに、取得部80は、服薬するタイミングが経過しても、服薬されたことを表す情報が取得されない場合、上記の例では、フォーマット70において服薬日が経過しても対応する領域が飼い主Uにより指示されなかった場合、服薬が行われていない旨を表す情報を、予め定められたタイミングで飼い主Uに通知することが好ましい。
上述のようにして、全てのフォーマット70に対応する病状情報を取得すると、飼い主Uは、図13等に示される完了ボタン102を指示(クリック)する。このようにして、本実施形態の飼主端末14では、フォーマット70に基づいて、飼い主Uにより病状情報の取得が行われる。
そこで、取得部80は、完了ボタン102が指示されたことを検知した場合、病状情報の取得が完了したとみなす。図12のステップS412で取得部80は、病状情報の取得が完了したか否かを判定する。病状情報の取得が完了するまで、ステップS412の判定が否定判定となる。一方、病状情報の取得が完了すると、ステップS412の判定が肯定判定となり、ステップS414へ移行する。
ステップS414で取得部80は、上記ステップS410の処理により取得した全ての病状情報72を、診療支援装置10へネットワークNを介して送信した後、本病状情報取得処理を終了する。
一方、上記ステップS400で表示部44に表示された選択画面において飼い主Uが病状情報72の閲覧を選択した場合、上記ステップS402の処理が否定判定となり、ステップS416へ移行する。
ステップS416で閲覧部82は、ネットワークNを介して情報記憶部12の蓄積病状情報36から、ペットIDに対応する病状情報を取得する。
次のステップS418で閲覧部82は、取得した病状情報を、表示部44に表示させる。これにより、飼い主Uは、ペットPの病状情報の履歴、いわば病状情報の経過状態を閲覧することができる。本実施形態の飼主端末14では、病状情報の表示を終了する場合、飼い主Uは、入力部46により表示の終了の指示を行う。
次のステップS420では、閲覧部82が、飼い主Uが表示の終了を指示したことを検知するまで、否定判定となる。一方、閲覧部82が、飼い主Uが表示の終了を指示したことを検知した場合、ステップS420の判定が肯定判定となり、本病状情報取得処理を終了する。
次に、本実施形態の獣医師端末16の作用を説明する。本実施形態では、獣医師端末16のCPU50が経過観察プログラム53Aを実行することによって、図18に示す経過観察処理が実行される。一例として、図18に示した本実施形態の経過観察処理では、病状情報の取得に用いるフォーマットに対する獣医師Vによるカスタマイズ、及び蓄積された病状情報の観察のための処理が行われる。
一例として本実施形態の獣医師端末16では、獣医師Vが、経過観察に関する処理を行う旨の指示を、入力部56により指示した場合に、図18に示した経過観察処理が実行される。
図18のステップS600でカスタマイズ部90は、蓄積された病状情報による経過観察を行うか否かを判定する。獣医師Vにより、フォーマットのカスタマイズを行う旨の指示が入力部56により入力された場合、ステップS600の判定が否定判定となり、ステップS602へ移行する。ステップS602でカスタマイズ部90は、獣医師Vが入力部56により入力した、フォーマットのカスタマイズの対象となる病名、またはペットIDを送信する。
上述したように、診療支援装置10は、獣医師端末16から送信された病名またはペットIDを受信すると、出力部60が、受信した病名またはペットIDに応じたフォーマットを獣医師端末16に送信する(図11、ステップS104~S108参照)。
そこで、次のステップS604でカスタマイズ部90は、ネットワークNを介して診療支援装置10から獣医師端末16が受信したフォーマットを取得する。次のステップS606で、カスタマイズ部90は、取得したフォーマットを、表示部54に表示する。獣医師Vは、表示部54に表示されたフォーマットを参照し、所望のフォーマットにカスタマイズする。獣医師Vは、フォーマットのカスタマイズを行いたい場合、入力部56によりフォーマットのカスタマイズを指示する。
ステップS608でカスタマイズ部90は、カスタマイズの指示が行われたか否かを判定する。予め定められた時間内にカスタマイズの指示が行われなかった場合、ステップS608の判定が否定判定となり、本経過観察処理を終了する。一方、カスタマイズの指示が行われた場合、ステップS608の処理が肯定判定となり、ステップS610へ移行する。
