JP2024021699A - チップの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】結晶性を有しない被加工物であっても蛇行せずに分割することが可能なチップの製造方法を提供すること。【解決手段】チップの製造方法は、被加工物に対して透過性を有する波長のレーザービームの集光点を被加工物の内部に位置づけレーザービームを第一の出力に設定してバーストモードで照射することで被加工物の分割予定ラインに対応する領域に分割起点用改質層を形成する改質層形成ステップ102と、被加工物に外力を付与して分割予定ラインに沿って分割する分割ステップ103と、改質層形成ステップ102に先駆けて加工送り方向に沿って並ぶように複数形成されたレーザービームの集光点を第一の出力以下の出力で被加工物の内部に照射して分割起点用改質層よりもレーザービーム入射面側にクラックの伸長方向を誘導するクラック誘導層を形成するクラック誘導層形成ステップ101を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、チップの製造方法に関する。
半導体ウエーハのような板状物を分割してチップを製造する方法として、板状物に対して透過性を有する波長のレーザービームを照射して板状物の内部に改質層を形成した後、外力を付与して改質層を起点に個々のチップに分割する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上述の方法では、ウエーハの分割予定ラインに沿って改質層を形成して厚み方向にクラックを伸長させ、ウエーハの表面または裏面にクラックを表出させている。そして、クラックの伸長側にウエーハを押圧することで、ウエーハが分割される。
しかしながら、特許文献1に示された方法は、特にガラス等の非結晶体のウエーハの場合には、改質層から直線状にクラックが伸長せず、ウエーハの表面または裏面側に表出したクラックが蛇行する場合がある。
この種の問題を解決するために、分割起点用改質層の形成に先立って、分割起点用改質層よりも低出力でレーザー加工を施し、クラックの伸長方向を誘導するクラック誘導層を形成する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4402708号公報 特開2019-102688号公報
特許文献2に記載された方法を用いれば、クラックの伸長方向がクラック誘導層により誘導され、蛇行を抑制することが可能となるが、さらなる加工品質の向上が求められていた。
本願発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、その目的は、結晶性を有しない被加工物であっても蛇行せずに分割することが可能なチップの製造方法を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のチップの製造方法は、被加工物に設定された複数の分割予定ラインに沿ってレーザービームを照射して該被加工物を分割しチップを製造するチップの製造方法であって、被加工物に対して透過性を有する波長のレーザービームの集光点を該被加工物の一方の面側から該被加工物の内部に位置づけ、該レーザービームを第一の出力に設定してバーストモードで照射することで、該被加工物の分割予定ラインに対応する領域に分割起点用改質層を形成する改質層形成ステップと、該改質層形成ステップを実施した後、該被加工物に外力を付与して該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、を備え、該改質層形成ステップに先駆けて、加工送り方向に沿って並ぶように複数形成されたレーザービームの集光点を、該第一の出力以下の出力で被加工物の内部に照射して、該分割起点用改質層よりも該一方の面側にクラックの伸長方向を誘導するクラック誘導層を形成することで、該分割起点用改質層から該クラック誘導層に向かってクラックを伸長させ、該一方の面側に表出するクラックを形成することを特徴とする。
