JP7440001B2 - エレベーターシステム - Google Patents

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Description

本開示は、エレベーターシステムに関する。
特許文献1は、エレベーターシステムを開示する。当該エレベーターシステムにおいて、信号発信装置は、乗場に設置される。携帯端末は、信号発信装置からの信号に基づいて、サーバ装置に呼びの信号を送信する。サーバ装置は、携帯端末からの呼びの信号に基づいて、当該エレベーターの呼びを登録し得る。
国際公開第2020/065762号
しかしながら、特許文献1に記載のエレベーターシステムにおいて、信号発信装置に異常が発生した場合、サーバ装置には呼びの信号が送信されない。即ち、サーバ装置は、信号装置に異常が発生したことを示す情報を受け取ることがない。このため、信号発信装置に発生した異常を検知できない。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、信号発信装置に異常が発生したことを容易に検知できるエレベーターシステムを提供することである。
本開示に係るエレベーターシステムは、かごを制御する制御盤と、かごまたはかごが停車する乗場に設けられ、利用者の携帯端末にインストールされた特定のアプリケーションを起動するための信号であって識別子を示す起動信号を発信する信号発信装置と、制御盤に接続されたサーバ装置と、を備え、アプリケーションが起動すると、起動信号に示された信号発信装置の識別子を含む呼び信号が携帯端末からサーバ装置に送信され、サーバ装置は、携帯端末から受信した呼び信号に基づいて、出発階へかごを配車させる情報を制御盤に送信するエレベーターシステムであって、サーバ装置は、携帯端末から呼び信号を受信した日時と信号発信装置の識別子とが対応づけられた検知テーブル情報を記憶する検知テーブル記憶部と、検知テーブル情報に基づいて、携帯端末からの呼び信号を受信する傾向を示す学習モデルを作成する学習部と、検知テーブル情報と学習部が作成した学習モデルに基づいて信号発信装置の異常を検知する異常検知部と、を有する。
本開示によれば、サーバ装置は、検知テーブル情報と学習モデルに基づいて信号発信装置の異常を検知する。このため、信号発信装置に異常が発生したことを容易に検知できる。
実施の形態1におけるエレベーターシステムの概要を示す図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムのブロック図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムのサーバ装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの変形例のブロック図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムのサーバ装置のハードウェア構成図である。 実施の形態2におけるエレベーターシステムのブロック図である。
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベーターシステムの概要を示す図である。
図1のエレベーターシステム1は、エレベーター装置2と複数の信号発信装置3と携帯端末4とサーバ装置5とを備える。
エレベーター装置2は、建物6に設けられる。エレベーター装置2において、昇降路7は、建物6の各階を貫く。機械室8は、昇降路7の直上に設けられる。複数の乗場9は、建物6の各階にそれぞれ設けられる。複数の乗場9の各々は、昇降路7に対向する。巻上機10は、機械室8に設けられる。主ロープ11は、巻上機10に巻き掛けられる。かご12は、昇降路7の内部において主ロープ11の一側に吊るされる。釣合おもり13は、昇降路7の内部において主ロープ11の他側に吊るされる。制御盤14は、機械室8に設けられる。制御盤14は、エレベーター装置2を全体的に制御し得る。
通信装置15は、機械室8に設けられる。通信装置15は、制御盤14に電気的に接続される。通信装置15は、制御盤14からの情報に基づいてエレベーター装置2の状態を監視する。
複数の表示装置16の各々は、映像を表示する。例えば、表示装置16は、液晶ディスプレイである。複数の表示装置16は、複数の乗場9にそれぞれ設けられる。複数の表示装置16のうちの1つは、かご12の内部に設けられてもよい。
信号発信装置3は、ビーコン装置である。信号発信装置3は、電池から電力を供給される。複数の信号発信装置3の各々は、特定周波数帯の無線信号である起動信号を発信する。例えば、信号発信装置3は、bluetooth(登録商標)規格の信号を発信する。起動信号は、発信された信号発信装置3を識別する識別子を示す。