カスタマイズとしては、例えば、病名に対応付けられているフォーマットの変更が挙げられる。図5を参照してこの場合の具体例について説明する。例えば、図5に示した例では、「皮膚炎」には、病状情報名として「写真(全身)」、「写真(患部)」、及び「服薬情報」が対応付けられている。そのため、図5に示した例では、皮膚炎に罹患しているペットPに関しては、「写真(全身)」、「写真(患部)」、及び「服薬情報」の各々に対応するフォーマットが、上記ステップS606で表示される。獣医師Vがさらに、皮膚炎に罹患しているペットPの病状情報として、「鳴き声」も診療に利用した場合、獣医師Vは、入力部56により、「鳴き声」に対応するフォーマットの要求を指示する。
また例えば、ペットPが罹患している病気について、先の診察では、「皮膚炎」に罹患していると診断した一方、「寄生虫」に罹患している疑いもある場合、獣医師Vは、両病気に対応する病状情報のフォーマットを、そのペットPの固有フォーマット情報として登録することができる。図5に示した例では、上記ステップS602で送信したペットIDの固有フォーマット情報として、「皮膚炎」に対応付けられている「写真(全身)」、「写真(患部)」、及び「服薬情報」のフォーマットに加えて、「寄生虫」に対応付けられている「写真(排泄物)」、「臭い(排泄物)」、及び「色(排泄物)」のフォーマットを加えたものを登録することができる。この場合、上記ステップS606により、「皮膚炎」に対応するフォーマットが表示部54に表示された状態となっているため、獣医師Vは、入力部56により、「寄生虫」に対応するフォーマットの要求を指示する。
ステップS610でカスタマイズ部90は、獣医師Vの指示に応じたフォーマットを要求する。具体的には、カスタマイズ部90は、ネットワークNを介して診療支援装置10に、獣医師Vが所望した病状情報に対応するフォーマットの要求を送信する。
上述したように、診療支援装置10は、獣医師端末16から送信された要求を受信すると、出力部60が、受信した要求に応じたフォーマットを獣医師端末16に送信する(図11、ステップS110、S112参照)。
そこで、次のステップS612でカスタマイズ部90は、ネットワークNを介して診療支援装置10から獣医師端末16が受信したフォーマットを取得する。次のステップS614で、カスタマイズ部90は、上記ステップS606の処理により既にフォーマットが表示されている表示部54に、さらに、上記ステップS612で取得したフォーマットを表示する。
獣医師Vは、表示部44に表示されたフォーマットから、病名またはペットIDに対応付けて登録するフォーマットを、入力部56により選択する。
次のステップS616でカスタマイズ部90は、獣医師Vの選択結果を取得する。次のステップS618でカスタマイズ部90は、獣医師Vの選択結果を固有フォーマットマット情報として送信した後、本経過観察処理を終了する。
上述したように、診療支援装置10は、獣医師端末16から送信された固有フォーマットマット情報を受信すると、出力部60が、受信した固有フォーマットマット情報を、登録する(図11、ステップS114、S116参照)。
なお、本実施形態では、フォーマットのカスタマイズを行う場合、病状情報に対応付けられているフォーマットを変更する形態について説明したが本形態に限定されず、例えば、あるフォーマットについて、レイアウト等、表示形式や表示内容をカスタマイズ(変更)する形態としてもよい。
一方、獣医師Vにより、蓄積された病状情報による経過観察を行う旨の指示が入力部56により入力された場合、上記ステップS600の処理が肯定判定となり、ステップS620へ移行する。
ステップS620で経過監察部94は、ネットワークNを介して情報記憶部12の蓄積病状情報36から、ペットIDに対応する病状情報を取得する。
次のステップS622で経過監察部94は、取得した病状情報を、表示部54に表示させる。これにより、獣医師Vは、ペットPの病状情報の履歴、いわば病状情報の経過観察を行うことができる。一例として本実施形態の獣医師端末16では、病状情報の表示を終了する場合、獣医師Vは、入力部56により表示の終了の指示を行う。
次のステップS624では、経過監察部94が、獣医師Vが表示の終了を指示したことを検知するまで、否定判定となる。一方、経過監察部94が、獣医師Vが表示の終了を指示したことを検知した場合、ステップS624の判定が肯定判定となり、本経過観察処理を終了する。
また、本実施形態では、獣医師端末16のCPU50が診察要請プログラム53Bを実行することによって、図19に示す診察要請処理が実行される。一例として、図19に示した本実施形態の診察要請処理では、上述したように、診療支援装置10から送信された診察要請(図11、ステップS134参照)をネットワークNを介して獣医師端末16が受信した場合に、図19に示した診察要請処理が実行される。