本発明は、結晶性を有しない被加工物であっても蛇行せずに分割することが可能になるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るチップの製造方法の一部を実施するレーザー加工装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、図1に示されたレーザー加工装置のレーザービーム照射ユニットの構成を模式的に示す図である。 図3は、図2に示されたレーザービーム照射ユニットの発振器のシーダが発振するレーザービームを示す図である。 図4は、実施形態1に係るチップの製造方法の流れを示すフローチャートである。 図5は、図4に示されたチップの製造方法のクラック誘導層形成ステップにおいてレーザー発振器のAOMが生成したレーザービームを示す図である。 図6は、図4に示されたチップの製造方法のクラック誘導層形成ステップを模式的に示す被加工物の断面図である。 図7は、図4に示されたチップの製造方法のクラック誘導層形成ステップを模式的に示す被加工物の平面図である。 図8は、図4に示されたチップの製造方法の改質層形成ステップにおいてレーザー発振器のAOMが生成したレーザービームを示す図である。 図9は、図4に示されたチップの製造方法の改質層形成ステップを模式的に示す被加工物の断面図である。 図10は、図4に示されたチップの製造方法の分割ステップにおいて分割装置が被加工物を保持した状態を模式的に一部断面で示す側面図である。 図11は、図4に示されたチップの製造方法の分割ステップにおいて分割装置が被加工物をチップに分割した状態を模式的に一部断面で示す側面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係るチップの製造方法を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係るチップの製造方法の一部を実施するレーザー加工装置の構成例を示す斜視図である。実施形態1に係るチップの製造方法は、図1に示されたレーザー加工装置1により一部が実施される。図1に示されたレーザー加工装置1は、被加工物200にレーザービーム21を照射する加工装置である。
(被加工物)
図1に示されたレーザー加工装置1の加工対象の被加工物200は、非結晶体により構成された基板201を有する円板状の半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハである。被加工物200は、図1に示すように、一方の面に相当する表面202に互いに交差する分割予定ライン203が複数設定され、分割予定ライン203によって区画された領域にデバイス204が形成されている。
デバイス204は、例えば、IC(Integrated Circuit)、又はLSI(Large Scale Integration)等の集積回路、CCD(Charge Coupled Device)、又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサ、又はメモリ(半導体記憶装置)である。
実施形態1では、被加工物200は、非結晶体としてのガラスにより基板201が構成されている。しかしながら、本発明では、被加工物200は、非結晶体であればガラスに限らず、水晶又は石英等で基板201が構成されても良い。このように、実施形態1では、被加工物200は、基板201が非結晶体から構成されて、結晶性を有しない。また、実施形態1では、被加工物200の基板201の厚みは、200μmである。
実施形態1において、被加工物200は、図1に示すように、被加工物200の外径よりも大径な円板状でかつ外縁部に環状フレーム207が貼着されたテープ206が表面202の裏側の他方の面に相当する裏面205に貼着されて、環状フレーム207の開口内に支持される。被加工物200は、分割予定ライン203にレーザービーム21が照射されるなどして、個々のチップ210に分割される。なお、チップ210は、基板201と、デバイス204とを含む。
(レーザー加工装置)
図1に示されたレーザー加工装置1は、被加工物200の表面202から被加工物200を構成する基板201に対して透過性を有する波長のパルス状のレーザービーム21の集光点211を基板201の内部に設定して、レーザービーム21を分割予定ライン203に沿って照射して、被加工物200にレーザー加工を施す加工装置である。
レーザー加工装置1は、図1に示すように、被加工物200を保持する保持テーブル10と、レーザービーム照射ユニット20と、移動ユニット30と、撮像ユニット40と、制御ユニット60とを有する。
保持テーブル10は、被加工物200を水平方向と平行な保持面11で保持する。保持面11は、ポーラスセラミック等から形成された円盤形状であり、図示しない吸引経路を介して図示しない真空吸引源と接続されている。保持テーブル10は、真空吸引源により吸引されることで、保持面11上に載置された被加工物200を吸引保持する。保持テーブル10の周囲には、被加工物200を開口内に支持する環状フレーム207を挟持するクランプ部12が複数配置されている。
また、保持テーブル10は、移動ユニット30の回転移動ユニット33により保持面11に対して直交しかつ鉛直方向と平行なZ軸方向と平行な軸心回りに回転される。保持テーブル10は、回転移動ユニット33とともに、移動ユニット30のX軸移動ユニット31により水平方向と平行なX軸方向(加工進行方向に相当)に移動されかつY軸移動ユニット32により水平方向と平行でかつX軸方向と直交するY軸方向に移動される。保持テーブル10は、移動ユニット30によりレーザービーム照射ユニット20の下方の加工領域と、レーザービーム照射ユニット20の下方から離れて被加工物200が搬入、搬出される搬入出領域とに亘って移動される。
移動ユニット30は、保持テーブル10とレーザービーム照射ユニット20が照射するレーザービーム21の集光点211とをX軸方向、Y軸方向、Z軸方向及びZ軸方向と平行な軸心回りに相対的に移動させるものである。X軸方向及びY軸方向は、互いに直交し、かつ保持面11(即ち水平方向)と平行な方向である。Z軸方向は、X軸方向とY軸方向との双方と直交する方向である。
移動ユニット30は、保持テーブル10をX軸方向に移動させる加工送りユニットであるX軸移動ユニット31と、保持テーブル10をY軸方向に移動させる割り出し送りユニットであるY軸移動ユニット32と、保持テーブル10をZ軸方向と平行な軸心回りに回転する回転移動ユニット33と、レーザービーム照射ユニット20のレーザービーム21の集光点211をZ軸方向に移動させるZ軸移動ユニット34とを備えている。
Y軸移動ユニット32は、保持テーブル10と、レーザービーム照射ユニット20のレーザービーム21の集光点211とをY軸方向に相対的に移動する割り出し送りユニットである。実施形態1では、Y軸移動ユニット32は、レーザー加工装置1の装置本体2上に設置されている。Y軸移動ユニット32は、X軸移動ユニット31を支持した移動プレート5をY軸方向に移動自在に支持している。
X軸移動ユニット31は、保持テーブル10と、レーザービーム照射ユニット20のレーザービーム21の集光点211とをX軸方向に相対的に移動する加工送りユニットである。X軸移動ユニット31は、移動プレート5上に設置されている。X軸移動ユニット31は、保持テーブル10をZ軸方向と平行な軸心回りに回転する回転移動ユニット33を支持した第2移動プレート6をX軸方向に移動自在に支持している。第2移動プレート6は、回転移動ユニット33、保持テーブル10を支持している。回転移動ユニット33は、保持テーブル10を支持している。
Z軸移動ユニット34は、保持テーブル10と、レーザービーム照射ユニット20のレーザービーム21の集光点211とをZ軸方向に相対的に移動する送りユニットである。Z軸移動ユニット34は、装置本体2から立設した立設壁3に設置されている。Z軸移動ユニット34は、レーザービーム照射ユニット20の後述する集光レンズ26等を含む一部を先端に配置した支持柱4をZ軸方向に移動自在に支持している。
X軸移動ユニット31は、軸心回りに回転自在に設けられかつ軸心回りに回転されると第2移動プレート6をX軸方向に移動させる周知のボールねじ、ボールねじを軸心回りに回転させる周知のパルスモータ、第2移動プレート6をX軸方向に移動自在に支持する周知のガイドレールを備える。Y軸移動ユニット32は、軸心回りに回転自在に設けられかつ軸心回りに回転されると移動プレート5をY軸方向に移動させる周知のボールねじ、ボールねじを軸心回りに回転させる周知のパルスモータ、移動プレート5をY軸方向に移動自在に支持する周知のガイドレールを備える。Z軸移動ユニット34は、軸心回りに回転自在に設けられかつ軸心回りに回転されると支持柱4をZ軸方向に移動させる周知のボールねじ、ボールねじを軸心回りに回転させる周知のパルスモータ、支持柱4をZ軸方向に移動自在に支持する周知のガイドレールを備える。回転移動ユニット33は、保持テーブル10を軸心回りに回転するモータ等を備える。
また、レーザー加工装置1は、保持テーブル10のX軸方向の位置を検出するための図示しないX軸方向位置検出ユニットと、保持テーブル10のY軸方向の位置を検出するための図示しないY軸方向位置検出ユニットと、レーザービーム照射ユニット20の集光レンズ26(図2に示す)のZ軸方向の位置(高さ位置に相当)を検出するための図示しないZ軸方向位置検出ユニットを備える。各位置検出ユニットは、検出結果を制御ユニット60に出力する。なお、実施形態1では、レーザー加工装置1の保持テーブル10のX軸方向の位置、Y軸方向及び、レーザービーム照射ユニット20の集光レンズ26のZ軸方向の位置は、予め定められた図示しない基準位置からのX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の距離等により定められる。
次に、レーザービーム照射ユニット20を説明する。なお、図2は、図1に示されたレーザー加工装置のレーザービーム照射ユニットの構成を模式的に示す図である。図3は、図2に示されたレーザービーム照射ユニットの発振器のシーダが発振するレーザービームを示す図である。
レーザービーム照射ユニット20は、保持テーブル10の保持面11に保持された被加工物200に対してパルス状のレーザービーム21を集光して照射するレーザービーム照射手段である。実施形態1では、レーザービーム照射ユニット20の一部は、図1に示すように、装置本体2から立設した立設壁3に設置されたZ軸移動ユニット34により支持された支持柱4の先端に配置されている。
レーザービーム照射ユニット20は、保持テーブル10に保持された被加工物200の基板201に対して透過性を有する波長のレーザービーム21を照射するものである。レーザービーム照射ユニット20は、図2に示すように、パルス状のレーザービーム21を出射するレーザー発振器22と、レーザー発振器22が出射したレーザービーム21の出力を調整する出力調整ユニット23と、出力調整ユニット23により出力が調整されたレーザービーム21の分岐、非分岐等を変更する分岐ユニット24と、分岐ユニット24により分岐されたレーザービーム21又は非分岐のレーザービーム21を反射するミラー25と、ミラー25により反射されたレーザービーム21を集光して被加工物200に照射する集光器である集光レンズ26とを備える。なお、図2は、クランプ部12を省略している。なお、本発明では、出力調整ユニット23は、レーザー発振器22の内部に設けられても良い。
レーザー発振器22は、例えば、シード光(種光)となる低出力で高周波のパルス状のレーザービーム212(図3に示す)を発振するシーダと、シーダが発振した高周波のパルス状のレーザービーム212を所定の繰り返し周波数で間引き、任意の数の高周波のパルス状のレーザービーム212を生成する音響光学変調器(Acoust-Optic Modulator:以下、「AOM」という。)と、AOMにより間引かれたパルス状のレーザービーム212を吸収するダンパーとを備え、AOMが生成したパルス状のレーザービーム212をレーザービーム21として出力調整ユニット23に出射する。
なお、図3の横軸は、時間を示し、図3の縦軸は、シーダが発振したレーザービーム212の出力を示す。シーダが発振したレーザービーム212の繰り返し周波数は、例えば数十メガヘルツ(MHz)等の非常に高周波であり、シーダが発振したレーザービーム212は、非常に高い繰り返し周波数を有している。
AOMは、例えば、テルライト系ガラスからなる音響光学媒体を備え、音響光学媒体には図示しない圧電素子が接着されている。音響光学媒体は、圧電素子により超音波振動が伝達されると、光弾性効果による回析格子の作用を生じるものであり、AOMの圧電素子に対して、任意の超音波振動を生じさせるためのAOM制御手段が接続されている。そして、AOM制御手段は、制御されることにより、AOMが生成するパルス状のレーザービーム212のパルス数を任意の数に設定することが可能になっている。これらシーダ、AOM制御手段は、レーザー加工装置1に備えられた制御ユニット60により適宜制御される。
実施形態1では、分岐ユニット24は、表示させる位相パターンを変更することによって、レーザービーム21の分岐数、又は非分岐を変更する空間光変調器である。空間光変調器としては、例えば、周知の反射型液晶LCOS(Liquid-Crystal on Silicon)、透過型液晶LCP(Liquid Crystal Panel)、Deformable Mirror、DMD(Digital Micro-mirror Device)、等の周知のSLMデバイスを利用することができる。なお、実施形態1では、分岐ユニット24である空間光変調器は、LCOSであるが、本発明では、回折光学素子でも良い。
集光レンズ26は、保持テーブル10の保持面11とZ軸方向に対向する位置に配置されている。集光レンズ26は、保持テーブル10に保持された被加工物200に対してパルス状のレーザービーム21を集光して照射する集光光学素子である。集光レンズ26は、レーザー発振器22から出射されかつミラー25により反射されたレーザービーム21を透過して、レーザービーム21を集光点211に集光する。なお、実施形態1では、集光レンズ26は、レーザービーム21の集光点211を保持テーブル10の保持面11に保持された被加工物200の内部に集光する。
レーザービーム照射ユニット20は、保持テーブル10に保持された被加工物200に対して、被加工物200の基板201が透過性を有する波長のレーザービーム21を照射して、被加工物200にレーザー加工を施す。実施形態1では、レーザービーム21の波長は、赤外線領域の波長(例えば、1064nm)である。
撮像ユニット40は、保持テーブル10に保持された被加工物200を撮像するものである。撮像ユニット40は、対物レンズがZ軸方向に対向するものを撮像するCCD(Charge Coupled Device)撮像素子又はCMOS(Complementary MOS)撮像素子等の撮像素子を備えている。実施形態1では、撮像ユニット40は、図1に示すように、支持柱4の先端に配置されて、対物レンズが集光レンズ26とX軸方向に沿って並ぶ位置に配置されている。
撮像ユニット40は、撮像素子が撮像した画像を取得し、取得した画像を制御ユニット60に出力する。また、撮像ユニット40は、保持テーブル10の保持面11に保持された被加工物200を撮像して、被加工物200とレーザービーム照射ユニット20との位置合わせを行うアライメントを遂行するための画像を取得する。
制御ユニット60は、レーザー加工装置1の上述した各構成要素をそれぞれ制御して、被加工物200に対する加工動作をレーザー加工装置1に実施させるものである。なお、制御ユニット60は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有するコンピュータである。制御ユニット60の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、レーザー加工装置1を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介してレーザー加工装置1の上述した構成要素に出力して、制御ユニット60の機能を実現する。
また、レーザー加工装置1は、加工動作の状態や画像などを表示する液晶表示装置などにより構成される表示手段である表示ユニット61と、オペレータが加工条件などを入力する際に用いる入力手段である入力ユニット62を備えている。表示ユニット61及び入力ユニット62は、制御ユニット60に接続している。実施形態1では、入力ユニット62は、表示ユニット61に設けられたタッチパネルにより構成される。
(チップの製造方法)
実施形態1に係るチップの製造方法は、被加工物200の表面202に設定された複数の分割予定ライン203に沿ってレーザービーム21を照射して、被加工物200を分割し、チップ210を製造する方法である。なお、図4は、実施形態1に係るチップの製造方法の流れを示すフローチャートである。チップの製造方法は、図4に示すように、クラック誘導層形成ステップ101と、改質層形成ステップ102と、分割ステップ103とを備える。
(クラック誘導層形成ステップ)
図5は、図4に示されたチップの製造方法のクラック誘導層形成ステップにおいてレーザー発振器のAOMが生成したレーザービームを示す図である。図6は、図4に示されたチップの製造方法のクラック誘導層形成ステップを模式的に示す被加工物の断面図である。図7は、図4に示されたチップの製造方法のクラック誘導層形成ステップを模式的に示す被加工物の平面図である。
クラック誘導層形成ステップ101は、改質層形成ステップ102に先駆けて、加工送り方向に沿って並ぶように複数形成されたレーザービーム21の集光点211を、改質層形成ステップ102の第一の出力以下(未満であるのが望ましい)の出力で被加工物200の内部に照射して、分割起点用改質層301(図9に示す)よりも表面202側(一方の面側に相当)にクラック306(図9に示す)の伸長方向を誘導するクラック誘導層302(図6に示す)を形成するステップである。なお、分割起点用改質層301は、分割予定ライン203に沿って並べられた複数の改質領域303からなり、クラック誘導層302は、分割予定ライン203に沿って並べられた複数のクラック誘導領域304からなる。
改質領域303及びクラック誘導領域304は、基板201の内部の一部分の領域であって、密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲のそれとは異なる状態になった領域のことを意味し、溶融処理領域、クラック領域、絶縁破壊領域、屈折率変化領域、及びこれらの領域が混在した領域等を例示できる。改質領域303及びクラック誘導領域304は、基板201の他の箇所よりも機械的な強度が低い。
実施形態1において、クラック誘導層形成ステップ101では、レーザー加工装置1の制御ユニット60がオペレータにより入力されたクラック誘導層形成ステップ101及び改質層形成ステップ102の加工条件等を受け付けて登録し、被加工物200が搬入出領域に位置付けられた保持テーブル10の保持面11に載置される。実施形態1において、クラック誘導層形成ステップ101では、レーザー加工装置1は、オペレータからの加工動作の開始指示を制御ユニット60が受け付けると、保持テーブル10の保持面11に被加工物200を吸引保持するとともに、クランプ部12で環状フレーム207を挟持する。
