JP2014036271A - 遠隔監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】監視装置と監視センターとの通信状態が劣化していることを事前に知ることができ、安定した通信環境を実現することができる遠隔監視システムの提供。
【解決手段】監視設備1a,1bを監視する遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間で通信を行う無線通信装置3a,3bを備え、無線通信装置3a,3bは、各基地局4a,4b,4cのID、基地局の数、基地局4a,4b,4c毎の電界強度、及び基地局4a,4b,4c毎のエラーレートの通信状態情報を格納する記憶部を有し、監視センター6は、無線通信装置3a,3bの記憶部に格納された通信状態情報を定期的に読出して格納する情報定期格納装置と、情報定期格納装置に格納された通信状態情報を読出し、読出した通信状態情報に基づいて遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判定する異常現場判定装置10とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の設備機器を通信装置を用いて遠隔的に監視する遠隔監視システムに関する。
一般的に、遠隔監視システムは、建物に設置された設備機器を監視する監視装置と、この監視装置から離れた場所に設置された監視センターと、監視センターとの間で通信回線を介して通信を行うようにしている。そして、建物の設備機器に異常が発生した場合には、その旨が監視装置から通信回線を介して監視センターへ連絡されるので、監視センターから連絡を受けた営業所は、設備機器の復旧作業を行う作業者を当該建物へ派遣し、設備機器の異常に対応するようにしている。
このような遠隔監視システムの従来技術の1つとして、設備機器のデータをPHS等の携帯形通信器により収集し、これを基地局へ無線通信し、遠隔地に設置されたセンタ装置、すなわち監視センターへ送信する遠隔監視装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この遠隔監視装置における携帯形通信器を設置する際には、携帯形通信器と基地局との通信状態を確認して携帯形通信器の設置可否を判定することにより、安定した通信状態を確保する必要がある。そのため、従来技術の遠隔監視装置は、携帯形通信器に、基地局からの電界強度及びフレームエラー数が所定条件を満足しているかを表示する判定表示灯を設け、判定表示灯の表示に応じて携帯形通信器の設置可否を判定するようにしている。
一方、携帯形通信器の設置が可能であると判定され、携帯形通信器を適切に設置した場合であっても、その後に周辺の携帯形通信器の基地局が減少したり、あるいは携帯形通信器と基地局との電波の送受信を遮る高階床の建物が竣工する等により、電波状況の悪化が発生して監視装置と監視センターとの間で通信が正常に実施できなくなり、通信状態が異常となる虞があった。
そこで、ビル内のビル設備を監視するビル監視装置と、このビル監視装置の設置場所から離れた場所にある遠隔監視センターとの間で、無線装置を利用して監視情報に関する各種信号の送受信を可能にする無線通信回線と、ビル内に設けたビル内配線を利用してビル監視装置と遠隔監視センターとの間で、監視情報に関する各種信号の送受信を可能にする有線通信回線とを備え、ビル監視装置と遠隔監視センターとの通信状態が異常となったときに、無線通信回線から有線通信回線に切替えるビル設備遠隔監視システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−274036号公報 特開2005−244596号公報
しかし、特許文献2に開示された従来技術のビル設備遠隔監視システムでは、遠隔監視センターまで通信することが可能な有線通信回線が存在していることが条件となるので、適用範囲が限られており、また別途有線通信回線を敷設する場合にはコストの増大に繋がることが懸念されている。
さらに、初期投資を抑えるために、無線通信回線の異常が発生した後に有線通信回線を敷設して切替える方法も考えられるが、無線通信回線の異常が発生してから有線通信回線に切替えるまでの間、ビル監視装置と遠隔監視センターとの間で通信が行えないので、ビル内のビル設備を監視することができない虞がある。従って、無線通信回線による通信状態が異常になる前に適切な対応を行えば、無線通信回線から有線通信回線に切替えなくて済むので、通信状態が劣化していることを事前に知ることができるものが要望されている。