図19のステップS650で診察指示部92は、受信した診察要請を表示部54に表示させる。診察指示部92が診察要請を表示させる方法は特に限定されない。例えば、診察指示部92は、獣医師端末16の液晶ディスプレイである表示部44上に、診察要請を表す旨のメッセージを表示させてもよいし、音声で、診察要請を表す旨のメッセージを表示してもよい。一例として、獣医師Vは、診察指示部92による診察要請を確認する場合、入力部56から、診察要請を確認する旨の指示を行う。
診察指示部92は、獣医師Vによる診察要請を確認する旨の指示が入力部56により入力されるまで、ステップS652の判定が否定判定となる。一方、獣医師Vによる診察要請を確認する旨の指示が入力部56により入力された場合、ステップS652の判定が肯定判定となり、ステップS654へ移行する。ステップS654で診察指示部92は、診察を要請されたペットIDに対応する病状情報を、ネットワークNを介して情報記憶部12の蓄積病状情報36から取得する。
次のステップS656で診察指示部92は、取得した病状情報を、表示部54に表示させる。獣医師Vは、表示部54に表示されたペットPの病状情報の履歴、いわば病状情報を確認する。そして、獣医師Vは、ペットPの病状に急変等が生じていないか確認し、次回の来院の予約日を待つことなく来院(診察)する必要が有るか否かを確認する。そして、獣医師Vは、来院が必要と判断した場合、入力部56から、来院が必要である旨の指示を行う。
次のステップS658で診察指示部92は、獣医師Vによる来院が必要である旨の指示が入力部56により入力されたか否かを判定する。獣医師Vによる来院が必要である旨の指示が入力部56により入力されない場合、ステップS658の判定が否定判定となり、ステップS662へ移行する。一方、獣医師Vによる来院が必要である旨の指示が入力部56により入力された場合、ステップS658の判定が肯定判定となり、ステップS660へ移行する。
ステップS660で診察指示部92は、ペットPに対応する飼い主Uの飼主端末14に、予め定められた来院を要請するメッセージを送信する。
次のステップS662で診察指示部92は、本診察要請処理を終了するか否かを判定する。一例として本実施形態の獣医師端末16では、獣医師Vは、病状情報の確認が終了すると、入力部56により確認の終了の指示を行う。診察指示部92が、獣医師Vが確認の終了を指示したことを検知するまで、ステップS662の判定が否定判定となり、ステップS658に戻り、ステップS658、S660の各処理を繰り返す。一方、診察指示部92が、獣医師Vが確認の終了を指示したことを検知した場合、ステップS662の判定が肯定判定となり、本診察要請処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の診療支援装置10は、診療支援装置10は、ペットPが罹患している病気の病状を表す病状情報の、ペットPの飼い主Uによる取得を支援するための支援情報であるフォーマットを出力する出力部60と、フォーマットに基づいて飼い主Uにより取得された病状情報を取得する取得部62と、を備える。
このように本実施形態の診療支援装置10では、診療支援装置10から出力されたフォーマットに応じて飼い主Uが取得した病状情報を取得することができる。特に、ペットP自身が、病気の診療に必要な情報として病状情報を飼い主Uや獣医師Vに伝えることが困難な場合でも、適切に病気に応じて病状情報を取得することができる。
そのため、本実施形態の診療支援装置10によれば、獣医師Vは、取得した病状情報を診療に利用することができる。 例えば、獣医師Vは、ペットPが動物病院に来院後、次回の来院までの期間の病状情報を取得することができる。来院までの期間中に継続して病状情報を取得するため、獣医師Vは、例えば、前回の来院と、今回の来院とで、ペットPの病状に変化がない場合でも、単に変化がないのか、来院後にさらに病状が悪化した後、回復してきている状態なのか、判別することができる。従って、本実施形態の診療支援装置10によれば、診療の効率化を図ることができる。
なお、本実施形態では、診療支援システム1が1台の飼主端末14に対応する形態について説明したが、診療支援システム1が複数の飼主端末14を管理する形態であってもよい。また例えば、診療支援システム1が、複数の獣医師端末16、さらには、複数の動物病院の獣医師端末16に対応し、複数の病院の患畜であるペットPの診断を支援する形態であってもよい。情報記憶部12が複数の動物病院におけるペットPの病状情報を蓄積病状情報36として蓄積することで、例えば、ペットPのかかりつけの病院が代わった場合でも、蓄積された病状情報を利用することができる、ため、獣医師Vによる診療の効率化をより図ることができる。