実施形態1において、クラック誘導層形成ステップ101では、レーザー加工装置1の制御ユニット60が移動ユニット30を制御して保持テーブル10を加工領域に移動し、撮像ユニット40で保持テーブル10に保持された被加工物200を撮像して、アライメントを遂行する。実施形態1において、クラック誘導層形成ステップでは、レーザー加工装置1は、レーザー発振器22のシーダが発振したレーザービーム212をAOMで加工条件に定められた繰り返し周波数213(図5に示す)で間引き、図5に示すように、繰り返し周波数213毎に1個(即ち、単パルス)のレーザービーム212を生成し、レーザービーム21として出力調整ユニット23に出射する。なお、実施形態1では、AOMが生成したレーザービーム212の繰り返し周波数213は、数MHz~10MHzである。また、図5の横軸は、時間を示し、図5の縦軸は、レーザービーム212の出力を示す。
実施形態1において、クラック誘導層形成ステップ101では、レーザー加工装置1は、AOMが出射したレーザービーム21の出力を出力調整ユニット23で加工条件に定められた出力に調整し、分岐ユニット24で加工送り方向であるX軸方向に複数(実施形態1では、2個)に分岐する。実施形態1において、クラック誘導層形成ステップ101は、レーザー加工装置1は、加工条件に基づいて、レーザービーム21の集光点211を基板201の内部に設定し、図6及び図7に示すように、移動ユニット30により保持テーブル10をX軸方向に移動させながら被加工物200の分割予定ライン203に基板201の表面202側からパルス状のレーザービーム21を照射して、被加工物200の基板201の内部にクラック誘導領域304を形成する。
実施形態1において、クラック誘導層形成ステップ101では、レーザービーム212を複数(実施形態1では、2個)に分岐してそれぞれ集光レンズ26で基板201の内部に集光させて照射するので、基板201の内部に同時に複数のクラック誘導領域304が形成される。すると、互いに隣り合うクラック誘導領域304が形成される際の基板201内の変化によりクラック誘導領域304同士がクラック305により連結することとなる。こうして、実施形態1において、クラック誘導層形成ステップ101では、被加工物200の全ての分割予定ライン203に沿って複数のクラック誘導領域304からなるクラック誘導層302が形成される。
なお、実施形態1では、クラック誘導層形成ステップ101の加工条件の分岐されたレーザービーム21の集光点211のX軸方向の距離は、12μmであり、出力調整ユニット23により調整されたレーザービーム21の出力が0.8Wであり、デフォーカスが0.57mmであり、保持テーブル10の送り速度が1200mm/秒である。
(改質層形成ステップ)
図8は、図4に示されたチップの製造方法の改質層形成ステップにおいてレーザー発振器のAOMが生成したレーザービームを示す図である。図9は、図4に示されたチップの製造方法の改質層形成ステップを模式的に示す被加工物の断面図である。改質層形成ステップ102は、被加工物200に対して透過性を有する波長のレーザービーム21の集光点211を被加工物200の表面202側から被加工物200の内部に位置づけ、レーザービーム21を第一の出力に設定してバーストモードで照射することで、被加工物200の分割予定ライン203に対応する領域に分割起点用改質層301を形成するステップである。
実施形態1において、改質層形成ステップ102では、レーザー加工装置1は、レーザー発振器22のシーダが発振したレーザービーム21をAOMで加工条件に定められた繰り返し周波数214(図8に示す)で間引き、図8に示すように、繰り返し周波数214毎に複数(実施形態では、5)個のレーザービーム212を生成し、レーザービーム21として出力調整ユニット23に出射する。なお、実施形態1では、AOMが生成したレーザービーム212の繰り返し周波数214は、数MHz~10MHzである。また、図8の横軸は、時間を示し、図8の縦軸は、レーザービーム212の出力を示す。
実施形態1において、改質層形成ステップ102では、レーザー加工装置1は、AOMが出射したレーザービーム21の出力を出力調整ユニット23で加工条件に定められた第一の出力に調整し、加工条件に基づいて、レーザービーム21の集光点211を基板201の内部に設定する。実施形態1において、改質層形成ステップ102では、レーザー加工装置1は、レーザービーム21を分岐ユニット24で分岐することなく、図9に示すように、移動ユニット30により保持テーブル10をX軸方向に移動させながら被加工物200の分割予定ライン203に基板201の表面202側からパルス状のレーザービーム21を照射して、被加工物200の基板201の内部のクラック誘導領域304よりも他方の面である裏面205側に改質領域303を形成する。
実施形態1において、改質層形成ステップ102では、繰り返し周波数214毎に複数(実施形態では、5)個のレーザービーム21を照射する所謂バーストモードでレーザービーム21を照射する。このように、バーストモードとは、シーダが発振したレーザービーム212のうち繰り返し周波数214毎に複数個の連続したレーザービーム21を照射することをいう。
実施形態1において、改質層形成ステップ102では、レーザー加工装置1が、レーザービーム21をバーストモードで照射するので、改質領域303が単パルスのレーザービーム21により形成された場合と比較してクラック306が周囲に伸び易い。また、実施形態1において、改質層形成ステップ102に先駆けてクラック誘導層形成ステップ101において改質領域303よりも表面202側にクラック誘導層302が形成されている。このために、改質領域303が形成される際の基板201内の変化により改質領域303からクラック306がクラック誘導層302のクラック誘導領域304まで伸びるとともに、更に、クラック誘導層302のクラック誘導領域304から被加工物200の表面202までクラック306が伸長して、表面202に表出することとなる。
こうして、実施形態1において、改質層形成ステップ102では、被加工物200の全ての分割予定ライン203に沿いかつクラック誘導層302とクラック306により連結した複数の改質領域303からなる分割起点用改質層301が形成される。このように、実施形態1に係るチップの製造方法は、改質層形成ステップ102に先駆けてクラック誘導層形成ステップ101において改質領域303よりも表面202側にクラック誘導層302を形成することで、分割起点用改質層301からクラック誘導層302に向かってクラック306を伸長させ、クラック誘導層302から表面202に向かって伸長して、表面202側に表出するクラック306を形成することとなる。
なお、実施形態1では、改質層形成ステップ102の加工条件のバーストモードのレーザービーム21の数は、5個であり、出力調整ユニット23により調整されたレーザービーム21の出力が2.3Wであり、デフォーカスが0.65mmであり、保持テーブル10の送り速度が1200mm/sである。
また、本発明において、改質層形成ステップ102では、各分割予定ライン203に、保持テーブル10をX軸方向に移動させながら各分割予定ライン203の全長に亘って複数回レーザービーム21を照射して、分割起点用改質層301を形成しても良い。この場合、集光点211の高さ方向の位置を変更しても良く、変更しなくても良い。なお、実施形態1において、クラック誘導層形成ステップ101及び改質層形成ステップ102では、レーザービーム21を被加工物200の表面202側から入射させているが、本発明において、クラック誘導層形成ステップ101及び改質層形成ステップ102では、レーザービーム21を被加工物200の裏面205側から入射させても良い。
(分割ステップ)
図10は、図4に示されたチップの製造方法の分割ステップにおいて分割装置が被加工物を保持した状態を模式的に一部断面で示す側面図である。図11は、図4に示されたチップの製造方法の分割ステップにおいて分割装置が被加工物をチップに分割した状態を模式的に一部断面で示す側面図である。
分割ステップ103は、改質層形成ステップ102を実施した後、被加工物200に対して外力を付与して、分割予定ライン203に沿って被加工物200を個々のチップ210に分割するステップである。分割ステップ103では、図10に示すように、分割装置70がフレーム挟持部71に被加工物200を内側に支持した環状フレーム207とテープ206の外縁部とを挟んで保持するとともに、円筒状の拡張ドラム72の上端に設けられたコロ部材73をテープ206に当接させる。
こうして、分割ステップ103では、図10に示すように、分割装置70は、テープ13が外縁部と中央部とに亘って平坦な状態で、被加工物200を支持した環状フレーム14などをフレーム挟持部71で保持する。分割ステップ103では、分割装置70は、環状フレーム207と被加工物200とを被加工物200の表面202に対して交差(実施形態1では、直交)する方向に沿って相対的に移動させる。実施形態1において、分割ステップ103では、分割装置70は、拡張ドラム72を上昇させて、環状フレーム207と被加工物200とを、図11に示すように、被加工物200の表面202に対して交差(実施形態1では、直交)する方向に沿って相対的に移動させる。