複数の信号発信装置3は、信号発信装置3aと複数の信号発信装置3bとを含む。信号発信装置3aと信号発信装置3bとは、設置場所が異なる。信号発信装置3aは、かご12に設けられる。複数の信号発信装置3bは、複数の乗場9にそれぞれ設けられる。なお、信号発信装置3bが設けられない乗場9があってもよい。
携帯端末4は、エレベーターシステム1の利用者に所持される。例えば、携帯端末4は、スマートフォンである。携帯端末4には、専用のアプリケーションAがインストールされている。例えば、利用者は、エレベーター装置2の管理を行う保守会社のホームページに携帯端末4からアクセスすることにより、携帯端末4にアプリケーションAをダウンロードすることができる。携帯端末4は、信号発信装置3からの起動信号を受信し得る。携帯端末4は、起動信号を受信した場合、アプリケーションAを起動するよう設定される。
サーバ装置5は、エレベーター装置2の管理を行う保守会社の建物に設けられる。具体的には、サーバ装置5は、エレベーター装置2の管理を行う図示されない情報センターに設けられる。サーバ装置5は、ネットワークNを介して、携帯端末4と通信装置15と通信し得る。サーバ装置5は、通信装置15を介して制御盤14と通信し得る。
建物6において、利用者は、携帯端末4を利用してエレベーター装置2に呼びを登録し得る。具体的には、処理P1から処理P3に基づいて、当該呼びを登録するサービスが提供される。
処理P1において、利用者が乗場9の付近に到着した場合、携帯端末4は、当該乗場9の信号発信装置3bが発信する起動信号を受信する。
処理P2において、携帯端末4は、起動信号を受信した場合、アプリケーションAを起動する。アプリケーションAが起動した後、携帯端末4は、アプリケーションAの機能に基づいた動作を行う。携帯端末4は、ネットワークNを介して、特定した識別子を示す呼び信号をサーバ装置5に送信する。
処理P3において、サーバ装置5は、呼び信号を受信した場合、呼び信号の識別子に示される建物6と制御盤14と信号発信装置3が設置された階とが対応付けられた情報を作成する。サーバ装置5は、信号発信装置3が設置された階を出発階とする呼びの情報を、通信装置15を介して制御盤14に送信する。
制御盤14は、当該呼びを登録する。制御盤14は、かご12を当該呼びが示す出発階へ配車する制御を行う。具体的には、制御盤14は、巻上機10を回転させる。主ロープ11は、巻上機10の回転に追従して移動する。かご12と釣合おもり13とは、主ロープ11の移動に追従して互いに反対に昇降する。その後、かご12は、出発階の乗場9に停車する。このため、利用者が乗場9でかご12を待つ時間を削減できる。利用者が乗場9でかご12を呼ぶ動作を省略できる。
信号発信装置3に異常が発生した場合、信号発信装置3は、起動信号を発信しない。具体的には、信号発信装置3に異常が発生した場合とは、信号発信装置3の電池に蓄積された電力が無くなった場合、信号発信装置3が故障した場合、等の場合である。信号発信装置3に異常が発生した場合、エレベーターシステム1において、携帯端末4を利用した呼びが登録されない。しかしながら、サーバ装置5は、信号発信装置3が起動信号を発信しないことを示す情報を受信し得ない。このため、サーバ装置5は、呼び信号を受信しない期間を評価することで、信号発信装置3の異常を検知する。例えば、普段、呼び信号を1日に10回以上を受信する信号発信装置3について、1回も呼び信号を受信しない日があった場合、当該信号発信装置3の異常が検知される。
具体的には、サーバ装置5は、呼び信号を受信した場合、呼び信号が示す識別子と呼び信号を受信した日時とが対応付けられた検知テーブル情報を更新する。サーバ装置5は、エレベーターシステム1の保守員からの指令を受けた時にまたは定期的に、検知テーブル情報を教師データとした異常の学習モデルを生成し、記憶する。
サーバ装置5は、保守員からの指令を受けた時にまたは定期的に、最新の検知テーブル情報と記憶する学習モデルとに基づいて、信号発信装置3の診断動作を行う。診断動作において、サーバ装置5は、学習モデルから呼び信号の受信頻度の閾値を算出する。異常判定処理において、サーバ装置5は、最新の検知テーブル情報に基づいて呼び信号の受信頻度の値を演算する。受信頻度の値が閾値よりも小さい場合、サーバ装置5は、信号発信装置3の異常を検知する。
サーバ装置5は、信号発信装置3の異常を検知した場合、異常を検知した旨を、情報センターの図示されない表示装置、複数の表示装置16の各々、携帯端末4の画面、等に表示させる。