また、本実施形態では、診療支援装置10が有する機能の一部、例えば、出力部60、取得部62、及び要請部64の機能の少なくとも一部が、診療支援装置10に代えて、または診療支援装置10と共に、飼主端末14等の他の装置が有する形態であってもよい。また、例えば、情報記憶部12は、診療支援装置10に備えられていてもよい。また例えば、情報記憶部12が記憶する識別情報/病名対応関係情報30、病名/病状情報名対応関係情報32、フォーマット情報34、及び蓄積病状情報36の一部または全部を他の装置が記憶する形態としてもよい。
また、本実施形態では、診療支援システム1が、ペットPの診療を支援する形態について説明したが、診療支援システム1(診療支援装置10)は、ペットP以外、例えば、人間の診療を支援する形態についても適用できる。ペットPが人間の場合であっても、上記と同様に、診療の効率化を図ることができ、特に、自身の病状(症状)の表現が不得手な乳幼児等に対する診療の効率化を図ることができる。
また、上記実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を実行することにより実行した各種処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、上記各種処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記実施形態では、支援プログラム23が記憶部22に予め記憶(インストール)されており、病状情報取得プログラム43が記憶部42に予め記憶されており、また、経過観察プログラム53A及び診察要請プログラム53Bが記憶部52に予め記憶されている態様を説明したが、これに限定されない。支援プログラム23、病状情報取得プログラム43、経過観察プログラム53A、及び診察要請プログラム53Bの各々は、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、支援プログラム23、病状情報取得プログラム43、経過観察プログラム53A、及び診察要請プログラム53Bの各々は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
1 診療支援システム
10 診療支援装置
12 情報記憶部
14 飼主端末
16 獣医師端末
20、40、50 CPU
21、41、51 メモリ
22、42、52 記憶部
23 支援プログラム
24、44、54 表示部
26、46、56 入力部
28、48、58 ネットワークI/F
29、49、59 バス
30 識別情報/病名対応関係情報
32 病名/病状情報名対応関係情報
34 フォーマット情報
36 蓄積病状情報
43 病状情報取得プログラム
45 撮像部
47 出力部
53A 経過観察プログラム、53B 診察要請プログラム53B
60 出力部
62 取得部
64 要請部
70、70~70 フォーマット
72 病状情報
74 診療要請
80 取得部
82 閲覧部
90 カスタマイズ部
92 診察指示部
94 経過監察部
100 基本情報
102 完了ボタン
110 ナビゲーション
111 色見本
120 写真
124、126 ボタン
128 完了情報
129 参考画像
130 マーク
131 色表示
N ネットワーク
P ペット
U 飼い主
V 獣医師

Claims (8)

  1. ペットの飼い主が所有する飼主端末と、獣医師が前記ペットの診療に用いる獣医師端末と、前記診療を支援する診療支援装置と、を備えた診療支援システムであって、
    前記獣医師端末は、前記ペットまたは前記ペットが罹患している病気に対応し、かつ前記ペットが罹患している病気の病状を表す病状情報の、前記ペットの飼い主による取得を支援するための前記病状情報の取得方法、及び前記病状情報を取得するタイミングの少なくとも一方を含むフォーマットの前記獣医師によるカスタマイズ結果を取得し、カスタマイズされた前記フォーマットを前記ペットに対する固有フォーマットとして前記診療支援装置に送信するカスタマイズ部を備え、
    前記診療支援装置は、前記固有フォーマットを前記獣医師端末から受信する受信部と、支援情報として前記固有フォーマットを、前記飼主端末に出力する出力部と、前記飼い主により前記支援情報に基づいて取得されて、前記飼主端末から送信された前記ペットの前記病状情報を取得する取得部と、を備え、
    前記病状情報は、全身の画像、患部の画像、排泄物の画像、鳴き声、排泄物の色、排泄物の臭い、及び服薬情報の少なくとも1つを含み、
    前記カスタマイズ部は、病気の種類と、前記病状情報とに対応づけられたフォーマットの対応関係に基づいて、前記ペットの前記病気の種類に応じた前記病状情報に対応するフォーマットを参照用のフォーマットとして表示し、前記参照用のフォーマットの前記獣医師によるカスタマイズ結果を取得する
    診療支援システム。
