JP7436026B2 - 電線バインド具 - Google Patents
電線バインド具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7436026B2 JP7436026B2 JP2020129157A JP2020129157A JP7436026B2 JP 7436026 B2 JP7436026 B2 JP 7436026B2 JP 2020129157 A JP2020129157 A JP 2020129157A JP 2020129157 A JP2020129157 A JP 2020129157A JP 7436026 B2 JP7436026 B2 JP 7436026B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base member
- movable member
- electric wire
- rotated
- binding tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 20
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 9
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 3
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 3
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 3
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 3
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 3
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 3
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 3
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 240000001973 Ficus microcarpa Species 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
表面にラックギアが形成された直線状部、および、前記直線状部の一方端から鉤状に延びる電線当接部を有する可動部材と、
前記可動部材における前記直線状部の他方端が挿入される可動部材挿入孔、および、前記可動部材挿入孔に連接する凹所を有するベース部材と、
前記ベース部材における前記凹所に嵌合するとともに、周面に前記ラックギアに噛み合わされるピニオンギアが形成されており、前記ベース部材に向かう面とは反対側に操作棒が取り付けられる被回転部材とを備えている
電線バインド具が提供される。
前記ベース部材における前記可動部材の前記電線当接部に向かう面、および、前記可動部材の前記電線当接部における前記ベース部材に向かう面の少なくとも一方に電線が嵌まる電線用凹所が設けられている。
前記可動部材は、前記直線状部に対して平行に延びており、前記電線当接部における前記直線状部に接続する端とは反対の端に接続されており、前記ラックギアに対向する位置に第2ラックギアが形成されている第2直線状部をさらに有している。
前記ベース部材における前記凹所の開口端には、開口の中心側に向かって突設する突片が設けられており、
前記被回転部材の前記周面には、前記被回転部材の厚さ方向に延びるとともに、前記突片の先端部が嵌まる溝部が形成されている。
前記ベース部材における前記凹所の底面、および、前記被回転部材における前記ベース部材に向かう面の少なくとも一方には、前記被回転部材が前記ベース部材に対して緩むのを防止する段部が形成されている。
前記可動部材の前記直線状部には、さらに凹凸部が形成されており、
前記ベース部材の前記可動部材挿入孔の内壁から、前記可動部材挿入孔の中央に向けて突出し、前記凹凸部126に嵌まる突部が形成されている。
本発明が適用された実施形態に係る電線バインド具100について説明する。図1は電線バインド具100の全体斜視図であり、図2は電線バインド具100の断面図である。さらに、図3は電線バインド具100の正面図であり、図4は電線バインド具100の右側面図であり、図5は電線バインド具100の左側面図であり、図6は電線バインド具100の平面図であり、図7は電線バインド具100の底面図である。
次に、本実施形態に係る電線バインド具100の組み立て手順について簡単に説明する。最初に、ベース部材150の可動部材挿入孔154に可動部材110の直線状部112の他方端124を挿入する。然る後、ベース部材150の凹所156に被回転部材200を嵌め込んでいく。その際、被回転部材200の周面に形成された溝部206にベース部材150の開口端162に突設された突片166の先端部が嵌まるようにする。被回転部材200が凹所156に完全に嵌まった後、ベース部材150に対して被回転部材200を少し回転させることにより、溝部206と突片166との位置がずれるので、突片166が被回転部材200の溝部206以外に当接して、被回転部材200が不所望に凹所156から抜け出てこないようになる。
次に、組み立てが完了した電線バインド具100を複数本の電線Lに取り付ける手順について説明する。