サーバ装置5は、信号発信装置3の異常を検知した場合、異常を検知したことを示す情報を制御盤14に送信する。制御盤14は、異常を検知したことを示す情報を受信した場合、建物6の基準階をかご12の待機階に設定する。基準階は、利用者の乗車および降車が最も多い階が設定される。具体的には、基準階は、建物6のエントランス階である。待機階は、呼びが規定の時間以上登録されなかった場合にかご12が待機する階である。
次に、図2を用いて、エレベーターシステム1を説明する。
図2は実施の形態1におけるエレベーターシステムのブロック図である。
図2に示されるように、サーバ装置5は、複数の装置から構成される。サーバ装置5は、変換テーブル記憶装置17と検知テーブル記憶装置18と呼び登録装置20と異常検知装置30とを備える。
変換テーブル記憶装置17は、変換テーブル記憶部17aにおいて変換テーブル情報を記憶する。以下の表1は、変換テーブル情報の一例を表す。
Figure 0007440001000001
変換テーブル情報は、信号発信装置3の「識別子」と建物6を識別する「建物番号」と制御盤14を識別する「制御盤番号」と信号発信装置3の「設置場所」とが対応付けられた情報である。
「識別子」は、複数の信号発信装置3のそれぞれに固有の文字列である。例えば、「識別子」は、4桁の第1数字と4桁の第2数字と2桁の第3数字とがピリオドで結合された文字列である。この場合、第1数字は、設置された建物6を示す。第2数字は、対応する制御盤14を示す。第3数字は、設置された場所を示す。
信号発信装置3がかご12に設置されている場合、「設置場所」は、「かご」である。信号発信装置3がいずれかの階の乗場9に設置されている場合、「設置場所」は、設置された階床である。変換テーブル情報が用いられることで、信号発信装置3の「識別子」に基づいて、当該信号発信装置3が設置された「建物番号」と「制御盤番号」と「設置場所」とが特定可能である。
検知テーブル記憶装置18は、検知テーブル記憶部18aにおいて検知テーブル情報を記憶する。以下の表2は、検知テーブル情報の一例を表す。
Figure 0007440001000002
検知テーブル情報は、「受信日時」と「携帯端末ID」と「識別子」と「建物番号」と「制御盤番号」と「設置場所」とが対応付けられた情報の集合である。「受信日時」は、サーバ装置5が呼び信号を受信した日時を示す。「携帯端末ID」は、呼び信号を送信した携帯端末4を識別するためのIDを示す。
検知テーブル記憶装置18は、モデル記憶部18bにおいて学習モデルの情報を記憶する。
呼び登録装置20は、呼び信号に基づく呼びを制御盤14に登録させる。呼び登録装置20は、呼び登録部21と検知テーブル更新部22と学習部23と報知部24とを備える。
携帯端末4から呼び信号を受信した場合、呼び登録部21は、変換テーブル記憶部17aが記憶する変換テーブル情報に基づいて、呼び信号が示す識別子に対応する「建物番号」と「制御盤番号」と「設置場所」とを特定する。呼び登録部21は、「建物番号」と「制御盤番号」とに対応する制御盤14を特定する。「設置場所」が階床である場合、呼び登録部21は、識別子に対応する階床を出発階とする呼びの情報を作成する。その後、呼び登録部21は、特定した制御盤14に呼びの情報を送信する。
携帯端末4から呼び信号を受信した場合、検知テーブル更新部22は、呼び信号を受信した日時と呼び信号に含まれる識別子とを対応付ける。その後、検知テーブル更新部22は、変換テーブル情報に基づいて、呼び信号に対応する検知テーブル情報を作成する。検知テーブル更新部22は、検知テーブル情報を作成した場合、検知テーブル記憶部18aに記憶された検知テーブル情報を更新する。具体的には、検知テーブル更新部22は、作成した検知テーブル情報を検知テーブル記憶部18aに記憶された検知テーブル情報に追加する。
学習部23は、保守員からの指令を受けた時にまたは定期的に、検知テーブル情報を教師データとした異常の学習モデルを生成する。学習部23は、生成した学習モデルを検知テーブル記憶装置18のモデル記憶部18bに記憶させる。なお、学習部23は、学習モデルを生成する代わりに、最新の検知テーブル情報に基づいてモデル記憶部18bに記憶された学習モデルのパラメータを調整してもよい。
学習モデルは、呼び信号を受信する傾向を示すモデルである。具体的には、学習モデルは、特定の信号発信装置3からの発信電波に対応する呼び信号をサーバ装置5が受信した受信頻度の閾値を決定するモデルである。学習モデルにおいて、呼び信号を受信する傾向から、受信頻度の閾値が決定される。以下の表3は、学習モデルによって決定された受信頻度の閾値の例を示す。
