JP7442322B2 - レーザー加工装置およびレーザー加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザー加工装置およびレーザー加工方法に関する。
半導体ウェーハ等の被加工物を分割する方法として、被加工物の内部にレーザービームを照射して分割起点を形成し、外力を加えて分割する技術が知られている(特許文献1参照)。レーザービームを照射するレーザー加工装置は、レーザービームの出力を制御するためのアッテネータを備える。アッテネータは、特殊な膜をつけたガラス基板またはλ/2波長板等の光学部品をモータ等で回転させて角度を調整することによって、レーザービームの透過率(反射率)を変更し、加工点出力を調整する(特許文献2参照)。
特許第3408805号公報 特開2009-285721号公報
ところで、レーザー加工では、厚みの厚い被加工物を加工する場合等、同じ分割予定ラインに対して複数回レーザービームを照射する場合がある。この際、同じ加工条件で加工を行わずに、レーザービームの出力等の加工条件を変更することがある。加工点出力の調整を行う場合には、上述したアッテネータを駆動する必要があるが、グリスや発塵等によって汚染されるという問題に加え、モータを用いた調整に時間がかかり、生産性が下がるという問題があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、出力調整による生産性の低下を抑制することができるレーザー加工装置およびレーザー加工方法を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のレーザー加工装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザービームを照射するレーザービーム照射ユニットと、該チャックテーブルと該レーザービーム照射ユニットとを相対的に移動させる移動ユニットと、各構成要素を制御する制御部と、種々の情報を入力する入力手段と、を含み、該レーザービーム照射ユニットは、レーザー発振器と、該レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光レンズと、該レーザー発振器と該集光レンズとの間に配設され、所定のパターンを表示させる表示部を有した空間光変調器と、を備え、該制御部は、該レーザービームの加工点での出力を減衰するための複数のマスクパターンと、該複数のマスクパターンのそれぞれに対応する加工点出力と、を予め記憶しておく記憶部を更に含み、該入力手段から入力された光学的特性の設定値および加工点出力に基づいて、該記憶部に予め記憶された該マスクパターンと、該レーザービームの加工点での光学的特性を調整するための調整パターンと、を選択し、重畳し重畳パターンを作成し、作成した該重畳パターンを該空間光変調器の表示部に表示させることで、加工点における出力を調整することを特徴とする。
該空間光変調器で調整される前の該レーザービームの出力を減衰させるアッテネータを更に備え、該レーザービームを、該アッテネータによって所定の出力まで減衰させた後、該空間光変調器によって更に出力制御を行ってもよい。
また、本発明のレーザー加工方法は、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザービームを照射するレーザービーム照射ユニットと、該チャックテーブルと該レーザービーム照射ユニットとを相対的に移動させる移動ユニットと、を有し、該レーザービーム照射ユニットは、レーザー発振器と、該レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光レンズと、該レーザー発振器と該集光レンズとの間に配設され、所定のパターンを表示させる表示部を有した空間光変調器と、を備えたレーザー加工装置を用いて被加工物を加工する被加工物のレーザー加工方法であって、該レーザービームの加工点での出力を減衰するための複数のマスクパターンと、該複数のマスクパターンのそれぞれに対応する加工点出力と、を記憶する記憶ステップと、該空間光変調器の表示部に表示させるパターンを作成するパターン作成ステップと、該パターン作成ステップで作成したパターンを該表示部に表示させる表示ステップと、該表示ステップの後、該レーザービームを発振させて該被加工物と該レーザービームとを相対的に移動させ、該被加工物に加工を施すレーザービーム照射ステップと、を含み、該パターン作成ステップでは入力された光学的特性の設定値および加工点出力に基づいて、該記憶ステップで予め記憶された該マスクパターンと、該レーザービームの加工点での光学的特性を調整するための調整パターンと、を選択し、重畳して重畳パターンを作成し該表示ステップでは、該重畳パターンを該表示部に表示させ、該マスクパターンを変更することで加工点における出力を調整することを特徴とする。