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、監視装置と監視センターとの通信状態が劣化していることを事前に知ることができ、安定した通信環境を実現することができる遠隔監視システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の遠隔監視システムは、建物に設置された設備機器を監視する監視装置と、この監視装置から離れた場所に設置された監視センターと、これらの監視装置と監視センターとの間で無線通信回線及び複数の基地局を介して通信を行う無線通信装置とを備えた遠隔監視システムにおいて、前記無線通信装置は、前記各基地局のID、前記基地局の数、前記基地局毎の電界強度、及び前記基地局毎のエラーレートの通信状態情報を格納する記憶部を有し、前記監視センターは、前記記憶部に格納された前記通信状態情報を定期的に読出して格納する情報定期格納装置と、この情報定期格納装置に格納された前記通信状態情報を読出し、読出した前記通信状態情報に基づいて前記監視装置と前記監視センターとの間の通信状態が劣化しているかどうかを判定する判定装置とを有することを特徴としている。
本発明の遠隔監視システムによれば、監視装置と監視センターとの通信状態が劣化していることを事前に知ることができ、安定した通信環境を実現することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る遠隔監視システムの一実施形態の構成を示す図である。 本実施形態に係る監視センターの情報データベースに格納された情報の一例を説明する図である。 本実施形態に備えられた監視センターの処理動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係る遠隔監視システムを実施するための形態を図に基づいて説明する。
本発明に係る遠隔監視システムの一実施形態は、図1に示すように建物に設置された設備機器(以下、監視対象の設備機器として監視設備と呼ぶ)1aと、この監視設備1aを監視する監視装置、すなわち遠隔監視装置2aと、この遠隔監視装置2aから離れた場所に設置された監視センター6と、遠隔監視装置2aに接続され、無線により電波を送受信する無線通信装置3aと、監視センター6から連絡を受け、各種の作業に対応する作業者が待機する営業所11とを備えている。
本実施形態は、例えば監視設備1aが設けられた建物と監視センター6から離れた場所に設置された3つの基地局4a,4b,4cを備えており、無線通信装置3aは、遠隔監視装置2aと監視センター6との間で無線通信回線及び3つの基地局4a,4b,4cを介して通信を行うようになっている。なお、監視センター6と各基地局4a,4b,4cとの間には公衆回線網5が接続されており、監視センター6と各基地局4a,4b,4cとの間の通信はこの公衆回線網5を介して行われる。
本実施形態は、別の建物に設置され、監視設備1aに対応する監視設備1bと、遠隔監視装置2aに対応する遠隔監視装置2bと、無線通信装置3aに対応する無線通信装置3bとを備えており、無線通信装置3bは、無線通信装置3aと同様に遠隔監視装置2bと監視センター6との間で無線通信回線及び3つの基地局4a,4b,4cを介して通信を行うようになっている。
そして、各遠隔監視装置2a,2bは、監視設備1a,1bの監視を行っており、監視設備1a,1bに異常が発生した場合には、無線通信装置3a,3bから3つの基地局4a,4b,4cのうちいずれか、及び公衆回線網5を経由して監視センター6に対し、監視設備1a,1bに異常が発生した旨を送信するようにしている。
また、無線通信装置3aは、各基地局4a,4b,4cのID、基地局の数、基地局4a,4b,4c毎の電界強度、及び基地局4a,4b,4c毎のエラーレートの通信状態情報を格納する記憶部(図示せず)を有している。同様に、無線通信装置3bは、各基地局4a,4b,4cのID、基地局の数、基地局4a,4b,4c毎の電界強度、及び基地局4a,4b,4c毎のエラーレートの通信状態情報を格納する記憶部(図示せず)を有している。
一方、監視センター6は、例えば公衆回線網5に接続され、各基地局4a,4b,4cから各種のデータを受信するデータ受信装置7と、各無線通信装置3a,3bの記憶部に格納された通信状態情報を定期的に読出して格納する情報定期格納装置とを有している。この情報定期格納装置は、例えば予め定められた周期に従って各無線通信装置3a,3bの記憶部に格納された通信状態情報を定期的に読出して収集するデータ収集装置8と、このデータ収集装置8によって収集された通信状態情報を格納して管理する情報データベース9とから成っている。
具体的には、データ収集装置8は、例えば公衆回線網5及び基地局4a,4b,4cを経由して無線通信装置3a,3bの記憶部に格納されている通信状態情報を読出し、図2に示すように読出日を記録すると共に、読出した通信状態情報を無線通信装置3a,3b毎に(例えば、各無線通信装置3a,3bに対応して無線通信装置3a,3bのIDを付して)情報データベース9に格納する。
そして、データ収集装置8は、例えば後日同様に予め定められた周期が経過した後、公衆回線網5及び基地局4a,4b,4cを経由して無線通信装置3a,3bの記憶部に格納されている通信状態情報を読出し、図2に示すように読出日を記録すると共に、読出した通信状態情報を無線通信装置3a,3b毎に情報データベース9に格納する。
さらに、監視センター6は、例えば情報データベース9に格納された通信状態情報を読出し、読出した通信状態情報に基づいて遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判定する判定装置(以下、異常現場判定装置と呼ぶ)10を有している。
本実施形態では、この異常現場判定装置10は、例えば情報データベース9に格納された通信状態情報を読出して所定の基準と比較し、基地局の数が所定の数未満の場合、電界強度が所定の強度未満の場合、及びエラーレートが所定のレート以上の場合のいずれかの場合に、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断する基準比較判断部(図示せず)を有している。
本実施形態は、上述した所定の基準として、例えば基地局の数の設定値を2、電界強度の設定値を30、エラーレートの設定値を20%とすると、異常現場判定装置10の基準比較判断部は、情報データベース9から読出した通信状態情報を参照した結果、基地局の数が2未満の場合、電界強度が30未満の場合、及びエラーレートが20%以上の場合のいずれかの場合に、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断するようになっている。なお、当該所定の基準は、一般的に通信状態に充分な尤度をもった値とされ、無線通信装置3a,3bはこの基準を満たすように設置されている。
また、本実施形態では、異常現場判定装置10は、例えば情報データベース9に格納された前後の時間の通信状態情報を読出して相互に比較し、基地局の数が減少している場合、電界強度が減少している場合、及びエラーレートが増加している場合のいずれかの場合に、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断する相互比較判断部(図示せず)を有している。
本実施形態では、異常現場判定装置10の相互比較判断部は、例えば基準比較判断部によって遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断されなかった場合に、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判断するようにしている。
そして、異常現場判定装置10は、相互比較判断部が遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断した場合に、通信状態を是正する適切な対応を営業所11に指示するようにしている。
例えば、時間の前後で基地局の数や電界強度が減少したり、あるいはエラーレートが増加した場合には、無線通信装置3a,3bと基地局4a,4b,4cとの間に高階床の建物が設置された等の電波が遮られる状況が発生したと推測されるので、異常現場判定装置10は、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断すると、営業所11に対して無線通信装置3a,3bの設置位置を変更する旨の是正指示を行うようにしている。
本実施形態では、基地局4aは、同一地域に設置される複数の無線通信装置として、例えば無線通信装置3a及び無線通信装置3bとの通信を行うようにしているので、情報データベース9には無線通信装置3aから読出した基地局4aに対応する情報、及び無線通信装置3bから読出した基地局4aに対応する情報が格納されている。
そのため、異常現場判定装置10は、複数の異なる無線通信装置3a,3bから取得される同一の基地局4aのIDが付された基地局の数、電界強度、及びエラーレートのいずれかが上述のように変化した場合、基地局4aに異常が発生しているとして、営業所11に対して通信インフラを提供している会社への調査を依頼する旨の指示を行うようにしている。なお、その他の基地局4b,4cについても、基地局4aと同様にして異常現場判定装置10の判定及び指示が行われるようにしている。
次に、本実施形態に係る監視センターの処理動作を図3のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
図3は本実施形態に備えられた監視センターの処理動作を説明するフローチャートである。
本実施形態では、まず監視センター6のデータ収集装置8は、無線通信装置3a,3bの記憶部に格納された通信状態情報のデータの読出し周期であるかどうかを確認する(ステップ(以下、Sと記す)1)。このとき、データ収集装置8は、通信状態情報の読出し周期でないことを確認した場合には、通信状態情報のデータの読出し周期になるまで確認する。