Figure 0007440001000003
例えば、受信頻度の閾値は、「1日あたり受信頻度」である。「1日あたり受信頻度」は、ある信号発信装置3に対応する呼び信号を1日で受信する回数である。表3において、識別子が1001.2001.01の呼び信号を1日で受信した回数が5.3回を下回った場合、当該識別子に対応する信号発信装置3に異常が発生したと考えられる。
例えば、受信頻度の閾値は、曜日ごとの受信頻度である。表3には、土曜日の受信頻度である「曜日ごと受信頻度(土曜日)」が示される。「曜日ごと受信頻度(土曜日)」は、土曜日に呼び信号を受信する回数である。例えば、商業施設では、平日に対して週末の受信頻度が高い。オフィスビルでは、平日に対して週末の受信頻度が低い。曜日ごとの傾向を閾値に反映することで、信号発信装置3の異常を早期に検知できる。または、曜日ごとの傾向を閾値に反映することで、信号発信装置3の異常を誤検知することを抑制できる。
例えば、受信頻度の閾値は、「週当たり受信頻度」である。「週あたり受信頻度」は、ある信号発信装置3に対応する呼び信号を1週間で受信する回数である。頻度を判定する期間を1日より長くすることで、異常を誤検知することを抑制できる。
なお、表3には示されないが、季節の影響を受信頻度の閾値に反映してもよい。具体的には、スキー場に併設する宿泊施設において、夏季における1日あたり受信頻度と冬季における1日あたり受信頻度とは大きく異なる。
複数の信号発信装置3のうちいずれかの信号発信装置3の異常検知情報を受信した場合、報知部24は、複数の手段を用いて異常を報知する。
報知動作の第1例において、報知部24は、情報センターの図示されない表示装置に異常が検知された旨を表示させる。
報知動作の第2例において、報知部24は、異常が検知された信号発信装置3が設置される建物6を特定する。報知部24は、特定した建物6に設置された表示装置16に、異常が検知された旨を表示させる。具体的には、例えば、報知部24は、表示装置16に「装置が故障したため、スマートフォン呼びサービスが利用できません」という文章を表示させる。
報知動作の第3例において、報知部24は、異常が検知された信号発信装置3が設置される建物6を特定する。報知部24は、検知テーブル情報に基づいて、規定の期間以内に特定した建物6に対応する呼び信号を送信した携帯端末4を特定する。例えば、報知部24は、異常が検知された日から1か月前の日までの期間に建物6において呼び信号を送信した携帯端末4を特定する。報知部24は、特定した携帯端末4に、異常が検知された旨を表示させる。
報知動作の第4例において、報知部24は、異常を検知したことを示す情報を制御盤14に送信する。
異常検知装置30は、異常検知部31を備える。
異常検知部31は、保守員からの指令を受けた時にまたは定期的に、異常判定処理を行う。異常判定処理において、異常検知部31は、検知テーブル記憶装置18から検知テーブル情報と学習モデルの情報とを取得する。
異常検知部31は、学習モデルの情報に基づいて、呼び信号を受信した受信頻度の閾値を算出する。異常検知部31は、複数の信号発信装置3のそれぞれに対応する受信頻度の閾値を算出する。
異常検知部31は、検知テーブル情報に基づいて呼び信号を受信した受信頻度の値を演算する。異常検知部31は、複数の信号発信装置3のそれぞれに対応する呼び信号を受信した受信頻度の値を演算する。この際、異常検知部31は、学習モデルによって作成される受信頻度の閾値に対応する受信頻度の値を演算する。具体的には、受信頻度の閾値が1日あたりの受信頻度の閾値である場合、異常検知部31は、1日あたりの受信頻度の値を演算する。
異常検知部31は、複数の信号発信装置3のそれぞれについて、呼び信号を受信した受信頻度の値が閾値よりも小さいか否かを判定する。
受信頻度の値が閾値以上である場合、異常検知部31は、異常を検知しない。
受信頻度の値が閾値よりも小さい場合、異常検知部31は、対応する信号発信装置3の異常を検知する。異常検知部31は、異常を検知した場合、異常を検知した信号発信装置3を識別する情報と異常が検知された旨とが対応付けられた情報を呼び登録装置20に送信する。
次に、図3を用いて、サーバ装置5の異常判定処理を説明する。
図3は実施の形態1におけるエレベーターシステムのサーバ装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
例えば、図3に示されるフローチャートは、保守員から異常判定処理を行う指令があった場合にスタートする。
ステップS1において、異常検知装置30は、検知テーブル記憶装置18から検知テーブル情報と学習モデルの情報とを取得する。