すると、テープ206の被加工物200の外縁と環状フレーム207の内縁との間をコロ部材73が下方から上方に向けて押圧して、テープ206が面方向に拡張される。テープ206の拡張の結果、テープ206に放射状に引張力が作用する。被加工物200の裏面205側に貼着されたテープ206に放射状に引張力が作用すると、被加工物200は、分割予定ライン203に沿って分割起点用改質層301及びクラック誘導層302が形成されているので、基板201が分割起点用改質層301及びクラック誘導層302を起点に分割されて、分割予定ライン203に沿って個々のチップ210に分割される。個々に分割されたチップ210は、テープ206からピックアップされる。
以上、説明した実施形態1に係るチップの製造方法は、単パルスのレーザービーム21を加工送り方向であるX軸方向に分岐して、被加工物200に照射することでクラック誘導層302を形成し、その後、レーザービーム21をバーストモードで被加工物200に照射することで、分割起点用改質層301を形成する。
実施形態1に係るチップの製造方法は、クラック誘導層302がX軸方向に分岐されたレーザービーム21により形成されるため、クラック誘導層302のX軸方向に並ぶクラック誘導領域304同士がクラック305により連結しやすくなる。このために、実施形態1に係るチップの製造方法は、分割予定ライン203と異なる方向へのクラック305の伸長を抑制でき、クラック誘導層302の蛇行を低減することが可能となる。
また、実施形態1に係るチップの製造方法は、バーストモードでレーザービーム21を照射することで、分割起点用改質層301の改質領域303が形成されるために、分割起点用改質層301の改質領域303がクラック誘導層302にクラック306により連結するとともに、クラック誘導層302から表面202に向けてクラック306が伸長して、クラック306が表面202に表出する。このために、実施形態1に係るチップの製造方法は、分割ステップ103において、クラック306に沿って改質領域303からの亀裂の進展を促進することができ、分割起点用改質層301の蛇行を抑制でき、被加工物200の未分割等の分割不良を抑制することが可能となる。
その結果、実施形態1に係るチップの製造方法は、結晶性を有しない被加工物200であっても蛇行せずに分割することが可能になるという効果を奏する。
なお、本発明は、上記実施形態等に等限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、図9では、分割起点用改質層301の改質領域303とクラック誘導層302のクラック誘導領域304とが厚み方向に同じ位置に同じ個数配置している例を示しているが、本発明は、実際には、分割起点用改質層301の改質領域303とクラック誘導層302のクラック誘導領域304とが厚み方向に同じ位置に同じ個数配置していなくてもよく、分割起点用改質層301の改質領域303の方が数が少なくてもよいし、厚み方向の位置がそろっていなくてもいい。
21 レーザービーム
101 クラック誘導層形成ステップ
102 改質層形成ステップ
103 分割ステップ
200 被加工物
202 表面(一方の面)
203 分割予定ライン
210 チップ
211 集光点
301 分割起点用改質層
302 クラック誘導層
306 クラック

Claims (1)

  1. 被加工物に設定された複数の分割予定ラインに沿ってレーザービームを照射して該被加工物を分割しチップを製造するチップの製造方法であって、
    被加工物に対して透過性を有する波長のレーザービームの集光点を該被加工物の一方の面側から該被加工物の内部に位置づけ、該レーザービームを第一の出力に設定してバーストモードで照射することで、該被加工物の分割予定ラインに対応する領域に分割起点用改質層を形成する改質層形成ステップと、
    該改質層形成ステップを実施した後、該被加工物に外力を付与して該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、を備え、
    該改質層形成ステップに先駆けて、加工送り方向に沿って並ぶように複数形成されたレーザービームの集光点を、該第一の出力以下の出力で被加工物の内部に照射して、該分割起点用改質層よりも該一方の面側にクラックの伸長方向を誘導するクラック誘導層を形成することで、該分割起点用改質層から該クラック誘導層に向かってクラックを伸長させ、該一方の面側に表出するクラックを形成することを特徴とする、チップの製造方法。
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