本実施形態に係る電線バインド具100によれば、ベース部材150の凹所156に被回転部材200を嵌合し、当該ベース部材150に形成された可動部材挿入孔154に可動部材110における直線状部112の他方端124を挿入して当該直線状部112に形成されたラックギア118と被回転部材200の周面に形成されたピニオンギア202とを噛み合わせた状態で被回転部材200を回転させることにより、可動部材110の電線当接部114をベース部材150に対して近づけたり離間させたりすることができる。
上述した実施形態では、可動部材110を直線状部112および第2直線状部116を設けるようになっていたが、第2直線状部116を省略して、直線状部112と電線当接部114とで可動部材110を構成してもよい。
また、上述した実施形態では、電線Lが嵌まる電線用凹所160をベース部材150の上面に形成していたが、これに変えて、最も上方に位置する電線Lが嵌まる電線用凹所を可動部材110の電線当接部114におけるベース部材150に向かう面に形成してもよい。もちろん、ベース部材150および電線当接部114の両方に電線用凹所を形成してもよい。
さらに、上述した実施形態では、ベース部材150における凹所156の開口端162には、開口164の中心側に向かって突設する突片166が設けられているが、この突片166を省略してもよい。この場合、被回転部材200の周面に形成される溝部206も不要となる。
また、上述した実施形態では、ベース部材150における凹所156の底面、および、被回転部材200におけるベース部材150に向かう面の両方に被回転部材200がベース部材150に対して不所望に回転するのを防止する段部168,208が形成されていたが、これら段部168,208は、凹所156の底面および被回転部材200におけるベース部材150に向かう面のいずれか一方に形成してもよい。さらに言えば、段部168,208両方の形成を省略してもよい。
また、上述した実施形態では、操作棒Aの操作端Bが取り付けられる被回転部材200の操作端取付部204は、断面が略六角形状の穴になっていたが、図13に示すように、鉤状の操作端Bが掛けられるような輪状に形成してもよい。もちろん、操作端取付部204はこれらの形状に限定されるものではなく、操作棒Aを用いて被回転部材200をベース部材150に対して回転させることができるのであれば、他の形状であってもよい。
また、図14に示すように、可動部材110の直線状部112におけるラックギア118を形成したのとは反対側の面に凹凸部126を形成するとともに、ベース部材150における可動部材挿入孔154の内壁からこれら孔の中央に向けて突出し、凹凸部126に嵌まる突部170を設けてもよい。このような凹凸部126および突部170を設けることにより、束ねている複数本の電線Lからの反力によって可動部材110およびベース部材150が互いに離間する方向に押された場合であっても、突部170が凹凸部126に嵌まっていることにより、複数本の電線Lを束ねる力が不所望に緩んでしまうのを回避できる。
また、上述した実施形態では、被回転部材200に操作端取付部204を設けて、操作端Bを介して操作棒Aを被回転部材200に取り付けていたが、これに変えて、被回転部材200におけるベース部材150に向かう面とは反対側に操作端Bを一体的に形成してもよい。この場合、操作棒Aの先端を、被回転部材200と一体的に形成された操作端Bに取り付けて、電線バインド具100を操作することになる。
110…可動部材、112…直線状部、114…電線当接部、116…第2直線状部、118…ラックギア、119…直線状部突部、120…(直線状部112の)一方端、122…第2ラックギア、124…(直線状部112の)他方端、126…凹凸部
150…ベース部材、152…ベース部材本体、154…可動部材挿入孔、156…凹所、158…可動部材挿入第2孔、160…電線用凹所、162…(凹所156の)開口端、164…(凹所156の)開口、166…突片、168…(ベース部材150における)段部、170…突部
200…被回転部材、202…ピニオンギア、204…操作端取付部、206…溝部、208…(被回転部材200における)段部
A…操作棒、B…操作端
L…電線
Claims (6)
- 表面にラックギアが形成された直線状部、および、前記直線状部の一方端から鉤状に延びる電線当接部を有する可動部材と、
前記可動部材における前記直線状部の他方端が挿入される可動部材挿入孔、および、前記可動部材挿入孔に連接する凹所を有するベース部材と、
前記ベース部材における前記凹所に嵌合するとともに、周面に前記ラックギアに噛み合わされるピニオンギアが形成されており、前記ベース部材に向かう面とは反対側に操作棒が取り付けられる被回転部材とを備えている
電線バインド具。 - 前記ベース部材における前記可動部材の前記電線当接部に向かう面、および、前記可動部材の前記電線当接部における前記ベース部材に向かう面の少なくとも一方に電線が嵌まる電線用凹所が設けられている
請求項1に記載の電線バインド具。 - 前記可動部材は、前記直線状部に対して平行に延びており、前記電線当接部における前記直線状部に接続する端とは反対の端に接続されており、前記ラックギアに対向する位置に第2ラックギアが形成されている第2直線状部をさらに有している
請求項1または2に記載の電線バインド具。 - 前記ベース部材における前記凹所の開口端には、開口の中心側に向かって突設する突片が設けられており、
