JP7438145B2 - 空気調和装置の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室外機に関し、特にノックアウト部が設けられた筐体の構造に関する。
従来の空気調和機の室外機は、正面、側面、及び背面の3カ所から延長配管を取り出せるようにコーナーパネルにそれぞれノックアウト部が設けられている。ノックアウト部は、空気調和機の室外機の設置施工時に簡単に抜いてコーナーパネルに切り欠き又は穴が設けられるように構成されている。例えば、コーナーパネルは、溝又は断続的に設けられたスリット等が設けられ、それらの溝等に囲まれた部分がノックアウト部となっている。ノックアウト部を叩いて打ち抜くことにより、ノックアウト部がコーナーパネルから除去され、延長配管等を通す切り欠き又は穴とすることができる。ノックアウト部を抜いた後のコーナーパネル切り欠き又は穴の縁の少なくとも一部は、板金の切断面がむき出しになる。
従来は、コーナーパネルとして高耐食性のZn-Al-Mgからなる溶融めっき鋼板を用いることにより、鋼の素地露出部分に保護被膜を形成し、保護被膜の生成により鋼素地の腐食を抑制していた(特許文献1参照)。
特開2004-69161号公報
特許文献1に開示されている空気調和装置の室外機のように、ノックアウト部を取り除いた後のコーナーパネルの切り欠き又は穴の縁に保護被膜を形成させる場合、めっき層から鋼の素地が露出した部分にMg含有Zn系保護被膜が流れる必要がある。そのため、めっき層の保護被膜が鋼の素地が露出した部分にうまく流れない場合は、保護被膜が形成されないか、されたとしても保護被膜が薄いため、切り欠き又は穴の縁からの腐食を抑制出来ないという課題があった。また、実際の空気調和機の室外機の設置施工時には、例えば3箇所設けられたノックアウト部のうち、1箇所のみを抜き取るため、他のノックアウト部はそのまま残る。ノックアウト部は、板状の金属部材の表面に溝又はスリット等を設けることにより形成される。よって、溝又はスリットを形成することにより、溶融めっき鋼板のめっき層が除去され、外していないノックアウト部からであっても腐食が生じ得る、という課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、室外機のノックアウト部からの腐食を抑制できる空気調和装置の室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和装置の室外機は、熱交換器、送風ファン、圧縮機、及び電気部品を筐体の内部に備える空気調和装置の室外機において、金属部材を加工して形成され、めっき又は塗装が施された、前記筐体の外郭を構成するパネル部材と、前記パネル部材に取り付けられた樹脂部材と、を備え、前記パネル部材は、切り欠き部を有し、前記切り欠き部の端縁は、前記金属部材の素地が露出し、前記樹脂部材は、前記切り欠き部の前記端縁に沿った形状の外周端面と、前記外周端面に設けられ、前記切り欠き部に沿うように延びた嵌合溝と、叩いて打ち抜くことが可能な当該樹脂部材の一部分であるノックアウト部と、を備え、前記切り欠き部に嵌合して取り付けられ、前記外周端面は、前記端縁より大きく、前記切り欠き部の前記端縁は、前記端縁の全域に亘って前記嵌合溝に嵌り、前記樹脂部材に覆われ、前記樹脂材料において前記ノックアウト部は、前記パネル部材における前記切り欠き部の前記端縁と離間するように、前記嵌合溝の溝底面よりも内側の領域に設けられているものである。
本発明に係る空気調和装置の室外機によれば、上記構成により、コーナーパネルに設けられたノックアウト部は樹脂部材に形成されており、樹脂部材がコーナーパネルに設けられた切り欠きの縁を覆っているため、切り欠きの縁に素地の鋼が露出している場合においても、腐食を抑制することができる。
実施の形態1に係る空気調和装置の室外機の正面図である。 実施の形態1に係る空気調和装置の室外機の分解斜視図である。 実施の形態1に係る空気調和装置の冷凍サイクル回路を示す図である。 実施の形態1に係る室外機の正面コーナーパネルの斜視図である。 実施の形態1に係る室外機の背面コーナーパネルの斜視図である。 図5のA-A部の断面構造の説明図である。 比較例としての正面コーナーパネルの斜視図である。 比較例としての背面コーナーパネルの斜視図である。 実施の形態1に係る正面コーナーパネルの変形例である正面コーナーパネルの斜視図である。 実施の形態1に係る正面コーナーパネルの変形例である正面コーナーパネルの斜視図である。
実施の形態1.