一方、手順S1においてデータ収集装置8は、通信状態情報のデータの読出し周期であることを確認した場合には、通信状態情報のデータの読出しを実施し(S2)、通信状態情報のデータの読出しが正常に終了したかどうかを確認する(S3)。このとき、データ収集装置8は、通信状態情報のデータの読出しが正常に終了しなかったことを確認した場合には、規定回数読出しが実施されたかどうかを確認する(S10)。
手順S10においてデータ収集装置8は、規定回数読出しが実施されなかったことを確認した場合には、手順S2の動作に戻る。一方、手順S10においてデータ収集装置8は、規定回数読出しが実施されたことを確認した場合には、通信が不可能であるとして、営業所11に対して即時点検する旨の指示を行い(S14)、本実施形態に係る監視センター6の処理動作を終了する。
手順S3においてデータ収集装置8は、通信状態情報のデータの読出しが正常に終了したことを確認した場合には、読出した通信状態情報を情報データベース9に格納する(S4)。そして、監視センター6における異常現場判定装置10の基準比較判断部は、手順S4において情報データベース9に格納された通信状態情報のうち、例えば無線通信装置3aのID及び基地局4aのIDが付された通信状態情報を読出して所定の基準以下であるかどうか比較し、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判断する(S5)。
このとき、異常現場判定装置10の基準比較判断部は、読出した通信状態情報が所定の基準以下であり、すなわち基地局の数が所定の数未満の場合、電界強度が所定の強度未満の場合、及びエラーレートが所定のレート以上の場合のいずれかの場合であり、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断した場合には、営業所11に対して即時点検する旨の指示を行い(S14)、本実施形態に係る監視センター6の処理動作を終了する。
一方、手順S5において異常現場判定装置10の基準比較判断部は、読出した通信状態情報が所定の基準以下であり、すなわち基地局の数が所定の数未満の場合、電界強度が所定の強度未満の場合、及びエラーレートが所定のレート以上の場合のいずれかの場合にも該当せず、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していないと判断した場合には、異常現場判定装置10の相互比較判断部は、読出した通信状態情報のデータが1回目の通信状態情報のデータであるかどうかを判断する(S6)。
このとき、異常現場判定装置10の相互比較判断部は、読出した通信状態情報のデータが1回目の通信状態情報のデータであると判断した場合には、2回目の通信状態情報のデータが情報データベース9にまだ格納されていないので、時間の前後において通信状態情報を相互に比較することができず、本実施形態に係る監視センター6の処理動作を終了する。
手順S6において異常現場判定装置10の相互比較判断部は、読出した通信状態情報のデータが1回目の通信状態情報のデータでないと判断した場合には、読出した通信状態情報のデータと前回読出したデータとを相互に比較し、基地局の数が減少しているかどうかを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判断する(S7)。
このとき、異常現場判定装置10の相互比較判断部は、基地局の数が減少していることを確認し、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断した場合には、情報データベース9に格納された他の無線通信装置3bのID及び基地局4aのIDが付された通信状態情報を読出して同様に比較し、基地局の数が減少しているかどうかを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判断する(S11)。
手順S11において異常現場判定装置10の相互比較判断部は、基地局の数が減少していることを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断した場合には、基地局4aに異常が発生しているとして、営業所11に対して通信インフラを提供している会社への調査を依頼する旨の指示を行い(S12)、本実施形態に係る監視センター6の処理動作を終了する。
一方、手順S11において異常現場判定装置10の相互比較判断部は、基地局の数が減少していないことを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していないと判断した場合には、営業所11に対して、例えば次回の作業時に無線通信装置3a,3bの設置位置を確認する等の点検指示を行い(S13)、本実施形態に係る監視センター6の処理動作を終了する。
手順S7において異常現場判定装置10の相互比較判断部は、基地局の数が減少していないことを確認した場合には、電界強度が減少しているかどうかを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判断する(S8)。
このとき、異常現場判定装置10の相互比較判断部は、電界強度が減少していることを確認し、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断した場合には、情報データベース9に格納された他の無線通信装置3bのID及び基地局4aのIDが付された通信状態情報を読出して同様に比較し、電界強度が減少しているかどうかを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判断する(S11)。
手順S11において異常現場判定装置10の相互比較判断部は、電界強度が減少していることを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断した場合には、基地局4aに異常が発生しているとして、営業所11に対して通信インフラを提供している会社への調査を依頼する旨の指示を行い(S12)、本実施形態に係る監視センター6の処理動作を終了する。
一方、手順S11において異常現場判定装置10の相互比較判断部は、電界強度が減少していないことを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していないと判断した場合には、営業所11に対して、例えば次回の作業時に無線通信装置3a,3bの設置位置を確認する等の点検指示を行い(S13)、本実施形態に係る監視センター6の処理動作を終了する。
手順S8において異常現場判定装置10の相互比較判断部は、電界強度が減少していないことを確認した場合には、エラーレートが増加しているかどうかを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判断する(S9)。
このとき、異常現場判定装置10の相互比較判断部は、エラーレートが増加していることを確認し、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断した場合には、情報データベース9に格納された他の無線通信装置3bのID及び基地局4aのIDが付された通信状態情報を読出して同様に比較し、エラーレートが増加しているかどうかを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを判断する(S11)。
手順S11において異常現場判定装置10の相互比較判断部は、エラーレートが増加していることを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断した場合には、基地局4aに異常が発生しているとして、営業所11に対して通信インフラを提供している会社への調査を依頼する旨の指示を行い(S12)、本実施形態に係る監視センター6の処理動作を終了する。
一方、手順S11において異常現場判定装置10の相互比較判断部は、エラーレートが増加していないことを確認して遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していないと判断した場合には、営業所11に対して、例えば次回の作業時に無線通信装置3a,3bの設置位置を確認する等の点検指示を行い(S13)、本実施形態に係る監視センター6の処理動作を終了する。
このように構成した本実施形態によれば、監視センター6のデータ収集装置8が予め定められた周期に従って各無線通信装置3a,3bの記憶部に格納された通信状態情報、すなわち各基地局4a,4b,4cのID、基地局の数、基地局4a,4b,4c毎の電界強度、及び基地局4a,4b,4c毎のエラーレートを定期的に読出して収集し、読出したこれらの情報を情報データベース9に格納して管理することにより、図2に示すように読出日における各無線通信装置3a,3bと基地局4a,4b,4cとの通信状態を容易に把握することができる。
そして、監視センター6の異常現場判定装置10は、データ収集装置8に格納された読出日における各無線通信装置3a,3bと基地局4a,4b,4cとの通信状態から遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化しているかどうかを的確に判定できるので、通信状態が異常となって無線通信装置3a,3bによる通信ができなくなる前であっても、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との通信状態が劣化していることを事前に知ることができる。
従って、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との通信状態が劣化した段階で、無線通信装置3a,3bの取付位置を変更して通信状態を是正したり、また無線通信装置3a,3bの取付位置の変更等では通信状態を是正できない場合には、無線通信装置3a,3bによる通信が全く行えなくなる前に、有線通信回線の敷設を手配する等の適切な対応を行うことができるので、安定した通信環境を実現することができる。