その後、ステップS2の動作が行われる。ステップS2において、異常検知装置30は、複数の信号発信装置3のうちいずれかに対応する受信頻度の閾値を算出する。
その後、ステップS3の動作が行われる。ステップS3において、異常検知装置30は、複数の信号発信装置3のうちステップS2で選択された信号発信装置3に対応する呼び信号を受信した受信頻度の値を演算する。
その後、ステップS4の動作が行われる。ステップS4において、異常検知装置30は、ステップS3で演算した受信頻度の値がステップS2で算出した受信頻度の閾値よりも小さいか否かを判定する。
ステップS4で、受信頻度の値が受信頻度の閾値より小さいと判定した場合、異常検知装置30は、ステップS5の動作を行う。ステップS5において、異常検知装置30は、異常を検知した信号発信装置3を識別する情報と異常が検知された旨とが対応付けられた情報を呼び登録装置20に送信する。
その後、ステップS6の動作が行われる。ステップS6において、異常検知装置30は、全ての信号発信装置3に対して判定を行ったか否かを判定する。
ステップS6で、いずれかの信号発信装置3に対して判定を行っていないと判定した場合、異常検知装置30は、ステップS2以降の動作を繰り返す。
ステップS6で、全ての信号発信装置3に対して判定を行ったと判定した場合、異常検知装置30は、異常判定処理を終了する。
ステップS4で、受信頻度の値が受信頻度の閾値以上であると判定した場合、異常検知装置30は、ステップS6以降の動作を行う。
以上で説明した実施の形態1によれば、エレベーターシステム1は、制御盤14と信号発信装置3とサーバ装置5とを備える。サーバ装置5は、検知テーブル記憶部18aと学習部23と異常検知部31とを備える。サーバ装置5は、学習モデルを作成する。サーバ装置5は、検知テーブル情報と学習モデルとに基づいて携帯端末4からの呼び信号の受信頻度の傾向を評価し、異常を検知する。このため、信号発信装置3の異常を示す情報を受信することなく、信号発信装置3の異常を容易に検知できる。即ち、例えば、信号発信装置3の異常を示す情報を発信するための機器を新たに設置する必要がない。サーバ装置5の内部処理によって信号発信装置3の異常を検知できる仕組みを構築することができる。
また、サーバ装置5は、受信頻度の閾値と受信頻度の値とをそれぞれ演算する。サーバ装置5は、受信頻度の閾値と受信頻度の値とを比較することで信号発信装置3の異常を検知する。その結果、呼び信号を受信した履歴に基づいて、正確に信号発信装置3の異常を検知できる。
また、サーバ装置5は、報知部24を備える。サーバ装置5は、信号発信装置3に異常が検知された場合、その旨を報知する。このため、保守員等は、信号発信装置3に異常が検知されたことを知ることができる。
また、エレベーターシステム1は、エレベーター装置2の乗場9に設けられた表示装置16を備える。サーバ装置5は、異常が検知された場合、表示装置16にその旨を表示させる。このため、エレベーター装置2の利用者に異常が検知されたことを知らせることができる。
また、サーバ装置5は、信号発信装置3の異常を検知した場合、当該信号発信装置3に対応する呼び信号を送信した携帯端末4を特定する。サーバ装置5は、特定した携帯端末4に異常が検知された旨を表示させる。このため、当該信号発信装置3を利用する可能性のある利用者に対して、当該呼び登録サービスの利用前に異常が検知された旨を知らせることができる。
また、エレベーターシステム1において、信号発信装置3に異常が検知された場合、対応する制御盤14は、基準階を待機階に設定する。信号発信装置3に異常が発生している場合、携帯端末4を利用した呼び登録サービスが提供されない。この場合、利用者が乗場9でかご12を待つ時間を削減することができるという効果を享受し難い。エレベーターシステム1において、利用頻度が高い階が基準階に設定されることで、利用者がかご12を待つ時間を短縮することができる。このため、信号発信装置3に異常が発生したとしても、利用者の利便性を向上することができる。
なお、信号発信装置3は、建物6に配線された電源から電力を供給されてもよい。
なお、携帯端末4は、行先階の情報を含む呼び信号を作成してもよい。行先階の情報を含む呼び信号を受信した場合、呼び登録装置20は、出発階と行先階とが対応付けられた呼びを示す信号を作成し、制御盤14に送信してもよい。
なお、呼び登録装置20は、携帯端末4に対応する行先階の情報を記憶していてもよい。呼び登録装置20は、呼び信号を受信した場合、呼び信号を送信した携帯端末4に対応する行先階と出発階とが対応付けられた呼びを示す信号を作成し、制御盤14に送信してもよい。