前記被回転部材の前記周面には、前記被回転部材の厚さ方向に延びるとともに、前記突片の先端部が嵌まる溝部が形成されている
請求項1から3のいずれか1項に記載の電線バインド具。 - 前記ベース部材における前記凹所の底面、および、前記被回転部材における前記ベース部材に向かう面の少なくとも一方には、前記被回転部材が前記ベース部材に対して緩むのを防止する段部が形成されている
請求項1から4のいずれか1項に記載の電線バインド具。 - 前記可動部材の前記直線状部には、さらに凹凸部が形成されており、
前記ベース部材の前記可動部材挿入孔の内壁から、前記可動部材挿入孔の中央に向けて突出し、前記凹凸部に嵌まる突部が形成されている
請求項1から4のいずれか1項に記載の電線バインド具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020129157A JP7436026B2 (ja) | 2020-07-30 | 2020-07-30 | 電線バインド具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020129157A JP7436026B2 (ja) | 2020-07-30 | 2020-07-30 | 電線バインド具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022025948A JP2022025948A (ja) | 2022-02-10 |
JP7436026B2 true JP7436026B2 (ja) | 2024-02-21 |
Family
ID=80264844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020129157A Active JP7436026B2 (ja) | 2020-07-30 | 2020-07-30 | 電線バインド具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7436026B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7293515B2 (ja) | 2021-06-15 | 2023-06-19 | Jfeスチール株式会社 | 溶接構造体 |
-
2020
- 2020-07-30 JP JP2020129157A patent/JP7436026B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7293515B2 (ja) | 2021-06-15 | 2023-06-19 | Jfeスチール株式会社 | 溶接構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022025948A (ja) | 2022-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69116492T2 (de) | Drehbarer Verbinder | |
EP2000619A2 (en) | Slide door apparatus for vehicle | |
JP2019080385A (ja) | ワイヤハーネス用のプロテクタ、及び、ワイヤハーネスの製造方法 | |
JP6085138B2 (ja) | 電線保持構造 | |
JPH08185919A (ja) | リヤホルダ一体型コネクタ | |
JP7436026B2 (ja) | 電線バインド具 | |
JP2012028011A (ja) | カバー付コネクタ | |
TW202014347A (zh) | 捆束機 | |
JP5646974B2 (ja) | 電気コネクタ | |
CN110785530B (zh) | 用于钢筋捆扎机的线轴以及用于钢筋捆扎机的线轴的制造方法 | |
JPH06231812A (ja) | 組立式電気コンタクト及びそれを使用する電気コネク タ | |
JP5850336B2 (ja) | 電線ガイド体 | |
JP6669996B2 (ja) | コネクタ | |
DE10319038B4 (de) | Anschlussklemmenschutzkappe | |
JP6090141B2 (ja) | 固定部材付ワイヤーハーネス | |
JP2019128996A5 (ja) | ||
DE2908727C2 (de) | Bandspule | |
CN102137769B (zh) | 油箱盖开闭装置 | |
DE4300968C2 (de) | Schlauchvorrichtung | |
KR101902289B1 (ko) | 밴드케이블 구조 | |
JP2024048036A (ja) | ハーネス固定具 | |
JP7537974B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP7528560B2 (ja) | コネクタ部品及び配線部材 | |
JP2023079261A (ja) | プロテクタ、ワイヤハーネス、及び、ロック機構 | |
JP7495295B2 (ja) | コネクタ及びコネクタの組立方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7436026 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |