JP7443219B2 - 車両の除湿装置 - Google Patents
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Description
即ち、本発明に係る車両の除湿装置は、車室内の空気に含まれる水蒸気を吸着する吸湿部(例えば、実施形態の吸湿部15)、及び、前記吸湿部を直接加熱して吸着した水蒸気を脱離させる加熱部(例えば、実施形態のヒータ21,22)を有する吸湿デバイス(例えば、実施形態の吸湿デバイス11,11A,11B)と、前記吸湿デバイスに空気を流す送風デバイス(例えば、実施形態の空気導入ファン18)と、前記加熱部と前記送風デバイスを制御する制御装置(例えば、実施形態の制御装置50)と、を備え、前記加熱部は、前記空気の流れに沿い、かつ前記吸湿デバイス内の下方から鉛直方向に向かって延びる板状の複数のヒータによって構成されるとともに、当該ヒータが前記吸湿デバイス内で間隔を開けて略平行に配置され、前記吸湿部は、複数の前記ヒータの間の当該ヒータが直接接触する領域に配置され、前記制御装置は、前記加熱部によって前記吸湿部を加熱して前記水蒸気を脱離させるときに、前記加熱部による加熱を開始してから所定時間が経過するまで前記送風デバイスの作動を停止させることを特徴とする。
また、この場合、再生時に、加熱部による加熱によって温度上昇した空気が空気密度の差によって上方に浮上する。このため、熱や脱離した水蒸気を効率良く下流側に移動させることができる。したがって、本構成を採用した場合に、吸湿部の再生効率を高めることができる。
除湿装置10は、図1に示すように、例えば、車室2の後部下方に配置され、除湿した車室2内の空気を車室2の前方側に吹き出す。また、吸湿した水蒸気は、除湿装置10の再生運転によって車両1の外部に排出する。
図2は、本実施形態の除湿装置10の模式的な縦断面図である。
除湿装置10は、車室内の空気を流通させて空気中の水蒸気(湿気)を吸着する吸湿デバイス11と、吸湿デバイス11を内部に収容する矩形筒状のハウジング12と、ハウジング12の一端側に接続された空気導入用の上流側ダクトブロック13と、ハウジング12の他端側に接続された空気排出用の下流側ダクトブロック14と、を備えている。
吸湿デバイス11の内部の吸湿部15は、図3に示すように、襞状に折り畳まれた通気性を有するシート20に所定の吸湿剤が担持されている。シート20に担持される吸湿剤としては、例えば、ハクスレイ(登録商標)、ゼオライトやシリカゲル、高分子吸着剤等の所定の湿度環境下で高い吸湿性能を発揮する吸湿剤を用いることができる。本実施形態の吸湿部15は、吸湿剤を担持したシート20が後述するヒータ21,22と直接接触する構造を採用しているが、吸湿剤を担持する部材はシート20に限定されない。吸湿剤を担持する部材は、通電によって加熱できる部材であれば、例えば、ハニカム状に形成された基材や、メッシュ状に生成された基材であっても良い。
除湿運転時には、流路切換機構19によって吸湿デバイス11の下流側が室内戻し口14c側に切り換えられ、その状態で空気導入ファン18が作動し、車室2内の空気が吸湿デバイス11に導入される。吸湿デバイス11に導入された車室2内の空気は、吸湿部15の上流側領域15aと下流側領域15bを通過する際に、これらによって空気中の水蒸気を吸着される。水蒸気を吸着されて除湿された空気は、室内戻し口14cから車室内2に戻される。除湿装置10は、除湿運転が所定時間続けられた後に再生運転に切り換わる。
以上のように、本実施形態の除湿装置10は、ヒータ21,22によって吸湿部15の上流側領域15aと下流側領域15bを加熱して水蒸気を脱離させるときには、ヒータ21,22の加熱開始から所定時間が経過するまで空気導入ファン18の作動が停止する。このため、空気導入ファン18の送風による対流によって吸湿部15の上流側領域15aと下流側領域15bの昇温が妨げられることがない。したがって、ヒータ21,22の温度を必要以上に高めることなく、吸湿部15の上流側領域15aと下流側領域15bを早期に再生温度まで昇温させることができる。