以下に、空気調和装置の室外機100の実施の形態について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
<室外機100の全体構成>
図1は、実施の形態1に係る空気調和装置の室外機100の正面図である。図2は、実施の形態1に係る空気調和装置の室外機100の分解斜視図である。空気調和装置の室外機100の筐体50は、機械室正面パネル1、機械室背面パネル2、天面パネル3、側面パネル4、風路正面パネル5、及び底面パネル6で構成されている。また、機械室正面パネル1の下方には、正面コーナーパネル10が配置されており、機械室背面パネル2の下方には、背面コーナーパネル30が配置されている。風路正面パネル5には開口が設けられており、送風ファン9により熱交換器8を通過した空気が吹き出される。風路正面パネル5は、開口を覆う様にファンガード7が取り付けられている。なお、図2において、送風ファン9及び機械室61内部の詳細構造については省略されている。また、図1に示される様に、底面パネル6から天面パネル3に向かう方向をz方向、送風ファン9が配置されている風路から機械室の方へ向かう方向をx方向、筐体50の正面から背面に向かう方向をy方向として表示している。また、図1に示されるx軸に沿った方向を左右方向、y軸に沿った方向を前後方向、z軸に沿った方向を上下方向と称する場合がある。
筐体50の内部は、送風ファン及び熱交換器8が配置される主風路60と、圧縮機90及び電気部品が配置される機械室61とを備える。主風路60と機械室61とは、セパレータ70により区切られている。
主風路60は、筐体50の背面側から外部空気を取り込み、正面側から吹き出す。主風路60の正面側には、ファンガード7が設けられている。送風ファン9は、主風路60内に固定されている。熱交換器8は、主風路60の背面側にある空気取り込み口全域に配置されている。
機械室61は、圧縮機90及び電気部品を備える。機械室61の下部には圧縮機90が設置されている。圧縮機90は、筐体50の底部を形成する底面パネル6の上に設置されている。図2には省略されているが、圧縮機90に接続する冷媒配管も圧縮機90の周囲に配置されている。機械室61の上部には、圧縮機90、送風ファン9等の運転を制御するための電気部品が配置されている。電気部品は、空気調和装置の室外機100が運転されることにより発熱するため、冷却ができるように構成されている。
実施の形態1において、機械室61の外郭の側面は、機械室正面パネル1及び機械室背面パネル2により構成されている。機械室正面パネル1及び機械室背面パネル2のように機械室61の外郭の側面を構成するパネルを総称して機械室側パネルと呼ぶ。機械室61の内部には、電気部品及び圧縮機90が設置されているため、内部への水の浸入を極力抑える必要がある。圧縮機90に水分が付着すると錆により劣化し、冷媒回路から冷媒が漏れる場合がある。また、電気部品に水分が付着すると、回路のショート、発熱、及び発火が生じるおそれがある。
図3は、実施の形態1に係る空気調和装置の冷凍サイクル回路1000を示す図である。空気調和装置の室外機100と室内機101との間は延長配管93、95により接続する必要がある。暖房運転時においては、室外機100の圧縮機90で圧縮された高温高圧のガス冷媒は、圧縮機90から吐出され、四方弁91により延長配管95を経て室内機101に入り、室内熱交換器94において室内空気と熱交換を行い凝縮する。室内熱交換器94において凝縮された冷媒は、室内機101を出て延長配管93を経て膨張装置92に入り、膨張し気液二相冷媒となって室外熱交換器8に流入する。室外熱交換器8において気液二相冷媒は、外気と熱交換して蒸発し、ガス冷媒として圧縮機90に吸入される。なお、冷房運転時は、図3に示される実線矢印の方向に冷媒が流れる。