該レーザービーム照射ユニットは、該空間光変調器で調整される前の該レーザービームの出力を減衰させるアッテネータを更に備え、該レーザービーム照射ステップでは、該レーザービームを、該アッテネータによって所定の出力まで減衰させた後、該空間光変調器によって更に出力制御を行ってもよい。また、該レーザービーム照射ステップでは、1パス目では該アッテネータにより該レーザービームの出力を減衰させ、2パス目では該1パス目における状態から該アッテネータを動作させず、該マスクパターンを変更することのみで加工点における出力を調整してもよい。
本発明は、出力調整による生産性の低下を抑制することができる。
図1は、実施形態に係るレーザー加工装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、図1に示されたレーザー加工装置の加工対象の被加工物の斜視図である。 図3は、図1に示されたレーザー加工装置のレーザービーム照射ユニットの構成を模式的に示す模式図である。 図4は、マスクパターンの第1例を示す図である。 図5は、マスクパターンの第2例を示す図である。 図6は、マスクパターンの第3例を示す図である。 図7は、透過率100%に対応するマスクパターンの一例を示す図である。 図8は、透過率50%に対応するマスクパターンの一例を示す図である。 図9は、調整パターンの一例を示す図である。 図10は、実施形態に係るレーザー加工方法の流れを示すフローチャートである。 図11は、図10のレーザービーム照射ステップの一例を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。更に、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換または変更を行うことができる。
〔実施形態〕
本発明の実施形態に係るレーザー加工装置1を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態に係るレーザー加工装置1の構成例を示す斜視図である。図2は、図1に示されたレーザー加工装置1の加工対象の被加工物100の斜視図である。
図1に示すように、レーザー加工装置1は、チャックテーブル10と、レーザービーム照射ユニット20と、移動ユニット30と、撮像ユニット70と、入力手段80と、制御部90と、を備える。移動ユニット30は、X軸方向移動ユニット40と、Y軸方向移動ユニット50と、Z軸方向移動ユニット60と、を含む。以下の説明において、X軸方向は、水平面における一方向である。Y軸方向は、水平面において、X軸方向に直交する方向である。Z軸方向は、X軸方向およびY軸方向に直交する方向である。実施形態のレーザー加工装置1は、加工送り方向がX軸方向であり、割り出し送り方向がY軸方向である。
実施形態に係るレーザー加工装置1は、加工対象である被加工物100に対してレーザービーム21を照射することにより、被加工物100を加工する装置である。レーザー加工装置1による被加工物100の加工は、例えば、ステルスダイシングによって被加工物100の内部に改質層106(図3参照)を形成する改質層形成加工、被加工物100の表面102に溝を形成する溝加工、または分割予定ライン103に沿って被加工物100を切断する切断加工等である。実施形態では、被加工物100に改質層106を形成する構成について説明する。被加工物100は、シリコン(Si)、サファイア(Al)、ガリウムヒ素(GaAs)または炭化ケイ素(SiC)等を基板101とする円板状の半導体ウェーハ、光デバイスウェーハ等のウェーハである。
図2に示すように、被加工物100は、基板101の表面102に格子状に設定された分割予定ライン103と、分割予定ライン103によって区画された領域に形成されたデバイス104と、を有している。デバイス104は、例えば、IC(Integrated Circuit)、またはLSI(Large Scale Integration)等の集積回路、CCD(Charge Coupled Device)、またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサである。実施形態において、被加工物100は、分割予定ライン103に沿って内部に改質層106(図3参照)が形成される。実施形態において、被加工物100は、環状フレーム110が貼着されかつ被加工物100の外径よりも大径なテープ111が表面102の裏側の裏面105に貼着されて、環状フレーム110の開口内に支持される。
図1に示すように、チャックテーブル10は、被加工物100を保持面11で保持する。保持面11は、ポーラスセラミック等から形成された円板形状である。保持面11は、実施形態において、水平方向と平行な平面である。保持面11は、例えば、真空吸引経路を介して真空吸引源と接続している。チャックテーブル10は、保持面11上に載置された被加工物100を吸引保持する。チャックテーブル10の周囲には、被加工物100を支持する環状フレーム110を挟持するクランプ部12が複数配置されている。チャックテーブル10は、回転ユニット13によりZ軸方向と平行な軸心回りに回転される。回転ユニット13は、X軸方向移動プレート14に支持される。回転ユニット13およびチャックテーブル10は、X軸方向移動プレート14を介して、X軸方向移動ユニット40によりX軸方向に移動される。回転ユニット13およびチャックテーブル10は、X軸方向移動プレート14、X軸方向移動ユニット40およびY軸方向移動プレート15を介して、Y軸方向移動ユニット50によりY軸方向に移動される。
レーザービーム照射ユニット20は、チャックテーブル10に保持された被加工物100に対してパルス状のレーザービーム21を照射するユニットである。レーザービーム照射ユニット20のうち、少なくとも集光レンズ27(図3参照)は、レーザー加工装置1の装置本体2から立設した柱3に設置されるZ軸方向移動ユニット60に支持される。レーザービーム照射ユニット20の詳細な構成については、後述にて説明する。
図1に示すように、X軸方向移動ユニット40は、チャックテーブル10と、レーザービーム照射ユニット20とを加工送り方向であるX軸方向に相対的に移動させるユニットである。X軸方向移動ユニット40は、実施形態において、チャックテーブル10をX軸方向に移動させる。X軸方向移動ユニット40は、実施形態において、レーザー加工装置1の装置本体2上に設置されている。X軸方向移動ユニット40は、X軸方向移動プレート14をX軸方向に移動自在に支持する。X軸方向移動ユニット40は、周知のボールねじ41と、周知のパルスモータ42と、周知のガイドレール43と、を含む。ボールねじ41は、軸心回りに回転自在に設けられる。パルスモータ42は、ボールねじ41を軸心回りに回転させる。ガイドレール43は、X軸方向移動プレート14をX軸方向に移動自在に支持する。ガイドレール43は、Y軸方向移動プレート15に固定して設けられる。
Y軸方向移動ユニット50は、チャックテーブル10と、レーザービーム照射ユニット20とを割り出し送り方向であるY軸方向に相対的に移動させるユニットである。Y軸方向移動ユニット50は、実施形態において、チャックテーブル10をY軸方向に移動させる。Y軸方向移動ユニット50は、実施形態において、レーザー加工装置1の装置本体2上に設置されている。Y軸方向移動ユニット50は、Y軸方向移動プレート15をY軸方向に移動自在に支持する。Y軸方向移動ユニット50は、周知のボールねじ51と、周知のパルスモータ52と、周知のガイドレール53と、を含む。ボールねじ51は、軸心回りに回転自在に設けられる。パルスモータ52は、ボールねじ51を軸心回りに回転させる。ガイドレール53は、Y軸方向移動プレート15をY軸方向に移動自在に支持する。ガイドレール53は、装置本体2に固定して設けられる。
Z軸方向移動ユニット60は、チャックテーブル10と、レーザービーム照射ユニット20とを集光点位置調整方向であるZ軸方向に相対的に移動させるユニットである。Z軸方向移動ユニット60は、実施形態において、レーザービーム照射ユニット20をZ軸方向に移動させる。Z軸方向移動ユニット60は、実施形態において、レーザー加工装置1の装置本体2から立設した柱3に設置されている。Z軸方向移動ユニット60は、レーザービーム照射ユニット20のうち少なくとも集光レンズ27(図3参照)をZ軸方向に移動自在に支持する。Z軸方向移動ユニット60は、周知のボールねじ61と、周知のパルスモータ62と、周知のガイドレール63と、を含む。ボールねじ61は、軸心回りに回転自在に設けられる。パルスモータ62は、ボールねじ61を軸心回りに回転させる。ガイドレール63は、レーザービーム照射ユニット20をZ軸方向に移動自在に支持する。ガイドレール63は、柱3に固定して設けられる。