なお、サーバ装置5が備える各装置の各機能は、サーバ装置5に備えられていれば、実施の形態に示された装置に備えられていなくてもよい。例えば、サーバ装置5は、変換テーブル記憶部17aと検知テーブル記憶部18aとモデル記憶部18bと呼び登録部21と検知テーブル更新部22と学習部23と報知部24と異常検知部31とを備える1つの装置であってもよい。
なお、受信頻度の閾値は、エレベーター装置の利用回数に対する当該エレベーター装置に対応する呼び信号の受信回数の比率によって決定されてもよい。この場合、異常検知装置30は、エレベーター装置の利用回数に対する当該エレベーター装置に対応する呼び信号の受信回数の比率を演算してもよい。
なお、学習部23が学習モデルを作成する手法は、特に限定されない。学習部23は、既存の学習モデル生成方法のいずれかを用いて学習モデルを作成する。
なお、学習部23は、識別子でなく、検知テーブル情報に含まれる建物番号と制御盤番号と設置場所と呼び信号の受信日時とに基づいて学習モデルを作成してもよい。
次に、図4を用いて、エレベーターシステム1の変形例を説明する。
図4は実施の形態1におけるエレベーターシステムの変形例のブロック図である。
実施の形態1の変形例において、携帯端末4は、GPS(Global Positioning System)機能を利用できる手段を有する。アプリケーションAは、GPS機能に基づいて携帯端末4の位置情報を作成する。
図4に示されるように、呼び登録装置20は、位置検出部25を更に備える。
位置検出部25は、携帯端末4のアプリケーションAから位置情報を取得する。位置検出部25は、位置情報に基づいて携帯端末4の位置を検出する。
報知部24は、複数の信号発信装置3のうちいずれかの信号発信装置3の異常検知情報を受信した場合、報知動作の第5例の動作を行う。
報知動作の第5例として、報知部24は、位置検出部25から携帯端末4の位置を取得する。報知部24は、異常が検知された信号発信装置3の位置を取得する。例えば、報知部24は、変換テーブル記憶部17aから信号発信装置3の位置を取得する。報知部24は、携帯端末4と異常が検知された信号発信装置3との距離が規定の距離以内に存在するか否かを判定する。
報知部24は、携帯端末4と異常が検知された信号発信装置3との距離が規定の距離以内に存在すると判定した場合、携帯端末4に異常が検知された旨を表示させる。
以上で説明した実施の形態1の変形例によれば、サーバ装置5は、位置検出部25を備える。サーバ装置5は、信号発信装置3の異常を検知した場合、当該信号発信装置3から規定の距離以内に存在する携帯端末4に、異常が検知された旨を報知する。このため、信号発信装置3を利用する利用者に対して、異常が検知された旨を効果的に知らせることができる。
次に、図5を用いて、サーバ装置5を構成するハードウェアの例を説明する。
図5は実施の形態1におけるエレベーターシステムのサーバ装置のハードウェア構成図である。
サーバ装置5の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。具体的には、専用のハードウェア200は、変換テーブル記憶装置17と検知テーブル記憶装置18と呼び登録装置20と異常検知装置30とである。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、サーバ装置5の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、サーバ装置5の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、サーバ装置5の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、サーバ装置5の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
サーバ装置5の各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、学習モデルを作成する機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、学習モデルを作成する機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせでサーバ装置5の各機能を実現する。
図示されないが、信号発信装置3、携帯端末4、制御盤14、変換テーブル記憶装置17、検知テーブル記憶装置18、呼び登録装置20、および異常検知装置30の各機能も、それぞれがサーバ装置5の各機能を実現する処理回路と同等の処理回路で実現される。
実施の形態2.