以上のように、室外機100と室内機101とは、冷凍サイクル回路1000を構成するために延長配管93、95により接続される。延長配管93、95は、図2に示される正面コーナーパネル10又は背面コーナーパネル30に取り付けられた樹脂部材20が設けられている部分を通して機械室61の内部に導入される。なお、実施の形態1において、正面コーナーパネル10及び背面コーナーパネル30は、筐体50の外郭を構成する他のパネルと別体になっているが、この形態に限定されるものではない。例えば、正面コーナーパネル10は、機械室正面パネル1と一体に構成されていても良い。また、背面コーナーパネル30は、機械室背面パネル2と一体に構成されていても良い。つまり、筐体50の外郭を構成するパネルの形態は、適宜変更しても良い。なお、筐体50を構成する部材であって、延長配管93、95等を筐体50の内部に引き込む切り欠き又は穴が設けられる樹脂部材20が取り付けられる部材を、パネル部材と称する場合がある。
図4は、実施の形態1に係る室外機100の正面コーナーパネル10の斜視図である。図5は、実施の形態1に係る室外機100の背面コーナーパネル30の斜視図である。図4及び図5においては、正面コーナーパネル10及び背面コーナーパネル30を模式的に表示している。正面コーナーパネル10は、筐体50の正面側を向いて位置する正面部11と、筐体50の側面側を向いて位置する側面部12と、を有する。正面部11と側面部12とは、それぞれ板状の金属部材を折り曲げる等の加工をして形成されている。正面部11及び側面部12は、それぞれ切り欠き部15が形成されている。切り欠き部15は、正面コーナーパネル10の下端13側を開放したU字状に形成されている。また、背面コーナーパネル30は、背面部31のみに切り欠き部15が形成されている。切り欠き部15には切り欠き部15の端縁16の形状に沿った外周端面21(図5参照)を有する樹脂部材20が嵌め込まれている。また、樹脂部材20の下端面29は、正面コーナーパネル10の下端13及び背面コーナーパネル30の下端33と同じ高さに位置するか、若しくは下方に位置する。
図6は、図5のA-A部の断面構造の説明図である。図6は、樹脂部材20と切り欠き部15とが嵌合する部分の断面構造であり、図4における正面部11及び側面部12に形成された切り欠き部15と樹脂部材20との嵌合する部分も同様に形成されている。樹脂部材20の外周端面21は、切り欠き部15の端縁16の形状に沿った形状となっており、端縁16よりも外側に位置する。即ち、樹脂部材20は、切り欠き部15の端縁16が描く形状よりも大きく形成されている。外周端面21には嵌合溝22が設けられている。嵌合溝22は、外周端面21のうち、切り欠き部15の端縁16と嵌合する部分に形成されている。つまり、切り欠き部15の端縁16は、全域に亘って樹脂部材20の嵌合溝22と嵌合しており、樹脂部材20に覆われている。
図6に示される様に、切り欠き部15の端縁16は、樹脂部材20の表面25及び裏面26との間に位置し、嵌合溝22の内部に嵌り込んでいる。また、端縁16は、周囲を嵌合溝22の溝側面23、24及び溝底面27に囲まれており、外気及び外部からの水分等が容易に触れない様になっている。
図4に示される様に、樹脂部材20にはノックアウト部28a、28b、28cが形成されている。ノックアウト部28a、28b、28cは、それぞれ叩いて打ち抜く等の方法で除去することが出来る。ノックアウト部28a、28b、28cを除去することにより、樹脂部材20に切り欠き及び穴のうち何れか又は両方を設けることができる。つまり、樹脂部材20は、切り欠き部15の端縁16に嵌合させたまま、延長配管93等を通すことができる。なお、図4及び図5において、側面部12及び背面部31に取り付けられた樹脂部材20においては、ノックアウト部28a、28b、28cを省略している。
図7は、比較例としての正面コーナーパネル110の斜視図である。図8は、比較例としての背面コーナーパネル130の斜視図である。図7及び図8においては、正面コーナーパネル110及び背面コーナーパネル130を模式的に表示している。比較例の正面コーナーパネル110及び背面コーナーパネル130は、板状の金属部材を折り曲げて形成されている。金属部材としては、例えば溶融めっき鋼板などが使用される。正面コーナーパネル110は、正面部111及び側面部112を有し、それぞれにノックアウト部120が形成されている。また、背面コーナーパネル130は、背面部131及び側面部132を有し、背面部131のみにノックアウト部120が形成されている。