撮像ユニット70は、チャックテーブル10に保持された被加工物100を撮像する。撮像ユニット70は、チャックテーブル10に保持された被加工物100を撮像するCCDカメラまたは赤外線カメラを含む。撮像ユニット70は、例えば、レーザービーム照射ユニット20の集光レンズ27(図3参照)に隣接するように固定されている。撮像ユニット70は、被加工物100を撮像して、被加工物100とレーザービーム照射ユニット20との位置合わせを行うアライメントを遂行するための画像を得て、得た画像を制御部90に出力する。
入力手段80は、種々の情報を入力する。入力手段80は、オペレータが加工内容情報を登録する等の各種操作を受付可能である。入力手段80は、後述のマスクパターン200と調整パターン300とを重畳した重畳パターンを入力する操作を受け付け可能である。入力手段80は、キーボード等の外部入力装置であってもよい。レーザー加工装置1がタッチパネルを含む表示装置を備える場合、入力手段80は、表示装置に含まれてもよい。
制御部90は、レーザー加工装置1の上述した各構成要素をそれぞれ制御して、被加工物100に対する加工動作をレーザー加工装置1に実行させる。制御部90は、レーザービーム照射ユニット20、移動ユニット30および撮像ユニット70を制御する。制御部90は、演算手段としての演算処理装置と、記憶手段としての記憶装置と、通信手段としての入出力インターフェース装置と、を含むコンピュータである。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロプロセッサを含む。記憶装置は、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)等のメモリを有する。演算処理装置は、記憶装置に格納された所定のプログラムに基づいて各種の演算を行う。演算処理装置は、演算結果に従って、入出力インターフェース装置を介して各種制御信号を上述した各構成要素に出力し、レーザー加工装置1の制御を行う。
制御部90は、例えば、撮像ユニット70に被加工物100を撮像させる。制御部90は、例えば、撮像ユニット70によって撮像した画像の画像処理を行う。制御部90は、例えば、画像処理によって被加工物100の加工ラインを検出する。制御部90は、例えば、レーザービーム21の集光点である加工点28が加工ラインに沿って移動するようにX軸方向移動ユニット40を駆動させると共に、レーザービーム照射ユニット20にレーザービーム21を照射させる。
制御部90は、実施形態において、パターン作成部91と、記憶部92と、を含む。パターン作成部91は、後述の空間光変調器24の表示部241(図3参照)に表示させるパターンを作成する。記憶部92は、後述のマスクパターン200と、マスクパターン200に対応する加工点出力と、を予め記憶する。記憶部92は、後述の調整パターン300を予め記憶してもよい。
次に、レーザービーム照射ユニット20について、詳細に説明する。図3は、図1に示されたレーザー加工装置1のレーザービーム照射ユニット20の構成を模式的に示す模式図である。図3に示すように、レーザービーム照射ユニット20は、レーザー発振器22と、偏光板23と、空間光変調器24と、レンズ群25と、ミラー26と、集光レンズ27と、を含む。
レーザー発振器22は、被加工物100を加工するための所定の波長を有するレーザービーム21を発振する。レーザービーム照射ユニット20が照射するレーザービーム21は、実施形態において、被加工物100に対して透過性を有する波長である。
偏光板23は、レーザー発振器22と空間光変調器24との間に設けられる。偏光板23は、レーザー発振器22から発振されたレーザービーム21を特定方向の光に偏光させる。
空間光変調器24は、レーザー発振器22と集光レンズ27との間に設けられる。空間光変調器24は、レーザー発振器22から発振されたレーザービーム21の、振幅、位相、偏光等の空間的な分布を電気的に制御することによって、入射したレーザービーム21を変調させる。空間光変調器24は、実施形態ではレーザービーム21を反射させて出力するが、本発明ではレーザービーム21を透過させて出力させてもよい。
空間光変調器24は、表示部241を有する。表示部241は、所定のパターンを表示させる。所定パターンは、マスクパターン200と調整パターン300とを重畳した重畳パターンである。空間光変調器24は、入力手段80から入力された重畳パターンを、制御部90が表示部241に表示させることによって、加工点28におけるレーザービーム21の出力を調整する。
マスクパターン200は、レーザービーム21の加工点28での出力を減衰するためのパターンである。図4は、マスクパターン201の第1例を示す図である。図4に示す第1例のマスクパターン201は、放射状に黒色部分と縞模様部分とが交互に配置される放射状のパターンである。図5は、マスクパターン202の第2例を示す図である。図5に示す第2例のマスクパターン202は、上下方向に黒色部分と白色部分とが交互に配置されるスリット状のパターンある。図6は、マスクパターン203の第3例を示す図である。図6に示す第3例のマスクパターン203は、黒色部分と白色部分とがランダムに配置されるモザイク状のパターンである。
図4から図6に示すマスクパターン201、202、203において、黒色部分は、レーザービーム21を透過する箇所を示す。白色部分は、レーザービーム21を遮光する箇所を示す。例えば、第1例の放射状のマスクパターン201は、黒色部分および縞模様部分の分布比率の変更によって、レーザービーム21の加工点28の出力を調整可能である。例えば、第2例のスリット状のマスクパターン202は、黒色部分と白色部分との比率の変更によって、レーザービーム21の加工点28の出力を調整可能である。スリット状のマスクパターン202において、白色部分の代わりに灰色部分を含んでもよく、この場合は、灰色部分の濃淡、すなわち階調の変更によって、レーザービーム21の加工点28の出力を調整可能である。例えば、第3例のモザイク状のマスクパターン203は、白色部分の密度の変更によって、レーザービーム21の加工点28の出力を調整可能である。
図7は、透過率100%に対応するマスクパターン204の一例を示す図である。図8は、透過率50%に対応するマスクパターン205の一例を示す図である。図7および図8に示すマスクパターン204、205において、黒色部分は、レーザービーム21を透過する箇所を示し、縞模様部分は、レーザービーム21を遮光する箇所を示す。図7は、中心の円形状の部分で、レーザービーム21を100%透過させるマスクパターン204を示す。図8は、中心の円形状かつ放射状に黒色部分と縞模様部分とが交互に配置される放射状の部分で、レーザービーム21を50%透過させるマスクパターン205を示す。
マスクパターン200は、図4から図8に例示したパターンに限定されない。マスクパターン200は、例えば、レーザー加工に影響が少ない部分を優先的に減衰させるパターン、レーザービーム21を万遍なく減衰させるパターン、およびこれらの組み合わせのパターン等でもよい。
調整パターン300は、レーザービーム21の加工点28での光学的特性を調整するためのパターンである。光学的特性の調整は、例えば、収差補正、レーザービーム21の形状の変更等を含む。図9は、調整パターン301の一例を示す図である。図9に示す調整パターン301の中心の円形状の部分では、黒色部分および白色部分の分布によって、光学的特性の調整が可能である。調整パターン301において、白色部分の代わりに灰色部分を含んでもよく、この場合は、灰色部分の濃淡、すなわち階調と、黒色部分および灰色部分の分布とによって、光学的特性の調整可能である。なお、周囲の縞模様部分は、レーザービーム21を遮光する箇所を示す。すなわち、図9に示す調整パターン301は、中心の円形状の部分以外でレーザービーム21を遮光する。
マスクパターン200と調整パターン300とは、重畳されて重畳パターンを成す。重畳パターンは、オペレータによって、入力手段80から入力される。重畳パターンは、制御部90のパターン作成部91によって作成される。パターン作成部91は、例えば、所望の光学的特性の設定値および加工点出力がオペレータによって入力された場合、これに基づいて、記憶部92に予め記憶されたマスクパターン200と調整パターン300とをそれぞれ選択し、重畳して重畳パターンを作成する。
または、オペレータは、マスクパターン200と調整パターン300とをそれぞれ選択してもよい。すなわち、例えば、オペレータは、記憶部92に記憶された複数のマスクパターン200のうちいずれかのマスクパターン200を選択して、入力手段80から入力する。パターン作成部91は、選択されたマスクパターン200と調整パターン300とを重畳して重畳パターンを作成する。調整パターン300は、例えば、オペレータから入力された光学的特性を調整する設定値等に基づいて作成されてもよいし、記憶部92に記憶された複数の調整パターン300の中からオペレータによって選択されてもよい。
図3に示すように、レンズ群25は、空間光変調器24と集光レンズ27との間に設けられる。レンズ群25は、レンズ251およびレンズ252の2枚のレンズから構成される4f光学系である。4f光学系とは、レンズ251の後焦点面とレンズ252の前焦点面とが一致し、レンズ252の前焦点面の像がレンズ251の後焦点面に結像する光学系である。レンズ群25は、空間光変調器24から出力されるレーザービーム21のビーム径を拡大または縮小させる。
ミラー26は、レーザービーム21を反射して、チャックテーブル10の保持面11に保持した被加工物100に向けて反射する。実施形態において、ミラー26は、レンズ群25を通過したレーザービーム21を集光レンズ27へ向けて反射する。
集光レンズ27は、レーザー発振器22から発振されたレーザービーム21を、チャックテーブル10の保持面11に保持された被加工物100に集光して、被加工物100に照射させる。実施形態において、集光レンズ27は、ミラー26により反射されたレーザービーム21を加工点28に集光する。
加工点28の出力は、空間光変調器24によって調整される。より詳しくは、レーザー加工装置1は、マスクパターン200を変更することによって、加工点28における出力を調整できる。
なお、図3の矢印は、加工送り時のチャックテーブル10の移動方向を示す。また、実施形態において、加工点28は、被加工物100の内部に設定される。レーザービーム21を加工点28に照射しつつ、チャックテーブル10を加工送りすることによって、被加工物100の内部に、分割予定ライン103(図2参照)に沿った改質層106が形成される。
改質層106とは、密度、屈折率、機械的強度またはその他の物理的特性が周囲のそれとは異なる状態になった領域のことを意味する。改質層106は、例えば、溶融処理領域、クラック領域、絶縁破壊領域、屈折率変化領域、およびこれらの領域が混在した領域等である。改質層106は、被加工物100の他の部分よりも機械的な強度等が低い。
次に、レーザー加工装置1によるレーザー加工方法について説明する。図10は、実施形態に係るレーザー加工方法の流れを示すフローチャートである。レーザー加工方法は、記憶ステップ401と、パターン作成ステップ402と、表示ステップ403と、レーザービーム照射ステップ404と、を含む。
記憶ステップ401は、複数のマスクパターン200と、複数のマスクパターン200のそれぞれに対応する加工点出力と、を記憶するステップである。記憶ステップ401では、例えば、オペレータが、制御部90の記憶部92に、複数のマスクパターン200と、複数のマスクパターン200のそれぞれに対応する加工点出力と、を予め記憶させておく。複数のマスクパターン200は、例えば、互いに異なるスリット状のマスクパターン200である。既に複数のマスクパターン200が記憶されている場合、記憶ステップ401は、省略されてもよい。
パターン作成ステップ402は、空間光変調器24の表示部241に表示させる重畳パターンを作成するステップである。より詳しくは、パターン作成ステップ402では、まず、オペレータが、所望の光学的特性の設定値および加工点出力を、入力手段80から入力する。パターン作成ステップ402では、次に、パターン作成部91は、入力された光学的特性の設定値および加工点出力に基づいて、記憶部92に予め記憶されたマスクパターン200と調整パターン300とをそれぞれ選択し、重畳して重畳パターンを作成する。
表示ステップ403では、パターン作成ステップ402で作成した重畳パターンを、空間光変調器24の表示部241に表示させるステップである。具体的には、表示ステップ403では、制御部90が、パターン作成部91が作成した重畳パターンを、空間光変調器24へ出力する。空間光変調器24は、取得した重畳パターンを、表示部241に表示する。
図11は、図10のレーザービーム照射ステップ404の一例を示す斜視図である。レーザービーム照射ステップ404は、レーザービーム21を発振させて、被加工物100とチャックテーブル10とを相対的に移動させ、被加工物100に加工を施すステップである。具体的には、レーザービーム照射ステップ404では、移動ユニット30をレーザー加工装置1の加工位置まで移動させる。次に、撮像ユニット70で被加工物100を撮像することによって、分割予定ライン103を検出する。分割予定ライン103が検出されたら、被加工物100の分割予定ライン103と、レーザー加工装置1の集光点との位置合わせを行うアライメントを遂行する。
レーザービーム照射ステップ404では、次に、レーザービーム21を被加工物100に対して照射する。この際、移動ユニット30は、オペレータから登録された加工内容情報に基づいて、X軸方向とY軸方向とに移動するとともにZ軸方向と平行な軸心回りに回転する。
レーザービーム照射ステップ404では、被加工物100の表面102側から被加工物100に対して透過性を有する波長であってパルス状のレーザービーム21を、被加工物100の内部に集光点である加工点28を位置付けて照射する。レーザー加工装置1が被加工物100に対して透過性を有する波長のレーザービーム21を照射するので、基板101の内部に分割予定ライン103に沿った改質層106が形成される。
レーザービーム照射ステップ404において、1ラインを複数パスで加工する場合であって、それぞれのパスで異なる加工点出力に設定する場合は、複数のマスクパターン200を含む重畳パターンが使用される。すなわち、パターン作成ステップ402では、複数の重畳パターンが作成される。そして、1つの分割予定ライン103について、表示ステップ403とレーザービーム照射ステップ404とが交互に複数回実行される。
例えば、1ラインを互いに異なる加工点出力の2パスで加工する場合、まず、1回目の表示ステップ403で、第1のマスクパターン200を含む重畳パターンを表示部241に表示させる。次に、1回目のレーザービーム照射ステップ404で、所定の分割予定ライン103に沿ってレーザービーム21を照射させる。次に、2回目の表示ステップ403で、第1のマスクパターン200とは異なる第2のマスクパターン200を含む重畳パターンを表示させる。次に、2回目のレーザービーム照射ステップ404で、1回目のレーザービーム照射ステップ404で加工した分割予定ライン103と同じ分割予定ライン103に沿ってレーザービーム21を照射させる。
以上説明したように、実施形態に係るレーザー加工装置1は、レーザービーム21の加工点28での出力を減衰するためのマスクパターン200と、加工点28での光学的特性を調整するための調整パターン300と、を重畳した重畳パターンを表示させる表示部241を有した空間光変調器24を備える。レーザー加工装置1は、マスクパターン200を変更することによって、加工点28における出力を調整することができる。マスクパターン200は、入力手段80から入力された情報に基づいて、制御部90によって変更可能である。従来のアッテネータによってレーザービーム21の出力を調整する方法では、モータ等によって光学部品自体を回転させる必要がある。これに対し、本発明では、空間光変調器24を用いてレーザービーム21の出力を制御することが可能となるため、従来のモータ駆動にかかる時間を低減でき、出力調整にかかる時間を短縮することができる。これにより、被加工物100の加工に要する時間を抑制できるので、出力調整による生産性の低下を抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、実施形態のようにアッテネータを一切光学系として組み込まない方法に限定されず、アッテネータを併用して、例えば、所定の出力までアッテネータで減衰させた後、空間光変調器24で更に出力制御を行う方法でも構わない。例えば、1パス目では、アッテネータによって加工点出力を100%から80%まで低減し、2パス目では、アッテネータを動作させずに空間光変調器24にマスクパターン200を表示させることで出力を80%から30%まで低減する。
また、パターン作成部91は、既に入力されたマスクパターン200と調整パターン300とを重ねあわせて重畳パターンを作成するのみならず、マスクパターン200および調整パターン300自体を作成する機能を有していてもよい。すなわち、レーザー加工装置1の外部で作成したマスクパターン200および調整パターン300を記憶部92に入力させてもよいし、レーザー加工装置1の内部で作成したマスクパターン200および調整パターン300を記憶部92に保存させてもよい。
1 レーザー加工装置
10 チャックテーブル
20 レーザービーム照射ユニット
21 レーザービーム
22 レーザー発振器
23 偏光板
24 空間光変調器
241 表示部
25 レンズ群
251、252 レンズ
26 ミラー
27 集光レンズ
28 加工点
30 移動ユニット
70 撮像ユニット
80 入力手段
90 制御部
91 パターン作成部
92 記憶部
100 被加工物
200、201、202、203、204、205 マスクパターン
300、301 調整パターン

Claims (5)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、