図6は実施の形態2におけるエレベーターシステムのブロック図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2において、変換テーブル情報において、信号発信装置3の識別子に、信号発信装置3に取り付けられた電池の型式と信号発信装置3の電池が取り替えられた日付とが更に対応付けられる。
電池の型式は、任意に設定される。例えば、電池の型式は、電池の種類ごとに設定される。
図6に示されるように、異常検知装置30は、寿命演算部32とインターバル推定部33とを備える。
寿命演算部32は、信号発信装置3に異常が検知された場合、当該異常が電池切れであると仮定のもとに、当該信号発信装置3の電池の寿命を演算する。具体的には、異常検知部31が異常を検知した場合、寿命演算部32は、変換テーブル記憶部17aから変換テーブル情報を取得する。
その後、寿命演算部32は、変換テーブル情報に基づいて、異常が検知された信号発信装置3の電池が交換された日付を特定する。寿命演算部32は、当該信号発信装置3について、電池が交換された日付から異常が検知された日付までの寿命期間を演算する。寿命演算部32は、変換テーブル情報に基づいて、寿命期間と電池の型式とが対応付けられた寿命情報を変換テーブル記憶装置17の寿命情報記憶部17bに記憶させる。
寿命情報記憶部17bには、1以上の寿命期間の寿命情報が型式ごとに記憶される。
インターバル推定部33は、保守員から指令を受けた場合、電池の型式ごとの交換周期である交換インターバルを推定する。具体的には、保守員から指令を受けた場合、インターバル推定部33は、寿命情報記憶部17bから寿命情報を取得する。
インターバル推定部33は、寿命情報に基づいて、型式ごとに寿命期間の分布を作成する。インターバル推定部33は、寿命期間の分布に基づいて、ある型式の電池を交換する交換インターバルを推定する。
具体的には、インターバル推定部33は、寿命期間の分布において、最も寿命期間の短い期間を交換インターバルとして推定する。なお、交換インターバルが推定される方法は限定されない。例えば、インターバル推定部33は、寿命期間の分布に基づいて、寿命期間の平均値から1シグマ分の値だけ長い期間を交換インターバルとして推定してもよい。
インターバル推定部33は、同様の動作を行うことで、変換テーブル情報に示される全ての型式の交換インターバルを推定する。例えば、インターバル推定部33は、交換インターバルを情報センターに設けられた図示されない表示装置に表示させる。なお、インターバル推定部33は、変換テーブル記憶装置17に交換インターバルの情報を記憶させてもよい。
保守員は、交換インターバルの情報に基づいて、信号発信装置3の電池の交換計画を策定する。
以上で説明した実施の形態2によれば、サーバ装置5は、変換テーブル記憶部17aと寿命演算部32とインターバル推定部33とを備える。サーバ装置5は、信号発信装置3の電池の型式毎に、交換するべき交換インターバルを推定する。一般的に、電池の容量は、製造会社が型式ごとに公表している。しかしながら、使用環境における温度の変動、使用出力の変動、等の使用条件に応じて、実際の電池の寿命が異なる。サーバ装置5は、型式ごとに算出された電池の消耗実績に基づいて、交換インターバルを推定する。このため、より効率的な交換計画を策定することができる。
以上のように、本開示に係るエレベーターシステムは、携帯端末を利用して呼び登録を行うことができるエレベーターに利用できる。
1 エレベーターシステム、 2 エレベーター装置、 3,3a,3b 信号発信装置、 4 携帯端末、 5 サーバ装置、 6 建物、 7 昇降路、 8 機械室、 9 乗場、 10 巻上機、 11 主ロープ、 12 かご、 13 釣合おもり、 14 制御盤、 15 通信装置、 16 表示装置、 17 変換テーブル記憶装置、 17a 変換テーブル記憶部、 17b 寿命情報記憶部、 18 検知テーブル記憶装置、 18a 検知テーブル記憶部、 18b モデル記憶部、 20 呼び登録装置、 21 呼び登録部、 22 検知テーブル更新部、 23 学習部、 24 報知部、 25 位置検出部、 30 異常検知装置、 31 異常検知部、 32 寿命演算部、 33 インターバル推定部、 100a プロセッサ、 100b メモリ、 200 ハードウェア

Claims (8)

  1. かごを制御する制御盤と、