比較例の正面コーナーパネル110及び背面コーナーパネル130のノックアウト部120は、金属部材の表面に溝又は断続的に形成されたスリットを設けることにより形成される。その溝又はスリットに囲まれた領域を叩いて打ち抜くことにより、ノックアウト部120を除去し、延長配管93、95等を通す切り欠き又は穴が形成される。例えば、ノックアウト部120が金属部材の表面に溝を設けることにより形成されている場合、ノックアウト部120が除去されて出来た切り欠き又は穴の縁は、金属部材が破断された面が全域に亘って露出している。従って、金属部材として溶融めっき鋼板又は塗装鋼板が使用されていた場合であっても、ノックアウト部120が除去されてできた切り欠き又は穴の縁は、素地となっている鋼板が露出し、腐食が生じ易い状態になっている。また、ノックアウト部120が金属部材の表面にスリットを設けることにより形成されている場合でも、ノックアウト部120がその他の部分に接続している部分が設けられている。そのため、ノックアウト部120が除去されて出来た切り欠き又は穴の端縁は、部分的に素地の鋼板が露出する。よって、切り欠き又は穴の縁は、素地となっている鋼板が露出し、腐食が生じ易い状態になっている。
また、比較例の正面コーナーパネル110及び背面コーナーパネル130のノックアウト部120は、金属部材の表面に溝又は断続的に形成されたスリットを設けることにより形成される。そのため、金属部材として溶融めっき鋼板又は塗装鋼板が使用されていた場合に、溝及びスリットの縁に素地の鋼板が露出していたり、めっき又は塗装がされていても厚みが薄い場合がある。よって、比較例の正面コーナーパネル110及び背面コーナーパネル130においては、ノックアウト部120が除去されなくても、金属部材に形成された溝又はスリットから腐食が生じやすくなっている。
一方、実施の形態1に係る正面コーナーパネル10及び背面コーナーパネル30においては、ノックアウト部28が樹脂部材20に形成されている。そのため、ノックアウト部28を除去しても樹脂部材20が破断するだけであり、腐食は生じない。つまり、ノックアウト部28は、外周端面21に設けられた嵌合溝22の溝底面27よりも内側の領域に設けられている。そして、ノックアウト部28が除去されても嵌合溝22は、切り欠き部15の端縁16の全域と嵌合するように構成されている。また、ノックアウト部28が除去されない箇所においても、樹脂部材20が切り欠き部15の端縁16と嵌合し、端縁16が外気及び外部からの水分等に触れにくく構成されている。そのため、正面コーナーパネル10及び背面コーナーパネル30に設けられた切り欠き部15の端縁16は、腐食を抑えられる構成になっている。
また、比較例の正面コーナーパネル110及び背面コーナーパネル130が溶融めっき鋼板により構成されており、ノックアウト部120が溶融めっき鋼板の表面に溝等を設けることにより形成されている場合、空気調和装置の室外機100の設置施工時にノックアウト部120を除去するためには、叩いて打ち抜く必要がある。そのため、設置施行時に正面コーナーパネル110及び背面コーナーパネル130の変形が生じたり、誤った作業により取り除く必要のないノックアウト部120を除去してしまうという場合があった。
一方、実施の形態1に係る正面コーナーパネル10及び背面コーナーパネル30においては、ノックアウト部28が樹脂部材20に形成されている。そのため、ノックアウト部28を除去する際に、樹脂部材20のみを取り外してノックアウト部28を除去する作業を行えるため、溶融めっき鋼板などにより構成された正面コーナーパネル10及び背面コーナーパネル30を変形させることがない。また、誤って意図しないノックアウト部28を除去してしまった場合であっても、樹脂部材20の交換も容易に行うことができる。