    該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザービームを照射するレーザービーム照射ユニットと、
    該チャックテーブルと該レーザービーム照射ユニットとを相対的に移動させる移動ユニットと、
    各構成要素を制御する制御部と、
    種々の情報を入力する入力手段と、
    を含み、
    該レーザービーム照射ユニットは、
    レーザー発振器と、
    該レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光レンズと、
    該レーザー発振器と該集光レンズとの間に配設され、所定のパターンを表示させる表示部を有した空間光変調器と、
    を備え、
    該制御部は、
    該レーザービームの加工点での出力を減衰するための複数のマスクパターンと、該複数のマスクパターンのそれぞれに対応する加工点出力と、を予め記憶しておく記憶部を更に含み、
    該入力手段から入力された光学的特性の設定値および加工点出力に基づいて、該記憶部に予め記憶された該マスクパターンと、該レーザービームの加工点での光学的特性を調整するための調整パターンと、を選択し、重畳し重畳パターンを作成し、
    作成した該重畳パターンを該空間光変調器の表示部に表示させることで、加工点における出力を調整する
    ことを特徴とする、レーザー加工装置。
  2. 該空間光変調器で調整される前の該レーザービームの出力を減衰させるアッテネータを更に備え、
    該レーザービームを、該アッテネータによって所定の出力まで減衰させた後、該空間光変調器によって更に出力制御を行う
    ことを特徴とする、請求項1に記載のレーザー加工装置。
  3. 被加工物を保持するチャックテーブルと、
    該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザービームを照射するレーザービーム照射ユニットと、
    該チャックテーブルと該レーザービーム照射ユニットとを相対的に移動させる移動ユニットと、
    を有し、
    該レーザービーム照射ユニットは、
    レーザー発振器と、
    該レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光レンズと、
    該レーザー発振器と該集光レンズとの間に配設され、所定のパターンを表示させる表示部を有した空間光変調器と、
    を備えたレーザー加工装置を用いて被加工物を加工する被加工物のレーザー加工方法であって、
    該レーザービームの加工点での出力を減衰するための複数のマスクパターンと、該複数のマスクパターンのそれぞれに対応する加工点出力と、を記憶する記憶ステップと、
    該空間光変調器の表示部に表示させるパターンを作成するパターン作成ステップと、
    該パターン作成ステップで作成したパターンを該表示部に表示させる表示ステップと、
    該表示ステップの後、該レーザービームを発振させて該被加工物と該レーザービームとを相対的に移動させ、該被加工物に加工を施すレーザービーム照射ステップと、
    を含み、
    該パターン作成ステップでは
    入力された光学的特性の設定値および加工点出力に基づいて、該記憶ステップで予め記憶された該マスクパターンと、該レーザービームの加工点での光学的特性を調整するための調整パターンと、を選択し、重畳して重畳パターンを作成し
    該表示ステップでは、該重畳パターンを該表示部に表示させ、
    該マスクパターンを変更することで加工点における出力を調整する
    ことを特徴とする、レーザー加工方法。
  4. 該レーザービーム照射ユニットは、
    該空間光変調器で調整される前の該レーザービームの出力を減衰させるアッテネータを更に備え、
    該レーザービーム照射ステップでは、
    該レーザービームを、該アッテネータによって所定の出力まで減衰させた後、該空間光変調器によって更に出力制御を行う
    ことを特徴とする、請求項3に記載のレーザー加工方法。
  5. 該レーザービーム照射ステップでは、
    1パス目では該アッテネータにより該レーザービームの出力を減衰させ、
    2パス目では該1パス目における状態から該アッテネータを動作させず、該マスクパターンを変更することのみで加工点における出力を調整する、
    ことを特徴とする、請求項4に記載のレーザー加工方法。
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