    前記かごまたは前記かごが停車する乗場に設けられ、利用者の携帯端末にインストールされた特定のアプリケーションを起動するための信号であって識別子を示す起動信号を発信する信号発信装置と、
    前記制御盤に接続されたサーバ装置と、
    を備え、
    前記アプリケーションが起動すると、前記起動信号に示された前記信号発信装置の識別子を含む呼び信号が前記携帯端末から前記サーバ装置に送信され、
    前記サーバ装置は、前記携帯端末から受信した呼び信号に基づいて、出発階へ前記かごを配車させる情報を前記制御盤に送信するエレベーターシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記携帯端末から呼び信号を受信した日時と前記信号発信装置の識別子とが対応づけられた検知テーブル情報を記憶する検知テーブル記憶部と、
    前記検知テーブル情報に基づいて、前記携帯端末からの呼び信号を受信する傾向を示す学習モデルを作成する学習部と、
    前記検知テーブル情報と前記学習部が作成した学習モデルに基づいて前記信号発信装置の異常を検知する異常検知部と、
    を有するエレベーターシステム。
  2. 前記学習モデルは、前記検知テーブル情報に基づいて、前記携帯端末からの呼び信号の受信頻度の閾値を決定するモデルであり、
    前記異常検知部は、前記検知テーブル情報に基づいて前記携帯端末からの呼び信号の受信頻度の値を演算し、前記受信頻度の値が前記学習モデルによって決定される前記閾値よりも小さい場合に、前記信号発信装置の異常を検知する請求項1に記載のエレベーターシステム。
  3. 前記サーバ装置は、
    前記異常検知部が異常を検知した場合に、前記信号発信装置で異常が検知された旨を報知する報知部、
    を更に有する請求項1または請求項2に記載のエレベーターシステム。
  4. 前記かごまたは前記乗場に設けられ、情報を表示する表示装置、
    を更に備え、
    前記報知部は、前記異常検知部が異常を検知した場合に、異常が検知された旨を前記表示装置に表示させる請求項3に記載のエレベーターシステム。
  5. 前記報知部は、前記異常検知部が異常を検知した場合に、異常が検知された日から規定の期間以内に呼び信号を送信した携帯端末に対して、異常が検知された旨を報知する請求項3または請求項4に記載のエレベーターシステム。
  6. 前記サーバ装置は、
    前記アプリケーションから前記携帯端末の位置情報を取得し、前記携帯端末の位置を検出する位置検出部、
    を更に有し、
    前記報知部は、前記異常検知部が異常を検知したときに、前記位置検出部に検出された前記携帯端末の位置に基づいて前記携帯端末が前記信号発信装置から規定の距離以内に存在すると判定した場合、前記携帯端末に対して異常が検知された旨を報知する請求項3または請求項4に記載のエレベーターシステム。
  7. 前記報知部は、前記異常検知部が異常を検知した場合に、前記制御盤に対して前記信号発信装置に異常が検知された旨の情報を送信し、
    前記制御盤は、前記サーバ装置の前記報知部から異常が検知された旨の情報を受信した後に呼びが規定の時間以上登録されなかった場合、前記かごを基準階で待機させる請求項3から請求項6のいずれか一項に記載のエレベーターシステム。
  8. 前記信号発信装置は、電池から電力を供給され、
    前記サーバ装置は、
    前記電池の型式と前記電池が交換された日付とが対応づけられた変換テーブル情報を記憶する変換テーブル記憶部と、
    前記異常検知部が異常を検知した場合に、前記変換テーブル情報に基づいて前記電池が交換された日付から前記信号発信装置に異常が検知された日付までの寿命期間を演算し、前記変換テーブル記憶部に前記電池の型式と前記寿命期間とが対応付けられた情報を記憶させる寿命演算部と、
    前記変換テーブル記憶部に記憶された前記電池の型式と前記寿命期間とが対応付けられた情報に基づいて前記電池の型式と同じ型式を有する電池を交換すべき交換インターバルを推定するインターバル推定部と、
    を更に有する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエレベーターシステム。
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