図9及び図10は、実施の形態1に係る正面コーナーパネル10の変形例である正面コーナーパネル10A、10Bの斜視図である。図9及び図10は、正面コーナーパネル10A、10Bを模式的に表示している。実施の形態1に係る正面コーナーパネル10に取り付けられた樹脂部材20は、外周端面21の形状を適宜変更することが出来る。ただし、切り欠き部15の端縁16との嵌合状態は、図6と同様に構成されている。また、樹脂部材20に設けられたノックアウト部28の形状及び配置も適宜設定することができる。
以上のように、筐体50の一部に樹脂部材20を取り付け、樹脂部材20にノックアウト部28を設けることにより、金属部材の腐食を抑制し、設置施工時の作業も容易な空気調和装置の室外機を提供することができる。以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成のみに限定されるものではない。例えば、樹脂部材20を取り付ける切り欠き部15を設ける箇所は、適宜変更しても良い。また、樹脂部材20は、難燃性材料により構成されることにより、耐火性を向上させることもできる。さらに、本発明は実施の形態1に示された形態を組み合わせて構成されていても良い。要するに、いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
1 機械室正面パネル、2 機械室背面パネル、3 天面パネル、4 側面パネル、5 風路正面パネル、6 底面パネル、7 ファンガード、8 (室外)熱交換器、9 送風ファン、10 正面コーナーパネル、10A 正面コーナーパネル、10B 正面コーナーパネル、11 正面部、12 側面部、13 下端、15 切り欠き部、16 端縁、20 樹脂部材、21 外周端面、22 嵌合溝、23 溝側面、24 溝側面、25 表面、26 裏面、27 溝底面、28 ノックアウト部、28a ノックアウト部、28b ノックアウト部、28c ノックアウト部、29 下端面、30 背面コーナーパネル、31 背面部、33 下端、50 筐体、60 主風路、61 機械室、70 セパレータ、90 圧縮機、91 四方弁、92 膨張装置、93 延長配管、94 室内熱交換器、95 延長配管、100 室外機、101 室内機、110 正面コーナーパネル、111 正面部、112 側面部、120 ノックアウト部、130 背面コーナーパネル、131 背面部、132 側面部、1000 冷凍サイクル回路。

Claims (2)

  1. 熱交換器、送風ファン、圧縮機、及び電気部品を筐体の内部に備える空気調和装置の室外機において、
    金属部材を加工して形成され、めっき又は塗装が施された、前記筐体の外郭を構成するパネル部材と、
    前記パネル部材に取り付けられた樹脂部材と、を備え、
    前記パネル部材は、切り欠き部を有し、
    前記切り欠き部の端縁は、
    前記金属部材の素地が露出し、
    前記樹脂部材は、
    前記切り欠き部の前記端縁に沿った形状の外周端面と、
    前記外周端面に設けられ、前記切り欠き部に沿うように延びた嵌合溝と、
    叩いて打ち抜くことが可能な当該樹脂部材の一部分であるノックアウト部と、を備え、
    前記切り欠き部に嵌合して取り付けられ、
    前記外周端面は、
    前記端縁より大きく、
    前記切り欠き部の前記端縁は、
    前記端縁の全域に亘って前記嵌合溝に嵌り、前記樹脂部材に覆われ、
    前記樹脂部材において前記ノックアウト部は、
    前記パネル部材における前記切り欠き部の前記端縁と離間するように、前記嵌合溝の溝底面よりも内側の領域に設けられている、
    空気調和装置の室外機。
  2. 前記樹脂部材は、
    難燃性材料である、請求項1に記載の空気調和装置の室外機。
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