よって、本実施形態の除湿装置10を採用した場合には、吸湿部15の再生のためのエネルギー消費を抑制しつつ、吸湿部15の上流側領域15aと下流側領域15bを迅速に再生することができる。
しかし、吸湿部15の再生時に、ヒータ21,22による加熱によって吸湿部15の温度が設定温度に達するまで空気導入ファン18の作動を停止し、吸湿部15の温度が設定温度に達した時点で空気導入ファン18の作動を開始するようにしても良い。この場合、吸湿部15の温度が水蒸気の脱離が可能な温度に達したタイミングで空気導入ファン18による送風が開始されるため、不要な待機時間を無くし、吸湿部を効率良く再生することができる。
図6は、変形例の吸湿デバイス11の模式的な断面図である。
本変形例は、基本的な構成は上記の実施形態と同様であるが、吸湿部15の内部を下方から鉛直上方に向かって空気が流れるように吸湿デバイス11が配置されている。
図7は、本実施形態の除湿装置110の斜視図であり、図8は、除湿装置110の模式的な縦断面図である。なお、これらの図では、第1実施形態と共通部分に同一符号が付されている。
除湿装置110は、矩形筒状のハウジング12の内部に一対の吸湿デバイス11A,11Bが並列に配置されている。ハウジング12の一端側には上流側ダクトブロック13が接続され、ハウジング12の他端側には下流側ダクトブロック14が接続されている。各吸湿デバイス11A,11Bは、第1実施形態の吸湿デバイス11と同様の構成とされている。
本実施形態の除湿装置110は、基本的な構成は第1実施形態とほぼ同じであるため、前述した第1実施形態と同様の基本的な効果を得ることができる。
図9は、変形例の除湿装置110Aの模式的な縦断面図である。図9には、上述した実施形態と共通部分に同一符号が付されている。
本変形例の除湿装置110Aは、基本的な構成は上記の実施形態とほぼ同様であるが、ハウジング12の一端側に接続される上流側ダクトブロック13Aの構造が上記の実施形態と異なっている。
11…吸湿デバイス
15…吸湿部
15a…上流側領域
15b…下流側領域
18…空気導入ファン(送風デバイス)
21…ヒータ(加熱部、上流側加熱部)
22…ヒータ(加熱部、下流側加熱部)
50…制御装置
Claims (4)
- 車室内の空気に含まれる水蒸気を吸着する吸湿部、及び、前記吸湿部を直接加熱して吸着した水蒸気を脱離させる加熱部を有する吸湿デバイスと、
前記吸湿デバイスに空気を流す送風デバイスと、
前記加熱部と前記送風デバイスを制御する制御装置と、を備え、
前記加熱部は、前記空気の流れに沿い、かつ前記吸湿デバイス内の下方から鉛直方向に向かって延びる板状の複数のヒータによって構成されるとともに、当該ヒータが前記吸湿デバイス内で間隔を開けて略平行に配置され、
前記吸湿部は、複数の前記ヒータの間の当該ヒータが直接接触する領域に配置され、
前記制御装置は、
前記加熱部によって前記吸湿部を加熱して前記水蒸気を脱離させるときに、前記加熱部による加熱を開始してから所定時間が経過するまで前記送風デバイスの作動を停止させることを特徴とする車両の除湿装置。 - 前記吸湿部は、
空気の流れ方向の上流側に配置される上流側領域と、
空気の流れ方向の下流側に配置される下流側領域と、を有し、
前記加熱部は、
前記上流側領域を直接加熱する上流側加熱部と、
前記下流側領域を直接加熱する下流側加熱部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の車両の除湿装置。 - 前記制御装置は、前記加熱部によって前記吸湿部を加熱して前記水蒸気を脱離させるときに、前記加熱部による加熱によって前記吸湿部の温度が設定温度に達した時点で前記送風デバイスの作動を開始させることを特徴とする請求項1また2に記載の車両の除湿装置。
- 前記吸湿デバイスを並列に二組備え、
各前記吸湿デバイスは、吸湿と再生が交互に切り換えられることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の車両の除湿装置。
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