また、本実施形態は、異常現場判定装置10の基準比較判断部は、情報データベース9に格納された通信状態情報を読出して所定の基準と比較し、基地局の数が所定の数未満の場合、電界強度が所定の強度未満の場合、及びエラーレートが所定のレート以上の場合のいずれかの場合に、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断するようにしているので、通信状態情報のうち基地局の数、電界強度、及びエラーレートから通信状態の劣化の程度を把握することができ、営業所11に対して迅速な指示を行うことができる。これにより、通信状態の劣化に対する対応を効率的に実行することができる。
また、本実施形態は、異常現場判定装置10の相互比較判断部は、情報データベース9に格納された前後の時間の通信状態情報を読出して相互に比較し、基地局の数が減少している場合、電界強度が減少している場合、及びエラーレートが増加している場合のいずれかの場合に、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断するようにしているので、無線通信装置3a,3bからの電波が遮られる状況を推測して営業所11に対して最適な指示を行うことができる。これにより、通信状態の劣化に対する対応を的確に実行することができる。
また、本実施形態は、異常現場判定装置10の相互比較判断部は、情報データベース9に格納された通信状態情報のうち、無線通信装置3aのID及び基地局4aのIDが付された通信状態情報から、遠隔監視装置2a,2bと監視センター6との間の通信状態が劣化していると判断した場合であっても、他の無線通信装置3bのID及び基地局4aのIDが付された通信状態情報も考慮して通信状態が劣化しているかどうかを判断することにより、通信状態の劣化に対する判定精度を向上させることができる。これにより、異常現場判定装置10による判定に対して高い信頼性を得ることができる。
なお、上述した本実施形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。
また、本実施形態は、監視設備1a,1b、遠隔監視装置2a,2b、及び無線通信装置3a,3bを2つずつ備えた場合について説明したが、この場合に限らず、これらの監視設備、遠隔監視装置、及び無線通信装置の数は限定されるものではなく、1つ又は3つ以上であっても良い。同様に、基地局4a,4b,4cの数も3つに限定されるものではない。
1a,1b 監視設備(設備機器)
2a,2b 遠隔監視装置(監視装置)
3a,3b 無線通信装置
4a,4b,4c 基地局
5 公衆回線網
6 監視センター
7 データ受信装置
8 データ収集装置(情報定期格納装置)
9 情報データベース(情報定期格納装置)
10 異常現場判定装置
11 営業所

Claims (3)

  1. 建物に設置された設備機器を監視する監視装置と、この監視装置から離れた場所に設置された監視センターと、これらの監視装置と監視センターとの間で無線通信回線及び複数の基地局を介して通信を行う無線通信装置とを備えた遠隔監視システムにおいて、
    前記無線通信装置は、前記各基地局のID、前記基地局の数、前記基地局毎の電界強度、及び前記基地局毎のエラーレートの通信状態情報を格納する記憶部を有し、
    前記監視センターは、
    前記記憶部に格納された前記通信状態情報を定期的に読出して格納する情報定期格納装置と、
    この情報定期格納装置に格納された前記通信状態情報を読出し、読出した前記通信状態情報に基づいて前記監視装置と前記監視センターとの間の通信状態が劣化しているかどうかを判定する判定装置とを有することを特徴とする遠隔監視システム。
  2. 請求項1に記載の遠隔監視システムにおいて、
    前記判定装置は、前記情報定期格納装置に格納された前記通信状態情報を読出して所定の基準と比較し、前記基地局の数が所定の数未満の場合、前記電界強度が所定の強度未満の場合、及び前記エラーレートが所定のレート以上の場合のいずれかの場合に、前記監視装置と前記監視センターとの間の通信状態が劣化していると判断する基準比較判断部を有することを特徴とする遠隔監視システム。
  3. 請求項1又は2に記載の遠隔監視システムにおいて、
    前記判定装置は、前記情報定期格納装置に格納された前後の時間の前記通信状態情報を読出して相互に比較し、前記基地局の数が減少している場合、前記電界強度が減少している場合、及び前記エラーレートが増加している場合のいずれかの場合に、前記監視装置と前記監視センターとの間の通信状態が劣化していると判断する相互比較判断部を有することを特徴とする遠隔監視システム。
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