  2. ペットまたは前記ペットが罹患している病気に対応し、かつ前記ペットが罹患している病気の病状を表す病状情報の、前記ペットの飼い主による取得を支援するための前記病状情報の取得方法、及び前記病状情報を取得するタイミングの少なくとも一方を含むフォーマットが獣医師によりカスタマイズされた固有フォーマットを獣医師端末から受信する受信部と、
    支援情報として前記固有フォーマットを、前記飼い主が所有する飼主端末に出力する出力部と、
    前記飼い主により前記支援情報に基づいて取得されて、前記飼主端末から送信された前記ペットの前記病状情報を取得する取得部と、
    を備え、
    前記病状情報は、全身の画像、患部の画像、排泄物の画像、鳴き声、排泄物の色、排泄物の臭い、及び服薬情報の少なくとも1つを含み、
    前記受信部は、病気の種類と、前記病状情報とに対応づけられたフォーマットの対応関係に基づいて、前記ペットの前記病気の種類に応じた前記病状情報に対応するフォーマットが参照用のフォーマットとして表示され、前記獣医師によりカスタマイズされた参照用のフォーマットの前記獣医師によるカスタマイズ結果を受信する
    診療支援装置。
  3. 前記出力部は、前記固有フォーマットが存在しない場合、前記固有フォーマットに代えて、前記支援情報としてペットが罹患する病気に対応する前記フォーマットを飼主端末に出力する、
    請求項2に記載の診療支援装置。
  4. 前記病気の種類と取得すべき病状情報との対応関係が予め定められており、
    前記出力部は、前記対応関係に基づいて、前記病気の種類に応じた前記病状情報の取得を支援する前記フォーマットを出力する、
    請求項3に記載の診療支援装置。
  5. 前記出力部は、さらに、前記対応関係において前記病気の種類に対応付けられていない病状情報から選択された病状情報を出力する、
    請求項4に記載の診療支援装置。
  6. 前記病気、及び前記病状情報の少なくとも一方に基づいた予め定められたタイミングで、獣医師に診療の要請を行う要請部をさらに備える、
    請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の診療支援装置。
  7. 受信部により、ペットまたは前記ペットが罹患している病気に対応し、かつ前記ペットが罹患している病気の病状を表す病状情報の、前記ペットの飼い主による取得を支援するための前記病状情報の取得方法、及び前記病状情報を取得するタイミングの少なくとも一方を含むフォーマットが獣医師によりカスタマイズされた固有フォーマットを獣医師端末から受信し、
    出力部により、支援情報として前記固有フォーマットを、前記飼い主が所有する飼主端末に出力し、
    取得部により、前記飼い主により前記支援情報に基づいて取得されて、前記飼主端末から送信された前記ペットの前記病状情報を取得する、
    処理を含み、
    前記病状情報は、全身の画像、患部の画像、排泄物の画像、鳴き声、排泄物の色、排泄物の臭い、及び服薬情報の少なくとも1つを含み、
    前記固有フォーマットの受信では、病気の種類と、前記病状情報とに対応づけられたフォーマットの対応関係に基づいて、前記ペットの前記病気の種類に応じた前記病状情報に対応するフォーマットが参照用のフォーマットとして表示され、前記獣医師によりカスタマイズされた前記参照用のフォーマットの前記獣医師によるカスタマイズ結果を受信する
    支援方法。
  8. コンピュータを、
    ペットまたは前記ペットが罹患している病気に対応し、かつ前記ペットが罹患している病気の病状を表す病状情報の、前記ペットの飼い主による取得を支援するための前記病状情報の取得方法、及び前記病状情報を取得するタイミングの少なくとも一方を含むフォーマットが獣医師によりカスタマイズされた固有フォーマットを獣医師端末から受信する受信部と、
    支援情報として前記固有フォーマットを、前記飼い主が所有する飼主端末に出力する出力部と、
    前記飼い主により前記支援情報に基づいて取得されて、前記飼主端末から送信された前記ペットの前記病状情報を取得する取得部と、
    して機能させ、
    前記病状情報は、全身の画像、患部の画像、排泄物の画像、鳴き声、排泄物の色、排泄物の臭い、及び服薬情報の少なくとも1つを含み、
    前記固有フォーマットの受信では、病気の種類と、前記病状情報とに対応づけられたフォーマットの対応関係に基づいて、前記ペットの前記病気の種類に応じた前記病状情報に対応するフォーマットが参照用のフォーマットとして表示され、前記獣医師によりカスタマイズされた前記参照用のフォーマットの前記獣医師によるカスタマイズ結果を受信する
    支援プログラム。
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